1stブルベ夏・2ndイエベ秋|2ndは色より先に質感で入れる

1stがブルベ夏、2ndがイエベ秋。この2つを足して使おうとすると、決まらなくなります。
理由は離れ方にあります。ブルベ夏は青みがあって明るい側、イエベ秋は黄みがあって暗い側。共有しているのは濁り1本だけで、暖かみと明るさの2本は逆方向に離れています。
だから2ndを色として入れると、暖かみと明るさが同時に動きます。2本動いた色は、どちらにも属さない位置に着地します。
先に入れるのは、色ではなく質感のほうです。
2ndから借りるのは、表面の性質だけ
イエベ秋側の布は、光を吸います。影が布の中でとどまり、色が深いところで止まって見えます。ブルベ夏側の布は光を返し、表面がうっすら白く曇ります。
この表面の性質だけを借りて、色は1stのままにします。濁りのあるくすんだ青、グレージュ、灰みのあるピンク。色はそのままで、表面がマットで厚みのある一枚を選ぶ。
これなら暖かみも明るさも動きません。動くのは光の返り方だけで、それが秋側の落ち着きになります。
判定|窓際で光にかざして、斜めから見る
判定は目でします。手ざわりでは決まりません。同じ手ざわりでも、織り方で光の返り方が変わるからです。
| 見えかた | どちら側か | 使い方 |
|---|---|---|
| 表面に細かい光の粒が乗り、白く曇る | 1st側(返す) | 顔まわりに置ける |
| 光が沈み、影が濃く布の中に残る | 2nd側(吸う) | 色が1st側なら顔まわりに置ける |
| 一点だけ強く光る | どちらでもない | 顔から遠い位置へ |
同じ色の2枚を並べて、暗く見えるほうが吸う側です。迷ったらこの見比べに戻ってください。
色として2ndを使う日|距離と量の上限
質感ではなく、色そのものを秋側にしたい日もあります。そのときは置く場所と量で決めます。
- 顔から30cm以内:襟元、耳元、首まわり。ここは1stだけにします
- 30cmより外:ボトムス、靴、バッグ。2ndを使えます
- 量の上限:全身の3割まで
1本しか離れていない組み合わせなら4割まで置けますが、この2つは2本ぶん離れているので3割で止めます。 3割を超えると、離れて見たときに全身が秋側に読まれ、顔まわりの夏側だけが浮きます。
顔まわりに2ndを置きたいとき
どうしても顔の近くに秋側の色を着たい日は、あいだに1つはさみます。
はさむのは、2つが共有している濁りの強い中間色です。グレージュ、モーブ、灰みのあるベージュ。この色は夏側にも秋側にも読めるので、境目が1本に見えます。
条件は幅3cm以上見えていることです。3cmを切ると線として読まれず、はさんだことになりません。
手持ちを、3つの箱に分ける
判定が済んだら、そのまま手持ちの仕分けに使えます。用意するのは3つの区分だけです。
1つめ、色も質感も1st側。 濁りのある明るい青やグレーで、表面が光を返すもの。ここが土台になります。顔まわりに何を置くか迷った日は、この箱から取れば外れません。
2つめ、色は1stで質感が2nd側。 同じ色域で、表面がマットに沈むもの。この箱がいちばん薄い人が多く、足すならここです。1枚あるだけで、同じ色のまま日によって印象を変えられます。
3つめ、色が2nd側。 黄みのある深い色。ここは顔から30cmより外の枠に入れて、量の上限3割と一緒に覚えておきます。
3つめが箱の半分を超えているなら、1stの土台が薄い状態です。足す順番は、2つめより先に1つめになります。
どちらとも取れるとき①|診断のたびに順番が入れ替わる
この2つは濁りを共有しているので、濁りの強い布で見ると近く見えます。 順番が入れ替わるのは、その日に当てた布の濁りが強かったか弱かったかの差であることが多くなります。
順番を決めきる必要はありません。この記事の使い方は、どちらが1stでも変わらないからです。質感から入れて、色は距離と量で置く。運用は同じです。
どちらとも取れるとき②|2本とも動いてしまった
朝に着てから、どこか落ち着かないと感じる日があります。2本とも動いている可能性が高い状態です。
戻す順番は決まっています。先に明るさを1st側へ返してください。
明るさは面積で効くので、面積のいちばん大きいところを明るい側に替えるだけで、全身の読まれ方が戻ります。それでも収まらないなら、顔から30cm以内の一点を濁りのある夏側の色に入れ替えます。
替えるのは2か所までで足ります。 全部を替える必要はありません。
まとめ
1stブルベ夏・2ndイエベ秋は、2本ぶん離れている組み合わせです。共有しているのは濁りだけ。
だから2ndは色より先に質感から入れます。イエベ秋側のマットで光を吸う表面を、ブルベ夏の色のまま持ってくる。これなら2本とも動きません。
色として使う日は、顔から30cmより外に置いて全身の3割まで。顔まわりに置きたい日は、濁りの強い中間色を幅3cm以上はさんでください。
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よくある問い
- Q. どうして2ndを色として入れると決まらなくなるのですか
- この2つは離れ方が2本ぶんあるからです。ブルベ夏は青みがあって明るい側、イエベ秋は黄みがあって暗い側。共有しているのは濁りの1本だけで、暖かみと明るさは逆方向に離れています。だから秋の色を1枚入れると、暖かみと明るさが同時に動きます。2本動いた色は、夏にも秋にも属さない位置に着地します。1本ずつ動かせる組み合わせとは、扱いが変わります。
- Q. 質感から入れるとは、具体的に何をすることですか
- イエベ秋側の表面の性質だけを借りて、色はブルベ夏のまま使うということです。秋側の布は光を吸って、影が布の中でとどまります。夏側の布は光を返して、表面がうっすら白く曇ります。濁りのあるくすんだ青やグレージュのまま、表面がマットで厚みのある一枚を選べば、暖かみも明るさも動かずに秋側の質感だけが入ります。
- Q. 質感はどう見分けますか
- 窓際で布を光にかざして、斜めから見てください。表面に細かい光の粒が乗って白く曇るなら光を返す側、光が布に沈んで影が濃く残るなら吸う側です。手ざわりでは判定しないでください。同じ手ざわりでも織り方で光の返り方が変わります。判定は目でします。迷ったら、同じ色の2枚を並べて、暗いほうに見えるのが吸う側です。
- Q. 2ndの色を着てはいけないのですか
- 着られます。置く場所と量を決めるだけです。顔から30cmより外側、つまりボトムスや靴やバッグなら使えます。上限は全身の3割です。1本しか離れていない組み合わせなら4割まで置けますが、この2つは2本ぶん離れているので、3割で止めるほうが収まります。顔まわりに置きたい日は、あいだに濁りの強い中間色を1つはさんでください。
- Q. 2本とも動いてしまった日は、どう立て直しますか
- 戻す順番は決まっています。先に明るさを1st側へ返してください。暖かみより明るさのほうが面積で効くので、面積の大きいところを明るい側に替えると、それだけで全身の読まれ方が戻ります。それでも収まらないなら、顔から30cm以内にある一点を、濁りのある夏側の色に入れ替えます。2か所で足ります。全部を替える必要はありません。
— メグラシ編集部





