ショートヘアで面長の人の秋冬|タートル・マフラー・帽子の合わせ方

**面長でショートヘアの人は、夏より秋冬のほうが「顔が長く見える」と感じやすくなります。**髪型は同じでも、タートルやマフラーで首元が詰まると、顔の縦が目に入る場所が変わるからです。
決め手は2つです。**あご先から首元の上端までの距離と、サイドの毛先がどの高さで終わっているか。**どちらも鏡の前で1分あれば測れます。この2つの組み合わせで、その日の首元にどう合わせるかが決まります。
つむじの位置や分け目で頭の上を整える話は面長のショートはつむじの位置で決まるにあります。この記事は、秋冬の首元と小物の合わせ方だけを扱います。
結論:首元の距離と、サイドの毛先の高さで9通り
先に9通りの答えを置きます。自分のショートヘアの列と、その日の首元の行が交わるところを見てください。
| その日の首元 | サイドの毛先の高さ | 合わせ方 |
|---|---|---|
| あご先から3cm以内(タートル・高く巻いたマフラー) | 耳が出る(ベリーショート) | 首元を下げてモックネックに、または横幅のある巻き方 |
| あご先から3cm以内 | 耳たぶから口角 | そのままで釣り合う。耳の飾りは丸いものに |
| あご先から3cm以内 | あご先の近く(ショートボブ) | 毛先と首元が近すぎる。毛先を内に入れるか外に逃がす |
| あご先から3〜8cm(クルーネック・モックネック) | 耳が出る | ピアスかイヤリングで耳の横に幅を足す |
| あご先から3〜8cm | 耳たぶから口角 | いちばん釣り合う組み合わせ。何も足さなくてよい |
| あご先から3〜8cm | あご先の近く | 首元の縁の色を髪と違う明るさに |
| あご先から8cm以上(Vネック・開いた襟) | 耳が出る | 首元に横の線を足す。スカーフや横に広げたマフラー |
| あご先から8cm以上 | 耳たぶから口角 | 首元に横の線を1本足す |
| あご先から8cm以上 | あご先の近く | 首元の開きを浅くするか、短いネックレスで横に区切る |
表の中で、首元の行はその日の服で毎日選べますが、サイドの列は髪を切るまで動きません。まず自分の列を1つ決め、その列の3行だけを覚えておけば、秋冬の朝はその日の首元がどの行かを見るだけで合わせ方が決まります。
**いちばん迷わないのは、首元3〜8cmとサイド耳たぶから口角の組み合わせです。**秋冬に髪を切る予定がある人は、このあとの節で、この組み合わせに寄せる伝え方を書いています。
なぜ秋冬に顔が長く見えるのか
夏のあいだ、ショートヘアの人の首はほとんど出ています。首が出ていると、あご先の下に首の細い部分が続き、その下に肩が横に広がります。あご先・首・肩が、細い・細い・広いと段になって並ぶので、顔の縦は首の長さと一緒に読まれ、顔だけが長く見えることは少なくなります。
秋冬に首元が詰まると、この段が消えます。タートルの折り返しがあご先のすぐ下まで来ると、首は見えなくなり、顔がそのまま首元の布の上にのった形になります。顔の縦は、首と比べられなくなり、**顔そのものの縦横の比として読まれるようになります。**面長の人はここで縦が目に入ります。
反対に、Vネックやコートの前を開けた首元では、首からデコルテまで肌が縦に続きます。顔の縦に首とデコルテの縦がつながり、今度は縦の線がひとつながりに長く見えます。秋冬の首元は、詰まっても開いても、夏とは違う縦の見え方になるということです。
2つを測る|首元の距離と、サイドの毛先
鏡の前で、真正面を向いて測ります。定規があると正確ですが、指の幅でも構いません。指1本の幅はおよそ1.5〜2cmです。
| 測るもの | 測り方 | 読み方 |
|---|---|---|
| 首元の距離 | あご先から、その日の服の首元の上端まで | 3cm以内・3〜8cm・8cm以上の3つに分ける |
| サイドの毛先 | 耳の前の毛がいちばん下で終わる高さ | 耳が出る・耳たぶから口角・あご先の近くの3つ |
| 襟足の長さ | うなじの生え際から毛先まで | 2cm以内・2〜5cm・5cm以上 |
| 顔の横幅 | 頬骨のいちばん張る位置での幅 | マフラーの横幅を決めるときに使う |
| 額の縦 | 生え際から眉の上まで | 帽子のかぶる深さを決めるときに使う |
首元の距離は、服によって毎日変わります。**サイドの毛先の高さは、髪を切るまで変わりません。**だから、先にサイドの毛先を測って自分の列を決め、その日の服で行を選ぶ、という順番になります。
首元の高さは、服ごとに決まっている
秋冬の首元は、服の種類でおおよその距離が決まります。手持ちの服を、この3つの行に振り分けておくと、朝に測らなくても済みます。
| 首元の種類 | あご先からの距離の目安 | 行 |
|---|---|---|
| 折り返しの高いタートルネック | 1〜3cm | 3cm以内 |
| 高く巻いたマフラー | 0〜3cm | 3cm以内 |
| スタンドカラーのコート(前を閉じる) | 2〜4cm | 3cm以内か3〜8cm |
| モックネック・ハイネック | 3〜6cm | 3〜8cm |
| クルーネックのニット | 6〜9cm | 3〜8cmか8cm以上 |
| シャツ襟(第一ボタンまで) | 5〜8cm | 3〜8cm |
| Vネックのニット | 12〜18cm | 8cm以上 |
| テーラード襟のコート(前を開ける) | 15cm以上 | 8cm以上 |
同じタートルでも、折り返しを1回にするか2回にするかで2cmほど変わります。折り返しの回数で行を動かせるのは、タートルの便利なところです。
あご先から3cm以内の日|タートルと高く巻いたマフラー
首元が3cm以内に詰まる日は、首が見えないので、顔の縦は顔の横幅とだけ比べられます。このとき効くのは、頬の高さに横の幅があるかどうかです。
サイドの毛先が耳たぶから口角の高さにある人は、そのままで頬の横に髪の幅ができています。タートルの日も、何も足さずに釣り合います。耳に飾りをつけるなら、縦に長いものより、丸いものや横に広がる形のほうが、頬の高さの横幅を補います。
耳が全部出るベリーショートの人は、頬の横に髪の幅がありません。この日は、折り返しを低くしてモックネックに近づけ、首を2〜3cm見せると、あご先の下に細い段が戻り、縦が首と比べて読まれるようになります。首元を詰めたい寒い日は、次の節のマフラーの巻き方で、顔の下に横幅を作ってください。
サイドがあご先の近くまであるショートボブの人は、毛先とタートルの上端が近すぎて、髪と首元の布がひとつながりの面に見えることがあります。毛先を内側に入れて首元の布の中に収めるか、外に跳ねさせて布の外に逃がすか、どちらかにすると境目がはっきりします。
タートルネックの種類で、行を動かす
タートルといっても、形によって首元の距離も面の大きさも変わります。
| タートルの形 | 首元の距離 | 面長のショートとの合わせ方 |
|---|---|---|
| 折り返しの高い細いタートル | 1〜2cm | サイドに幅のある人向け。耳が出る人は避ける |
| 折り返しの高い太いタートル | 1〜2cm | 首元の面が横に広がるので、耳が出る人でも可 |
| ゆるく落ちるタートル | 3〜5cm | 首元にたるみの横線ができ、どの長さにも合う |
| モックネック | 3〜6cm | 耳が出る人にいちばん合う |
| ボトルネック | 2〜4cm | 首元が筒状に立つので、サイドに幅がほしい |
| タートルの上にクルーを重ねる | 3cm以内+横線 | 重ねた縁が横線になり、縦が区切られる |
**ゆるく落ちるタートルは、面長のショートヘアにとって扱いやすい形です。**首元の布がたるんで横に何本か線ができるので、首を隠しながらも、あご先の下に横の区切りが入ります。
あご先から3〜8cmの日|クルーネックとモックネック
首元が3〜8cmの日は、首が少しだけ見え、あご先の下に細い段が残ります。顔の縦は首の見えている部分と比べて読まれるので、面長の縦は目立ちにくくなります。
**この行は、サイドの毛先が耳たぶから口角の人なら、何も足さなくて構いません。**秋冬でいちばん迷わない組み合わせです。
耳が出るベリーショートの人は、首の見えている部分と、耳の横の何もない面が縦に続きます。ピアスやイヤリングで耳の横に幅を足すと、頬の高さに横の点ができます。あご先の近くまでサイドがあるショートボブの人は、首元の縁とサイドの毛先が近くに並ぶので、首元の縁の色を髪の色と違う明るさにすると、2本の線が別々に見えます。
あご先から8cm以上の日|Vネックと開いたコート
首元が8cm以上開く日は、首からデコルテまで肌が縦に続きます。顔の縦と首の縦がつながって、ひとつながりの長い縦に見えやすい日です。
このときは、首元に横の線を1本足すと、縦が区切られます。細いスカーフを首に一周させる、短いネックレスを鎖骨の上に置く、コートの中のニットをクルーネックにして肌の縦を途中で止める、のどれかです。
耳が出るベリーショートの人は、顔の横にも幅がないので、首元の横線を太めにします。横に広げたマフラーや、首に沿う太めのスカーフが合います。
マフラーの巻き方と横幅
秋冬の首元でいちばん自由に動かせるのがマフラーです。巻き方によって、首元の距離も、顔の下の横幅も変わります。
| 巻き方 | 首元の距離 | 顔の下の横幅 | 面長のショートとの相性 |
|---|---|---|---|
| 一周させて両端を前で広げる | 2〜4cm | 顔の横幅の1.5倍以上 | どの長さにも合う |
| ぐるぐると高く巻く | 0〜2cm | 顔の横幅と同じくらい | サイドに幅のある人向け |
| 一周させて片側に流す | 3〜5cm | 片側だけ広がる | 分け目と反対側に流すと釣り合う |
| 首にかけて両端を縦に垂らす | 8cm以上 | 首元の横幅だけ | 縦がつながるので避けたい |
| 輪にして通す | 3〜5cm | 結び目が中央に | 結び目を横に広げると合う |
| 大判を肩まで広げる | 3〜6cm | 肩幅近くまで | 耳が出る人にいちばん合う |
| 細く巻いて前で結ぶ | 3〜5cm | 小さい | 結び目を横に出すと可 |
| 三角にして首に巻く | 2〜4cm | 前に三角の面 | 三角の先が縦に長いと縦が伸びる |
**面長の人に合うのは、巻いた塊の横幅が顔の横幅の1.5倍以上ある巻き方です。**頬骨の幅を測っておき、その1.5倍を目安に、両端を左右に広げてください。
縦に垂らす巻き方は、顔の縦から胸まで線がつながるので、面長の人には縦がさらに伸びて見えやすくなります。コートの前を開けて縦に垂らしたいときは、垂らした両端の上に、首元でひと巻きの横の塊を作ってから下ろすと、あご先の下に区切りが残ります。
マフラーの素材と厚み
同じ巻き方でも、素材の厚みで横幅は変わります。
厚手のウールや毛足のあるマフラーは、ひと巻きで横幅が出るので、面長の人には扱いやすい素材です。薄手のストールは、同じ横幅を出すのに2周させる必要があり、そのぶん首元の距離が詰まります。耳が出るベリーショートで首元を詰めたくない人は、薄手より厚手のほうが、首元を2〜3cm空けたまま横幅を作れます。
柄のあるマフラーは、横の縞やチェックなら横の線が加わり、縦の縞なら縦の線が加わります。面長の人が縦縞のマフラーを使うときは、巻いたときに縞が横に向くように巻いてください。
帽子は、かぶる深さで決める
帽子は、顔の上に面を置くので、首元とは反対側から顔の縦を調整できます。形の選び方は帽子は山の高さとつばの水平で決まるにありますが、ショートヘアの人が秋冬に使う帽子は、形よりかぶる深さが効きます。
| 帽子 | かぶる深さ | 面長のショートへの効き方 |
|---|---|---|
| ニット帽(深め) | 眉の上1〜2cm | 額が隠れて顔の縦が短く見える |
| ニット帽(浅め) | 生え際が見える | 帽子の高さのぶん縦が足される |
| ベレー帽(横にかぶる) | 額の上半分 | 頭の上に横の面ができる |
| ベレー帽(後ろにかぶる) | 生え際が見える | 横の面が小さく、縦が残る |
| つばのある中折れ帽 | 眉の上2〜3cm | つばが横の線になる |
| キャスケット | 眉の上2cm | つばとふくらみで横幅が出る |
| バケットハット | 眉にかかる | 顔の上が影になり、縦が短く見える |
**深くかぶるほど額が隠れ、顔の縦が短く見えます。**ショートヘアの人は、帽子の下からサイドの毛を頬の高さに出しておくと、上の横の面と頬の横幅が同時にでき、面長の縦がいちばん和らぎます。
帽子と首元を両方使う日は、上下から顔が挟まれます。帽子を深くかぶり、首元もタートルで詰めると、顔が小さな窓のように見えることがあります。どちらか一方を詰めたら、もう一方は少し開けると、顔のまわりに余白が残ります。
メガネをかける人は、帽子を深くかぶるとフレームの上辺と帽子の縁が近づきます。フレームの上辺と帽子の縁のあいだに、指1本ぶんほどの額が残る深さにしておくと、顔の上に横の線が2本重ならず、窮屈に見えません。フレームの上辺が太いメガネなら、それ自体が横の線になるので、帽子は少し浅めでも顔の縦は短く見えます。
コートの襟の形
コートの襟は、前を閉じるか開けるかで首元の行が動きます。
| コートの襟 | 前を閉じたとき | 前を開けたとき |
|---|---|---|
| スタンドカラー | 3cm以内。サイドに幅がほしい | 3〜8cm。どの長さにも合う |
| ノーカラー | 6〜9cm。クルーネックと同じ扱い | 8cm以上。中の首元で横線を作る |
| テーラード襟 | 8cm以上。Vネックと同じ扱い | 8cm以上。襟の横幅が横線になる |
| ステンカラー | 3〜6cm。いちばん合わせやすい | 8cm以上。マフラーで横線を足す |
| フード付き | 背中にふくらみ。首元は中の服次第 | 同じ |
| ファーの襟 | 首元に横の面ができる | 襟の面が肩へ広がる |
| 大きく広がる襟 | 横幅が出て、縦が和らぐ | 同じ |
**襟の横幅が顔の横幅より広いコートは、面長のショートヘアの人にとって、マフラーと同じ働きをします。**大きな襟やファーの襟は、首元に横の面を置くので、マフラーなしでも顔の下に横幅ができます。
ピアスとイヤリングの形
ショートヘアは耳が見えるので、耳の飾りが顔の横の形に直接効きます。秋冬は首元に布が増えるぶん、耳の飾りの形が目立ちやすくなります。
| 飾りの形 | 顔の横への効き方 | 合う日 |
|---|---|---|
| 丸いもの・ボタン型 | 頬の高さに点ができる | タートルの日 |
| 横に広がるもの | 頬の高さに横幅ができる | 耳が出るショートの日 |
| 縦に長く揺れるもの | 耳からあごへ縦の線ができる | 首元が3〜8cmで、顔に横幅がある日 |
| 耳に沿うカーブの形 | 耳の輪郭が強まる | サイドに幅のある日 |
| 大ぶりのフープ | 丸い面ができる | 首元が8cm以上の日 |
| 小さな一粒 | 効き方は小さい | どの日にも |
縦に長く揺れる飾りは、面長の人が避けるものと思われがちですが、**首元が詰まっていて、揺れる先が首元の布に届く長さなら、縦の線は首元の布で止まります。**揺れる先があご先より下まで届き、首元の肌の上で終わる日は、縦がつながりやすくなります。
髪の色と、首元の布の明るさ
ショートヘアは、髪と首元の布が近い位置に並びます。2つの明るさが近いと、髪と布がひとつながりの面に見え、境目が消えます。境目が消えると、顔のまわりの縦と横の区切りがあいまいになり、顔の縦の形がそのまま浮かびます。
| 髪の明るさ | 首元の布 | 見え方 | 合わせ方 |
|---|---|---|---|
| 暗い髪 | 黒・濃紺のタートル | 髪と布がつながる | 首元を明るい色にするか、耳の飾りで区切る |
| 暗い髪 | 生成り・グレーのタートル | 境目がはっきり | そのままでよい |
| 明るい髪 | ベージュ・キャメルのタートル | 髪と布がつながる | 首元を濃い色にするか、白を挟む |
| 明るい髪 | 濃い色のタートル | 境目がはっきり | そのままでよい |
| どの髪でも | 顔の色に近い明るさの布 | 顔と首元がつながる | 首元の縁に1本の線を足す |
| どの髪でも | 柄のあるマフラー | 柄の線が区切りになる | 横の線が出る向きに巻く |
**髪と布の明るさがはっきり違うと、顔のまわりに額縁のような区切りができます。**面長の人にとって、この区切りは顔の縦を途中で止める働きをします。手持ちのタートルが髪と同じ明るさなら、中に明るい色の薄いタートルを重ねて縁だけを見せると、区切りが1本加わります。
襟足の長さと、首元の境目
ショートヘアは、後ろ姿や横からの姿で、襟足と首元の布の境目が見えます。
| 襟足の長さ | タートル・高いマフラーの日 | 開いた首元の日 |
|---|---|---|
| 2cm以内(刈り上げ・短い襟足) | 襟足と布の間に首が少し見え、すっきり | うなじが長く見える |
| 2〜5cm | 毛先が布の上端に触れる。内に入れると整う | 首の後ろに影ができて落ち着く |
| 5cm以上 | 毛先が布に当たって外に跳ねやすい | 首の後ろの縦が短く見える |
| 毛先を内側に入れる | 布の中に収まり、境目が消える | 使わない |
| 毛先を外に出す | 布の上に毛先がのる。横に広がる | 使わない |
**タートルの日に、襟足の毛先が折り返しに当たって外へ跳ねるときは、毛先を布の中に入れてしまうと境目が消えます。**横から見たときに首のラインがすっきりし、頭の後ろの丸みが目立ちます。
場面で変わる首元|通勤・屋外の行事・室内の集まり
秋冬は、同じ1日の中で首元が何度も変わります。家を出るときはマフラーとコート、職場や店に入ればコートを脱ぎ、また外に出る。場面ごとに、そのとき見られている首元を並べました。
| 場面 | その場の首元 | 首元の行 | 見られ方 |
|---|---|---|---|
| 通勤の電車 | コート+マフラー | 3cm以内 | 近い距離で顔と首元だけが見られる |
| 職場の席 | コートを脱いだニット | 3〜8cmか8cm以上 | 正面から長い時間見られる |
| オンライン会議 | ニットの首元 | 3〜8cmが多い | 画面に顔と首元だけが映る |
| 紅葉狩り・屋外の散策 | 帽子+マフラー+コート | 3cm以内 | 写真で上下から顔が挟まれる |
| 室内の食事会 | コートを脱いだ一枚 | 服次第 | 座って胸から上が見られる |
| 初詣・年始の挨拶 | 厚手のコート+マフラー+帽子 | 3cm以内 | 屋外で長く、人と並んで写る |
| 年末の集合写真 | 屋内ならニット、屋外ならコート | 服次第 | 全身か上半身で顔が小さく写る |
**1日のうちでいちばん長く見られる首元に合わせて、朝の服を決めてください。**通勤の時間が短く職場の席にいる時間が長いなら、コートを脱いだニットの首元を優先します。屋外の行事が中心の日は、マフラーと帽子の組み合わせを優先します。
コートを脱いだあとの首元は、朝の鏡では確かめにくい場所です。家を出る前に、一度コートとマフラーを外して、脱いだあとの首元の行を確かめておくと、職場や店で脱いだときに顔の縦が急に目に入ることがありません。
一式で見る|11月の通勤の日
ここまでの合わせ方を、一式にしてみます。サイドの毛先が耳たぶから口角の高さにある人の、11月の通勤の日です。
朝は冷えるので、ゆるく落ちるタートルに、ステンカラーのコートを前を閉じて着ます。首元はタートルの折り返しで3cm以内、サイドに頬の横幅があるので、首元はこのままで釣り合います。マフラーは厚手のものを一周させて、両端を前で左右に広げます。巻いた塊の横幅は、頬骨の幅の1.5倍ほどです。耳には丸い小さな飾りを1つ。
職場に着いてコートとマフラーを外すと、首元はタートルだけになります。折り返しを2回から1回に変えて、首元を3〜8cmの行へ移すと、正面から長く見られる席でも、あご先の下に細い段が戻ります。タートルの折り返しの回数を、朝と職場で変えるだけで、同じ一枚のまま2つの行を行き来できます。
どちらとも取れるとき①|首元の距離が3cmや8cmちょうど
測ってみたら、あご先から首元まで3cmちょうど、8cmちょうど、ということがあります。行の境目です。
このときは、**サイドの毛先の高さで決めます。**サイドが耳たぶから口角にあって、頬の横に幅がある人は、首元が詰まっても釣り合うので、詰まった側の行(3cm以内、3〜8cm)として読みます。耳が出る人は、横幅が足りないぶん、開いた側の行として読み、首元に横の線を足すほうを選んでください。
どちらとも取れるとき②|サイドの左右で長さが違う
分け目があるショートヘアは、左右でサイドの毛先の高さが違うことがよくあります。片側は耳にかけて耳が出て、もう片側は頬まで下りている、という形です。
このときは、**毛先が長いほうを正面から見える側として扱い、短いほうに横幅を足します。**耳が出ている側にだけピアスの形を横に広がるものにする、マフラーを短い側へ流して横幅を作る、のどちらかです。左右の髪の長さの差を、小物で埋める考え方です。
どちらとも取れるとき③|寒くて首元を詰めたいが、耳が出る
ベリーショートで耳が出ている人が、寒さで首元をしっかり詰めたい日があります。表では「首元を下げる」と書きましたが、寒い日に無理に首を出す必要はありません。
**首元は詰めたまま、横幅で補ってください。**太い毛糸のタートル、大判のマフラーを肩まで広げる巻き方、大きな襟のコート。どれも首元は3cm以内のまま、顔の下に顔の横幅の1.5倍以上の面を作れます。さらにニット帽を眉の上まで深くかぶれば、上下から顔の縦が短く見え、首元を詰めた日でも面長の縦は目立ちません。
どちらとも取れるとき④|伸ばしかけの時期
ショートからボブへ伸ばしている途中は、サイドの毛先がちょうどあご先の近くに来る時期があります。9通りの表でいちばん首元とぶつかりやすい列です。
伸ばしかけの時期に秋冬が重なったら、**首元は3〜8cmの行を中心に選んでください。**タートルは折り返しを低く、マフラーは一周させて横に広げる巻き方にすると、毛先と首元の布が重なりません。毛先がタートルの折り返しに当たる日は、毛先を外へ軽く跳ねさせて、布と髪の境目を作ります。
伸ばしかけの時期は、美容室に行くたびにサイドの毛先の高さが変わります。**切った日ごとに、サイドの毛先がどの列にいるかを測り直してください。**先月まで耳たぶの高さだった毛先が、あご先の近くまで下りていれば、同じタートルでも合わせ方が変わります。
秋に髪を切るなら、冬の首元に合わせて伝える
10月から11月に美容室の予約を入れている人は、冬の首元に合わせて長さを決めておくと、冬のあいだ迷いません。
| 冬によく使う首元 | 伝えるサイドの長さ | 伝える襟足の長さ |
|---|---|---|
| タートルが多い | 頬骨から口角の高さに残す | 2〜5cm、毛先は内に入る長さ |
| 高く巻くマフラーが多い | 耳たぶから口角 | 2cm以内か、内に入る長さ |
| クルーネックが多い | 耳たぶの高さで軽く | 好みでよい |
| Vネックや開いたコートが多い | 耳たぶから口角、横に幅を残す | 2〜5cm |
| 帽子をよくかぶる | 帽子の下から頬の高さに出る長さ | 帽子の縁に当たらない長さ |
| 首元がいろいろ | 耳たぶから口角 | 2〜5cm |
**「冬はタートルが多いので、サイドは頬から口角の高さに残したい」のように、首元とサイドの高さを一緒に伝えると、**担当者が冬の服を想像しながら長さを決められます。つむじや分け目の伝え方は面長のショートはつむじの位置で決まるにあります。
10月から1月の予定表
首元は月ごとに変わっていきます。月ごとに、よく使う首元と、そのときの合わせ方を並べました。
| 時期の目安 | よく使う首元 | 首元の行 | 合わせ方 |
|---|---|---|---|
| 10月前半 | クルーネック、シャツ襟 | 3〜8cm | 夏と同じで足りる |
| 10月後半 | モックネック、薄手のストール | 3〜8cm | 耳が出る人はピアスで横幅 |
| 11月前半 | タートル、ステンカラーのコート | 3cm以内 | サイドの横幅を確かめる |
| 11月後半 | マフラー、ニット帽 | 3cm以内 | 横に広げる巻き方、深くかぶる帽子 |
| 12月 | 厚手のタートル、大判のマフラー | 3cm以内 | 上下を両方詰めない |
| 1月 | 厚手のコート、手袋、帽子 | 3cm以内 | 顔のまわりに余白を1か所残す |
よくある行き違い
**「面長の人はタートルネックを避けたほうがいい」。**首元が詰まること自体は、面長の縦を長く見せる原因ではありません。サイドの毛先で頬の高さに横幅があれば、タートルの日も釣り合います。避けるより、折り返しの高さとサイドの長さの組み合わせで選んでください。
**「面長の人はショートヘアが似合わない」。**ショートヘアは首が見えるぶん、首元の距離で顔の縦の見え方を毎日調整できる髪型です。長い髪より、首元の小物の効き方がはっきり出るので、合わせ方さえ決めれば扱いやすくなります。
**「マフラーを高く巻けば顔が小さく見える」。**高く巻くと、顔の下半分が布に近づき、顔が小さく見えることはあります。ただ、面長の人は横幅が足りないまま高く巻くと、顔の縦だけが布の上に残ります。高さより、横幅が顔の1.5倍あるかを先に見てください。
**「首元を開ければ、顔はすっきり見える」。**首元を開けると、あご先の下は軽くなりますが、面長の人は首とデコルテの縦が顔の縦につながります。開けるなら、短いネックレスや細いスカーフで横の線を1本入れて、縦を途中で止めてください。
**「帽子は面長には縦を足すので合わない」。**浅くかぶると縦が足されますが、深くかぶれば額が隠れて縦が短く見えます。帽子の形より、かぶる深さで決まります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 面長でショートヘアだと、タートルネックは似合いませんか
- 似合わないわけではありません。タートルの折り返しの上端があご先から3cm以内に来ると、首が隠れて顔の縦だけが残るので、サイドの毛先の高さが効いてきます。サイドの毛が耳たぶより下、頬から口角の高さまであれば、顔の横に幅が出て、タートルの日も縦が目立ちません。耳が全部出るベリーショートなら、折り返しの低いモックネックにして、首を2〜3cm見せるほうが釣り合います。
- Q. 面長の人は、マフラーをどう巻けばいいですか
- 顔の下に横の幅を作る巻き方が合います。首に一周させたあと、両端を前で左右に広げて、肩幅の半分くらいまで布を広げてください。巻いた塊の横幅が顔の横幅の1.5倍以上あると、顔の下に横の面ができ、縦の長さが和らぎます。細く横幅を確かめるときは、鏡の前で巻いたあと、両手のひらを頬骨の外側に当てて、その手の外側よりマフラーの塊が左右に出ているかを見てください。左右とも手のひらの外まで布が出ていれば、1.5倍を超えています。片側しか出ていなければ、出ていない側の端をもう少し引き出します。 縦に垂らす巻き方は、顔の縦から胸まで線がつながるので、面長の人には縦がさらに伸びて見えやすくなります。
- Q. 秋に髪を切るとき、冬のことを考えて何を伝えればいいですか
- サイドの毛先を、どの高さで終わらせたいかを伝えてください。冬にタートルや高く巻くマフラーをよく使う人は、サイドを頬骨から口角の高さに残す長さ、首元を開けて着ることが多い人は、耳たぶの高さで軽く終わる長さが合います。あわせて、襟足をどのくらい残すかも決めておくと、タートルの折り返しと髪の境目がきれいに収まります。
- Q. ニット帽は面長に合いますか
- 合います。ニット帽を眉の上1〜2cmまで深くかぶると、額が隠れて顔の縦が短く見えます。浅くかぶって額が見えていると、帽子の高さのぶん頭の上に縦が足されるので、かぶる深さのほうが帽子の形より効きます。ショートヘアの人は、帽子の下からサイドの毛を頬の高さに出しておくと、横の幅も同時に作れます。
— メグラシ編集部





