ハンサムショートで丸顔・ぽっちゃり|流す前髪の角度で頬を横切る

**正面から撮った自分の写真で、流した前髪の分け目から毛先までを、指で1本の線につないでみてください。**その線は、水平に近いですか。それとも、はっきり斜めに走っていますか。
丸顔で、頬やあごまわりにふっくらした丸みがある人のハンサムショートは、この1本の線で決まります。**線が水平に近いと、丸い顔を横に切る線になり、横幅に目が行きます。**45〜60度の斜めに立てると、丸さが斜めに分かれて、同じ顔でも縦に読まれやすくなります。
横から見た頭の奥行きで決まる部分はハンサムショート 丸顔|横から見た奥行きで決まるにまとめてあります。この記事は、前から見た前髪の線だけを扱います。
結論:前髪の線を45〜60度で立て、頬の高い位置の手前で止める
| 決める場所 | 目安 | 外れたときに起きること |
|---|---|---|
| 分け目 | 顔の中心から3〜4cm(黒目の外側から眉山の上) | 中心に寄ると左右に割れ、外に寄ると横に長く垂れる |
| 線の角度 | 水平から45〜60度 | 寝ると顔を横に切り、立ちすぎると顔の横に垂れて幅に加わる |
| 毛先の高さ | 目尻の高さから、頬のいちばん高い位置の手前 | 下まで伸びると、頬の丸みの上に毛の量が乗る |
**3つとも、切る前に写真で確かめられる寸法です。**美容室で長さを決める前に、今の前髪で一度測っておくと、何cm切るかが決めやすくなります。
まず測る|写真1枚と、カード1枚
窓の光が正面から当たる場所で、スマホを目の高さに持って正面の写真を撮ります。髪はいつも通りに整えた状態で構いません。
- 分け目の位置に指を置き、顔の中心(鼻筋の延長)から何cm横にあるかを見る
- 前髪の毛先がいちばん下に落ちている位置に、もう一方の指を置く
- 2本の指を結ぶ線に、名刺やカードの角を当てる
カードの角は90度なので、その対角が45度の目安になります。**線がカードの対角より寝ていれば45度未満、立っていれば45度以上です。**60度は、対角と縦の辺のあいだのやや縦寄りです。
分け目|顔の中心から3〜4cm
分け目が顔の中心から2cm以内にあると、前髪は左右に割れやすくなります。割れた前髪は2本の短い線になり、どちらも水平に近く寝ます。丸顔の真ん中に、横向きの線が2本並ぶ形です。
逆に、こめかみの近くまで分け目を外へ出すと、前髪は顔の上を長く横切ってから垂れ、水平に近い長い線になります。
**顔の中心から3〜4cm、黒目の外側の真上から眉山の上あたりに分け目を置くと、線がいちばん立ちやすくなります。**黒目の外側より内に入るほど前髪は割れやすく、眉山より外に出るほど寝やすくなります。
線の角度|45度に届くかどうか
角度は、丸顔のハンサムショートでいちばん結果を分ける数字です。
**45度より寝ている線は、顔を横に切ります。**丸い輪郭の中に横線が入ると、目は線に沿って左右に動き、横幅を拾います。眉の上で前髪が横に寝ているショートが、丸さを強調して見えるのはこのためです。
**45〜60度の線は、顔を斜めに分けます。**丸い輪郭が、大きい面と小さい面の2つに分かれ、目は線に沿って斜め上から斜め下へ動きます。この動きの中に縦の成分が入るので、顔は縦に読まれやすくなります。
**60度を大きく超えて縦に近づくと、前髪は顔の横に垂れる髪になります。**そうなると、顔の横に毛の量が足され、横幅はむしろ増えて見えます。
毛先の高さ|頬のいちばん高い位置の手前で止める
前髪の毛先は、目尻の高さから、頬のいちばん高い位置の手前までに収めます。頬のいちばん高い位置は、軽く笑ったときに頬がいちばんふくらむ場所です。
**毛先がそこより下まで伸びると、頬の丸みの上に毛の量が乗ります。**丸みと毛の量が同じ場所で重なり、そこだけが厚く見えます。手前で止めると、毛先と頬のあいだに肌の見える部分が残り、斜めの線がそこで終わったと読まれます。
眉の上で止まる短い前髪は、角度を45度以上に立てにくくなります。毛先の位置を目尻の高さまで下ろせる長さがあると、角度をつけやすくなります。
流す側|生え癖が先、そのあと頬の丸みで決める
流す側は、まず生え癖で決めます。前髪を濡らして真後ろにとかし、そのまま自然に乾かすと、勝手に分かれる側があります。**そちらに流すのが、いちばん崩れにくい方法です。**逆らって流すと、夕方には前髪が割れて、朝の角度が保てません。
生え癖がはっきりしないときは、正面の写真で、頬の丸みがより大きく見える側へ流します。丸みの上の部分に前髪の斜めの線が重なり、左右の差が目立ちにくくなります。つむじの位置から流す側を決める方法は大人っぽいショートとつむじの位置にあります。
流さない側|耳まわりで縦を1本足す
前髪を流さない側は、耳にかけるか、耳の前に短い毛を沿わせるかのどちらかになります。
**耳にかける日は、耳の前の生えぎわから下へ向かう縦の線が1本見えます。**前髪の斜めの線と、耳側の縦の線が組み合わさり、顔の両側で縦の要素がそろいます。耳の前に毛を沿わせる日は、その毛の束が頬の横に縦に下りるように、毛先を内側へ向けてください。外へはねると横の線になります。
耳を出す量の目安は、奥行きの記事で扱っている通りです。この記事では、流さない側に縦の線が1本あるかどうかだけを確かめてください。
頬やあごの丸みが気になる人が、見ておきたいところ
頬やあごまわりにふっくらした丸みがある人は、前髪の線と一緒に、トップの高さも見てください。トップがつぶれていると、前髪の斜めの線が始まる位置が低くなり、角度を立てても線が短く終わります。
分け目の根元を、ドライヤーの風で流す向きと反対から起こしてから倒すと、根元に1〜2cmの高さが出ます。その高さのぶん、線の始まりが上がり、同じ角度でも線が長くなります。頭の後ろ側の量を足す順番は、奥行きの記事にあります。
秋冬は、角度を10度足す
秋冬は、タートルネックやマフラー、高い襟のコートで首が隠れる日が増えます。首が見えていると、あごから首にかけての縦の線が、顔の縦の情報を補ってくれます。そこが隠れると、顔は丸い輪郭だけで読まれます。
首が隠れる日は、前髪の角度を普段より10度ほど立ててください。いつもが45度なら55度、50度なら60度です。いちばん簡単なのは、分け目を外側へ1cmずらすことです。分け目が外に寄ると、毛先の位置が同じでも線が立ちます。首元の布の置き方そのものはエラ張り×マフラーの上端の記事でも扱っています。
どちらとも取れるとき①|長さが足りず、45度に届かない
切ったばかりで前髪が短く、どう流しても45度に届かない。このときは、分け目を外側へ1cmずらしてください。分け目を外に出すと、毛先の位置が同じでも、線の始まりが上がって角度が立ちます。
それでも届かないときは、無理に斜めにせず、前髪を目の上で軽く散らして、線そのものを作らない日にします。はっきりした横線が1本あるよりも、線が無いほうが丸さを拾いません。長さが目尻に届くまで、2〜3週間はこの方法でつなげます。
どちらとも取れるとき②|生え癖と、丸みの大きい側が逆
生え癖は右に流れるのに、頬の丸みは左のほうが大きい。このときは生え癖を取ってください。**逆らって流した前髪は、数時間で割れて水平に寝ます。**寝た線は、丸みの差よりもずっと目立ちます。
丸みの大きい側は、流さない側になります。そちらの耳の前に短い毛を1束沿わせ、毛先を内側へ向けて縦の線をつくると、丸みの上に縦が1本重なり、左右の差は目立ちにくくなります。
どちらとも取れるとき③|眼鏡をかける日
眼鏡のフレームの上端は、顔を横切る線です。前髪の線が寝ていると、フレームの上端と前髪の線が平行に並び、横の線が2本重なります。
眼鏡の日は、前髪の角度を普段より立てて、フレームの上端と交わる角度にしてください。前髪の線とフレームが交わると、2本は別々の線として読まれ、横の並びは生まれません。毛先がフレームの上に乗る長さなら、毛先はフレームの外側の端にかかるように置きます。
美容室で伝えること
切る前に、今の前髪で撮った正面の写真を見せながら、次の3つを伝えてください。
- 分け目は顔の中心から3〜4cm、黒目の外側の上あたりに置きたい
- 流した前髪の線を、水平から45〜60度くらいの斜めにしたい
- 毛先は、目尻の高さから頬の高いところの手前で止めたい
**「丸顔が気になる」とだけ伝えると、サイドの毛を残して輪郭を隠す方向に進みがちです。**サイドに毛が残ると、ハンサムショートの軽さが消え、顔の横に量が足されます。隠すのではなく、前髪の線で斜めに分けたいと伝えるほうが、意図が通ります。
よくある行き違い
**「丸顔は前髪を重く下ろしたほうがいい」。**重く下ろした前髪は、眉の上で水平の線をつくります。丸い輪郭の中に水平の線が入るので、横幅を拾いやすくなります。
**「ハンサムショートは面長の人の髪型」。**ハンサムショートで結果を分けるのは、顔の長さではなく、流した前髪の線の角度です。丸顔でも、線を立てれば成り立ちます。
**「ぽっちゃりしているとショートは難しい」。**体の大きさに対して頭の見え方が気になるときは、髪を伸ばすより、トップの高さを1〜2cm出すほうが先に効きます。前髪の線が長く取れるようになり、全身のつながりも自然になります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 丸顔でぽっちゃりしていても、ハンサムショートは似合いますか
- 似合います。結果を分けるのは顔の丸さや体の大きさではなく、長めに流す前髪がどんな線を描くかです。分け目から毛先までの線が水平に近いと、丸い顔を横に切る線になり、横幅に目が行きます。45〜60度の斜めにして、頬のいちばん高い位置の手前で止めると、丸さが斜めに分かれて、同じ顔でも縦に読まれやすくなります。
- Q. 前髪の角度は、どうやって測ればいいですか
- 正面から撮った写真で、分け目の位置と前髪の毛先の位置を指で結んでください。その線に、名刺やカードの角を当てます。カードの角はちょうど90度なので、対角に折った線が45度の目安になります。線がカードの対角より寝ていれば45度未満、立っていれば45度以上です。60度はその中間よりやや立った角度で、慣れると写真を見ただけで分かるようになります。
- Q. 前髪をどちら側に流せばいいか分かりません
- まず生え癖を優先してください。濡らした髪を真後ろにとかしてから自然に乾かすと、前髪が勝手に分かれる側があります。そちらに流すのがいちばん崩れにくい方法です。生え癖がはっきりしないときは、正面の写真で頬の丸みがより大きく見える側へ流します。丸みの上の部分に前髪の斜めの線が重なり、左右の差が目立ちにくくなります。
- Q. 秋冬はタートルネックをよく着ます。前髪で気をつけることはありますか
- 首が隠れる日は、前髪の角度を普段より10度ほど立ててください。首が見えていると、あごから首にかけての縦の線が顔の縦の情報を補ってくれます。タートルネックやマフラーでそこが隠れると、顔は丸い輪郭だけで読まれます。前髪の斜めの線を少し立てると、隠れた縦のぶんを顔の上半分で取り戻せます。分け目を外側へ1cmずらすだけでも角度は上がります。
— メグラシ編集部





