顔タイプエレガントのメガネ|レンズの横幅と上辺の線で選ぶ

**顔タイプエレガントのあなたには、横長で角にゆるい丸みがあるフレームが合います。**レンズの横幅は黒目の中心からこめかみまでの8割、上辺は眉の下の線に沿わせてください。
エレガントの人は、大人顔で目鼻立ちがはっきりしていて、華やかさのある顔立ちです。曲線と直線がほどよく混ざっているのも特徴です。メガネをかけると、この華やかさがフレームに隠れて「急に地味になった」と感じたり、逆に「きつい印象になった」と言われたりしやすいタイプでもあります。
原因は、メガネの形よりも、レンズの横幅と、フレームの上辺の位置にあることがほとんどです。この2か所が顔の寸法とずれると、華やかさが消えるか、きつさが前に出ます。
この記事では、鏡と定規があればできる測り方で、レンズの横幅、上辺の線、レンズの縦幅、フレームの太さと色を、順に決めていきます。自分が本当にエレガントかどうか迷っている人は、先に顔タイプ8種類のクイックチェックなどで結果を出しておくと、ここから先の判断がしやすくなります。
結論:見る場所は、横幅・上辺・縦幅の3か所
メガネを選ぶときに見る場所は、たくさんあるように見えて、実際には3か所に絞れます。
| 見る場所 | 自分の顔で測るところ | エレガントの目安 |
|---|---|---|
| レンズの横幅 | 黒目の中心からこめかみまで | その距離の8割 |
| フレームの上辺 | 眉の下の線 | 眉の下に沿い、すき間は指半分以内 |
| レンズの縦幅 | 目の下から頬の高いところまで | その中に下辺が収まる |
形の名前で選ぶより、この3か所を先に合わせたほうが、失敗がずっと少なくなります。形はそのあとで、輪郭の丸さに合わせて選べば十分です。表は出発点なので、ここから先は自分の顔で数字を決めていきます。
測り方|鏡と定規で3か所を測る
用意するのは、顔が正面から映る鏡と、15cmくらいの定規です。メイクをしていない状態でも、している状態でもかまいませんが、眉の形はいつも描いている形にしておいてください。メガネの上辺を合わせるのは、ふだんの眉だからです。
黒目の中心からこめかみまで
鏡に正面を向いて、目線をまっすぐ前に置きます。黒目の中心に定規の端を合わせ、横に向かってこめかみのくぼみまでの距離を読みます。こめかみのくぼみは、眉尻の先から指1本ぶん外側の、少しへこんだところです。左右で違う場合は、短いほうに合わせてください。だいたい5〜6cmくらいの人が多いです。
眉の下の線
眉の下の縁が、目頭側から眉尻に向かってどんな線を描いているかを見ます。まっすぐ横に伸びているか、ゆるく弧を描いているか、眉尻に向かって上がっているか。この線の形が、フレームの上辺の形を選ぶ手がかりになります。
目の下から頬の高いところまで
下まぶたの縁から、笑ったときに頬がいちばん高く盛り上がるところまでの距離を測ります。真顔のときと笑ったときで頬の位置が変わるので、軽く微笑んだ状態で測るのがおすすめです。レンズの下辺がこの範囲に収まると、顔の縦の長さが強調されません。
測るときに起きやすいずれ
顔を少しでも上や下に向けると、黒目とこめかみの距離、目と頬の距離がどちらも変わって見えます。あごを軽く引いて、鏡の中の自分の目をまっすぐ見たまま測ってください。定規は顔の表面に沿わせず、顔の前にまっすぐかざして読むほうが、メガネの寸法と比べやすくなります。メガネは顔の前にまっすぐ乗るものだからです。
鼻の付け根の高さも見ておく
もうひとつ、測っておくと役に立つのが、鼻の付け根の高さです。目頭と目頭を結んだ線の真ん中あたりを横から見て、鼻の付け根が目頭よりはっきり前に出ているか、ほとんど同じ高さかを確かめます。エレガントの人は鼻筋が通っていることが多いのですが、付け根が低めの人もいます。
付け根が低めの人は、メガネが下にずれやすく、上辺が眉から離れていきます。この場合は、鼻に当たる部分(鼻パッド)の高さを調整できる型を選ぶか、ブリッジの位置が高めの型を選ぶと、上辺を眉の下にとどめやすくなります。付け根がはっきり高い人は、鼻パッドのない型でも上辺が眉に届きやすいので、選べる形の幅が広がります。
レンズの横幅|黒目からこめかみまでの8割
エレガントの人にとって、いちばん印象を分けるのがレンズの横幅です。
目安は、黒目の中心からこめかみまでの距離の8割です。たとえばその距離が5.5cmなら、レンズの横幅は4.4cmくらい。メガネのつるの内側や商品のタグに書いてある数字のうち、最初の2桁がレンズの横幅(mm)なので、その数字と比べてください。
横幅が足りないとき
レンズが小さいと、顔の横幅に対してメガネが小さく見え、顔の面積が大きく見えます。エレガントの人は目鼻立ちがはっきりしているので、小さなレンズの中に目が窮屈に収まり、パーツの大きさがかえって目立ちます。華やかさが「圧」に変わってしまう、いちばん多い失敗です。
横幅が大きすぎるとき
レンズが顔の幅を超えて外に出ると、顔の輪郭よりメガネの枠が目立ち、間延びした印象になります。エレガントの人は大人顔なので、大きすぎるフレームは「無理に若く見せている」ように見えることもあります。フレームの外側の端が、こめかみのくぼみより外に出ないことを確かめてください。
黒目の位置も見る
レンズの横幅が合っていても、黒目がレンズの中心より内側に寄っていると、目と目の間が詰まって見えます。メガネをかけて正面を見たとき、黒目がレンズの横幅の真ん中か、ほんの少し内側にあるのが目安です。大きく内側に寄る場合は、ブリッジ(左右のレンズをつなぐ部分)の幅が広すぎる可能性があります。
フレームの上辺|眉の下の線に沿わせる
横幅の次に見るのが、フレームの上辺です。エレガントの人の華やかさは、眉と目の距離が近く、眉がはっきりしているところから出ています。上辺がこの眉を隠すと、華やかさがまるごと消えます。
上辺の高さ
上辺は眉の下の縁に沿わせ、眉とのすき間を指半分以内にします。メガネをかけて正面から見たとき、眉の下の縁がフレームの上辺のすぐ上に見えている状態です。眉が上辺の上に半分以上はみ出していれば、高さは足りています。
上辺が眉より上に出ると、眉がフレームの中に入り込み、顔に横の線が2本重なって見えます。これがエレガントの人のメガネを「地味」「老けて見える」原因の多くです。逆に上辺が眉から指1本以上下がると、眉とメガネの間に肌の面が広く残り、顔が縦に長く見えます。
上辺の形
上辺の形は、眉の下の線の形に合わせます。
- 眉の下の線がゆるい弧を描いている人は、上辺にもゆるい丸みがある型
- 眉の下の線がまっすぐ横に伸びている人は、上辺がまっすぐな型
- 眉尻に向かって上がっている人は、上辺の外側がわずかに上がった型
眉とフレームの上辺が同じ線を描くと、メガネが顔の一部のように見えます。違う線を描くと、メガネだけが浮きます。エレガントの人は眉の存在感があるぶん、この差がとくに目立ちます。
レンズの縦幅|目の下から頬の高いところまでに収める
レンズの縦幅は、下辺の位置で決めます。
下辺は、下まぶたの縁と、頬のいちばん高いところの間に収めてください。下辺が頬の高いところより下に落ちると、レンズが頬の上に乗って、顔の縦の長さが強調されます。大人顔のエレガントでは、これが年齢を上に見せる原因になります。
逆に、縦幅が狭すぎて下辺が下まぶたにかかると、目元が窮屈に見えます。目線を下げたときにフレームの下辺が視界に入る程度の縦幅は残してください。
顔の縦の長さで調整する
あご先から額の生え際までの長さと、顔の横幅(いちばん広いところ)を比べて、縦が横の1.4倍以上ある人は、縦幅をやや広めにして、レンズで顔の中ほどを埋めると、縦の長さがやわらぎます。1.3倍以下の人は、縦幅をやや狭めにして、横長の印象を強めると、大人っぽさとつり合います。
フレームの形|輪郭の丸さで角を選ぶ
3か所の寸法が合ったら、最後に形を選びます。エレガントの人の出発点は、横長で、角にゆるい丸みがある形です。
輪郭に丸みがある人
頬からあごにかけての線がなめらかな曲線を描いている人は、角の丸みをやや強めにします。オーバル型や、角を大きく落としたウェリントン型が合います。完全な丸型は、大人顔とのつり合いが取りにくいので、横長の比率が残っているものを選んでください。
輪郭にシャープさがある人
あごの先が細く、エラや頬骨の線がはっきりしている人は、角の丸みを控えめにします。角を少しだけ落とした四角や、上辺がまっすぐで下辺にだけ丸みのある型が合います。角がはっきりしすぎた四角は、エレガントの華やかさよりもきつさが前に出やすいので注意してください。
上辺だけ太い型
上辺だけが太く、下辺が細いか、下辺のフレームがない型は、エレガントの人にとても合わせやすい形です。上辺が眉の延長のように見えて、目元の華やかさを強めてくれます。眉が薄めの人や、眉を細く描いている人にもおすすめです。
丸みの強い型は合うのか
下にいくほど丸くふくらむ型や、レンズがほぼ円に近い型は、子供顔のタイプに似合いやすい形として紹介されることが多く、エレガントの人は避けたほうがいいと言われることもあります。けれど、横幅と上辺の2か所が合っていれば、エレガントの人でも十分にかけられます。
条件は、横長の比率が残っていることです。レンズの横幅が縦幅の1.2倍以上あれば、丸みが強くても大人顔とつり合います。1.1倍以下のほぼ円に近い型は、顔の華やかさに対して形が幼く見えやすいので、休みの日の遊びとしてかけるくらいにとどめると安心です。
フチなしと下フチなし
レンズのまわりにフレームがないフチなしの型は、顔の印象をほとんど変えません。エレガントの人がかけると、目鼻立ちのはっきりした顔がそのまま見えるので、メガネをかけていることを目立たせたくない日には向いています。ただし、顔の華やかさをメガネで引き立てる働きもなくなるので、印象を整えたい日には物足りなく感じるかもしれません。
下側にだけフレームがない型は、上辺の線だけが残るので、眉との関係がいちばんわかりやすく出ます。上辺を眉の下の線に沿わせる、というこの記事の考え方をそのまま生かせる型です。
フレームの太さ|まつげの生え際の濃さで決める
太さは、形以上に印象を分けます。エレガントの人は目鼻立ちがはっきりしているので、太さの判断を間違えると、フレームが目鼻立ちと競り合います。
まつげの生え際の濃さを見てください。メイクをしていない状態で、上まつげの生え際がはっきりした線に見える人は、3〜5mmくらいの太さまで合います。生え際が淡く、線というより点の並びに見える人は、2〜3mmの細めのフレームか、上辺だけ太い型を選びます。
アイラインをしっかり引く日が多い人は、アイラインを引いた状態で判断してかまいません。ただ、休日にメイクを軽くする人は、メイクの薄い日に合わせて選んだほうが、どちらの日にも使いやすくなります。
金属のフレーム
金属の細いフレームは、太さでいうと1mm前後です。エレガントの人がかけると、上品で軽い印象になりますが、目鼻立ちのはっきりした顔に対して線が細すぎ、メガネの存在が消えることもあります。その場合は、金色や銀色よりも、肌になじむ淡い色の金属か、レンズのまわりに透明な縁がある型を選ぶと、ほどよい存在感が出ます。
つるの太さ
正面から見える太さだけでなく、横から見えるつるの太さも印象に関わります。エレガントの人は横顔の輪郭にもメリハリがあるので、つるが細すぎると横顔でメガネの存在が消え、太すぎると頬の横に面ができて顔が大きく見えます。正面のフレームの太さと同じか、少し細いくらいのつるを選ぶと、正面と横顔のどちらから見てもつり合います。髪を耳にかけることが多い人は、とくにつるの太さが目に入りやすいので、試着のときに横顔も鏡で確かめてください。
フレームの色|眉の色に合わせる
色は、眉の色と同じか、それより半段明るい色を出発点にします。眉と上辺が同じ線を描くうえに、色までそろうと、メガネが顔の一部として自然になじみます。
- 眉が黒に近い人は、濃い茶色か、黒に近い焦げ茶
- 眉が茶色の人は、茶色、べっこう柄、赤みのある茶色
- 眉が明るい茶色の人は、明るい茶色、淡いべっこう、透明感のある茶色
黒いフレームは、眉が黒に近い人でも、顔の中で強く見えやすい色です。エレガントの人がかけると、華やかさよりも硬さが前に出ることがあるので、仕事で堅い印象を出したいときだけに絞るのもひとつの方法です。
パーソナルカラーとの関係
パーソナルカラーがわかっている人は、黄みの肌なら金属は金色、べっこうは黄みの強いもの。青みの肌なら金属は銀色、べっこうは赤みや灰みのあるものを選ぶと、肌とのなじみがよくなります。ただし、エレガントの人の場合は、肌の色よりも眉の色とのつながりを優先したほうが、顔の印象としてまとまりやすいです。
どちらとも取れる場合|判断が割れたときの決め方
ここが、検索しても答えが出てこない部分です。エレガントの人でも、顔の部分ごとに見ると判断が割れることがよくあります。
横幅と上辺のどちらかしか合わないとき
試着していると、横幅はぴったりなのに上辺が眉を隠す、上辺は合っているのに横幅が足りない、ということがよくあります。どちらかを選ぶなら、上辺を優先してください。上辺が眉と合っていれば、横幅が目安より1割ほど小さくても、エレガントの華やかさは残ります。上辺が眉を隠していると、横幅がどれだけ合っていても、顔の印象が沈みます。
エレガントとクールの間の人
顔タイプ診断で、エレガントとクールのどちらとも言われる人は、フレームの角の丸さを輪郭に合わせることで判断します。輪郭に丸みがある日は角を丸め、髪をまとめて輪郭のシャープさが出る日は角をはっきりさせます。1本しか持たないなら、角にゆるい丸みがある型にして、色を眉とそろえると、どちらにも転びすぎません。
エレガントとソフトエレガントの間の人
ソフトエレガントとの間で迷う人は、フレームの太さで判断します。目鼻立ちのはっきりさが強いと感じる人はエレガント寄りの3〜4mm、柔らかさが強いと感じる人はソフトエレガント寄りの2mm前後か、透明感のある素材を選んでください。
眉を描く日と描かない日がある人
上辺を眉に合わせるので、眉の形が日によって大きく変わる人は、ふだんいちばん多い眉の形に合わせます。眉を描かない日にメガネをかけることが多い人は、上辺だけ太い型を選ぶと、上辺が眉の代わりになって、顔の印象が薄くなりすぎません。
片方の眉だけ高い人
左右で眉の高さが違う人は、低いほうの眉の下に上辺を合わせてください。高いほうの眉は、上辺からはみ出しても自然に見えます。高いほうに合わせると、低いほうの眉が完全に隠れて、顔の左右差が強調されます。
目と目の間が広い人・狭い人
エレガントの人の中でも、目と目の間の広さには個人差があります。目頭と目頭の間が、片目の横幅とほぼ同じなら標準です。それより広い人は、ブリッジが太めの型か、ブリッジの位置が低めの型を選ぶと、目と目の間に線が入って、間の広さがやわらぎます。狭い人は、ブリッジが細く高い位置にある型か、ブリッジが透明な型を選ぶと、目と目の間が詰まって見えません。
この調整は、横幅の8割の目安と組み合わせて使います。目と目の間が広い人は、横幅の目安を少しだけ内側に寄せて、レンズの内側の端を目頭に近づけてください。狭い人は、レンズの外側の端をこめかみ側に少し伸ばすと、顔の横幅にゆとりが出ます。
眉が細い人・眉が太い人
上辺を眉の下の線に沿わせると書きましたが、眉の太さによって、上辺の太さとの釣り合いも変わります。眉が細い人が太い上辺のフレームをかけると、上辺が眉より目立って、眉の代わりに見えるようになります。それが好みなら問題ありませんが、眉の形を見せたい人は、上辺の太さを眉の太さの半分以下にしてください。眉が太い人は、上辺が細すぎると眉だけが強く見えるので、眉の太さの半分から同じくらいまでの太さが合います。
場面ごとの選び方|仕事の日と休みの日
1本で全部の場面に対応するのは難しいので、場面ごとに優先する場所を決めておくと迷いません。
仕事の日
人と向き合って話す時間が長い日は、上辺の線が眉にそろっていることを最優先にします。眉は表情を伝える場所なので、ここが隠れると、相手に気持ちが伝わりにくくなります。太さは3mm前後、色は眉と同じ濃さの茶色が、きちんとして見えつつ堅くなりすぎません。
休みの日
休みの日は、横幅を少しだけ大きめにして、太さや色で遊んでも大丈夫です。べっこう柄や、透明感のある素材、色の入ったフレームも、エレガントの華やかさとよく合います。ただし、横幅がこめかみのくぼみを越えないことと、上辺が眉を隠さないことだけは守ってください。
秋冬の装いとの合わせ方
秋冬は、首元にタートルネックやマフラーが加わり、顔まわりの面が増えます。このとき、フレームの色を首元の色と同じ系統にすると、顔まわりがまとまります。濃い色のタートルネックを着る日に、明るい色のフレームをかけると、顔の上下で色が分かれて、メガネだけが浮いて見えることがあります。首元の装いの選び方は顔タイプエレガントのマフラーやエレガントに似合うニットの編み目も合わせて見てください。
写真や画面に映る日
写真に撮られる日や、画面越しに人と話す日は、レンズに光が映り込んで目元が見えにくくなることがあります。レンズの横幅が大きいほど映り込みも大きくなるので、こうした日が多い人は、横幅を目安の8割より少しだけ控えめにするのもひとつの方法です。画面越しでは顔が小さく映るぶん、フレームの太さは対面のときより細く見えます。仕事で画面に映る時間が長い人は、太さを3mm以上にしておくと、画面の中でもメガネが消えません。
年齢とともに変わること
年齢とともに、眉の位置は少しずつ下がり、まぶたの重みで眉と目の距離が近づいていくことがあります。数年前に選んだメガネの上辺が、いつのまにか眉を隠すようになっていることもあるので、ときどき鏡の前で確かめ直してください。上辺が眉にかかるようになっていたら、縦幅がひと回り狭い型か、上辺がまっすぐな型に替えると、眉が見えるようになります。
目元の印象がやわらいできたと感じる人は、フレームの太さを少し上げるか、上辺だけ太い型にすると、目元にはっきりした線が戻ります。逆に、太いフレームが急に重く感じるようになったら、細めのものや、透明感のある素材に替える時期かもしれません。
帽子をかぶる日
秋冬に帽子をかぶる日は、帽子のつばや縁がフレームの上辺に近づきます。ニット帽を深くかぶると、眉が帽子とメガネの両方に挟まれて見えなくなり、顔の上半分が重くなります。帽子の縁は眉から指2本以上上で止めて、眉と上辺の線がちゃんと見えるようにしてください。つばのある帽子は、つばの影がレンズに落ちて目元が暗く見えやすいので、つばの短いものか、浅くかぶれる形が合います。
アクセサリーとの合わせ方
メガネをかける日は、耳元のアクセサリーとの重なりにも気をつけます。メガネのつるとピアスやイヤリングが近いと、顔の横に線が集まり、ごちゃついて見えます。
エレガントの人は、華やかな揺れるピアスがよく似合いますが、メガネの日は揺れの長さを短めにするか、耳たぶに沿う小ぶりのものにしてください。つるの色とアクセサリーの金属の色をそろえると、顔の横がまとまって見えます。詳しくは顔タイプエレガントのピアス・イヤリングにも書いています。
髪型との合わせ方
前髪のある人は、前髪の毛先とフレームの上辺の距離を見てください。毛先が上辺にかかると、眉が完全に隠れて、目元の印象が重くなります。毛先が眉の上で止まる長さにするか、前髪を流して眉を見せると、上辺と眉の線がそろいます。
前髪のない人は、額が広く見えるぶん、上辺の太さが顔の上半分の印象を決めます。上辺が細すぎると額の面が目立つので、3mm前後の太さがあるほうが、顔の縦の長さがやわらぎます。髪を耳にかける人は、つるの色が髪の色と近いと、顔の横がすっきり見えます。
売り場での確かめ方|試着で見る4つのこと
試着するときは、次の4つを順に確かめてください。
- 正面を向いて、眉の下の縁がフレームの上辺のすぐ上に見えているか
- フレームの外側の端が、こめかみのくぼみより内側に収まっているか
- 軽く微笑んで、レンズの下辺が頬の高いところより上にあるか
- 黒目がレンズの横幅の真ん中か、少し内側にあるか
試着用のメガネには度が入っていないことが多いので、鏡から少し離れて見ると、ぼやけてわかりにくいことがあります。その場合は、スマートフォンで正面からの写真を撮って、あとから見比べるのが確実です。写真は顔の高さと同じ位置から撮ってください。下から撮ると、上辺と眉の距離が実際より広く見えます。
よくある失敗と直し方
「かけると顔が大きく見える」
レンズの横幅が足りていません。黒目からこめかみまでの距離を測り直して、その8割を目安に、ひと回り大きいレンズを試してください。
「かけるときつく見える」
フレームの角がはっきりしすぎているか、色が黒く濃すぎることが多いです。角にゆるい丸みのある型か、眉と同じ茶色に替えてみてください。どちらか一方を替えるだけでも、印象がやわらぎます。
「かけると老けて見える」
上辺が眉を隠しているか、レンズの下辺が頬の上に落ちていることがほとんどです。上辺を眉の下の線に沿わせ、縦幅を目と頬の間に収めると直ります。
「メガネだけが浮いて見える」
フレームの色が眉や髪の色から離れているときに起きます。眉の色と同じか、半段明るい色に替えると、顔になじみます。髪を明るく染めている人は、眉と髪のどちらかの色に寄せると、顔の上半分に色のつながりができて、メガネが浮きにくくなります。
「ずり落ちてきて上辺が下がる」
かけた直後は眉の下に沿っていても、時間がたつと下がってきて、上辺と眉の間が空いてしまうことがあります。つるの耳にかかる部分の曲がりや、鼻パッドの開き具合は、買ったお店で調整してもらえることが多いので、一度相談してみてください。上辺の位置はこの記事でいちばん大事な場所なので、ずれないように整えておく価値があります。
「目が小さく見える」
度の強いレンズで近視を矯正していると、レンズ越しの目が小さく見えます。これはレンズの性質なので、形では完全には直せません。ただ、レンズの横幅を小さめにして、目とレンズの縁の距離を詰めると、縮んだ目と縁の間の余白が減って、目の小ささが目立ちにくくなります。フレームの色を眉と同じ濃さにして、目元に線を足すのも効果があります。
「2本目に何を選べばいいかわからない」
1本目が仕事向けの落ち着いたフレームなら、2本目は色か素材を替えてください。形まで替えると、どちらかが上辺の条件から外れやすくなります。上辺の線と横幅は1本目と同じにして、色だけをべっこう柄や透明感のある茶色に替えると、雰囲気を変えつつ似合う条件は守れます。
迷ったときの順番|この順に決めれば戻らない
最後に、決める順番をまとめておきます。順番を守ると、試着の途中で迷って最初からやり直すことがなくなります。
最初に、上辺が眉の下の線に沿うかどうかで候補を絞ります。次に、横幅が黒目からこめかみまでの8割に近いものを残します。そのあとで、下辺が頬の高いところより上に収まるかを確かめ、残ったものの中から、輪郭の丸さに合わせて角の形を選びます。太さと色は最後です。太さと色は、同じ形の中で替えられることが多いので、先に形を決めてしまったほうが、比べやすくなります。
まとめ|横幅と上辺を合わせれば、メガネは華やかさを引き立てる
顔タイプエレガントの人のメガネは、形の名前よりも、3か所の寸法で選ぶと失敗しません。
**レンズの横幅は黒目からこめかみまでの8割、上辺は眉の下の線に沿わせる。**下辺は目と頬の高いところの間に収め、太さはまつげの生え際の濃さ、色は眉の色に合わせます。
判断が割れたら、横幅より上辺を優先してください。エレガントの華やかさは、眉と目の近さから生まれています。メガネがその眉を隠さなければ、顔の真ん中に乗る枠は、むしろ目鼻立ちを引き立ててくれます。
よくある問い
- Q. 顔タイプエレガントには、どんな形のメガネが似合いますか
- 横長で、角にほどよい丸みのある形が出発点です。完全な丸は顔の大人っぽさとずれやすく、角ばった四角はきつく見えやすいので、その中間を選びます。そのうえで、レンズの横幅が黒目の中心からこめかみまでの8割ほどあるか、上辺が眉の下の線に沿っているかを鏡で確かめてください。
- Q. 細いフレームと太いフレーム、どちらがいいですか
- まつげの生え際の濃さで決めます。メイクをしていない状態で、まつげの生え際がはっきり線に見える人は、フレームの太さが3〜5mmくらいまで合います。生え際が淡い人は、2〜3mmの細めのものか、上辺だけ太くて下辺が細い型を選ぶと、目元にフレームだけが浮きません。
- Q. メガネをかけると老けて見えるのはなぜですか
- 上辺が眉より上に出て眉が隠れているか、レンズの下辺が頬の高いところより下まで落ちていることが多いです。どちらも顔の縦の長さを強調するので、大人顔のエレガントでは年齢が上に見えやすくなります。上辺を眉の下の線に沿わせ、レンズの縦幅を目の下から頬の高いところまでに収めると直ります。
- Q. エレガントとクールのどちらとも言われます。メガネはどう選べばいいですか
- フレームの角を見て決めます。顔の輪郭に丸みが見える日は角に丸みのある型、輪郭のシャープさが目立つ日は角がはっきりした型、というように、輪郭とフレームの角の丸さをそろえてください。形で迷ったら、色を眉と同じ色にすると、どちらの方向にも転びすぎません。
- Q. 度が強くてレンズが厚くなります。気をつけることはありますか
- レンズの横幅を少し小さめにして、フレームの太さを3mm以上にすると、レンズの縁の厚みがフレームの中に隠れます。横幅を小さくするぶん、上辺の線を眉に沿わせることを優先してください。上辺が眉とそろっていれば、横幅が目安より少し小さくても、顔の華やかさは残ります。
— メグラシ編集部





