顔タイプフェミニン 背が高い|甘い服が間延びするか、きつく見えるか

**背が高い顔タイプフェミニンの人は、甘い服を着て「間延びする」なら装飾を大きくし、シャープな服を着て「きつく見える」なら顔の近くに曲線を1か所置いてください。**甘さを減らす必要も、背を隠す必要もありません。直すのは、甘さの大きさと、曲線を置く場所です。
間延びは、小花柄や細いフリル、淡いパステルといった小さく弱い甘さが、体の大きな面積の上で散らばったときに起きます。きつさは、背に合わせて選んだロングコートや直線的なパンツが、顔の曲線とどこでもつながらないときに起きます。どちらが起きているかで、選ぶ服が逆になります。
どちらかわからない人、両方起きる人は、顔まわりは曲線、体の線は直線と分けると、たいていは収まります。このあと、背の高さの目安、間延びの直し方、きつさの直し方、両方出るときの分け方の順に書きます。
甘さの量そのものに迷っている人は、顔タイプフェミニン 甘すぎるも合わせて読んでください。こちらは背の高さに関係なく、顔まわりと全身の甘さの配分を見ています。
先に分ける:甘い服で間延びするか、シャープな服できつくなるか
全身が映る鏡から2mほど離れて、スマートフォンで全身を撮ってください。写真を開いた瞬間、目が最初にどこへ行くかを見ます。
- 服の柄やフリルに目が行き、顔がぼんやりする。全身が大きな子どものように見える:間延びです
- 顔に目が行くが、表情が硬く、服と顔が別々に見える。怖い・冷たいと言われる:きつさです
- 上半身は甘く間延びし、下半身はシャープで、上下が別の人のように見える:両方です
写真で見るのは、鏡だと自分の顔に先に目が行ってしまい、全身の釣り合いがわからないからです。
背が高いとはどこからか:165cmと、肩から足首までの長さ
この記事で「背が高い」と言うときの目安は、身長165cm前後からです。ただ、身長だけで決まるわけではありません。同じ身長でも、肩から足首までが長い人ほど、服の面積が大きくなり、間延びが起きやすくなります。
確かめるには、肩の一番高いところから床までをメジャーで測ります。140cmを超えるなら、服の面積が大きい側に入ると考えてください。身長が160cm台前半でも、首が短く肩から下が長い人は、この記事の分け方が当てはまります。
間延びするとき:甘さは「量」ではなく「大きさ」で出す
フェミニン顔の甘さは、曲線・やわらかさ・華やかさから来ます。背の低い人なら、小さな花柄や細いフリル、小さなリボンで十分に甘さが届きます。背の高い人がそれを着ると、体の面積に対して装飾が小さすぎ、遠目には柄が点々と散らばって見えるだけになります。顔の華やかさも、服の小ささに引っぱられてぼやけます。
直し方は、装飾をひとまわり大きくすることです。数を増やすのではなく、1つずつを大きくします。
| 甘さの種類 | 間延びしやすい大きさ | 背が高い人に釣り合う大きさ |
|---|---|---|
| 花柄 | 花1輪が親指の爪より小さい | 花1輪が手のひらに近い |
| フリル・ラッフル | 幅1〜2cmの細いもの | 幅3cm以上で、揺れが見えるもの |
| リボン・ボウ | 結び目が小さく、垂れが短い | 垂れが20cm以上あり、動きが出るもの |
| ドレープ | 細かいギャザーが均一に入る | 大きな布のたまりが1〜2か所 |
柄は、遠くから見て「花」とわかる大きさまで上げます。小花柄が好きな人は、柄の地の色を濃くすると、遠目にも柄がまとまって見え、散らばりが減ります。
間延びするとき:淡い色の面積を減らす
背が高い人が全身を淡いパステルでまとめると、体の面積いっぱいに淡い色が広がり、輪郭がぼやけます。フェミニン顔の華やかさも、淡い面積に吸われます。
淡い色を着たいときは、上下のどちらかにだけ使ってください。上を淡いピンクのニットにしたら、下はローズやボルドー、濃いグレーなど、中くらいから深い色にします。色の切れ目ができると、背の高さが2つに分かれ、間延びが止まります。
全身を淡い色でまとめたい日は、素材に艶を足します。とろみのあるサテンや、光沢のあるニットは、淡い色でも輪郭が光で出るので、ぼやけにくくなります。
きつく見えるとき:顔から20cm以内に曲線を1か所置く
背が高い人は、店やまわりから「背が高いならシャープな服が似合う」と言われやすく、ロングのチェスターコート、センタープレスのパンツ、直線的なシャツを選びがちです。体の線としては合っていても、フェミニン顔の曲線とどこにもつながらないと、顔だけが浮き、表情が硬く見えます。
全身を甘くする必要はありません。顔から20cm以内、つまり衿元から耳元までのどこかに、曲線を1か所置いてください。
- 衿元:シャツをとろみのあるブラウスに替える、ボウタイやドレープのある衿にする
- 首まわり:丸みのあるネックレス、やわらかいストール
- 耳元:丸みのある大ぶりのピアスやイヤリング
- 髪:毛先に動きのある巻き、顔まわりのレイヤー
1か所でいいのは、顔の近くの曲線は小さくても効くからです。体の線はシャープなままで、顔とのつながりだけを作ります。
きつく見えるとき:直線の服は素材でやわらげる
コートやパンツの形は直線のままでも、素材をやわらかくすると、きつさが抜けます。ハリの強いウールより、表面に少し起毛のある柔らかいウール。硬いコットンのシャツより、落ち感のある素材のシャツ。形を変えずに、布の落ち方だけを曲線に寄せる考え方です。
確かめ方は、布の端を指でつまんで持ち上げ、離したときの落ち方を見ます。角が立ったまま止まるならハリが強く、ゆるやかに垂れるなら落ち感があります。きつく見える人は、顔に近いトップスほど、ゆるやかに垂れる方を選んでください。
どちらとも取れる場合:上が間延び、下がきつい人
いちばん多いのが、上半身は甘いブラウスやニットで間延びし、下半身は背に合わせた直線のパンツできつくなる、というちぐはぐです。写真で見ると、上と下で別の人の服を着ているように見えます。
この場合は、顔まわりは曲線、体の線は直線と役割を分けます。上半身で甘さを出すのは衿元と袖口だけにして、身ごろはすっきりさせます。下半身の直線はそのまま残します。曲線が顔の近くに集まり、直線が体の大きな面積を受け持つので、背の高さと顔の曲線がそれぞれ居場所を持ちます。
上半身をすっきりさせるには、トップスの身ごろに柄や装飾がないものを選び、ギャザーやフリルは衿と袖口に寄せます。身ごろ全体にギャザーが入ったブラウスは、背の高い体では布の量が多すぎ、間延びの原因になります。
どちらとも取れる場合:骨格で曲線の出し方が変わる
顔の側は同じフェミニンでも、骨格によって曲線をどこで出すかが変わります。
骨格ストレートの人は、上半身に厚みがあるので、身ごろのギャザーやフリルは体を大きく見せます。曲線は衿元とアクセサリー、素材の艶で出し、身ごろはすっきりさせてください。
骨格ウェーブの人は、上半身が薄いので、身ごろに大きめのドレープやフリルがあっても重くなりません。背が高いウェーブの人は、むしろ上に曲線の量を置き、下は細身でまとめると釣り合います。
骨格ナチュラルの人は、体の枠が大きいので、曲線もさらに大きくします。手のひらより大きい花柄や、布の量のあるドレープが、背の高さと骨の存在感に負けません。骨格と顔タイプの組み合わせの考え方は、骨格と顔タイプが真逆でも書いています。
スカートとワンピースの丈:ふくらはぎから下へ5〜10cm
背が高い人がスカートで迷うのは丈です。膝丈は脚の長さが目立ちすぎて子どもっぽくなることがあり、くるぶしまでのロングは布の面積が大きくなって重くなることがあります。
目安は、ふくらはぎの一番太いところから、下へ5〜10cmで終わる丈です。この位置だと、脚の細い部分が少し見え、布の面積も大きくなりすぎません。
形は、布の量が均一に多いギャザースカートより、裾に向かって広がるフレアや、裾だけが揺れる形が向いています。動いたときに裾の曲線が出るので、フェミニン顔とつながります。ワンピースも同じで、ウエストから下の布の量を見て選んでください。
秋冬のコート:ロング丈なら衿で曲線を足す
背が高い人はロングコートが似合いやすいのですが、フェミニン顔の人がシャープなロングのテーラードを着ると、面積の大きい直線が顔を押し返します。
ロング丈を選ぶなら、衿で曲線を足します。ショールカラーや、丸みのあるステンカラー、衿の端が丸くカットされたものです。テーラードを着たい日は、マフラーやストールをやわらかく巻いて、顔の下に曲線を作ってください。
ショート丈のコートを選ぶ場合は、背の高さで丈が短く見えすぎることがあります。腰骨の少し下まであるものを選ぶと、上下の釣り合いが取れます。
靴とバッグ:小さすぎるものを避ける
小物にも、間延びときつさの分け方が使えます。間延びしやすい人は、小さなバッグや華奢すぎる靴を避けます。体に対して小さすぎると、全身の中で点のように見え、まとまりが崩れます。バッグは手で持ったときに腰の幅の半分くらいある大きさが、背の高い体と釣り合います。
きつく見えやすい人は、靴のつま先に丸みのあるものを選びます。先の尖ったピンヒールは、直線が足元にも加わるので、全身の直線が強くなります。ヒールの高さは気にしなくてかまいません。
場面で分ける:仕事の日は直線を多めに、休日は曲線を多めに
同じ人でも、場面によって間延びときつさのどちらに寄せるかを変えてかまいません。
仕事の日は、まわりの服が直線的なことが多く、甘さを大きくしすぎると職場の中で浮きます。この日は、体の線は直線のままにして、顔から20cm以内の曲線を1か所だけにします。たとえば、ジャケットとセンタープレスのパンツに、衿元にドレープのあるブラウスを合わせる組み合わせです。背の高さはジャケットの直線が受け止め、顔の曲線はブラウスがつなぎます。
休日は、曲線を多めにしてかまいません。大きな花柄のワンピースや、裾の揺れるスカートを選ぶ日です。ここで間延びしないように、柄の大きさと淡い色の面積だけは、前の節の目安を守ってください。
冠婚葬祭のように服の決まりがある場面では、形は決まりに従い、素材の落ち感と小物の丸みで曲線を足します。決まりの中でも、顔とのつながりは作れます。
写真で確かめる:1か所ずつ変えて撮り比べる
直し方がわかったら、1か所ずつ変えて写真を撮り比べてください。同じ場所、同じ距離、同じ光で撮るのがこつです。
- いつもの服で1枚
- 間延びが気になる人は、柄や装飾をひとまわり大きいものに替えて1枚
- きつさが気になる人は、顔から20cm以内に曲線を1か所足して1枚
2枚目か3枚目で、目が最初に顔へ行くようになれば、その直し方が合っています。2つ以上を一度に変えると、どれが効いたかがわからなくなるので、1枚ごとに1か所だけ変えてください。
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よくある問い
- Q. 背が高いと、顔タイプフェミニンの服は似合わないのですか
- 似合わないのではなく、甘さの出し方が背の低い人と違います。小さな花柄や細いフリルは、体の面積に対して小さすぎて散らばって見えます。花柄なら手のひらに近い大きさ、フリルなら幅3cm以上のものに替えると、甘さが体の大きさに釣り合います。
- Q. 高身長向けのきれいめな服を着ると、顔だけ浮いて怖く見えます
- 服の直線が顔の曲線を押し返している状態です。全身を甘くする必要はありません。衿元をドレープやとろみのある素材にするか、丸みのある大ぶりのピアスを足すなど、顔から20cm以内に曲線を1か所置いてください。
- Q. ロングスカートを履くと、重く見えるか、長く見えすぎます
- 丈と布の量の釣り合いを見ます。布の量が多いギャザーのロングは、背が高いと面積が大きくなりすぎます。ふくらはぎの一番太いところから下へ5〜10cmで終わる丈で、裾に向かって広がるフレアか、マーメイドのように裾だけ揺れる形が向いています。
- Q. ヒールは履かないほうがいいですか
- 履いてかまいません。背を低く見せる必要はなく、問題は甘さと体の大きさの釣り合いです。ただ、先の尖った細いヒールは直線が足されるので、きつく見える人は、つま先に丸みのある靴かアーモンド形にすると顔となじみます。
— メグラシ編集部





