黒目の輪郭がはっきり・ぼんやりの違い|写真で見分け、秋の配色に移す

**黒目が画面いっぱいになるまで写真を拡大して、白目との境目を見てください。**にじみの帯が2mm未満なら、あなたの黒目の輪郭ははっきりしています。5mmを超えていれば、ぼんやりしています。その間なら中間です。
この差は、服の配色にそのまま移せます。**はっきりの人は服の境目もくっきり置け、ぼんやりの人は境目をにじませると目もとと揃います。**色の選び方ではなく、色と色の境目の置き方の話です。
結論:にじみの帯の幅と、縁の輪で分ける
| 見るもの | はっきり | 中間 | ぼんやり |
|---|---|---|---|
| にじみの帯の幅(画面いっぱいに拡大して) | 2mm未満 | 2〜5mm | 5mm超 |
| 縁の濃い輪 | ある | うっすら | 無い |
| 服に移すと | 顔まわりにくっきりした境目を2本まで | 1本だけくっきり、残りはにじませる | くっきりした境目は1本まで、できれば0 |
判定は、にじみの幅で決めます。縁の輪は補助で、輪がはっきりあるときだけ、はっきりの側に1段寄せて読んでください。
撮り方|窓の光で、フラッシュを使わずに
昼間、窓の光が顔の正面から入る場所に立ちます。照明はつけたままで構いませんが、フラッシュは使いません。フラッシュは黒目の表面に強い光の点をつくり、境目を実際よりくっきり見せます。
カメラを目の高さに構え、正面を向いて1枚撮ります。前髪やまつ毛が黒目にかからないようにしてください。色の付いたレンズを使っている日は、判定には向きません。
見る①|にじみの帯の幅
撮った写真を、黒目が画面の横幅いっぱいになるまで拡大します。黒目の外側の縁から白目に向かって、色が少しずつ移り変わる帯が見えるはずです。
その帯の幅を、定規を画面に当てて測ります。2mm未満なら、境目に1本の線を引けるくらいはっきりしています。5mmを超えると、どこに線を引けばいいか迷うくらいの帯になります。
測るのは黒目の横の縁、目頭側か目尻側です。上下の縁はまぶたの影がかかるので、にじみが実際より広く見えます。
画面の大きさによって拡大の倍率は変わりますが、黒目を画面の横幅いっぱいに合わせておけば、黒目の大きさを基準にした幅として比べられます。2mmと5mmは、横幅6〜7cmの画面で黒目をいっぱいにしたときの目安です。タブレットのように画面が大きい場合は、画面の横幅に合わせて比例させてください。横幅が2倍なら、境目も4mmと10mmで読みます。
見る②|縁に濃い輪があるか
拡大した写真で、黒目の外周をぐるりと見てください。内側の色より一段濃い輪が、縁に沿って走っている人がいます。
輪がはっきりあると、にじみの帯が同じ幅でも、境目は強く見えます。にじみの幅が中間でも輪がはっきりある人は、はっきりの側に寄せて読みます。輪が無いか、ごくうっすらなら、にじみの幅だけで判定して構いません。
白目との明るさの差とは、別のもの
黒目と白目の境目については、白目と黒目の明度差でヘアカラーを決める方法も書いています。あちらは境目の両側がどれだけ明るさで離れているか、この記事は移り変わりが線で起きるか帯で起きるかを見ています。
明るさの差が大きくても境目がにじんでいる人はいますし、その逆もあります。髪の明るさには明度差、服の境目の置き方にはにじみの幅と、使う場所を分けてください。
はっきりの人|服の境目もくっきり置ける
黒目の輪郭がはっきりしている人は、目もとに細く強い線を1本持っています。服の側に同じくらいくっきりした境目があっても、目もとと釣り合います。
顔のまわり30cmの中に、くっきりした境目を2本まで置けます。黒のニットの首元に白いシャツの襟を出す、濃紺のコートに生成りのマフラーを巻く。こうした明暗のはっきりした重ねが、目もとの線と同じ強さで並びます。逆に、境目をすべてにじませると、目もとの線だけが強く残り、顔と服が離れて見えることがあります。
小物も同じ考え方で選べます。金属の縁がくっきりしたイヤリング、角の立った革のバッグ、縁の細いメガネは、はっきりの人の目もとと同じ強さで並びます。
ぼんやりの人|境目をにじませると目もとと揃う
黒目の輪郭がぼんやりしている人は、目もとが柔らかい帯でつながっています。服の境目もにじませると、目もとと揃います。
顔のまわり30cmの中で、くっきりした境目は1本まで、できれば0にします。同じ色の濃淡で重ねる、起毛や杢のように表面で色が混ざる布を顔の近くに置く、柄は輪郭の柔らかいものを選ぶ。こうすると、境目が目もとと同じ柔らかさで並びます。黒と白のようにくっきり分かれた重ねを顔の近くに置くと、服の線が目もとより先に目に入ります。
小物は、表面がつや消しの金属、縁に丸みのある革、編み目の見える素材が目もとと揃います。黒や白をやめる必要はありません。黒を着るなら同じ面に濃い灰色や焦げ茶を隣に置き、黒と白の間に中くらいの明るさを1段挟むと、境目がにじんで見えます。
中間の人|顔の近くに1本だけ
にじみの幅が2〜5mmの人は、くっきりした境目を顔の近くに1本だけ置き、それ以外はにじませてください。
たとえば首元だけ白いシャツの襟を出し、その上に重ねるニットとコートは同じ色の濃淡でつなぐ。1本のくっきりした線が目もとの強さを受け止め、ほかの境目が柔らかさを受け止めます。どちらかに寄せたいときは、縁の輪を見て決めてください。
中間の人がいちばん迷うのは、コートを羽織った日です。コートの襟とマフラーと中のニットが重なり、境目が一度に3本、4本と増えます。その日は、くっきりさせる1本をコートの襟か首元のどちらか一方に決め、もう片方は同じ色の濃淡に寄せてください。1本を決めておけば、残りは色を揃えるだけで済みます。
秋冬の配色に移す
秋冬は重ねる枚数が増え、顔のまわりに境目が増える季節です。境目の本数を数えやすい時期でもあります。
| 黒目の輪郭 | 顔まわりの重ね方 | 布の表面 | 柄 |
|---|---|---|---|
| はっきり | 明暗のはっきり離れた2色を重ねてよい | 平らな布、光沢のある布も合う | 千鳥格子や格子など輪郭のくっきりした柄 |
| 中間 | 首元に1本だけ明暗差、上は同系色 | 平らな布と起毛を半々 | 小さめの柄を1か所 |
| ぼんやり | 同じ色の濃淡で重ねる | 起毛、杢、ツイード | 輪郭のにじんだ柄か無地 |
色みは、この表では決めていません。色みはパーソナルカラーの結果で選び、そのうえで境目の置き方をこの表で決めてください。秋冬の暗い色の使い分けは秋冬に増える暗い色の選び方で扱っています。
どちらとも取れるとき①|左右の目で違う
左右で差が出るのは珍しくありません。光がわずかに斜めから当たるだけでも変わります。窓に対して顔の向きを反対にして、もう1枚撮ってください。
それでも差が残るなら、にじみの幅が狭いほうの目で判定します。服の境目は顔の両側に同じように並ぶので、くっきり見えるほうの目に合わせておくと、どちらの目とも大きく食い違いません。
どちらとも取れるとき②|室内と屋外で違って見える
屋外の強い光の下では黒目の縁がくっきり見え、室内の弱い光の下ではにじんで見えます。判定は窓の光で行うのが基本ですが、過ごす時間が長いほうの光に合わせても構いません。
屋外で過ごす日が多いなら、判定を1段はっきりの側へ。室内で過ごす日が多いなら、1段ぼんやりの側へ寄せます。仕事の服は室内の光、休日の服は屋外の光、と分けて考えるのも1つの方法です。
秋から冬にかけては日差しが低くなり、屋外でも顔に斜めから光が当たる時間が長くなります。夏に撮った写真で判定していた人は、この時期にもう一度撮り直しておくと、秋冬の服に合わせた判定になります。
どちらとも取れるとき③|パーソナルカラーの結果と食い違う
「輪郭がはっきりなのにブルベ夏と言われた」「ぼんやりなのに冬と言われた」という食い違いは、よく起きます。黒目の輪郭は、パーソナルカラーの手がかりの1つにすぎず、色みの判定は肌や髪も合わせて見るからです。
食い違ったときは、色はパーソナルカラーの結果、境目の置き方は黒目の輪郭の結果と分けてください。たとえば色みは柔らかい側と出て、輪郭ははっきりなら、柔らかい色同士でも明暗の差をつけて重ねると両方に合います。診断結果の読み方で迷うときはパーソナルカラー診断が当たらないと感じるときも参考になります。
判定を服で確かめる3分の手順
写真の判定に自信がないときは、服で確かめられます。
- 白いシャツの上に黒いニットを重ね、首元に白い襟を2cm出して写真を撮る
- 同じ黒いニットの下に、濃い灰色のカットソーを入れて写真を撮る
- 2枚を並べ、目もとと服のどちらが先に目に入るかを見る
1枚目で目もとが先に目に入るなら、はっきりの側です。2枚目のほうが目もとが先に入るなら、ぼんやりの側です。どちらも同じくらいなら中間と考えてください。写真の判定と服の判定が一致すれば、その結果で配色を決めて構いません。一致しなければ、服で確かめた結果を優先してください。
よくある行き違い
**「輪郭がはっきりなら冬、ぼんやりなら夏」。**季節の分類を1か所で決めることはできません。輪郭は、境目の置き方を決める手がかりとして使うほうが確実です。
**「ぼんやりは目の印象が弱いということ」。**弱いのではなく、柔らかい帯で白目とつながっているということです。境目をにじませた服と合わせると、その柔らかさがそのまま顔の印象になります。
**「メイクで輪郭をはっきりさせればいい」。**アイラインで強くなるのはまぶたの線で、黒目の縁そのものは変わりません。服の境目は黒目の縁に合わせ、メイクはその日の強さの調整に使ってください。
装いに活かすなら
窓の光で撮り、黒目を画面いっぱいまで拡大して、白目との境目のにじみを測る。2mm未満ならはっきり、5mmを超えればぼんやり。縁に濃い輪があれば、はっきりの側に1段寄せる。
はっきりの人は、顔のまわりにくっきりした境目を2本まで。ぼんやりの人は1本まで、できれば同じ色の濃淡でつなぐ。中間の人は首元に1本だけ。重ねる枚数が増える秋冬は、この本数を数えるだけで、顔と服のつながりが整います。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 黒目の輪郭がはっきりか、ぼんやりかは、鏡で見ても分かりますか
- 鏡だと近すぎて目のピントが合いにくく、判断が揺れます。窓の光の入る場所で、フラッシュを使わずに正面から顔を撮り、黒目が画面の横幅いっぱいになるまで拡大してください。白目との境目に、色が移り変わるにじみの帯が見えます。その帯の幅を画面の上で定規で測れば、2mm未満か、5mmを超えるかで分けられます。
- Q. 白目と黒目の明るさの差とは、何が違うのですか
- 明るさの差は、境目の両側がどれだけ明るさで離れているかです。この記事で見ているのは、その移り変わりが細い線で起きているか、幅のある帯で起きているかです。明るさの差が大きくても、境目がにじんでいる人はいますし、その逆もあります。髪の明るさを決めるときは明るさの差、服の境目の置き方を決めるときはにじみの幅、と使い分けてください。
- Q. 左右の目で見え方が違います
- 左右で差が出るのは珍しくありません。光の当たり方がわずかに違うだけでも変わります。窓に対して顔の向きを反対にして、もう1枚撮ってください。それでも差が残るなら、にじみの幅が狭いほうの目で判定します。服の境目は顔の両側に同じように並ぶので、くっきり見えるほうの目に合わせておくと、どちらの目とも食い違いが出にくくなります。
- Q. パーソナルカラー診断の結果と合わない気がします
- 黒目の輪郭は、パーソナルカラーを決める手がかりの1つにすぎません。色みの判定は肌や髪も合わせて見るので、目の輪郭だけで結果が決まることはありません。この記事で扱っているのは色みではなく、境目のくっきりさです。パーソナルカラーの結果で色を選び、この記事の結果で色と色の境目の置き方を決める、という分け方にすれば、両方を同時に使えます。
— メグラシ編集部





