エレガントとは|顔タイプは縦横比1.45倍が境目

エレガントは、顔タイプ診断における分類名です。境目は 縦横比1.45倍——生え際からあご先までの長さが、頬骨のいちばん広いところの幅の1.45倍以上あるかどうかが、最初の分岐点になります。ここに目の横幅・眉と目のすきま・目の高さを含む 4つの数字のうち3つ が当てはまれば、エレガントと判定して構いません。
もともとはフランス語の élégant(上品で優雅なさま)に由来する言葉です。装いの文脈では華やかさではなく、線の少なさと余白の取り方を指します。顔タイプ診断ではこれが8タイプのうちの分類名になっていて、「エレガントな人/そうでない人」という優劣の話ではありません。
この記事ではまず、鏡と定規で3分、4つの数字を測って判定する手順を示します。そのあと似合う色・素材・髪型・メイク・アクセサリーまで進みます。

「エレガント」とはどういう意味か|言葉として、分類名として
語源はラテン語の eligere(選び分ける)で、たくさんの中から選び抜かれて無駄がないという感覚が元にあります。
装いの話で使うときは、次のような意味で使われます。
| 使われ方 | 指しているもの |
|---|---|
| 「エレガントな装い」 | 華やかさではなく、線の少なさと余白の取り方が整っていること |
| 「エレガントな所作」 | 動きに角がなく、速度が一定であること |
| 顔タイプ診断の「エレガント」 | 8タイプのうちの分類名。大人顔で、直線寄りの静かな顔立ちを指す |
混ざりやすいのは3番目です。顔タイプ診断のエレガントは、褒め言葉ではなく分類の名前で、「エレガントな人/そうでない人」という区別ではありません。だから印象で決めるのではなく、顔の上で測れる数字で見分けます。以下はその測り方です。
鏡と定規で3分、エレガントかどうかを決める4つの数字
顔タイプを分けているのは印象を表す言葉ではなく、顔の上で実際に測れる4つの数 です。説明を読む前に、まずこの4つを出してください。数字さえ出れば、判定は下の表を1回見るだけで終わります。
用意するもの
- 鏡、または 正面・無表情・前髪を上げた状態・自然光 の4条件で撮った写真1枚
- 定規かメジャー(写真なら画面上のミリでかまいません)。人差し指の第一関節までの幅はおよそ15mmなので、手元に無ければこれを物差しに使えます
- 鏡からの距離は 30cm。鼻筋の脇にできる影が読める距離です
- メイクと加工は控えめに。輪郭の角とパーツの実寸が読めなくなります
① 顔の縦横比 ── 生え際の中央からあご先までの長さを、頬骨のいちばん広いところの幅で割ります。(縦 ÷ 横 = ______ 倍)
② パーツの大きさ ── 片目の目頭から目尻までの横幅を、①で測った頬骨幅で割ります。顔の幅に対して目がどれだけの割合を占めるかです。(目の横幅 ÷ 頬骨幅 = ______ %)
③ 眉と目のすきま ── 眉の下ふちから目の上ふちまでを、まっすぐミリで測ります。(______ mm)
④ 目の高さ ── 生え際からあご先までのちょうど真ん中に横線を引き、その線から瞳の中心までをミリで測ります。線より下ならプラス、上ならマイナスで書きます。(______ mm)
4つの数字は、どこで判定が割れるか
| 測ったもの | エレガントと読む値 | 反対側に出る値 | 判定が割れる帯(中間) |
|---|---|---|---|
| ① 顔の縦横比 | 1.45倍以上 | 1.39倍以下 → フェミニン | 1.40〜1.44倍 |
| ② 目の横幅 ÷ 頬骨幅 | 20%以上(顔幅の5分の1以上) | 17%未満 → ソフトエレガント | 17〜19% |
| ③ 眉と目のすきま | 20mm以上 | 15mm未満 → フェミニン | 15〜19mm |
| ④ 目の高さ | 中央線より3mm以上 下 | 中央線より3mm以上 上 → 子供顔側 | 中央線から上下3mm以内 |
読み方 ── 左端の列に3つ以上入ったら、エレガントとして色と素材を決めて構いません。2つなら傾向あり。1つ以下なら、右の列に出たタイプのほうを先に見てください。割れる帯に2つ以上入った場合は「中間」 で、次の項がその人向けです。
②が効く理由は、エレガントとソフトエレガントを分けているのが顔立ちの方向ではなく パーツの面積 だからです。ここが17%を下回ると、同じ輪郭でも顔の中心に華やぎが集まらなくなります。
中間だったときに、何をどう決めるか
割れた帯にいるのは、測り方を間違えたということではありません。顔の比は連続していて、境目に乗る人のほうがむしろ多いためです。大事なのは、どの行が割れたかで寄せる相手が決まる ことです。
| 割れた行 | 中間の相手 | 顔まわり(襟・アクセサリー)で固定するもの | 顔から遠い場所(ボトムス・靴・バッグ)で足すもの |
|---|---|---|---|
| ①だけ割れた | フェミニン | 縦に落ちる開き、艶のある一粒のネックレス | 丸みのあるバッグ、曲線のシルエットを入れてよい |
| ②だけ割れた | ソフトエレガント | 華やぎは顔の近くに1点だけ集める | 色数を2色までに減らす |
| ③だけ割れた | フェミニン | 開きの深さを1段浅くして首元を詰める | 落ち感のある生地で縦を残す |
| ④だけ割れた | 子供顔側(フレッシュ・キュート) | 襟の線を直線でそろえ、大ぶりの飾りは外す | 明るい色を1つ足してよい、丸みのある靴も可 |
| 2行以上割れた | 3タイプの真ん中 | 首元だけ直線と艶でそろえる | 迷っている側の要素を自由に入れてよい |
顔から30cm以内(襟・イヤリング・生え際まわり)だけをエレガント側でそろえておけば、そこから下は割れた相手側で組んでも印象は崩れません。顔の印象を決めているのは顔まわりだから です。
数字が日によって動くときは、むくみと撮影角度が原因です。同じ時間帯に2日測って、近いほうの値を採用 してください。①と④は1〜2mmの差で読みが変わるので、ここだけは2回測る価値があります。中間の運用そのものは中間タイプ(in-between)の考え方にもまとめています。ここまでで決まりきらなかった方は、次の7項目に進むと、数字に出ない立体感や言われる言葉まで含めて確認できます。
この記事の役割 — この記事は顔タイプエレガントの 診断側の深掘り です。冒頭で「自分がエレガントかどうかを測って決める4つの数字」と隣接タイプとの分岐を扱い、そのあと似合う色と素材、髪型・メイク・アクセサリー、骨格やパーソナルカラーとの掛け合わせへ進みます。顔立ちの「あるある」と、似合う服(首元・袖・柄・素材)の組み立ては顔タイプエレガントとは|顔立ちの特徴・あるあると、似合う服の決め方 にまとめています。なお、当サイトでは特定の個人を挙げてタイプ分けはしていません(理由)。また、「垢抜けない」と感じるときに何が起きているかの切り分け(よそゆきの記号の外し方)は顔タイプエレガントが垢抜けない理由 が担当します。 なお、この記事が扱う「エレガント」は 顔タイプ診断の分類名 で、一般語としての「上品・優雅」とは別の意味です。
自分が顔タイプエレガントかどうか、鏡の前で確かめる7項目
色と素材の話の前に、まず自分がそこに当てはまるかを確かめてください。顔タイプは8つに分かれますが、エレガントかどうかを決めているのは、大人顔の縦の長さと、パーツの大きさ です。数えられるのは7項目、所要5分です。
準備するもの
- 鏡、または 正面・無表情・前髪を上げた状態・自然光 の4条件で撮った写真1枚
- 人差し指1本(第一関節までの幅がおよそ1.5cm。これを物差しに使います)
- 鏡からの距離は 30cm。鼻筋の脇にできる影が読める距離です
上から順に、あてはまるものを数えてください。
- 顔の縦横比——生え際からあご先までの長さは、頬骨のいちばん広いところの幅の 1.45倍以上 ありますか。指ではさんで、縦と横を比べれば十分です。
- 目の高さ——生え際からあご先までのちょうど真ん中に指を置きます。目はその指より 下 にありますか。
- パーツの大きさ——片目の横幅は、顔のいちばん広いところの 5分の1以上 ありますか。目の幅を顔の幅に5回並べられるかで判断できます。
- 眉と目の距離——眉の下ふちと目の上ふちのあいだに人差し指を横にして入れます。指1本(約1.5cm)より 広い ですか。
- 直線と曲線のミックス——あご先か頬に 角 が1か所以上あり、それでいて目か唇には丸みが残っていますか。どちらか一方だけではありません。
- 立体感——鏡から30cmで、鼻筋の脇と頬骨の下に 影 ができますか。平坦ではなく、彫りが読める状態かどうかを見ます。
- 言われる言葉——「かわいい」より「きれい」「華がある」「大人っぽい」と言われる回数のほうが多いですか。
あてはまった数から読む
| あてはまった数 | 何が言えるか | 次にすること |
|---|---|---|
| 6〜7 | エレガントで確定として扱って構いません | この記事の後半、似合う色と素材へ |
| 4〜5 | エレガントの傾向が強く出ています | 下の3つの分岐で、隣接タイプを消していく |
| 2〜3 | 隣接タイプとの中間にいます | 分岐のうち、当てはまらなかった項目に対応する1問を見る |
| 0〜1 | 別のタイプの可能性が高いです | 顔タイプ8種完全比較で全体から探す |
顔は連続的なもので、8つの区分にきれいに収まるほうがめずらしいものです。中間にいるのは判断を誤ったということではなく、どちらの方向にも寄せられる ということです。
8タイプの中で、エレガントはどこで分かれるのか
顔タイプ診断は「大人顔/子供顔」と「直線/曲線」の2軸で分かれます。エレガントは 大人顔×ミックス(パーツ大きめ) の位置です。つまり、隣り合うのは次の3つだけで、残りの4タイプとは軸が2つとも違うため、まず迷いません。
| 軸のずれ | 相手のタイプ | 何が違うのか |
|---|---|---|
| 同じ位置だがパーツの大きさが違う | ソフトエレガント | 顔に対する目と唇の存在感 |
| 直線の量が違う | フェミニン | あごの角と、目の横幅 |
| 曲線が残っているかどうか | クール | 目か唇に丸みが1つでもあるか |
つまり 上の7項目のうち、3・5の2つが最大の分岐点 です。ここが割れると、判定はまるごと動きます。
分岐1:ソフトエレガントとの分かれ目——パーツの存在感
鏡から 50cm 離れて、目を細めて自分の顔を見てください。輪郭がぼやけた状態で、何が残るかを見ます。
- 目と唇の存在感が残り、顔の中心に華やぎが集まって見える → エレガント
- 全体が均一にぼやけ、どのパーツも前に出てこない → ソフトエレガント
写真で確かめるなら、画面を縮小して親指の爪ほどの大きさにしてください。同じことが起きます。数値で見るなら7項目の3番で、片目の横幅が顔の横幅の5分の1以上ならエレガント側です。大ぶりのアクセサリーを着けて浮かないなら、そちらで運用して構いません。
分岐2:フェミニンとの分かれ目——あごの角と目の形
あご先から耳の下まで、指でなぞります。目も一緒に見てください。
- あごのラインのどこかに直線が混じり、目が横に長い → エレガント
- あご先から頬まで曲線が途切れずに続き、目に縦幅がある → フェミニン
言葉で言うと「品がある」と言われたいのがエレガント、「華やか」「やわらかい」と言われたいのがフェミニン、という違いです。2タイプの詳しい対比はエレガントとフェミニンの違いにまとめています。
分岐3:クールとの分かれ目——曲線が1つでも残っているか
目・唇・眉の3か所を順に見て、丸みがいくつ残っているかを数えます。
- 3か所のうち 1つ以上 に丸みが残っている → エレガント
- 3か所とも直線で、丸みが1つもない → クール
エレガントはミックスなので、完全な直線で組むと硬く見えます。テーラードジャケットを着て「きつい」と言われたことがあるなら、丸みがどこかに残っている証拠で、エレガント側です。
迷ったままでも、装いは決められます
3つの分岐がどれもはっきりしない方は、顔に近いところをエレガントで、顔から遠いところを隣接タイプで組む という運用が現実的です。襟元とアクセサリーだけ大きめ・面のあるもので選び、ボトムスと靴は迷っている相手側の要素を入れる。顔の印象を決めるのは顔まわりなので、上半身が合っていれば全体は成立します。中間の考え方は中間タイプの装い方にもまとめました。
なお、ここで扱っている「エレガント」は 顔タイプ診断の分類名 です。ほめ言葉としての一般語(上品・優雅・高級感)とは別のものとして読んでください。ここから先は、確かめた結果を色と素材に落とす話です。
この記事の要点
- 顔タイプエレガントは大人顔×直線と曲線のミックスが軸で、パーツの大きさと立体感による華やかさが最大の魅力になる
- 装いの軸は上品なシルエットと落ち着いた配色で、シルクやテーラードなど上質素材と調和する
- 苦手は派手すぎ・カジュアル・甘さで、これらを控えるだけで大人の気品が引き立つ
📋 顔タイプエレガントの早見表
顔タイプエレガントは大人顔×直線と曲線のミックス(パーツが大きめ)にあたります。ここで決まるのは色みそのものではなく、顔まわりに置く形・質感・強さの3つです。
服の全体像は骨格タイプが、色みはパーソナルカラーが担当します。顔タイプが受け持つのは、顔から半径30センチほどの範囲だと考えると、迷ったときの切り分けが早くなります。
同じタイプでも、顔の見え方は髪の長さと前髪で変わります。表の内容が当てはまらないと感じたときは、今の髪型のまま鏡で顔まわりを確かめてから読み直すと、ずれている場所が見つかりやすくなります。
| 決まること | エレガントでの方向 | 迷ったときの目安 |
|---|---|---|
| 顔まわりの形 | 面のある大きめの形。襟は深めのVかテーラード | 襟の面積が顔の大きさに届いているか |
| 素材の質感 | 上質で艶のある生地。安い光沢は避ける | 光が細かく散らず、面で返るか |
| 色の強さ | 落ち着いた深さ。淡すぎると顔立ちが勝つ | 顔の下に置いて色が負けていないか |
結論:顔タイプエレガントの魅力
顔タイプエレガントは「大人顔×直線と曲線のミックス。パーツが大きめで華やか」が最大の特徴。
- 印象:優雅で大人っぽい
- 似合うテイスト:上品エレガント・洗練・控えめな品・落ち着いた色
- イメージ:縦長の輪郭に、大きめで立体感のあるパーツ。黙っていても場が締まる優雅な大人の品
顔タイプエレガントの特徴(顔立ち)
大人顔×直線と曲線のミックス。パーツが大きめで立体感があるという顔立ちの特徴を持ちます。
輪郭
- 縦長の卵型、または面長
- 骨格のラインがはっきりしていて、輪郭に存在感がある
- 顔の縦幅が長めで、大人顔の代表格
パーツの特徴
- 目:大きめで、目元に華がある
- 鼻:鼻筋がはっきり通り、立体感がある
- 口:厚みがあり、形がはっきりしている
- パーツが全体的に大きく、立体的なのが特徴
全体の印象
パーツの華やかさと縦長の輪郭が合わさって、黙っていても場が締まる品が生まれます。 8タイプで最も「上質さ」がそのまま似合いに直結するタイプです。
似合うテイスト:上品エレガント・洗練・控えめな品・落ち着いた色
顔タイプエレガントの方に似合うテイストの方向性。
キーワード
- 上品エレガント・洗練・控えめな品・落ち着いた色
このテイストが似合う理由
エレガントの顔立ちと、テイストの方向性が調和すると、装い全体に「違和感のない美しさ」が生まれます。装いと顔の印象が一致することで、第一印象が一段アップします。
避けるべきテイスト
派手過ぎ・カジュアル過ぎ・甘すぎは、顔の印象と装いの方向性が真逆になり、装い全体に違和感が出ます。
エレガントに似合うアイテム
基本アイテム:
- シルクワンピース
- テーラードジャケット
- パンプス
- 上品アクセ
これらを軸に、シーン・気分で1点アレンジを加えると、エレガントの魅力が日々変化して見えます。
エレガントに似合う色
エレガントに似合う色の方向性は、テイストとPCの両方で決まります。
エレガントが似合う色の傾向
- 落ち着いた深い色、ジュエルトーン
- ネイビー、ワインレッド、エメラルド、チャコール
- × 子供っぽい原色、淡いパステル(顔の華やかさに対して軽い)
PC別の組み合わせ
- イエベ春:明るく華やかな色
- ブルベ夏:柔らかく上品な色
- イエベ秋:深く温かい色
- ブルベ冬:シャープで鮮やかな色
PCと顔タイプを組み合わせると、似合う色の精度が一段上がります。
エレガントに似合う素材
似合う素材の方向性
上質さがそのまま顔に出るタイプ。素材のグレードが最も効きます。
- ◎ シルク、サテン、上質ウール、カシミヤ
- ◎ とろみのあるドレープ素材
- × スウェット、フリース、安価なポリエステル(顔の格と合わない)
骨格別の組み合わせ
- ストレート:ハリのある素材
- ウェーブ:柔らかい素材
- ナチュラル:ラフな素材
素材選びは骨格の影響も大きい要素。骨格と組み合わせて選ぶのが理想です。
エレガントに似合う髪型
似合うヘアスタイル
- 上品なロング、大きめのゆるい巻き、まとめ髪
- 毛先に重さを残したシルエット
- × ベリーショート(顔の華に対して物足りなくなる)、強い直線ボブ
髪色
深みのある中間トーン。明度よりも艶が重要です。 パサついた髪色は、顔立ちの上質さと最も相性が悪くなります。
エレガントに似合うメイク
リップ
- ◎ ローズ、ボルドー、深みのあるピンク。ツヤあり
- ◎ しっかり発色させても顔が負けない
- × 薄すぎるヌーディカラー
チーク
- ◎ 頬骨に沿って斜めに、陰影をつけるように
- × 丸く高い位置に入れる(幼く見える)
アイ
- ◎ 陰影を作るグラデーション。ブラウン〜ボルドー系
- ◎ アイラインは目尻を長めに
- × 平坦な単色シャドウ
エレガントに似合うアクセサリー
形
- ◎ 大ぶり・上質。大粒パール、存在感のあるドロップ
- × 小さすぎるもの(顔のパーツに負けて見えなくなる)
素材
- ◎ ゴールド、大粒パール、色石(ルビー、エメラルド)
- ◎ 艶のある金属
- × プラスチック感のある素材、カジュアルな革紐 金属はPCに合わせます(イエベはゴールド、ブルベはシルバー・プラチナ)。
NG装い
顔タイプエレガントの方が避けたい装い:
- 派手過ぎ・カジュアル過ぎ・甘すぎ
これらは顔の印象と装いの方向性が真逆になり、装い全体に違和感が出ます。
エレガント × 3軸統合
PC・骨格・顔タイプの3軸が揃うと、似合う精度が一段上がります。
- PC:色の選び方
- 骨格:素材・シルエットの選び方
- 顔タイプ:形・装飾のテイストの選び方
3軸を組み合わせた装いが、エレガントの魅力を最大化します。
顔タイプエレガントの髪型|長さ別の選び方
髪は顔のいちばん近くにある面です。エレガントの場合、顔の縦の長さと、パーツの存在感に対して髪の量と切り口をどう合わせるかで、顔まわりの見え方が動きます。
長さそのものより、毛先の方向と重心の位置が効きます。同じボブでも、毛先が内に入るか外に流れるかで受ける印象は変わります。長さを決める前に、この2つを先に決めておくと美容室での相談がまとまりやすくなります。
髪型だけをさらに詳しく知りたい方は、エレガントの髪型ガイドにまとめています。
| 長さ | 向きやすい理由 | 避けたい要素 |
|---|---|---|
| ショート | 面を残した形なら扱えるが、顔の縦が強調されやすい | 襟足を刈り上げた軽すぎる形 |
| ボブ | 顎より長い前下がりが、縦横のバランスを取りやすい | 顎上の短いボブ、丸いマッシュ |
| ミディアム | 鎖骨あたりの長さが顔の縦と釣り合いやすい | 細かいレイヤーで散らした軽い動き |
| ロング | 艶を残した長さが顔立ちを受け止めやすい | 巻きを重ねすぎた細かい動き |
ショート
短くする場合は、髪に面を残すことが条件になります。刈り上げて軽さを出すと、顔の縦の長さだけが残って釣り合いが取りにくくなります。
美容室での伝え方:「面を残して、襟足は短くしすぎずに」
ボブ
顎より長い前下がりにすると、横の線が一本増えて縦横の釣り合いが取れます。顎上の短さは顔の縦を強く見せる方向に働きます。
美容室での伝え方:「顎より長めの前下がりで、毛先は面を残して」
ミディアム
鎖骨あたりが最も扱いやすい長さです。段を入れすぎると面が壊れるので、レイヤーは表面だけに留めると落ち着きます。
美容室での伝え方:「鎖骨の長さで、レイヤーは控えめに」
ロング
艶のある長さは顔立ちの存在感をそのまま受け止めます。細かい巻きを重ねると情報が散るので、毛先だけをゆるく動かす程度が扱いやすいです。
美容室での伝え方:「表面の艶を残して、毛先だけゆるく」
前髪の決め方
前髪は、顔の縦横比を最も手早く動かせる場所です。エレガントでは分け目を深く取ることが判断の軸になります。
迷ったときは、いきなり切らずに分け目の位置を変えて数日過ごすところから試すと、取り返しのつく範囲で確かめられます。前髪だけの比較は顔タイプ別の前髪の考え方にもまとめています。
前髪は伸びるまでの期間が読めるぶん、試す順番としては安全なほうです。切る前に同じ長さの毛束をピンで留めて一日過ごしてみると、写真を見比べるより確かな材料が手に入ります。
| 前髪の要素 | エレガントに向きやすい形 | 出やすい違和感 |
|---|---|---|
| あり/なし | なしで大きく分けるのが扱いやすい | 厚い前髪は顔の縦を切って横を強めやすい |
| 長さ | 頬骨より下まで長く残して流す | 眉上の短さはパーツの大きさとぶつかりやすい |
| 流し方 | 深いサイドパートで、根元から立ち上げる | 中央でぴったり分けると縦が強く出やすい |
| 量感 | やや厚めに残し、面で流す | 薄く透かすと顔まわりが心もとなくなりやすい |
顔タイプエレガントのメイク|4部位の方向
メイクは、顔立ちの方向をなぞるほど自然に見えます。エレガントでは横に広げ、面で見せることを意識すると、顔の印象と手を入れた場所が揃いやすくなります。
4部位すべてを同じ強さで足すと、顔の中で主役が決まらなくなります。強くするのは1か所に絞り、残りは方向を合わせるだけに留めると整いやすくなります。
部位ごとの手順はエレガントのメイクガイドで詳しく扱っています。
| 部位 | 方向性 | やりすぎのサイン |
|---|---|---|
| 眉 | 太さは中からやや太め、ゆるいアーチで長めに | 短く切ると顔の横幅が強調されやすい |
| 目元 | 横に広げるグラデーション、控えめな艶 | 縦に大きく見せる盛り方は顔立ちと合いにくい |
| チーク | 頬骨に沿って横長に薄く | 丸く高い位置は顔の縦横比とずれやすい |
| リップ | 落ち着いたローズ、ベリー、深い赤 | 淡すぎるヌードは顔立ちに対して弱く出やすい |
似合う色の方向|パーソナルカラーとの違い
似合う色を考えるとき、パーソナルカラーと顔タイプは別のことを決めています。パーソナルカラーが決めるのは色み、つまり黄み寄りか青み寄りか。顔タイプが決めるのは、その色の質感と強さです。
エレガントが求める質感と強さは、落ち着いた深さと、上質な艶。強い原色より深い側が収まりやすい質感です。同じネイビーでも、乾いた綿と光を含むサテンでは顔まわりでの見え方が変わります。色名が合っているのに落ち着かないときは、たいていこの質感がずれています。
明度と彩度をさらに細かく調整したい方は、16タイプの考え方も合わせてご覧ください。
| パーソナルカラー | 色み(パーソナルカラーが決める) | エレガントが決める質感と強さ |
|---|---|---|
| イエベ春 | ゴールデンベージュ、サーモン、ゴールド | 明るさより深さを選ぶと顔立ちと釣り合います |
| ブルベ夏 | ローズグレー、モーヴ、ネイビー | 淡さより中から暗めの側へ寄せます |
| イエベ秋 | ボルドー、ダークブラウン、フォレスト | 素直な組み合わせ。艶のある素材で |
| ブルベ冬 | ワイン、ロイヤルブルー、黒 | 強い色を受け止められます。原色より深い側へ |
アクセサリーと小物
小物は面積が小さいぶん、形がそのまま出ます。エレガントでは大きめで面のあるものを目安にすると選びやすくなります。
顔から遠い小物ほど自由度が上がります。靴とバッグは骨格タイプの影響も大きいので、迷ったら顔の近くにあるピアスとネックレスから揃えると効率が良いです。メガネは顔タイプ別のメガネの選び方、バッグと靴は顔タイプ別のバッグ・靴でも扱っています。
金属の色はパーソナルカラー、モチーフの形は顔タイプ、大きさは顔タイプと骨格の両方で決まります。三つを同時に考えると手が止まるので、形から決めて色を後から合わせる順番が進めやすいです。
| 小物 | 向きやすい方向 | 浮きやすい方向 |
|---|---|---|
| ピアス・イヤリング | 存在感のあるパール、大粒の一粒、直線のドロップ | 小さすぎるスタッド、細かい装飾モチーフ |
| ネックレス | 長めのチェーン、面のあるトップ | 短く細いチェーンだけ |
| メガネ | 大きめのスクエア、ふちのしっかりしたフォックス型 | 小さな丸、細く頼りないフレーム |
| バッグ | 構築的で面のある形、上質な革 | 小さくやわらかい形、装飾の多い形 |
| 靴 | ポインテッドトゥのパンプス、面のあるローファー | 丸いつま先の小さな靴、装飾の多いサンダル |
「垢抜けたい」と思ったときに効く順
「垢抜けたい」と感じるときは、顔まわりのどこか一つが顔立ちとずれていることがほとんどです。順番に手をつけると、費用も時間も少なく済みます。
上から順に効きます。1と2を直した時点で印象が変わる方が多く、3と4は仕上げにあたります。全部を一度に変えると、何が効いたのか分からなくなります。
順番を飛ばして服だけを買い替えると、変化があったかどうかを判断しにくくなります。顔まわりを整えてから服を見直すほうが、同じ予算でも手応えを感じやすいところです。
| 順番 | 手をつける場所 | なぜこの順番か |
|---|---|---|
| 1 | 前髪と分け目の位置 | 顔の縦横比が最も大きく動く場所のため |
| 2 | 素材の格 | 上質な生地は顔立ちの存在感と釣り合うため |
| 3 | アクセサリーの大きさ | 小さすぎる小物は情報量が足りなくなりやすいため |
| 4 | 襟元の面 | 開きの形が顔の縦の長さを調整するため |
年代別に動くのは、色ではなく質感と面積
年代で変わるのは、似合う色そのものではありません。動くのは質感と面積です。
肌の質感が変われば、隣に置く生地の質感も釣り合いの取れる位置が変わります。色を替えるより、同じ色のまま素材を替えるほうが、無理のない更新になりやすいところです。
年代が上がるほど選べるものが減る、ということはありません。減るのは同じ着方のままで通用する範囲であって、質感を合わせ直せば、同じ色も同じ形も使い続けられます。
| 年代 | 動かす質感 | 動かす面積 |
|---|---|---|
| 20代 | 軽い艶と張りのある生地で十分に届きます | 顔まわりの装飾は中くらい |
| 30代 | 艶を落ち着かせ、密度のある生地へ | 開きを広く取り、縦の面を作る |
| 40代 | やわらかい落ち感と、深い艶へ | 装飾を一点に集約し、面積を絞る |
| 50代 | 上質な質感そのもので見せる | 顔まわりは開け、丈で縦を確保 |
20代
張りのある生地で十分に届きます。大きめの小物が浮くと感じたら、素材の格を先に上げてみてください。
30代
光り方の強い生地から、内側から光る生地へ移ると、同じ艶でも品の側に寄ります。
40代
装飾の数を減らし、一点だけ残す方向へ。減らした結果を素材の質で埋めるのがこの年代の更新です。
50代
色も形も変えず、質感だけを上げていくと、顔立ちの存在感と装いの釣り合いが保たれやすくなります。
骨格・パーソナルカラーとの掛け合わせ
顔タイプ・骨格タイプ・パーソナルカラーは、担当している場所が違います。食い違ったときは、その判断がどこの見た目を決めているかで優先順位がつきます。
三つが同時にぶつかる場面は、実はそれほど多くありません。多くの迷いは「顔の近くか、遠いか」で片づきます。考え方は顔タイプと骨格、どちらを優先するかにもまとめています。
三つの診断を受ける順番に決まりはありません。顔まわりの迷いが多い方は顔タイプから、買い物の失敗が多い方は骨格から始めると、変化を実感しやすい傾向があります。
| 迷う場面 | 優先する軸 | 理由 |
|---|---|---|
| 顔まわりの襟・柄・アクセサリー | 顔タイプ | 顔の近くは形の一致が最初に目に入るため |
| 服のシルエットと生地の厚み | 骨格タイプ | 体の厚みと重心は顔の印象では動かせないため |
| 顔に接する色 | パーソナルカラー | 肌の明るさに直結するのは色みのため |
| 顔から離れた色と柄 | どれも緩めてよい | 顔から離れるほど選択の自由度が上がるため |
| 骨格ウェーブで、顔タイプは大きめのアクセ | 大きさは顔タイプ/重さは骨格 | 大きさは顔、重さと厚みは体が決めるため |
うまくいかないときの原因の探り方
鏡の前で違和感が残るとき、原因は感覚ではなく具体的な場所にあります。よく挙がる5つを、立て直し方まで並べました。
複数当てはまるときは、上から一つずつ試してください。同時に直すと、どれが効いたのか分からないまま元に戻せなくなります。
原因が見つからないときは、写真を撮って白黒に変換してみてください。色の情報が落ちると形と明暗のずれだけが残るので、どこが合っていないのかが見えやすくなります。
| 感じる違和感 | 起きていること | 立て直し方 |
|---|---|---|
| 顔だけ強く見える | 服の情報量が顔立ちに届いていない | 素材の格を一段上げる |
| きつく見えると言われる | 直線の要素が顔まわりに集中している | 毛先か襟のどちらかに丸みを一つ戻す |
| 全体が重い | 深い色と大きな装飾が同時に来ている | 装飾を減らし、色の深さだけ残す |
| 顔が縦に長く見える | 前髪なしと縦長のネックレスが重なっている | どちらかを横の線に替える |
| 整いすぎて印象が残らない | 中間色だけで組んでいる | 顔から離れた位置に濃淡差を作る |
隣接タイプと迷うとき|診断結果が割れたら
診断を受ける場所や時期によって、別のタイプという結果が出ることがあります。顔が連続的なものである以上、境目にいる方のほうが多いくらいで、珍しいことではありません(有名人の例で判断しにくい理由)。
大切なのは、どちらが正しいかを決めることではなく、どちらの装いを採るかです。判断の材料は写真や名前ではなく、実際に着てみた結果に置きます。
中間にいる方の考え方は中間タイプの装い方にもまとめました。似合う服の基本は顔タイプエレガントとは|顔立ちの特徴と似合う服の決め方をご覧ください。
| 迷う相手 | 割れやすい理由 | 実務上の選び方 |
|---|---|---|
| ソフトエレガント | パーツの大きさの評価が分かれやすい | 大きめのアクセが浮かなければエレガント寄り |
| フェミニン | 直線の量の判断が分かれやすい | 直線的なジャケットで顔が生きるならエレガント寄り |
| クール | 曲線の量の見え方が髪型で変わりやすい | 完全な直線で組んで硬く見えるならエレガント寄り |
よくある質問
Q. 顔タイプエレガントの顔立ちの特徴は?
A. 顔タイプエレガントは大人顔で、直線と曲線の両方をあわせ持つタイプです。顔型は卵型・面長・縦長のベース型で縦に長さがあり、目は普通〜大きめ、立体感があってパーツが大きくはっきりしています。この「パーツの大きさと立体感」が、同じ大人×ミックスのソフトエレガントとの分かれ目です。
Q. 顔タイプエレガントに似合う服は?
A. ハイブランド系のシルクや上質なジャケット、Iラインなど、洗練されたエレガント系全般が似合います。
Q. 顔タイプエレガントに似合う色は?
A. ネイビー・ワインレッド・チャコール・ダークパープルなど、大人っぽく深みのある色がよく馴染みます。
Q. 顔タイプエレガントが避けるべき服は?
A. カジュアルすぎるものや幼い柄、ふんわりフリル、安っぽい素材は浮きやすいため避けましょう。派手過ぎ・甘すぎなテイストも顔の印象と真逆になり、避けるべきです。
Q. エレガントに似合う髪型とアクセサリーは?
A. 髪型は上品なロング、大きめのゆるい巻き、まとめ髪。毛先に重さを残したシルエットが合います。明度よりも艶が重要で、パサついた髪色は顔立ちの上質さと最も相性が悪くなります。アクセサリーは大粒パールや存在感のあるドロップなど大ぶりを。小さすぎるものは、大きめのパーツに負けて見えなくなります。
Q. 顔タイプは年齢で変わる?
A. 子供顔から大人顔への移行は30代以降にあり得ます。10年に一度の見直しが推奨されます。ただし大枠(直線/曲線)は変わりません。
Q. 自己診断で正確に分かる?
A. 大まかな傾向は自己診断で分かります。確実な診断はプロのアナリストによる対面診断が必要です。
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— メグラシ編集部




