顔タイプ エレガントとクールの違い|目の横縦比と眉山、2つの数字で決める

「エレガント クール 違い」で調べに来た方が知りたいのは、たぶん2つの定義ではなく、自分がどちらなのかのほうだと思います。
なので、説明は後にします。先に測ってください。必要なのは定規と鏡だけで、かかるのは30秒です。
まず2つの数字を測る。それだけで大半は決まります
測るのは目と眉の2か所だけです。
| 番号 | 測るもの | 測り方 | 単位 |
|---|---|---|---|
| ① | 目の横縦比 | 片目の目頭から目尻までの横幅を、自然に開いたときの縦幅で割る | 倍 |
| ② | 眉山の高さ | 眉頭と眉尻を結んだ直線から、眉のいちばん高い点までの距離 | ミリ |
測り終えたら、下の表で自分の行を探してください。
| ① 目の横縦比 | ② 眉山の高さ | 判定 |
|---|---|---|
| 2.5倍以上 | 5mm未満 | クール |
| 2.4倍以下 | 5mm以上 | エレガント |
| 2.5倍以上 | 5mm以上 | 割れています。3つ目の数字へ |
| 2.4倍以下 | 5mm未満 | 割れています。3つ目の数字へ |
上の2行に入った方は、ここで判定が終わりです。後半の服・髪・メイクの分岐へ進んでください。
下の2行に入った方が、この記事の本題です。割れ方には4つの型があり、型ごとに解き方が違います。

その前に1つだけ。どちらも「大人顔」であることの確認
エレガントとクールを比べるとき、**大人っぽさを比べても答えは出ません。**どちらも大人顔だからです。
顔タイプは、大人か子供かという軸と、直線か曲線かという軸の2つで分けます。顔タイプ診断の基本にある分け方で言えば、大人側で直線が濃い枠がクール、大人側で直線と曲線が混ざる枠がエレガントです。縦の位置は同じで、横の位置だけが違うという関係になります。
念のため、大人側にいることを2つの数字で確かめておきます。ここが子供側だと、候補そのものが変わります。
| 確認するもの | 測り方 | 大人と読む値 | 子供と読む値 | 境目 |
|---|---|---|---|---|
| 顔の縦横比 | 生え際の中央からあご先までを、頬骨のいちばん広い幅で割る | 1.40倍以上 | 1.30倍未満 | 1.30〜1.39倍 |
| 眉と目のすきま | 眉の下ふちから目の上ふちまでをまっすぐミリで | 20mm以上 | 15mm未満 | 15〜19mm |
両方とも子供側に出た方は、直線が濃ければクールカジュアル、混ざっていればフレッシュのほうが近い可能性があります。詳しくは大人顔と子供顔の見分け方へ。この記事の判定は、大人側に立っていることが前提です。
数字①「目の横縦比」──切れ長かどうかを2.5倍で切る
直線か曲線かという軸で、いちばん効くのが目の形です。判定が割れたときに優先するのもここです。
| 値 | 読み方 | 現れ方 |
|---|---|---|
| 2.6倍以上 | 直線がはっきり | 目尻まで横に伸びて見える |
| 2.5倍 | 直線側の入口 | 切れ長と言われることがある |
| 2.2〜2.4倍 | 境目の帯 | 光の当たり方で見え方が変わる |
| 2.0〜2.1倍 | 曲線寄り | 縦の丸みが先に見える |
| 2.0倍未満 | 曲線 | 目そのものが丸く見える |
測るときのつまずきどころを先に書いておきます。
- 縦幅の測り方:力を入れて見開かず、まっすぐ前を見た自然な開き方で測ります
- 左右差:左右で0.2倍以上ちがうときは、2回測って近い値が出たほうを採用します
- 写真で測るとき:正面から目の高さで撮ります。上や下から撮ると縦幅が変わります
- 時間帯:起きた直後はまぶたの状態が普段と違うので、数時間たってから測ります
数字②「眉山の高さ」──アーチを5mmで切る
眉は、直線か曲線かをもう一方から確かめる数字です。眉頭と眉尻を結んだ線が基準線で、そこから眉のいちばん高い点までの距離を測ります。
| 値 | 読み方 | 補足 |
|---|---|---|
| 3mm未満 | 直線がはっきり | ほぼ水平に見える |
| 3〜4mm | 直線側 | わずかに山がある |
| 5〜7mm | 境目の帯 | 描き方で見え方が動く |
| 8〜10mm | 曲線寄り | 弧がはっきり見える |
| 11mm以上 | 曲線 | 山の位置が高い |
ここで最も多い間違いが、描いた眉のまま測ってしまうことです。眉は輪郭を足せる場所なので、日頃の描き方がそのまま数字に乗ります。落とした状態で、生えている毛の輪郭だけを測り直してください。数字が1〜3mm動くことは珍しくありません。
エレガントとクールの違いを、測れるものだけで並べる
印象の言葉ではなく、数字と手順で並べます。自分の列を縦に読んでください。
| 測る場所 | エレガント | クール | 境目の帯 |
|---|---|---|---|
| 目の横縦比 | 2.2〜2.4倍 | 2.5倍以上 | 2.4〜2.5倍のあいだ |
| 眉山の高さ | 5〜8mm | 5mm未満 | 5〜7mm |
| 目の横幅÷顔の横幅 | 5分の1以上 | 5分の1前後 | 18〜20%のあいだ |
| 輪郭のふくらみ | 4〜6mm | 3mm以下 | 4〜5mm |
| 上唇の山の高さ | 2〜3mm | 2mm未満 | 2mm前後 |
| 小鼻の幅 | 目頭のあいだと同じか広い | 目頭のあいだより狭い | ほぼ同じ |
| 顔の縦横比 | 1.40倍以上 | 1.40倍以上 | 共通なので分かれない |
| 眉と目のすきま | 20mm以上 | 20mm以上 | 共通なので分かれない |
| 直線の点(5問中) | 2〜3点 | 4〜5点 | 3点と4点のあいだ |
下の3行を見てください。大人側の数字は両者で同じです。ここを比べても分かれないという事実が、この2つを迷わせている原因です。
数字③「目の横幅÷顔の横幅」──パーツの大きさを5分の1で切る
①と②が割れた方は、ここから解きにいきます。3つ目に測るのは、顔の中で目がどのくらいの幅を占めているかです。
片目の目頭から目尻までの横幅を、頬骨のいちばん広い幅で割ります。
| 値 | 読み方 | 候補の動き |
|---|---|---|
| 21%以上 | パーツが大きめ | エレガント側へ寄る |
| 20%(5分の1) | エレガント側の入口 | エレガント側で運用する |
| 18〜19% | 境目の帯 | 次の数字へ進む |
| 17%以下 | 標準からやや小さめ | クール、またはソフトエレガント |
ここで注意が1つあります。この数字が5分の1に届かなかったとき、候補はクールだけではありません。**同じ大人側で直線と曲線が混ざる位置には、ソフトエレガントもいます。**エレガントとソフトエレガントを分けているのが、まさにこのパーツの大きさです。
- ①が2.5倍以上で③が17%以下:クールの可能性が高い
- ①が2.4倍以下で③が17%以下:ソフトエレガントを候補に加える
- ①が2.5倍以上で③が21%以上:後述する割れ方Aへ進む
- ①が2.4倍以下で③が21%以上:エレガントで確定してよい
ソフトエレガントとの関係はエレガントとソフトエレガントの違いに、ソフトエレガントがクール寄りに出る場合はソフトエレガントのクール寄りにまとめてあります。
数字④「輪郭のふくらみ」──耳の下からあご先までを定規で
4つ目は輪郭です。耳たぶの下の付け根と、あご先の中央。この2点に定規をまっすぐ当てます。そのうえで、実際の輪郭が定規からいちばん離れる幅をミリで読みます。
| 値 | 読み方 | 見え方 |
|---|---|---|
| 2mm以下 | 直線 | あごから頬へ角が出る |
| 3mm | 直線側 | ほぼ定規に沿う |
| 4〜5mm | 境目の帯 | 角と丸みが同居する |
| 6〜8mm | 曲線寄り | 頬の下に丸みが乗る |
| 9mm以上 | 曲線 | 弧を描いて見える |
この数字は編集部が運用している目安です。測る位置がずれると値が動くので、耳たぶの下の付け根を毎回同じ場所に取ってください。首を傾けると数値が変わるため、正面を向いた状態で測ります。
輪郭は、頬の厚みが変わると動く場所でもあります。数年で数ミリ動くことがあるので、ここだけを根拠に決めるのは避けて、①②③と合わせて読んでください。
直線チェック5問を点にする
ここまでの数字を、点に置き換えます。あてはまったら1点、迷ったら0点です。
| 問 | 内容 | 直線と数える条件 |
|---|---|---|
| 1 | 目の形 | 横幅が縦幅の2.5倍以上 |
| 2 | 眉のアーチ | 眉山の高さが5mm未満 |
| 3 | 輪郭 | 耳の下からあご先のふくらみが3mm以下 |
| 4 | 上唇 | 中央の山の高さが2mm未満 |
| 5 | 小鼻 | 幅が目頭と目頭のあいだより狭い |
点数の読み方はこうなります。
| 直線の点 | 判定 | 補足 |
|---|---|---|
| 5点 | クール | 迷いが出にくい位置 |
| 4点 | クール | 分かれ目のすぐ内側 |
| 3点 | エレガント | 分かれ目のすぐ外側。揺れやすい |
| 2点 | エレガント | パーツが大きければエレガント、小さければソフトエレガント |
| 0〜1点 | 別のタイプ | 大人側で曲線ならフェミニンが候補 |
分かれ目は3点と4点のあいだにあります。ここに落ちた方は、線のすぐ横に立っているということなので、測り直すたびに答えが入れ替わっても不思議ではありません。それを不正確さだと受け取らないでください。
どちらとも取れるとき。まず「割れ方」を4つに分ける
ここからがこの記事の中心です。**割れたという事実だけでは、次の一手が決まりません。**割れ方によって、やることが変わります。
| 型 | 何が起きているか | 最初にやること |
|---|---|---|
| A | 直線は濃いのにパーツが大きい | ③の数字を採用し、装いで解く |
| B | どちらの決め手も出ない | 候補にソフトエレガントを足す |
| C | 測るたびに数字が変わる | 測定条件を固定して測り直す |
| D | 写真と鏡で答えが入れ替わる | 光の条件をそろえて比べる |
自分がどの型かを決めてから、対応する節へ進んでください。複数に当てはまる方は、Cを先に済ませてからAかBへ進むと早く終わります。
割れ方A──直線は濃いのにパーツが大きい
①が2.5倍以上、③が21%以上。つまり切れ長で、かつ顔の中で目が大きく占めている状態です。数字の上ではクールの条件を満たしているのに、華やかさが先に出るため、周りからはエレガントと言われることが多くなります。
| 起きていること | なぜそう見えるか |
|---|---|
| 数字はクール側 | 直線の点が4点以上ある |
| 見え方はエレガント側 | パーツが大きいと華やかさが先に立つ |
| 診断結果が割れる | 見る人が数字を見るか全体の印象を見るかで変わる |
| 服の失敗が出る | 直線だけで組むと顔の華やかさが余る |
この型の解き方は、どちらかに決めることではありません。判定はクール、運用はエレガント寄りという二層で持つのが現実的です。
- 形はクール側:襟と肩のラインは直線を保ちます
- 量はエレガント側:装飾を足しません。顔の華やかさで足りています
- 色はクール側:濃度の高い色でまとめると顔の強さと釣り合います
- 素材はエレガント側:落ち感と艶のあるものを選ぶと硬さが出ません
この型でいちばん多い失敗が、直線に寄せすぎて全体が重くなることです。形を直線にしたぶん、素材でやわらかさを戻してください。
割れ方B──どちらの決め手も出ない
①が2.4倍以下、②が5mm以上、③が19%以下。直線の点が2点前後で止まり、パーツも大きくない状態です。
この型で確かめてほしいのは、そもそも比べる2つが正しいかという点です。直線の点が2点なら、エレガントとクールの比較ではなく、エレガントとソフトエレガントの比較のほうが実態に近いことがあります。
| 直線の点 | パーツの大きさ | 最も近いタイプ |
|---|---|---|
| 2〜3点 | 20%以上 | エレガント |
| 2〜3点 | 19%以下 | ソフトエレガント |
| 4点以上 | 20%以上 | クール(割れ方Aへ) |
| 4点以上 | 19%以下 | クール |
| 0〜1点 | 20%以上 | フェミニン |
比較の相手を取り替えると、あっさり決まることがあります。迷いが長い方ほど、比べる相手を間違えていることが多いと編集部は考えています。8タイプ全体の位置関係は顔タイプ8種の比較で確かめられます。
割れ方C──測るたびに数字が変わる
同じ顔を測っているのに値が動くときは、顔ではなく測り方が動いています。条件を固定してください。
| 条件 | そろえ方 | ずれると動く数字 |
|---|---|---|
| カメラの高さ | 目の高さに合わせる | 目の縦幅、顔の縦横比 |
| 顔の向き | 正面。あごを引かない | 輪郭のふくらみ |
| 光の向き | 正面か斜め前から | 眉山、輪郭の角 |
| 眉の状態 | 落とした状態で測る | 眉山の高さ |
| 時間帯 | 起床から3時間以上あと | 目の縦幅 |
| 髪 | 顔まわりを全部上げる | 顔の横幅、輪郭 |
| 表情 | 力を抜く。笑わない | 目の横縦比、上唇の山 |
条件をそろえて2回測り、差が1割以内に収まれば、その値を採用してください。**それでも動く方は、境目の帯に入っています。**その場合は無理に一方へ寄せず、次の節の運用へ進んでください。
割れ方D──写真と鏡で答えが入れ替わる
鏡ではクールに見えるのに写真ではエレガントに見える、あるいはその逆。これは立体の見え方が写り方で変わるために起きます。
| 見る方法 | 強く出るもの | 弱く出るもの |
|---|---|---|
| 鏡 | 目や眉の形そのもの | 顔全体の輪郭 |
| 正面からの写真 | 顔の輪郭、パーツの配置 | 立体感 |
| 斜めからの写真 | 鼻とあごの立体 | 目の横幅 |
| 動画 | 表情の動き | 静止した形 |
| 真上からの光 | 頬の丸み、目の下の影 | 眉山の高さ |
| 斜め前からの光 | 輪郭の角 | 目の縦幅 |
判定に使うのは、正面からの写真を、斜め前からの光で撮ったものにそろえてください。鏡は左右が反転しているうえ、見ている本人の目の高さが毎回変わるので、比較には向きません。
割れたままでよい場合と、決めたほうがよい場合
ここは誤解が多いところです。割れたままで困る場面は、思っているほど多くありません。
| 場面 | 決める必要 | 理由 |
|---|---|---|
| 襟の形を選ぶ | 必要 | 顔にいちばん近く、直線か曲線かがそのまま出る |
| 肩のラインを選ぶ | 必要 | 顔の輪郭の延長として見える |
| 髪の輪郭を決める | 必要 | 顔の外周を作り変えてしまう |
| 眉の描き方 | 必要 | 判定の数字そのものを動かす |
| スカートの丈 | 不要 | 体型と身長で決まる |
| 靴の形 | ほぼ不要 | 顔から遠く、全身への効きが小さい |
| 鞄の大きさ | 不要 | 荷物の量で決めてよい |
| 色の好み | 不要 | 濃度をそろえれば両方成立する |
| 柄の選び方 | ほぼ不要 | 大きさだけ合わせれば足りる |
つまり、決めなければならないのは顔から30cm以内の4か所だけです。それ以外は、どちらの判定でも同じ答えになります。判定に何ヶ月も費やすより、この4か所だけ決めてしまうほうが早く前に進みます。
周りの言葉と数字が食い違うとき
「クールって言われる」「上品と言われる」。こうした言葉は判定の材料になりそうに見えて、実はかなり不安定です。人が口にする印象は、顔だけでなくその日の服と髪と場面から出てきます。
| 言われがちな言葉 | 何を見て出た言葉か | 判定に使えるか |
|---|---|---|
| 落ち着いて見える | 大人か子供かの軸 | 両者で共通なので使えない |
| はっきりした顔立ち | パーツの大きさと立体感 | エレガント寄りの材料になる |
| 涼やかに見える | 目の横幅と眉の水平さ | クール寄りの材料になる |
| 近寄りがたいと思っていた | その日の色の濃さと表情 | 顔ではなく装いの情報 |
| 華やかに見える | パーツの大きさ | エレガント寄りの材料になる |
| 何を着ても似合う | 全身のまとまり | 顔の情報はほとんど含まない |
| 姉妹で似ていない | 骨格や体型の違い | 顔タイプの判定には使えない |
使えるのは、顔の部品そのものについて言われた言葉だけです。全体の雰囲気について言われた言葉は、その日の服の情報が混ざっているので、判定からは外してください。
もう一つ、身近な方に見てもらうときの注意があります。長く知っている相手ほど、目の前の顔ではなく記憶の中の顔で答えます。測ってもらうときは、正面から撮った1枚の写真だけを渡すほうが精度が上がります。顔を直接見せると、その日の表情と髪型が答えに乗ってしまいます。
中間と決まった方の運用ルール──軸を1つ、振り幅を2割
境目に立っている方の運用は、次の3手順です。
| 手順 | やること | 具体的に |
|---|---|---|
| 1 | 軸を1つ決める | 数字が半歩でも多いほうを軸にする |
| 2 | 直線を2割入れる | 襟か肩か髪の輪郭のどれか1か所 |
| 3 | 場面で位置を動かす | 改まる日は直線の位置を顔に近づける |
**軸は、正しさで決めなくて構いません。**数字が3対2なら3のほうにしておく、という程度で足ります。大事なのは軸を毎日変えないことで、軸が動くと手持ちの服がまとまらなくなります。
2割の置き場所については、次のように動かします。
| 場面 | 直線を置く場所 | 効果 |
|---|---|---|
| 改まる日 | 襟または肩 | 顔に近いほど強く効く |
| 普段の日 | 髪の輪郭 | 服を選ばずに済む |
| くだけた日 | 靴か鞄 | 顔から遠く、効きが穏やか |
| 写真を撮る日 | 襟と髪の2か所 | 平面になっても輪郭が残る |
| 夜の場 | 肩と髪 | 照明が落ちても形が読める |
年代で動くところ、動かないところ
「昔はエレガントだったのに、今はクールと言われる」。この変化には、動く数字と動かない数字の両方が関わっています。
| 測る場所 | 年代で動くか | 動く向き |
|---|---|---|
| 目の横縦比 | ほぼ動かない | 上まぶたの状態で縦幅がわずかに減る |
| 眉山の高さ | 描き方で動く | 顔そのものは動かない |
| 目の横幅÷顔の横幅 | ほぼ動かない | 顔の横幅が変われば連動する |
| 輪郭のふくらみ | 動く | 頬の厚みが減ると直線側へ |
| 顔の縦横比 | 動く | 縦が長く見える方向へ |
| 眉と目のすきま | 動く | 広がる方向へ |
| 上唇の山 | ゆるやかに動く | 平らになる方向へ |
表を見ると分かるとおり、動くのは大人か子供かの軸に関わる数字と、輪郭です。エレガントとクールはどちらも大人側なので、大人側の数字が動いても両者の関係は変わりません。
一方で、輪郭のふくらみと上唇の山は直線の点に直接入ります。この2つが直線側へ動くと、直線の点が3点から4点へ上がることがあります。判定が動くとしたら、この経路が最も多いと考えてよいです。
| 起きること | 何が原因か | どうするか |
|---|---|---|
| 直線の点が1点増えた | 輪郭か上唇が直線側へ動いた | 判定を更新してよい |
| 目の印象が変わった | まぶたの状態が変わった | ①は測り直しても大きく動かない |
| 服が急に重く見え出した | 判定ではなく色の濃度の問題 | 顔まわりの明るさを足す |
| 昔の服が似合わなくなった | 髪の長さと量感の変化が先 | 髪の輪郭から見直す |
測り直しの目安は5年に一度で足ります。**毎年測り直すと、測定誤差のほうを変化だと読み違えます。**年代ごとの装いの考え方は中間タイプの見分け方にもまとめてあります。
まぎらわしい隣①──ソフトエレガント
エレガントと同じ枠にいて、**直線の濃さでは分かれません。**分かれるのはパーツの大きさだけです。
| 比べる場所 | エレガント | ソフトエレガント |
|---|---|---|
| 目の横幅÷顔の横幅 | 5分の1以上 | 5分の1未満 |
| 直線の点 | 2〜3点 | 2〜3点で同じ |
| 立体感 | 出やすい | 平面的に見えやすい |
| 印象の残り方 | 目が先に残る | 全体の均一さが残る |
| 服の量 | 少なくてまとまる | 少ないと物足りなく見える |
クールと迷ってエレガントに落ち着いた方のうち、③が19%以下だった方は、ここをもう一度確かめてください。詳しくはソフトエレガントの特徴へ。
まぎらわしい隣②──クールカジュアル
クールと同じく直線が濃く、分かれるのは大人か子供かの軸です。
| 比べる場所 | クール | クールカジュアル |
|---|---|---|
| 顔の縦横比 | 1.40倍以上 | 1.30倍未満 |
| 眉と目のすきま | 20mm以上 | 15mm未満 |
| 直線の点 | 4〜5点 | 4〜5点で同じ |
| 頬の丸み | 乗っていない | 高い位置に乗る |
| 服の重さ | 重い素材が成立する | 重いと服が勝つ |
直線の点が同じでも、大人側の数字が2つとも子供側に出る方はクールカジュアルのほうが近い可能性があります。
決まったあとの分かれ道①──服の形と丈
ここからは判定が決まった方向けです。効くのは顔に近い順なので、上から読んでください。
| 部位 | エレガント | クール |
|---|---|---|
| 襟の形 | ゆるいVかスキッパー | 深いVかスタンドカラー |
| 襟の開き | 鎖骨が見える程度 | 縦に長く開ける |
| 肩 | 自然な落ち肩 | 構造のある直線的な肩 |
| 袖 | 落ち感のある長袖 | 直線的な筒袖 |
| 上半身の量 | 布の量は控えめ | 布の量を足しても成立する |
| ウエスト | 位置を示す | 示さなくてよい |
| スカート丈 | ふくらはぎの中央 | ふくらはぎの中央から下 |
| パンツ | センタープレスのストレート | 幅があっても直線なら成立 |
| 全体の線 | ゆるやかな縦長 | はっきりした縦長 |
**エレガントは布の量を増やすと顔の華やかさと競合します。**逆にクールは布の量が増えても輪郭が負けにくいので、大きめのシルエットが成立しやすくなります。
決まったあとの分かれ道②──色と素材
| 項目 | エレガント | クール |
|---|---|---|
| 色の濃度 | 中程度から濃いめ | 濃いめ、または無彩色 |
| 明るい色 | 顔まわりに置いてよい | 一点に絞る |
| 色数 | 2〜3色 | 1〜2色 |
| 光沢 | 落ち着いた艶 | 硬質な艶、またはマット |
| 素材の厚み | 中厚で落ちるもの | 厚みとハリのあるもの |
| 柄の大きさ | 中くらい | 大きいか、無地 |
| 柄の形 | 曲線を含む柄 | 直線と幾何の柄 |
| 金属の色 | どちらも成立する | 冷たい色みが収まる |
| 手触り | なめらか | しっかり、または詰まった質感 |
色は好みで選んで構いませんが、**濃度だけはそろえてください。**濃度がばらつくと、判定にかかわらず全身がまとまりません。
決まったあとの分かれ道③──髪型
髪は顔の外周を作り変えるので、服より効きます。
| 項目 | エレガント | クール |
|---|---|---|
| 顔まわりの輪郭 | ゆるやかな縦の線 | まっすぐな縦の線 |
| 毛先 | 内にわずかに入る | 直線的に落とす |
| 分け目 | 中央寄り、またはやや横 | はっきりした横分けか中央 |
| 前髪 | 目にかからない長さで流す | 作らないか、直線的に切る |
| 長さ | 鎖骨から胸の上 | あご下、または胸より下 |
| 量感 | 中間。軽くしすぎない | 重さを残す |
| 束感 | ゆるく散らす | まとまりを作る |
| まとめ髪 | 後れ毛を少し残す | 面をきれいに整える |
判定が割れている方は、ここで2割の直線を作るのがいちばん簡単です。顔まわりの一束だけをまっすぐ落とすだけで、服を変えずに直線が入ります。全体の考え方は顔タイプ別の髪型にまとめてあります。
決まったあとの分かれ道④──メイク
| 部位 | エレガント | クール |
|---|---|---|
| 眉の形 | ゆるやかな角度をつける | ほぼ水平に整える |
| 眉山の位置 | 目尻寄りに置く | 高さを出さない |
| 眉の濃さ | 中間。ぼかす | 輪郭を残す |
| アイライン | 目の形に沿わせる | 目尻を横に伸ばす |
| まぶたの色 | 濃淡でつなぐ | 面で置く |
| 頬 | 位置を高くしすぎない | 幅を狭く、横に入れる |
| 唇の輪郭 | 山をゆるく残す | 山を平らに取る |
| 唇の質感 | 艶を残す | 艶を抑えるか、はっきり光らせる |
| 肌 | 光を残す | 均一に整える |
眉だけは、判定そのものを動かす場所なので慎重に扱ってください。眉山を8mm以上にすると、①が2.5倍以上でもエレガント寄りに見えます。逆に水平に整えると、①が2.3倍でもクール寄りに見えます。つまり眉は、判定を後から選び直せる唯一の場所です。
具体的な手順はクールのメイクとエレガントのメイクにそれぞれまとめてあります。
判定を服に落とすときの、よくある3つのつまずき
最後に、判定が出たあとで起きやすい行き違いを3つ挙げておきます。どれも判定そのものは合っているのに、落とし方でつまずいているものです。
| つまずき | 何が起きているか | 直し方 |
|---|---|---|
| 全身を一方に寄せてしまう | 直線を10割入れている | 顔まわり以外は好みで選ぶ |
| 印象の言葉を服に直訳する | 知的、上品という語から入っている | 襟と肩の形から入り直す |
| 苦手とされた品目を全部外す | 品目単位で判断している | 形と大きさだけを見る |
1つめが最も多いつまずきです。クールと出たから全身を直線と無彩色で固める、という組み方は、**顔の直線と服の直線が同じ方向に重なって強く出ます。**顔に近い1か所だけ直線にして、残りは好みで選ぶほうが釣り合います。
2つめは、判定を言葉で受け取ってしまう場合です。知的、上品といった語は、そのままでは服に変換できません。変換できるのは形と大きさと濃度の3つだけなので、言葉ではなくこの3つに置き換えてから買い物へ行ってください。
3つめは、苦手と言われた品目をまるごと避けてしまう場合です。同じ名前の品目でも、形が違えば結果は変わります。
| 品目 | エレガントで成立する条件 | クールで成立する条件 |
|---|---|---|
| フリルのあるブラウス | 顔から遠い位置に少量 | 直線的に畳まれた形なら可 |
| 丸い襟のニット | 開きが広く鎖骨が見えるもの | 上に構造のある羽織りを重ねる |
| 花柄 | 輪郭のぼやけた中くらいの柄 | 輪郭のはっきりした大きい柄 |
| 大きめのシルエット | 肩の位置が合っているもの | 直線で落ちる形なら得意 |
| 明るい色 | 顔まわりに置いてよい | 一点に絞れば成立する |
| ニットの帽子 | 浅く、輪郭が丸すぎないもの | 直線的に立ち上がる形 |
避けるべきなのは品目ではなく、形と大きさの組み合わせです。ここを分けて考えられるようになると、手持ちの服の使える割合がはっきり増えます。
迷ったときの手順を1枚にまとめる
最後に、この記事の流れを1枚に畳みます。
| 順番 | やること | 分岐 |
|---|---|---|
| 1 | 顔の縦横比と眉と目のすきまを測る | 子供側なら別のタイプへ |
| 2 | 目の横縦比を測る | 2.5倍以上なら直線側 |
| 3 | 眉山の高さを測る | 5mm未満なら直線側 |
| 4 | 2と3がそろえば判定完了 | 割れたら5へ |
| 5 | 目の横幅÷顔の横幅を測る | 20%以上ならエレガント側 |
| 6 | 輪郭のふくらみを測る | 3mm以下なら直線側 |
| 7 | 直線の点を数える | 4点以上でクール、3点以下でエレガント |
| 8 | 割れ方A〜Dのどれかを特定する | 型ごとの節へ戻る |
| 9 | 軸を1つ決める | 数字が半歩でも多いほうへ |
| 10 | 直線を2割入れる | 襟・肩・髪のどれか1か所 |
**9と10まで来れば、判定が完全に決まっていなくても服は選べます。**判定は目的ではなく、選ぶ手間を減らすための道具です。決めきれないまま止まっているより、軸を仮に置いて動かしながら直すほうが早く落ち着きます。
関連記事
次に読むなら
— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. エレガントとクールは、そもそも何が違うのですか?
- どちらも大人顔で、そこは共通です。違うのは直線の濃さだけです。顔タイプは大人か子供かという軸と、直線か曲線かという軸の2つで分けます。エレガントは大人で直線と曲線が混ざった位置、クールは大人で直線がはっきり出る位置にあります。だから見分けるときに大人っぽさを比べても答えは出ません。比べるのは目の形と眉の形です。
- Q. 目の横縦比はどうやって測ればよいですか?
- 片目の目頭から目尻までの横幅を測り、それを自然に開いたときの縦幅で割ります。定規を顔に当ててミリで読むか、正面から撮った写真の上で測っても構いません。2.5倍以上なら直線側、2.2倍未満なら曲線側、2.2倍から2.4倍は境目です。左右で差が出たときは、大きいほうではなく2回測って近い値が出たほうを採用してください。
- Q. 目は切れ長なのに、眉は丸みがあります。どちらですか?
- これは最も多い割れ方です。この場合は目を優先します。顔タイプの判定では、直線か曲線かの軸で最も効くのが目の形だからです。ただし眉は描き方で形が変わるので、まず眉を落とした状態で、生えている毛だけを見て測り直してください。それでも丸みが残るなら、クール寄りのエレガントとして運用するのが現実的です。
- Q. 診断を受けるたびに結果が変わります。どうすればよいですか?
- 撮影や照明の条件で数字が動いているだけのことが多いです。正面から目の高さの位置で、真上からの光を避けて測り直してください。それでも回ごとに変わるなら、境目の帯に入っている可能性が高く、無理に一方へ寄せる必要はありません。この記事の後半にある、割れたまま運用する手順のほうが役に立ちます。
- Q. エレガントとソフトエレガントの違いは何ですか?
- どちらも大人で直線と曲線が混ざった位置にあり、直線の濃さでは分かれません。分かれ目はパーツの大きさです。片目の横幅が顔の横幅の5分の1以上あればエレガント、それより小さければソフトエレガントとして扱います。エレガントとクールで迷ったうえに数字が小さかった場合は、ソフトエレガントも候補に入れて確かめてください。
- Q. クールと決まったら、やわらかい服は着られませんか?
- そんなことはありません。判定が効くのは顔に近い部分、つまり襟の形と肩のラインです。ここに直線を1本通しておけば、その下は自由に選べます。丸い襟のやわらかい服を着たい日は、肩に構造のある羽織りを重ねるか、髪の輪郭を直線に整えるだけで釣り合いが取れます。全身を一方に寄せる必要はありません。
- Q. 年齢とともに判定が変わることはありますか?
- 直線か曲線かという軸は大きくは動きません。動きやすいのは大人か子供かという軸のほうで、30代以降に大人側へ移ることがあります。エレガントとクールはどちらも大人側なので、この移動では両者の関係は変わりません。ただし頬の厚みが変わると輪郭の角の出方が変わるため、5年ほどの間隔で測り直しておくと安心です。
- Q. 数字が全部境目に入ってしまいました。何を着ればよいですか?
- 直線を全体の2割だけ入れる、という運用にしてください。具体的には襟か肩か靴のどれか1か所を直線的なものにして、残りは好みで選びます。全部を直線にすると硬く見え、全部を曲線にすると輪郭がぼやけます。境目の方は、この2割の位置を動かすことで同じ服のまま印象を上下できるので、むしろ幅が広いと考えて構いません。
— メグラシ編集部





