水着の上に着るやつ|冬の屋内レジャープールは、着たまま入れるかで選ぶ

**冬の屋内レジャープールで、水に入るときも上に何か着ていたいなら、水着と同じ伸びる化学繊維でできていて、金具とフードがない1枚を選んでください。**それ以外のもの、たとえば綿のTシャツやファスナーつきのパーカーは、プールサイドで羽織る用として別に持っていきます。
水着の上に着るものを1枚で全部まかなおうとすると、冬のレジャープールではつまずきます。流れるプールに入ろうとしたら係の人に止められた。スライダーの列に並んだら、上衣を脱ぐように言われた。館内のレストランへ行くとき、濡れた水着のまま歩くのが寒かった。困る場面の多くは、水の中に着ていくものと、水の外で羽織るものを1枚で済ませようとしたことから来ています。
この記事では、施設の名前や水着の流行ではなく、あなたが水に入る予定と、スライダーに乗る予定があるかで上衣を決めていきます。子どもの付き添いで水に入る回数から決める話は冬の屋内プールの付き添いに、ホテルのプールへ部屋から向かう話はホテルのプールは部屋からの道のりで選ぶに分けてあります。
結論:水の中で着る1枚と、水の外で羽織る1枚を分ける
先に、自分がどの組み合わせになるかを決めてしまいます。
| 水に入る予定 | スライダー | 水の中で着る1枚 | 水の外で羽織る1枚 |
|---|---|---|---|
| ほとんど入らない | 乗らない | なし | 前が開いて丈の長いもの |
| 入る、ゆっくり浮かぶ程度 | 乗らない | 水着素材の長袖、前開きでも可 | 吸水して乾きやすいもの |
| 入る、よく動く | 乗る | 水着素材で金具とフードがない形 | 吸水して乾きやすいもの |
| 入る、体型を隠したい | 乗るか未定 | 水着素材の長袖と、水着素材のボトム | 腰まで隠れる丈のもの |
水の中で着る1枚は、水着の一部として考えてください。濡れることが前提で、水を吸って重くならないこと、施設の決まりに合うことが条件です。水の外で羽織る1枚は、濡れた水着の上から着て、体を冷やさないためのものです。こちらは水に入らないので、素材の自由がききます。
この2枚を分けておくと、施設の決まりがどうであっても対応できます。水の中の1枚が断られたら脱いで水着だけで入り、外に出たら羽織る。分けていないと、その1枚を断られた瞬間に、上に着るものが何もなくなります。
荷物が増えるのを気にする人もいるかもしれません。ただ、水の中で着る1枚は水着と同じくらい薄く、たためば手のひらに収まります。水の外で羽織る1枚も、バスタオルの代わりと考えれば、持ち物の数はほとんど変わりません。大判のバスタオルを1枚減らして、羽織りに替える。それだけで、冷えと人目の両方に備えられます。表の中で迷う行があるときは、下の行を選んでおくと当日の困りごとが減ります。
先に確かめること|その施設で、水に入って着られる物は何か
冬の屋内レジャープールは、施設ごとに水の中で着られる物の決まりが違います。出かける前に、施設の案内や問い合わせ窓口で、次の3つを確かめておくと安心です。
ひとつめは、水着用の上衣、つまりラッシュガードと呼ばれる水着素材の長袖を着て水に入れるかどうかです。多くの施設では認められていますが、色が限られていたり、プールの種類によって分けていたりすることがあります。
ふたつめは、スライダーやウォータースライドのような滑る設備で、上衣を着たまま乗れるかどうかです。ここは施設ごとの差が大きいところです。金具やフードがあると断られることが多く、上衣そのものを脱ぐように決めている施設もあります。
みっつめは、ボトムの決まりです。水着用のショートパンツやレギンスで入れるか。丈やゆとりに決まりがあるか。体型を隠したい人にとっては、ここがいちばん大事な確認になります。
案内に書かれていないときは、入場口で係の人にひとこと聞いてください。「この上衣を着たまま、流れるプールとスライダーに入れますか」と、実物を見せて聞くのがいちばん確実です。
着たまま入れるかの境目①|素材が水着と同じか
水の中で着る1枚は、水着と同じ伸びる化学繊維でできているかで決まります。
綿や麻のような天然の繊維は、水を吸うと重くなり、体にまとわりつきます。泳いだり流れに乗ったりすると、その重さが動きのじゃまになります。さらに、繊維が抜けて水の中に浮くので、多くの施設が着たまま入るのを断っています。
水着と同じ素材なら、水を吸っても重くなりにくく、水から上がるとすぐに水が切れます。体に沿う形なので、流れの中でもめくれ上がりません。買うときは、水着の売り場に置かれていて、水着用として売られているものを選ぶのが簡単です。ふだん着の売り場の速乾シャツは、見た目が似ていても、水の中で使う前提で作られていないことがあります。
手持ちのもので迷ったら、洗面器に水を張って、袖の先を浸けてみてください。持ち上げたとき、水がすぐに切れて重さがほとんど変わらないなら、水着に近い素材です。ずっしり重くなるなら、水の外で羽織る側に回します。
着たまま入れるかの境目②|金具とフードとひもがないか
スライダーに乗る予定があるなら、ファスナーの金具、フード、ひもの3つがないものを選んでください。
スライダーは、体を滑走面に預けて滑り降りる設備です。金具が当たると滑走面に傷がつくおそれがあり、フードやひもは体から離れて揺れ、どこかに引っかかるおそれがあります。そのため、多くの施設では、この3つがついた上衣は脱ぐように決めています。
前開きの上衣は、着脱が楽で、プールサイドでは便利です。ただ、ファスナーがある以上、スライダーでは脱ぐことになると考えておいてください。頭からかぶる形で、首元が少し高く、金具がないものなら、そのまま乗れる場合があります。
流れるプールや波のプールだけで、スライダーには乗らないなら、前開きのものでも構わないことが多いでしょう。ここでも施設の決まりが先です。乗るかどうか決めていない人は、次の「どちらとも取れるとき」を見てください。
着たまま入れるかの境目③|丈がどこまでか
上衣の丈は、腰骨のあたりまでが扱いやすい長さです。
それより長いと、水の中で裾が浮き上がって体のまわりに広がります。流れに乗ると裾がめくれて、かえって気になる人もいるはずです。腰骨くらいまでの丈なら、水の中でも裾が体に沿ったままになります。
お尻まで隠れる長さがほしい人は、上衣を長くするのではなく、ボトムを水着用のショートパンツにする方法があります。上衣は腰骨まで、下はショートパンツで太ももの付け根を覆う。この組み合わせなら、水の中でも外でも、体の線を自然にぼかせます。
袖の長さは、長袖でも半袖でも、水の中での動きに大きな差はありません。冬の屋内プールでは、水から上がった直後に腕が冷えるので、長袖のほうが過ごしやすいと感じる人が多いようです。
色の選び方|濡れたときに透けないか、沈まないか
水の中で着る1枚の色は、濡れたときの見え方で選んでください。
白や淡い色の水着素材は、乾いているときは問題なくても、濡れると下の水着の色や柄が透けて見えることがあります。体の線を隠したくて上に着ているのに、濡れて透けては意味がありません。手持ちの上衣が淡い色なら、家で一度、袖を濡らして明るいところで見てみてください。
濃い色は透けにくく、体の線もぼかしやすくなります。黒、紺、深い緑、こげ茶のような色です。ただ、全身を濃い色にすると、屋内プールの明るい照明の下では重く見えることがあります。上衣を濃くするなら、水着の色を少し明るくするか、袖口や首元に別の色が入ったものを選ぶと、写真に写ったときも沈みません。
子ども連れの場合は、水の中で自分の居場所を子どもに見つけてもらいやすい色という考え方もあります。混み合う流れるプールでは、同じような黒の上衣を着た人が何人もいます。少し明るい色や、はっきりした柄の上衣なら、子どもが水の中から見上げたときにすぐ見つけられます。
ボトムの選び方|水着素材のショートパンツか、レギンスか
上衣だけでなく、下半身も覆いたい人は多いはずです。冬の屋内レジャープールでは、水着素材のボトムを重ねる人が増えています。
ショートパンツ型は、太ももの付け根からお尻までを覆います。水の中でも動きやすく、スライダーでも認められやすい形です。丈は、太ももの真ん中くらいまでのものが扱いやすいでしょう。それより長いと、水の中で裾が広がって脚にまとわりつきます。
レギンス型は、膝下や足首まで覆えます。脚の線を隠したい人、水から上がったときの脚の冷えが気になる人に向いています。ただ、スライダーでは丈に決まりがある施設もあるので、乗る予定があるなら確かめておいてください。
水着がワンピース型なら、ショートパンツを重ねるだけで、上衣なしでも体の線がかなりぼけます。セパレート型なら、上衣を長めにしてお腹を覆い、ボトムを重ねるかどうかは好みで決めます。どちらの場合も、ボトムは上衣と同じく水着素材で、ひもが長く垂れないものにしてください。
寒がりの人が足すもの
冬の屋内レジャープールは、館内も水も温かく保たれていますが、それでも寒いと感じる人がいます。水から上がってプールサイドを歩くとき、休憩スペースで座っているとき、空調の風が当たる場所にいるときです。
寒がりの人は、水の中で着る1枚を、裏に薄く起毛のある水着素材のものにする方法があります。水の中でも外でも、肌に触れる面がやわらかく、水から上がった直後の冷たさが和らぎます。ただし、起毛があるものは乾くまでに少し時間がかかるので、水の外で羽織る1枚と組み合わせてください。
足元も冷えやすい場所です。プールサイドの床は濡れていて、温かい施設でも長く立っていると足が冷えてきます。水着用のサンダルを履いておくと、床から直接冷えが上がってくるのを防げます。休憩スペースで座るときは、羽織りを膝まで下ろすか、小さなタオルを膝にかけておくと、体全体が冷えにくくなります。
水の外で羽織る1枚|濡れた水着の上から着られるか
水の外で羽織る1枚は、濡れた水着の上から着ても、冷たくならないかで選びます。
冬の屋内レジャープールは、館内が暖かく保たれていますが、水から上がった直後は体が濡れているので、思ったより冷えます。特に、プールサイドの休憩スペースで座っている時間や、館内のレストランへ移動する時間です。
向いているのは、表がタオル地のように水を吸い、裏が乾きやすい羽織りです。濡れた体の水分を吸い取りながら、体温を逃がしにくくしてくれます。前が開くものなら、濡れた水着の上からさっと羽織れます。フードがついていれば、濡れた髪の上にかぶることもできます。
この1枚は水に入らないので、ファスナーやフードがあっても問題ありません。ただ、休憩スペースの椅子に座ると、濡れた水着から羽織りの裏に水が移ります。羽織りの裏まで濡れて冷たくならないよう、厚手のタオル地か、裏に水を通しにくい生地があるものだと快適です。
館内の移動|食事処や売店へ行くときの決まり
冬の屋内レジャープールでは、館内にレストランや売店があり、水着のまま行ける場所と行けない場所が分かれていることがよくあります。
水着のまま入れる飲食スペースでも、上に何か羽織るように決めている施設があります。羽織りがあれば、濡れた体のまま座っても椅子が濡れにくく、ほかの客の目も気になりません。ここでも、水の外で羽織る1枚が役に立ちます。
水着では入れない館内のレストランに行くなら、いったん更衣室で着替えることになります。このとき、ふだん着に戻すよりも、施設が貸し出している館内着に替えるほうが早い場合もあります。滞在時間が長く、何度もプールと館内を行き来するなら、羽織り1枚で行ける範囲を先に確かめておくと、着替えの回数が減ります。
館内の床は、水で濡れていて滑りやすいところがあります。プールサイドから館内へ移動するときは、水着用のサンダルか、かかとのある濡れても平気な履き物があると安心です。
サイズの選び方|水の中では、ふだんより体に沿うものを
水の中で着る1枚は、ふだんの服より体に沿うサイズを選んでください。
体の線を隠したいと思うと、つい大きめのサイズを選びたくなります。ただ、ゆとりのある上衣は、水の中で生地が浮いて広がり、水の抵抗を受けて動きにくくなります。流れるプールでは生地が流れに引っ張られ、スライダーではめくれ上がる原因にもなります。そして水から上がると、濡れた生地が体に張りついて、かえって線がはっきり出ることがあります。
目安は、着たときに脇の下と胸のまわりに、指が1本入るくらいのゆとりです。これより大きいと水の中で浮き、これより小さいと肩や腕を動かしたときに突っ張ります。袖は、腕を上に伸ばしたときに手首が半分ほど見える長さなら、水の中でも袖がずり上がりすぎません。
体の線をぼかしたいなら、サイズではなく、色と切り替えで工夫するほうが確実です。脇に濃い色の切り替えが入ったもの、胸の下で色が変わるものは、体に沿うサイズのままでも、縦の線が強調されて全体がすっきり見えます。
体を隠したい気持ちとの折り合い
水着の上に着るものを探している人の多くは、体の線を隠したいという気持ちを持っています。冬のレジャープールは家族連れや若い人も多く、なおさら気になるかもしれません。
体を隠したいとき、効いてくるのは水の中よりもプールサイドです。水の中では、水面の揺れで体の線はほとんど見えません。むしろ見られていると感じるのは、水から上がって歩くとき、休憩スペースで座るとき、スライダーの階段を上るときです。
だから、体を隠すための工夫は、水の外で羽織る1枚に寄せるのが効率的です。水から上がったらすぐに羽織れる位置に置いておく。腰まで隠れる丈で、前を閉じられるものにする。こうしておけば、水の中で着る1枚は施設の決まりに合わせて身軽にしておけます。
水の中でも隠したい人は、水着素材の長袖と、水着素材のショートパンツかレギンスを組み合わせてください。どちらも水着の一部として認められている施設が多く、体の大部分を覆えます。色は、濃い色のほうが水に濡れたときに透けにくく、体の線もぼかしやすくなります。
どちらとも取れるとき①|スライダーに乗るか、まだ決めていない
家族や友人と行くと、当日の流れでスライダーに乗ることになる場合があります。決めていないなら、乗る側に合わせて準備してください。
具体的には、水の中で着る1枚を、金具とフードとひもがない形にしておきます。乗らなかった日に困ることはありません。逆に、前開きのファスナーつきで行って、当日乗ることになったら、その場で脱ぐしかなくなります。
それでも、手持ちの上衣が前開きしかない場合は、スライダーのときだけ脱ぐ前提で考えます。そのとき困るのは、脱いだ上衣の置き場所です。スライダーの乗り場には、荷物を置けないことが多いので、一緒に行く人に預けるか、近くのロッカーに入れるかを先に決めておいてください。
どちらとも取れるとき②|子どもと一緒に流れるプールに入る
子どもと一緒に行く場合、子どもを抱いたり、浮き輪を押したりしながら水に入ることになります。このとき、上衣の袖や裾が子どもの体と擦れることがあります。
子どもの肌が気になるなら、上衣は表面がなめらかな素材を選んでください。水着の素材は基本的になめらかですが、表に凹凸のある織りや、プリントの厚いものは、こすれると子どもの肌が赤くなることがあります。
子どもを抱く時間が長いなら、前開きのものは向きません。ファスナーの引き手が子どもの顔の近くに来て、当たることがあるからです。頭からかぶる形の上衣のほうが、子どもを抱いても前に何も出ません。子どもの付き添いでどれくらい水に入るかで決める話は冬の屋内プールの付き添いにくわしく書いてあります。
どちらとも取れるとき③|屋外の温水エリアがある施設
屋内レジャープールの中には、屋外に温水のプールやジャグジーを持っている施設もあります。冬の夜に湯気の立つ屋外のプールは気持ちがいいものですが、水から上がった瞬間の冷え方は屋内の比ではありません。
屋外のエリアに出るなら、水の中で着る1枚は長袖にしておくと、水から上がってから羽織るまでの数十秒が楽になります。屋外のプールサイドを歩く距離が長い施設では、水の外で羽織る1枚を屋外のエリアの入口まで持っていけるか、置き場があるかを確かめておきます。
屋外のエリアで長く過ごすなら、髪の濡れ方も気になります。水に入る前に髪をまとめ、水泳用の帽子をかぶっておくと、上がったあとに頭から冷えるのを防げます。温泉のように水着で入る湯の施設については、秋冬の水着で入る温泉で、湯の外を歩く距離から選び方を書いています。
どちらとも取れるとき④|施設の決まりが当日まで分からない
案内に書いていない、問い合わせる時間がない、という場合もあると思います。そのときは、決まりが厳しい側に合わせて準備しておくと、当日困りません。
厳しい側というのは、水の中で着る1枚は水着素材で金具とフードとひもがないもの、ボトムは水着素材のもの、という組み合わせです。これなら、たいていの施設で着たまま水に入れます。それでも断られたら、脱いで水着だけで入り、水の外で羽織る1枚を手の届くところに置いておきます。
当日に係の人へ聞くときは、上衣とボトムを実物で見せながら聞いてください。言葉で「ラッシュガード」と伝えても、施設によって指す範囲が違うことがあります。見てもらうのがいちばん早く確実です。
どちらとも取れるとき⑤|一緒に行く人と、上に着るかどうかが分かれる
友人同士で行くと、自分だけが上に着ていて、ほかの人は水着だけ、ということがあります。浮いて見えないか、気にする人もいるでしょう。
冬の屋内レジャープールでは、水着の上に何か着ている人は珍しくありません。日焼けの心配がない屋内でも、体を冷やさないため、体の線を隠すため、肌を擦れから守るためと、着る理由は人それぞれです。自分だけが着ていても、まわりから見て目立つことはほとんどありません。
それでも気になるなら、水の中で着る1枚を、水着と同じ色か近い色にしてください。上衣と水着が一続きに見えるので、重ねて着ているという印象が薄れます。反対に、一緒に行く人と色をそろえる方法もあります。全員が同じ系統の色の上衣を着ていれば、写真にも統一感が出ます。
逆に、自分は着ないけれど一緒に行く人が着たがっている場合は、水の外で羽織る1枚だけでも用意しておくと、休憩スペースで並んで座るときに冷えずに済みます。
水着を買い直すか、上に着るもので済ませるか
手持ちの水着が数年前のもので、体型や好みが変わってしまったという人もいるはずです。冬の屋内レジャープールのために、水着そのものを買い直すべきか迷うところです。
考え方の目安は、手持ちの水着が上衣とボトムを重ねたときに、外から見える部分がどれくらいあるかです。水着素材の長袖とショートパンツを重ねると、水着が見えるのは胸元から腰のあたりまでの、ほんの一部になります。その部分の色や柄が気にならなければ、水着を買い直す必要はありません。
水着の生地が伸びてしまっている、塩素で色があせている、というときは、重ねても形が崩れて見えることがあります。この場合は、水着を新しくするより、上衣とボトムがセットになった水着を選ぶほうが早いこともあります。最初から重ねる前提で作られているので、上と下の色や丈のバランスが取れています。
買うときは、水の中で着る1枚と同じ条件、つまり金具とフードとひもがないかを確かめてください。セットの上衣に前開きのファスナーがついているものも多いので、スライダーに乗る予定があるなら、頭からかぶる形を選ぶと安心です。
更衣室から帰り道まで|冬の帰りは髪と首を覆う
冬の屋内レジャープールでいちばん冷えるのは、施設を出てからです。
館内では暖かく感じていても、髪が湿ったまま外に出ると、首まわりから体温が奪われていきます。更衣室のドライヤーは混み合いやすく、使える時間が限られている施設もあります。全部を乾かせなくても、髪の根元と首の後ろだけは先に乾かしてください。
乾かしきれなかったときのために、吸水性の高いニット帽か、タオル地のヘアバンドを持っていくと安心です。上着は首まで閉じられるものにします。駐車場や最寄りの駅までは数分でも、湿った髪と首は冷えやすい場所です。
濡れた水着と上衣は、防水の袋に入れて持ち帰ります。水の外で羽織った1枚も、水を吸っていれば同じ袋に入れてください。乾いた服と分けておけば、帰りのバッグの中で他のものが湿らずに済みます。
1日の流れで見る|何回着替えるか
冬の屋内レジャープールで1日過ごすと、着るものが何度も入れ替わります。流れを先に追っておくと、何をどこに置くかが決めやすくなります。
入場して更衣室で着替えるとき、水着と水の中で着る1枚を身につけ、水の外で羽織る1枚を上から着ます。ロッカーには、帰りの服と貴重品を入れます。
プールサイドに出たら、水の外で羽織る1枚は休憩スペースの椅子に置いておくか、一緒に行く人に預けます。水の中で着る1枚は着たまま水に入ります。スライダーに乗るときは、金具やフードがあればここで脱ぎ、羽織りと一緒に置いておきます。
昼食の時間になったら、水から上がって羽織りを着て、館内の飲食スペースへ移動します。水着のまま入れない場所なら、更衣室に戻って館内着に替えます。昼食のあとにまた水に入るなら、館内着から水着に戻る手間を考えて、羽織りだけで入れる飲食スペースを選ぶほうが楽です。
帰る前に更衣室でシャワーを浴び、髪を乾かして、帰りの服に着替えます。濡れた水着と上衣、羽織りは防水の袋にまとめます。この流れの中で、水着の上に着る物は、水の中の1枚と水の外の1枚の2枚だけで回ります。
使ったあとの手入れ|塩素の残りを落とす
屋内プールの水には塩素が含まれていて、水着や水着素材の上衣は、使うたびに少しずつ傷みます。色があせたり、生地が伸びて戻らなくなったりするのは、塩素が残ったまま放っておいたことが原因になりやすいところです。
家に着いたら、できるだけ早く袋から出して、真水で手洗いしてください。洗剤は、水着用か、おしゃれ着用のやさしいものを少しだけ使います。強くもんだり、絞ったりすると生地が伸びるので、タオルではさんで水気を取り、日の当たらない場所で平らに干します。
水の外で羽織る1枚も、濡れた水着の上から着た以上、塩素を含んだ水を吸っています。同じように早めに洗っておくと、においも残りにくくなります。冬は乾くのに時間がかかるので、次に使う予定が近いなら、帰った日のうちに洗っておくと安心です。
年代で変わるところ
20代から30代前半は、友人同士で行くことが多く、写真を撮る機会も多い年代です。水の中で着る1枚は、水着と色を合わせると、写真に写ったときにまとまって見えます。スライダーに乗る予定があるなら、金具のない形を選んでおきます。
30代後半から40代は、子ども連れで行くことが増えます。水の中で過ごす時間は子どもに合わせて長くなり、体を隠したい気持ちも強くなりがちです。水着素材の長袖とショートパンツの組み合わせが、動きやすさと隠しやすさの両方を満たします。
50代以降は、プールサイドで過ごす時間のほうが長くなることがあります。水の外で羽織る1枚を、膝まで届く長さにしておくと、休憩スペースで座っているときも体が冷えません。水に入るときは、水着素材の長袖を1枚着ておくと、水から上がったときの冷えが和らぎます。
持っていく物の決め方|前の日に3つ確かめる
最後に、前の日にやることをまとめます。
1つめは、水の中で着る1枚を洗面器の水に浸けてみることです。持ち上げたときに重くならなければ、水の中で使えます。
2つめは、その1枚に金具とフードとひもがないかを確かめることです。あるなら、スライダーのときに脱ぐ前提で、置き場所を決めておきます。
3つめは、水の外で羽織る1枚を、濡れた水着の上から着る想定で選ぶことです。前が開いて、腰まで隠れて、表が水を吸うもの。これがあれば、プールサイドでも館内でも、冷えと人目の両方を和らげられます。
水着の上に着るものは、1枚で全部をこなそうとしないことがいちばんの近道です。水の中と外で分ければ、施設の決まりがどうであっても、冬の屋内レジャープールを1日楽しめます。
よくある問い
- Q. Tシャツを水着の上に着て、そのままプールに入ってもいいですか
- 多くの屋内レジャープールでは、綿のTシャツやパーカーを着たまま水に入ることを断っています。水を吸って重くなり、繊維が落ちて水を汚しやすいからです。着たまま入りたいなら、水着と同じ伸びる化学繊維でできた、水着用として売られているものを選んでください。施設によっては、水着用の上衣でも色や形に決まりがあることがあります。迷ったら、入場前に係の人にひとこと聞くのが確実です。
- Q. スライダーに乗るとき、上に着たものは脱ぐ必要がありますか
- 施設ごとに違いますが、ファスナーやボタンなどの金具、フード、ひもがついたものは、スライダーでは脱ぐように決めているところが多く見られます。滑走面を傷つけたり、体から離れて引っかかったりするおそれがあるからです。金具のない、頭からかぶる形の水着用の上衣なら、そのまま乗れる場合があります。乗る予定があるなら、金具とフードとひもがない1枚を選び、それでも乗り場で断られたときのために、脱いだものを置いておく場所も考えておきます。
- Q. 体型を隠したいのですが、長いパンツ型の水着用ボトムでも大丈夫ですか
- 膝下まで覆う水着用のレギンスや、ショートパンツ型のボトムは、水着素材であれば着用できる施設が増えています。ただし、スライダーでは丈やゆとりに決まりがあることもあるので、乗る予定があるなら先に確かめてください。体型を隠すための形は、水の中より、プールサイドを歩いているときに効きます。水の中では体の線はあまり見えないので、プールサイド用の羽織りを長めにする方法もあります。
- Q. 冬にプールへ行って、帰り道に髪が冷えるのが心配です
- 屋内のプールで温まっていても、外に出ると濡れた髪から体温が奪われます。施設の更衣室でドライヤーを使える時間が限られることもあるので、髪の根元だけでも先に乾かすのがおすすめです。完全に乾かせないときは、吸水性の高い帽子やタオル地のヘアバンドをかぶって外に出ると、首まわりの冷えが和らぎます。上着は首まで閉じられるものにして、駐車場や駅までの数分を覆ってください。
— メグラシ編集部





