オフィスカジュアルワンピース冬|寒いか着ぶくれるかで重ね方を分ける

**冬のオフィスカジュアルでワンピースを着るなら、まず脇をつまんでください。**つまんだ布が2センチ以上残るなら、寒さは中に重ねて受けます。残らないなら、中は肌着1枚にして、外に羽織りを足します。
寒くて一枚で過ごせない人の多くは、ゆとりがあるのに中に何も着ていません。着ぶくれる人の多くは、ゆとりが無いのに中にニットを着ています。同じワンピースの悩みでも、足す場所が逆です。
中に重ねる人は、首・腕・脚の3か所で温度を足し、胴には重ねません。外に重ねる人は、羽織りの丈をワンピースの切り替えの位置で決めます。どちらの場合も、決め手は手持ちのワンピースの寸法です。
結論|ゆとりがあれば中に、無ければ外に重ねる
| 見るところ | ゆとりが2センチ以上 | ゆとりが2センチ未満 |
|---|---|---|
| 起きやすい悩み | 寒い | 着ぶくれる |
| 足す場所 | 中(首・腕・脚) | 外(羽織り) |
| 中に着るもの | 薄手のタートルネックか長袖 | 肌着1枚 |
| 羽織り | 無くてもよい | カーディガンかジャケット |
| 暖房で暑いとき | 首元を下げる | 羽織りを脱ぐ |
表は、ゆとりの量で足す場所が決まるという軸だけを示しています。何を着るかの細かい答えは、次の章から1つずつ分けます。
オフィスカジュアルそのものの線はオフィスカジュアル|会社ごとの線の見分け方と基本の5点にまとめています。ここでは冬のワンピースに絞ります。
判定|脇をつまんで2センチ残るか
ワンピースを着て、鏡の前に立ちます。胸のすぐ下の脇の縫い目を、親指と人差し指で横からつまんでください。つまんだ布を指で引いたとき、体から布が2センチ以上離れるなら、ゆとりがあります。
次に、腰のいちばん張っている所でも同じことをします。胸の下と腰の両方で2センチ以上なら、中に重ねられるワンピースです。どちらかが2センチ未満なら、その場所で中の服が線になって表に出ます。
袖も確かめてください。腕を前に伸ばしたとき、二の腕の布がつっぱらずに、指1本が入るなら、袖の中に長袖を通せます。指が入らないなら、袖の中には何も入れないほうがきれいです。
生地の厚みで、もう一段分ける
ゆとりの次に見るのは、ワンピースの生地の厚みです。裾を指でつまみ、向こう側に光を当てて透けるかどうかを見ます。
透けるくらい薄い生地(とろみのあるポリエステル、薄いジャージーなど)は、ゆとりがあっても中の服の線が表に出やすくなります。中に重ねるなら、表面のなめらかな、凹凸の無いものにしてください。編み目のあるニットは、透けなくても形が出ます。
透けない厚い生地(ウール、厚手のジャージー、起毛した生地など)は、生地そのものが温かいので、中に足すのは首と腕だけで足りることが多いです。厚い生地に中まで重ねると、ゆとりがあっても胴が太く見えます。
寒い人|中に重ねるのは首と腕と脚の3か所
中に重ねられるワンピースなら、温度を足すのは首・腕・脚の3か所にしてください。胴に足すと、ワンピースの形が変わります。
首は、薄手のタートルネックか、首の詰まった長袖をワンピースの下に着ます。ワンピースの襟ぐりから、中の首元が2〜3センチのぞく程度が目安です。それより高く出ると、首が詰まって見えます。
腕は、袖の中に長袖を通します。脚は、タイツの下にもう1枚はけるものを足すか、タイツそのものを厚いものにします。冷えは足元から上がってくるので、脚を温めると、上半身に重ねる量を減らせます。

寒い人|袖の中に入れる長袖の厚み
袖の中に通す長袖は、薄いほど目立ちません。目安は、生地を指でつまんだとき、薄い紙2枚くらいの厚みに感じるものです。表面がなめらかで、袖口がリブになっていないものを選ぶと、ワンピースの袖口からはみ出しません。
ワンピースの袖が七分丈や半袖なら、中の長袖の袖口が見えることになります。この場合は、中の長袖の色を、ワンピースと同じか、ワンピースより明るい色にしてください。暗い色の袖口が明るいワンピースから出ると、手首の位置で重さが切れて見えます。
着ぶくれる人|中は肌着1枚にして、外で温度を足す
ゆとりが2センチ未満のワンピースは、中に何か着ると、その線がそのまま表に出ます。とくにニットは、編み目と裾のリブが段差になって、胴回りが一回り太く見えます。
このタイプのワンピースは、中を肌着1枚にしてください。肌着は、首と袖がワンピースより内側に収まる形を選びます。そのうえで、外にカーディガンかジャケットを羽織って温度を足します。
**外に重ねるものは、前を開けて着るのが基本です。**前を閉じると、ワンピースのゆとりの無さと羽織りの厚みが重なって、胴がもう一段太く見えます。前を開けておけば、真ん中に縦の線ができて、羽織りの厚みが横に逃げます。
着ぶくれる人|羽織りの丈は、ワンピースの切り替えで決める
外に羽織るカーディガンやジャケットは、丈で印象が大きく変わります。決め手は、ワンピースのウエストの切り替えの位置です。
- ウエストに切り替えがあるなら、羽織りの裾は切り替えのすぐ上か、腰骨のあたりで止める
- 切り替えが無いワンピースなら、羽織りは腰骨より下まで届く長さにする
切り替えのあるワンピースに、切り替えより少し下で止まる羽織りを合わせると、切り替えの線と羽織りの裾が近い位置に2本並びます。この2本が、野暮ったく見える原因です。切り替えの上か、はっきり下か、どちらかに離してください。

職場の線|ジャケットが要る職場、カーディガンで済む職場
羽織りをカーディガンにするかジャケットにするかは、職場の線で決めます。来客や社外の打ち合わせが週に何回かある職場では、ジャケットを1枚、席に置いておくと安心です。社内で過ごすことがほとんどの職場なら、カーディガンで足ります。
迷うときは、ワンピースの生地で決めてください。ウールや厚手のジャージーなど、生地そのものに張りがあるワンピースなら、カーディガンを合わせても格が下がりにくいです。とろみのある薄い生地なら、ジャケットを合わせたほうが、職場の服として落ち着きます。
職場の線を自分で測りたい人は、冬のオフィスカジュアル|脱ぎ着・職場の格・通勤の寒さの3つで決めるで見分け方を書いています。
足元|タイツの濃さは職場の線で決める
冬のワンピースで、いちばん温度に効くのは脚です。ただ、タイツの濃さは職場によって受け入れられる範囲が違います。
社内で過ごす日が中心で、周りの女性も黒や紺のタイツをはいているなら、肌が透けない無地のタイツで問題ありません。来客の多い職場や、スーツに近い服装の職場では、肌が少し透ける程度の濃さにするか、ストッキングの下に見えない防寒を足してください。
濃さの目安が分からないときは、タイツを手にかぶせて指を広げてみてください。指の肌の色がうっすら見えるなら薄め、指の形しか分からないなら濃いめです。来客のある日は前者、社内だけの日は後者と、2足を分けて持っておくと毎朝迷いません。
靴との組み合わせも見ておきます。タイツが濃い日は、靴も同じ系統の濃い色にすると、脚の線が足先まで続きます。タイツが薄い日は、靴を肌の色に近い明るさにすると、脚が途中で切れて見えません。
通勤のコート|ワンピースの裾がコートから出るか
ワンピースの日は、通勤のコートの丈も見ておきます。コートを着て鏡の前に立ち、ワンピースの裾がコートの裾から何センチ出るかを見てください。
出る長さが5センチ以内なら、裾がもたついて見えます。コートの裾とワンピースの裾が近い所に2本並ぶからです。ワンピースの裾がコートの中に収まるか、10センチ以上はっきり出るか、どちらかにしてください。
着ぶくれる人は、コートの下にさらにカーディガンを重ねることになります。この場合は、コートの身幅にも余裕が要ります。コートの前を閉めて、腕を前に伸ばしたとき、背中がつっぱるなら、カーディガンは職場に置いておき、通勤では着ないほうがきれいに収まります。

どちらとも取れる人|ゆとりが1〜2センチ
脇をつまむと、1センチは残るけれど2センチには届かない。こういうワンピースは、中にも外にも少しずつ足します。
中は、首の詰まった薄い肌着にして、首元だけを温めます。袖の中には何も入れません。外には、薄手のカーディガンを前を開けて羽織ります。厚みを中と外に分けると、どちらの線も表に出にくくなります。
それでも寒い日は、脚で温度を足してください。タイツを厚くする、タイツの下にもう1枚はく。脚は、ワンピースの形を変えずに温度を足せる唯一の場所です。
座っている時間か、歩く時間かで脚の足し方を変える
脚に足す量は、1日のうち座っている時間が長いか、立って歩く時間が長いかで変わります。
座っている時間が長い人は、太ももの裏と膝の裏が冷えます。椅子の座面に当たる所は温かくても、机の下の足首からふくらはぎに冷えた空気がたまるからです。タイツを厚くするより、足首まで覆う短い靴下をタイツの上に重ねるほうが効きます。机の下に隠れる位置なので、職場の線にも触れません。
立って歩く時間が長い人は、冷えより蒸れに気をつけます。厚いタイツの上にさらに重ねると、歩いているうちに汗をかき、止まったときに一気に冷えます。タイツは1枚にして、厚さを中くらいにとどめてください。
もう1つ、座る人はワンピースの裾の位置も見ておきます。座ると裾は立ったときより5センチほど上がります。膝が出る丈なら、膝掛けを1枚席に置いておくと、冷えも見え方も一度に片付きます。
暖房で暑くなる午後の脱ぎ方
冬の職場は、朝は寒く、午後になると暖房で暑くなることがよくあります。ワンピースは途中で脱げる服が少ないので、朝のうちに脱ぎ方を決めておきます。
中に重ねた人は、首元のタートルネックで暑さを感じやすくなります。首の詰まり方が浅いもの、首元を少し下げても形が崩れないものを選んでおくと、席で調整できます。
外に重ねた人は、羽織りを脱げば済みます。脱いだあとに肌着の線が出ないかを、朝のうちに羽織り無しの状態で一度鏡で見ておいてください。午後に脱いだとき、ワンピース1枚で職場の服として成り立つかどうかが分かります。
席の位置で寒さと暑さの差が大きい人は、オフィスカジュアル レディース|秋冬は席と外の温度差で重ねるで重ね方の段数を決めておくと、ワンピース以外の日にも使えます。
まとめ|ワンピースの寸法で、足す場所が決まる
冬のオフィスカジュアルでワンピースを着るなら、脇をつまんで2センチ残るかを先に確かめてください。残るなら中に、残らないなら外に重ねます。
中に重ねる人は、首・腕・脚の3か所で温度を足し、胴には足さない。外に重ねる人は、中を肌着1枚にして、羽織りの丈をワンピースの切り替えから離す。どちらとも取れる人は、中と外に少しずつ分け、足りない分は脚で足します。
秋冬に毎日同じ服に見えるのが気になる人はオフィスカジュアル秋冬|毎日同じ服に見える悩みは首元と表面で直すも合わせて見てください。
よくある問い
- Q. 冬にワンピースで出社すると寒くて仕方ありません
- ワンピースの脇をつまんで、2センチ以上のゆとりがあるか確かめてください。あるなら、中に薄手のタートルネックや長袖を重ねても線が出にくいので、首と腕の温度を足せます。脚は、タイツの下にもう1枚はけるものを足すと、下から上がる冷えが減ります。ゆとりが無いなら、中ではなく外に羽織りを足してください。
- Q. ワンピースの中にニットを着るとごわごわします
- ワンピースのゆとりに対して、中のニットが厚すぎる状態です。中に着るのは、指でつまんで薄い紙2枚くらいの厚みの、表面の平らなものにしてください。それでもごわつくなら、中は肌着だけにして、外にカーディガンやジャケットを羽織るほうが、着ぶくれずに温かく過ごせます。
- Q. ワンピースにカーディガンを合わせると野暮ったく見えます
- カーディガンの丈がワンピースの切り替えの位置と合っていないことが多いです。ウエストに切り替えがあるなら、カーディガンの裾は切り替えのすぐ上か、腰骨のあたりで止まるものを選んでください。切り替えが無いワンピースなら、腰骨より下まであるカーディガンのほうが、縦の線が途切れずに落ち着きます。
- Q. 職場でタイツをはいてもいいですか
- 社内で過ごす日が中心で、周りの女性がタイツをはいているなら、黒や紺の無地のタイツは多くの職場で受け入れられています。来客の多い職場や、スーツに近い服装の職場では、肌が透ける程度の薄いものにするか、ストッキングの下に見えない防寒を足すほうが安全です。迷ったら、職場の先輩の足元を1週間見てから決めてください。
— メグラシ編集部





