韓国旅行の服装 10月|ソウルは東京より3〜4週間早く冷える

**10月のソウルへ行くなら、中は長袖1枚、上に前を閉じられる羽織りを1枚。**下旬に行くなら、その羽織りを薄手のコートに近い厚みまで上げます。
ソウルの10月は、上旬と下旬で最高気温がおよそ6度違います。上旬は東京の10月中旬から下旬、下旬は東京の11月中旬から下旬くらいの気温です。同じ10月でも、東京の感覚より3〜4週間先の服を持っていくと、ずれが小さくなります。
月ごとの全体像と、屋内と屋外の考え方は韓国旅行の服装にまとめてあります。この記事は、10月に行く日だけの話です。
結論:上旬は薄い羽織り、中旬から前を閉じられる上着
中に着るのは、上旬から下旬まで長袖1枚が土台です。変わるのは、その上に着るものの厚みだけです。
- 上旬……薄いシャツかカーディガン。昼は脱いで手に持てる軽さ
- 中旬……前を閉じられる薄手のジャケットか、トレンチのような上着
- 下旬……薄手のコート。それに首に巻ける1枚
行く日程が上旬と中旬にまたがるなら、中旬の側に合わせてください。暖かい日は前を開けて着れば済みますが、寒い日に足りないものは現地で足すしかありません。
早見表|上旬・中旬・下旬の気温と、東京でいうといつか
平年の値をもとにした、おおよその目安です。年によって2〜3度前後します。
| 時期 | 最高の目安 | 最低の目安 | 東京でいうと | 上に着るもの |
|---|---|---|---|---|
| 上旬 | 22〜24度 | 12〜14度 | 10月中旬〜下旬 | 薄いシャツ、カーディガン |
| 中旬 | 19〜21度 | 9〜11度 | 11月上旬 | 薄手のジャケット、トレンチ |
| 下旬 | 16〜18度 | 5〜8度 | 11月中旬〜下旬 | 薄手のコート、首に巻く1枚 |
表の「東京でいうと」の欄を見て、その時期に東京でいつも着ている服を思い出してください。持ち物は、それをそのまま詰めれば大きく外れません。
ソウルの10月は、上旬と下旬で6度違う
東京の10月は、上旬と下旬の最高気温の差が4度前後です。ソウルはそれより下がり方が大きく、上旬と下旬で6度ほど違います。
同じ10月の旅でも、1日に着いて5日に帰る人と、25日に着いて29日に帰る人では、別の季節の荷物になります。「10月の韓国」ではなく、何日から何日かで決めてください。4泊以上の旅で上旬から中旬にまたがるなら、旅の後半に合わせて上着を1段厚くしておきます。
朝と夜の差は約10度|日が沈む時刻で決める
ソウルの10月は、朝と昼の差がおよそ10度あります。東京の同じ時期より、一日の上下が少し大きめです。
日が沈む時刻は、上旬が18時ごろ、下旬が17時半すぎです。**日が沈んでから1時間ほどで、気温は昼より4〜5度下がります。**夜に街歩きや食事の予定がある日は、上着を昼より1段厚くしておくか、首に巻ける1枚をバッグに入れてください。
朝早く出る日も同じです。最低気温は日の出の前後に出るので、8時前に宿を出る日は、最低気温の欄を見て上着を決めます。
空気が乾いていて、風が冷たく感じる
10月のソウルは晴れる日が多く、雨はあまり降りません。そのかわり空気が乾いていて、同じ気温でも風が当たると冷たく感じます。
上着は、目の詰まった、風を通しにくい素材を選んでください。ざっくりしたニットのカーディガンは、気温の数字では足りていても、風のある日は中まで冷えます。上旬でも、風の強い予報が出ている日は、薄手のジャケットに替えておくと安心です。
乾いた空気では、ニットと化繊を重ねると静電気が起きやすくなります。気になるなら、肌に触れる1枚を綿のものにしてください。
中に着るもの|長袖1枚を土台に
中は、上旬から下旬まで長袖1枚が土台です。薄手のニット、シャツ、長袖のカットソーのどれでも構いません。
選ぶときは、上着を脱いだ屋内で、その1枚だけで過ごせるかを考えてください。10月は、店や宿の屋内で暖房が本格的に入る前の時期が多く、屋内と屋外の差は冬ほど大きくありません。中を厚くしすぎると、上着を脱いでも暑く感じることは少ない一方、昼の屋外で汗ばむことがあります。
下旬に行く人で寒さが心配なら、中を厚くするより、長袖の下に袖のない薄いインナーを1枚入れるほうが、昼に調整しやすくなります。
上に着るもの|前を閉じられるかで選ぶ
中旬以降に持っていく上着は、前を閉じられるかどうかで選んでください。
前を閉じられる上着は、閉じれば暖かく、開ければ涼しく着られます。1枚で上下5度ぶんほどの幅を受け持てます。前の閉じない羽織りは、閉じたいときに閉じられないので、朝と夜の冷えに対応しきれません。
丈は、腰からお尻が隠れるくらいの長さが使いやすい丈です。短すぎると腰まわりが風にさらされ、長すぎると坂や階段の多い街で歩きにくくなります。
足元|1日に1万歩を超える日の靴
韓国の旅は、地下鉄の乗り換えや坂道で、1日に1万歩を超えることがよくあります。足元は、履き慣れた、底が厚すぎない靴を選んでください。
10月はサンダルの季節ではありません。上旬でも、つま先の覆われた靴にしておくと、朝と夜の冷えを足元で受けずに済みます。下旬は、足首が隠れる靴下と合わせるか、くるぶしまで覆う靴にすると、日が沈んでからも冷えにくくなります。
南の港町や島へ行く日は、暖かさと風を両方見る
南の港町や島は、ソウルより2〜3度ほど暖かい日が多くなります。上旬なら半袖でも過ごせる日があります。
ただ、海沿いは風が強く、体感はソウルとあまり変わらない日もあります。服はソウルと同じものを持ち、上着を風を通しにくい素材にしておくのがいちばん外れません。島で海沿いを歩く日は、首に巻ける1枚を持ってください。
郊外の山へ上がる日は、標高で引き算する
10月は紅葉の時期で、郊外の山へ上がる人も多くなります。気温は、標高が100m上がるごとにおよそ0.6度下がります。
街から600m上がれば、およそ3〜4度低くなります。さらに山の上は風が強く、体感はもう1〜2度下がります。街の予報から5度ほど引いた気温で、上着を決めてください。下旬に山へ上がるなら、薄手のコートに加えて、手袋のような小さなものを1つ入れておくと安心です。
出発と帰りの日の、日本側の服
10月の日本の出発地は、ソウルより暖かいことがほとんどです。出発の日は、上着をいちばん上に着て空港へ行き、機内でも手元に置いてください。着いた空港で外へ出るときに、そのまま羽織れます。
帰りの日は、日本に着く時刻の気温で決めます。夕方以降に着くなら、ソウルと同じ服のままで帰れます。昼に着くなら、上着を脱いでバッグに入れられる大きさにしておくと、日本の空港で持て余しません。
色は、秋の街に沈まない明るさを1か所
10月の後半になると、街路樹が黄色や赤に色づき、街全体が秋の色に変わります。旅の写真を残すなら、服の色も少し考えておくと、あとで見返したときの印象が変わります。
上着を茶やカーキのような秋の色にすると、街の色になじみます。そのぶん、写真の中で人が背景に溶け込みやすくなります。中に着る1枚か首に巻く1枚を、生成りやアイボリーのような明るい色にしておくと、顔のまわりに明るさが1か所入り、秋の街の中でも表情が沈みません。
反対に、上着を黒や紺のような濃い色にするなら、中や首元は秋の色にして、色づいた街とつなげます。どちらの場合も、明るい色と秋の色を1つずつ持っていくと、組み合わせを替えるだけで、旅のあいだ同じ上着でも写真の印象が変わります。
雨が降った日と、屋内で長く過ごす日
10月のソウルは雨が少ないものの、降る日がまったく無いわけではありません。雨の日は、晴れの日より気温が上がらず、最高気温が2〜3度低くなることがあります。上着は、表面が水をはじく素材か、濡れても乾きやすい素材にしておくと、雨の日にも同じ1枚で過ごせます。
市場や大きな商業施設のように、屋内で長く過ごす日は、上着を脱いで手に持つ時間が長くなります。手に持っても邪魔にならない、たためる上着だと、屋内の移動が楽になります。厚みのあるコートは、屋内では持て余しやすいので、下旬でも薄手のものを選んでください。
どちらとも取れるとき①|月末から11月にかかる
旅の日程が10月末から11月にかかるなら、下旬の欄より1段厚くしてください。11月に入ると、ソウルの最低気温は5度を下回る日が出てきます。
中は長袖の薄手のニットにして、上着は薄手のコートより少し厚みのあるものにします。首に巻く1枚は、薄い綿ではなく、ウールの大判にしてください。
どちらとも取れるとき②|荷物を小さくしたい
機内に持ち込める大きさだけで行きたいときは、中に着る長袖を2〜3枚、上に着るものを1枚に絞ります。
上着は、旅の日程でいちばん寒い日に合わせて選び、暖かい日は前を開けて着ます。そのうえで、首に巻ける薄い大判の布を1枚持つと、上着を2枚持っていくのと同じくらいの幅で調整できます。下は2本、靴は履いていく1足で足ります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 10月の韓国旅行に、コートは要りますか
- 上旬なら要りません。薄いシャツやカーディガンの羽織りで足ります。中旬は、前を閉じられる薄手のジャケットやトレンチのような上着を持ってください。下旬は、朝と夜の気温が5〜8度まで下がる日があるので、薄手のコートがあると安心です。厚手の冬のコートは、10月の昼には暑すぎます。
- Q. ソウルの10月は、東京でいうといつごろの気温ですか
- 平年の目安で、ソウルの10月上旬は東京の10月中旬から下旬、中旬は11月上旬、下旬は11月中旬から下旬くらいの気温です。同じ10月でも、東京より3〜4週間ほど先に進んでいると考えてください。出発前に、東京のその時期にいつも着ている服を思い出すと、持ち物を決めやすくなります。
- Q. 10月の釜山や済州島も、ソウルと同じ服でいいですか
- 南の港町や島は、ソウルより2〜3度ほど暖かい日が多くなります。そのぶん海からの風が強く、体感はソウルとあまり変わらない日もあります。服はソウルと同じものを持ち、上着を風を通しにくい素材にしておくと、どちらの街でも使えます。
- Q. 荷物を小さくしたいのですが、何を削ればいいですか
- 中に着る長袖は2〜3枚にして、上に着るものを1枚に絞ってください。上着は、旅の日程でいちばん寒い日に合わせて選び、前を開けて着れば暖かい日にも使えます。そのうえで、首に巻ける薄い大判の布を1枚持つと、上着を2枚持っていくのと同じくらいの幅で調整できます。
— メグラシ編集部





