似合う髪型診断どおりに切ったのに似合わない|切ったあとに直す順番

似合う髪型診断どおりに切ったのに似合わないと感じるなら、多くの場合、外れているのは診断ではありません。切ったあとの乾かす向き、分け目の位置、量の残り方、前髪の下端、髪の性質のどれかがずれています。
似合う髪型診断は、顔の縦横比や輪郭から、毛先をどの高さに置くと顔が整うかを決めます。美容室ではその高さに切ってもらい、椅子の上で仕上げてもらった姿はたしかに似合っていた。ところが家で洗って乾かすと、同じ長さなのに違う髪型に見える。こうしたことは、切ったあとのほうでよく起きます。
この記事は、切り直す前に家で試せることを順番に並べたものです。切って何日目かで待つか直すかを決め、鏡で見る場所から原因を分け、乾かす向きと分け目から直していきます。診断の測り方そのものは似合う髪型診断は、顔の縦÷横で毛先の高さが決まる|1.5倍超なら鎖骨より上、1.3倍未満なら鎖骨より下に分けてあるので、ここでは切ったあとに絞ります。
結論:似合わない原因は5つ。切り直す前に、順に試す
| 鏡で感じること | ずれているもの | まず試す直し方 |
|---|---|---|
| 頭のてっぺんがぺたんとして見える | 乾かす向き | 根元を逆向きに乾かしてから戻す |
| 顔のまわりの髪が片側に寄る | 分け目の位置 | 分け目を1〜2cm動かす |
| 長さは合っているのに重い、または軽い | 量の残り方 | 量を置く位置をスタイリングで動かす |
| 顔が詰まって見える、間延びして見える | 前髪の下端 | 前髪の分け方と流し方を変える |
| 朝は決まるのに昼には崩れる | 髪の性質 | 形を保てる範囲を測り直す |
**5つのうち、ずれているのは1つか2つのことがほとんどです。**表の上から順に試してください。上ほど手間が少なく、その日のうちに確かめられます。
まず待つ|切って何日目か
切った当日の髪は、美容室で乾かした向きと、ブラシでつけた癖が残っています。家で洗うたびに、その癖が抜け、髪はもとの生え方の向きに戻っていきます。
| 切ってから | 髪の状態 | すること |
|---|---|---|
| 当日 | 美容室の仕上がりが残る | 何もしない |
| 1回洗ったあと | 癖が半分ほど抜ける | 乾かす向きを試す |
| 2回洗ったあと | 生え方の向きが出てくる | 分け目を試す |
| 3回洗ったあと | その長さでの落ち方が見える | 似合うかどうかを判断する |
| 2〜3週間 | 毛先が少し伸びて落ち着く | 量の位置を見直す |
| 1か月以上 | 伸びた分で形が変わる | 次の予約を考える |
**判断するのは、3回洗ってからです。**切った翌日に似合わないと感じても、3回洗うまでは、髪がまだ動いている途中です。そのあいだは、乾かす向きと分け目を試しながら待ってください。
待っているあいだは、毎日同じ場所、同じ向きで写真を1枚撮っておくと、形がどう落ち着いていくかが分かります。1日目と3日目の写真を並べて、頭のてっぺんの高さや顔の横の量がどう変わったかを見てください。変わり続けているあいだは、まだ判断する時期ではありません。2日続けてほとんど変わらなくなったら、その形がその長さでの落ち着いた姿です。
美容室と家で仕上がりが違う理由
同じ長さなのに、美容室と家で違う髪型に見えるのは、仕上げの条件が違うからです。
| 条件 | 美容室 | 家 |
|---|---|---|
| 乾かす向き | 根元から向きを決めて乾かす | 上から下へ乾かしがち |
| 使う道具 | ブラシで引っぱりながら乾かす | 手ぐしだけのことが多い |
| 乾かす時間 | 根元まで完全に乾かす | 根元が少し湿ったまま終わる |
| 仕上げの熱 | 最後に形を整える熱を当てる | 熱を当てずに終わる |
| 見ている向き | 正面と横を何度も確かめる | 正面の鏡だけで見る |
いちばん差が出るのは、根元の乾かし方です。根元が湿ったまま終わると、髪はその重さで下に落ち、頭のてっぺんがぺたんとします。美容室の仕上がりに近づけたいなら、毛先より先に根元を乾かしきってください。
もう1つ見落としやすいのが、見ている向きの差です。美容室では、正面だけでなく横や後ろを合わせ鏡で確かめながら仕上げます。家では正面の鏡しか見ないので、横から見たときの量のふくらみに気づきにくく、正面だけ整えて終わりがちです。家でも、スマートフォンで横顔を1枚撮って確かめると、美容室で見ていた形との差が分かります。
3分で見分ける|鏡で見る場所
洗って乾かしたあと、鏡の前で正面・横・斜めの3方向から見てください。最初に気になった場所で、原因が分かります。
| 最初に気になる場所 | 起きていること | 原因 |
|---|---|---|
| 頭のてっぺん | 高さが出ず、平らに見える | 乾かす向き |
| 顔の横の髪 | 片側だけが顔にかかる | 分け目の位置 |
| 耳の下から顎の高さ | 量がふくらんで横に広がる | 量の残り方 |
| 毛先 | はねる、またはまとまらない | 乾かす向きか髪の性質 |
| 前髪 | 顔が詰まる、または目にかかる | 前髪の下端 |
| 後ろ姿 | 首の上で量が重く見える | 量の残り方 |
気になる場所が2つあるなら、上にあるほうから直してください。頭のてっぺんの高さが変わると、顔の横や毛先の見え方もつられて変わるからです。
見るときは、鏡から1mほど離れてください。近すぎると毛先や前髪の細部に目が行き、全体の形が分かりにくくなります。人がふだん見ているのは、話をする距離から見た髪型です。その距離で気になる場所が、直す価値のある場所です。
原因①|乾かす向きが、落ちてほしい向きと同じ
髪は、根元が乾いたときの向きで落ち方が決まります。落ちてほしい向きと同じ向きに根元を乾かすと、根元が寝て、頭のてっぺんに高さが出ません。
| 乾かし方 | 根元の状態 | 見え方 |
|---|---|---|
| 上から下へ乾かす | 寝る | 頭が平らで、顔が大きく見えやすい |
| 落ちる向きと反対に乾かす | 立つ | 頭のてっぺんに高さが出る |
| 根元を指で起こしながら乾かす | 立つ | 自然な高さが出る |
| 根元が湿ったまま終える | 重さで寝る | 時間とともに平らになる |
| 分け目と反対側から乾かす | 分け目がふんわりする | 分け目の線が目立たない |
診断で決めた毛先の高さが正しくても、頭のてっぺんの高さが足りないと、顔の縦横の見え方が変わります。毛先を合わせる前に、根元から整えてください。
頭のてっぺんの高さは、横から見て、頭の上の丸みがなだらかな弧を描いているかで確かめます。てっぺんだけが平らで、そこから急に下へ落ちているなら、根元が寝ています。根元を立てると、同じ長さのまま顔の縦が少し伸びて見え、診断で想定した縦横の見え方に近づきます。
原因②|分け目の位置が、診断の前のまま
分け目は、顔のまわりの髪がどちらに、どれだけ落ちるかを決めます。長さを変えたのに分け目を前のままにしていると、新しい長さに合わない量の配り方になります。
| 分け目の位置 | 顔のまわりの見え方 | 向いている顔 |
|---|---|---|
| 顔の中心 | 左右に同じ量が落ちる | 縦横比が中くらい |
| 中心から1〜2cm横 | 片側にやや多く落ちる | 縦が長めの顔 |
| 中心から3〜4cm横 | 片側に大きく量が寄る | 縦が長く、横に量がほしい顔 |
| 黒目の上あたり | 斜めの線ができる | 輪郭に角がある顔 |
| 分け目をつくらない | 根元から後ろへ流れる | 額を出したい顔 |
**分け目は1〜2cm動かすだけで、顔のまわりの量の位置が変わります。**いまの分け目から少しずつ横にずらし、顔の横の髪がいちばん自然に落ちる位置を探してください。
長く同じ位置で分けていると、分け目の両側の根元が寝る癖がついています。短く切ったあとにその癖が残っていると、分け目の線がくっきり見え、頭の形が平らに見えやすくなります。切ったときは、分け目を見直すいちばんよい時期です。
原因③|量の残り方が、新しい長さと合っていない
同じ長さでも、量をどこに残すかで、横から見た形が変わります。診断どおりの長さでも、耳の下から顎のあたりに量が集まると、横に広がって重く見えます。反対に量を減らしすぎると、毛先が薄く、形が保てなくなります。
| 量が残っている位置 | 見え方 | 合う顔 |
|---|---|---|
| 頭のてっぺん寄り | 縦に高さが出る | 縦が短めの顔 |
| 頬骨の高さ | 顔の横に幅が出る | 縦が長めの顔 |
| 耳の下から顎の高さ | 下に重さが集まる | 額や頬骨が広めの顔 |
| 毛先 | 裾が広がる | 首が長く見せたい人 |
| 全体に均一 | 形がはっきりしない | 量の多い髪では広がりやすい |
量の位置は、切り直さなくても、乾かし方とスタイリングで少し動かせます。乾かすときに量を減らしたい場所の根元を押さえ、量を足したい場所の根元を起こしてください。
量の残り方は、切った直後より、2〜3週間たったころのほうがはっきり出ます。内側の短い髪が伸びて外側の髪を押し上げ、横に広がりやすくなるからです。切った直後はちょうどよかったのに、しばらくして横に広がってきた場合は、長さではなく量の位置が変わっています。
原因④|前髪の下端が、診断の想定とずれている
前髪の下端の高さは、顔の縦の見え方を大きく変えます。毛先の高さを診断どおりにしても、前髪の下端が想定と違うと、顔の縦横の比が変わって見えます。
| 前髪の下端 | 顔の縦の見え方 | 起きやすいこと |
|---|---|---|
| 眉より上 | 縦が短く見える | 顔が丸く詰まって見える |
| 眉の高さ | 縦が少し短く見える | 目元に視線が集まる |
| 眉と目のあいだ | 縦が中くらいに見える | 目にかかりやすい |
| 目の高さ以下 | 縦の区切りがなくなる | 顔が長く見える |
| 前髪なし | 額の高さがそのまま見える | 縦横比がそのまま出る |
前髪は伸びるのがいちばん早い場所です。切ったときは眉の高さでも、2週間で眉と目のあいだまで下がります。前髪の下端と顔の縦の関係は、顔の形で前髪を決める|前髪の下端で、見える縦横比を動かすで詳しく分けています。
原因⑤|髪の性質が、診断の形を保てない
診断が示した形が、自分の髪の性質で保てないことがあります。細くやわらかい髪は、形をつくってもすぐに落ちます。太くかたい髪は、曲げた形を保ちにくく、外にはねやすくなります。くせのある髪は、乾かしたあとに広がることがあります。
| 髪の性質 | 保ちにくい形 | 保ちやすい形 |
|---|---|---|
| 細くやわらかい | 高さのある形 | まっすぐ落ちる形、短めの形 |
| 太くかたい | 内側に丸める形 | 直線的な形、重さを残した形 |
| くせがある | まっすぐの形 | くせを活かした動きのある形 |
| 量が多い | 薄く軽い形 | 量を内側で減らした形 |
| 量が少ない | 広がりのある形 | 毛先をそろえた形 |
診断は、顔の形から似合う形を決めますが、髪の性質までは見ていません。顔に合う形と、自分の髪で保てる形が違うときは、保てる形の中から、診断の高さにいちばん近いものを選ぶのが現実的です。髪が形を保てるかは、束の太さ、曲げた形が戻るまでの秒数、時間がたったあとの広がりで測れます。測り方は自分に似合う髪型は、髪が形を保てるかで決まる|束の直径・戻るまでの秒数・2時間後の広がりで測るにまとめています。
直し方①|乾かす順番を変える
乾かす向きのずれは、乾かす順番を変えると直ります。次の順に乾かしてください。
- タオルで根元の水気をしっかり取る
- 根元だけを、落ちてほしい向きと反対に向けて乾かす
- 根元が乾いたら、落ちてほしい向きに戻す
- 中間から毛先を、上から下へ乾かす
- 最後に冷たい風を全体に当てて形を止める
| 順番 | 乾かす場所 | 向き | 時間の目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | 根元 | 落ちる向きと反対 | 全体の半分の時間 |
| 2 | 根元 | 落ちる向きに戻す | 短く |
| 3 | 中間 | 上から下へ | 全体の3割 |
| 4 | 毛先 | 内側か外側へ、形に合わせて | 全体の2割 |
| 5 | 全体 | 冷たい風を上から | 30秒ほど |
**時間の半分を根元に使ってください。**毛先から乾かすと、根元が湿ったまま残り、その重さで高さが出ません。
直し方②|分け目を1〜2cm動かす
分け目を動かすときは、乾いた状態ではなく、濡れた状態から変えてください。乾いた髪で分け目だけを変えても、根元はもとの向きに戻ろうとします。
分け目をつくるときは、櫛の先で生えぎわから頭のてっぺんに向かってまっすぐ線を引くと、きれいな線になります。濡れた状態で新しい位置に分け目をつくり、その分け目の両側の根元を、分け目と反対向きに乾かします。こうすると、新しい分け目でも根元がふんわりと立ち、もとの分け目の癖が出にくくなります。3〜4日続けると、新しい位置に分け目が落ち着きます。
直し方③|量の位置をスタイリングで動かす
量の位置は、スタイリング剤の置き方で少し動かせます。量を足したい場所には根元に、量を減らしたい場所には毛先の表面に、少量を置きます。
| 動かしたいこと | 置く場所 | 量の目安 |
|---|---|---|
| 頭のてっぺんに高さを足す | 根元 | 指先にごく少量 |
| 顔の横の広がりを抑える | 耳の下の表面 | 手のひらに薄く |
| 毛先のまとまりを出す | 毛先 | 指先に少量 |
| 後ろの重さを減らす | 首の上の内側 | ごく少量 |
| 全体の広がりを抑える | 表面を上からなでる | 手のひらに薄く |
つけすぎると重さで量が下に落ち、かえって形が崩れます。少なめから始め、足りないときに足してください。
スタイリング剤は、乾かしたあとにつけるのが基本です。濡れた髪につけると、乾かす途中で根元が寝やすくなり、直し方①で立てた高さが落ちることがあります。根元に高さを足したいときだけ、乾かす前の根元にごく少量を置き、そのあと逆向きに乾かしてください。
直し方④|前髪の分け方と流し方を変える
前髪の下端が想定とずれているときは、前髪を切り直す前に、分け方と流し方を試します。
| いまの前髪 | 試すこと | 変わること |
|---|---|---|
| 重く下がっている | 中央か斜めで分ける | 額が少し見えて縦が伸びる |
| 短く上がりすぎている | 根元を下向きに乾かす | 下端が少し下がる |
| 目にかかる | 斜めに流す | 目元が開く |
| 左右に割れる | 根元を左右に交互に乾かす | 割れ目が目立たなくなる |
| 浮いて落ち着かない | 根元を押さえて乾かす | 額に沿って落ちる |
斜めに流すと、前髪の下端が斜めの線になり、顔の縦横の見え方がやわらぎます。前髪が中途半端な長さになったときにも使える方法です。
前髪は、顔のまわりでいちばん小さな面積なのに、顔の印象を大きく変える場所です。前髪だけで似合わないと感じているなら、全体を切り直す必要はありません。前髪の分け方を1週間ほど変えてみて、それでも合わないときに、前髪だけを整えてもらってください。
長さ別|似合わないと感じやすい場所
| 長さ | 似合わないと感じやすい場所 | 先に試すこと |
|---|---|---|
| ショート | 頭のてっぺんが平ら、えりあしが伸びる | 根元を起こして乾かす |
| あご上のボブ | 毛先がはねる、横に広がる | 毛先を内側に向けて乾かす |
| あご下から肩のボブ | 肩に当たってはねる | 毛先を外に流すか内に入れるかを決める |
| ミディアム | 中途半端に見える | 分け目を動かして量の位置を変える |
| ロング | 重く、顔のまわりが沈む | 顔のまわりの根元を起こす |
どの長さでも、似合わないと感じる場所は、新しい長さで初めて目に入るようになった場所です。ショートなら頭の形、ボブなら毛先の向き、ロングなら顔のまわりの重さ。前の長さでは気にならなかった場所なので、乾かし方もまだその長さに合わせられていません。肩につく長さは、秋冬の襟やマフラーに当たって毛先がはねやすい長さです。この長さに切った人は、毛先を外に流す形か、内に入れる形かを先に決めておくと、毎朝の形が安定します。
秋冬に起きること|襟・マフラー・乾いた空気
秋冬は、切った髪の形が崩れやすい季節です。
| 起きること | 原因 | 試すこと |
|---|---|---|
| 毛先がはねる | 襟やマフラーに当たる | 毛先の向きを先に決めて乾かす |
| 首のまわりで広がる | 厚い襟の中で髪がこすれる | 髪をまとめるか襟の外に出す |
| 頭のてっぺんが平らになる | 帽子をかぶる | 帽子を取ったあと根元を指で起こす |
| 髪が顔に張りつく | 乾いた空気で静電気が起きる | 表面を手のひらでなでて落ち着かせる |
| 夕方に形が変わる | 室内と外の温度差 | 出かける前に冷たい風で形を止める |
切ってすぐに秋冬の服を着る時期に入ると、襟やマフラーの影響で、髪型が似合わないと感じやすくなります。首の開いた服で一度見て、似合うかどうかを確かめてください。
帽子やフードの多い季節は、かぶったあとに頭のてっぺんがつぶれます。外したあと、指先で根元を軽く起こし、頭を軽く振って空気を入れるだけで、高さはある程度戻ります。出先で整えられるように、小さな櫛を1本持っておくと安心です。
服で受け止める|首元の形
髪型を直しているあいだは、首元の服で受け止める方法もあります。髪と首元の服は、顔のすぐ下で1つの形として見られるので、服の首元を変えるだけで、髪型の見え方も変わります。
| 髪型 | 合わせやすい首元 | 理由 |
|---|---|---|
| 肩に当たるボブ | Vネック、ボートネック | 毛先が服に当たりにくい |
| 頭が平らに見える | 首の詰まった服 | 視線が下に集まり、頭の高さが目立たない |
| 顔のまわりが重い | 首の開いた服 | 首元に抜けができて重さが分散する |
| 短くて首が出る | タートルネック、ハイネック | 首と髪のあいだがつながる |
| 横に広がる | 縦の線が入った服 | 視線が縦に流れる |
1週間の試し方|毎日1つだけ変える
家で直すときは、1日に1つだけ変えてください。2つ以上を同時に変えると、どれが効いたのかが分からなくなります。
| 日 | 変えること | 確かめること |
|---|---|---|
| 1日目 | 何も変えずに乾かす | いまの形を写真に残す |
| 2日目 | 根元を逆向きに乾かす | 頭のてっぺんの高さ |
| 3日目 | 分け目を1cm横に | 顔の横の量 |
| 4日目 | 分け目をさらに1cm横に | 顔の横の量 |
| 5日目 | 前髪の流し方を変える | 顔の縦の見え方 |
| 6日目 | スタイリングの置き場所を変える | 量の位置 |
| 7日目 | いちばんよかった組み合わせ | 写真で1日目と比べる |
7日目の写真と1日目の写真を並べて、似合わないと感じていた場所が変わっていれば、切り直す必要はありません。変わらなければ、その記録を持って次の予約に行ってください。何を試してどうだったかが伝わると、美容室で原因を探す時間が短くなります。
次の予約で伝えること
家で試しても戻らないときは、次の予約で伝え方を変えます。同じずれを繰り返さないためには、長さの数字ではなく、顔のどこに何を置きたいかを伝えてください。
| 伝えること | 伝え方の例 | 理由 |
|---|---|---|
| 毛先の高さ | 顎の先と同じ高さに毛先を置きたい | 長さの数字は髪の性質で変わる |
| 量の位置 | 頬骨の高さに量を残したい | 量は長さと別に決まる |
| 前髪の下端 | 乾かしたあとで眉の高さにしたい | 濡れた状態と乾いた状態で変わる |
| 分け目 | いまの分け目から1cm横で乾かすことが多い | 切り方が分け目に合わせられる |
| 家での乾かし方 | 毎朝は手ぐしで乾かしている | 家で再現できる形にしてもらえる |
| 前回のずれ | 家で乾かすと横に広がった | 量の減らし方を変えてもらえる |
**家での乾かし方を伝えるのがいちばん大切です。**美容室の椅子の上でしか再現できない形は、家では似合わない髪型になります。
診断の結果を伝えるときも、タイプ名や長さの名前だけでなく、なぜその長さなのかを添えてください。顔の縦が長めなので頬骨の高さに量がほしい、というように理由が伝わると、同じ長さでも量の残し方や毛先の向きを合わせてもらえます。
切り直すか、伸ばすかの決め方
| 外れた方向 | 判断 | すること |
|---|---|---|
| 長すぎる | 切り直す | 次の予約で1〜2cm足りない分を |
| 短すぎる | 伸ばす | 伸びるまで分け目と乾かし方でつなぐ |
| 量が多すぎる | 量だけ減らす | 長さは変えずに量を調整 |
| 量が少なすぎる | 伸ばす | 量が戻るまで毛先をそろえる |
| 前髪だけずれた | 前髪だけ直す | 前髪の下端だけ調整 |
長さの外れ方は、毛先がどこに来ているかで判断してください。診断で決めた高さより下にあるなら長すぎ、上にあるなら短すぎです。長すぎた場合は、切れば戻せます。短すぎた場合は戻せないので、伸びるまでのあいだを家の直し方でつなぐことになります。迷うときは、長いほうに外れた状態を選んでおくと、あとで調整しやすくなります。
伸ばすあいだの段階表
短すぎた場合、髪は月に1cmほど伸びます。伸びるまでのあいだ、段階ごとに直し方を変えてください。
| 時期 | 髪の状態 | 直し方 |
|---|---|---|
| 1〜2週間 | 切った直後の短さ | 分け目を動かして量の位置を調整 |
| 3〜4週間 | 毛先が少し伸びる | 毛先の向きを決めて乾かす |
| 1〜2か月 | 診断の高さに近づく | 量の位置を見直す |
| 2〜3か月 | 診断の高さに届く | 次の予約で形を整える |
伸ばすあいだは、いちばん形が崩れやすい時期が2回あります。毛先が肩に当たり始めるころと、前髪が目にかかり始めるころです。この2つの時期は、乾かす向きと分け目をいつもより丁寧にしてください。伸ばしているあいだに、毛先だけをそろえてもらうと、形が崩れずに伸ばせます。長さは切らず、毛先の傷んだ部分と量だけを整えてもらってください。
よくある思い込み
| よく言われること | 実際に起きていること |
|---|---|
| 似合わないのは診断が外れたから | 切ったあとの乾かし方や分け目がずれている |
| 切った当日に似合わなければ失敗 | 3回洗うまでは形が落ち着かない |
| 長さを合わせれば似合う | 量の位置と前髪の下端でも見え方が変わる |
| 分け目は変えないほうがいい | 長さが変わったら分け目も見直す |
| 美容室と同じ仕上がりにはならない | 根元を先に乾かせば近づく |
| 似合わなければすぐ切り直す | 短い方向には戻せないので、先に家で試す |
どちらとも取れるとき①|人には似合うと言われる
自分では似合わないと感じるのに、人には似合うと言われる。この場合は、見慣れていないだけのことがあります。長さが大きく変わると、鏡の中の顔が別人のように見え、似合っているかどうかの判断がしにくくなります。
特に、長い髪から短い髪に切ったときや、前髪をつくったときは、見慣れるまでに時間がかかります。1週間ほど同じ形で過ごし、写真を何枚か撮ってください。写真で見て違和感が消えていれば、似合っていなかったのではなく、見慣れていなかったのです。写真でも違和感が残るなら、5つの原因を順に試してください。
どちらとも取れるとき②|診断が2つの長さの境目だった
診断の結果が、2つの長さの境目に近かった場合、どちらの長さでも似合いすぎない、ということがあります。顔の縦横比が境目の数字に近いと、短い側でも長い側でも、どちらにも決めきれない見え方になります。
境目にいるかどうかは、診断で測った顔の縦と横の比を見直すと分かります。比が境目の数字の前後にあるなら、どちらの長さを選んでも、似合い方がはっきりしにくい位置にいます。この場合は、境目の高さそのものを避けてください。たとえば鎖骨の高さが境目なら、鎖骨より3cm上か3cm下に毛先を置くと、どちらの側の似合い方もはっきりします。境目の高さに毛先があると、肩や襟に当たってはねやすいことも、似合わないと感じる原因になります。
どちらとも取れるとき③|写真では似合うのに、鏡では似合わない
鏡で見ると似合わないのに、写真では似合って見える。鏡は左右が反対に映るので、分け目の位置や量の偏りが、人から見た姿と逆に見えています。人が見ているのは、写真に近い向きの顔です。
鏡で見慣れた自分の顔と、写真に写る顔の差は、分け目を変えたときにいちばん大きく出ます。分け目を左右どちらにするかで迷っているなら、鏡ではなく写真で決めてください。写真で似合っている向きが、人から見て似合っている向きです。
写真は、正面だけでなく、左右の斜めからも撮ってください。人と話すときは、正面より斜めから見られている時間のほうが長いことが多いからです。
どちらとも取れるとき④|切った直後はよかったのに、2週間で崩れた
切って1週間ほどは似合っていたのに、2週間ほどで崩れてきた。これは、前髪と顔のまわりの髪が伸びて、下端の高さがずれてきたからです。前髪は伸びるのが早く、2週間で眉の高さから目の近くまで下がることがあります。
前髪だけを整える予約を、2〜3週間ごとに入れると、全体を切り直さなくても形が保てます。予約までのあいだは、前髪を斜めに流すか、根元を下向きに乾かして下端の高さを保ってください。顔のまわりの髪が伸びて重くなったときの見え方は、丸顔の髪型でつまずくのは切った日ではなく翌朝|乾かす向きと束の幅でも、乾かす向きから整える方法を書いています。
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よくある問い
- Q. 診断どおりに切ったのに似合わないのは、診断が外れていたからですか
- 外れていない場合のほうが多いです。似合う髪型診断が決めるのは、主に毛先の高さや長さ、形の方向です。切ったあとに家で乾かす向き、分け目の位置、量がどこに残ったか、前髪の下端の高さは、診断の外にあります。美容室の仕上がりと家の仕上がりが違うと感じるなら、ずれているのはこちら側です。乾かす向きと分け目を先に試し、それでも戻らないときに、診断の結果そのものを見直してください。
- Q. 切ってから何日くらい待てば、形は落ち着きますか
- 目安は、3回洗って乾かすまでです。切った当日は、美容室で乾かした向きと整えた癖が残っていて、家で洗うたびに髪がもとの生え方の向きに戻っていきます。3回ほど洗うと、その長さでの自然な落ち方が見えてきます。そのあいだに似合わないと感じても、すぐに切り直さず、乾かす向きと分け目を試しながら様子を見てください。
- Q. 似合わない髪型を早く直したいとき、家でできることはありますか
- 乾かす向きと分け目の2つです。乾かすときは、根元だけを、落ちてほしい向きと反対に向けて乾かしてから、最後に戻します。こうすると根元に立ち上がりができて、頭の形が変わって見えます。分け目は、いまの位置から1〜2cm横にずらすだけで、顔のまわりの量の位置が動きます。どちらも髪を切らずに、その日のうちに試せます。
- Q. 切り直すか、伸ばすか迷っています
- 長すぎて似合わないなら切り直し、短すぎて似合わないなら伸ばす、が基本です。長いほうに外れた場合は、次の予約で1〜2cm足りない分を切れば済みます。短いほうに外れた場合は切って戻せないので、伸びるまでのあいだを分け目や乾かし方でつなぎます。どちらの場合も、次の予約では長さの数字ではなく、毛先の高さを顔のどこに置きたいかを伝えると、同じずれが起きにくくなります。
— メグラシ編集部





