水着の上に着るやつ|冬に南の島へ行くなら、街でも着られる1枚に絞る

あなたが冬に南の島へ行くなら、水着の上に着るやつは「浜で着る1枚」と「街で着る1枚」を分けずに、両方を受け持てる1枚に絞ってください。
夏の海辺の旅なら、水着の上に着るものは浜の中だけで考えれば足ります。行き帰りの服も軽いので、浜用と街用を分けて持っていっても、鞄には余裕があります。
冬に南へ行く旅は、事情が違います。日本を出る朝は冷えているので、コートやニットを着て空港へ向かいます。帰りの便を降りたら、また冬の空気の中を家まで帰ります。その冬の服を、旅のあいだずっと鞄に入れておくことになります。スーツケースの半分近くが、旅先では着ない服で埋まってしまうのです。
残りの半分に、浜の服、街の服、夜の服を詰める。ここで、水着の上に着るやつを街でも着られる1枚にしておくと、浜用と街用の2枚が1枚になります。この記事では、その1枚をどう見分けるかを、自分で確かめられる基準で書いていきます。
結論:丈・透け・乾く時間・入れる場所の4つで決める
冬に南へ持っていく、水着の上に着るやつは、次の4つを順に確かめると決まります。
| 確かめる順 | 何を見るか | 決まること |
|---|---|---|
| ① | 丈が膝を隠すか | 浜から街へそのまま歩けるか |
| ② | 日差しの下で、水着の色と線が透けないか | 店や道で気にならずにいられるか |
| ③ | 濡らして絞ってから、夕方までに乾くか | 1枚を毎日着回せるか |
| ④ | 泊まる場所や店が、水着姿での出入りを認めているか | 浜から部屋までに、何を上に着ておくか |
①から③は家で確かめられます。④は、泊まる場所の案内を読むか、予約のときに聞けば分かります。
4つすべてに「はい」と言える1枚なら、浜でも街でも着られます。どれか1つでも「いいえ」があるなら、その1枚は浜専用にして、街用を別に持つか、別の1枚を探してください。
出発の1週間前にしておくこと
冬の南の旅は、日本が寒い時期に準備をするので、夏服を出してきて試す機会がなかなかありません。出発の1週間前までに、次の3つを済ませておくと、当日の荷造りで迷いません。
- 候補の1枚を、水着の上に実際に重ねて、鏡の前で前を開けた姿と閉じた姿の両方を見る
- 晴れた日の昼に、窓際で透けを確かめる
- 洗面所で濡らして干し、乾くまでの時間を測る
1週間前にしておくのは、ここで「いいえ」が出たときに、別の1枚を探す時間を残すためです。冬の売り場には、薄手の羽織りや水着がほとんど並んでいないことがあります。旅の直前に慌てて探しても見つからないことがあるので、早めに確かめておいてください。
水着そのものも、去年の夏から着ていないなら、一度着てみてください。ゴムがゆるんでいないか、肩紐の長さが合っているか。冬の旅先で水着が合わないと気づいても、替えを手に入れるのは難しいことがあります。
冬に南へ行くときだけ起きること
夏の海の旅と、冬に南の島へ行く旅では、同じ「水着の上に着るやつ」でも、気にすることが少しずつ違います。
**1つめは荷物です。**先ほど書いたとおり、行き帰りの冬の服が鞄を圧迫します。旅先で着る服は、できるだけ1枚に何役もさせたいところです。
**2つめは肌です。**日本の冬のあいだ、腕や背中はほとんど日に当たっていません。その肌で、いきなり南の強い日差しの下に出ることになります。夏の終わりの肌より、日差しを受けたときの赤くなり方が強く出やすいので、水着の上に着るやつで腕と肩と背中をどこまで覆うかが、夏より大事になります。
**3つめは時間です。**南の島でも、冬は日の入りが少し早く、日が傾くと海からの風で涼しく感じる日があります。浜で過ごした午後のあと、そのまま夕食に出かけると、肩と腕が冷えることがあります。
**4つめは体の慣れです。**寒い日本から暑い場所に着くと、最初の1日か2日は、体が暑さに慣れていません。厚い羽織りや、肌に張りつく素材は、着ているだけで疲れます。薄くて風が通る1枚が、着いてすぐの数日を楽にします。
この4つを頭に置いて、次の早見表を見てください。
早見表|4つの形と、街に出られるか
水着の上に着るものとしてよく選ばれる形を、浜と街の両方で使えるかで並べます。
| 形 | 浜で | 街で | 向く人 |
|---|---|---|---|
| 前開きのシャツワンピース(膝下丈) | 羽織るだけで脱ぎ着が早い | 前を閉じれば1枚で街に出られる | 浜と街を同じ日に行き来する人 |
| 薄手の長袖シャツ(腰が隠れる丈) | 腕と肩を覆える | 下にパンツかスカートを足せば出られる | 日差しを避けたい人、下は別に持つ人 |
| 薄手のカーディガン | 肩に掛ける程度 | 夜の涼しさにも使える | 浜にいる時間が短い人 |
| ラッシュガード | 水の中でも着られる | そのまま街へは出にくい | 長く泳ぐ人、子どもと水に入る人 |
冬の南の旅でいちばん使い回しが効くのは、表の1行目、前開きのシャツワンピースです。前を開けて羽織れば浜の羽織りになり、前を閉じてベルトか紐で軽く締めれば、街で着るワンピースになります。
ただし、どんなシャツワンピースでもよいわけではありません。次の4つの測るところで、浜と街の両方に通るかを確かめてください。
色は、水着と近づけるか、まったく離すか
浜と街の両方で着る1枚は、水着との色の組み合わせも見ておきます。中途半端に近い色だと、羽織った姿が「水着の上に何かを重ねている」ように見えやすく、街で浮きます。
- 水着と羽織りを同じ色の仲間にそろえる:前を開けたとき、水着が羽織りの一部のように見える。街で前を閉じても、透けたときに水着の色が目立たない
- 水着と羽織りの色をはっきり離す:前を開けた浜の姿にメリハリが出る。ただし透けると水着の色が浮くので、羽織りは透けにくい生地にする
迷ったら、羽織りを中間の濃さの、くすみのある色にしてください。生成り、砂の色、くすんだ緑、深めの青。こうした色は、どの水着とも喧嘩しにくく、南の島の街並みにも馴染みます。冬の日本から持っていく服とも合わせやすいので、帰りの便でコートの下に着ても違和感がありません。
測るところ①|丈は、膝が隠れるかどうか
浜から街へそのまま歩けるかどうかは、丈でほぼ決まります。
- 膝が隠れる丈:前を閉じれば、街の店にも入りやすい
- 膝上の丈:浜では軽いが、街では水着の上に羽織っているように見えやすい
- 腰が隠れる程度の丈:下に何か足さないと街には出にくい
膝が隠れるかどうかは、家で鏡の前に立てばすぐに分かります。もう1つ見てほしいのは、歩いたときです。前開きの形は、歩くと裾が左右に割れて、膝上まで脚が見えることがあります。ボタンが膝のあたりまで付いているか、裾の割れ目が膝より下から始まるものを選ぶと、歩いても裾が開きすぎません。
前を閉じて街で着るときは、腰の位置も見てください。前開きの1枚をそのまま閉じただけだと、体の線がまっすぐ下に落ちて、部屋着のように見えることがあります。共布の紐やベルトが付いていれば、ウエストで軽く結ぶだけで、街で着るワンピースの形になります。付いていない1枚なら、手持ちの細いベルトか、ストールを細く畳んで腰に巻く方法もあります。
長すぎる丈も、浜では困ります。くるぶしまである長い丈は、砂の上を歩くと裾に砂がつき、濡れた足にまとわりつきます。浜と街の両方を受け持つなら、膝下10〜20cm、ふくらはぎの真ん中あたりまでが扱いやすい長さです。
測るところ②|透けは、日差しの下で手を入れて見る
水着の上に着るやつは、薄い生地のほうが涼しくて乾きも早いのですが、薄いほど透けます。浜で水着が透けるのは気になりませんが、街の店や道で、水着の色と線が透けて見えると落ち着きません。
透け具合は、部屋の明かりの下では分かりません。南の島の日差しは、日本の冬の部屋の明かりとは比べものにならない強さです。確かめるときは、晴れた日の昼に、窓際か外で試してください。
- 生地を1枚にして、内側に手を入れる
- 日差しに向けて、手のひらの形と指の境目が見えるかを見る
- 指の境目まではっきり見えるなら、水着の線も透ける
**濃い色の水着の上に、白や淡い色の薄い羽織りを重ねると、日差しの下ではほぼ確実に透けます。**街でも着たい1枚なら、水着と羽織りの色を近づけるか、羽織りを中間の濃さの色にしてください。柄のある生地は、無地より透けが目立ちにくくなります。
測るところ③|乾く時間は、家の洗面所で測れる
1枚を毎日着回すには、夜に洗って、翌朝か、遅くとも翌日の昼までに乾く必要があります。浜で着たあと、夕方から街に出るなら、浜で濡れても夕方までに乾くかどうかも大事です。
乾く時間は、家で試せます。
- 洗面所で生地全体を水に浸し、両手で軽く絞る
- ハンガーに掛けて、室内の風の通るところに干す
- 1時間ごとに、脇の下と、生地が重なる前立ての部分を触って確かめる
南の島は、日本の冬の室内よりずっと乾きが早い場所が多いのですが、海辺は湿気が多く、日陰では思ったより乾かない日もあります。家の室内で4時間以内に乾く生地なら、旅先でも夕方までに乾くと考えて大丈夫です。半日たっても脇の下が湿っているなら、毎日の着回しには向きません。
麻や、薄手の化学繊維は乾きが早く、厚手の綿は遅くなります。同じ綿でも、薄く織られたものは乾きやすいので、素材の名前より、実際に濡らして測った時間で決めてください。
測るところ④|浜から部屋までの道と、入れる場所の決まり
水着の上に着るやつをいつ着るかは、浜から部屋まで、あるいは浜から店までの道で決まります。
泊まる場所の多くは、ロビーや館内の店、食事をする場所に、水着のままで入ることを認めていません。浜やプールから部屋に戻るときも、水着の上に何か着ることを求めているところがあります。泊まる場所の案内に、館内の服装の決まりが書いてあることが多いので、出発前に読んでおいてください。
- 浜から部屋まで、館内を通らずに戻れる:浜で脱ぎ着しやすい羽織りでよい
- 浜から部屋まで、ロビーやエレベーターを通る:前を閉じられて、腰から下まで隠れる1枚
- 浜のあと、そのまま館内の店や食事の場所に寄る:街で着られる1枚が要る
街で着られる1枚を選んでおけば、どの場合でも困りません。ここが、冬の南の旅で、浜用と街用を1枚にまとめるもう1つの理由です。
濡れた水着の上に着るとき
浜から上がって、水着が濡れたまま上に着ると、羽織りの生地に水が移ります。とくに胸と腰のあたりが濡れて、その部分だけ色が濃くなり、透けやすくなります。
街に出る前に一度部屋に戻れるなら、水着を脱いでから着直してください。戻れない日は、浜で水着を軽く拭いてから着るか、タオルを1枚、羽織りの下で腰に巻いておくと、濡れが表に出にくくなります。
浜に着替える場所があるかどうか
浜によっては、シャワーと着替えの小屋がある場所もあれば、何もない場所もあります。着替える場所がある浜なら、水着を脱いで乾いた下着の上に羽織りを着直し、そのまま街に出られます。着替える場所がない浜では、水着の上に着たまま移動することになります。
着替える場所がない浜に行く日は、羽織りの下に、乾いたショートパンツか薄いスカートを1枚、鞄に入れておいてください。浜から上がったら、水着の下の部分の上にそれを重ね、羽織りの前を閉じる。これで、水着のままでも街の店に入りやすい姿になります。
濡れた水着を入れる袋と、小さめのタオルも1枚ずつ。この3つがあれば、着替える場所がない浜でも、街へそのまま向かえます。
冬の肌で行くとき|腕と肩と背中をどこまで覆うか
冬のあいだ日に当たっていなかった肌で、強い日差しの下に出ると、短い時間でも赤くなることがあります。水着の上に着るやつは、日差しから肌を守る役目も持っています。
どこまで覆うかは、浜にいる時間で決めると迷いません。
- 浜にいるのが1時間以内:半袖か、袖をまくった長袖で足りる
- 1時間から3時間:肩と腕を覆う長袖。背中も覆える前開きの1枚
- 3時間以上、または日差しのいちばん強い昼をまたぐ:長袖に加えて、首の後ろを覆える襟のあるもの
日焼け止めを塗っていても、汗や海の水で落ちていきます。塗り直すのを忘れがちな肩と背中は、生地で覆っておくほうが確かです。
長袖を選ぶなら、袖口がゆったりしたものより、手首に沿う細さのもののほうが、浜で砂がつきにくく、街でも整って見えます。袖をまくっても落ちてこない程度に、生地に少し張りがあると使いやすいです。
帽子と足元も、浜と街の兼用で考える
水着の上に着るやつを浜と街の兼用にするなら、帽子と足元も同じ考え方で選ぶと、荷物がさらに減ります。
帽子は、つばが7cm以上あると、顔と首の後ろに影ができます。浜だけで使うなら麦わらの大きな帽子でもよいのですが、街でも使うなら、畳んで鞄に入れられる布の帽子が扱いやすいです。冬の日本から持っていくときも、スーツケースの隙間に平らに入ります。
足元は、浜のサンダルと街の靴を分けると、靴だけで鞄の一角が埋まります。濡れてもよく、街で歩いても疲れにくい、底の厚いサンダルを1足にまとめてください。かかとにベルトがあるものなら、砂の上でも脱げにくく、街の石畳でも歩けます。
行き帰りは冬の靴を履いていくので、旅先で履くのはこのサンダル1足だけ、と決めておくと、靴の荷物は1足分で済みます。
どちらとも取れるとき①|泳ぐのは1日だけ、あとは街歩き
冬の南の旅では、泳ぐのは1日か2日だけで、残りは街を歩いたり、景色を見に出かけたりする予定の人も多いと思います。
この場合、水着の上に着るやつを浜専用で持っていくと、泳がない日は鞄の中で眠ったままになります。泳ぐのが1日だけなら、なおさら街で着られる1枚にしてください。
- 泳ぐ日:水着の上に羽織り、浜では前を開けて着る
- 泳がない日:前を閉じて、1枚のワンピースとして街を歩く。朝晩はカーディガンを足す
こうすると、浜のために増える荷物は、水着1枚だけになります。
逆に、ほとんど毎日泳ぐ予定なら、ラッシュガードを1枚と、街用の羽織りを1枚、と役割を分けたほうが快適です。毎日泳ぐと、羽織りは毎日濡れて、乾かす時間が足りなくなるからです。
どちらとも取れるとき②|朝晩が涼しい島
南の島と一口に言っても、冬の朝晩がはっきり涼しくなる場所もあれば、夜まで暖かい場所もあります。行き先の冬の朝晩の気温を、出発前に調べておいてください。
- 朝晩も25度前後ある:水着の上に着るやつ1枚で、夜まで過ごせる
- 朝晩が20度前後まで下がる:薄手のカーディガンかストールを1枚足す
- 朝晩が20度を下回る日がある:長袖の羽織りに、薄手の上着を1枚足す
気温だけでなく、風も見てください。海からの風が強い場所では、同じ気温でも体感はかなり下がります。
朝晩の涼しさに備えるなら、水着の上に着るやつを長袖にしておくのが、枚数を増やさないいちばんの方法です。日中は袖をまくり、朝晩は下ろす。これで、半袖の羽織りとカーディガンの2枚を、1枚にまとめられます。
雨や曇りの日
冬の南の島でも、雨の日や、雲が厚く日差しの弱い日があります。そういう日は泳ぐ予定がなくなり、街で過ごす時間が増えます。ここでも、街で着られる1枚が働きます。
雨の日に気をつけたいのは、濡れたときの透けと張りつきです。薄い羽織りが雨で濡れると、浜で濡れたときと同じように透けます。雨の予報の日は、羽織りの下に水着ではなく、普段の下着とキャミソールを着て出かけてください。
曇りの日は、日差しが弱く感じても、肌には日差しが届いています。冬の肌で出かけるなら、曇りの日も長袖で腕を覆っておくと安心です。
どちらとも取れるとき③|手持ちの夏服で代用するか、買うか
冬の旅のために、新しく羽織りを買うかどうか迷う人も多いと思います。手持ちの夏服で代用できるかは、先ほどの4つの測るところで決めてください。
代用しやすいのは、次のような服です。
- 膝下丈の、薄手の前開きワンピース
- 腰が隠れる丈の、薄手の麻や化学繊維の長袖シャツ
代用しにくいのは、次のような服です。
- 厚手の綿のシャツ:濡れると重く、乾くのに時間がかかる
- 白や淡い色のごく薄い羽織り:日差しの下で透けやすい
- 体に沿う細身のワンピース:水着の線が浮き、濡れると張りつく
手持ちの服で4つのうち3つまで満たせるなら、代用で十分です。足りない1つを、ほかの持ち物で補ってください。透けるなら水着の色を近づける、丈が短いなら下にパンツを足す、といった具合です。2つ以上足りないなら、新しく1枚を探したほうが、旅先での迷いが減ります。
どちらとも取れるとき④|子どもや親世代と一緒の旅
子ども連れや、親世代と一緒の旅では、自分の都合だけで浜と街を行き来できません。
子どもと一緒に水に入るなら、自分も水の中で着られるものが要ります。ラッシュガードを着て水に入り、上がったら街用の羽織りを上に重ねる、という2枚の組み方が現実的です。子どもを抱いたり手を引いたりすると、前開きの羽織りは前が開きやすいので、水の中では向きません。
親世代と一緒の旅では、浜にいる時間が短く、日陰で過ごす時間が長くなりがちです。この場合は、浜で脱ぎ着するより、日陰で羽織ったまま過ごせる1枚が向いています。街で一緒に食事をすることも多いので、やはり街で着られる1枚にしておくと、着替えのために部屋に戻る手間が減ります。
親世代と並んで写真を撮る機会も多いと思います。浜で撮る写真でも、水着の上に羽織った1枚が整っていれば、あとで見返したときに落ち着いた1枚になります。前を開けて撮るか、閉じて撮るか、その場で選べるのも、前開きの羽織りのよいところです。
持っていく枚数|泊数で決める
冬の南の旅で、水着と、水着の上に着るやつを何枚持っていくかは、泊数で決めると迷いません。
| 泊数 | 水着 | 水着の上に着るやつ | 朝晩に足すもの |
|---|---|---|---|
| 2〜3泊 | 1枚 | 街でも着られる1枚 | 薄手のカーディガンかストール1枚 |
| 4〜5泊 | 2枚 | 街でも着られる1枚と、浜用の1枚 | 薄手のカーディガンかストール1枚 |
| 6泊以上 | 2枚 | 街でも着られる2枚 | 薄手の上着1枚 |
水着を2枚にするのは、濡れた水着を翌日までに乾かせないことがあるからです。水着の上に着るやつは、測るところ③で乾く時間を確かめておけば、少ない枚数で回せます。
スーツケースの詰め方
冬の南の旅の荷造りは、行き帰りの冬の服をどこに入れるかで決まります。行きは着ていくので鞄には入りませんが、旅先に着いたらコートとニットを脱いで、スーツケースにしまうことになります。
着いた日にしまう冬の服の場所を、出発の時点で空けておいてください。スーツケースの3分の1ほどを空けておくと、コートとニットが入ります。空けておく場所を作るためにも、旅先の服はできるだけ1枚に何役もさせたいところです。
水着の上に着るやつは、丸めて詰めるとシワになりにくく、隙間にも入ります。麻のようにシワの目立つ素材は、着いた日にハンガーに掛けて、浴室の湯気の中に少し吊るしておくと、シワが落ち着きます。
帰りは、濡れたものと砂のついたものを分けて入れます。濡れた水着と羽織りは袋に入れ、サンダルは別の袋に。袋を2枚持っていけば、冬の服が湿ったり、砂がついたりせずに済みます。
よくある行き違い
冬の南の旅で、水着の上に着るやつについてよく聞く行き違いを挙げておきます。
**浜用と街用を別々に持っていって、浜用は1回しか着なかった。**泳ぐ日が少ない旅で起きやすい行き違いです。街で着られる1枚にまとめておけば、泳がない日もその1枚が働きます。
**白い羽織りが、日差しの下で透けていた。**部屋の中で確かめただけだと、透けに気づけません。晴れた日の窓際で、手を入れて確かめてください。
**夕食に出かけたら、肩が冷えた。**南の島でも、冬の日没後は風で涼しく感じます。長袖の羽織りか、ストールを1枚持っておくと、夕方以降の冷えに対応できます。
**着いた日に厚手の羽織りで暑かった。**寒い日本から暑い場所に着くと、体が慣れるまで、少しの厚みでも暑く感じます。最初の1日は、いちばん薄い1枚で過ごしてください。
帰りの便で着るもの
帰りの便を降りると、また冬の空気が待っています。行きに着たコートとニットを、帰りもそのまま着れば足ります。
ただ、旅の最終日に浜で過ごしてから空港へ向かう日は、水着の上に着るやつが濡れていたり、砂がついていたりします。最終日は泳ぐ時間を午前中までにして、帰りの支度の前に乾かしておくと、鞄の中が湿りません。濡れたものを入れる袋を、1枚持っていくと安心です。
関連記事
- 水着の上に着るやつ ── 濡れたまま着られるかは、袖口の周囲と乾く時間で決まる
- ビキニの上に着るやつ ── 秋冬のプールと冬の南の島で、ずれと冷えを直す
- リゾートワンピース50代 ── 秋冬の南の旅は柄の大きさと地色で選ぶ
- 水着の上に着る長袖 ── 脱げない・袖が重い・冷えるを秋冬に直す
- 旅行の服装 シワ ── 秋冬の旅は、宿で開けた朝に素材ごとに直す
— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 冬に南の島へ行きます。水着の上に着るやつは何枚持っていけばいいですか
- 3泊までなら1枚で足ります。街でも着られる前開きの1枚を選び、夜のうちに洗って朝までに乾かせば、毎日着回せます。4泊以上なら2枚にして、1枚を洗っているあいだにもう1枚を着ます。夏の旅と違い、冬の旅は行き帰りの服で鞄が埋まるので、浜用と街用を分けないことがいちばんの荷物減らしになります。
- Q. ラッシュガードと、シャツやワンピースの羽織り、どちらがいいですか
- 水の中でも着るならラッシュガード、水から上がってから着るなら羽織りです。冬に南へ行く旅は、肌がまだ日差しに慣れていないので、長く泳ぐ日はラッシュガードで腕と背中を覆うと安心です。ただ、ラッシュガードのまま街へ出るのは難しいので、街にも出る日は羽織りを1枚別に持ちます。
- Q. 手持ちの夏服で代用できますか
- 代用できるのは、薄くて、濡れても重くならず、日差しの下で透けない1枚です。家の洗面所で濡らして絞り、どのくらいで乾くかを試してください。半日で乾かない綿の厚手のシャツは、浜では重く、夜までに乾かないので、旅先では扱いにくくなります。
- Q. 朝晩は涼しいと聞きました。水着の上に着るやつで足りますか
- 朝晩の涼しさは、水着の上に着るやつだけでは足りないことがあります。薄手のカーディガンかストールを1枚足してください。長袖の羽織りを選んでおくと、朝晩は袖を下ろして、日中は袖をまくって使えるので、枚数を増やさずに済みます。
— メグラシ編集部





