キャップのヘアアレンジ|後ろの穴に通すか下で結ぶかを長さで分ける

**髪をひとつに結んで、その束の長さを指で測ってみてください。**結び目から毛先まで、何cmありますか。キャップの日のヘアアレンジは、この長さと、その日にキャップを何回脱ぐかの2つで決まります。
結んだ束をキャップの後ろの穴に通して、穴の外に10cm以上残るなら、穴に通す型にしてください。結び目は穴の真ん中の高さに置きます。10cmに届かないなら、穴の下で結ぶ型か下ろす型にします。結び目は穴の下端から3cm下げると、キャップの後ろの縁に束が押されません。
そのうえで、一日に2回以上キャップを脱ぐ日は、長さが足りるかぎり通す型を選びます。脱いだあとも結び目の位置が高く残り、頭頂部の潰れが目立ちにくいからです。長さが境目の人、脱ぐ回数が読めない日の決め方は、後半で厚く書いています。
ニット帽・ベレー帽・つばの広い帽子のアレンジは帽子のヘアアレンジ|ニット帽・ベレー帽は縁の線から束を5cm離すにまとめています。キャップは後ろに穴があって縁の線が途切れるので、別の決め方になります。
結論:穴を抜けて10cm残れば通す、残らなければ下で結ぶ
| 測った結果 | 型 | 結び目の位置 |
|---|---|---|
| 穴の外に10cm以上残る | 通す型 | 穴の真ん中の高さ |
| 穴の外に10cm残らない | 下で結ぶ型 | 穴の下端から3cm下 |
| 結ぶと束が5cmに届かない | 下ろす型 | 結ばない |
| 一日に2回以上脱ぐ | 長さが足りれば通す型 | 穴の真ん中の高さ |
表は、どの順に決めるかを示すためのものです。自分の数字は、次の測り方で出してください。
まず2つ測る|穴の高さと、束の長さ
**1つ目は穴の高さです。**キャップをいつもの深さでかぶり、後ろの穴の下端に指を当てます。そのまま指をまっすぐ下へ下ろし、襟足の生え際まで何本入るかを数えます。多くの人は指3〜5本(約5〜8cm)です。この数字が、下で結ぶ型の結び目の位置を決めます。
**2つ目は束の長さです。**キャップを脱ぎ、さっき指を当てた穴の高さで髪をひとつに結びます。結び目から毛先までを測り、そこから穴の奥行きぶんの3cmを引いた長さが、穴の外に残る長さです。13cm以上あれば、10cm残ります。
キャップの深さを変えると、穴の高さも変わります。深くかぶる日と浅くかぶる日があるなら、それぞれで1回ずつ測っておいてください。
通す型|束の根元を穴の真ん中に合わせる
結び目は、穴の上下の真ん中に来るように結びます。穴の上端に寄せると、キャップの後ろの帯が結び目を下へ押して、つばが上を向きます。下端に寄せると、束の重さで穴の縁が引かれ、キャップが後ろへずれます。
結んでからキャップをかぶるより、先にキャップをかぶってから穴に束を通すほうが位置が合います。かぶったあとで指を穴に入れて結び目の位置を確かめ、ずれていたら一度ほどいて、穴に通した状態で結び直してください。
穴の左右の幅より結び目のほうが太いと、穴の縁が広がってキャップの形が崩れます。結び目に巻く毛束は、細く1周だけにしてください。
通す型|外に残す長さで印象が変わる
穴の外に残る束が10〜15cmなら、毛先は首の付け根あたりで止まり、後ろ姿が軽く見えます。15cmを超えると、毛先が背中に届いて動きます。
**10cmに届かない束を無理に通すと、毛先が穴の縁で上へ跳ねます。**跳ねた毛先は、後ろから見ると結び目の上に小さな房が立っているように見えます。この長さの人は、通す型をあきらめて下で結ぶ型にしてください。
長く残る人は、通したあとで束を2つに分けて左右に1回引くと、結び目が穴の中で締まり、日中に下がりません。
下で結ぶ型|結び目を穴の下端から3cm下げる
通せない長さの人は、穴より下で結びます。結び目の位置は、穴の下端から3cm下です。
穴のすぐ下で結ぶと、キャップの後ろの帯が結び目の上に乗り、束を下へ押し付けます。押された束は横へ広がり、後ろから見ると頭の幅より毛先が外へ出ます。3cm下げると、帯と結び目の間に指2本ぶんの余白ができて、束がまっすぐ下へ落ちます。
穴の下端から襟足の生え際までが指3本に届かない人は、3cm下げると生え際に結び目がかかってしまいます。この場合は、結ぶより、ゆるく三つ編みにして毛先だけ留めるほうがまとまります。
下ろす型|耳にかけるか、かけないか
結ぶと束が5cmに届かない人は、結ばずに下ろします。
下ろす型で決めるのは、耳にかけるかどうかです。キャップの横の縁は耳の上端より1〜2cm上を通ります。耳にかけると、この縁と耳の間の髪がなくなり、横から見て頭と顔がはっきり分かれます。かけないと、縁から下の髪が顔の横を覆い、顔の幅が髪で隠れます。
顔の横を出したい日はかけ、出したくない日はかけない。どちらでもいい日は、片側だけかけると、左右で違う高さの線ができて動きが出ます。
ボブ|束が10cmに届かない長さの決め方
顎の長さのボブは、穴の高さで結ぶと束が5〜7cmしか残りません。通す型には届かないので、下で結ぶ型か下ろす型になります。
結べる長さがあるなら、下で結ぶ型にして、襟足の短い毛は結ばずに残してかまいません。残した毛は、結び目の下で首に沿って落ちるので、後ろから見て結び目だけが浮いて見えるのを防ぎます。
結ぶと毛先がすぐに抜けてくる長さなら、下ろす型にします。ボブの結び方そのものはボブのまとめ髪は、ゴムから出た毛先の長さで作れる形が決まるを見てください。
ミディアム|脱ぐ回数で通すか結ぶかを分ける
肩から鎖骨までの長さは、多くの人が通す型と下で結ぶ型のどちらも選べます。ここで決め手になるのが、脱ぐ回数です。
**一日に2回以上脱ぐ日は、通す型にします。**脱いだとき、結び目が穴の高さに残るので、頭頂部の潰れから結び目までの線がつながって見えます。下で結ぶ型は、脱ぐと低い結び目だけが残り、頭頂部の平らさが目立ちます。
一日かぶったままの日は、どちらでもかまいません。後ろ姿を軽くしたいなら通す型、首元を隠したいなら下で結ぶ型です。
ロング|通したあと、三つ編みにするか流すか
ロングは通す型が基本です。穴の外に20cm以上残るので、残した束をどう扱うかを決めます。
流したままにすると、歩いたときに束が左右に振れて、キャップの後ろの帯に当たります。帯に当たる回数が多いと、毛先が帯に絡んで広がります。人の多い場所を歩く日や、リュックを背負う日は、通したあとで三つ編みにして毛先を留めてください。三つ編みは穴を抜けたところから編み始めると、穴の縁で編み目が引っかかりません。
どちらとも取れるとき①|長さがちょうど境目
穴の外に残る束が9〜11cmと、ちょうど境目の人がいます。この長さは、日によって通せたり跳ねたりします。
境目の人は、**結ぶ高さを穴の真ん中より1cm下げて通します。**結び目が下がるぶん、穴を抜ける長さが1cm伸び、毛先が穴の縁から離れます。それでも毛先が跳ねる日は、下で結ぶ型に切り替えます。
決めかねる日は、朝に一度通してみて、横から写真を撮ってください。毛先が首の付け根より上で止まっていたら下で結ぶ、付け根まで届いていたら通す。その日の髪の状態で決めて構いません。
どちらとも取れるとき②|一日のうち脱ぐ回数が読めない
出先で建物に出入りする回数が読めない日もあります。
この日は、長さが足りるかぎり通す型にしておきます。通す型は、脱いでもかぶり直しても結び目の位置が変わりません。下で結ぶ型は、かぶり直すたびに帯の位置がずれて、結び目との余白が変わります。
長さが足りなくて通せない人は、脱いだあとに頭頂部を手のひらで後ろから前へ1回なでて、潰れた毛を起こしてから結び目を見直してください。
コートの襟とマフラーが結び目を押す日
秋冬は、結び目の下にもう1つ縁が増えます。コートの襟とマフラーの上端です。
下で結ぶ型の人は、結び目と襟の上端の距離を鏡で見ます。**3cm以内まで近いと、歩くたびに襟が束を押し上げ、毛先が横へ広がります。**この日は結び目を穴の高さまで上げて通す型にするか、束を片側の肩の前へ流してください。
マフラーを巻く日は、束をマフラーの外に出すか中に入れるかを先に決めます。中に入れると首元が温かく、束の跡も付きません。外に出すなら、マフラーの上端から束の結び目まで3cm以上離します。
前髪と顔まわりの毛は、つばの下で決める
キャップのつばは、前髪を上から押さえます。前髪は、つばの下で眉が半分見える長さに留めると、目の上に影が溜まりません。
眉より長い前髪は、つばの中に少し入れて斜めに流すか、横の毛と一緒に耳の前へ下ろします。顔まわりに残す毛は、口角の高さで毛先が終わる長さにすると、つばの線と毛先の線の間が空いて、顔の真ん中が明るく見えます。
脱いだあとの跡を残さない
キャップの跡は、額の上を通る帯の線と、後ろの穴の縁に付きます。
額の線は、かぶる前に前髪の根元を軽く立ててから乾かしておくと、押さえられても浅く済みます。後ろの穴の縁の跡は、通す型なら結び目の中に隠れます。下で結ぶ型は、穴の縁の跡が結び目の上に横の線で残るので、脱いだあとは結び目を一度ほどき、穴の高さで結び直してください。
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よくある問い
- Q. ボブでもキャップの穴から髪を出せますか
- 結んだ束が穴を抜けて外に10cm残るかで決まります。顎の長さのボブは、穴の高さで結ぶと束が5〜7cmしか残らず、穴の縁で毛先が上へ跳ねます。その場合は穴の下端から3cm下の低い位置で結ぶか、下ろして耳にかけるほうがまとまります。肩につく長さのボブなら、通せる人が多くなります。
- Q. キャップを脱いだあと、髪がぺたんこになるのを防げますか
- 頭頂部の潰れは避けられませんが、目立たなくはできます。脱ぐ回数が多い日は、結び目を穴の高さに置く通す型にしてください。脱いだときに結び目の位置が高く残るので、潰れた頭頂部から結び目までの線がつながって見えます。下で結ぶ型は、脱ぐと頭頂部の平らさだけが目立ちます。
- Q. キャップの日の前髪はどうすればいいですか
- 前髪はつばの下で、眉が半分見える長さに留めます。つばの縁が前髪を押さえて、毛先が眉に乗りやすくなるからです。前髪が眉より長い人は、つばの中に少し入れて斜めに流すか、横の毛と一緒に耳の前へ下ろしてください。
- Q. ニット帽やベレー帽と同じ結び方でいいですか
- 違います。ニット帽やベレー帽は縁の線が頭を一周するので、束を縁から離すことが大事でした。キャップは後ろに穴があり、縁の線がそこで途切れます。束を穴に通せるかどうかが、キャップだけの分かれ目です。
— メグラシ編集部





