ゴルフ 雨の日の服装 女性|秋はレインウェアを降る時間で選ぶ

**次のラウンドの日の予報を開いて、スタートからホールアウトまでの時間に、雨のマークがいくつ並んでいるかを数えてみてください。**1時間ごとの雨の量も、あわせて見ておきます。
雨の日のゴルフでは、レインウェアを持っていくかどうかより、レインウェアを着ている時間の長さのほうが、装いを大きく左右します。小雨が30分だけなら、上だけ羽織って回れます。1時間に2mm前後の雨が3時間続くなら、肌に触れる1枚目から替えの数まで、晴れの日とは別に組み立てることになります。
秋の雨は、夏の雨と違って気温を下げます。濡れたまま風に当たる時間が長くなると、前半は暑いくらいだったのに後半は手がかじかむ、ということも起きます。この記事は、ラウンド中に降る時間の長さから順に、秋の雨の日のゴルフの服装を決めていきます。
晴れた秋の日の脱ぐ順は秋のゴルフウェア レディースに、冬の重ね着は冬のゴルフウェア レディースに分けてあります。
結論:レインウェアは、ラウンド中に降る時間と雨の強さで選ぶ
あなたの雨の日の装いは、次の3つで決まります。
| 見るもの | 分かれ目 | 決まること |
|---|---|---|
| ラウンド中に降る時間 | 1時間以内/1〜3時間/3時間超 | 上だけか上下か、替えの数 |
| 1時間ごとの雨の量 | 1mm未満/1〜3mm/3mm超 | 帽子・手袋・靴の備え |
| その時間の気温 | 18度以上/12〜18度/12度未満 | レインウェアの下の枚数 |
**降る時間が1時間を超えるなら、レインウェアは上下で持っていってください。**上だけで回ると、ボトムスの前と膝のあたりが先に濡れて、そこから冷えが広がります。降る時間が3時間を超えるなら、肌に触れる1枚目の替えを、ハーフの休憩用に1枚足します。
雨の強さは、帽子や手袋、足元の備えに響きます。気温は、レインウェアの下に何枚着るかに響きます。3つを分けて見ると、雨の日でも持ち物に迷わなくなります。
📋 早見表|降る時間と雨の強さで変わる装い
気温15度前後の秋の雨の日を基準にしています。
| ラウンド中に降る時間 | 1時間1mm未満 | 1時間1〜3mm | 1時間3mm超 |
|---|---|---|---|
| 1時間以内 | 上だけ羽織る・袖を外せる形 | 上下・替えなし | 上下・手袋の替え |
| 1〜3時間 | 上下・手袋の替え | 上下・手袋と靴下の替え | 上下・1枚目の替えも |
| 3時間超 | 上下・靴下の替え | 上下・1枚目・手袋・靴下の替え | 上下・すべての替え・つばの広い帽子 |
表の右下ほど、持ち物が増えます。**1時間に3mmを超える雨が3時間以上続く予報なら、コースが続行できるかの連絡も確かめておいてください。**雨の強さや雷の有無で、途中で止まることもあります。
先に予報を見る①|1時間ごとの雨の量
雨の量は、1日の降水確率より、1時間ごとの雨の量を見るほうが、装いの判断に使えます。
| 1時間の雨の量 | 体で感じること | 装いの目安 |
|---|---|---|
| 1mm未満 | 霧のような雨。服の表面がしっとりする | 上だけでも回れる |
| 1〜3mm | 傘を差したくなる雨。10分で肩が濡れる | 上下を着る |
| 3〜5mm | はっきりした本降り。足元に水がたまる | 上下・帽子・手袋の替え |
| 5mm超 | 強い雨。グリーンに水が浮く | 続行できるかを確かめる |
**1mmと3mmが、装いの分かれ目です。**1mm未満なら、レインウェアの上だけで回れることが多く、1mmを超えると下も要ります。3mmを超えると、帽子のつばや手袋のすべりなど、細かいところの備えが効いてきます。
降水確率は、その時間に雨が降る見込みを表すもので、雨の強さは表していません。降水確率80%の霧雨もあれば、30%の強い雨もあります。降水確率は「持っていくかどうか」、1時間ごとの雨の量は「どう着るか」の判断に使い分けてください。
先に予報を見る②|降る時間帯とスタート時刻
同じ「3時間の雨」でも、前半に降るか、後半に降るかで、装いの組み方が変わります。
| 降る時間帯 | 装いの組み方 | 着替えの考え方 |
|---|---|---|
| スタートから前半 | 最初から上下を着て出る | ハーフの休憩で1枚目を替える |
| 前半の途中から後半 | 上は着て、下はカートに用意 | 休憩で下を着るか決める |
| 後半から | 前半は晴れの日の装い | 休憩で上下を着てから出る |
| 1日を通して | 最初から上下・替えを2組 | 休憩で1枚目・手袋・靴下を替える |
**後半から降る予報の日は、ハーフの休憩のあいだにレインウェアを着てから出てください。**後半のスタートホールで降り出してから着ると、カートの屋根の下で慌ただしく着ることになり、ボトムスの裾を濡らしがちです。
前半から降る日は、ハーフの休憩で1枚目を替えると、後半の体の冷え方がずいぶん変わります。休憩の時間は40分から1時間ほどあることが多いので、着替える時間は十分取れます。
先に予報を見る③|気温と風
秋の雨の日は、予報の気温より寒く感じます。濡れた服が風に当たると、乾くときに熱を奪われるからです。
| 予報の気温 | 雨の日に感じる寒さ | レインウェアの下 |
|---|---|---|
| 20度以上 | 晴れの日とあまり変わらない | 半袖の1枚目と、袖を外せる上 |
| 15〜20度 | 晴れの日より3度ほど寒い | 長袖の1枚目と、襟付きのシャツ |
| 10〜15度 | 手がかじかみ始める | 上に薄手のベストを足す |
| 10度未満 | 冬のラウンドに近い | 冬の重ね着に、上下のレインウェア |
**予報の気温から3度引いて、レインウェアの下の枚数を決めてください。**風が強い日は、さらに2度引いて考えます。山あいのコースは、平地の予報より気温が低いことが多いので、近くの街の予報からもう2度引いておくと、足りない側に外れにくくなります。
肌に触れる1枚目|濡れても冷たくなりにくいもの
雨の日にいちばん差が出るのは、肌に触れる1枚目です。レインウェアは外からの雨を止めますが、内側では汗がこもります。その汗と、袖口や襟元から入る雨で、1枚目は少しずつ湿っていきます。
| 1枚目の素材 | 湿ったとき | 雨の日に |
|---|---|---|
| 綿 | 水を含んで重くなり、乾きにくい | 向かない |
| 薄手の合成繊維 | 水を含みにくく、乾きやすい | 向く |
| 合成繊維とウールを混ぜた薄手 | 湿っても冷たく感じにくい | 秋の終わりの冷たい雨に向く |
| 厚手の起毛 | 湿ると重くなり、乾くまで時間がかかる | レインウェアの下では暑すぎる |
**綿の1枚目は、雨の日には避けてください。**綿は汗も雨も吸いやすく、一度湿ると、ラウンドが終わるまで乾きません。薄手の合成繊維のものなら、湿っても肌から離れやすく、休憩のあいだにある程度乾きます。
1枚目は、首まわりが詰まりすぎないものを選びます。レインウェアの襟元から雨が入ったときに、首の詰まった1枚目だと、そこから湿り気が下へ広がります。首まわりにすき間が少しある形なら、湿り気が広がる前に乾いていきます。
2枚目と重ね方|レインウェアの下に何を着るか
1枚目の上には、晴れの日と同じように、襟付きのシャツか、コースの決まりに合う長袖を着ます。そのうえで、気温に合わせてベストを足します。
| 気温 | 1枚目 | 2枚目 | 3枚目 |
|---|---|---|---|
| 20度以上 | 半袖の薄手 | 襟付きの半袖 | なし |
| 15〜20度 | 長袖の薄手 | 襟付きの半袖か長袖 | なし |
| 10〜15度 | 長袖の薄手 | 襟付きの長袖 | 薄手のベスト |
| 10度未満 | 長袖のやや厚手 | 襟付きの長袖 | 薄手のベストかフリース |
**レインウェアの下に足すのは、袖のないベストにしてください。**袖のある上着をレインウェアの下に重ねると、袖が2重になって、トップの位置で腕が回りにくくなります。ベストなら、胴を温めながら腕の動きを邪魔しません。
レインウェアは風も止めるので、晴れの日より1枚少なくても寒くないことがあります。スタート前に練習場で数球打って、汗ばむようなら、ベストを脱いでカートに置いていきます。
レインウェアの上|素振りで確かめる3か所
レインウェアの上は、雨を止めることより、スイングを邪魔しないかで選びます。買う前か、ラウンドに着ていく前に、素振りで次の3か所を確かめてください。
| 確かめるところ | 素振りのどこで見るか | 合わないときに選び直すもの |
|---|---|---|
| 背中と脇の突っ張り | トップの位置で止める | 1つ大きいサイズか、伸びる生地 |
| 袖口の位置 | 振り切ったところで止める | 袖の長いもの・袖口を締められるもの |
| こすれる音 | 続けて10回振る | 表面が柔らかい生地 |
**トップの位置で背中が突っ張るレインウェアは、雨の日のスイングを小さくします。**背中のまん中に引っ張られる感じがあるなら、1つ大きいサイズか、伸びる生地のものに替えてください。大きいサイズを選ぶときは、袖が長くなりすぎて、アドレスで手の甲にかからないかもあわせて見ます。
こすれる音は、晴れた家の中ではあまり気になりませんが、雨のコースでは耳元で続きます。10回続けて振って、音が気になるなら、表面が柔らかく、しなやかな生地のものを選んでください。
レインウェアの下|パンツの裾の長さ
レインウェアの下は、裾の長さと、靴を履いたまま脱ぎ着できるかで選びます。
| 確かめるところ | 合っている目安 | 合わないときに起きること |
|---|---|---|
| 裾の長さ | 靴のかかとの上端にかかる | 長いと地面をこすって泥がはねる |
| 裾のファスナー | 膝下まで開く | 開かないと靴を脱いで着ることになる |
| 腰まわり | 下のボトムスの上から重ねられる | きついとアドレスで突っ張る |
| 膝まわり | しゃがんでも突っ張らない | 突っ張るとライン読みがしにくい |
**裾は、靴のかかとの上端にかかる長さにしてください。**長すぎると、歩くたびに濡れた芝や泥に触れて、裾から水が上がってきます。裾を留めるテープやボタンがあるなら、長い分をそこで詰めておきます。
裾のファスナーが膝下まで開くものなら、カートの横で靴を履いたまま脱ぎ着できます。後半から降る予報の日や、晴れ間が出たら脱ぎたい日には、この形が扱いやすくなります。
スカートで回る日
普段スカートで回っている人は、雨の日もスカートで構いません。ただし、雨の日は、スカートの下と、レインウェアの重ね方が変わります。
| 組み合わせ | 向く雨 | 気をつけること |
|---|---|---|
| スカート+厚手のレギンス | 1mm未満の霧雨 | 膝から下が濡れる |
| スカート+レギンス+巻くレインスカート | 1〜3mmの雨 | 巻くスカートの丈が膝下まであるか |
| スカートの上からレインパンツ | 3mm超の雨 | 腰まわりにゆとりのあるレインパンツを |
**雨の日のスカートの下は、厚手で、濡れても肌に張りつきにくいレギンスにしてください。**薄いタイツは、濡れると肌に張りついて冷たく感じます。
巻くレインスカートは、腰に巻いてボタンや面ファスナーで留めるだけなので、晴れ間が出たら外して、カートの中にたたんでおけます。丈は、膝が隠れて、ふくらはぎの中ほどまで届くものが、アドレスでもじゃまになりにくい長さです。
袖を外せるレインウェアは小雨の日に
袖を外して半袖にできるレインウェアは、小雨の日や、降ったりやんだりする日に向いています。
| 雨の様子 | 袖の扱い | 理由 |
|---|---|---|
| 霧雨が続く | 袖を外して半袖で | 胴だけ覆えば足り、腕が動かしやすい |
| 降ったりやんだり | 袖を付けたまま、前を開ける | 降り出したらすぐ閉められる |
| 本降り | 袖を付けて、前も袖口も閉める | 腕から雨が入らない |
**袖を外したときは、1枚目の袖が長袖でも、レインウェアの袖口から雨が入ることはありません。**腕は濡れますが、胴が覆われていれば冷えはずいぶん抑えられます。気温が15度を下回る日は、袖は付けたままにしておくほうが確かです。
雨の日の色|濡れて色が変わる場所を見る
雨の日は、服の色の選び方も少し変わります。濡れると、生地の色は一段濃くなり、淡い色は透けやすくなります。
| 色 | 濡れたとき | 雨の日の使い方 |
|---|---|---|
| 白・淡い色のボトムス | 透けやすく、泥はねが目立つ | レインパンツの下か、避ける |
| 白・淡い色の1枚目 | 濡れたところだけ色が変わる | レインウェアの下なら使える |
| 中くらいの明るさの色 | 濡れたところが濃く見える | 雨の日にいちばん扱いやすい |
| 濃い色 | 濡れても変わりにくい | ボトムスに向く |
**雨の日のボトムスは、中くらいの明るさから濃い色にしてください。**白や淡い色のボトムスは、濡れると透けやすく、裾の泥はねも目立ちます。レインパンツを重ねる前提なら、下のボトムスの色はあまり気にしなくて構いません。
レインウェアの色は、晴れ間に脱いだあとの装いとの釣り合いで選ぶと、1日を通してまとまって見えます。下に着る服が明るい色なら、レインウェアは濃い色か白に近い色にすると、どちらを着ている時間も落ち着いて見えます。
帽子|つばの形で選ぶ
雨の日の帽子は、顔に雨が当たらないことと、首の後ろに雨が流れ込まないことの2つで選びます。
| 帽子の形 | 前の雨 | 首の後ろの雨 | 向く雨 |
|---|---|---|---|
| つばが前だけの帽子 | 防げる | 流れ込む | 1mm未満 |
| つばが全体に回る帽子 | 防げる | 防げる | 1〜3mm |
| つばの広い雨用の帽子 | よく防げる | よく防げる | 3mm超 |
| レインウェアのフード | 防げる | 防げる | 打たないあいだだけ |
**1mmを超える雨の日は、つばが後ろまで回る帽子にしてください。**つばが前だけだと、雨が頭の後ろから首筋へ流れて、レインウェアの襟元から入ります。
帽子は、雨を含んでも形が崩れにくいものを選びます。つばが柔らかすぎると、雨を吸って下に垂れ、アドレスで視界に入ってきます。家で帽子に霧吹きで水をかけてみて、つばが垂れないかを確かめておくと、当日に慌てません。
フードは、カートで移動するあいだや、グリーンでライン読みをするあいだには役に立ちますが、打つときは視界をさえぎります。打つ前にフードを外す手間を減らしたいなら、帽子をかぶったうえで、フードは移動中だけ使ってください。
手袋|雨の日の替え
雨の日の手袋は、晴れの日と同じものを使うと、濡れたときにグリップがすべりやすくなります。
| 手袋の種類 | 濡れたとき | 使い方 |
|---|---|---|
| 晴れの日用の片手 | すべりやすくなる | 雨の日には替えを多めに |
| 雨用の両手 | 濡れるとかえって握りやすくなるものがある | 雨の日の基本 |
| 冬用の両手 | 温かいが、厚みでグリップが変わる | 10度未満の冷たい雨の日に |
**雨の日は、手袋の替えを少なくとも1組持っていってください。**降る時間が3時間を超える日は2組にします。濡れた手袋は、ハーフの休憩で乾かしきれないことが多いからです。
片手の手袋で回っている人も、雨の日だけは両手の手袋を試してみてください。素手の側の手のひらは、濡れるとグリップとのあいだに水の膜ができて、すべりやすくなります。両手にはめると、左右の手の握り具合がそろって、雨の中でも握り方が変わりにくくなります。
使っていない手袋は、キャディバッグのポケットではなく、口を閉じられる袋に入れておきます。ポケットに入れたままだと、バッグの表面からしみた雨で、使う前に湿ってしまいます。
足元|靴と替えの靴下
雨の日の足元は、靴の防水と、靴下の替えで整えます。
| 備え | 選び方 | 理由 |
|---|---|---|
| 靴 | 防水の表示があるもの | 芝の水たまりから水がしみない |
| 靴下 | 薄手の合成繊維か、ウールを混ぜたもの | 湿っても冷たくなりにくい |
| 替えの靴下 | 降る時間が1時間を超えたら1足 | ハーフの休憩で替える |
| 靴の中に入れる布 | 休憩のあいだに入れておく | 中の湿り気を吸う |
**防水の靴でも、長い時間の雨では、足首から雨が伝って靴下が湿ります。**ハーフの休憩で靴下を替えると、後半の足元の冷たさが大きく変わります。休憩のあいだに、靴の中に乾いた布を入れておくと、中の湿り気をある程度吸ってくれます。
レインパンツの裾を、靴の外側にかぶせておくと、足首から雨が伝いにくくなります。裾を靴の中に入れてしまうと、レインパンツを伝った雨がそのまま靴の中に流れ込みます。裾の長さが靴のかかとの上端にかかるくらいなら、かぶせたまま歩いても地面をこすりません。
タオルと傘|キャディバッグに入れるもの
雨の日は、服の備えのほかに、道具を拭くものと、自分を雨から守るものが要ります。
| 持ち物 | 数の目安 | 使い方 |
|---|---|---|
| 乾いたタオル | 2〜3枚 | グリップと手を拭く |
| 小さめのタオル | 1枚 | 顔と帽子のつばを拭く |
| 大きめの傘 | 1本 | 打つ前後に自分とクラブを覆う |
| キャディバッグの雨よけ | 1枚 | クラブのグリップを濡らさない |
| 口を閉じられる袋 | 2〜3枚 | 濡れたものと替えを分ける |
**乾いたタオルの1枚は、傘の内側の骨に掛けておいてください。**傘を差しているあいだはタオルが濡れず、打つ前にグリップと手を拭けます。濡れたタオルでグリップを拭いても、すべりは戻りません。
傘は、打つ前後に自分とクラブを覆うためのものです。打つときは同伴者やキャディに預けるか、カートに立てかけて、手が空いた状態でアドレスに入ります。大きめの傘なら、2人がカートまで歩くあいだも一緒に入れて、レインウェアの肩や背中が濡れる時間を短くできます。
ハーフの休憩で着替えるもの
雨の日のハーフの休憩は、後半を気持ちよく回るための着替えの時間です。何を替えるかは、前半に降った時間で決めます。
| 前半に降った時間 | 替えるもの | 替えないもの |
|---|---|---|
| 30分以内 | 手袋 | 1枚目・靴下 |
| 30分〜1時間 | 手袋・靴下 | 1枚目 |
| 1時間以上 | 手袋・靴下・1枚目 | 2枚目とレインウェア |
| 前半ずっと | すべての替え | レインウェアは乾かして着直す |
**1枚目を替えるときは、2枚目のシャツはそのまま着直して構いません。**2枚目はレインウェアの下で、1枚目ほど湿っていないことが多いからです。レインウェアは、休憩のあいだにロッカーか椅子の背に広げて掛けておくと、内側の湿り気がある程度抜けます。
休憩のあいだは、濡れたレインウェアを着たまま食事の席に座らないようにしてください。椅子や床を濡らすうえに、内側の湿り気が抜けないまま後半に出ることになります。食事処の入口に雨具を掛ける場所が用意されていることも多いので、そこに広げて掛けておきます。
替えは、1枚目・手袋・靴下を1つの袋にまとめておくと、休憩所で探さずに済みます。使い終わった濡れたものは、別の袋に入れて持ち帰ります。
晴れ間が出たとき|脱ぐ順
秋の雨は、途中でやんで晴れ間が出ることもあります。晴れ間が出たら、レインウェアを着たままだと汗がこもるので、脱ぐ順を決めておきます。
| 順番 | 脱ぐもの | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 帽子をつばの広いものから普段のものに | 視界が広がる |
| 2 | レインウェアの下 | 脱ぎ着が楽で、すぐまた着られる |
| 3 | レインウェアの上の袖 | 袖を外せる形なら |
| 4 | レインウェアの上 | 雲の様子を見て最後に |
**雨がやんで10分たったら、まず下を脱いでください。**下は裾のファスナーを開ければ、靴を履いたまま脱げます。上は、空がまた暗くなるかもしれないので、最後に脱ぎます。脱いだレインウェアは、濡れたまま丸めてカートの足元か、口を閉じられる袋に入れておきます。
秋の晴れ間は、雨上がりの湿った空気の中で日が差すので、思ったより早く汗ばみます。レインウェアの上を脱いだあとに寒く感じたら、ベストだけを着直してください。ベストは、雨の日の装いと晴れの日の装いのあいだをつなぐ1枚になります。
秋の終わりの冷たい雨|冬に近い日
11月に入ると、雨の日の気温が10度を下回ることがあります。この時期の雨は、冬のラウンドの装いに、上下のレインウェアを重ねる形になります。
| 備え | 秋の初めの雨 | 秋の終わりの冷たい雨 |
|---|---|---|
| 1枚目 | 薄手の合成繊維 | 合成繊維とウールを混ぜた長袖 |
| レインウェアの下 | 襟付きのシャツ | シャツ+ベストかフリース |
| 手袋 | 雨用の両手 | 冬用の両手と、雨用の替え |
| 首まわり | なし | 薄手のネックウォーマー |
| 足元 | 薄手の靴下 | ウールを混ぜた靴下と、替え |
**冷たい雨の日は、首まわりを覆うと、レインウェアの襟元から入る雨と風を一度に止められます。**薄手のネックウォーマーなら、スイングのじゃまにならず、暑くなったらポケットにしまえます。冬の重ね着の枚数の決め方は冬のゴルフウェア レディースにまとめてあります。
ラウンドのあと|着替えて帰るもの
雨の日のラウンドのあとは、クラブハウスで着替えてから帰ることになります。帰りの装いも、行きの荷物に入れておきます。
| 持ち物 | 理由 | 目安 |
|---|---|---|
| 帰りの1枚目と下着 | ラウンドで湿ったものを替える | 1組 |
| 帰りのボトムス | 裾が湿っていることが多い | 1本 |
| 乾いた靴下 | 帰りの靴の中を冷たくしない | 1足 |
| 帰りの靴 | ゴルフの靴は湿ったまま袋へ | 1足 |
| 濡れたものを入れる大きな袋 | レインウェアと靴をまとめる | 2枚 |
**帰りの装いは、行きに着てきた服をそのまま使うつもりで、ロッカーに入れておいてください。**行きの服は乾いたままロッカーで待っているので、上下とも替えを持っていく必要はありません。足すのは1枚目と下着、靴下だけで足ります。
濡れたレインウェアは、家に着いたらすぐに袋から出して、風通しのよいところに広げて干します。袋に入れたまま翌日まで置くと、内側に湿り気がこもって、においの原因になります。
どちらとも取れるとき①|降水確率が50%前後
降るか降らないか分からない予報の日は、持ち物を減らしたい気持ちと、濡れたくない気持ちのあいだで迷います。
| 迷っていること | 決め方 |
|---|---|
| レインウェアの下を持つか | 持っていく。カートに置いておけば荷物にならない |
| 手袋の替えを持つか | 1組持っていく |
| 1枚目の替えを持つか | 降るとしたら何時間かで決める |
| 帽子を雨用にするか | 普段の帽子で出て、雨用は袋に入れて持つ |
**降るかどうか分からない日は、身につけるものは晴れの日のままにして、雨の備えはカートに置いておいてください。**レインウェアの上下と手袋の替えは、たたむと小さな袋に収まります。持っていって使わなかった日のほうが、持っていかずに降られた日より、ずっと楽に1日を終えられます。
どちらとも取れるとき②|午後から降る予報
午前のスタートで、後半から降り出す予報の日は、前半を晴れの日の装いで回り、ハーフの休憩で雨の装いに切り替えます。
| 時間 | 装い |
|---|---|
| スタートから前半 | 晴れの日と同じ・レインウェアはカートに |
| ハーフの休憩 | 空の様子を見て、上下を着るか決める |
| 後半のスタート | 降り出しが近いなら、上下を着て出る |
| 後半の途中で降り出したら | カートの屋根の下で、上から着る |
**後半の途中で降り出したときは、上から着てください。**上は袖を通して前を閉めるだけなので、すぐに着られます。下は、次のティーグラウンドのカートの屋根の下で、裾のファスナーを開けて着ると、靴を脱がずに済みます。
どちらとも取れるとき③|レインウェアを持っていない
始めたばかりで、レインウェアをまだ持っていない人もいます。急に雨の予報になった日は、手持ちのもので代わりになるかを見ます。
| 手持ちのもの | 代わりになるか | 気をつけること |
|---|---|---|
| 防水の表示がある薄手の上着 | 上の代わりになる | 素振りで背中が突っ張らないかを見る |
| 自転車やアウトドア用の雨具 | 上下とも代わりになる | 裾が長すぎないか、音が気にならないか |
| 撥水の上着 | 1mm未満の霧雨なら | 長い雨では中まで湿る |
| ビニールの雨がっぱ | 移動のあいだだけ | 打つときは脱ぐ |
**手持ちのもので代わりにするときも、素振りの3か所は確かめてください。**雨を止める力が十分でも、スイングで背中が突っ張ったり、袖口が上がったりするなら、打つときだけ脱ぐ前提にしておくほうが、ラウンドが崩れません。コースによっては、レインウェアの貸し出しがあることもあるので、予約のときに確かめておくと安心です。
よくある行き違い
**「レインウェアがあれば、下は晴れの日と同じでいい」。**レインウェアの内側では汗がこもります。雨の時間が長い日は、肌に触れる1枚目を濡れても冷たくなりにくいものにしてください。
**「小雨だから上だけで大丈夫」。**1mmを超える雨が1時間以上続くと、ボトムスの前と膝のあたりから濡れます。上下で持っていき、雨の強さで下を着るかを決めます。
**「防水の靴なら靴下の替えはいらない」。**長い時間の雨では、足首から雨が伝って靴下が湿ります。降る時間が1時間を超える日は、替えを1足持っていってください。
**「レインウェアは大きめなら動きやすい」。**大きすぎると袖が手の甲にかかり、アドレスでグリップに袖が触れます。素振りで、背中の突っ張りと袖口の位置の両方を確かめてください。
装いに活かすなら
雨の日のゴルフは、**ラウンド中に降る時間と、1時間ごとの雨の量で装いを決めてください。**降る時間が1時間を超えるなら上下のレインウェアを、3時間を超えるなら1枚目の替えを足します。秋の雨の日は、予報の気温から3度引いて、レインウェアの下の枚数を決めます。
次のラウンドの前に、手持ちのレインウェアを着て、素振りを10回してみてください。背中・袖口・音の3か所が気にならなければ、雨の日でもいつものスイングで回れます。
関連記事
- 秋のゴルフウェア レディース ── 朝と昼の気温差で、脱ぐ順を決める
- 冬のゴルフウェア レディース ── 重ね着は、素振り10回で枚数を決める
- ゴルフコンペの服装 女性 ── 秋のコンペは、表彰式まで1日の予定で組む
- ゴルフ練習場の服装 女性 ── 秋冬は、仕事帰りか休日の朝かで決める
- 40代レディースのゴルフウェア ── 前傾45度で背中が出ない着丈が基準
— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 雨の日のゴルフで、女性は何を着ればいいですか
- 肌に触れる1枚目に濡れても乾きやすい薄手のインナー、その上に襟付きのシャツか長袖の1枚、いちばん上に上下のレインウェアを重ねるのが基本です。秋の雨の日は、気温が15度を下回るならレインウェアの下に薄手のベストを足します。帽子はつばが後ろまで回るもの、手袋は雨用を両手分と替えを1組、靴下の替えを1足持っていくと、ハーフの休憩で足元から整え直せます。
- Q. 小雨ならレインウェアは上だけで足りますか
- 1時間に1mm未満の霧のような雨で、降る時間が1時間以内なら、上だけでも回れます。1mmを超える雨が1時間以上続くと、パンツやスカートの前と膝のあたりが先に濡れて、そこから冷えます。上下で持っていき、雨の強さを見て下を着るかを決めてください。下は、靴を履いたまま脱ぎ着できる裾のファスナー付きが扱いやすいです。
- Q. レインウェアを着るとスイングしにくいのですが、どう選べばいいですか
- 買う前か、着ていく前に素振りをして3か所を確かめてください。トップの位置で背中と脇が突っ張らないか、振り切ったときに袖口が手首より上がらないか、腕と胴がこすれる音が気にならないか。背中が突っ張るなら1つ大きいサイズか、伸びる生地のものに。袖が上がるなら袖の長いものに。音が気になるなら、表面が柔らかい生地のものを選びます。
— メグラシ編集部





