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雨の日のデートの服装|行き先と移動で、濡れる場所を先に決める

メグラシ編集部//読了 13分
雨に濡れた夕方の街の歩道を、大きな黒い傘を差し、紺のトレンチコートに深緑のふくらはぎ丈のスカートと黒い革靴で、石張りの建物の入り口へ向かう女性

**雨の日のデート、行き先の入り口まで駅から何分歩きますか。**その分数が、今日の服を決めます。

雨の日のデートで困るのは、雨に濡れることそのものより、濡れた状態のまま何時間も過ごすことです。映画館で2時間座る、美術館を1時間半歩く、食事の店で向かい合って座る。着いたときに裾や靴下が濡れていると、そのあいだずっと気になります。

濡れる場所は、着る服より先に、行き先と移動のしかたで決まっています。この記事では、行き先ごとに濡れる場所を出してから、服を選びます。靴だけを先に決めたい日は雨の日に靴の中が濡れる、晴れた日のデート服はデート服秋に分けてあります。

結論:着いたときに濡れていない状態を、行き先から逆算する

先に答えを置きます。雨の日のデートの服は、次の3つで決めます。

決めること見るもの決め方の目安
裾の長さ駅から入り口まで歩く分数10分以上なら、床から20cm以上離れる丈
靴行き先の床と歩く距離屋外を歩くなら甲を覆う靴
上半身の素材二人で歩くか、別々の傘か外側の肩が濡れても跡が残りにくいもの

**屋内で過ごす時間が長い行き先ほど、着いたときの状態が大事になります。**逆に、街歩きのように屋外にいる時間が長い日は、濡れても乾きやすい服で、途中で何度か整えながら過ごします。

雨の日に濡れるのは5か所

雨の日に服が濡れる場所は、決まっています。肩・裾・足元・鞄・髪の5か所です。

場所濡れる理由濡れたときに困ること
肩傘の外に出る・傘から垂れる上着の色が変わる
裾歩くたびに跳ねた水が当たる脚にまとわりつく・跡が残る
足元水たまり・濡れた床靴下が濡れて冷える
鞄体の横で傘から出る中の物が濡れる・底がしみる
髪湿気と風で広がる写真を撮る日に気になる

この5か所のうち、**どこが濡れやすいかは、行き先と移動で変わります。**屋外を長く歩く日は裾と足元、二人で1本の傘に入る日は肩、車で出かける日は乗り降りの瞬間の頭と肩が濡れます。

出かける前に、今日はこの5か所のどこが濡れそうかを2つ選んでください。全部に備えようとすると、上から下まで雨の日用の服になり、屋内に着いてからの見え方が重くなります。濡れそうな2か所だけを雨に合わせ、残りはふだんのデートの服で組むと、雨の日でも装いが固くなりすぎません。

行き先を3つに分ける|屋内・半屋内・屋外

行き先を、雨に当たる時間の長さで3つに分けます。

行き先の型例雨に当たる時間
屋内型映画館・美術館・水族館・屋内の商業施設駅から入り口までだけ
半屋内型食事の店・カフェめぐり・複数の店を回る店と店のあいだを何度か
屋外型街歩き・公園・屋外の催しほとんどの時間

屋内型は、雨に当たる時間が短いぶん、着いたあとに濡れたまま長く過ごします。半屋内型は、何度も出入りするので、傘と上着の出し入れが多くなります。屋外型は、ずっと雨の中にいるので、濡れても乾きやすい服と、濡れても困らない靴が要ります。

1日のデートで、型の違う行き先を2つ以上回ることもあります。昼は美術館、夕方は街を歩いて、夜は食事、という日です。この場合は、いちばん雨に当たる時間の長い行き先に、裾と靴を合わせてください。上半身は、いちばん長く座っている行き先に合わせます。下は外の雨に、上は中の時間に、と分けて考えると決めやすくなります。

駅から入り口までの分数で、裾を決める

行き先の型が決まったら、駅から入り口まで何分歩くかを地図で確かめてください。この分数で、裾の長さと靴が決まります。

駅からの分数裾が受ける水裾の長さの目安
地下でつながっているほとんど濡れないどの長さでもよい
3分以内少し跳ねる床すれすれでなければよい
5〜9分裾の下5cmが濡れるくるぶしより上か、床から15cm以上
10〜15分裾の下10cmが濡れるふくらはぎの真ん中より上か、細身のパンツ
16分以上膝下まで跳ねる濡れても乾きやすい素材の短めの丈

**地下や屋根のある通路でつながっている行き先なら、晴れの日と同じ服で出かけられます。**雨の日のデートの行き先選びで迷ったら、駅から屋根の下を通って入れる場所を候補に入れると、服の自由が増えます。

分数は、地図に出る時間に少し足して考えてください。雨の日は傘を差して歩くので、晴れの日より歩く速さが落ちます。人の多い道では、傘どうしがぶつからないように避けて歩くので、さらに時間がかかります。地図で8分の道なら、雨の日は10分ほど歩くつもりで、裾の長さを1段短い側に寄せておくと安心です。

待ち合わせの場所も、分数に入れてください。駅の改札の中で待ち合わせるなら濡れませんが、屋外の目印の前で待つなら、そのあいだも雨の中に立つことになります。待ち合わせの場所を屋根の下にしておくだけで、着いたときの裾の濡れ方が変わります。

映画館の日|座ったまま2時間

映画館は、座ったまま2時間ほど過ごします。館内は冷房や暖房が効いていて、外の雨とは関係なく一定の温度です。

場面困ること服の条件
入り口まで傘をたたむ・裾が濡れる濡れても跡が残りにくい裾
チケットや売店傘を持ったまま並ぶ片手が空く鞄
座席濡れた上着を置く場所がない膝に掛けられる薄手の上着
上映中館内が冷える・暑い脱ぎ着できる羽織り
終わったあと外がまだ雨上着をすぐ着られる形

映画館の座席には、上着や傘を置く場所がほとんどありません。濡れた上着を膝の上に置くと、下に着ている服まで湿ります。映画館の日の上着は、表面の水を払えば膝に置ける、撥水のある薄手が向いています。

上映中は館内が暗く、空調で少し冷えることがあります。上着を膝に掛けて過ごすつもりなら、その上着は濡れていないほうがよいので、入り口に着いたら外で水を払い、乾いた面を内側にしてたたんでおきます。長い傘は、座席の足元に置くと床が濡れるので、入り口の傘袋に入れてから持ち込んでください。

美術館・博物館の日|立って歩きながら1時間半

美術館や博物館は、立って歩きながら作品を見て回ります。傘は入り口の傘立てに預け、上着や大きな鞄はロッカーに入れることが多い場所です。

場面困ること服の条件
入り口傘を預ける・床が濡れている滑りにくい靴底
ロッカー上着と鞄を預ける上着を脱いでも成り立つ中の服
展示室静かで床が硬い足音の響かない靴
館内温度が一定でやや涼しい薄い長袖か羽織り
館内の喫茶座って向かい合う上半身だけで印象が決まる

美術館では、上着をロッカーに預けたあとの中の服で、1時間半ほど過ごします。上着を脱いでも成り立つ中の服を、出かける前に決めておいてください。床の硬い展示室では、硬い靴底のかかとの音が響きます。雨の日は床も濡れやすいので、ゴムの靴底のほうが、音と滑りの両方で扱いやすくなります。

ロッカーに入るのは、たいてい上着と大きめの鞄です。館内で持ち歩くのは、小さな財布と携帯電話くらいになります。上着のポケットに入れていたものを、ロッカーに預ける前に小さな袋へ移しておくと、館内で手ぶらに近い状態で作品を見られます。

水族館・屋内の展示の日|暗さと人の多さ

雨の日の水族館は、屋内で過ごせる行き先として人が集まりやすい場所です。館内は暗い場所が多く、水槽の前で立ち止まる時間が長くなります。

場面困ること服の条件
入場の列外で傘を差して並ぶ濡れても困らない上着
館内の暗い通路濡れた床が見えにくい滑りにくい靴底
水槽の前人が多く、肩が触れる体からはみ出さない鞄
屋外の展示雨の中で見る傘を差しやすい袖
写真水槽の青い光青の光で沈まない色

水族館の写真は、水槽の青い光の前で撮ることが多くなります。紺や黒は青い光の前で背景に溶けやすいので、顔の近くに白や生成り、淡い色を1つ置くと、写真で顔が沈みません。

雨の日の水族館は、入場の列が屋外にできることがあります。並ぶ時間が長いと、傘を差していても裾と足元が濡れます。開館の時刻に合わせて着くか、混み合う昼過ぎを避けると、屋外で並ぶ時間が短くなり、館内に入ったときの服の状態が変わります。

商業施設で過ごす日|歩く距離が長い

雨の日に、屋内の商業施設で過ごすデートもあります。屋内なので雨には当たりませんが、店から店へと歩く距離が長く、立ったり歩いたりが続きます。

場面困ること服の条件
入り口傘袋に入れて持ち歩く片手が空く鞄
店をめぐる歩く距離が長い歩き慣れた靴
試着脱ぎ着が多い脱ぎ着しやすい上
休憩座って向かい合う上半身で印象をつくる
帰り荷物が増える傘と荷物を両手で持てる形

商業施設では、閉じた傘を一日持ち歩くことになります。傘を持つ手と反対の手で鞄を持てる形にしておくと、買い物の袋が増えても慌てません。肩に掛けられる鞄か、斜めに掛けられる鞄が向いています。

食事の店|席の形で、濡れた服の扱いが変わる

食事の店では、向かい合って座る時間が長くなります。席の形によって、濡れた服や傘、靴の扱いが変わります。

席の形困ること服と持ち物
テーブル席上着を椅子の背に掛ける濡れても形が崩れない上着
カウンター席上着と鞄の置き場が狭い薄手の上着・小さめの鞄
座敷靴を脱ぐ濡れていない靴下・替えの靴下
掘りごたつ足を下ろして座る裾が床に触れない丈
窓際の席窓から冷える羽織り

**座敷の店に行く日は、替えの靴下を1足持ってください。**雨の日は、靴の中まで濡れていなくても、靴下のつま先が湿っていることがあります。店に入る前に、化粧室で履き替えられます。座敷になるかどうか分からない店なら、予約のときに席の形を聞いておくと、服の決め方が早くなります。

カフェをめぐる日|出入りの回数が多い

カフェを何軒かめぐるデートは、店に入る、出る、の回数が多くなります。そのたびに傘をたたみ、上着を脱ぎ、また着ます。

出入りの回数困ること服の条件
1〜2回ほとんど困らない好きな上着でよい
3〜4回上着の脱ぎ着が手間前開きの羽織り
5回以上傘の水が服に移る撥水の上着・傘袋

出入りが多い日は、上着をかぶりにしないでください。かぶりの上着は、脱ぐたびに髪が乱れ、湿った上着が顔に触れます。前開きの羽織りなら、店に入ったら前を開けるだけで調整でき、席に着いてから脱げます。

店と店のあいだが近いなら、羽織りを脱いだまま腕に掛けて歩き、傘だけ差して移動する方法もあります。その場合、腕に掛けた羽織りが傘の外に出ないように、体の前で抱えるように持ってください。外側に垂らすと、羽織りの裾だけが濡れていきます。

街歩きの日|屋外にいる時間が長い

雨の日の街歩きは、ほとんどの時間を屋外で過ごします。濡れることを前提に、濡れても乾きやすく、濡れても困らない服で出かけます。

場所濡れ方服
裾歩くたびに跳ねるふくらはぎ丈か、細身のパンツ
足元水たまりを避けきれない撥水の靴・溝のある靴底
上半身傘の外に出る撥水のある羽織り
鞄体の横で濡れる撥水の鞄か、口の閉まる鞄
髪湿気で広がるまとめる

街歩きの日は、途中で入る店を1つか2つ決めておくと、そこで濡れた服を整えられます。駅や店の化粧室で、裾と靴の水をふき取るだけでも、そのあとの過ごしやすさが変わります。

車で出かける日|乗り降りの瞬間に濡れる

車で迎えに来てもらうデートは、雨に当たる時間が短くなります。濡れるのは、乗り降りの瞬間です。

場面濡れ方服の条件
家から車まで短い距離を歩く傘を差して歩ける靴
車に乗る瞬間傘をたたむあいだに頭と肩が濡れる撥水の上着
車の中濡れた傘が足元に置かれる裾が足元に触れない丈
駐車場から入り口屋根のない駐車場を歩く甲を覆う靴
車を降りる瞬間足から地面につく水たまりに強い靴底

車に乗るときは、傘をたたむあいだの数秒で頭と肩が濡れます。**撥水のある上着を着ておくと、その数秒の雨を払うだけで済みます。**車の中は暖房が効いていることが多いので、上着は乗ったら脱げる薄手が扱いやすくなります。

車の中では、濡れた傘を足元に置くことになります。裾の長い服だと、傘の水が裾に移ります。傘を入れる袋を1枚持っていれば、乗るときに傘を入れて足元に置けます。助手席に乗る日は、乗り込むときにまず腰を下ろしてから脚を入れると、裾が車の外の地面に触れずに済みます。

夜景や夜の食事の日|雨の夜は冷える

秋の雨の夜は、晴れの夜より冷えます。雨に濡れた服が風を受けると、体感は気温よりずっと下がります。

夜の気温雨の日の体感足す羽織り
20度以上少し涼しい薄いカーディガン
17〜19度肌寒い撥水の薄い上着
14〜16度寒い裏地のある上着
13度以下冬の手前上着+首を覆う布

夜景を見に行く日は、展望台や屋外のテラスで立ち止まる時間があります。雨の日の高い場所は、風も強くなります。濡れた服で風を受けると冷えるので、撥水の上着か、首を覆う布を1枚持ってください。

夜の食事の店は、照明が落としてあることが多く、濡れた跡は昼ほど見えません。そのかわり、席に着いてから冷えを感じやすくなります。窓際の席は、外の雨で窓が冷えているので、腕や肩が窓に近い側だけ冷えます。席を選べるなら、窓から少し離れた席にするか、膝に掛けられる薄手の羽織りを1枚持っていくと落ち着いて過ごせます。

二人で並ぶと、外側の肩が濡れる

二人で並んで歩くと、それぞれの傘が当たらないように少し離れます。そのとき、傘の外に出やすいのは、二人のあいだと反対側の肩です。1本の傘に二人で入るときは、傘を持たない人の外側の肩が濡れます。

歩き方濡れやすい場所備え
別々の傘で並ぶ二人のあいだの肩と、外側の鞄鞄を内側に持つ
1本の傘に二人外側の肩と腕撥水の上着
前後に並ぶ前の人の傘から垂れる水少し距離を空ける
屋根の下を選んで歩く屋根の切れ目で一気に濡れる屋根から出る前に傘を開く

外側になる腕の側は、濡れても跡が残りにくい素材と色にしておいてください。二人で入る傘は、大きめのものを1本持っていくと、二人とも肩が濡れにくくなります。

鞄は、二人のあいだの側に持つと、どちらの傘からも外れにくくなります。外側に持つと、傘から垂れる水をそのまま受けます。肩に掛ける鞄なら、外側の肩ではなく内側の肩に掛けてください。それだけで、鞄の底と口の濡れ方がかなり変わります。

傘の大きさと持ち方

傘の大きさで、濡れる場所が変わります。デートの日の傘は、行き先と二人で入るかどうかで選びます。

傘覆える範囲向く日
小さな折りたたみ傘頭と肩の真ん中まで屋内型の行き先で、駅から近い日
ふつうの長い傘両肩まで一人で差す日
大きめの長い傘両肩と鞄まで二人で入る日・街歩きの日
透明の傘前が見える人の多い場所を歩く日

折りたたみ傘は、たたむときに水が手と袖に付きます。屋内型の行き先で、たたむ回数が1回か2回なら困りませんが、カフェめぐりのように何度もたたむ日は、長い傘のほうが手が濡れません。

裾の長さと、跳ね返りの高さ

歩くと、かかとが地面を離れるときに水を後ろに跳ね上げます。この跳ね返りは、歩く速さと靴の底の形で高さが変わります。

裾の位置跳ね返りの当たり方雨の日の扱いやすさ
床すれすれ裾が水に触れる扱いにくい
くるぶし跳ね返りが当たる駅から近い日だけ
くるぶしの上5cm当たる日と当たらない日がある扱いやすい
ふくらはぎの真ん中ほとんど当たらない扱いやすい
膝下当たらない扱いやすいが、脚が冷える
膝上当たらない脚と靴下が濡れやすい

裾の長さを変えられない服の日は、裾を1回か2回折り返して、くるぶしの上まで上げてください。濡れた裾は、乾いたあとに跡が残りやすいので、折り返して床から離しておくほうが、着いてからも気になりません。

パンツの日は、裾の幅でも濡れ方が変わります。幅の広い裾は、歩くたびに大きく揺れて、跳ね返りを広い面で受けます。細身の裾は揺れが小さく、跳ね返りを受ける面も狭くなります。幅の広いパンツをはきたい日は、丈をくるぶしの上で止まる長さにしておくと、揺れても水に触れにくくなります。

素材|濡れ跡が残るもの、残らないもの

雨に当たったあと、乾いてからも跡が残る素材と、残らない素材があります。デートの日は、濡れやすい場所に跡が残らない素材を置きます。

素材濡れたとき乾いたあと
化繊の薄手水をはじくか、すぐ乾く跡が残りにくい
撥水加工の綿表面で水を止める跡が残りにくい
綿のシャツ水を吸うしわが残ることがある
ウール水を吸うが、重くなりにくいにおいが出ることがある
麻水を吸ってしわになるしわが残る
起毛・スエード毛並みが乱れる跡が残りやすい
光沢のある生地水の粒の跡が残る輪じみになることがある

肩と裾の素材は、化繊の薄手か撥水加工のあるものにすると、着いたときに払えば済みます。光沢のある生地は、雨粒の跡が輪になって残ることがあるので、雨の日は上着の内側に着て、外に出さないほうが安心です。

ニットを着たい日は、上に撥水の羽織りを重ねて、ニットを雨に直接当てないようにしてください。ウールのニットは水を吸っても重くなりにくい素材ですが、濡れたまま暖かい店の中に入ると、においが出ることがあります。羽織りを1枚重ねておけば、店に入って羽織りを脱いだとき、乾いたニットで過ごせます。

色|濡れると色が変わる場所

濡れると、生地の色は一段濃く見えます。明るい色ほど、濡れた部分と乾いた部分の差がはっきり出ます。

色濡れたときの見え方置く場所
白・生成り泥はねの跡がはっきり出る上半身の内側
淡い灰色・ベージュ濡れた部分が濃く見える傘の内側に入る場所
紺・黒濡れても差が出にくい裾・肩・靴
深い緑・茶濡れても差が出にくい裾・上着
赤・からし色濡れた部分が少し濃くなる首元や小物

**膝から下と、外側の肩は、紺・黒・深い緑・茶のような濃い色にしておくと、濡れても差が出にくくなります。**明るい色を着たい日は、傘の内側に入る上半身の真ん中に置いてください。

靴|行き先で替える

靴は、行き先の床と歩く距離で決めます。詳しい選び方は雨の日の靴 女性にまとめてあります。

行き先床靴の条件
映画館じゅうたん甲を覆う靴なら形は自由
美術館硬い床・入り口が濡れるゴムの靴底・音の響かない靴
水族館暗く濡れやすい床溝のある靴底
商業施設長い距離を歩く歩き慣れた靴
座敷の店靴を脱ぐ脱ぎ履きしやすい靴・替えの靴下
街歩き水たまり撥水の靴・溝のある靴底

甲の開いた靴は、雨の日には靴の中に水が入ります。足の甲が出る靴を履きたい日は、屋内型の行き先で、駅から3分以内の場所に限ってください。

新しい靴を雨の日のデートで初めて履くのは避けたほうが安心です。濡れた革は硬くなり、靴ずれが起きやすくなります。履き慣れた靴のうち、甲を覆うもの、靴底に溝があるものを選んでください。

秋の雨は冷たい|羽織りを1枚足す

秋の雨は、夏の雨と違って冷たく、雨が降ると気温も下がります。晴れの日と同じ予報の気温でも、雨の日は体感が2〜3度低くなります。気温と天気ごとの引き算は曇り・雨の日の服装に早見表があります。

予報の最高気温雨の日の体感羽織り
24度以上晴れの日とあまり変わらない冷房よけの薄手
21〜23度少し涼しい撥水の薄い上着
18〜20度肌寒い撥水の上着か、カーディガン+傘
15〜17度寒い裏地のある上着
14度以下冬の手前撥水の上着+首を覆う布

屋内型の行き先でも、帰りの夜道は冷えます。出かけたのが昼で帰りが夜になる日は、帰る時刻の気温で羽織りを選んでください。

店や館内に入ったら、するのは3つ

雨の日に店や館内に入ったら、まず3つを済ませてください。それだけで、そのあとの時間が楽になります。

すること理由やり方
傘の水を切る床と服を濡らさない入り口の外で2〜3回振る
上着の水を払う椅子や膝に置けるようにする肩と裾を手のひらで払う
裾と靴を見る濡れたままにしない化粧室で水をふき取る

小さなタオルを1枚持っていると、この3つがすぐに済みます。化粧室で裾と靴の水をふき取る1分が、そのあと2時間の過ごしやすさを変えます。

髪は、湿気で広がりやすい日です。化粧室で裾と靴を整えるついでに、髪を手で一度なでつけておくと、席に着いてからの写真でも気になりにくくなります。広がりやすい髪の人は、出かける前に低い位置でまとめておくのが、いちばん手間がかかりません。

持ち物|行き先ごとに足すもの

雨の日のデートの持ち物を、行き先ごとにまとめます。ふだんの鞄に、ここに挙げたものを足してください。

行き先の型足すもの
屋内型小さなタオル・傘を入れる袋
半屋内型小さなタオル・傘袋・替えの靴下
屋外型タオル2枚・替えの靴下・濡れ物を入れる袋
座敷の店に行く日替えの靴下
夜まで過ごす日首を覆う布
車で出かける日濡れた傘を入れる袋

鞄は、口が閉まるものにしてください。口の開いた鞄は、傘から垂れた水が中に入ります。雨の日の鞄の選び方は雨の日のバッグの選び方で扱っています。

どちらとも取れるとき①|行き先が当日まで決まらない

「雨だったら屋内で、晴れたら外を歩こう」と、行き先を当日に決めるデートもあります。この場合は、どちらの行き先でも困らない服にしておきます。

このときは、屋外型に合わせた裾と靴、屋内型に合わせた中の服の組み合わせにしてください。裾はふくらはぎの真ん中より上か細身のパンツ、靴は撥水で甲を覆うもの。上着を脱いだときの中の服は、屋内で向かい合っても成り立つものにします。

屋外の雨に合わせた服で屋内に行くのは困りませんが、屋内に合わせた服で屋外を長く歩くと困ります。迷ったら、雨に当たる時間が長いほうに合わせてください。

どちらとも取れるとき②|雨か曇りか、予報が半々

降水確率が40〜60%くらいで、降るかどうか分からない日もあります。この日は、降った場合の服を土台にして、降らなかった場合に外せるものを足す形にします。

裾と靴は、降った場合に合わせます。裾と靴は、出先で替えられないからです。上着と傘は、降らなかったら脱いで持つ、折りたたんで鞄にしまう、ができるものにします。出先で替えられないものから、雨に合わせると、どちらに転んでも困りません。

予報が半々の日は、雨が降り出す時刻も見てください。昼のうちは曇りで、夕方から雨という予報なら、行きは晴れの日の服で出かけられます。ただし、帰りは雨の中を歩くことになるので、裾と靴は帰り道に合わせて決めます。行きに合わせて裾の長い服を選ぶと、帰りの駅までの道で裾が濡れます。

どちらとも取れるとき③|きれいめにしたいが、濡れたくない

記念日の食事のように、きれいめの服で出かけたい日が雨になることもあります。濡れたくない気持ちと、きれいに見せたい気持ちが両方あります。

この日は、**行きと店の中で、外側だけを分けて考えてください。**行きの外側は撥水の上着と、濡れても困らない靴。店の中では上着を預けて、中のきれいめな服で過ごします。靴を替えたいなら、店の近くの駅で、鞄に入れてきた靴に履き替える方法もあります。式や面接の日の靴の分け方は雨の日の靴 女性|結婚式・法事・面接の日にまとめてあります。

裾の長いきれいめのスカートを着たい日は、駅から店まで屋根の下を通れるかを先に確かめてください。屋根の下を通れない道なら、裾を1回折り返して留めておき、店に入ってから戻す方法があります。留め具を使わなくても、腰の位置で裾をたくし上げて、上着の裾で押さえておけば、短い距離なら持ちます。

まとめ

  • 雨の日のデートで濡れるのは、肩・裾・足元・鞄・髪の5か所
  • どこが濡れるかは、行き先の型と、駅から入り口までの分数で決まる
  • 屋内で長く過ごす日ほど、着いたときに濡れていない状態をつくる
  • 二人で並ぶと外側の肩が濡れる。外側の腕の側は、跡が残りにくい素材と色にする
  • 裾と靴は出先で替えられないので、雨に合わせて決める。上着と傘は外せる形にする

行き先が決まったら、地図で駅から入り口までの道を一度たどってください。屋根の下を何分歩けるかが分かれば、その日の服はほとんど決まります。

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よくある問い

Q. 雨の日のデートにスカートは向いていませんか
スカートでもかまいません。ただし、丈によって濡れ方が違います。膝下からふくらはぎの真ん中までの丈は、歩くときに跳ねた水が裾に届きにくく、扱いやすい長さです。くるぶしまで届く長い丈は、裾が濡れて脚にまとわりつきやすくなります。駅から10分以上歩く日や、街歩きが中心の日は、長い丈よりも、ふくらはぎ丈かパンツにしておくと、着いてからも気になりません。
Q. 雨の日のデートに白い服は避けたほうがいいですか
白そのものが問題なのではなく、どこに白を置くかで決まります。足元から膝までの白は、跳ねた泥水の跡が残りやすいので、雨の日は避けたほうが安心です。上半身の白は、傘の内側にあれば濡れにくく、顔まわりを明るく見せてくれます。白を着たい日は、上半身に置いて、下と靴を濃い色にしてください。
Q. 映画館や美術館のような屋内のデートなら、雨の日の服を気にしなくていいですか
屋内で過ごす時間が長いほど、着いたときに濡れていない状態にすることが大事になります。映画館は2時間ほど座ったまま、美術館は館内を歩きながら同じ服で過ごします。着いたときに裾や靴下が濡れていると、そのまま何時間も過ごすことになります。駅から入り口までの歩く分数を地図で確かめて、その分数に合わせて裾の長さと靴を選んでください。
Q. 相手が傘を持っていないとき、どうすればいいですか
大きめの傘を1本持っていくと、二人で入ったときにも肩が濡れにくくなります。折りたたみ傘を予備に持っていれば、別々に差すこともできます。二人で1本の傘に入るときは、傘を持つ人と反対側の肩が外に出やすいので、外側になる人は、濡れても跡が残りにくい素材の上着を着ておくと気になりません。

— メグラシ編集部

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冬の雨の日の服装|10度以下の冷たい雨は、上着の表地と足首で選ぶ

気温が10度を下回る日の雨は、濡れることより、濡れたあとに冷えることのほうがつらくなります。服を選ぶ順番は2つ。手持ちの上着の表地が水をはじくかを先に確かめ、はじかないなら撥水の1枚を外に重ねる。次に、足首と甲を覆う靴と靴下を決める。雨の中を歩く時間で分ける3つの組み方、ウールのコートとダウンで出る日の扱い、上着の丈と傘の関係、中の重ね方、パンツとスカート、靴下、屋内に入ったときの始末、みぞれの日、どちらとも取れるときの決め方まで、手持ちの服を確かめながら答えが出る形にまとめました。

メグラシ編集部/読了 13分
雨の日に靴の中が濡れる|つま先・かかと・履き口、染みた場所で直す

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雨の日に靴の中が濡れる|つま先・かかと・履き口、染みた場所で直す

雨の日、職場や家に着いて靴を脱いだら、靴下が濡れていた。靴の中に水が入る入口は、表の素材、甲と底のつなぎ目、底のひび、かかとの後ろ、履き口の上の5つで、靴下のどこが濡れているかを見れば入口が分かります。帰ってすぐ靴下で入口を当てる方法、入口ごとに靴・裾・歩き方・靴下で直す手順、雨の強さと歩く分数でどこまで防げばいいかの目安、秋の冷たい雨と落ち葉の日の注意、出先でできる手当て、翌朝までに乾かす方法、防水のはずの靴が濡れたときの見分け方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 12分
台風の日の服装|傘が役に立たない日に、横から濡れる服と靴を直す

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台風の日の服装|傘が役に立たない日に、横から濡れる服と靴を直す

台風の日は、傘をさしても横から雨が入り、片側の肩と膝から下がびしょ濡れになります。いつもの雨の日の服で出ると、職場に着くころには一日乾かない服になってしまいます。風の強さで傘が使えるかの目安、濡れる場所の見当、風にあおられないボトムの形、濡れても重くならない素材と濡れ跡の目立たない色、水に浸かる前提の靴と替えの靴下、職場に着いてからの直し方、台風の前日にやること、通り過ぎたあとの暑さと風への備えまでまとめました。

メグラシ編集部/読了 13分
50代のコート選び|秋冬の1着は、下の丈と脱いで持つ回数で選ぶ

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50代のコート選び|秋冬の1着は、下の丈と脱いで持つ回数で選ぶ

50代のコートは、流行の形より先に、手持ちのスカートやワンピースの丈と、1日にコートを脱いで手に持つ回数で選ぶと、着ない1着になりにくくなります。コートの裾は、いちばん長い下の裾より5cm以上長いか、10cm以上短いかのどちらかに。脱ぐ回数が1日5回を超えるなら、重さとたたみやすさを優先します。手持ちの下の丈の測り方、脱ぐ回数の数え方、重さの量り方、移動の手段で変わる丈と前の留め方、襟と袖、色の数、試着で確かめること、2着目の足し方、どちらとも取れるときの決め方まで。

メグラシ編集部/読了 20分

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