顔タイプの勝ち組はどれ|流行で得するか、年を重ねて得するかで分ける

顔タイプに、すべての場面で勝つタイプはありません。勝ち組は「どこで得をしたいか」で入れ替わります。 流行の服がそのまま着られる得なら直線寄り・中間の顔、年を重ねても印象が崩れにくい得なら大人顔、若く見られる得なら子ども顔が有利です。
あなたが「自分は負けている」と感じているなら、それは顔全体ではなく、特定の場面で求められる服と顔の線がずれているだけです。ずれは一つか二つのことが多く、髪型か首元を変えれば埋まります。
この記事では、まず得をする場面を4つに分け、次に自分がどの場面で負けていると感じるかから直す所を決めます。自分の顔タイプがまだ分からない人は、顔タイプ診断の8タイプ早見で先に位置だけ確かめてください。
先に決める:あなたが「勝ちたい」のはどの場面か
勝ち組という言葉は、ほとんどの場合、次の4つのどれかを指しています。自分がどれで得をしたいかを一つだけ選んでください。
- 流行の服がそのまま似合う:売り場で手に取った服を、手を加えずに着たい
- 年を重ねても印象が崩れない:10年後も同じ服の方向で着ていたい
- 若く見られる:実際の年齢より若い印象でいたい
- 似合う服の幅が広い:服選びで迷う時間を減らしたい
二つ以上に丸がついた人は、後半の「どちらとも取れる場合」を読んでください。一つに決まった人は、その場面の章だけ読めば足ります。
勝ち組と言われやすい顔タイプが入れ替わる理由
顔タイプは、顔を「子ども顔か大人顔か」と「曲線か直線か」の2本の軸で分けたものです。この2本の軸のどこにいるかで、似合う服の形と印象が決まります。
| 得をしたい場面 | 有利な位置 | 理由 |
|---|---|---|
| 流行の服がそのまま似合う | 直線寄り・中間 | いまの売り場はゆったりした直線の形が多い |
| 年を重ねても崩れない | 大人顔 | 年齢で顔に出る変化と、似合う服の方向が同じ側 |
| 若く見られる | 子ども顔 | 顔のパーツの位置と大きさが若い印象を作る |
| 似合う幅が広い | 2本の軸の真ん中に近い | どちらの服にも大きくずれない |
表は場面と位置の関係を示すためのものです。同じ人が、ある場面では有利で、別の場面では不利になります。勝ち組が一つに決まらないのはこのためです。
もう一つ、流行が動くと勝ち組も動きます。売り場の服が曲線と装飾の多い方向に振れた年は、曲線寄りの顔の人が「何を着ても似合う」と言われやすくなります。
流行の服がそのまま似合う:直線寄り・中間の顔
いまの売り場に多いのは、肩の落ちたゆったりしたコート、まっすぐなワイドパンツ、装飾の少ない無地のニットです。どれも直線が多く、甘さの少ない服です。

この形がそのまま似合うのは、顔の線が直線寄りの人(フレッシュ・クールカジュアル・クール)と、2本の軸の真ん中に近い人です。顔と服の線が同じ方向なので、売り場で見たままの組み合わせで着ても違和感が出ません。
曲線寄りの人(キュート・フェミニン)がこの服を着ると、顔だけが柔らかく浮きやすくなります。ただし服の形は体の問題でもあるので、首元か素材のどちらか一つを顔の線に寄せれば釣り合います。たとえばコートの形はそのままに、中のニットを丸首の柔らかい糸にするだけで顔と服がつながります。
年を重ねても印象が崩れない:大人顔の側
年を重ねると、多くの人の顔は少しずつ縦に長く、パーツの位置が下がっていきます。これは大人顔の方向の変化です。
もともと大人顔の人(フェミニン・ソフトエレガント・エレガント・クール)は、この変化が似合う服の方向と同じ側にあります。若いころに似合っていた、きちんとした形の服や落ち着いた色が、年を重ねてもそのまま似合い続けます。服を大きく入れ替えずに済むのは、大人顔の人の得です。

若いころの大人顔の人は、同じ年の友人より「落ち着いて見える」「年上に見られる」ことに悩んでいたかもしれません。その悩みは、年を重ねるほど小さくなります。顔の変化と服の方向が同じ側にあるので、周りが服を切り替えている時期に、自分は同じ服を着続けられるからです。損だと思っていた特徴が、後から得に変わる位置にいます。
子ども顔の人は、若いころは軽く甘い服が似合い、年を重ねるとそれが少しずつ幼く見えてきます。そのぶん、どこかの時点で服の方向を一段大人の側に寄せる必要があります。ただし寄せるのは全部ではなく、首元と素材の二か所だけで足りることがほとんどです。
若く見られる:子ども顔の側(と、その裏)
若く見られる得は、子ども顔の人(キュート・フレッシュ・アクティブキュート・クールカジュアル)にあります。顔のパーツが顔の中心の下寄りにあり、顎から鼻の下までが短めなので、同じ年齢でも若い印象になります。
その裏として、場面の格が上がるときに損をしやすい側でもあります。きちんとした服を着ると「服を借りた」「背伸びした」ように見えることがあり、仕事の場や式典で落ち着かない気持ちになります。若く見られる得と、格の高い場面の損は、同じ顔の特徴から来ています。
子ども顔の人が格の高い場面で損をしていると感じたら、服の格を下げるのではなく、服の大きさを一段小さくしてください。肩幅・襟の大きさ・ボタンの大きさを控えめにすると、きちんとした服でも顔と釣り合います。
似合う服の幅が広い:中間の位置にいる顔
服選びで迷う時間が少ないのは、2本の軸の真ん中に近い人です。フレッシュやソフトエレガントのように、子どもと大人、曲線と直線のどちらにも大きく振れていない位置にいる人は、甘い服を着ても辛い服を着ても、顔とのずれが小さく済みます。
その代わり、「これが私の服」という決め手を持ちにくい側でもあります。何を着ても大きく外れないかわりに、印象に残りにくいと感じる人がいます。中間の人が損をしていると感じるときは、顔ではなく、服に一点だけ強さを足してください。色か柄か形のどれか一つです。
職場や初対面で得をする:顔の印象と場面の格の合い方
職場や初対面の場では、服装の格と顔の印象が釣り合っているかで、相手の受け取り方が変わります。きちんとした場面ほど大人顔が有利に見え、くだけた場面ほど子ども顔が親しみやすく見えます。
ここで大事なのは、場面に合わせて顔を変えるのではなく、服の格を顔に合わせて一段だけ動かすことです。大人顔の人がくだけた場面で硬く見えるなら、きれいめの服を一段カジュアルに寄せます。子ども顔の人がきちんとした場面で幼く見えるなら、服の大きさを控えめにします。
4つの位置ごとの、得をする場面と損を感じやすい場面
顔タイプを2本の軸で4つの位置に分けると、それぞれに得をする場面と、損を感じやすい場面がはっきり分かれます。自分の位置の段落だけ読んでください。
**子ども顔で曲線寄り(キュート)**の人は、柔らかい色や丸い襟がそのまま似合い、親しみやすい場面で得をします。損を感じやすいのは、直線の多い流行の服と、格の高い場面です。どちらも首元を丸く小さくすると、顔とのずれが一つ減ります。
**子ども顔で直線寄り(フレッシュ・アクティブキュート・クールカジュアル)**の人は、流行のゆったりした直線の服と、若く見られる得の両方を持っています。損を感じやすいのは、甘い装飾の多い服と、年を重ねてからの服の切り替えです。装飾は一点に絞り、素材を一段上質なものに替えると切り替えが楽になります。
**大人顔で曲線寄り(フェミニン・ソフトエレガント)**の人は、きちんとした場面と、年を重ねても崩れにくい得を持っています。損を感じやすいのは、カジュアルな流行の服です。形はゆったりでも、とろみのある素材を選ぶと顔の柔らかさと釣り合います。
**大人顔で直線寄り(エレガント・クール)**の人は、格の高い場面と、色の強い服で得をします。損を感じやすいのは、甘い服と、くだけた場面での親しみやすさです。服を甘くするより、色を一段明るくするほうが、顔の強さを崩さずに柔らかく見えます。
自分が「負けている」と感じるときの3つの原因
顔タイプで損をしていると感じるとき、原因はたいてい次の3つのどれかです。
- 得をしたい場面と顔の位置が逆:流行の直線の服を着たい曲線寄りの人、若く見られたい大人顔の人
- 年齢で顔の位置が動いたのに、服がそのまま:若いころの子ども顔のまま服を選んでいる
- 診断の結果が実際の顔とずれている:自己診断で隣のタイプに出ている
1は服の首元と素材で埋められます。2は服の方向を一段大人の側に寄せます。3は、顔の系統診断の結果が変わるときの手順で測り直してください。どれに当たるかで、直す所がまったく違います。
どちらとも取れる場合:二つの場面で得をしたい人
流行の服も着たいし、年を重ねても崩れたくない、というように二つ以上の場面で得をしたい人は多いはずです。このときは、体に近い所で流行を受け、顔に近い所で自分の位置を守ってください。
具体的には、コートの形・パンツの太さ・靴のように顔から離れた所は流行の形にします。首元・襟・髪型・耳まわりのように顔に近い所は、自分の顔タイプの線に合わせます。こうすると、流行の得と自分の顔の得を両方取れます。
逆の組み合わせ(顔のまわりを流行の形にして、体の側を自分の型にする)は、顔とのずれがいちばん目立つ所に出るので、損が大きくなります。迷ったら、顔から遠い所から流行を入れてください。
どちらとも取れる場合:診断の結果が境目に出た人
自己診断で二つのタイプの間に出た人は、どちらの場面の章を読めばいいか迷います。このときは、境目のどちら側でも有利な場面を先に取ってください。
たとえばフレッシュとソフトエレガントの間なら、どちらも中間の位置なので「似合う幅が広い」得はすでに持っています。そのうえで、流行の得を取りたいならフレッシュの側の直線の服を、年齢の得を取りたいならソフトエレガントの側のきちんとした服を選びます。境目にいることは損ではなく、両方の得に近い位置にいるということです。
勝ち負けより先に見る:顔と服の差を1つずつ測る
最後に、自分の顔と服の差を測る方法を書きます。損をしていると感じた日の服を着て、鏡の前で次の3つを見てください。
- 首元の線は、顔の線(丸いか、まっすぐか)と同じ方向か
- 服の大きさ(襟・ボタン・柄)は、顔のパーツの大きさと釣り合っているか
- 服の格(きちんと感)は、顔の大人っぽさと釣り合っているか
3つのうち外れているのが一つなら、その一か所だけ直せば損は消えます。二つ以上外れているなら、首元から直してください。顔にいちばん近く、変えたときの効き目がいちばん大きい場所だからです。顔タイプの勝ち負けは、顔ではなく、この差の数で決まっています。
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よくある問い
- Q. 顔タイプでいちばん得なのはどのタイプですか
- 得をする場面ごとに違います。いまの売り場に多いゆったりした直線の服がそのまま似合うのは、直線寄りか中間の顔です。年を重ねても印象が崩れにくいのは大人顔、若く見られやすいのは子ども顔です。どれか一つが全部で勝つタイプはありません。
- Q. 自分の顔タイプが損だと感じます。変えられますか
- 顔の骨や輪郭は変えられませんが、損だと感じている場面で求められる服と、自分の顔との差は服と髪で縮められます。この記事の最後の章で、差を一つずつ測る方法を書いています。差が一つか二つなら、髪型か首元を変えるだけで埋まることが多いです。
- Q. 流行の服が似合わないのは顔タイプのせいですか
- 顔タイプが曲線寄りの人は、直線の多い流行の服と顔の線がずれやすいので、そう感じやすい側です。ただし、服の形を全部変えなくても、首元か素材のどちらかを顔の線に寄せると釣り合います。流行の形は体に、顔に近い所は自分の線にと分けて考えてください。
— メグラシ編集部





