顔タイプエレガントがきつく見える|直線か目か、強い側から1つ外す

**顔タイプエレガントで「怖そう」「近寄りにくい」と言われる人は、まず正面の写真を1枚撮って、あごの線・眉・鼻筋のうち、まっすぐな線が何本あるかを数えてください。**2本以上なら、きつさの出どころは線です。直すのは色ではなく、顔にいちばん近い服の角を1か所だけ丸くすること。1本以下で、目が大きく黒目の縁がはっきりしているなら、出どころは目です。こちらは丸くしても直りません。顔から10cm以内にある柄・光・色の数を1つ減らします。
エレガントは「大人顔で、直線と曲線のちょうど中間」と説明される顔タイプです。だから同じエレガントの中に、直線寄りの人と、目の情報量で大人に見えている人が混ざっています。**きつく見える原因も、直す方法も、この2つで別です。**やさしい色を着ても直らなかった人は、おそらく直す場所を間違えています。
秋冬は黒いコートとタートルネックで、顔の近くに黒い面と直線が増える季節です。どちら側の人も、この記事の手順は「顔からの距離」と「数」で測れるようにしてあります。鏡の前で測って、1か所だけ動かしてください。
先に決める:あなたは「線」か「目」か
正面の写真を、スマートフォンで腕を伸ばした距離から撮ります。髪はいったん耳にかけて、輪郭と眉を出してください。見るのは3本の線と、目の2つの比率です。
| 見る場所 | 線が強い側 | 目が強い側 |
|---|---|---|
| あごの線(耳の下からあご先) | 直線に近く、あご先に角がある | 丸みがあり、角が目立たない |
| 眉 | 山がなく、まっすぐか直線的に上がる | 山があるか、ゆるく弧を描く |
| 鼻筋 | 細く、まっすぐ通っている | 幅があるか、途中で丸みがある |
| 黒目の縦幅 | 目の縦幅の6割前後 | 目の縦幅の7割以上で、縁がはっきり |
| 目を閉じた写真との差 | 印象があまり変わらない | 目を閉じると別人のように静かになる |
上の3本のうち2本以上がまっすぐなら線が強い側です。線が1本以下で、黒目の比率が高く、目を閉じた写真との差が大きければ目が強い側。両方に当たる人、どちらにも当たらない人は、それぞれ後の章で扱います。
ここで「どちらでもない中間」と出た人は、いちど目を閉じた写真の印象だけで決めてください。目を閉じると急にやさしく見える人は、目が強い側です。
線が強い側:顔にいちばん近い角を1か所だけ丸くする
線が強いエレガントは、顔タイプの分類ではクールに隣接しています。輪郭・眉・鼻筋のまっすぐさに、服の直線が重なると、全体が「線だけ」になります。これがきつく見える仕組みです。
直し方は単純で、顔にいちばん近い服の角を、1か所だけ丸くする。襟先が尖ったシャツなら、襟先が丸いものか、襟のないクルーネックに。ジャケットの襟が鋭いなら、襟の返りがゆるいもの、あるいはノーカラーに。これだけで、顔の線が服に増幅されなくなります。
やってはいけないのは、全部を丸くすることです。襟も袖口も裾もバッグも丸くすると、それは顔タイプフェミニンの服になります。線が強いエレガントの顔は、その中で浮きます。「丸い服を着たら、今度はちぐはぐになった」という人は、丸くした場所が多すぎました。
丸くする場所の優先順位
- 襟の角(あご先から5cm以内に来るもの)
- ネックラインの底(Vネックの底の尖りを、Uに近いものへ)
- 髪の毛先(顔の横に落ちる毛先の、内か外への曲がり)
1で直らなければ2、2で直らなければ3まで。3つとも動かすことはまずありません。1つ動かして、写真を撮り直して、変わったかを見てください。
目が強い側:丸くしない。顔から10cm以内の数を減らす
目が大きく黒目の縁がはっきりしている人は、顔の中にすでに情報が多い状態です。この人がきつく見えるのは、線ではなく情報量が原因です。だから襟を丸くしても直りません。丸くした襟がもう1つの情報として足されて、むしろ目立ちます。
直すのは数です。顔から10cm以内にあるものを、柄・光・色に分けて数えて、1つ減らす。
- 柄:襟や肩に柄があるなら、無地に
- 光:光るボタン・ピアスの揺れ・マフラーの光沢。顔の近くで光るものを1つ外す
- 色:顔の近くの色数を3色以内に。髪色と肌色を含めて数える
たとえば、柄のあるスカーフを首に巻き、光るピアスをつけ、タートルネックが濃い色なら、顔の近くの情報は3つあります。スカーフを無地にするか、ピアスを小さいものにするか、どちらか1つで足ります。
色を薄くするのは逆効果
目が強い側の人が「やさしく見せたい」と思って服の色を薄くすると、顔の中の目だけが濃く残って、かえって目が浮きます。**色の濃さは変えない。数を減らす。**これが線が強い側との大きな違いです。
両方に当たる人:距離と数を同時に決める
線が2本以上まっすぐで、かつ目も強い人がいます。この人は顔のどこを見ても強さがあるので、1か所の直しでは足りないと感じるはずです。それでも、動かすのは2か所までにしてください。
- 線の直し:顔にいちばん近い服の角を1か所丸くする
- 目の直し:顔から10cm以内の情報を1つ減らす
この2つは、別の場所で行います。襟を丸くして、同時にその襟に光るブローチをつけない。丸くした襟が情報として足されるのを避けるため、丸くした場所は必ず無地で、光らないものにします。
順番は、目の直しを先にしてください。情報を減らした状態で写真を撮り、まだきついなら線を丸くする。線を先に丸くすると、丸くした分が情報として増えるので、効果が測れなくなります。
どちらにも当たらないのに、きついと言われる人
線は1本以下、目も強くない。それでも怖いと言われる人は、顔ではなく顔の周りの面が原因です。ほとんどは次の3つのどれかです。
- 黒い面があごから5cm以内にある:タートルネックの折り返し、立てたコートの襟。黒い面が顔に迫ると、顔の影が濃くなる
- 髪の分け目がまっすぐで、前髪がない:額の面がそのまま出て、顔が大きな一枚の面として見える
- 口角が下がって写る:これは服では直らない。写真のときだけ、奥歯を軽く噛んで口角を持ち上げる
1は黒い面をあごから10cm離せば直ります。2は分け目を1cmずらすだけでも変わります。服より先にここを確かめてください。
秋冬の黒いコート:やめずに、距離で直す
秋冬の相談でいちばん多いのが「黒いコートを着ると怖い」です。黒をやめる必要はありません。測るのは、黒い面があごから何cmにあるかです。
| コートの状態 | あごから黒い面まで | 直し方 |
|---|---|---|
| 襟を立てている | 5cm以内 | 襟を倒す。角も消えるので線が強い側はこれで足りる |
| 襟を倒し、首元が開いている | 10cm前後 | そのまま。内側のタートルを黒以外にする |
| フード付きで、フードを被っている | 顔の周り全部 | フードを下ろす。被るなら内側に明るい色のマフラー |
線が強い側の人は、立てた襟の角を倒すだけで、黒い面と角の両方が消えます。目が強い側の人は、襟の内側に入れるマフラーを無地にして、コートの光るボタンやファーなど、顔の近くの情報を1つ減らします。
タートルネック:折り返しの高さと色
タートルネックは、顔のすぐ下に横一本の線と、ひとかたまりの面を作ります。線が強い側と目が強い側で、見る場所が違います。
線が強い側は、折り返しの上端があご先から何cmにあるかを見ます。3cm以内だと、あごの線とタートルの線が平行に並んで、直線が2本になります。折り返しを1回多く折って、上端をあご先から5cm以上離してください。または、折り返しのないハイネックに替えます。
目が強い側は、色です。黒いタートルは顔の下に濃い面を置くので、目の濃さと競います。黒をやめる必要はありませんが、黒いタートルの日は、ピアス・ヘアアクセサリー・マフラーの柄をすべて外して、顔の近くの情報をタートル1つにします。
初対面の日と、いつもの日を分ける
職場で「頼れる」と言われるのと、初対面で「怖い」と言われるのは、同じ要素が作っています。エレガントの直線と目の強さが、そのまま信頼感になっている。だから毎日外すと、今度は職場での印象が薄くなります。
直すのは外す1か所と、外す日の2つだけです。初対面が多い日、写真を撮られる日だけ、この記事の手順で1か所動かす。それ以外の日は、きつく見える要素をそのまま残してください。
1週間で自分の側を確かめる手順
- 月曜:正面の写真を1枚。線の本数と、目を閉じた写真との差を見て、自分の側を仮に決める
- 火曜〜木曜:仮に決めた側の直し方を、1か所だけ行う。毎日同じ場所・同じ光で写真を撮る
- 金曜:3日分の写真を並べる。変わっていなければ、もう一方の側の直し方に切り替える
- 翌週:切り替えた側で同じことを3日。どちらで変わったかが、あなたの側
写真は、朝の窓際で、カメラは目の高さに。照明の色が変わると比べられなくなるので、同じ場所で撮ってください。
まとめ:直す場所は、顔の強さの出どころで決まる
エレガントのきつさは、線か目かの2つに分かれます。線が強い人は、顔にいちばん近い服の角を1か所丸くする。目が強い人は、丸くせず、顔から10cm以内の柄・光・色の数を1つ減らす。両方の人は、目の直しを先に、別の場所で2か所まで。どちらでもない人は、黒い面の距離と髪の分け目を先に見る。
やさしい色を着ても直らなかったのは、あなたの顔が悪いのではなく、直す場所が違っていただけです。
顔タイプエレガントの基本の整理は顔タイプエレガントの完全ガイドに、フェミニンとの境目はエレガントとフェミニンの違いにまとめてあります。
よくある問い
- Q. 顔タイプエレガントなのに、やさしい色を着ても怖いと言われます
- 色では直らない側にいる可能性が高いです。まず写真を1枚、正面で撮って、あごの線・眉・鼻筋の3本のうちまっすぐな本数を数えてください。2本以上なら線が強い側で、直すのは色ではなく襟の角です。襟先が尖ったシャツを、襟先が丸いものか、襟のないクルーネックに替えるだけで、やさしい色を着るより変わります。線が1本以下で目が大きいなら目が強い側で、こちらは色を薄くするとかえって目だけが浮きます。顔から10cm以内の柄・光・色の数を1つ減らす方向で直してください。
- Q. 丸い襟やフリルを着ると、今度は顔と服がちぐはぐになります
- それは丸くする量が多すぎています。エレガントの線を丸めるときは、顔にいちばん近い1か所だけです。襟を丸くしたなら、袖口・裾・バッグの角はそのままで構いません。全部を丸くすると顔タイプフェミニンの服になり、エレガントの顔はその中で浮きます。また、目が強い側の人は、そもそも丸くする直し方が合いません。丸い襟に替えても怖さが消えないなら、線の問題ではなく情報量の問題です。襟は角のあるものに戻して、代わりに顔の近くの柄と光を外してください。
- Q. 秋冬は黒いコートばかりで、きつさが増します。黒をやめるべきですか
- 黒をやめる必要はありません。黒い面が顔のどこまで迫っているかを測ってください。コートの襟を立てたとき、黒い面があごから5cm以内にあるなら、そこが原因です。襟を倒す、襟の内側に明るい色のマフラーを1周だけ入れる、どちらかで黒い面をあごから10cm離せば、黒のまま直ります。線が強い側の人は、立てた襟の角を倒して角を消すだけで足ります。目が強い側の人は、襟の内側に入れるマフラーを無地にして、光るボタンやファーなど顔の近くの情報を1つ減らしてください。
- Q. 職場では頼れると言われ、初対面では怖いと言われます。どちらに合わせればいいですか
- 両方を1つの服で満たそうとしなくてよいです。場面で分けてください。初対面が多い日だけ、顔のいちばん近くの1か所を直します。線が強い側なら襟の角を丸く、目が強い側なら顔の近くの柄と光を外す。それ以外の日は、きつく見える要素をそのまま残して構いません。頼れる印象は、エレガントの直線と目の強さがそのまま作っているものなので、毎日外すと今度は職場での印象が薄くなります。直すのは外す1か所と、外す日の2つだけに絞ってください。
— メグラシ編集部





