顔タイプフェミニン 甘すぎる|顔まわりか全身かで外す所を分ける

**鏡から1m離れて上半身だけを見たときに浮くなら、甘さが顔まわりに寄りすぎています。**襟元のリボンやフリルを、顎から手のひら1枚ぶん(約15cm)下へ離してください。服の甘さはそのままで、顔とのつながりが戻ります。
**3m離れて全身を見たときに浮くなら、甘さの数が多すぎます。**形・素材・色・柄・飾りの5種のうち、甘い側に振っているものを数えて、3つ以上なら2つに減らします。どれを残すかは、自分の頬の丸さで決めます。
両方で浮く人は、顔まわりから先に直します。顔の近くの甘さは1つでも強く見えるので、そこを動かすだけで全身の数の問題が消えることが多いからです。顔タイプフェミニンの服をやめる必要はありません。外すのは1か所です。
結論:甘すぎるのは量ではなく、置き場所
顔タイプフェミニンは、顔の曲線と大人っぽさが特徴です。服にも曲線を入れると顔とつながる。ここまでは診断の言うとおりです。ただ、曲線を入れる場所と数を間違えると、服だけが先に見えて「甘すぎる」と感じます。
| 顔まわりで浮く人 | 全身で浮く人 | |
|---|---|---|
| 浮いて見える距離 | 鏡から1m | 鏡から3m |
| よく出る組み合わせ | 襟元のリボン・フリル・丸襟 | ふんわり素材+淡い色+花柄+揺れるスカート |
| 直す場所 | 飾りを顎から約15cm下へ離す | 甘い要素を2つまでに減らす |
| 残してよいもの | 袖・裾・スカートの曲線 | 頬の丸さで選んだ2つ |
この表は、どちらの直し方を採るかを分けるためのものです。似合う服の候補を全部並べたものではありません。
見分け方|1mと3m、2つの距離で鏡を見る
まず、甘すぎると感じた服を着て、全身が映る鏡の前に立ちます。
1m離れて、胸から上だけを見てください。顔より先に襟元の飾りに目が行くなら、顔まわりの人です。3m離れて、頭から靴まで全体を見てください。服の甘い印象が顔より先に来るなら、全身の人です。
目安は3秒です。3秒見て、最初に目が止まった場所が答えです。考え始めると、どちらも気になってきます。最初の一瞬で目が行った場所を採ってください。
鏡が遠くまで取れない部屋なら、スマートフォンで撮ります。胸から上を画面いっぱいに撮った1枚と、全身を画面の縦3分の2に収めた1枚。2枚を並べて、どちらで甘さが浮いて見えるかを比べます。
顔まわりで浮く人|丸を顎から離す
顔まわりで浮く人は、顔の曲線と服の曲線がすぐ隣にあって、服のほうが大きく見えています。顔の曲線よりも大きなリボンやフリルが顎のすぐ下にあると、目はそちらへ引っ張られます。
直し方は、飾りを下へ離すことです。顎の先から手のひらを下へ当て、手のひらの下端より下に飾りが来るものを選びます。だいたい15cmです。ボウタイのブラウスなら、結び目を鎖骨より下で結ぶ。丸襟なら、襟の幅が指2本ぶん(約4cm)以内のもの。
**飾りそのものをやめる必要はありません。**距離を取れば、同じリボンが顔の曲線を引き立てる側に回ります。
もう1つの方法は、飾りの大きさを顔のパーツより小さくすることです。目の幅より小さいフリル、口の幅より細いリボン。これなら顎の近くにあっても、顔を追い越しません。
全身で浮く人|甘い要素を数えて2つにする
全身で浮く人は、1つ1つは問題なくても、甘さが重なりすぎています。ふんわりしたニット、淡いピンク、小花柄のスカート、裾の揺れ、パールの飾り。どれもフェミニンに似合う要素ですが、5つそろうと服が顔より先に語り始めます。
**甘い側に振っている要素を、2つまでに減らしてください。**3つ目からは、同じ方向の情報が重なるだけで、顔とのつながりは増えません。
減らすときは、反対側に振るのではなく、真ん中に戻します。ふんわりしたニットを硬い生地に替えるのではなく、表面がなめらかなニットに替える。淡いピンクを黒に替えるのではなく、ベージュや灰みのある色に替える。反対側まで振ると、今度は顔だけが甘く見えてずれます。
甘い要素の数え方|形・素材・色・柄・飾りの5種
数えるときは、次の5種に分けます。
- 形:裾が揺れる、袖が膨らむ、ウエストを絞って広がる
- 素材:毛足が長い、透ける、ツヤが強い、とろみがある
- 色:淡いピンク・ラベンダー・水色など、明るくやわらかい色
- 柄:花柄、小さな水玉、曲線の多い柄
- 飾り:リボン・フリル・パール・レース
1つの服が2種にまたがることもあります。花柄のフレアスカートなら、柄と形で2つです。全身で数えて、合計2つなら止まります。3つなら1つ、4つ以上なら2つ外します。
数えたあとで「どれを外すか」に迷ったら、顔から遠いものを残し、近いものから外すのが基本です。足元の甘さは顔とぶつかりませんが、首元の甘さはぶつかります。
頬の丸さが下がってきた人|曲線を腰より下へ送る
同じフェミニンでも、頬の丸さの残り方で、甘さの受け止め方が変わります。
横から鏡を見て、頬のいちばん前に出ている点が、小鼻より前にあるか後ろにあるかを確かめてください。後ろに下がってきた人は、顔の曲線が細くなってきています。以前と同じ服でも、服の曲線のほうが先に目に入るようになります。
この人は、曲線の置き場所を腰より下へ送ります。上半身は直線寄りの襟と、なめらかな素材。曲線はスカートの揺れや、ワイドパンツの裾の落ち方で出します。顔から遠い場所の曲線は、顔の印象を変えずにやわらかさだけを足してくれます。
頬の丸さが残っている人|甘さは足りている、素材を固くする
頬のいちばん前の点が小鼻より前にある人は、顔そのものに曲線と甘さが十分にあります。服でさらに甘さを足すと、顔と服が同じ方向に重なって、全体が甘すぎる側に倒れます。
この人は、形は曲線のままでかまいません。そのかわり、素材を1段固くします。ふんわりしたモヘアをなめらかなウールに、とろみのブラウスを張りのあるコットンに。形の曲線は顔とつながり、素材の固さが大人っぽさを足します。
診断で言われる「大人っぽさ」は、この素材の側で出すと覚えておくと迷いません。
秋冬の素材|毛足とツヤは甘さに数える
秋冬は、素材の甘さが知らないうちに増える季節です。
毛足の長いニット、ファー、ボア、ベロアは、色や形が控えめでも、素材だけで甘い側の1つになります。とくに毛足が1cmを超えるものは、顔の近くに来ると輪郭をぼかして、顔より服を目立たせます。
**顔まわりの人は、毛足の長い素材を首元から離してください。**コートの襟がボアならマフラーは薄手に、ニットがモヘアなら襟元は詰まった形を避けて少し開ける。全身の人は、毛足の素材を使う日は、色か柄のどちらかを外して数を合わせます。
ツヤの強いサテンやベロアも同じです。一面に光る素材は、それだけで華やかさの1つに数えます。
色|淡いピンクを外すか、置き場所を下げるか
色で甘すぎると感じる人は、2通りに分かれます。
色そのものが甘すぎる人は、淡いピンクやラベンダーに少し灰みを足した色へ替えます。くすんだピンク、灰みのラベンダー。明るさは同じで、甘さだけが1段下がります。
色はいいのに顔の近くで浮く人は、色を替えずに置き場所を下げます。淡いピンクのニットを、同じ色のスカートに替える。首元にあった色が腰から下へ移るだけで、顔の印象が戻ります。
どちらか迷ったら、同じ色のものを手に持ち、顔の横と腰の横で鏡を見比べてください。腰の横なら落ち着くなら、置き場所の問題です。
職場で甘すぎると言われた人
職場で「甘い」「かわいすぎる」と言われる場合、多くは顔まわりと色の重なりです。会議で人と向き合う距離は、だいたい1〜2mです。この距離で見えるのは胸から上なので、襟元の飾りと首元の色が印象を決めます。
職場では、顔まわりから飾りと淡い色の両方を外し、甘さはスカートの揺れか袖の膨らみの1つに預けます。休日は、同じ服でも外す数を1つ減らしてかまいません。人と向き合う距離が違うからです。
場面で外す数を変えるのは、ぶれではありません。見られる距離に合わせているだけです。
どちらとも取れる人|1mでも3mでも少し浮く
1mでも3mでも、どちらも少しずつ浮いて見える人がいます。この記事でいちばん多い迷い方です。
この場合は、先に顔まわりだけを直して、もう一度3mで見てください。顔の近くにある甘さは、面積が小さくても視線を集めるので、全身の甘さが多いように錯覚させます。顔まわりから飾りを離しただけで、3mで見たときの浮きも消えることがよくあります。
顔まわりを直しても3mでまだ浮くなら、そこで初めて全身の数を数えます。このとき、顔まわりから外した1つも数に入れて構いません。つまり、残りは1つ外せば足りることが多いです。
**両方を同時に直そうとすると、外しすぎて地味になります。**順番は、顔まわり、確認、全身の数。この3段で進めてください。
もう1つ迷いやすいのが、日によって浮いたり浮かなかったりする人です。髪をまとめた日と下ろした日で、顔まわりの面積が変わっていることがあります。髪をまとめた日は首元が空くので、襟元の飾りが目立ちやすくなります。まとめ髪の日だけ、襟元を控えめにすると安定します。
外したら地味になった人|戻すのは1つだけ
甘さを外したあと、今度は寂しく見えることがあります。外しすぎたか、外す場所が違ったかのどちらかです。
戻すのは1つだけにしてください。顔まわりから外した人は、耳元の小さなピアスか、首元の細いネックレスで曲線を1つ戻します。服ではなく小物にすると、面積が小さいので顔を追い越しません。
全身から外した人は、素材を1つだけ甘い側に戻します。色や柄を戻すと数がまた増えやすく、元の甘すぎる状態に戻りがちです。素材は近くで見たときにだけ効くので、3mの印象を崩しません。
試着で見る10秒
売り場で試着するときは、次の順に見ます。
- 試着室の鏡で、胸から上を3秒見る。顔より先に襟元に目が行ったら、その服は顔まわりで浮く
- 試着室を出て、少し離れて全身を3秒見る。服の甘さが先に来たら、合わせる他の服の甘さを減らす前提で考える
- 手持ちの服と合わせたときの甘い要素を、頭の中で数える。3つを超えるなら、どれを替えるかを決めてから買う
合計10秒もかかりません。「かわいい」と思った瞬間に買うのではなく、この10秒を挟むだけで、家で浮く服が減ります。
手順を1枚にまとめる
- 甘すぎると感じた服を着て、鏡から1mと3mで見る
- 1mで浮くなら顔まわり。飾りを顎から約15cm下へ離すか、顔のパーツより小さくする
- 3mで浮くなら全身。形・素材・色・柄・飾りのうち甘い側を数え、2つまでに減らす
- 両方なら、顔まわりから直して、3mでもう一度見る
- 頬の丸さが下がってきた人は曲線を腰より下へ、残っている人は素材を1段固く
- 外して地味になったら、小物か素材で1つだけ戻す
顔タイプフェミニンに甘さが合わないのではありません。甘さを置く場所と数が、今の顔と合っていなかっただけです。
似合う形をもっと知りたい人は顔タイプフェミニンに似合うニット、柄の大きさで迷う人はフェミニンの柄の大きさ、年齢で似合い方が変わってきた人はフェミニン40代の大人スタイルへ。メイクで甘さを整えたい人はフェミニンメイクの甘さの調整も合わせて読んでください。
よくある問い
- Q. 顔タイプフェミニンと言われたのに、フェミニンな服が似合わない気がします
- 似合っていないのではなく、甘さを置いている場所がずれていることが多いです。鏡から1m離れて上半身だけを見たときに浮くなら顔まわり、3m離れて全身を見たときに浮くなら全身の甘さの数が原因です。顔まわりの人は、襟元のリボンやフリルを顎から手のひら1枚ぶん下へ離すだけで落ち着きます。全身の人は、形・素材・色・柄・飾りのうち甘い側に振っているものを数え、3つ以上なら2つに減らしてください。フェミニンの服をやめる必要はありません。
- Q. 年齢とともにフェミニンな服が浮くようになりました
- 顔の曲線が少し細くなると、服の曲線のほうが先に目に入るようになります。横から見て、頬のいちばん前に出る点が小鼻より前にあるか後ろにあるかを確かめてください。後ろに下がってきた人は、顔まわりの丸を減らし、曲線は腰より下のスカートの揺れや袖の膨らみへ移します。前にある人は、甘さはまだ顔に足りているので、服の素材を少し固くするほうが合います。どちらの人も、曲線を全部やめるより置き場所を変えるほうが、顔とつながります。
- Q. 甘さを外したら、今度は地味で寂しく見えます
- 外す所が多すぎたか、外す場所を間違えた可能性があります。戻すのは1つだけにしてください。顔まわりから外した人は、耳元か首元に小さな曲線を1つ戻します。全身から外した人は、5種のうち素材を1つだけ甘い側に戻すのがいちばん崩れません。色や柄を戻すと、また数が増えて元に戻りやすいからです。戻したあと、もう一度1mと3mで鏡を見て、どちらでも浮かなければそれが今のちょうどいい量です。
— メグラシ編集部





