顔タイプフェミニンに似合わない服|秋冬の試着で浮いた服の直し方

**秋冬の試着で「なんだか違う」と服を戻した。そのとき、顔だけが浮いて見えましたか。それとも、顔より服が若く見えましたか。**顔タイプフェミニンの人が秋冬に「似合わない」と感じる服は、この2つのどちらかに分かれます。
1つは、直線が強すぎて顔だけが浮く服です。角ばった襟のジャケット、太い直線の柄、硬い素材。顔の曲線に対して服の直線が強いと、顔と服が別々に見えます。もう1つは、小さくて幼い甘さで、顔より服が若く見える服です。小さな丸襟、小さなドット、重ねすぎたフリル。フェミニンは大人顔なので、甘さの大きさが小さいと、服だけが子どもの側に寄ります。この記事では、秋冬によく試着する10の服を2つの方向に分けて、着方で直せる服と、買う前に戻したい服を仕分けます。
フェミニンかどうかの判定は顔タイプフェミニンの特徴とあるあるに、華やかさを足しすぎたときの考え方は顔タイプフェミニンが垢抜けない理由に分けてあります。この記事は、浮いた服を1着ずつ直す話です。
結論:「直線が強すぎる」か「甘さが小さすぎる」か
先に10の服を、どちらの方向の失敗かと、着方で直せるかで分けます。自分が試着で戻した服の行だけ見てください。
| 服 | 失敗の方向 | 着方で直せるか |
|---|---|---|
| 角ばった襟のテーラードジャケット | 直線が強すぎる | 襟の先が鋭くなければ直せる |
| 太い直線のストライプ・チェック | 直線が強すぎる | 線の幅が3cmまでなら直せる |
| 厚手の無地スウェット | 直線が強すぎる | 直せる |
| 飾りのない詰まったタートル | 直線が強すぎる | 直せる |
| 粗く硬い素材のアウター | 直線が強すぎる | 表面が硬く光らないと直しにくい |
| 小さな丸襟のブラウス | 甘さが小さすぎる | 襟の幅が5cmまでなら直しにくい |
| 小さなドット・小花柄 | 甘さが小さすぎる | 直せる |
| 重ねすぎたフリル | 甘さが多すぎる | 段が3段以上だと直しにくい |
| 短いふんわり丈のスカート | 甘さが小さすぎる | 丈を膝下にすれば直せる |
| 大きなロゴの服 | 直線と幼さの両方 | 直しにくい |
**直線の失敗は、曲線を1つ足せば直ることが多い失敗です。**幼い甘さの失敗は、甘さを減らすより、甘さの大きさを大人の側に戻すほうが効きます。
まず確かめる|自分のフェミニンの強さ
直し方の加減を決めるために、自分の顔がフェミニンのどのあたりにあるかを確かめます。顔タイプフェミニンは、大人顔で曲線の強いタイプです。次の4つの数字のうち、いくつに当てはまるかを数えてください。
| 測るもの | フェミニンの目安 | 使い方 |
|---|---|---|
| 顔の縦横比(生え際からあご先÷頬骨の幅) | 1.40倍以上 | 大人顔の強さを見る |
| 目の横幅÷縦幅 | 2.2倍未満 | 目の丸みを見る |
| 眉と目のすきま | 15mm未満 | 顔の華やかさを見る |
| 目の横幅÷頬骨の幅 | 20%以上 | パーツの大きさを見る |
**4つとも当てはまる人は、直線の失敗も幼い甘さの失敗も強く出ます。**3つの人は、どちらか片方が強く出ることが多くなります。2つ以下の人は、ほかのタイプとの間にいるので、後半の「どちらとも取れるとき」も合わせて読んでください。
顔だけ浮く服と、甘すぎる服の見分け方
試着で「似合わない」と感じた服が、どちらの方向の失敗かは、鏡の中で起きていることで見分けられます。
| 鏡の中で起きていること | 失敗の方向 | 見分け方 |
|---|---|---|
| 顔と服が別々に見える | 直線が強すぎる | 服だけ見ると素敵なのに、顔を入れると合わない |
| 服がいかつく見える | 直線が強すぎる | 肩や襟の角が先に目に入る |
| 顔より服が若く見える | 甘さが小さすぎる | 顔を手で覆うと服がちょうどよく見える |
| 全身が甘ったるく見える | 甘さが多すぎる | 甘い飾りを3つ以上数えられる |
**顔を手で覆ったときに服が素敵に見えるなら、服と顔が食い違っています。**どちらの方向に食い違っているかを先に決めると、直し方が1つに絞れます。
失敗1|角ばった襟のテーラードジャケットで、顔だけ浮く
秋冬の通勤に欠かせないテーラードジャケットは、襟の先が鋭く角ばったものが多くあります。フェミニンの人が着ると、顔の丸みのすぐ下に鋭い角が並び、顔とジャケットが別々に見えます。
| 襟の先の形 | フェミニンの人の見え方 | 着方で直せるか |
|---|---|---|
| 先がわずかに丸い | 顔の曲線と続いて見える | 直さなくてよい |
| 先が直角に近い | 顔の下に角が1つ入る | 中を丸い襟ぐりにすれば直せる |
| 先が鋭く尖る(剣先のような形) | 角が顔より目立つ | 曲線を2つ足せば直せる |
| 肩に厚いパッドがあり、襟も鋭い | 上半身全体が直線になる | 着方では直しにくい |
**直し方は、顔とジャケットの間に曲線を1つ入れることです。**中のトップスを丸い襟ぐりのニットやとろみのあるブラウスにする、耳元に丸い形の小さな飾りを付ける。襟の選び方は顔タイプ別コートの襟も参考になります。
失敗2|太い直線のストライプやチェックで、柄が硬く見える
秋冬は、太いストライプのシャツや、線のはっきりしたチェックのスカートが売り場に並びます。フェミニンの人が着ると、柄の直線が顔の曲線と対立して、服だけが硬く見えます。
| 柄の線の幅 | 見え方 | 着方で直せるか |
|---|---|---|
| 5mm以下の細い線 | 遠目には面に溶ける | 直さなくてよい |
| 1〜3cmの線 | 柄は見えるが硬くはない | 顔から離れたボトムなら直さなくてよい |
| 3cmを超える太い線 | 直線が先に目に入る | 顔に近いトップスでは直しにくい |
| 色の差が大きい太い線 | 直線がさらに強くなる | 着方では直しにくい |
**直線の柄は、顔から離して使ってください。**チェックのスカートなら、上はやわらかい無地のニットにして、顔のまわりに直線を置かないようにします。柄の線そのものを選ぶなら、チェックの線の色が背景の色に近い、境目のぼんやりしたものを選ぶと、同じ太さでも硬さが和らぎます。
ストライプのシャツを持っているなら、襟元のボタンを2つ開けて、襟を外へやわらかく寝かせてください。首元に丸みのある開きができると、縦の直線のすぐ上に曲線が1つ入り、顔と柄の間がつながります。袖を肘の下まで1回だけ折り返すのも、直線の端に丸みを作る手です。
失敗3|厚手の無地スウェットで、上半身が平らな箱になる
秋冬の休日によく着る厚手のスウェットは、張りのある布が肩から裾までまっすぐ落ちて、上半身を平らな箱にします。フェミニンの人が着ると、顔の華やかさと、箱のような服の平らさがかみ合いません。
直し方は、スウェットのどこかに曲線を入れることです。**首元から丸い襟のシャツをのぞかせる、裾を前だけボトムに入れて布にゆるい丸みを作る、ボトムを揺れるスカートにする。**どれか1つで、平らな箱に曲線が1本入ります。スウェット自体を選ぶなら、張りの強い厚手より、ほんのりと落ち感のある薄手のもの、袖口や裾のリブがゆるく丸く絞られたものが、何も足さずに着やすい形です。
スウェットの張りは、袖を通す前に確かめられます。ハンガーにかけたまま、身頃の脇を片手で軽くつまんで持ち上げてください。つまんだ布が角を作ったまま立つなら張りの強い側、つまんだ先から布が丸く垂れるなら落ち感のある側です。フェミニンの人には、丸く垂れる側のほうが、顔の曲線と布の線がそろいます。
失敗4|飾りのない詰まったタートルで、顔のすぐ下が硬い面になる
首に沿う無地のタートルネックは、秋冬の定番です。ただ、首の付け根から顎の下まで同じ布が詰まると、顔のすぐ下に飾りのない面ができます。フェミニンの人は顔の華やかさが強いので、その下の面が飾りなく平らだと、顔だけが浮いて見えます。
| タートルの形 | 見え方 | 着方で直せるか |
|---|---|---|
| 首から少し離れてゆるく折り返る | 首元に丸みのある面ができる | 直さなくてよい |
| 首に沿う薄手 | 首の線がきれいに出る | 耳元に飾りを1つ足せば直せる |
| 首に沿う厚手の無地 | 顔の下に硬い面ができる | 胸元に長めのネックレスを足せば直せる |
| 高く詰まった厚手のリブ | 顔の下が直線の筒になる | 直しにくい |
**直し方は、顔の下の面に光か曲線を1つ足すことです。**耳元に丸い小さな飾り、胸の中ほどまで届く細いネックレス。タートルの形の選び方は顔タイプ別のタートルネックに詳しく書いてあります。
髪の長さでも変わります。肩より長い髪を下ろしている日は、毛先がタートルの面の上にかかり、顔の下に曲線が自然に入ります。髪をまとめた日や、あご先で終わる短い髪の日は、顔の下の面がそのまま見えるので、耳元か胸元に1つ足す必要が大きくなります。同じタートルでも、髪をまとめる日だけ飾りを足すと覚えておくと迷いません。
失敗5|粗く硬い素材のアウターで、表面が顔に負けない
太い糸で織った粗いツイード、硬いキャンバス地、張りの強い撥水素材。表面がざらつき、光を返さない硬い素材は、フェミニンの人のつやのある顔立ちと、表面の質が食い違います。
直し方は素材の表面で分かれます。**表面がざらついていても、糸にわずかな光沢が混ざっている素材なら、首元につやのあるスカーフを1枚足すと釣り合います。**表面が硬く、光をまったく返さない素材は、首元で光を足しても服の面積のほうが大きいので、着方では直しにくい素材です。秋冬の素材の選び方は顔タイプ別の秋の素材にまとめてあります。
失敗6|小さな丸襟のブラウスで、顔より服が若く見える
小さな丸い襟は、甘さのある襟の代表です。ただ、襟の大きさが小さいと、子ども服に近い甘さになります。顔タイプで言えば、子供顔で曲線のキュートに近い甘さです。フェミニンの人が着ると、大人顔のすぐ下に子どもの大きさの甘さが並び、服だけが若く見えます。
| 丸襟の幅(首から襟の外端まで) | 見え方 | 着方で直せるか |
|---|---|---|
| 5cmまでの小さな丸襟 | 子どもの甘さになる | 直しにくい |
| 6〜9cmの丸襟 | 甘さが大人の大きさに近づく | 上に羽織りを重ねれば直せる |
| 10cm以上の大きな丸襟 | 大人の華やかさになる | 直さなくてよい |
| 襟がなく、襟ぐりが丸い | 曲線だけが残る | 直さなくてよい |
**丸襟の甘さを使いたいときは、襟の大きさを大人の側に寄せてください。**小さな丸襟の服を持っているなら、上にVネックのカーディガンを重ねて、襟の一部だけを見せると、甘さの面積が小さくなります。
丸襟の大きさは、首の付け根から襟の外端までを、鏡に正面から映して測ります。指を横に並べて、指2本の幅に届かないなら5cm以下の小さな側です。秋冬のニットの上に重ねる付け襟も同じで、小さな付け襟は子どもの甘さに、手のひらの半分ほどの大きな付け襟は大人の華やかさに寄ります。持っている付け襟を当て比べると、自分の顔に合う大きさがすぐに分かります。
失敗7|小さなドットや小花柄で、柄が幼く見える
秋の売り場には、小さなドットや小花柄のワンピースやブラウスが並びます。柄の一つひとつが小さいと、遠目には細かい点の集まりになり、子ども服の甘さに近づきます。
| 柄の大きさ(1つの模様) | 見え方 | 着方で直せるか |
|---|---|---|
| 5mm以下 | 遠目に面になり、甘さが残らない | 直さなくてよい |
| 5mm〜1.5cm | 小さく幼い甘さが出る | 無地の羽織りで面積を減らせば直せる |
| 2〜5cm | 大人の華やかさになる | 直さなくてよい |
| 5cmを超える大きな花柄 | 華やかさが強く出る | 直さなくてよい |
**フェミニンの人に合うのは、指2本ぶんくらいの、大人の大きさの曲線の柄です。**小さな柄の服は、無地のカーディガンやジャケットを重ねて、柄の見える面積を半分以下にすると、甘さが小さくても全身が幼く見えません。
失敗8|重ねすぎたフリルで、甘さが多すぎる
フリルは、フェミニンの人の曲線とよく合う飾りです。ただ、段が重なりすぎると、甘さが多すぎて、顔の華やかさに服の甘さが足し算されます。
直し方は、フリルの数で分かれます。**フリルが襟か袖のどちらか1か所なら、ほかに何も足さなければ釣り合います。**襟と袖と裾の3か所に入っている服や、1か所に3段以上重なっている服は、甘さが多すぎるので、着方で1つ減らしても残りの甘さが多いままです。フリルの多い服を着る日は、リボン・小花柄・パールなど、ほかの甘い飾りを全部外してください。足し算の総量の考え方は顔タイプフェミニンが垢抜けない理由に詳しく書いてあります。
失敗9|短いふんわり丈のスカートで、全身が幼く見える
膝より上で終わる、ふんわりと広がるスカートは、甘さの強い形です。フェミニンの人が着ると、丈の短さと広がりの両方が子どもの側に寄り、顔の大人らしさと食い違います。
| スカートの丈と広がり | 見え方 | 着方で直せるか |
|---|---|---|
| 膝上・大きく広がる | 幼い甘さが強い | 直しにくい |
| 膝丈・ほどよく広がる | 甘さが少し残る | 足元を大人の靴にすれば直せる |
| 膝下からふくらはぎ・揺れる | 大人の華やかさになる | 直さなくてよい |
| くるぶし近く・落ち感がある | 大人の落ち着きになる | 直さなくてよい |
**丈を膝下まで伸ばすだけで、同じ広がりでも大人の側に戻ります。**秋冬はタイツを合わせる日が多いので、膝丈のスカートなら、靴とタイツを同じ濃い色にそろえて、足元を長い1本の線にすると、甘さが落ち着きます。
広がりの大きさも見てください。スカートの裾を両手で左右に広げたとき、裾の幅がウエストの幅の2倍を超えるものは、広がりの強い側です。広がりが強いスカートを膝丈で着る日は、上を体に沿う細身のニットにして、広がる場所を下半身の1か所に限ると、甘さが全身に広がりません。
失敗10|大きなロゴの服で、直線と幼さが重なる
胸に大きな文字やロゴの入ったスウェットやTシャツは、秋冬の休日によく見かけます。文字の直線は顔の曲線と食い違い、大きな文字の明るさは幼さの側に寄ります。直線と幼さの両方の失敗が1着に重なる服です。
直し方は、ロゴの面積を減らすことしかありません。**上にカーディガンやジャケットを重ねて前を開け、ロゴの見える幅を半分以下にしてください。**それでも顔のすぐ下に大きな文字が残るなら、着方では直しにくい服です。ロゴのある服を選ぶなら、文字が小さく、胸の片側に収まるものにすると、ほかを何も変えずに着られます。
文字の色にも差があります。服の地の色と文字の色の差が大きいほど、文字の直線がはっきり目に入ります。紺の地に白い文字より、紺の地に少し明るい紺の文字のほうが、同じ大きさでも直線が目立ちません。手持ちのロゴの服を着る日は、上に重ねる羽織りの色を文字の色に近づけると、文字と羽織りの境目がぼやけて、直線が弱まります。
直せる服と直せない服の見分け方
試着室で、その服が着方で直せるかどうかを見分ける手順です。
| 確かめること | 直せる | 直しにくい |
|---|---|---|
| 襟の先の形 | 丸いか、直角まで | 鋭く尖り、肩も張る |
| 柄の線の太さ | 3cmまで | 3cmを超え、色の差が大きい |
| 素材の表面 | わずかでも光を返す | 硬く、光を返さない |
| 甘い飾りの数 | 2つまで | 3つ以上 |
| 甘さの大きさ | 大人の大きさ(指2本以上) | 子どもの大きさ(指先以下) |
| 丈 | 膝丈より下 | 膝より上で広がる |
**6つのうち2つ以上が「直しにくい」側なら、その服は買う前に戻してください。**1つだけなら、このあとの3つの手で直せることが多い服です。
直し方①|直線の服に、曲線を1つ足す
直線が強すぎる服は、顔に近い場所に曲線を1つ足すだけで変わります。
| 足す曲線 | 効く服 | 置く場所 |
|---|---|---|
| 丸い襟ぐりのニットやブラウス | 角ばったジャケット | ジャケットの中 |
| 丸い形の小さな耳飾り | 詰まったタートル、硬いアウター | 耳元 |
| とろみのあるスカーフ | 粗い素材のアウター | 首元 |
| 揺れるスカート | 厚手のスウェット | 下半身 |
| 毛先のゆるい丸み | 直線の柄のトップス | 顔のまわり |
**曲線は顔に近いほど効きます。**下半身に曲線を足すのは、顔のまわりで足せないときの手です。耳元か首元に1つ置けば、多くの直線の服は顔と続いて見えるようになります。
直し方②|幼い甘さを、大人の大きさに戻す
小さく幼い甘さの服は、甘さを消すより、甘さの大きさを大人の側に戻すほうが自然です。
| 幼い甘さ | 大人の大きさに戻す手 |
|---|---|
| 小さな丸襟 | 上に羽織りを重ねて、襟の見える面積を減らす |
| 小さなドット・小花柄 | 無地の羽織りで柄の面積を半分以下にする |
| 短いふんわり丈 | 丈を膝下にするか、足元を濃い色でつなぐ |
| 明るく淡い色の甘さ | 1か所を深い色に置き換える |
**甘さの数はそのままでも、大きさが大人の側に戻れば、顔と服の年齢がそろいます。**小さな甘さを大きな甘さに置き換えると、甘さの数を減らさずに済みます。
直し方③|甘さの数を2つまでにする
甘さが多すぎる服は、数を減らします。数え方は簡単で、フリル、リボン、小花柄、パール、レース、淡いピンクを1つずつ数えます。
| 甘さの数 | 見え方 | すること |
|---|---|---|
| 0〜1つ | 顔の華やかさだけが残る | 1つ足してもよい |
| 2つ | 顔と服の甘さが釣り合う | そのままでよい |
| 3つ | 甘さが顔より先に目に入る | 1つ外す |
| 4つ以上 | 全身が甘ったるく見える | 2つ以上外す |
**2つまでに収まっていれば、フェミニンの人の華やかさと釣り合います。**3つ目を外すときは、顔から遠い場所の甘さから外してください。足元のリボンや、バッグの飾りから外すと、顔まわりの甘さは残ります。
手持ちの服を、直す順番
クローゼットに「似合わない気がして着ていない服」があるなら、次の順に試してください。上から順に、手間が少なく効き方の大きい手です。
| 順番 | 試すこと | 効く服 |
|---|---|---|
| 1 | 耳元に丸い小さな飾りを付ける | 詰まったタートル、角ばったジャケット |
| 2 | 中を丸い襟ぐりのトップスにする | 角ばったジャケット、硬いアウター |
| 3 | 甘い飾りを1つ外す | 重ねすぎたフリル、小花柄のワンピース |
| 4 | 無地の羽織りを重ねる | 小さな丸襟、小さなドット、ロゴの服 |
| 5 | 下半身を揺れるスカートにする | 厚手のスウェット、直線の柄のシャツ |
| 6 | 足元をタイツと靴の色でつなぐ | 短いふんわり丈のスカート |
**1と2だけで直る服が、いちばん多いはずです。**6まで試しても浮いて見える服は、形そのものが顔と食い違う服なので、着る日を選ぶ服として扱ってください。
一式で見る|秋冬の3つの日
ここまでの直し方を、秋冬によくある3つの日に当てはめます。
仕事の日は、角ばった襟のジャケットを着る日です。中はとろみのある丸い襟ぐりのブラウスにして、耳元に丸い小さな飾りを1つ。ボトムは膝下丈のやわらかいスカートで、甘さはブラウスのつやと耳元の飾りの2つにとどめます。
休日は、厚手のスウェットを着たい日です。首元から丸い襟のシャツを少しのぞかせ、裾を前だけ入れて、ボトムはふくらはぎ丈の揺れるスカートにします。甘さは襟と揺れの2つです。
食事の日は、小花柄のワンピースを着たい日です。上に無地のカーディガンを重ねて柄の面積を半分にし、靴はリボンのないシンプルな形にします。直線には曲線を1つ、甘さは2つまでという決め方を、3つの日すべてで同じように使っています。
骨格タイプで変わるところ
同じフェミニンの顔でも、骨格タイプによって、失敗の出やすい服が少し変わります。
| 骨格タイプ | 出やすい失敗 | 直し方の重点 |
|---|---|---|
| ストレート | 重ねすぎたフリル、短いふんわり丈 | 甘さは襟ぐりのとろみ1か所に絞る |
| ウェーブ | 角ばったジャケット、粗く硬い素材 | 首元に曲線と光を足す |
| ナチュラル | 小さな丸襟、小さなドット | 甘さを大きな柄や大きな襟に置き換える |
骨格と顔のどちらを先に決めるかで迷うときは、顔タイプと骨格診断、どちらを優先するかの考え方で、顔に近い場所は顔、体の線は骨格と分けて決めてください。
秋冬の色で、直線と幼さはどれだけ変わるか
同じ形の服でも、色が変わると、直線の強さや幼さの出方が変わります。秋冬の売り場に多い色を、フェミニンの人から見た効き方で並べます。
| 色 | 効き方 | フェミニンの人の扱い |
|---|---|---|
| 黒 | 輪郭がくっきりして直線が強まる | 顔から離して使うか、つやのある素材にする |
| 濃い紺 | 黒より輪郭がやわらぐ | 角ばった服でも使いやすい |
| チャコールグレー | 面が平らに見えやすい | 首元に光を1つ足す |
| 深いボルドー | 曲線と華やかさが出る | 顔の近くに置いてよい |
| くすんだローズ | やわらかい甘さが出る | 甘さの数の1つとして数える |
| 明るく淡いピンク | 幼い甘さに寄りやすい | 面積を小さくするか、深い色と合わせる |
| キャメル | 表面の質で印象が変わる | つやのある素材を選ぶ |
| オフホワイト | 曲線をやわらかく見せる | 顔の近くに置いてよい |
黒は直線を強め、明るく淡い色は幼さを強めると覚えておくと、形で迷ったときに色で加減できます。角ばったジャケットを黒で着ると直線が二重になるので、同じ形でも濃い紺かボルドーにすると、曲線を足す量が少なくて済みます。淡いピンクのニットが幼く見える日は、ボトムを深い色にして、全身の中の淡い面積を半分以下にしてください。
どちらとも取れるとき①|フェミニンとエレガントの間
4つの数字のうち、目の丸みと眉と目のすきまが境目にある人は、エレガントとの間にいることがあります。エレガントは、大人顔で、直線と曲線が混ざったタイプです。
このときは、**失敗1の角ばったジャケットや失敗2の直線の柄が、ほかのフェミニンの人ほど浮きません。**顔の中にも直線が少しあるからです。反対に、失敗8の重ねすぎたフリルは、フェミニンの人以上に甘さが勝って見えることがあります。違いの見分け方はエレガントとフェミニンの違いに分けてあります。
どちらとも取れるとき②|フェミニンとキュートの間
顔の縦横比が1.40倍を少し下回る人は、子供顔のキュートとの間にいることがあります。キュートは、子供顔で曲線のタイプです。
このときは、**失敗6の小さな丸襟や失敗7の小さなドットが、ほかのフェミニンの人ほど幼く見えません。**顔の側にも子どもらしさが少しあるからです。そのぶん、失敗3の厚手のスウェットのような平らな直線の服で、顔が浮く失敗のほうが先に出ます。迷う場合はキュートとフェミニンの違いで、どちらの数字が境目にあるかを確かめてください。
どちらとも取れるとき③|仕事で直線の服が決まっている
制服や職場の決まりで、角ばったジャケットやシャツを着る日が決まっている人もいます。好きで選んだ服ではなくても、毎日着る服です。
そのときは、服そのものは変えずに、**顔に近い場所の1か所だけを自分で選べるようにしてください。**耳元の飾り、髪の毛先の丸み、シャツの第一ボタンを開けた襟元の開き方。服の直線が強くても、顔のすぐ近くに曲線が1つあれば、顔と服がつながって見えます。決まりで飾りが付けられない日は、髪の毛先にゆるい丸みを付けるだけでも、顔のまわりに曲線が1本入ります。
試着室で見る順番
試着室では、次の順に確かめてください。1着あたり1分で終わります。
| 順番 | 見ること | 合格の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 顔を手で覆う前と後で、服の見え方が変わるか | 変わらない |
| 2 | 顔のすぐ下に鋭い角があるか | ないか、1つだけ |
| 3 | 甘い飾りの数 | 2つまで |
| 4 | 甘さの大きさ | 指2本ぶん以上 |
| 5 | 素材の表面 | わずかでも光を返す |
| 6 | 一歩下がった全身 | 顔と服が同じ年齢に見える |
**1番目の「顔を手で覆う」がいちばん早い判定です。**覆ったときに服が急に素敵に見えるなら、その服は顔と食い違っています。どちらの方向かを2番目以降で確かめて、直せる側なら着方を試してください。
よくある行き違い
**「フェミニンは甘い服しか似合わない」。**フェミニンに合うのは甘さの数ではなく、曲線と大人の大きさです。甘い飾りが1つもない服でも、曲線と光があれば釣り合います。
**「マニッシュな服はフェミニンには無理」。**直線の服でも、顔に近い場所に曲線を1つ足せば着られます。直しにくいのは、直線と硬さが同時に強い服です。
**「似合わない服を着ると、顔が老けて見える」。**多くの場合、起きているのは老けて見えることではなく、顔と服が別々に見えることです。食い違いの方向が分かれば、直し方は1つに絞れます。
**「顔タイプの結果どおりに選べば失敗しない」。**結果は方向を示すだけで、服の大きさや数までは決めていません。同じ甘さでも、大きさと数で結果が変わります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 顔タイプフェミニンに似合わない服には、どんなものがありますか
- 2つの方向があります。1つは直線が強すぎる服で、角ばった襟のテーラードジャケット、太い直線のストライプやチェック、厚手の無地スウェット、飾りのない詰まったタートル、粗く硬い素材の服です。もう1つは小さく幼い甘さの服で、小さな丸襟、小さなドット、重ねすぎたフリル、短いふんわり丈のスカート、大きなロゴの服です。どちらも顔が悪いのではなく、顔の曲線や大人らしさと、服の線や甘さの大きさが食い違うことで起きます。
- Q. 似合わないと感じた服は、もう着られませんか
- 多くは着方で直せます。直線の強い服には、首元にやわらかい布や丸みのあるアクセサリーを1つ足すと、顔と服の間に曲線が入ります。幼い甘さの服は、甘さを1つ減らして、残りを大人の大きさの布や柄に置き換えると落ち着きます。ただ、直線と硬い素材が同時に強い服や、フリル・リボン・小花柄のように甘さが3つ以上重なった服は、1つ減らしても釣り合いが戻りにくいので、試着で確かめてから選んでください。
- Q. 仕事でマニッシュなジャケットを着る日はどうすればいいですか
- ジャケットの直線はそのまま残して、顔に近い場所に曲線を1つ置いてください。中のトップスをとろみのあるブラウスや丸みのある襟ぐりのニットにする、耳元に丸い形の小さな飾りを付ける、髪の毛先にゆるい丸みを付ける。どれか1つで、顔とジャケットの間に曲線が入ります。ジャケット自体は、襟の角が鋭いものより、襟の先がわずかに丸いものや、肩に厚いパッドのないものを選ぶと、曲線を足す量が少なくて済みます。
- Q. フェミニンなのか、エレガントやキュートなのか迷います
- 迷う場合は、この記事の2方向のうち、どちらで失敗しやすいかを見てください。直線の強い服で顔が浮きやすいなら、曲線の強いフェミニン寄りです。小さく幼い服で顔より若く見えるなら、大人顔の側にいます。両方とも気にならないなら、エレガントのように直線と曲線が混ざったタイプの可能性があります。判定が割れる帯の扱いは、フェミニンの判定の記事に4つの数字で書いてあります。
— メグラシ編集部





