水着の上から着るやつ|ホテルのプールは、部屋からの道のりで選ぶ

**泊まる宿の案内を開いて、プールの項に「館内着での移動」「更衣室」のどちらの言葉があるかを見てください。**水着の上から着るものは、それでほとんど決まります。
部屋から水着のまま行ける宿なら、上に着るものは廊下とエレベーターで人に会う前提で選びます。プールの階に更衣室がある宿なら、部屋からは普段着で行くので、水着の上にはプールサイドで羽織る1枚があれば足ります。屋外の温水プールなら、水から上がった瞬間の冷えを中心に選びます。
秋冬のホテルステイは、海で泳ぐのとはまったく違います。海なら、砂浜まで水着の上に何かを着て歩けば済みますが、ホテルでは、他の客と同じ廊下を歩き、同じエレベーターに乗り、場合によってはロビーを横切ります。夏の海で使っていた羽織りが、そのまま使えるとは限りません。
この記事では、ホテルのプールに行く日の「水着の上から着るやつ」だけを扱います。濡れたまま着るかどうかの一般的な分け方は水着の上に着るやつに、親子で行くプールは親子プールの記事に分けてあります。
結論:部屋からプールまでの道のりで、3つに分かれる
ホテルのプールは、部屋からプールまでの道のりで3つに分かれます。
ひとつめは、部屋で水着に着替えて、そのまま館内を歩いてプールへ行く宿です。リゾート型のホテルや、プールを売りにしている宿に多い形です。この場合、水着の上に着るものは、廊下とエレベーターでどう見えるかで選びます。
ふたつめは、プールの階に更衣室があって、そこで着替える宿です。都市型のホテルやフィットネス施設を併設したホテルに多い形です。この場合、部屋からは普段着で行くので、水着の上に着るものはプールサイドで使う1枚だけになります。
みっつめは、屋外の温水プールです。秋冬でも水を温めて開けている宿があります。この場合、プールまでの道のりよりも、水から上がったときの外気の冷たさが問題になります。
まず、自分が泊まる宿がどれに当たるかを決めてください。そのうえで、次の早見表と、それぞれの項を読んでください。
早見表|3つの道のりと、上に着るもの
| 部屋からプールまで | 上に着るもの | 丈の目安 | 気をつけるところ |
|---|---|---|---|
| 水着のまま館内を歩く | 前を閉められる羽織りと、巻きスカートかパンツ | 羽織りは太ももの半ば以上 | エレベーターと共用の場所 |
| プールの階の更衣室で着替える | プールサイドで羽織る薄手の1枚 | 腰からお尻が隠れる程度 | 座っている時間の冷え |
| 屋外の温水プール | 前を閉められる厚手の羽織りかガウン | 膝まで | 水から上がった瞬間の外気 |
表は分かれ目を見るためのものです。同じ宿でも、屋内と屋外の両方を持っていたり、更衣室はあるけれど館内着での移動もできたりする場合があります。その場合は、自分が実際にどちらを使うかで、行を選んでください。
先に確かめる①|宿の案内で見る言葉
宿の案内のプールの項で、次の言葉を探してください。
「館内着での移動可」「バスローブでお越しください」「客室からプールへ水着のまま」とあれば、1つめの形です。部屋から水着で歩くことを、宿が前提にしています。
「更衣室」「ロッカー」「シャワールーム」とあれば、2つめの形です。プールの階で着替える前提になっています。
「屋外」「温水」「季節営業」とあれば、3つめの形です。秋冬に開いているかどうかも、この項に書いてあることが多いので、行く前に確かめてください。
案内に何も書いていない場合は、フロントに電話で「プールまで水着で移動してもいいですか」と聞くのがいちばん早く確実です。宿によっては、時間帯で決まりが変わることもあります。
先に確かめる②|エレベーターに乗る回数と、通る場所の数
1つめの形、水着で館内を歩く宿に泊まるなら、部屋からプールまでの道のりを数えてください。
見るのは2つです。ひとつは、エレベーターに乗る回数です。客室とプールが同じ階なら0回、違う階なら1回、途中で乗り換えるなら2回です。もうひとつは、通る共用の場所の数です。客室の廊下だけなら1つ、ロビーや売店の前を通るなら2つ、レストランの入口の前を通るなら3つ、と数えます。
エレベーターが1回以上、または共用の場所が2つ以上なら、上に着るものは「水着がほぼ見えない」ところまで覆ってください。エレベーターでは、他の客とすぐ近くに並ぶことになります。ロビーやレストランの前では、普段着の客とすれ違います。そこで水着が見えていると、自分が気になってしまいます。
エレベーターが0回で、共用の場所が客室の廊下だけなら、そこまで覆わなくても構いません。腰から上を羽織りで覆って、タオルを腰に巻くくらいでも、人に会う時間は数十秒です。
着いた日に、一度普段着で歩いておく
数えるのは、宿の案内の館内図でもできますが、いちばん確実なのは、チェックインしたあとに一度、普段着のままプールの入口まで歩いてみることです。
歩きながら、エレベーターの中に鏡があるか、廊下にソファや待合の椅子が置いてあるか、プールの入口の前に受付があるかを見てください。エレベーターに鏡があると、自分の姿が目に入って気になる人が多くなります。廊下に椅子があると、そこに座っている客の前を通ることになります。受付があると、そこで部屋番号を伝えたり、タオルを受け取ったりする間、立ち止まることになります。
立ち止まる場所が1か所でもあるなら、上に着るものは、立ち止まっているあいだも水着が見えない丈にしておいてください。歩いているときよりも、立ち止まっているときのほうが、人の目は長くとどまります。
もうひとつ、歩いた時間も見ておきます。部屋からプールの入口まで3分以内なら、少しくらい肌寒くても気になりません。5分を超えるなら、帰りに濡れた体で歩く時間も同じだけかかると考えて、帰り道で冷えない羽織りを選んでください。
水着で館内を歩く日|上と下を分けて考える
水着で館内を歩くなら、上に着るものと、腰から下に着るものを分けて考えてください。
上は、前を閉められる羽織りです。ファスナーかボタンで前を閉められるものなら、エレベーターの中で前がはだける心配がありません。丈は、太ももの半ばまで来ると、下に何をはいていても水着のボトムがほとんど見えなくなります。腰までの短い羽織りだと、下に必ず何かをはく必要があります。
下は、巻きスカートか、膝上くらいの短いパンツです。巻きスカートは、水着の上から腰に巻くだけなので、プールサイドで外すのも一瞬です。短いパンツは、はくのに少し手間がかかりますが、歩いても前が開かない安心感があります。
この2つを組み合わせると、廊下やエレベーターでは、普段のリラックスした服装と同じくらいの見え方になります。そのうえで、プールサイドに着いたら、下を外して、上は着たまま座るか、外して泳ぐかを選べます。
部屋にバスローブがある宿なら、それを使うのもひとつの手です。ただ、ホテルのバスローブは厚手で、プールサイドに着いてから置いておく場所に困ることがあります。濡れた手で触ると重くなるので、泳いだあとに羽織り直すには向きません。
羽織りの形を4つで比べる
館内を歩くための羽織りは、形で4つに分けられます。どれがよいかは、プールで泳ぐか、座っているだけかで変わります。
前をファスナーで閉める形は、エレベーターの中で前がはだけることがなく、いちばん安心して歩けます。水から上がってすぐに羽織るときも、ファスナーを上げるだけで済みます。泳ぐ人にも、座っている人にも向いています。
前をボタンで留める形は、シャツやカーディガンに多い形です。ボタンを全部留めればはだけませんが、濡れた指でボタンを留めるのは意外に手間がかかります。座っている時間が長く、水に入る回数が少ない人に向いています。
前で紐を結ぶガウンの形は、着るのも脱ぐのもいちばん早い形です。ただ、歩いているうちに紐がゆるむことがあるので、エレベーターに乗る前に一度結び直してください。屋外の温水プールのように、上がった瞬間にすぐ羽織りたい場所に向いています。
頭からかぶる形は、前が開く心配がまったくありません。その代わり、濡れた体でかぶると、布が肌に張りついて着にくくなります。部屋から行くときにだけ着て、プールサイドでは脱いで置いておく使い方なら困りません。
迷うなら、前をファスナーで閉める形を選んでください。館内を歩く、プールサイドで座る、上がってすぐ羽織る、の3つの場面すべてで困らない形です。
更衣室で着替える日|水着の上には、プールサイドの1枚だけ
2つめの形、プールの階に更衣室がある宿なら、部屋からは普段着で行きます。水着の上に着るものは、プールサイドで羽織る1枚だけで足ります。
この1枚を選ぶときは、プールサイドで座る時間を考えてください。**30分を超えて座るなら、前を閉められて、腰からお尻まで隠れる長さの羽織りを選びます。**屋内のプールでも、水から上がって濡れた体のまま座っていると、少しずつ冷えてきます。30分以内なら、タオルを肩にかけておくだけでも構いません。
更衣室で着替える宿では、羽織りを更衣室のロッカーに置いておくか、プールサイドまで持って出るかを決めておいてください。プールサイドにタオルや荷物を置く棚がある宿なら、持って出ておくと、上がったときにすぐ羽織れます。ない宿なら、上がるたびにロッカーまで戻ることになるので、泳ぐ時間が短いなら持って出ないほうが楽です。
更衣室から部屋へ戻るときの服
更衣室で着替える宿では、プールのあとにもう一度普段着に着替えて部屋へ戻ります。このとき困るのが、髪と体が少し湿ったまま服を着ることです。
行きに着てきた服をそのまま着て戻るなら、湿っても気にならないものにしておいてください。細身のパンツや、裏地のあるスカートは、湿った脚に張りついてはきにくくなります。ウエストがゴムのゆったりしたパンツや、かぶるだけのワンピースなら、湿った体でもすぐに着られます。
上は、首元の詰まったニットよりも、前開きのカーディガンやシャツのほうが楽です。かぶる服は、濡れた髪が首元に当たって、襟が湿ります。前開きなら、髪をタオルで包んだまま羽織れます。
ホテルによっては、館内着でプールまで来て、館内着で戻ってよい宿もあります。その場合は、行きに部屋で館内着に着替えて、更衣室で水着になり、帰りはまた館内着で戻ります。館内着は、湿った体で着ても困らない、ゆったりした形がほとんどなので、この流れがいちばん楽です。
屋外の温水プールの日|上がった瞬間の外気で選ぶ
3つめの形、屋外の温水プールは、秋冬のホテルでいちばん冷えやすい場所です。水は温かくても、外の空気は夕方になると10度を下回る日があります。水から上がった瞬間、濡れた体に風が当たると、一気に体温が奪われます。
このときに必要なのは、すぐに羽織れて、前を閉められて、膝まで覆えるものです。水から上がったら、タオルで拭く前に、まず羽織ってください。拭いているあいだにも体は冷えていきます。羽織ってから、中でタオルを使って拭くほうが、冷えが少なくて済みます。
素材は、濡れても重くなりにくく、風を通しにくいものを選んでください。薄手のラッシュガードは、濡れても重くなりませんが、風は通します。屋外の温水プールでは、ラッシュガードの上に、さらに風を通しにくい羽織りを重ねるか、最初から裏地のある厚手のガウン型を選ぶほうが楽です。
屋外のプールから部屋へ戻るまでの道のりも、屋内より冷えます。プールから建物の入口までに外を歩く距離がある場合は、足元にも気を配ってください。濡れた足のまま外を歩くと、足先から冷えます。かかとまで覆える室内履きか、水に強いサンダルを1足持っていくと楽です。
夜の屋外プールは、湯気と風向きを見る
秋冬の夜に屋外の温水プールへ行くと、水面から湯気が立っているのが見えます。湯気が多いほど、水と外気の温度差が大きいということです。湯気が水面を覆うほど出ている夜は、上がった瞬間の冷えも大きくなります。
もうひとつ見ておきたいのが、風の向きです。屋外のプールは、建物の陰になる側と、風が抜ける側があります。プールサイドの椅子を選ぶときは、建物の壁に近い側を選ぶと、風が当たりにくくなります。羽織りを着ていても、風が当たる側に座っていると、首元と足首から冷えてきます。
首元が冷えるなら、羽織りのフードをかぶるか、乾いたタオルを首に巻いてください。濡れた髪のまま風に当たると、頭から体温が逃げていきます。屋外のプールに行く夜は、フードのついた羽織りがあると心強いです。
足首が冷えるなら、プールサイドの椅子に座るときに、大判のタオルを膝から下にかけてください。羽織りの丈が膝までであっても、座ると膝から下は出ています。
上に着るものの素材|濡れたときの重さと乾く時間
ホテルのプールでは、同じ羽織りを2日続けて使うことがあります。そのときに大事なのが、乾く時間です。
ラッシュガードのような化学繊維の薄手のものは、濡れても重くならず、部屋で干しておけば翌朝には乾いていることが多くなります。綿の厚手のパーカーは、一度濡れると重くなり、乾くまでに半日以上かかります。翌日も同じものを使うつもりなら、綿の厚手は避けてください。
家で試すなら、羽織りを一度水に通して、軽く絞ってから部屋に干してみてください。翌朝に乾いているかどうかで、ホテルで2日続けて使えるかが分かります。乾いていなければ、2日目は別のものを用意するか、2日目は濡れる前提で使わないことにします。
もうひとつ、濡れたときの透け方も確かめておいてください。白や淡い色の薄手の羽織りは、濡れると水着の形が透けて見えます。水着の上に重ねるなら、羽織りは水着より濃い色か、柄のあるものを選ぶと透けが目立ちません。
色の組み方|館内では、普段着に近い色に寄せる
水着で館内を歩く宿では、羽織りの色を普段着に近いものにしておくと、廊下やロビーで目立ちません。
水着が明るい色や大きな柄なら、羽織りは紺やグレー、生成りのような落ち着いた色にします。水着が黒や紺なら、羽織りは明るい色でも構いませんが、白は濡れたときに透けるので避けてください。
巻きスカートやパンツの色は、羽織りと同じか、羽織りより暗い色にしておくと、上下がひとつながりに見えて、館内でも普段着のように見えます。羽織りより明るい色の下を合わせると、下に目が行って、水着の上に重ねているのが分かりやすくなります。
プールサイドで座る時間と、冷え方の関係
ホテルのプールで意外に多いのが、泳ぐ時間よりも、プールサイドの椅子に座っている時間のほうが長い使い方です。
屋内のプールは室温が高めに保たれていることが多いのですが、それでも濡れた体で座っていると、体の表面から熱が逃げていきます。座っている時間が15分程度なら、タオルを肩にかけておけば足ります。30分を超えたら、前を閉められる羽織りを着てください。1時間を超えて座るなら、羽織りの下で水着をタオルで拭いて、乾いた状態にしておくと冷えにくくなります。
座っている時間が長い人は、羽織りの丈も大事です。腰までの羽織りだと、座ったときに太ももが出ていて、そこから冷えます。太ももまで来る丈の羽織りか、座ったときに膝にかけられる大判のタオルを1枚持っていくと、長く座っていても冷えません。
どちらとも取れるとき①|決まりが書いていない
宿の案内に、水着で館内を歩けるかどうかが書いていない場合があります。フロントに聞くのも手間だ、という場合は、水着で歩く前提で、水着がほぼ見えないところまで覆える羽織りと下を用意してください。
覆える準備をしておけば、実際には更衣室があった場合でも、プールサイドで羽織る1枚としてそのまま使えます。逆に、プールサイドの1枚だけ用意していって、実際には水着で館内を歩く必要があった場合は、廊下とエレベーターで困ることになります。
宿に着いてから分かることも多いので、チェックインのときにフロントで一言聞いておくのが確実です。プールの営業時間と一緒に聞けば、自然に教えてもらえます。
どちらとも取れるとき②|子どもと一緒に行く
子どもと一緒にホテルのプールに行く場合は、自分が泳ぐかどうかで選び方が変わります。
自分も一緒に水に入るなら、水着の上に着るものは、水に入るときに脱いでも、着たまま入っても構わない形にしておくと楽です。子どもを見ながら何度も出たり入ったりするので、そのたびに羽織りを脱ぎ着するのは手間がかかります。着たまま水に入れる薄手のラッシュガードなら、出入りのたびに脱ぐ必要がありません。
自分は水に入らず、プールサイドで見ているだけなら、水着ではなく、濡れても構わない普段着で行く人もいます。宿によっては、プールサイドに入るには水着の着用が必要な場合があるので、これも先に確かめてください。
子どもと一緒の日の細かい選び方は、親子プールの記事にまとめてあります。
どちらとも取れるとき③|夜だけ入る・朝だけ入る
ホテルのプールは、夕食のあとの夜や、朝食の前の朝だけ入る人もいます。時間帯によって、選び方が少し変わります。
夜に入る場合は、プールのあとにそのまま部屋で休むことが多いので、羽織りは部屋まで戻れればよく、翌日の乾き具合を気にする必要があります。夜に濡れた羽織りは、翌朝までに乾かないことがあるので、2泊以上するなら、乾きやすい素材を選んでください。
朝に入る場合は、プールのあとに朝食やチェックアウトが控えていることが多くなります。部屋に戻ってからの着替えの時間を短くするために、羽織りは脱ぎやすいもの、下は巻きスカートのようにすぐ外せるものが楽です。屋外の温水プールなら、朝は夜よりも冷えるので、厚手の羽織りを選んでください。
どちらとも取れるとき④|手持ちの服で済ませたい
ホテルのプールのためだけに、新しく羽織りを買うのはもったいない、という場合もあると思います。手持ちの服で済ませるなら、次の3つを満たすものを探してください。
ひとつは、前を閉められることです。ファスナーかボタンで閉められるカーディガンやシャツなら、エレベーターの中でもはだけません。ふたつめは、丈が太ももの半ばまであることです。腰までの丈なら、下に何かをはく必要があります。みっつめは、濡れても困らないことです。プールサイドで濡れた手で触ったり、濡れた水着の上に重ねたりするので、ウールや麻のような、濡れると縮んだり形が崩れたりする素材は避けてください。
この3つを満たすものが手持ちにあれば、新しく買う必要はありません。シャツなら、普段より1サイズ大きいものや、男性用のものを借りると、丈と身幅が足ります。
荷物は「羽織り1・下1・室内履き1」で足りる
1泊のホテルステイでプールに入るなら、水着の上に着るものとして持っていくのは、羽織りが1枚、下が1枚、室内履きが1足です。
羽織りは、前を閉められて太ももの半ばまで来るものを1枚。下は、巻きスカートか短いパンツを1枚。室内履きは、濡れても滑りにくく、かかとまで覆える形のものを1足です。ホテルのスリッパは、濡れた床で滑りやすく、プールサイドでは脱げやすいので、自分のものを持っていくと安心です。
2泊以上するなら、羽織りを2枚に増やすか、乾きやすい素材の1枚にしておいてください。
部屋で乾かすときの手順
ホテルの部屋で羽織りと水着を乾かすときは、まず浴室で軽く水洗いをして、プールの水を落としてください。そのあと、乾いたバスタオルで挟んで、上から手で押さえて水気を移します。絞ると生地が伸びることがあるので、押さえるだけにしておきます。
干す場所は、部屋の空気が動くところを選んでください。浴室は湿気がこもるので、乾くのに時間がかかります。部屋のハンガーにかけて、窓際か、空調の風が当たる場所に吊るすと、翌朝までに乾きやすくなります。
羽織りのファスナーやボタンは、開けた状態で干してください。閉じたままだと、前の重なった部分が乾きにくくなります。フードのある羽織りは、フードを広げて、内側にも空気が通るようにしておきます。
チェックアウトの朝までに乾かなかった場合に備えて、濡れたものを入れる袋を1枚持っていってください。水を通さない袋なら、ほかの荷物を濡らさずに持ち帰れます。
年代で変わるところ
20代から30代前半は、ホテルのプールを友人同士で使うことが多い年代です。プールサイドで写真を撮る時間が長くなるので、羽織りの色と形を、写ったときにどう見えるかで選ぶ人もいます。その場合でも、館内を歩くときに水着が見えない丈は確保しておいてください。写真の時間よりも、廊下とエレベーターの時間のほうが、思っているより長くなります。
30代後半から40代は、子ども連れや夫婦で使うことが多くなります。子どもと一緒に泳ぐ人は、着たまま水に入れる薄手の羽織りを1枚、プールサイドで見ているだけの人は、太ももまで覆える羽織りを1枚、と分けて考えてください。
50代以上は、泳ぐよりも、温水の中でゆっくり体を温めたり、プールサイドで本を読んだりする使い方が増えてきます。座っている時間が長くなるので、冷えへの備えを中心に選んでください。膝までの丈の羽織りと、膝にかけるタオルの2つがあれば、長く座っていても冷えません。
どの年代でも共通するのは、部屋からプールまでの道のりで、上に着るものの丈を決めることです。
冬に南の島へ行く場合のように、屋外で過ごす時間が長い旅の選び方は、冬に南の島へ行く日の記事に分けてあります。
よくある行き違い
ひとつめは、夏の海で使っていた短い羽織りを持っていき、ホテルの廊下とエレベーターで水着が見えて気になる、という形です。夏の海は周りも水着の人ばかりですが、ホテルの館内は普段着の客が多くなります。館内を歩くなら、太ももまで覆える丈を選んでください。
ふたつめは、屋内のプールだからと羽織りを持たずに行き、プールサイドで座っているうちに冷える、という形です。屋内でも、濡れたまま30分を超えて座ると冷えます。羽織りを1枚持っていってください。
みっつめは、屋外の温水プールで、水から上がってからタオルで拭いているあいだに冷える、という形です。上がったらまず羽織って、そのあとで中を拭いてください。
よっつめは、綿の厚手のパーカーを羽織りにして、翌日まで乾かない、という形です。2日続けて使うなら、乾きやすい素材を選ぶか、2枚用意してください。
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よくある問い
- Q. ホテルのプールに行くとき、水着の上には何を着ればいいですか
- 部屋から水着で行ける宿なら、前を閉められて太ももの半ばまで来る羽織りに、巻きスカートか短いパンツを足すのが基本です。プールの階に更衣室がある宿なら、部屋からは普段着で行き、更衣室で水着に着替えるので、水着の上には何も要らないか、プールサイドで羽織る薄手のものが1枚あれば足ります。どちらの宿か分からないときは、宿の案内のプールの項を先に見てください。館内着やバスローブでの移動ができるかどうかが、たいてい書いてあります。
- Q. 屋内のプールでも、上に着るものは要りますか
- 泳ぐ時間よりもプールサイドで座る時間が長いなら、要ります。屋内のプールは室温が高めに保たれていることが多いのですが、水から上がって濡れたまま座っていると、体の表面から熱が逃げていきます。30分を超えて座るなら、前を閉められる羽織りを1枚用意してください。泳いで、上がって、すぐ部屋に戻る使い方なら、タオルだけで足ります。
- Q. ラッシュガードと普通のパーカーは、どちらがいいですか
- 濡れたまま着るかどうかで決めてください。水から上がってすぐ羽織り、そのままプールサイドで座っているなら、濡れても重くならず乾きやすいラッシュガードの形が向いています。タオルで拭いてから羽織るなら、普段の薄手のパーカーでも構いません。ただ、綿の厚いパーカーは一度濡れると重くなり、乾くまでに半日以上かかるので、翌日も使うつもりなら避けてください。
- Q. 水着で館内を歩くのは恥ずかしいのですが、どうすればいいですか
- プールの階で着替えられるか、先に確かめてください。更衣室がある宿なら、部屋から普段着で行けます。更衣室がなくて水着で歩く必要があるなら、膝まで来る前開きの羽織りに、巻きスカートかパンツを足して、水着がほとんど見えない形にしておけば、廊下やエレベーターで他の客と会っても気になりません。部屋にバスローブがある宿なら、それを着て行くのも一つの手です。
— メグラシ編集部





