顔タイプフェミニン 低身長|幼く見えるか服に埋もれるかで分ける

**顔タイプフェミニンで背が低い人が、似合うはずの服で違和感があるときは、幼く見えるのか、服に埋もれるのかを分けてください。**幼く見えるなら直すのは装飾の大きさと色、服に埋もれるなら直すのはスカートの丈と布の量と重心です。
フェミニンの顔は大人びていて、線に丸みがあります。似合うのは、曲線、やわらかい素材、大人らしい華やかさ。この方向は背が低くても変わりません。変わるのは量です。顔の印象に合わせた装飾や布の量をそのまま小さな体に乗せると、装飾が体に対して大きすぎて幼く見えるか、布が多すぎて体が隠れるかのどちらかが起きます。
両方起きている人は、布の量から直してください。量が減ると体の輪郭が見え、そのぶん装飾が体の中で小さく見えるようになるので、幼さも少し引きます。
先に分ける:幼く見えるか、埋もれるか
鏡で見えたことを、直す場所に置き直します。
| 鏡で見えたこと | 困りごと | 直す場所 |
|---|---|---|
| 顔は大人なのに、服だけ子ども服のよう | 幼い | 装飾の大きさ |
| 淡い色で全身がふわっとして見える | 幼い | 色の数と濃さ |
| ふんわりした素材で頼りなく見える | 幼い | 素材の艶 |
| 服の中に体が入っていて、輪郭が見えない | 埋もれる | 布の量 |
| 脚が短く見える、重心が下にある | 埋もれる | 丈と腰の位置 |
| 長い丈で足元が重い | 埋もれる | スカート丈・靴 |
上の3行が幼い、下の3行が埋もれる、です。似た悩みでも背が高い人は逆の方向になるので、顔タイプフェミニンで背が高い人とは混ぜずに読んでください。
測る:身長と、鎖骨から膝までの長さ
鏡の前で、鎖骨のくぼみから膝の皿の上までの長さを、手のひらを縦に並べて数えます。手のひらは指先から手首まで、だいたい身長の1割ほどの長さです。
- 手のひら3枚に届かない:胴から腿が短めで、布の量が多いと埋もれやすい側です
- 手のひら3枚から3枚半:境目です。丈で調整すれば埋もれにくくなります
- 手のひら3枚半以上:胴から腿に長さがあるので、埋もれにくい側です。違和感があるなら幼さの側を疑います
身長が低くても、鎖骨から膝が長い人は布の量に強く、短い人は弱い。困りごとは身長そのものより、この長さで分かれます。
幼く見える人:装飾は顔の近くに1つ、大きさは親指の先まで
フェミニンの顔には、リボンやフリル、ギャザーがよく似合います。背が低い人が幼く見えるのは、装飾の大きさが体に対して大きすぎるときです。
目安は親指の先です。リボンの結び目、ボタン、フリルの幅、どれも親指の先の大きさまでに収めます。手のひらほどの大きなリボンは、背が高い人なら顔とのつり合いが取れますが、小柄な体に乗ると、顔より装飾が目立ちます。
数は1つ。置く場所は顔の近く、首元か胸元です。袖とスカートの裾と首元に同時に装飾があると、全身に飾りが散って子ども服の方向に寄ります。首元に1つ置いたら、ほかの場所は無地で平らにしてください。
幼く見える人:淡い色は1色まで、残りは中間の濃さ
フェミニンに似合うくすみピンク、ラベンダー、アイボリー。どれも似合う色ですが、全身を淡い色でそろえると、輪郭が溶けてふわっと見え、小柄な体がさらに小さく、幼く見えます。
淡い色は1色まで。顔の近くに置き、ほかはグレージュ、トープ、くすんだ茶など、中間の濃さの色にします。スカートやパンツが中間の濃さなら、下に締まりが出て、全体が大人の側に寄ります。
全身を濃い色でまとめるのも避けてください。フェミニンの顔は、濃い色の面積が大きいと服に顔が負けて沈みます。濃い色は靴とバッグに留めるくらいがちょうどよい量です。
幼く見える人:ふんわりより、とろみと艶
素材でも幼さは動きます。ふんわり空気を含んだ素材、毛足の長いもこもこした素材は、体を丸く包むので、小柄な人を子どもっぽく見せます。

フェミニンの顔に合わせるなら、とろみのある素材、うっすら艶のある素材を選んでください。体に沿って落ちるので、小柄な体の輪郭がきちんと見え、それだけで大人の側に寄ります。ニットなら、毛足の短い細い編み。艶と落ち感が、フェミニンの華やかさを幼さではなく品の方向へ運びます。
埋もれる人:スカート丈は膝下5〜10cmで止める
服に埋もれる人が最初に直すのは、スカートの丈です。フェミニンに似合う、ふくらはぎ丈やロング丈のやわらかいスカートは、小柄な人が履くと体の半分以上が布に覆われます。
丈は膝の皿の下5〜10cm。ふくらはぎのいちばん太い所より上で止めると、脚が布から出る長さが確保され、重心が上に残ります。ロング丈を履きたいときは、くるぶしの上5cmまでにして、足首を出してください。足首が見えると、脚の終わりが分かり、布の中に体が埋もれて見えなくなります。
埋もれる人:上を短くして、腰の位置を見せる
丈を直しても埋もれるなら、重心を上げます。上に着るものの裾が腰より下に落ちていると、上下が一続きの長い布に見えます。
ブラウスやニットは、前だけでもスカートの中に入れて、腰の位置を見せてください。入れたくない日は、裾が腰骨より上で終わる短い丈を選びます。カーディガンを羽織るときは、腰より短い丈のもの。お尻を覆う長いカーディガンは、フェミニンの雰囲気には合いますが、小柄な人には布の量が多すぎます。
ウエストにベルトを足すのも有効です。ベルトの幅は指1本ぶん程度の細いもの。太いベルトは装飾として目立ち、幼さの側に寄ります。
埋もれる人:落ち感は残し、布の量を減らす
フェミニンらしい落ち感、やわらかさは残したまま、布の量だけを減らします。
見るのは、スカートの裾の広がりと、袖の太さです。裾を左右に広げたとき、広がりが自分の肩幅の1.5倍を超えるものは、小柄な体には多すぎます。フレアやギャザーは、広がりの小さいものを。袖は、肩から手首まで同じ太さで落ちるものか、袖口だけ少し絞ったもの。袖全体がふくらむ形は、上半身の量を増やして体を隠します。
両方起きる人:布の量を先に、装飾はあとで
幼く見えて、しかも埋もれる。両方起きているときは、布の量から直してください。
丈を短くし、上を腰より上で止め、裾の広がりを小さくする。これで体の輪郭が見えるようになると、同じ大きさの装飾でも体の中で小さく見えます。布の量を直したあとで、まだ幼く見える場合に、装飾の大きさと色を直します。
順番を逆にして先に装飾を外すと、布の量が多いまま飾りだけが消え、今度は全身がぼんやりと寂しく見えます。
どちらとも取れるとき:写真の撮り方で分ける
どちらの困りごとなのか、鏡ではっきりしないときは、写真を2枚撮ってください。
1枚目は全身を、少し離れた所から。2枚目は胸から上を、近くから。並べて見て、1枚目で違和感があり2枚目では気にならないなら埋もれる側、2枚目でも違和感があるなら幼い側です。胸から上だけの写真には、丈も布の量もほとんど写らないので、そこで残る違和感は装飾や色の話になります。
もう一つ、境目で迷いやすい組み合わせがあります。
- 鎖骨から膝が短く、装飾も多い服を着ている:両方起きている可能性が高いので、布の量から直します
- 鎖骨から膝は長いのに、幼く見える:体の比率の問題ではないので、装飾と色だけを直します
- 顔タイプがフェミニンかキュートか自信がない:小柄だと体の印象に引っぱられて、顔を子供顔と判定しがちです。顔の判定は身長と切り離して、大人顔と子供顔の見分け方で確かめ直してください
パンツの日で分ける:幅と丈の止め方
スカートより、パンツの日のほうが埋もれる人もいます。フェミニンに似合う、とろみのあるワイドパンツは、小柄な人が履くと脚の形が布の中に消え、腰から下が一枚の大きな面になります。
埋もれる人は、裾幅を自分の肩幅の半分くらいまでに抑えてください。腰まわりにゆとりがあり、裾に向かって少し細くなる形なら、とろみの素材のままで脚の終わりが分かります。丈はくるぶしが半分見えるところ。床に向かって裾がたまる長さは、足元に布の量を集めて重心を下げます。
センターに折り目の入ったパンツは、縦の線が1本通るので、小柄な人の脚を長く見せます。幼く見える人にとっても、折り目は大人の印象を足す線なので、甘い上と合わせるときの釣り合いを取ってくれます。
幼く見える人がパンツで気をつけるのは、丈の短いものと裾の広がる形です。ふくらはぎの途中で終わる幅の広いパンツは、子ども服の半ズボンのような印象に寄ります。丈を短くしたいなら、細めの形にして、足首のすぐ上で止めてください。
上は、スカートの日と同じく前だけでも入れて、腰の位置を見せます。パンツの日は脚の付け根が見えにくいぶん、腰の位置が見えるかどうかが、埋もれるかどうかを大きく左右します。
冬の上着で分ける:コートの丈と襟
冬は上着の布の量がいちばん多くなる季節で、小柄なフェミニンの人がもっとも埋もれやすい時期です。

コートの丈は二つに分けます。膝下丈のスカートに合わせるなら、腰が隠れる程度の短めの丈。ロング丈のコートを着たいなら、スカートより短いパンツか、コートと同じ色のスカートを合わせて、縦の線を1本に通します。コートの丈とスカートの丈が数cmずれて重なると、裾に二重の線ができて、そこで体が切れて見えます。
襟は、小さく寝ているものか、襟のない丸い首元のもの。大きなショールカラーや大きな毛皮の襟は、顔まわりの量を増やして、小柄な体の上で頭が大きく見えます。フェミニンのコート全体の考え方は顔タイプフェミニンのコートにもまとめています。
靴で分ける:甲を見せるか、足首を見せるか
小柄な人の靴は、足元を軽くする方向で選びます。幼く見える人は、つま先が丸すぎる靴とストラップの太い靴を避け、つま先にわずかに角度のある、甲の浅い靴を選んでください。丸いつま先は子ども靴の印象に寄ります。
埋もれる人は、甲か足首のどちらかを見せます。ショートブーツを履く日は、スカートの裾とブーツの口の間に肌かタイツの見える部分を指3本ぶん残します。ここが布と靴でつながると、脚全体が短く見えます。ヒールの高さで身長を足すより、甲と足首を見せるほうが、フェミニンの軽やかさが残ります。
ヒールを履く日は、高さより太さで選んでください。細すぎるヒールは小柄な体の下で頼りなく見え、太く低いヒールは足元に量が出ます。かかとの面が親指の幅くらいで、高さが3〜5cmのものが、どちらの困りごとにも傾きにくい中間です。
まとめ
顔タイプフェミニンで背が低い人は、似合う方向はそのままに、量だけを身長に合わせます。幼く見えるなら、装飾を顔の近くに1つ、親指の先の大きさまでにし、淡い色は1色にします。服に埋もれるなら、スカート丈を膝下5〜10cmに止め、上を短くして腰の位置を見せ、裾の広がりを小さくします。両方なら布の量が先です。
よくある問い
- Q. 顔タイプフェミニンで背が低いと、似合う服が変わりますか
- 似合う方向は変わりません。曲線、やわらかい素材、大人らしい華やかさが似合うのは身長に関係なく同じです。変わるのは量の調整です。装飾の大きさ、スカートの丈、布の量を身長に合わせて小さくしないと、装飾が大きすぎて幼く見えるか、布が多すぎて服に埋もれるかのどちらかが起きます。
- Q. ロングスカートを履くと服に埋もれます。もう履けませんか
- 履けます。丈をくるぶしの上5cmで止め、上は腰の位置が見える短い丈にしてください。布の量は、裾の広がりが肩幅を超えないものを選びます。この三つを守ると、ロングスカートでも重心が上に残り、埋もれにくくなります。それでも重く見える日は、靴を甲の見える浅いものにすると足元が軽くなります。
- Q. リボンやフリルは幼く見えるので避けたほうがいいですか
- 避ける必要はありません。数と大きさを絞れば、フェミニンの顔にはよく似合います。顔の近くに1つだけ、大きさは親指の先まで、色は服と同じか近い色。この三つを守ると、装飾が子ども服の方向ではなく、大人の華やかさの方向に寄ります。
- Q. フェミニンかキュートか迷っています
- 背が低いと、体の印象に引っぱられて顔タイプを子供顔の側に判定しがちです。顔だけを写真で見て、顔の縦の長さと、目から顎までの距離で判定し直してください。顔の判定は身長と切り離して行うのが基本です。
— メグラシ編集部





