台湾旅行の服装 11月|台北の最高24度は、日本の9月末の服で

**11月の台北に行くなら、中は半袖か薄い長袖、上に脱げる羽織りを1枚。**東京の9月末に着る服を思い浮かべて持っていけば、大きくは外れません。
11月の台北は、平年のおおよその目安で最高24度前後、最低18度前後です。これは東京の9月末から10月の初めとほぼ同じ気温の帯です。ただ、出発する日本は11月で、家を出る朝は10度前後まで下がることもあります。行きと帰りの日本と、着いた先の台湾で、季節が2か月ほどずれることを先に頭に入れておいてください。
ここでは、行く時期と行き先を入れると持っていく服が決まるように、順に書いていきます。
結論:中は半袖か薄い長袖、上に脱げる羽織りを1枚
| 時間帯・場所 | 気温の目安 | 着るもの |
|---|---|---|
| 台北の昼 | 23〜25度 | 半袖か薄い長袖1枚 |
| 台北の朝晩 | 17〜19度 | 薄い長袖+羽織り |
| 雨の日・冷房の強い屋内 | 体感で3〜4度低い | 羽織りを着たまま |
| 出発・帰着の日本の朝 | 8〜14度 | 上着を1枚足す |
数字は平年のおおよその値です。年によって2〜3度ずれるので、出発の3日前に現地の予報を見て、表のどの段に近いかを確かめてください。
11月の台北は、東京の9月末とほぼ同じ気温
日本で11月というと秋の深まる時期ですが、台北の11月は、東京でいえば9月の終わりにあたる気温です。
- 11月の台北……最高24度前後、最低18度前後
- 9月末の東京……最高25度前後、最低19度前後
東京の9月末を思い出すと、昼は半袖でも過ごせて、朝晩や雨の日には長袖か羽織りが欲しくなる時期でした。11月の台北も、ほぼそのままの感覚で組み立てられます。
関東以外に住んでいる人は、自分の住む地域で最高気温が24度前後だった時期を、予報の記録で探してみてください。その時期に着ていた服が、11月の台北で着る服の目安になります。
出発の日本は11月|空港で1枚脱げる組み方にする
いちばん迷いやすいのは、出発の日の服です。家を出るときは11月の日本、着いたときは9月末の台湾。この差を、1着で受けることはできません。
そこで、外から1枚ずつ脱いでいける重ね方にします。
- いちばん外に、日本の朝用の上着(薄手のジャケットやトレンチ)
- その下に、現地の朝晩用の羽織り(カーディガンや薄いシャツ)
- いちばん内側に、現地の昼用の半袖か薄い長袖
日本の空港で1の上着を脱いで手荷物に入れ、機内は2の羽織りのまま過ごします。着いたら2を脱いで腕にかければ、現地の昼の服になっています。
外側の上着は、現地で使い道のあるものを選んでください。撥水のあるトレンチなら、台北の雨の日と、帰りの日本の朝の両方で役に立ちます。
上旬と下旬で、2度ほど下がる
11月の台北は、月の初めと終わりで最高気温が2度ほど下がります。平年の目安では、上旬は25〜26度、下旬は23度前後です。
- 上旬……昼はほぼ夏の終わり。半袖を中心に、羽織りは朝晩と屋内用
- 下旬……昼も薄い長袖がちょうどいい日が増える。羽織りを着ている時間が長くなる
2度の差は、半袖1枚で過ごせる時間が1日のうちで少し短くなる程度の差です。上旬なら半袖を多め、下旬なら薄い長袖を多め、とトップスの枚数の配分で調整してください。
北と南で、別の季節になる
台湾は南北に長く、11月になると北と南で天気の性格がはっきり分かれます。
| 行き先 | 最高気温の目安 | 天気の傾向 | 上に着るもの |
|---|---|---|---|
| 台北など北部 | 24度前後 | 細かい雨の日が多い | 撥水のある羽織り |
| 台中など中部 | 27度前後 | 晴れが多い | 薄い羽織り |
| 台南・高雄など南部 | 28〜29度 | 晴れて乾いた日が多い | 冷房よけの薄い羽織り |
北部だけを回るなら、この記事の台北の組み方をそのまま使ってください。南部へ足を延ばすなら、半袖を1〜2枚多めに持っていき、羽織りは冷房よけと日よけを兼ねた薄いシャツ1枚に絞ります。南北を移動する旅では、北の雨と南の日差しの両方を受けられるよう、撥水のある薄い羽織りを1枚にまとめると荷物が増えません。
台北の11月は、細かい雨の日が多い
11月の台湾北部は、冬の季節風の影響で、細かい雨がしとしと続く日が増えてきます。平年の目安では、月の3分の1ほどが雨の日です。
強く降る日は多くないものの、一日中空が暗く、湿った空気の中を歩くことになります。雨の日は、同じ気温でも晴れの日より3〜4度低く感じると考えて、羽織りを着たまま過ごす前提にしてください。
雨の日に役立つのは、撥水のある薄い羽織りと、折りたたみ傘です。人の多い通りや細い路地では傘を広げにくいので、細かい雨なら羽織りのフードで受け、本降りになったら傘を出す、という使い分けが合います。撥水の上着の選び方は、はっ水コートと防水コートの違いに書いています。
湿度が高いので、乾きやすい素材を選ぶ
11月の台北は、湿度が高い日が続きます。日本の秋のように空気が乾いてこないので、厚手の綿や、乾きにくい素材の服は、一度汗や雨で湿ると夕方まで乾きません。
服は、洗ってひと晩で乾くくらいの薄手のものを中心にしてください。化学繊維の混ざった薄いシャツや、薄手のカットソーなら、宿で洗っても翌朝には乾いていることが多く、枚数を減らせます。
ニットを持っていくなら、薄手の綿の混ざったものを1枚までに。ウールの中厚手は、11月の台北ではほとんど出番がありません。
色は、汗や雨の湿りが目立ちにくいものを選んでおくと安心です。明るいグレーや水色の薄い生地は、湿った部分だけ色が濃く見えます。白やベージュ、紺や黒のように、濡れても色の変わり方が小さい色を中心にしてください。柄のある生地も、湿りを目立たなくします。
帰りの日の服は、日本に着いた朝で決める
帰りの便が夜に日本へ着く日や、翌朝に着く日は、日本の11月の夜か朝の気温に戻ります。台湾で着ていた半袖と羽織りのままだと、空港を出たとたんに寒く感じます。
帰りの日は、行きの日と同じ重ね方を、逆の順で着ていくと決めておいてください。現地の昼は半袖、空港に向かうときに羽織りを着て、日本の空港に着いたら手荷物から上着を出して重ねます。上着を預け荷物に入れてしまうと、受け取るまでのあいだ寒い思いをするので、上着は必ず手元の鞄に入れておきます。
屋内の冷房は、11月でも残っている
11月でも、地下鉄や商業施設、長距離バスの中は冷房が入っていることがあります。外が24度前後で湿っている日に、冷房の効いた屋内へ入ると、半袖1枚では寒く感じます。
屋内に長くいる予定の日は、羽織りを必ず手元に置いてください。美術館や博物館をゆっくり回る日、長距離の移動がある日、屋内の食事で1時間以上座る日がこれにあたります。
羽織りは、肩にかけてもずり落ちにくい、少し張りのある薄手のものが扱いやすくなります。とろみのある生地は、肩にかけておくと歩いているうちに落ちてきます。
北東の山あいへ行く日は、雨と風で1枚足す
台北から日帰りで行ける北東の山あいの町は、台北の市街より雨の日が多く、坂の上で風を受けやすい場所です。標高はそれほど高くなくても、雨と風で台北の市街より2〜3度低く感じると考えてください。
この方面へ行く日は、撥水の羽織りを着ていき、首に巻ける薄いストールを1枚足します。石段や坂道が多く、雨で濡れると滑りやすくなるので、足元は底に溝のある靴を選んでください。
高い山へ上がる日は、標高で引き算する
台湾には、標高が2,000mを超える山の上まで車やバスで上がれる観光地があります。気温は標高が100m上がるごとにおよそ0.6度下がるので、平地と同じ服では過ごせません。
- 標高1,000m……平地より約6度低い
- 標高2,000m……平地より約12度低い
平地で最高24度の日でも、標高2,000mでは12度前後になります。これは東京の11月下旬の昼に近い気温です。高い山へ上がる日だけは、日本の秋の上着を1枚持っていってください。朝日を見に早朝に上がる予定なら、さらに冷えるので、手袋と首を覆うものも足します。
夜市と夜の街歩き
夜市や夜の街歩きは、台湾旅行の楽しみのひとつです。11月の台北の夜は18〜20度前後で、東京の10月初めの夜と同じくらいです。
人の多い夜市の中は、人の熱と屋台の火で、気温より暖かく感じることがあります。一方で、夜市を出て駅まで歩く道や、屋外の席で座って食べる時間は、薄い長袖か羽織りがちょうどいい気温です。脱いだり着たりしやすい、前の開く羽織りを選んでください。
夜市では食べ歩きが中心になるので、両手が空く斜めがけの小さな鞄が便利です。汁のはねが気になる日は、濃い色のトップスにしておくと目立ちません。
どちらとも取れるとき①|月末から12月にかかる
11月の終わりから12月の初めにかけて行く旅は、11月の服と12月の服の両方が成り立ちます。12月の台北は、平年の目安で最高21度前後、最低15度前後です。
迷ったら、11月の組み方に、薄手のニットかカーディガンを1枚足してください。昼は薄い長袖1枚、朝晩と雨の日は長袖に薄いニットか羽織りを重ねます。予報で最高気温が22度を下回る日が多ければ、ニットをもう1枚足します。
どちらとも取れるとき②|荷物を機内持ち込みだけにしたい
3泊までなら、次の組み方で機内持ち込みの鞄1つに収まります。
- 半袖のトップス 2枚
- 薄い長袖のトップス 1枚
- ボトム 2本(1本は着ていく)
- 撥水のある薄い羽織り 1枚(着ていく)
- 薄手のストール 1枚
日本の朝の上着は、撥水の羽織りで兼ねます。家を出る朝がとても寒い日は、羽織りの下に長袖を着て、ストールを首に巻いて出発し、空港で外してください。上着を2枚持つより、ストールで1段足すほうが、現地で荷物になりません。服の枚数の考え方は、旅行の洋服はトップス泊数+1・ボトムス2本で足りるも参考にしてください。
足元
台北の街歩きは、坂や段差、濡れたタイルの歩道が多くなります。靴は、甲が覆われていて、底に溝があり、濡れても乾きやすいものを1足にしてください。
サンダルは、晴れた南部の旅なら使えますが、雨の多い北部では足が濡れて冷えやすくなります。北部を中心に回るなら、つま先の覆われた靴を選んでください。
1日に歩く距離が長くなる旅なので、新しい靴をおろすのは避け、履き慣れた1足を持っていきます。靴下は、湿気で乾きにくいので、泊数より1足多めに持っていくと安心です。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 11月の台湾に長袖は要りますか
- 台北に行くなら、薄い長袖を1〜2枚持っていってください。昼は半袖で過ごせる日が多いものの、朝晩は18度前後まで下がり、雨の日や冷房の強い屋内では半袖だと心もとなく感じます。昼は半袖、朝晩と屋内は薄い長袖か羽織り、という使い分けが合います。台南や高雄のような南部だけを回るなら、長袖は羽織り1枚で足ります。
- Q. 11月の台湾にコートは必要ですか
- 平地を回るだけなら、コートは要りません。ただし、出発する日本の空港までの道は11月の気温なので、家を出るときに着ていく上着は必要です。現地で使わない厚手のコートを着ていくと荷物になるので、薄手のジャケットやトレンチなど、現地でも雨よけや冷房よけに使える1枚を選ぶと、行き帰りと現地の両方をまかなえます。
- Q. 日本のいつ頃の服を持っていけばいいですか
- 台北なら、東京の9月末から10月初めに着る服が目安です。最高気温が24〜25度、朝晩が18〜19度で、この時期の東京とほぼ同じ気温の帯にあります。台中より南へ行くなら、もう少し前、東京の9月中旬の服を思い浮かべてください。どちらも、夏の服そのままより、袖のある服と羽織りを少し多めにしておくと、雨と冷房に対応できます。
- Q. 雨が多いと聞きました。傘とレインコートのどちらがいいですか
- 台北の11月の雨は、強く降るより、細かい雨が長く続くことが多いので、折りたたみ傘と撥水のある羽織りの組み合わせが扱いやすくなります。人の多い夜市や細い路地では傘を広げにくいので、少しの雨なら撥水の羽織りのフードで受け、本降りになったら傘を出す、という使い分けにしてください。
— メグラシ編集部





