ぽっちゃり・二重あごが気になるショートは、襟足の長さで決まる|耳たぶの下3cmより短くすると、あご先から鎖骨までが続けて見える

あご下が気になるときのショートで、動かせるのは髪の側だけです。
決めているのは長さの種類ではありません。襟足がどこで終わるか。 ここが耳たぶの下端から3センチより短いと、あご先から鎖骨までの縦が途中で切れずに続いて見えます。
体の側を変える話は、この記事では扱いません。扱うのは、首から下の面がどう見えるかという1点だけです。
測るのは3つ。襟足の終わる位置、首の前に落とす毛の量、うつむいたときに前から見える面の高さです。
測るのは3つ。所要2分
用意するのはメジャーと、正面と横が見える鏡です。髪は乾かした状態で測ってください。
1つ目は襟足。耳たぶの下端から、襟足の毛が終わる位置まで何センチかを測ります。
2つ目は首の前。顔まわりの毛が、耳の前の線より内側へ何センチ入っているかを見ます。
3つ目はうつむいたとき。あごを20度ほど引いて、前から見える首の面の高さが、正面のときより何センチ増えるかを見ます。
①襟足|耳たぶの下端から3cmが境目
指を耳たぶの下端に当てて、そこから下へメジャーを当てます。
| 襟足の終わり | 髪の下端の位置 | 縦の面の見え方 |
|---|---|---|
| 耳たぶ下0〜3cm | 首の上のほう | あご先から鎖骨まで1つの面として続く |
| 耳たぶ下3〜6cm | 首の中ほど | 面が髪と肌に分かれ、境目が横線になる |
| 耳たぶ下6cm超 | 首の下のほう | 髪の面が長くなり、肌の面が短くなる |
3センチより短い側では、髪と肌の境目が高い位置に来ます。 境目が高いほど、その下の肌の面が縦に長く続きます。
3センチを超えると、境目が首の真ん中あたりに来ます。ここに横向きの線が入ると、上下が別々のかたまりとして読まれます。
測るときは、あごを引かず、目線をまっすぐ前に向けてください。あごを引くと襟足が上に見えて、実際より短い数字が出ます。合わせ鏡が使えないときは、後ろを撮った写真を1枚残しておくと、次に切るときの基準になります。
刈り上げにする場合も、基準は同じです。刈り上げの高さそのものより、髪と肌の境目がどこにあるかのほうが後ろ姿では強く出ます。刈り上げても、上の毛が3センチより下まで落ちていれば、境目はそこにできます。
②首の前に落とす毛は、片側1cmまで
顔まわりの毛を首の前へ落とすとき、量に上限があります。目安は片側1センチです。
耳の前の線より内側へ1センチを超えて入ると、縦に続いていた面がそこで横に区切られます。区切られた上下は、それぞれ別の面として読まれます。
1センチまでなら、面の縁に沿った細い線として収まります。残りは耳の後ろへ流してください。 左右で量を変えると斜めの線ができるので、そろえます。
流すのはピンではなく、乾かす向きで足ります。耳の上あたりの根元を指で後ろへ倒しながら風を当て、根元が乾き切るまで押さえてください。乾き切る前に手を離すと、日中に前へ戻ります。
長さが足りずに耳の後ろへ届かない場合は、無理に流さず、束の幅を1センチに切りそろえます。幅がそろっていれば、落ちていても縦の面を横に区切りません。 幅が場所によって違うときだけ、線が太くなって区切りになります。
③うつむいたとき|2cm増えたら1つだけ動かす
正面だけで決めていると、下を向いたときに違って見えます。
あごを20度ほど引いた状態で、前から鏡を見てください。この角度で首の前に見えている面の高さが、正面のときより2センチ以上増えるなら、動かす場所が1つあります。
襟足を1センチ短くするか、首の前の毛をなくすか。どちらか一方だけを動かしてください。 2つ同時に動かすと、次に迷ったとき戻せなくなります。
どちらを先に動かすかは、切らずに済むほうからです。首の前の毛は乾かす向きで動かせるので、まずそちらを試してください。それで2センチ未満に収まれば、襟足は切らなくて済みます。
20度という角度は、机の上のものを見るときや、スマートフォンを手に持って見るときの角度です。日常でいちばん長くとる角度なので、正面と同じくらい確かめる値打ちがあります。正面の鏡だけで決めると、その日いちばん長い時間の見え方が抜けます。
横顔で確かめるのは、線が交差していないか
横向きの鏡で見るのは1点だけです。あご先から首の前へ落ちていく線が、髪の束と交差しているかどうか。
交差していると、線がそこで止まって見えます。交差していなければ、線はそのまま鎖骨まで続きます。
耳の下に髪が落ちてきているときは、耳の後ろへ流すだけで解けます。切らずに済むことのほうが多い場所です。
後頭部の丸みは、首の見え方に効く
横から見たとき、後頭部の丸みがいちばん張り出す位置が高いほど、首から後頭部までの線が斜めに立ち上がります。
丸みの最高点が耳の上端より下にあると、後頭部から首までが縦に近い線になります。この場合は襟足を短い側に置くと、首の縦が続きます。
最高点の位置は、切らなくても乾かし方で1センチから2センチ動きます。後頭部の根元を指で持ち上げ、下から風を当てて乾かし切ると上がります。上から当てて倒すと下がります。襟足を切る前に、まず乾かす向きだけを1週間変えてみてください。
最高点が耳の上端より上にあれば、斜めの線が首の上で終わるので、襟足は3センチ寄りでも面は切れません。丸みの位置と襟足は、セットで決めます。
前髪は、首の話とは切り離す
首まわりの見え方に前髪はほとんど関わりません。前髪を作っても作らなくても、襟足の位置と首の前の毛の量が同じなら、首から下の見え方は変わりません。
前髪は、額の縦をどう見せるかで別に決めてください。2つを1度に決めようとすると、どちらも決まりません。
襟の高さで、その日の見え方が動く
服の側で1つだけ効くのは、襟の高さです。
首に沿う高い襟を着ると、肌の面が襟の上端で終わります。襟が高いほど肌の縦が短くなるので、襟足を3センチ寄りにしていても面が切れます。
高い襟の日は、顔まわりの毛を全部耳の後ろへ流してください。首の前に何も置かなければ、襟の上に残る縦が最大になります。
逆に、襟の開きが広い日は、首の前の毛を1センチ落としても構いません。肌の面が広いぶん、細い線が1本入っても縦は続きます。襟の高さと首の前の毛は、足して一定になるように扱うと迷いません。
上着を脱ぐ場面がある日は、脱いだあとの襟の高さで決めてください。着ているあいだだけ合っていても、脱いだ状態のほうが長く続くことが多い場所です。
どちらとも取れるとき①|襟足が3cmちょうど
境目の数字が出たときは、うつむいたときの増え方で決めます。
2センチ以上増えるなら短い側へ1センチ動かす。増えないなら、そのままで構いません。境目の数字そのものより、動いたときの差のほうが結果に近いです。
どちらとも取れるとき②|日によって見え方が違う
同じ髪型でも、その日の姿勢で首の見える面は変わります。
肩が前に出ていると、あごが前へ出て首の前の面が短くなります。鏡を見るときは、壁に背中をつけて肩を戻してから見てください。姿勢がそろえば、日ごとの差はほとんど消えます。
もう1つは、髪の乾き具合です。乾き切っていない襟足は首に貼りつくので、境目が下に見えます。完全に乾かしてから測ってください。濡れた状態で測ると、1センチから2センチ長く出ます。
動いているのは髪ではなく、測るときの姿勢のほうです。
どちらとも取れるとき③|切ったあとに戻したくなった
短くした襟足は伸びるので、戻すのは待つだけです。伸びたかどうかは日数ではなく、耳たぶの下端から3センチに届いたかで見てください。
指を耳たぶの下に当てて、そこから3センチのところに毛先が触れたら、帯の外に出たということです。日数で決めると、伸びる速さの違いに左右されます。
伸びる途中でどうしても気になる時期があります。襟足だけが先に落ちて、境目が首の中ほどに来る時期です。この時期は、首の前の毛を全部後ろへ流してください。前を空けておけば、後ろの境目が下がっても正面の縦は続きます。
美容室で伝えるのは、終わる位置と流す向き
長さの名前ではなく、位置で伝えます。
「襟足は耳たぶの下端から2センチで終わらせたい」「顔まわりは耳の後ろへ流したい」。この2行で、後ろも横も決まります。
首まわりの話を体の話にする必要はありません。終わる位置と流す向きだけで、見え方は変わります。
まとめ
あご下が気になるときのショートで動かすのは、髪の3か所です。
襟足を耳たぶの下端から3センチより短い側に置く。首の前に落とす毛は片側1センチまで。うつむいて2センチ以上増えるなら、どちらか1つだけを動かす。
横顔で、あご先から首へ落ちる線が髪と交差していなければ、その形は成立しています。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. あご下が気になるとき、ショートは避けたほうがいいですか
- 避ける必要はありません。ショートかどうかではなく、襟足がどこで終わるかで見え方が変わります。襟足が耳たぶの下端から3センチより短いと、髪の下端と首の境目が高い位置に来るので、あご先から鎖骨までの縦が途中で切れずに続いて見えます。長さの種類ではなく、終わる位置のほうが先に効きます。体の側を変える話はこの記事では扱いません。
- Q. 襟足の長さは、どこを基準に測るのですか
- 耳たぶの下端です。指を耳たぶの下に当て、そこから襟足の毛が終わる位置まで何センチかを測ります。3センチより短いと、髪の下端が首の上のほうで終わるので、その下の縦が1つの面として続きます。3センチより長いと、束が首に沿って落ちて、縦の面が髪と肌に分かれます。刈り上げる場合も、終わりの位置は同じ基準で見てください。
- Q. 首の前に髪を落としたほうがよいと聞きました
- 落とす量に上限があります。この記事では片側1センチまでを目安にしています。1センチを超えて首の前に入ると、縦に続いていた面がそこで横に区切られ、区切りの上下が別々のかたまりとして読まれます。落とすなら、耳の前から下へ1センチだけ。残りは耳の後ろへ流してください。左右で量を変えると斜めの線ができるので、そろえます。
- Q. 正面では大丈夫でも、下を向いたときが気になります
- 正面だけで決めていると起きます。あごを20度ほど引いた状態で、前から鏡を見てください。この角度で首の前に見えている面の高さが、正面のときより2センチ以上増えるなら、襟足を1センチ短くするか、首の前の毛をなくすかのどちらかを1つだけ動かします。2つ同時に動かすと、どちらが効いたか分からなくなります。
- Q. 横顔ではどこを見ればいいですか
- あご先から首の前へ落ちていく線が、髪の束と交差しているかどうかです。交差していると、そこで線が止まって見えます。交差していなければ、線はそのまま鎖骨まで続きます。横向きの鏡で、耳の下に髪が落ちてきていないかを見てください。交差している場合は、耳の後ろへ流すだけで解けます。切る必要はありません。
— メグラシ編集部




