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頬骨が出てる人に似合う服|秋冬は襟の幅・耳元・布のつやで選ぶ

メグラシ編集部//読了 12分
頬骨の高いショートボブの女性が、チャコールのタートルネックのニットに小さな粒のピアスを着けて、駅のホームで掲示を見上げている横顔

**頬骨が出ていると感じる人の秋冬の服は、まず頬骨がどの向きに出ているかを決めてください。**向きによって、服で動かす場所が1か所に決まります。

正面で幅の山が頬骨の高さにある「横の型」なら、首元の横の開き。横から見て頬が前に出ている「前の型」なら、顔の下に置く布のつや。頬のいちばん高いところが目尻のすぐ下にある「高さの型」なら、耳元の飾りとメガネの下の縁の位置です。

3つの型の見分け方は頬骨が出ていると言うとき、動いているのは前・横・高さのどれか1つにあります。この記事は、型が分かったあとの服の選び方の話です。

結論:頬骨の向きで、服で動かす場所が決まる

頬骨のある顔は、正面でも横からでも面の向きがはっきり変わり、立体感が出やすい顔です。服で合わせるのは、その立体感と同じ向きの線や光を、顔のすぐ下で繰り返さないことだけです。

型測る数字服で動かす場所目安
横の型Z(頬骨の幅-こめかみの幅)が1.0cm以上首元の横の開き頬骨の幅の6割以下か、同じ以上
前の型P(横から見た前後差)が1.0cm以上顔の下の布のつやつやは控えめ、顔から20cm以内
高さの型V(目尻から頬の最高点まで)が1.5cm以内耳元の飾り・メガネの下の縁最高点の高さから2cm外す
どれでもない3つとも基準に届かない服で動かす必要はない好みで選んでよい

動かすのは型ごとに1か所です。3か所すべてを気にする必要はありません。型が分かれば、売り場で見る場所も1か所に絞れるので、試着の時間も短くなります。手持ちの服も、その1か所だけを見て仕分ければ足ります。

先に確かめる|前・横・高さのどれか

型は、正面の写真1枚と真横の写真1枚で分けられます。髪を上げて耳を出し、カメラを顔の高さに置いて50cm以上離して撮ってください。

記号測るもの使う写真型に入る基準
Pこめかみのくぼみの奥から、頬のいちばん前まで真横1.0cm以上で前の型
Z頬骨の高さの左右幅から、こめかみの高さの左右幅を引いた差正面1.0cm以上で横の型
V目尻の高さから、頬の最高点までの縦の距離正面か斜め1.5cm以内で高さの型

3つの数字は別々に動きます。Pだけ大きい人も、Zだけ大きい人もいます。

測るのが難しいときは、指で確かめる方法もあります。鏡の正面に立って、こめかみと頬骨の外側に左右の手のひらを当て、頬骨のほうで手のひらが外へ押し出されるなら横の型の傾きがあります。横を向いて、こめかみから頬へ指を滑らせたとき、頬で指が前へ大きく持ち上がるなら前の型です。目尻から真下へ指を下ろして、指1本分も下りないうちに骨に乗り上げるなら高さの型です。数字ほど正確ではありませんが、どの型を先に気にすればいいかは分かります。

頬骨のある顔で、服が効く理由

服は顔から離れた場所にあるのに、なぜ頬骨の見え方に関わるのか。それは、人の目が、顔の中の線や光と、そのすぐ下にある線や光を、ひと続きのものとして読むからです。

正面で頬骨の高さに幅の山がある人の首元に、同じくらいの幅の横線が来ると、目は顔の幅と首元の幅を2回続けて読みます。幅が2回目に入るので、頬骨の幅がより強く残ります。頬の前に光が集まる人の顔の下に、光を強く返す布が来ると、頬の光と布の光がつながって、前への出っぱりが強調されます。

反対に、顔の下の線や光が頬骨と違う向きを向いていれば、目はそこで切り替わります。服で頬骨の向きを繰り返さない、というのが、この記事でいうすべての目安の元になっています。

これは、頬骨の出方を小さく見せるという話ではありません。頬骨のある顔の立体感はそのままにして、服の側で同じ向きの線や光を重ねないようにする、というだけです。同じ向きを重ねなければ、頬骨の立体感は顔の中で完結して、すっきりとした印象として残ります。

横の型①|首元の横の開きを、頬骨の幅と比べる

横の型の人は、首元の横の開きを、正面から見た頬骨の幅と比べます。開きの幅は、首元の左右の端のあいだの距離です。頬骨の幅は、正面写真で頬骨の高さに引いた水平線が、輪郭と交わる左右の点の距離です。

首元の横の開き ÷ 頬骨の幅首元の形の例見え方横の型との相性
0.4以下深いV、細いスタンドカラー縦の線が強く、横の線がほとんど無い合う
0.5〜0.6標準のV、開きの小さいクルー横線が頬骨の幅よりはっきり短い合う
0.7〜0.9広めのクルー、浅いUネック頬骨の幅に近い横線が顔の下に入る幅が2回目に入りやすい
1.0〜1.2ボートネック、スクエアネック横線が頬骨と同じかやや外合う。肩に近いほどよい
1.3以上オフショルダー、肩まで開く形横線が肩の上にある合う。秋冬は中に1枚重ねて

0.7〜0.9の帯だけが、頬骨の幅と近い横線になります。この帯の首元を着たい日は、ネックレスを縦に垂らして、首元の中に縦の線を1本入れてください。

首元の開きの幅は、服を平らに置いて、首元の左右の端のあいだを測れば出せます。頬骨の幅は、写真の上ではなく実際の顔で測る必要があるので、鏡の前で頬骨のいちばん外側に左右の人差し指を当て、そのまま指の間隔を保って定規に当ててください。多くの人で11〜13cmほどです。この数字を控えておけば、売り場で首元の幅を手の幅で比べられます。

横の型②|襟の形ごとの目安

首元に襟がある服は、襟の先から先までの幅で見ます。

襟の形横の幅の出方横の型での選び方
レギュラーのシャツ襟襟の先が左右に開く第1ボタンを留め、襟の先を下へ向ける
襟の先が長いシャツ襟縦に長く落ちる合う
丸く大きい襟襟の幅が肩に向かう頬骨の幅の1.2倍以上あれば合う
小さな丸襟襟の幅が頬骨の6割前後合う
テーラードの襟V字の縦の線が出る合う
大きく横に開くセーラー襟襟の幅が頬骨と重なりやすい襟の幅を測って0.7〜0.9なら避ける

襟は寝かせるか立てるかでも幅が変わります。襟を立てると、襟の先が顔の横に上がって、頬骨と同じ高さに縦の線が入ります。横の型の人には、立てた襟の縦の線がよく合います。

シャツの襟の先は、留めるボタンの数でも向きが変わります。第1ボタンまで留めると襟の先は下を向き、第2ボタンまで開けると左右へ開いて横の幅が出ます。横の型の人がシャツを開けて着たい日は、襟の先を指で下へ向けて整えてから、上にジャケットやカーディガンを重ねると、襟の開きが上着の縦の線に収まります。

横の型③|ピアスとイヤリングは横に広げない

横の型の人は、耳元の飾りが横に広がるかどうかを見ます。耳元は頬骨とほぼ同じ横の位置にあるので、そこで飾りが外へ広がると、顔の幅の山がさらに外へ伸びて見えます。

耳元の飾り広がり方横の型との相性
小さな粒広がらない合う
縦に細く垂れるもの下へ伸びる合う
小さな輪(直径2cm以下)わずかに外へ合う
大きな輪(直径4cm以上)外へ大きく広がる頬骨の幅に足されやすい
横に長い棒や扇の形横へ広がる頬骨の幅に足されやすい
耳を覆う大きなもの耳の幅が増える頬骨の幅に足されやすい

大きな輪のピアスが好きな人は、輪の形を縦長のものに替えると、同じ大きさでも横への広がりが小さくなります。直径4cmの丸い輪より、縦4cm・横2cmの楕円の輪のほうが、頬骨の幅に足される量は半分ほどです。

前の型①|顔の下に置く布のつやを抑える

前の型の人は、横から見て頬が前に出ているので、正面からの光が頬のいちばん前に集まります。顔のすぐ下に光を強く返す布があると、頬の光と布の光がつながって、前への出っぱりがひと続きに見えます。

顔から20cm以内の布光の返り方前の型との相性
起毛したウール、フランネル光を散らす合う
マットな綿、ウールの平織り光が静か合う
ハイゲージのニットほのかに光る合う
とろみのある化繊なめらかに光る面積を小さく
サテン、強いつやの布光を強く返す顔の下に大きく置かない
エナメル、光る糸の入った布点で光る顔から30cm以上離す

つやのある布を着たい日は、顔から20cm以上離れた場所に置くと、頬の光とつながりません。サテンのブラウスなら、上にマットなカーディガンを重ねて、顔の下に見える面積を小さくしてください。

秋冬は日差しが低くなるので、夏より正面から光が当たる時間が長くなります。前の型の人は、屋外で人と会う予定の日ほど、顔の下の布のつやを控えめにすると、頬の前の光が穏やかに見えます。室内の照明の下では光が上から当たるので、つやの影響は少し小さくなります。

前の型②|明るい色の置き場所

色の明るさも、光と同じように働きます。顔のすぐ下にいちばん明るい色を置くと、そこから頬へ光が上がって見えます。

顔のすぐ下の色前の型での扱い
顔の肌と同じくらいの明るさそのまま
顔より少し暗い中間色合う。頬の光が落ち着く
白、強く明るい色首元から3〜5cm離して置く
濃い色合う。ただし顔との差が大きすぎないものを
光る素材の明るい色顔から30cm以上離す

白いシャツを着たい日は、上にニットを重ねて、白は襟の先と首元のわずかな面積だけにすると、前の型の人でも頬の光とぶつかりません。

明るい色を顔の下に置きたい日は、色の明るさより布の表面で調整するのも手です。同じ白でも、起毛したウールやざっくりした綿の白は光を散らすので、つやのある白より頬の光とつながりにくくなります。

高さの型①|耳元の飾りは、最高点の高さを外す

高さの型の人は、頬のいちばん高いところが目尻のすぐ下にあります。そこと同じ高さに、目を引く点がもう1つ来ると、目は頬の最高点と飾りを横に結んで読みます。

耳元の飾りの位置最高点との関係高さの型との相性
耳たぶの粒だけ最高点より下合う
耳たぶから下へ3cm以上垂れる最高点から離れる合う
耳の上のほう(軟骨のあたり)最高点と同じ高さ点が並びやすい
イヤーカフを耳の中ほどに最高点と同じ高さ点が並びやすい
耳全体を覆う大ぶりのもの最高点の高さを含む点が並びやすい

最高点の高さから上下に2cm外すのが目安です。耳たぶの粒は、多くの人で最高点より3cm以上下にあるので、どの高さの人でも外れます。

髪を下ろしている日は、耳の上のほうの飾りが髪に覆われて、点として見えにくくなります。高さの型の人が耳の上のほうに飾りを着けたい日は、髪を下ろしてその上から少しのぞく程度にすると、最高点と横に並びません。反対に、髪をまとめる日は耳元が全部見えるので、耳たぶの粒か下へ垂れるものを選んでください。

高さの型②|メガネの下の縁と帽子のつば

顔の近くで、最高点と同じ高さに来やすいのが、メガネの下の縁と帽子のつばの影です。

アイテム見る位置高さの型での選び方
メガネレンズの下の縁最高点より2cm以上上で終わる浅いレンズか、2cm以上下まで下がる深いレンズ
サングラスレンズの下の縁最高点にかぶさる大きさにする
つばのある帽子つばの影が落ちる高さ影が目のあたりまでで止まるつば幅
ニット帽折り返しの下の縁眉より上で止める
ベレー帽縁の位置頭のうしろに傾けて、顔に影を落とさない

メガネのレンズの下の縁は、正面から見ると顔の中に横の線を1本引きます。高さの型の人の場合、その線が頬の最高点のすぐ上やすぐ下を通ると、線と最高点が並んで見えます。手持ちのメガネをかけて鏡を見て、レンズの下の縁と頬のいちばん高いところの間に指1本以上の隙間があれば、そのままで構いません。

メガネの縦の深さと頬骨の高さの関係は、眼鏡が似合うかは顔幅・縦横比・頬骨の張りの3つで決まるでも同じ考え方を使っています。帽子の山の高さは輪郭に合う帽子にあります。

タートルネックとハイネック|首を覆う高さ

秋冬にいちばん顔の近くまで上がってくるのが、タートルネックの折り返しです。型ごとに見る場所が違います。

型見る場所合う形
横の型折り返しの横の幅首に沿う細めの折り返し。太くふくらむ折り返しは幅が出る
前の型布のつやマットなウール、起毛した糸
高さの型折り返しの上端の高さあご先より下で止める。最高点とは十分に離れる
どの型でも首元の厚み首まわり+3cm以内のゆとり

タートルネックは首を覆うので、横の型の人には、首元に横の開きが無いぶん合わせやすい形です。折り返しをふくらませず、首に沿わせるだけ気をつけてください。

前の型の人がタートルネックを選ぶときは、首元の布が顔のすぐ下まで上がってくるので、布のつやの目安がほかの服より強く効きます。ハイゲージでもつやの強い糸より、起毛した糸やマットなウールを選んでください。高さの型の人は、折り返しの上端があご先より下で止まっていれば、どの形でも頬の最高点とは十分に離れます。

マフラーとストール|巻く高さと量

マフラーは、顔の下にいちばん量が集まる小物です。

巻き方量が集まる場所横の型前の型高さの型
首にぐるぐる巻くあごの下に横に広がる幅が出やすいつやの無い布なら合う合う
一重に掛けて垂らす胸の前に縦に落ちる合う合う合う
輪にして通すあごの下に結び目結び目を小さく合う合う
大判を肩にかける肩に広がる合う。横線が肩の外に出る合う合う
あご先まで覆う顔の下半分に量幅が出やすい合う最高点とは離れる

迷ったら、一重に掛けて胸の前に垂らす巻き方が、どの型でも頬骨とぶつかりません。寒い日にぐるぐる巻きにしたいときは、厚手の大判ではなく、薄手で長いマフラーを選ぶと、あごの下にたまる量が少なくなり、横の型の人でも幅が出にくくなります。

コートの襟|立てるか寝かせるか

コートの襟は、立てると顔の横まで上がり、寝かせると首元に横の線を作ります。

襟の状態横の型前の型高さの型
寝かせて開く(テーラード、ステンカラー)合う。V字の縦の線合う合う
立てる(スタンドカラー、襟を立てたステンカラー)合う。顔の横に縦の線合う襟の上端があご先より下なら合う
大きく横に広がる襟頬骨の幅と比べる合う合う
ファーの襟横に広がるので頬骨の幅と比べる毛足で光が散るので合う合う
フードを下ろした状態量が首の後ろに回るので合う合う合う

秋冬のコートは襟の形で選ぶ人が多いですが、横の型の人は襟の大きさにも目を向けてください。大きく横に広がる襟は、襟の先から先までの幅を頬骨の幅と比べて、1.2倍以上外へ出ていれば合います。0.7〜0.9の帯に入る大きさなら、襟を立てて縦の線にするか、前を開けてV字にして着ると、横の幅が首元に残りません。

ニットの首元|型ごとの選び分け

秋に1枚で着るニットは、首元の形でほとんどが決まります。

首元横の型前の型高さの型
Vネック合う合う合う
クルーネック(標準)開きの幅を測る合う合う
広めのクルー0.7〜0.9の帯に入りやすい合う合う
ボートネック頬骨の幅以上なら合う合う合う
モックネック合う合う合う
カーディガンを前開きで合う。縦の空きができる合う合う

表のとおり、Vネックとモックネックは3つの型すべてに合います。秋に1枚目のニットを選ぶなら、どちらかから選ぶと、型を気にせずに着回せます。横の型の人がクルーネックを選ぶときだけ、首元の開きの幅を測って、頬骨の幅の0.7〜0.9の帯に入っていないかを確かめてください。

柄|顔のすぐ下に横の線を何本置くか

横の型の人は、柄の中の横の線にも気をつけます。ボーダーのように横の線が並ぶ柄が顔のすぐ下に来ると、頬骨の幅と同じ向きの線が何本も続きます。

柄顔のすぐ下の横線横の型での扱い
細いボーダー多い首元をVにして横線を切る
太いボーダー少ないが太い首元の1本目を頬骨の幅と比べる
縦のストライプ無い合う
小さな柄の総柄線にならない合う
大きなチェック横線と縦線が同じ数縦の線が効くので合う

ボーダーが好きな人は、首元から胸の上までを無地にして、胸より下からボーダーが始まる形を選ぶと、顔のすぐ下に横線が来ません。もう1つの方法は、ボーダーの上にVネックのカーディガンを前開きで重ねることです。顔の下の横線が、カーディガンの縦の空きで左右に切られます。

髪の最大幅と、服の横幅を重ねない

服の横幅と同じくらい効くのが、髪の外側のいちばん広いところの高さです。横の型の人は、髪の最大幅の高さを頬骨の高さから離すと、顔の幅の山が1か所にまとまらなくなります。

髪と服を組で見ると、髪の最大幅を頬骨より上に置いた日は、首元はどの形でも合わせやすくなります。髪の最大幅が頬骨と同じ高さに来る日は、首元をVにするか、ボートネックのように肩まで広げて、首元では頬骨の幅を繰り返さないようにします。髪の山の動かし方は頬骨が横に出ている顔は、左右幅がいちばん広い高さが目の位置にあるにあります。

一式で見る|仕事の日(横の型)

横の型の人が、仕事の日に1枚で着るニットとジャケットを選ぶときの例です。

場所選ぶもの横の型での理由
首元Vネックのハイゲージニット横の開きが頬骨の幅の6割以下
上着テーラードジャケット襟がV字の縦の線を作る
耳元小さな粒のピアス横に広がらない
首まわりの飾り細いネックレスを縦に垂らす首元の中に縦の線が入る
柄無地か縦のストライプ横線を顔の下に置かない
布好みでよい横の型は布のつやを気にしなくてよい

横の型の人が気にするのは首元の横の開きだけです。布のつやや耳元の高さは、ほかの型の目安なので、この一式では好みで選んで構いません。

一式で見る|秋のお呼ばれ(前の型と高さの型)

お呼ばれの日は、つやのある布と耳元の飾りが増えるので、前の型と高さの型の人が気にする場所が両方出てきます。

場所前の型の選び方高さの型の選び方
ワンピースの布顔の近くはマット、裾に向かってつやを足す好みでよい
首元開きの中に肌を見せて、布と顔のあいだを空ける好みでよい
耳元好みでよい耳たぶから下へ垂れるもの
羽織りマットなウールのボレロやショール好みでよい
髪好みでよいまとめるなら耳元の飾りは下へ

つやのあるドレスを着たいときは、上半身にマットなショールをかけて、つやは腰から下に見せると、前の型の人でも顔の下が静かに保てます。

10月から12月で、気にする場所が変わる

秋冬は月が進むほど、顔の近くに来るものが増えます。

時期顔の近くに増えるものいちばん気にする型見る場所
10月ニットの首元、ブラウスの襟横の型首元の横の開き
11月タートルネック、薄手のストール横の型・高さの型折り返しの幅、ストールの巻き方
12月コートの襟、マフラー、帽子3つの型すべて襟の向き、マフラーの量、つばの影
年末年始の集まりつやのある服、耳元の飾り前の型・高さの型布のつや、ピアスの位置

12月に3つの型すべてが関わってくるのは、コート・マフラー・帽子が同時に顔のまわりに集まるからです。ただ、自分の型が1つなら、見る場所は12月でも1か所のままです。横の型ならマフラーの量とコートの襟の幅、前の型ならマフラーとコートの布のつや、高さの型なら帽子のつばの影とメガネ、というように、自分の型の目安だけを冬の小物に当てはめてください。

どちらとも取れるとき①|2つの型に当てはまった

Pも Zも1.0cmを超えるように、2つの型に当てはまる人もいます。この場合は、基準を大きく超えているほうの型を先に合わせてください。

たとえばPが1.5cm、Zが1.1cmなら、前の型が先です。顔の下の布のつやを抑えたうえで、首元の横の開きは0.7〜0.9の帯だけ避けておけば、横の型にも足ります。服で合わせるのは1か所で足りるので、2つ目の型は避ける帯を外すだけにとどめます。

3つの型すべてに当てはまる人は、Vネックのマットなニットに耳たぶの粒のピアス、という組み合わせを基本にしてください。首元の横の開きは6割以下、布のつやは控えめ、耳元は最高点から外れているので、3つの目安が1つの組み合わせでそろいます。

どちらとも取れるとき②|どれにも当てはまらなかった

3つの数字がどれも基準に届かないのに、頬骨が出ていると感じる人もいます。この場合は、写真の光が頬骨の高さに集まっていることが多いので、撮り方を変えて測り直してください。天井の照明の真下で撮った写真では、頬骨の上に強い光が当たり、出っぱりが実際より大きく見えます。

測り直しても基準に届かないなら、服で動かす場所はありません。首元も耳元も布も、好みで選んで構いません。気になるのが写真に写ったときだけ、という場合は、撮られる予定の日だけ、前の型の目安(顔の下の布のつやを抑える)を使ってください。カメラのフラッシュや強い照明の下では、頬の前の光がいちばん大きく動くからです。

どちらとも取れるとき③|左右で数字が違う

頬骨の出方は、左右で違うことがよくあります。片側だけが基準を超えている場合は、その側の数字で型を決めます。

服で左右を変えることは難しいので、首元や布は、基準を超えている側の型に合わせます。片側だけがわずかに超えている程度なら、写真の傾きで数字が動いていることもあるので、日を変えてもう一度測ってから決めると確かです。ピアスだけは左右で変えられるので、高さの型が片側だけなら、その側だけ耳たぶの粒にして、反対側は好きなものにしても構いません。左右差の測り方は頬骨が張っていると感じるとき、たいてい動いているのは片側だけにあります。

どちらとも取れるとき④|頬骨とエラの両方が張っている

正面写真で、頬骨の高さの幅とエラの高さの幅を比べて、広いほうを先に合わせます。頬骨のほうが広ければ、この記事の横の型の目安を使います。エラのほうが広ければ、襟の開きを下顎の角の幅から離す目安を使ってください。

2つの幅が同じくらいなら、首元はVネックのように縦に開けると、どちらの幅とも重なりません。エラの側の目安はエラのハリと襟ぐりにあります。

手持ちの服を、型ごとに仕分ける

型見る場所残す側重ねて使う側
横の型首元の横の開き0.6以下か1.0以上0.7〜0.9はネックレスを縦に垂らす
前の型顔から20cm以内の布のつやマット・起毛強いつやは上にマットな1枚を重ねる
高さの型耳元の飾りの位置耳たぶの粒、下へ垂れるもの耳の上のほうの飾りは髪を下ろす日に
どの型でもマフラーの巻き方一重に掛けて垂らすぐるぐる巻きは薄手で

鏡の前で2分

  1. 正面と真横の写真で、P・Z・Vのどれが基準を超えているかを確かめる
  2. 横の型なら、首元の左右の端と頬骨の左右の端を指で押さえて、幅を比べる
  3. 前の型なら、顔の下の布を窓のほうへ向けて、光の返り方を見る
  4. 高さの型なら、目尻から指を下ろして最高点を押さえ、耳元の飾りとの高さの差を見る
  5. 鏡から1m離れて、頬骨より先に首元や耳元に目が行かないかを確かめる

首元や耳元に先に目が行ったら、自分の型の目安から外れている場所が1か所あります。表に戻って、その1か所だけを入れ替えてください。何も先に目に入らず、顔と服が1つの姿として見えれば、その日の組み合わせは頬骨の向きと重なっていません。

よくある行き違い

よく聞く思い込み実際はこう
頬骨が出ている人はボートネックが合わない頬骨の幅以上に広がるボートネックは、幅が重ならないので合う
首元は詰めたほうがいい横の型なら、開きの幅が0.7〜0.9の帯に入らなければ詰めなくてよい
ピアスは小さいものだけ耳たぶから下へ縦に垂れるものは、どの型でも合わせやすい
つやのある服は着られない顔から20cm以上離すか、上にマットな1枚を重ねれば着られる
3つの型すべてに気をつける動かすのは、基準を超えた型の1か所だけで足りる

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よくある問い

Q. 頬骨が出ていると、どんな服が似合いますか
頬骨がどの向きに出ているかで変わります。正面から見て顔の幅のいちばん広いところが頬骨の高さにある人は、首元の横の開きを頬骨の幅の6割以下に絞るか、同じ幅以上に広げてください。横から見て頬が前に出ている人は、顔のすぐ下に置く布をつやの控えめなものにします。頬のいちばん高いところが目尻のすぐ下にある人は、ピアスやメガネの下の縁をその高さから2cm外します。どの型でも、服で合わせるのは1か所で足ります。
Q. ボートネックは頬骨が出ている人に合いませんか
合わないとは限りません。ボートネックの横の開きが頬骨の幅と近いと、顔の下に同じくらいの幅の横線がもう1本入って、幅が2回目に入ります。開きが頬骨の幅と同じかそれ以上あって、肩の近くまで広がるボートネックなら、横線が顔の幅より外に出るので、頬骨の幅とは重なりません。迷ったら、鏡の前で首元の開きの端と頬骨の端を指で押さえて、幅を比べてください。
Q. 頬骨が出ている人はピアスを着けないほうがいいですか
着けて構いません。見るのはピアスの位置と広がり方です。頬のいちばん高いところが目尻のすぐ下にある人は、耳元の飾りがその高さに来ないように、耳たぶから下へ縦に垂れるものを選んでください。正面で頬骨の高さに幅の山がある人は、横に広がる大きな輪より、縦に細く落ちるものが合います。小さな粒のピアスは、どの型の人でも頬骨とぶつかりません。
Q. 頬骨とエラの両方が張っています。どちらに合わせればいいですか
正面写真で、頬骨の高さの幅と、エラの高さの幅を比べて、広いほうを先に合わせてください。頬骨のほうが広ければこの記事の横の型の目安を、エラのほうが広ければ、襟の開きを下顎の角の幅から3cm離す目安を使います。2つが同じくらいなら、首元はVネックのように縦に開けると、どちらの幅とも重なりにくくなります。

— メグラシ編集部

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丸顔で頬やあごまわりにふっくらした丸みがある人のハンサムショートは、長めに流す前髪の1本の線で決まります。分け目から毛先までの線が水平に近いと、丸い顔を横に切る線になり、横幅に目が行きます。45〜60度の斜めで、頬のいちばん高い位置の手前で止めると、丸さが斜めに分かれます。分け目の位置、線の角度、毛先の高さの測り方、流す側の決め方、角度が足りないとき・生え癖で逆に流れるとき・眼鏡の日の決め方、襟やマフラーで首が隠れる秋冬に角度を足す理由、美容室での伝え方まで。

メグラシ編集部/読了 10分
黒目の輪郭がはっきり・ぼんやりの違い|写真で見分け、秋の配色に移す

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黒目の輪郭がはっきり・ぼんやりの違い|写真で見分け、秋の配色に移す

黒目の輪郭がはっきりしているか、ぼんやりしているかは、窓の光で撮った写真を拡大すれば自分で見分けられます。黒目が画面の横幅いっぱいになるまで拡大し、白目との境目のにじみが2mm未満ならはっきり、5mmを超えればぼんやり。縁に濃い輪があるかも合わせて見ます。そのうえで、この差を服の側に移す方法を書きました。はっきりの人は服の境目もくっきり置け、ぼんやりの人は境目をにじませると目もとと揃います。左右で違うとき、室内と屋外で違うとき、パーソナルカラーの結果と食い違うときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 10分
童顔に似合う服|秋冬は首元の距離・柄の大きさ・布の厚みで選ぶ

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童顔に似合う服|秋冬は首元の距離・柄の大きさ・布の厚みで選ぶ

童顔と言われる人の秋冬の服は、甘いか大人っぽいかで選ぶより、自分の顔から取った3つの物差しで選ぶほうが外れません。あご先から首元の最初の横線までが指何本か、柄やボタンやピアスがいちばん大きいところで自分の口の幅を超えるか、布をつまんだ厚みが何mmか。軽さを残す日と落ち着きに寄せる日の向きの決め方、コート・ニット・ボトム・靴とバッグのアイテム別の選び方、顔との明るさの差の付け方、目の下の余白が境目の帯に入ったときや大人顔と診断されたときの決め方、手持ちの仕分けまで。

メグラシ編集部/読了 12分
エラ張ってる人の秋冬の失敗|髪・首元・小物で角が目立った日の直し方

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エラ張ってる人の秋冬の失敗|髪・首元・小物で角が目立った日の直し方

エラが張っている人が秋冬に「今日は角が目立つ」と感じる日は、輪郭が変わったのではなく、下顎の角のそばに同じ幅・同じ高さの線が置かれた日です。角の高さで切りそろえたボブ、低い位置のまとめ髪、首に沿う厚手のタートル、ぐるぐる巻きのマフラー、横に広いボートネック、太い四角いフレーム、深くかぶるニット帽、角の高さで揺れる耳飾り、立ち上がる襟のコート、あごの下で結ぶストールの10の失敗を、幅を3cm離す・高さを3cmずらす・縦の線を通すの3つで直します。

メグラシ編集部/読了 12分

"似合う"の輪郭が見えたら、
次は実際に試してみる段階かもしれません。

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