顔タイプエレガント 髪型 40代|きつく見えるかぼやけて老けるか

**顔タイプエレガントの40代で髪型に迷っているなら、まず「きつく見える」のか「ぼやけて老ける」のかを決めてください。**この2つで、髪で足すものと引くものが逆になります。
きつく見える人は、毛先と分け目の直線が、もともとはっきりした目鼻立ちに重なっています。答えは、毛先をあごの線で内側へ丸く収め、分け目をまっすぐから少しずらすことです。長さは変えなくてかまいません。
ぼやける人は、頬から下に髪の重さが溜まり、顔の下半分が広く見えています。答えは、量を頬骨より上に移し、顔まわりの段を頬骨の高さから始めることです。どちらとも言えない人は、髪を切る前に分け目を深くするところから始めます。この先は、その見分け方と、それぞれの長さ・前髪・頼み方を順に書きます。
結論:鏡で浮かぶ言葉が「怖い」か「疲れた」かで分かれる
自分がどちらの側かは、いつもの髪型のまま、明るい窓のそばで鏡を見て決めます。顔を見て最初に浮かぶ言葉を、下の表に当てはめてください。
| 浮かぶ言葉 | 起きていること | 先に直す場所 |
|---|---|---|
| 怖い・強い・とがって見える | 髪の直線が顔の強さに重なっている | 毛先の向きと分け目 |
| 疲れた・老けた・顔が大きい | 頬から下に髪の重さが溜まっている | 量の位置と段の高さ |
| どちらとも言えない | 両方が少しずつ起きている | 分け目の深さから |
ここで大事なのは、顔タイプエレガントという結果そのものは変わっていないことです。変わったのは、40代になって顔のどこに影と重さが出やすくなったかです。その変化が髪の形とぶつかる場所によって、同じ髪型が人によってきつくも、ぼやけても見えます。
測り方|頬骨の高さとあごの線を、指で確かめる
言葉で決めきれない人は、2か所を指で確かめます。
1つ目は頬骨のいちばん高いところです。人差し指を頬に当てて、骨がいちばん前に出ている位置を探してください。その位置と、いまの髪の量がいちばん多い高さを比べます。量のいちばん多い場所が頬骨より下にあれば、ぼやける側に寄っています。
2つ目はあごの線です。耳の下からあご先まで指でなぞり、毛先がその線のどこに当たっているかを見ます。毛先がまっすぐ切りそろえられて、あごの線と平行に並んでいるなら、きつく見える側に寄っています。直線が2本、顔の下で重なっているからです。
この2つを見るときは、ブローをした日と、乾かしただけの日で比べてください。髪の落ち方は日によって変わるので、乾かしただけの日に出る形がその人の素の髪型です。
きつく見える人|直線が重なって、顔の強さが前に出ている
顔タイプエレガントの顔は、目鼻立ちがはっきりしていて、顔の縦の長さがあります。もともと顔に線が多いので、髪からさらに直線を足すと、顔の印象が一段強くなります。
40代になって「きつく見える」と言われ始める人の多くは、頬の肉が少し落ちて、頬骨とあごの線が前より見えやすくなっています。顔そのものは変わっていなくても、骨の線が出たぶん、髪の直線とぶつかる場面が増えています。
髪で直線になりやすいのは、まっすぐ切りそろえた毛先、真ん中でまっすぐ分けた分け目、顔に沿ってまっすぐ落ちる長い髪の3つです。この3つが2つ以上そろっているなら、まず1つを曲線に変えます。全部を変える必要はありません。
きつく見える人の長さと毛先|あごの線で内に入れる
きつく見える人がいちばん効くのは、毛先の向きを変えることです。長さはあごからやや下、肩につかない程度が扱いやすく、毛先をあごの線のあたりで内側へ丸く収めます。

内に入れる量は、毛先が半周巻き込むくらいで足ります。大きく巻くと、顔タイプエレガントの大人っぽさに対して髪だけが若く見えます。ゆるい波を全体に少し入れる程度にとどめ、毛先だけは内向きにそろえてください。
長い髪を残したい人は、顔まわりだけ段を入れて、あごの高さで内に向く毛束をつくります。後ろはまっすぐのままでかまいません。顔の横から見える毛先が丸くなるだけで、正面の印象は変わります。
逆に避けたいのは、あごの線ぴったりで水平に切りそろえるボブです。顔の下に1本の横線ができて、あごの骨と並んで見えます。
きつく見える人の前髪と分け目
前髪は、眉の上から目じりの方向へ斜めに流れる長い前髪が合います。額の一部を隠すと、顔の縦の直線が途中で途切れ、表情がやわらぎます。短く切りそろえた前髪は、顔の中に新しい横線を足すので避けます。
分け目は、真ん中から指1本分ずらすだけで十分です。真ん中分けは顔を左右に分ける縦の直線になり、はっきりした顔をさらに強く見せます。ずらした分け目は、髪の流れが斜めになるので、それだけで直線が1本減ります。
前髪をつくらない人は、分け目の反対側の髪を耳にかけないようにしてください。片方だけ耳にかけると、顔の片側の輪郭がはっきり出て、きつさが戻ります。
ぼやける人|顔の下半分に重さが溜まっている
ぼやける人は、きつく見える人と原因が逆です。顔の線が弱く見えているのではなく、髪の重さが頬から下に集まって、顔の下半分が広く見えています。
40代になると、髪のボリュームが頭の上で落ちやすくなります。分け目のあたりがぺたんとして、量は耳から下、肩のあたりに溜まります。その形が顔の下半分を囲むので、顔タイプエレガントの縦の長さが、下に重く引っぱられたように見えます。
もう1つ、顔まわりの段が低い位置から始まっていることもよくあります。あごより下から段が入っていると、顔の横は平らなままで、肩のあたりだけに動きが出ます。頬に影ができないので、輪郭がぼやけます。
ぼやける人の長さと高さ|頬骨から上に量を置く
ぼやける人が先に直すのは、量の位置です。頭の上、分け目のすぐ後ろに高さを出し、顔まわりの段は頬骨の高さから始めます。長さは肩甲骨のあたりまであってもかまいません。

頭の上に高さを出すには、乾かすときに分け目と逆の方向から根元に風を当て、最後に分け目へ戻します。これだけで根元が立ち上がります。毎朝のブローが難しい人は、頭の上だけ短めの段を入れてもらうと、乾かすだけで高さが残ります。
段を頬骨から始めると、顔の横に毛束の影ができます。その影が頬の外側に縦の線をつくり、輪郭が締まって見えます。段が低い位置にあるなら、次に切るときに一段上げてもらってください。
避けたいのは、肩の上で毛先が外にはねる長さです。量が肩の位置で横に広がり、顔の下半分がさらに広く見えます。
ぼやける人の前髪と分け目
ぼやける人の前髪は、額を少し見せる長い前髪が合います。前髪を下ろして額を全部隠すと、顔の上半分に影ができて、重さが上下に分散しません。眉の上で根元を少し立ち上げ、横へ流してください。
分け目は深めにとります。耳の上の高さの延長あたりまで横にずらすと、片側に髪の量が集まり、頭の上に自然な高さが出ます。分け目が深いと顔の片側に髪の影ができ、輪郭の線も残ります。
分け目をときどき入れ替えるのも効きます。同じ場所で分け続けると、その部分の根元が寝て、高さが出にくくなるからです。
どちらとも取れるとき|先に分け目を深くする
表でもどちらとも言えなかった人は、両方が少しずつ起きています。この場合、髪を切る前に分け目を深くするところから始めてください。
分け目を深くすると、2つのことが同時に起きます。まっすぐな分け目がなくなるので、きつく見える側の直線が1本減ります。頭の上に高さが出るので、ぼやける側の重さも上に移ります。どちらの側にも効き、悪くなる方向がほとんどありません。
分け目を変えて1週間たったら、もう一度鏡を見てください。まだきつさが残るなら毛先の向きを、まだぼやけるなら段の高さを、次に美容室へ行くときに頼みます。1度に2つ変えると、どちらが効いたのか分からなくなるので、順番に1つずつ試します。
どうしても決められない人は、長さをあごから肩の間にしておくと調整しやすくなります。毛先を内に入れることも、上に高さを出すことも、この長さなら両方できます。
髪の長さと首元の合わせ|詰まるか開くかで差が出る
髪型が決まったら、よく着る服の首元と合わせて見てください。同じ髪型でも、首元の形によって、きつさとぼやけの出方が変わります。
きつく見える人がVネックを着るなら、毛先の丸みを残してください。開いた首元の直線と毛先の直線が重なると、顔の下にとがった線が2本並びます。タートルネックのように首が詰まる服は、首元が丸い面になるので、毛先はまっすぐでも和らいで見えます。
ぼやける人がタートルネックを着るなら、髪を後ろでまとめるか、肩より上に収めてください。首元の面と、肩に溜まる髪の量が重なると、顔の下半分がさらに広く見えます。開いた首元の服なら、首の縦の線が見えるので、長い髪のままでも輪郭が締まります。
白髪と髪色で、きつさとぼやけが動く
40代は白髪の扱いが変わる時期でもあります。髪色の明るさが変わると、顔との明るさの差が変わり、きつさとぼやけの出方も動きます。
暗く濃い色に染めている人は、顔と髪の差が大きくなるので、きつく見える側に寄ります。きつく見える人が明るさを少し上げると、毛先の形を変えなくても和らぎます。
白い髪が混ざってきた人や、明るめの色にしている人は、顔と髪の差が小さくなるので、ぼやける側に寄ります。ぼやける人は、明るさはそのままで、分け目を深くして顔まわりに影をつくると、差を取り戻せます。
色を変えるか形を変えるか迷ったら、形が先です。色は美容室に行くたびに少しずつしか変えられませんが、分け目と毛先の向きは今日から変えられます。
美容室での伝え方|写真より「どこを」で頼む
写真を見せるだけだと、髪の量や顔の縦の長さが違う分、同じ形にはなりません。写真に加えて、どちらの側かと、どこをどうしたいかを言葉で伝えてください。
きつく見える人は、「最近きつく見られるので、毛先をあごの線で内に入れたい。分け目は真ん中から少しずらしたい」と伝えます。長さを変えたくなければ、それも最初に言っておきます。
ぼやける人は、「顔の下半分が重く見えるので、頬骨より上に高さがほしい。顔まわりの段は頬骨から始めたい」と伝えます。毎朝ブローをする時間があるかどうかも伝えると、乾かすだけで形が残る切り方を選んでもらえます。
どちらとも言えない人は、「分け目を深くしても形が崩れないようにしたい」とだけ伝えれば十分です。次の段階は、分け目を変えてから決めます。
まとめ
- 顔タイプエレガントの40代の髪型の迷いは、「きつく見える」と「ぼやけて老ける」の2つに分かれる
- きつく見える人は、毛先をあごの線で内に入れ、分け目を真ん中から指1本分ずらす。前髪は斜めに流す長いもの
- ぼやける人は、量を頬骨より上に移し、顔まわりの段を頬骨から始める。分け目は深めに
- どちらとも取れるときは、切る前に分け目を深くする。両方に効き、悪くなる方向がほとんどない
- 美容室では写真に加えて、どちらの側かと、どこをどうしたいかを言葉で伝える
関連記事
よくある問い
- Q. 顔タイプエレガントの40代は、ショートにしても大丈夫ですか
- できます。ただし、どちらの側かで条件が変わります。きつく見える人は、耳にかからない短さだと直線が際立つので、耳が半分隠れる長さと、毛先を丸く収める切り方が条件です。ぼやける人は、頭の上に高さが出せるならショートが一番すっきりします。後頭部がぺたんとする人は、あごの線より長いボブから始めてください。
- Q. 前髪を作るべきか、なくすべきか分かりません
- 額を出して鏡を見たとき、顔が強く見えるなら作る、間が抜けて見えるなら作る、どちらでもなければ作らない、で決めて大丈夫です。作るときは、まっすぐ下ろす前髪ではなく、眉の上から斜めに流れる長めの前髪にします。顔タイプエレガントは顔の縦の長さがあるので、短く切りそろえた前髪は顔の中で浮きやすくなります。
- Q. 白髪を染めるのをやめたら、髪型も変えるべきですか
- 変えたほうが楽になります。白い髪が混ざると、髪全体の明るさが上がって顔との差が縮みます。きつく見えていた人は和らぐ方向に動くので、毛先の丸みを少し減らしても大丈夫です。ぼやけていた人はさらにぼやけやすくなるので、分け目を深くして顔まわりに影をつくり、輪郭の線を残してください。
- Q. 美容室で写真を見せると、思った仕上がりになりません
- 写真の人と顔の縦の長さや髪の量が違うと、同じ切り方でも別の形になります。写真に加えて「毛先はあごの線で内に入れたい」「頬骨より上に高さがほしい」のように、どこをどうしたいかを言葉で伝えてください。どちらの側かを伝えるのが一番の近道です。
— メグラシ編集部





