ミディアムボブの面長|秋冬の予定で首元に当たる毛先の置き方を決める

面長のミディアムボブは、秋冬の予定の日に着る首元の高さで、毛先の置き方が3つに分かれます。
首元の上端と毛先のあいだが3cm以上あれば、下ろして内側に。3cm未満なら、首元の内側に入れるか前に流す。**首元をしっかり見せたい改まった日は、耳の高さでまとめる。**どの置き方でも、髪のいちばん広い位置を耳の上端から3〜8cm下、頬骨から口角の高さに残すのが目的です。
切る長さの考え方は面長に似合う髪型、毛先を巻く位置はミディアムヘア×面長にあります。この記事は、今の長さのまま、秋冬の予定の日に毛先をどこに置くかの話です。
結論:首元の上端と毛先の距離で、置き方が3つに分かれる
先に、首元の高さごとの置き方を並べます。
| 予定の日の首元 | 首元の上端と毛先の距離 | 毛先の置き方 |
|---|---|---|
| シャツ・Vネック・丸首 | 3cm以上あく | 下ろして、毛先を内側に入れる |
| ハイネック・スタンドカラーのコート | 0〜3cm | 両サイドを前に流すか、首元の内側に入れる |
| タートル・マフラー | 毛先が首元に当たる | 首元の内側に入れるか、前に流して鎖骨の上に置く |
| 改まった席・首元を見せたい日 | 関係なし | 耳の高さでまとめ、耳の前に毛を残す |
| 帽子をかぶる日 | 帽子のふちと毛先の両方を見る | 帽子は耳の上端より上、毛先は内側 |
**ミディアムボブは、毛先がちょうど首の中ほどから肩の上に来る長さです。**秋冬の首元の多くが、この高さに上端を持っています。夏は毛先の下に何もなかったのに、秋冬は毛先のすぐ下にタートルやマフラーが来る。この距離が、面長の見え方を左右します。
先に測る|あご先から毛先まで、首元の上端まで
測るのは3つです。乾かして、いつもどおりに整えた状態で、鏡の正面に立ってください。
| 測るもの | 測り方 | 目安 |
|---|---|---|
| あご先から毛先まで | あご先の下の端から、横の毛先の下の端まで | ミディアムボブは5〜12cm下 |
| 首元の上端の高さ | 予定の日の服を着て、あご先から首元の上端まで | タートルは3〜6cm下、丸首は12cm以上下 |
| 髪のいちばん広い位置 | 正面で、左右の幅がいちばん広い高さ | 耳の上端から3〜8cm下にあるか |
あご先から毛先までの長さから、あご先から首元の上端までの長さを引くと、毛先と首元の距離が出ます。たとえば毛先があご先の8cm下、タートルの上端が5cm下なら、毛先はタートルに3cm重なっています。
面長かどうかに迷っている人は、面長に似合う髪型の縦÷横の比で確かめてください。縦が横の1.5倍以上なら面長寄りで、この記事の置き方がそのまま合います。
面長のミディアムボブが秋冬に縦に見える仕組み
秋冬に縦に見えるのは、毛先が首元に当たったときに、次の順に形が変わるからです。
| 起きること | 髪の形 | 顔の見え方 |
|---|---|---|
| 毛先が首元の上端に当たる | 毛先が外へ押され、跳ねる | 髪のいちばん広い位置があご先の下に落ちる |
| 首元に押されて毛先が上がる | 横の髪が持ち上がる | 頬の横の量が減り、顔の横に区切りがなくなる |
| マフラーで上から押さえられる | 毛先がつぶれる | 頬の横がぺたんとして、縦の線が通る |
| 毛先を首元の内側に全部入れる | ショートのように短く見える | 横の量がなくなり、額からあごまでが続く |
面長に見えるのは、顔の縦が長いからではなく、髪のいちばん広い位置があご先より下に落ちたり、頬の横の量が消えたりして、顔の中に横の区切りがなくなるからです。毛先の置き方で、その区切りは戻せます。
置き方①|首元が低い日は、下ろして内側に入れる
シャツ、Vネック、丸首のように、首元の上端と毛先のあいだが3cm以上あく日は、下ろして毛先を内側に入れます。
| 見る場所 | 目安 |
|---|---|
| 毛先の向き | 内側に向け、あご先から5cm前後下で止まる |
| 髪のいちばん広い位置 | 耳の上端から3〜8cm下 |
| 横の量 | 頬骨から口角の高さに、少しふくらみがある |
| 首元 | 毛先と首元の間に肌か布が3cm以上見える |
毛先を内側に入れると、頬の横に丸い線ができ、そこで顔の縦が区切られます。乾かすときは、毛先を内側に入れながら、頬骨から口角の高さの髪を根元から少し立ち上げると、横の量が残ります。
内側に入れる強さは、毛先が首に触れるか触れないかくらいが目安です。強く内側に入れすぎると、毛先があごの下に回り込み、あご先の下に丸い影ができて、そこに目が行きます。鏡で正面を見て、毛先があご先の線より外側に収まっていれば十分です。
秋口は、朝晩と昼の気温差で、朝に整えた毛先が昼には落ち着いてしまうこともあります。朝に内側に入れた毛先を、昼休みに手ぐしで一度だけ内側に戻すと、夕方の予定まで形がもちます。
置き方②|首元が高い日は、内側に入れるか前に流す
ハイネックやタートル、マフラーの日は、毛先が首元に当たります。当たったまま下ろすと外へ跳ねるので、2つのどちらかにします。
| 置き方 | やり方 | 向く日 |
|---|---|---|
| 首元の内側に入れる | 毛先をタートルの首の内側や、マフラーの内側にそっと入れる | 屋外が長い日、風の強い日 |
| 前に流す | 両サイドの毛先を前に出し、鎖骨の上に置く | 屋内で座る日、写真の日 |
| 後ろだけ入れて前は流す | 後ろの毛先は内側に、サイドは前に出す | どちらの日にも |
いちばん使いやすいのは、後ろだけ入れて前は流す置き方です。後ろの毛先が首元の内側に入ると、首の後ろで跳ねなくなり、前に流したサイドが頬骨から口角の高さに量を残します。毛先を全部内側に入れると、ショートのように短く見えて横の量が消えるので、サイドは外に出しておいてください。
前に流すときは、サイドの毛先を鎖骨の上に置き、毛先の向きを内側に向けます。毛先が外を向いたまま前に流すと、鎖骨の上で横に広がり、首元の幅が強調されます。内側に向けておくと、前に流した毛が顔の横から首元までゆるいカーブを描き、縦の線が途中で曲がって見えます。
首元の内側に入れるときは、入れたあとに首を左右に1回ずつ振って、毛先が自然に収まる位置を確かめてください。きっちり押し込むと、首を動かしたときに一部だけ飛び出して、かえって跳ねて見えます。
置き方③|改まった日は、耳の高さでまとめる
結婚式や年始の挨拶のように、首元をきちんと見せたい日は、まとめます。まとめる高さで、縦の見え方が変わります。
| まとめる高さ | 見え方 | 面長での扱い |
|---|---|---|
| 耳より上の高い位置 | 頭の上に高さが出る | 縦に伸びて見える |
| 耳の高さ | 頭の横に丸みが残る | いちばん合わせやすい |
| うなじの低い位置 | 首の後ろに縦の線が通る | 首から下の縦が強くなる |
| ハーフアップ | 上半分だけまとめ、下は下ろす | まとめる位置は耳の高さに |
耳の高さでまとめたら、耳の前に指1本ぶんの毛を残してください。残した毛が、頬骨から口角の高さで顔の横に区切りを作ります。ミディアムボブは長さが短めなので、全部まとめるより、ハーフアップのほうが毛先が落ちにくく、1日もちます。
秋の通勤|シャツとジャケットの日
秋口の通勤は、首元の低いシャツやジャケットの日が多く、置き方①で下ろせる時期です。
| 見る場所 | 目安 |
|---|---|
| 首元 | シャツの襟、ジャケットの下襟 |
| 毛先 | 内側に入れて、あご先から5cm前後下 |
| 横の量 | 頬の横に少しふくらみ |
| 耳にかけるか | 片側だけかけると、横の区切りが残る |
ジャケットの襟が立つ形だと、襟の後ろが毛先に当たって跳ねることがあります。襟の後ろが毛先に当たる日は、後ろだけ毛先を内側に入れてください。
秋口のシャツの日は、毛先と首元のあいだが広くあくので、この時期にいちばん楽に形が決まります。朝の支度で迷わないように、シャツの日の仕上がりを鏡で一度確かめて、髪のいちばん広い位置がどの高さにあるかを覚えておくと、首元が高くなる冬の日にも、その高さを目安に戻せます。
タートルネックの日|毛先とタートルが重なる
タートルの首の上端は、多くがあご先から3〜6cm下にあります。ミディアムボブの毛先とは、ほとんどの場合重なります。
| タートルの形 | 毛先との距離 | 置き方 |
|---|---|---|
| 首にぴったり沿う薄手 | 毛先が重なる | 後ろは内側に、サイドは前に流す |
| 首の折り返しが厚い | 毛先が上に押される | 折り返しを1回だけにして、高さを下げる |
| 首がゆるいタートル | 首とのあいだに隙間がある | 毛先を隙間に入れる |
| ハイネック(首の半分まで) | 0〜3cm | 下ろして、毛先を内側に強めに入れる |
厚手で折り返しの高いタートルは、毛先を下から押し上げます。面長のミディアムボブの人は、折り返しを1回にして首の高さを抑えるか、首がゆるく隙間のあるタートルを選ぶと、毛先が跳ねにくくなります。
タートルの日は、首から下が縦に長い面になりやすい日でもあります。毛先の置き方で頬の横に区切りを作るのに加えて、タートルの色を髪の色と少し違う明るさにすると、髪の終わりと首元の始まりが分かれて見えます。髪とタートルが同じ暗い色だと、毛先がタートルに溶けて、頭から胸まで1つの縦の面に見えることがあります。
マフラーを巻く日|首の低い位置に巻いて、毛先は上に出す
マフラーは、巻き方で首元の上端の高さが変わります。
| 巻き方 | 首元の上端 | 毛先の置き方 |
|---|---|---|
| 首にぐるぐる巻く | あご先のすぐ下 | 毛先が押されてつぶれる。屋外の短い時間だけに |
| 首の低い位置で1回巻く | あご先から5cm前後下 | 毛先をマフラーの上に出し、前に流す |
| 1回かけて前に垂らす | 首の付け根 | 下ろして内側に入れられる |
| 大判を肩から羽織る | 肩 | 毛先が肩に当たらなければそのまま |
マフラーの内側に毛先を全部入れると、髪がショートのように短く見えて、顔の横の量がなくなります。巻くときは、髪を一度前に出してからマフラーを首の低い位置に巻き、最後に毛先をマフラーの上に置いてください。
マフラーの厚みも見ます。厚手で幅の広いマフラーは、首の低い位置に巻いても上端があご先の近くまで来て、毛先を下から押し上げます。毛足の長い厚手のものは、薄手のものより上端が2〜3cm高くなると考えて、毛先との距離を測ってください。通勤のように屋外が短い日は、薄手のマフラーを1回かけて前に垂らすだけにすると、毛先は下ろしたままで済みます。
コートの襟が大きい日|スタンドカラーと大きな折り襟
秋の終わりからは、コートの襟が首元の高さを決めます。
| 襟の形 | 首元の上端 | 毛先の置き方 |
|---|---|---|
| テーラード襟 | 首の付け根 | 下ろして内側に入れる |
| スタンドカラー | 首の中ほど | 後ろは内側に、サイドは前に |
| 大きな折り襟・ショールカラー | 肩から首の中ほど | 襟の上に毛先を置いて、前に流す |
| フード付き | 首の後ろに布がたまる | 後ろの毛先がフードに押されるので内側に |
スタンドカラーのコートは、首の後ろで毛先を押し上げやすい形です。コートを着る前に後ろの毛先を内側に入れてから襟を立てると、首の後ろで跳ねません。
大きな折り襟のコートは、襟そのものが肩から胸に横の幅を作ります。毛先を襟の上に置いて前に流すと、頬の横の髪の量と、肩の上の襟の幅が上下に並び、縦の線が2か所で区切られます。面長のミディアムボブの人には、首元が高い日のなかでいちばん合わせやすい襟の形です。
オンラインの会議|画面に映るのは胸から上
オンラインの日は、画面に胸から上が映ります。髪のいちばん広い位置が、そのまま画面の中央近くに映ります。
| 見る場所 | 目安 |
|---|---|
| 髪のいちばん広い位置 | 画面の中で、頬骨から口角の高さにある |
| 毛先 | 内側に入れるか、前に流して鎖骨の上に |
| 首元 | 丸首かシャツで、毛先とのあいだを3cm以上あける |
| 耳 | 片側だけかけて、横の区切りを残す |
画面の中では、顔が正面に大きく映るので、縦の長さが目に入りやすくなります。両側の髪を耳にかけると、顔の横の量がなくなり縦が強く映るので、かけるのは片側だけにしてください。
秋の結婚式のお呼ばれ|ハーフアップの高さ
秋の結婚式は、首元を見せるドレスやワンピースで出かける予定です。置き方③で、耳の高さでまとめます。
| 見る場所 | 目安 |
|---|---|
| まとめる高さ | 耳の高さのハーフアップ |
| 耳の前の毛 | 指1本ぶん残す |
| 下ろした毛先 | 内側に入れて、肩に当てない |
| 髪飾り | まとめた位置の横、耳の高さに |
髪飾りは、まとめた位置の横、耳の高さに置くと、頭の横に幅が足されます。頭のてっぺんに髪飾りを置くと、縦に高さが出るので、面長の人は横に置くほうが合わせやすい位置です。
ミディアムボブのハーフアップは、上半分の毛を耳の上端の高さで分け取り、耳の高さで後ろに留めます。分け取る量が多すぎると、下ろした毛が少なくなって首の後ろがさびしく見え、少なすぎると、留めたところから毛がこぼれます。目安は、耳の上端より上の毛だけを取る量です。披露宴は座っている時間が長いので、留めたあとに後頭部の毛を指で少しつまみ出して、頭の後ろに丸みを作っておくと、横から見ても頭の形が整って見えます。
七五三・お宮参りの付き添い|しゃがむと毛先が前に落ちる
七五三の付き添いは、子どもに合わせてしゃがんだり、抱いたりする予定です。下ろしたままだと、しゃがむたびに毛先が前に落ちます。
| 動き | 起きること | 置き方 |
|---|---|---|
| しゃがむ | 毛先が前に落ちて顔にかかる | 耳の高さでハーフアップ |
| 抱く | 子どもの手が髪に触れる | 片側を耳にかけて、ピンで留める |
| 写真 | 顔の横の量が写る | 耳の前に毛を残す |
| 神社での挨拶 | お辞儀で毛先が前に落ちる | まとめておく |
ハーフアップは、しゃがんでも抱いても毛先が落ちにくく、写真では耳の前に残した毛が顔の横に区切りを作ります。
同窓会・食事会|テーブル越しに見られる
同窓会やレストランでの食事会は、テーブル越しの80cm〜1mの距離で、胸から上を見られる予定です。
| 見る場所 | 目安 |
|---|---|
| 毛先 | 内側に入れて、下ろす |
| 横の量 | 頬骨から口角の高さにふくらみ |
| 首元 | 毛先と3cm以上あく丸首かVネック |
| 耳元 | 横に広がる形のピアスかイヤリング |
耳元の飾りは、横に広がる形を選ぶと、頬骨から口角の高さに横の幅が足されます。縦に長く下がる形は、縦の線をのばすので、面長の人は短めにしてください。
食事のあいだは、料理を口に運ぶたびに少し前かがみになります。下ろした毛先が前に落ちてくる人は、片側だけを耳にかけておくと、食事中に髪を何度も直さずに済みます。写真を撮る段になったら、耳にかけた側を下ろして、両側に横の量を戻してください。
忘年会|座敷では横顔が見られる
忘年会は、会場によって見られる向きが変わります。
| 会場 | 見られる向き | 置き方 |
|---|---|---|
| 座敷 | 横並びで横顔 | 見られる側の毛先を内側に、反対側は耳にかけてよい |
| テーブル席 | 正面 | 下ろして内側に |
| 立食 | 全身 | 首元と毛先のあいだを3cm以上あける |
| 会場が分からない | どの向きでも | 下ろして内側に入れ、首元は低い服に |
座敷では、横顔の毛先が首元に当たっているかどうかが目に入ります。隣の人に見られる側の毛先を内側に入れておくと、横から見ても毛先が跳ねません。
反対側の髪を耳にかけると、横顔を見る人からは耳と首の線が見え、正面から見る人には片側だけに量が残ります。片側だけ耳にかけるのは、面長の人の横の区切りを残しながら、座敷で料理を取るときに髪が前に落ちない置き方です。両側を耳にかけると、正面から見たときに顔の横の量がなくなるので、かけるのは片側だけにしてください。
冬のデート|帽子をかぶる日
冬のデートで帽子をかぶる日は、帽子のふちと、毛先の両方を見ます。
| 帽子 | ふちの高さ | 毛先の置き方 |
|---|---|---|
| ニット帽(深くかぶる) | 眉の上〜耳の上端 | 毛先を内側に入れて、横の量を残す |
| ニット帽(浅くかぶる) | 額の上 | 頭の上に高さが出るので、ふちは眉の近くまで下ろす |
| ベレー帽 | 横に傾ける | 傾けた側の横に幅が出る |
| つばのある帽子 | 額 | つばが横に広いものを選ぶ |
帽子のふちを耳の上端より上に置くと、頭の上に高さが出て縦に伸びます。ニット帽は眉の近くまで深めにかぶり、毛先を内側に入れると、帽子の下に横の量が残ります。店で帽子を脱いだときは、頭の上がつぶれていることがあるので、手ぐしで頭頂を立ち上げてから座ってください。
年末の帰省|長い移動で後ろがつぶれる
年末の帰省は、電車や車の座席に長時間もたれる予定です。後ろの髪が座席に押されて、頭の後ろがつぶれます。
| 場面 | 起きること | 置き方 |
|---|---|---|
| 移動中 | 後ろがつぶれ、毛先が首元で押される | 耳の高さで1つにまとめておく |
| 到着後 | まとめた跡が残る | ほどいて手ぐしで横の量を戻す |
| 実家で過ごす | 座卓で座る時間が長い | 下ろして内側に |
| 親戚への挨拶 | 正面で見られる | ハーフアップ |
移動中にまとめておくと、座席に押されても形が崩れにくく、着いてからほどけば毛先にやわらかい動きが残ります。
まとめるときは、ゴムの跡がつきにくいように、ゆるめに1回だけ結んでください。きつく何回も巻くと、ほどいたときに毛先の途中に折れ目が残り、内側に入れたくても外に向いてしまいます。到着したら、ほどいた髪の頬の横の根元を手ぐしで立ち上げ、毛先を内側に入れ直すと、移動前の形にほぼ戻ります。
初詣|ニット帽とマフラーを両方使う日
初詣は、屋外で長く並ぶ予定です。ニット帽とマフラーを両方使うと、毛先が上と下から押されます。
| 組み合わせ | 起きること | 置き方 |
|---|---|---|
| ニット帽+マフラー | 上と下から毛先が押される | マフラーは首の低い位置に、毛先はその上に出す |
| ニット帽だけ | 頭の上に高さが出やすい | ふちは眉の近くまで下ろす |
| マフラーだけ | 毛先が押されてつぶれる | 毛先を前に流す |
| 何もかぶらない | 風で毛先が乱れる | 耳の高さでハーフアップ |
両方を使う日は、ニット帽を先にかぶり、髪を前に出してからマフラーを首の低い位置に巻いて、最後に毛先をマフラーの上に置く順番にしてください。
ニット帽とマフラーのあいだに見える髪は、ちょうど頬の横の高さにあたります。ここに髪の量が見えていれば、帽子とマフラーで上下を覆っていても、顔の横に区切りが残ります。帽子のふちを深くかぶりすぎて、頬の横の髪まで帽子の中に入れてしまうと、帽子とマフラーのあいだが顔だけになり、縦の面が強く見えます。並んでいるあいだに一度、帽子のふちから頬の横の髪を指で引き出しておくと安心です。
年始の挨拶・新年会|改まった席はまとめる
年始の挨拶は、訪ねた先で座ってお辞儀をする予定です。お辞儀のたびに毛先が前に落ちるので、まとめます。
| 見る場所 | 目安 |
|---|---|
| まとめる高さ | 耳の高さ |
| 耳の前の毛 | 指1本ぶん残す |
| 首元 | まとめた日は、首元の形を問わない |
| 新年会(夜) | 下ろして内側に入れてもよい |
まとめると、首元の高さに関係なく毛先が首元に当たらないので、タートルを着たい日にも使えます。
夜の新年会は、打ち解けた席なので、下ろしても構いません。昼に年始の挨拶でまとめて、夜の新年会でほどく日は、まとめたときの結び目の跡が頭の後ろに残ります。ほどいたら、結び目のあった高さの毛を手ぐしで横に広げると、跡が頭の横の丸みに変わって、かえって横の量が足されます。
1日に予定が2つ続く日
仕事のあとに忘年会、初詣のあとに新年会のように、首元の高さが違う予定が続く日もあります。
| 組み合わせ | 置き方の切り替え |
|---|---|
| 通勤(シャツ)→ 忘年会(座敷) | 下ろしたまま、座敷の前に見られる側を内側に |
| 初詣(帽子・マフラー)→ 新年会 | 帽子を脱いだら頭頂を立ち上げ、毛先を下ろす |
| 七五三(ハーフアップ)→ 食事会 | ハーフアップのまま |
| 帰省の移動(まとめる)→ 親戚の集まり | ほどいてハーフアップに結び直す |
切り替えるときに使うのは、手ぐしと、ヘアピン2本、ゴム1本だけです。バッグに入れておくと、首元が変わるたびに置き方を直せます。
前髪がある人と、ない人で変わるところ
前髪の有無で、秋冬の予定の日に気をつける場所が少し変わります。
| 前髪 | 秋冬の予定で起きること | 合わせ方 |
|---|---|---|
| 眉にかかる前髪 | 帽子で前髪がつぶれる | 帽子のふちを前髪の上に置く |
| 眉の上の短い前髪 | 額の見える面積が小さい | 毛先は下ろしたままでよい |
| 前髪なし・センター分け | 額からあごまで縦の線が続く | 分け目を少し横にずらし、毛先は内側に |
| 流す前髪 | 風で流れが崩れる | 流す側の耳の前に毛を残す |
前髪のない人は、帽子もまとめ髪もしない日に、額からあご先まで縦の線が通りやすくなります。分け目を真ん中から2〜3cm横にずらすだけで、額の上に斜めの線が入り、縦が区切られます。前髪を切る日の決め方は、40代ボブ前髪あり面長にあります。
どちらとも取れるとき①|毛先が肩に当たる長さ
ミディアムボブが伸びて、毛先が肩に当たるようになると、首元より先に肩で毛先が跳ねます。
| 毛先の位置 | 起きること | 置き方 |
|---|---|---|
| 肩の5cm上 | 首元の服で跳ねる | この記事の置き方のまま |
| 肩に触れる | 肩で毛先が外に跳ねる | 毛先を前に流すか、内側に強めに |
| 肩より下 | 毛先が肩の上に乗る | ミディアムの置き方に移る |
肩に当たる長さの人は、首元より肩の高さを基準にしてください。伸ばしている途中の人は、面長のヘアスタイルを伸ばしかけの段階ごとの置き方のほうが合います。
どちらとも取れるとき②|くせで毛先が外に跳ねる
くせ毛の人は、首元に当たらなくても、湿気の多い日に毛先が外に跳ねることがあります。
| くせの出方 | 秋冬の日 | 置き方 |
|---|---|---|
| 毛先だけ外に跳ねる | 雨の日、湿気の多い日 | 跳ねる側を前に流す |
| 全体がふくらむ | 秋の長雨 | ハーフアップでまとめる |
| 乾燥でぺたんとする | 冬の晴れた日 | 頬の横の根元を立ち上げる |
| 静電気で広がる | 冬の乾燥した日 | マフラーを外したら手ぐしで整える |
外に跳ねるくせは、首元に当たったときの跳ね方と同じ向きなので、秋冬はとくに出やすくなります。くせで跳ねる日は、首元の低い服を選び、毛先との距離を3cm以上あけてください。
どちらとも取れるとき③|予定に合わせて切るか、今の長さで通すか
首元の高い服を着る予定が続くと、毛先を切りたくなることもあります。
| 状況 | 決め方 |
|---|---|
| 首元の高い服の予定が1〜2回 | 切らずに、置き方で通す |
| 毎日タートルやマフラーを使う | 毛先を2〜3cm上げて、首元との距離を広げる |
| 結婚式など大事な予定がある | 切るなら1〜2週間前に |
| 伸ばしている途中 | 切らずに、まとめ方で通す |
切ると戻せないので、まずは服の首元のほうで、毛先との距離を3cm以上あけられないかを見てください。それでも毎日のように毛先が首元に当たるなら、毛先を少し上げるのが近道です。
一式で見る|秋の披露宴の日と、初詣の日
2つの予定を、一式で組んでみます。
| 秋の披露宴 | 初詣 | |
|---|---|---|
| 首元 | Vネックのワンピース | 薄手のタートル+スタンドカラーのコート+マフラー |
| 髪 | 耳の高さのハーフアップ、耳の前に毛を残す | 後ろは内側、サイドは前に流してマフラーの上に |
| 髪のいちばん広い位置 | 頬の横、耳の上端から5cm下 | 頬の横、ニット帽の下 |
| 耳元 | 横に広がる形の飾り | なし |
| 帽子 | なし | 眉の近くまで深くかぶるニット帽 |
披露宴の日は首元を見せるのでまとめ、初詣の日は首元が高いので後ろを内側に入れ、サイドを前に流しています。どちらの日も、髪のいちばん広い位置は頬の横に残っています。
10月から1月の予定表
予定ごとに、首元と毛先の置き方を1枚にまとめます。
| 時期 | 予定 | 首元 | 毛先の置き方 |
|---|---|---|---|
| 10月 | 秋の通勤 | シャツ・ジャケット | 下ろして内側に |
| 10月 | オンラインの会議 | 丸首 | 内側に、耳は片側だけ |
| 10〜11月 | 秋の結婚式 | ワンピースの首元 | 耳の高さのハーフアップ |
| 11月 | 七五三 | 羽織りの首元 | ハーフアップ |
| 11月 | 同窓会 | 丸首・V | 下ろして内側に |
| 12月 | 忘年会 | 会場で変わる | 見られる側を内側に |
| 12月 | 冬のデート | コートとマフラー | 帽子の下で内側に |
| 12月末 | 帰省 | タートル・マフラー | 移動はまとめ、着いたらほどく |
| 1月初め | 初詣 | タートル+マフラー | 後ろは内側、サイドは前に |
| 1月 | 年始の挨拶 | 問わない | 耳の高さでまとめる |
よくある行き違い
**「面長は、首元の詰まった服を着てはいけない」。**着てはいけない服はありません。首元に毛先が当たって跳ねると縦に見えるので、毛先の置き方を変えればタートルもマフラーも使えます。
**「秋冬は髪を伸ばしたほうが、首元が寒くない」。**伸ばすと、毛先が首元や肩に当たる長さに入り、跳ねる場所が増えます。寒さは首元の服で、毛先は置き方で分けて考えてください。
**「毛先は全部、首元の内側に入れれば跳ねない」。**全部入れると、ショートのように短く見え、顔の横の量がなくなります。後ろだけ入れて、サイドは外に出しておくのが基本です。
**「まとめるなら、高い位置のほうがすっきり見える」。**高い位置は頭の上に高さが出て、縦に伸びて見えます。面長の人は、耳の高さでまとめてください。
関連記事
- 面長に似合う髪型 ── 長さ別に髪のいちばん広い高さを決める場合
- ミディアムヘア×面長 ── 毛先を巻く位置と向きを決める場合
- 面長にボブが似合わないと感じたら ── 切ったあとに縦に見えて直したい場合
- 面長のヘアスタイルを伸ばしかけ ── 肩につく長さへ伸ばしている途中の場合
- 40代ボブ前髪あり面長 ── 予定から前髪を切る日を決める場合
— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 面長でミディアムボブにしています。タートルネックを着ると毛先が跳ねて、顔が長く見えます
- タートルの首の上端と毛先の距離が3cm未満になっているからです。毛先が首元に当たると外へ押され、髪のいちばん広い位置があご先より下に落ちて、顔の縦がそのまま読まれます。タートルの日は、毛先を首元の内側に入れるか、両サイドの毛先を前に流して鎖骨の上に置いてください。内側に入れると、髪のいちばん広い位置が頬の横に戻り、縦の線が上下に分かれます。
- Q. 結婚式でミディアムボブをまとめたいのですが、面長が目立たないまとめ方はありますか
- 耳の高さでまとめて、耳の前に指1本ぶんの毛を残してください。耳より高い位置でまとめると頭の上に高さが出て縦に伸び、うなじの低い位置だと首から下の縦の線が強くなります。耳の高さなら、頭の横に丸みが残ります。耳の前に残した毛は、頬骨から口角の高さで顔の横に区切りを作るので、まとめていても最大幅が頬の横に残ります。
- Q. マフラーを巻くと毛先がつぶれて、ぺたんとします
- マフラーの上端と毛先の距離が近く、上から押さえられているからです。マフラーは首の低い位置に巻き、毛先はマフラーの上に出して、前に流すか内側に入れてください。毛先をマフラーの内側に全部入れると、髪がショートのように短く見え、顔の横の量がなくなります。屋外の時間が短い日は、マフラーを巻く前に毛先を耳の後ろへまとめておき、店に入ってマフラーを外したら下ろす、という順番でも整います。
- Q. 予定に合わせて髪を切ったほうがいいですか
- 首元の高い服を着る予定が続くなら、毛先を2〜3cm上げて、首元との距離を広げるのが1つの方法です。ただ、切ると戻せないので、まずは首元の服のほうを、毛先との距離が3cm以上あくものに替えられないか見てください。切る場合は、大事な予定の1〜2週間前にすると、切った直後の不自然さが落ち着いてから当日を迎えられます。
— メグラシ編集部





