冬のゴルフウェア レディース|重ね着は素振り10回で枚数を決める

**家で、冬のラウンドに着ていく服を全部重ねて、素振りを10回してみてください。**肩の後ろと脇が、引かれる感じはありませんか。
冬のゴルフは、朝のスタートが0〜5℃、昼でも10℃前後という日があります。寒さに合わせて重ねるほど、腕が振りにくくなり、スイングが小さくなります。暖かさと振りやすさの折り合いは、気温ではなく、素振りで決まります。
冬のゴルフウェアは、スイングする3層と、止まっているときに羽織る1枚、それに首・手・耳の小物に分けて考えます。3層は素振りで上限を決め、それ以上の寒さは、羽織る1枚と小物で受け止めます。
秋の朝と昼の気温差に合わせた脱ぐ順は秋のゴルフウェア レディースに、前傾で背中が出ない着丈は40代レディースのゴルフウェアにまとめてあります。この記事は、冬に重ねる枚数と組み方を扱います。
結論:冬のゴルフは、素振りで肩が引かれない枚数まで重ねる
冬のゴルフウェアは、次の3つに分けて組みます。
| 分け方 | 中身 | 決め方 |
|---|---|---|
| スイングの3層 | 肌側・中・外側 | 素振り10回で肩と脇が引かれない |
| 止まっているときの1枚 | 中綿やボアの羽織り | カートと待ち時間に着る |
| 小物 | 首・手・耳・腰 | 気温と日差しで順に外す |
3層を4層、5層に増やすのではなく、寒さは小物と羽織る1枚で足す。これが、冬のラウンドでスイングを崩さない組み方です。
この分け方にしておくと、一日の中での調整も簡単になります。スイングの3層は朝から夕方まで基本的にそのまま着て、止まっているときの1枚と小物だけを、気温と日差しに合わせて付けたり外したりします。打つたびに上着を脱ぎ着するのは手間に思えますが、スイングの層に手を付けないぶん、打つときの体の感覚は一日変わりません。
📋 早見表|朝の気温と、重ねる3層
スタート時刻の気温と、3層の組み方の目安です。
| スタート時の気温 | 肌側 | 中 | 外側 | 止まっているとき |
|---|---|---|---|---|
| 10℃以上 | 長袖の吸湿する肌着 | 薄手のハイネック | なし・ベスト | 薄手の羽織り |
| 5〜10℃ | 長袖の吸湿する肌着 | 薄手のニット・フリース | ベスト | 中綿の羽織り |
| 0〜5℃ | 保温する長袖の肌着 | 薄手のニット・フリース | 袖のある防風の1枚 | 中綿・ボアの羽織り |
| 0℃未満 | 保温する長袖の肌着 | 伸びるフリース | 袖のある防風の1枚 | 長めの中綿・腰巻き |
0℃を下回っても、スイングの3層は大きく変わりません。変わるのは、止まっているときの1枚と小物です。
表の段は、スタート時刻の気温で選びます。冬の早い時間のスタートは、日が昇りきる前に1番ホールに立つことになり、予報の最低気温に近い寒さの中で打ち始めます。午前の遅い時間のスタートなら、1段暖かい側の組み方で足りることもあります。迷ったら、1段寒い側の止まっているときの1枚を持っていき、スイングの3層は予報どおりの段で組んでください。
予報のどこを見るか|朝のスタート時刻と風速
冬のゴルフの予報は、最低気温より、スタート時刻の気温と風速を見てください。
| 予報で見る数字 | 何に効くか | 基準 |
|---|---|---|
| スタート時刻の気温 | 3層の厚み | 表の段を選ぶ |
| 昼12時の気温 | 外側の1枚を脱げるか | 10℃を超えるか |
| 風速 | 外側を防風にするか | 5m/sを超えるか |
| 天気 | 雨・雪への備え | 降水の有無 |
| 日の出の時刻 | 霜で開始が遅れるか | 早朝スタートの日 |
同じ5℃でも、風速5m/sを超えると体に当たる寒さが一段上がります。風の強い日は、外側を防風の1枚にすると決めておいてください。丘陵地や河川敷のコースは、市街地の予報より風が強いことがあります。
霜の降りる朝は、芝が凍っているあいだ、スタートが遅れることがあります。その場合は、クラブハウスの外で待つ時間が長くなるので、止まっているときの1枚を、到着したときから着ておいてください。
素振り10回の試し方
出かける前日に、家で試します。
| 手順 | やること | 見ること |
|---|---|---|
| 1 | 当日の3層を全部着る | ― |
| 2 | クラブかほうきを持つ | ― |
| 3 | アドレスの前傾を取る | 背中の裾が上がらないか |
| 4 | フルスイングの素振りを10回 | 肩の後ろが引かれないか |
| 5 | フィニッシュで3秒止まる | 脇の下が突っ張らないか |
| 6 | 両腕を真上に上げる | 裾がウエストから出ないか |
10回のうち、後半で肩が引かれ始めるなら、それが上限の合図です。引かれる感覚があれば、外側か中の1枚を薄いものに替えて、もう一度10回試してください。
クラブがなければ、ほうきや長い傘でも構いません。大事なのは、フィニッシュまで振り切ることです。途中で止めると、肩の後ろが引かれる感覚は出てきません。部屋が狭いときは、ハーフスイングを20回にして、トップとフィニッシュでそれぞれ2秒止まってください。引かれる場所は、たいてい肩甲骨の外側と、脇の下の少し後ろです。
肌側の1枚|汗を吸って肌から離す
冬でも、ラウンドのあいだに汗はかきます。坂を上り、グリーンまで歩き、打つ。汗が肌の上に残ると、止まったときに冷えます。
| 肌側の1枚 | 汗 | 暖かさ | 向いている気温 |
|---|---|---|---|
| 吸湿して乾く薄手の肌着 | 肌から離す | 中くらい | 5℃以上 |
| 保温する厚手の肌着 | 吸うが乾きは遅い | 高い | 0〜5℃ |
| 綿の肌着 | 吸うが乾かない | 最初は高い | 冬のラウンドには向かない |
| 起毛した肌着 | 吸って保つ | 高い | 0℃未満 |
綿の肌着は、汗を吸ったまま乾かないので、後半に冷えます。肌側は、汗を吸って乾く生地を選んでください。
肌側の1枚は、首まで覆うものにするか、丸首にするかも選べます。首まで覆う肌着にすれば、ネックウォーマーを外したあとも首元が冷えにくくなります。中にハイネックを着る日は、肌側は丸首にして、首元の重なりを減らしてください。首元に布が3枚重なると、アドレスで顎を引いたときに窮屈になります。
中の1枚|厚みより、脇と肩の伸び
中の1枚は、暖かさの中心です。ただし、厚いものほど肩と脇が動きにくくなります。
| 中の1枚 | 暖かさ | 伸び | 選ぶ基準 |
|---|---|---|---|
| 薄手のハイネック | 中くらい | 高い | 10℃以上の日 |
| 薄手のニット | 高い | 中くらい | 編み目が詰まって薄いもの |
| フリース | 高い | 中くらい | 脇に伸びる生地があるもの |
| 厚手のニット | とても高い | 低い | スイングの層には向かない |
| 中綿入り | とても高い | 低い | 止まっているときの1枚に回す |
厚手のニットや中綿は、スイングの層ではなく、止まっているときの1枚に回してください。中の1枚は、腕を真上に上げたときに脇が突っ張らないことを先に見ます。
中の1枚は、外から見える時間がいちばん長い服でもあります。外側をベストにする日は、腕と首元に中の1枚がそのまま見えます。色や柄で冬のラウンドを楽しみたいときは、この1枚で選ぶと、スイングの層の厚みを変えずに装いを変えられます。
外側の1枚|風を止める面は前だけでいい
外側の1枚は、風を止める役目です。風は体の前から当たるので、前身頃に風を通しにくい生地があれば足ります。
| 外側の1枚 | 風 | 振りやすさ | 向いている日 |
|---|---|---|---|
| ニットのベスト | 通す | 高い | 風の弱い5℃以上 |
| 前が防風のニット | 前だけ止める | 高い | 風のある5℃以上 |
| 中綿のベスト | 止める | 高い | 0〜10℃ |
| 袖のある防風の上着 | 止める | 中くらい | 0〜5℃・風の強い日 |
| 厚手の中綿の上着 | 止める | 低い | スイングには向かない |
背中まで全部が防風の生地だと、汗が抜けずに中が蒸れます。前だけ防風、背中と脇は伸びる生地という組み合わせのものが、冬のラウンドには扱いやすくなります。
外側の1枚は、前を開けられる形のものを選んでおくと、日が高くなったときに前を開けるだけで暑さを逃がせます。脱ぐほどではないけれど暑い、という時間帯は、冬のラウンドでもよくあります。かぶって着る形は、脱ぐか着るかの二択になります。
ベストか袖ありか|腕の通り道
ベストと袖のある上着は、スイングのしやすさと暖かさの折り合いで選びます。
| 比べる点 | ベスト | 袖のある上着 |
|---|---|---|
| 腕の振りやすさ | 袖がないので高い | 脇と袖の生地しだい |
| 腕の暖かさ | 中の1枚だけ | 高い |
| 風の強い日 | 腕が冷える | 腕まで止める |
| 脱いだとき | 小さく畳める | かさばる |
| 向いている日 | 5℃以上・風が弱い | 0〜5℃・風が強い |
どちらか決めきれないときは、両方をカートに積んでおき、朝は袖あり、昼からベストに替えてください。袖のある上着を選ぶときは、腕を真上に上げたとき、裾がウエストから出ないかを試着で確かめます。
ベストを選ぶときは、袖ぐりの大きさを見てください。袖ぐりが小さいと、腕を振ったときに脇の下が擦れます。反対に大きすぎると、中の1枚との間に風が入ります。腕を下ろした状態で、脇の下と袖ぐりのあいだに指2本ぶんのすき間があるくらいが、振りやすさと暖かさの折り合いです。
首・手・耳|面積は小さく効きは大きい
首・手・耳は、面積は小さくても、覆うと体全体の寒さの感じ方が変わる場所です。スイングの層を増やす前に、ここを先に足してください。
| 小物 | 効く場面 | 外す目安 |
|---|---|---|
| ネックウォーマー | 朝のスタート・風の強いホール | 昼に10℃を超えたら |
| 両手用の手袋 | 打たないあいだ | 打つときに外す |
| ポケットに入れる手の保温具 | 打つ直前まで手を温める | 一日持つ |
| 耳まで覆う帽子 | 朝・風の強い日 | 日差しが出たらつば付きに替える |
| 腰に巻く保温具 | 待ち時間 | 暖かくなったら外す |
手袋は、打つときの片手用とは別に、両手用の防寒の手袋を持ってください。打つ直前まで両手を温めておくと、グリップの感覚が保てます。
帽子は、朝の寒い時間は耳まで覆うニットの帽子にして、日差しが強くなってきたら、つばのある帽子に替えます。冬は太陽の位置が低く、ホールの向きによっては正面から日が差します。つばのある帽子を1つ、カートに積んでおいてください。
下半身|パンツか、スカートとタイツか
下半身は、スイングの振り幅にはあまり関わりませんが、止まっているときの寒さに大きく効きます。
| 組み方 | 暖かさ | 調整のしやすさ | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 裏起毛のパンツ | 高い | 低い | 昼に暑くなることがある |
| 中綿入りのパンツ | とても高い | 低い | 前傾でお腹まわりが窮屈にならないか |
| スカートと厚手のタイツ | 中くらい | 高い | タイツを替えられる |
| スカートとレギンス | 高い | 高い | 裾の長さを合わせる |
| 巻きスカートを上から | とても高い | 高い | 待ち時間だけ巻く |
スカートの良さは、下に重ねるものを気温で替えられることです。パンツの場合は、前傾のアドレスで、腰と膝が窮屈にならないかを試着で確かめてください。
巻きスカートを上から重ねる組み方は、パンツの日にも使えます。待ち時間やカートでの移動のあいだだけ腰に巻き、打つ前に外します。腰まわりが温まると、止まっているときの寒さの感じ方が変わります。
足元|靴下の厚みとシューズのきつさ
冬の足元は、厚い靴下を重ねたくなりますが、シューズがきつくなると足先が冷えます。
| 足元 | 暖かさ | 気をつけること |
|---|---|---|
| ふつうの靴下 | 低い | 5℃以上の日だけ |
| 厚手の靴下 | 高い | シューズのきつさを確かめる |
| 5本指の靴下と重ねる | 高い | 指先が窮屈にならないか |
| 足首まで覆う靴下 | 高い | パンツの裾と重ねる |
厚手の靴下を履いた状態で、シューズの中で指が動かせるかを確かめてください。**指が動かないほどきついと、かえって足先が冷えます。**霜の降りた朝は芝が濡れるので、防水のシューズが扱いやすくなります。
冬用に靴下を厚くするなら、シューズを試すときも、その靴下を履いて試してください。夏に合わせて選んだシューズに冬の厚い靴下を合わせると、甲が押されて歩きにくくなります。靴ひもを少し緩めて調整できる範囲なら、そのまま使えます。
カートと待ち時間|止まっているときに冷える
冬のラウンドで冷えるのは、打っているときより、止まっているときです。
| 止まっている場面 | 時間の目安 | 羽織るもの |
|---|---|---|
| 乗用カートでの移動 | 1ホール2〜3分 | 中綿の羽織り・膝掛け |
| ティーイングエリアでの待ち | 5〜10分 | 中綿の羽織り |
| 前の組を待つ | 10分以上 | 長めの中綿・腰の保温具 |
| グリーン上で人のパットを見る | 2〜3分 | 両手用の手袋 |
止まっているときの1枚は、スイングの層とは別のものです。打つ前に脱いでカートに置き、打ったら羽織る。これを繰り返すので、前を開けやすく、すぐ脱ぎ着できる形のものを選んでください。
丈は、お尻が隠れるくらいまであると、カートの座席に座ったときに腰まで覆えます。膝掛けがあれば、座っているあいだの脚の冷えも受け止められます。歩いてラウンドするコースでは、止まっている時間は短くなるので、薄手の羽織りに替えても構いません。
昼の休憩で脱ぐもの・足すもの
冬のラウンドでは、昼の休憩のあいだに気温が上がります。後半の9ホールに向けて、組み方を替えます。
| 昼の気温 | 脱ぐもの | 残すもの |
|---|---|---|
| 5℃未満 | 替えない | 全部 |
| 5〜10℃ | 袖のある外側をベストに | 肌側・中・小物の一部 |
| 10℃以上 | 外側の1枚・耳の帽子 | 肌側・中 |
汗をかいた日は、休憩のあいだに肌側の1枚を替えると、後半の冷え方が変わります。替えの肌着を1枚、キャディバッグのポケットに入れておいてください。
休憩のクラブハウスは暖房が効いているので、止まっているときの羽織りは脱いでおきます。後半のスタート前に、もう一度羽織ってから外に出てください。暖かい部屋から急に外に出ると、朝のスタートより寒く感じることがあります。
前傾で背中が出ないか
冬は重ね着をするぶん、前傾したときに裾が上がって背中が出やすくなります。重ねた中の1枚の裾が、アドレスの前傾でウエストから出ないかを確かめてください。
| 見る場所 | 基準 |
|---|---|
| 肌側の裾 | パンツやスカートにしまえる長さ |
| 中の裾 | 前傾してもウエストから出ない |
| 外側の裾 | お尻の上端にかかる長さ |
肌側を長めにしてしまい込めば、重ねた上の2枚が多少上がっても、背中は冷えません。前傾の角度と着丈の関係は40代レディースのゴルフウェアに詳しくまとめてあります。
スカートの日は、肌側をタイツの中にしまうと、前傾しても裾が出ません。パンツの日は、ウエストの内側に肌側の裾を入れてから、中の1枚をかぶせます。重ねる順番を決めておけば、朝の着替えも迷わずに済みます。
色|冬の芝の上での見え方
冬の芝は、枯れて茶色や淡い黄色になります。夏の緑の芝の上とは、色の見え方が変わります。
| 色 | 冬の芝の上 | 合わせ方 |
|---|---|---|
| 白 | 明るく映える | 外側か中に |
| 黒・濃紺 | 締まって見える | 下半身か外側に |
| 茶・ベージュ | 芝となじむ | 小物に明るい色を1点 |
| 赤・ボルドー | 映える | 首か外側に1か所 |
| 淡いピンク・水色 | やわらかく映える | 中の1枚に |
芝と同じ茶やベージュでまとめると、写真で背景に溶けます。首まわりか外側に、芝と離れた色を1か所入れてください。
冬のゴルフ場は、空気が澄んで光がまっすぐ届く日が多く、色が遠くまではっきり見えます。白の外側は、冬の枯れた芝と青い空のどちらにも映える色です。汚れが目に付きやすいので、白を選ぶ日は、泥はねの少ない下半身を濃い色にしておくと、一日きれいに着られます。
来場と帰りの服装|クラブハウスの決まり
ゴルフ場によっては、来場や帰りの服装に決まりがあります。冬はウェアの上にコートを着て来場することが多いので、その下の服装も見ておきます。
| 場面 | 見ること |
|---|---|
| 来場 | 襟のある服か、ジャケットの決まりがあるか |
| クラブハウスの中 | 帽子を脱ぐ決まりがあるか |
| 昼の休憩 | 上着を着たままでよいか |
| 帰り | 着替えるか、ウェアのまま帰るか |
決まりはゴルフ場ごとに違うので、予約の案内か、ゴルフ場の案内を先に見ておいてください。
来場のときのコートは、ロッカーに入れてしまうので、ウェアの上に着られる厚さと丈であれば十分です。帰りは、ラウンドのあとで汗が冷えやすい時間です。お風呂を使わずに帰る日は、肌側の1枚を替えてからコートを着ると、帰り道の寒さが変わります。
荷物|キャディバッグとカートに何を入れるか
冬のラウンドは、脱いだり足したりするものが多くなります。どこに入れておくかを先に決めます。
| 持ち物 | 入れる場所 |
|---|---|
| 止まっているときの羽織り | カートの座席 |
| 両手用の手袋 | 羽織りのポケット |
| 手の保温具 | ウェアのポケット |
| 替えの肌着 | キャディバッグのポケット |
| 脱いだ小物 | カートのかご |
カートの座席に羽織りを置くときは、風で飛ばされないよう、座席の背にかけておくか、膝掛けと一緒にまとめておいてください。
ポケットの多いウェアは、冬のラウンドでは助かります。手の保温具、ティー、マーカー、両手用の手袋と、身につけておきたい小物が夏より増えるからです。ポケットの少ないウェアの日は、腰に付ける小さなポーチを1つ足してください。
どちらとも取れるとき①|朝は0℃台、昼は10℃を超える
冬のよく晴れた日は、朝と昼で10℃以上の差が出ることがあります。この日は、スイングの層を昼に合わせて決めてください。
- 肌側は保温する長袖の肌着、中は薄手のニットにして、一日そのまま着る
- 外側は袖のある防風の上着にして、朝だけ着る
- 止まっているときの羽織りを、朝はずっと着る
- 昼からは外側をベストに替え、小物を順に外す
朝に合わせてスイングの層を厚くすると、昼には暑く、脱いだものの置き場に困ります。朝の寒さは、羽織る1枚と小物で受け止めてください。
どちらとも取れるとき②|厚手を1枚か、薄手を2枚か
中の1枚を、厚手のニット1枚にするか、薄手のハイネックとフリースの2枚にするかで迷ったら、薄手を2枚にしてください。
| 比べる点 | 厚手1枚 | 薄手2枚 |
|---|---|---|
| 暖かさ | 高い | 同じくらい |
| 振りやすさ | 肩が引かれる | 生地が滑り合って動く |
| 昼に暑いとき | 脱ぐと寒い | 1枚だけ脱げる |
| 汗 | こもる | 抜けやすい |
薄手を2枚にしても、素振り10回で肩が引かれるなら、それは3層を超えています。外側をベストに替えるか、中の2枚のどちらかを薄いものに替えます。
薄手を2枚重ねるときは、内側を体に沿う形、外側を少しゆとりのある形にしてください。同じくらいのゆとりのものを2枚重ねると、腕を振ったときに布同士がねじれて、脇にしわが寄ります。
どちらとも取れるとき③|雨・雪がちらつく予報
冬の雨や雪は、濡れると一気に冷えます。降水の予報がある日は、外側の1枚を雨を通しにくいものに替え、止まっているときの羽織りも濡れにくいものにしてください。
| 予報 | 外側 | 足すもの |
|---|---|---|
| 小雨・雪がちらつく | 雨を通しにくい上着 | 帽子のつば・替えの手袋 |
| 雨が続く | 上下の雨具 | 替えの靴下・タオル |
| 雪が積もる | ― | ゴルフ場に開場を確かめる |
替えの手袋と靴下は、濡れたときに替えるだけで、後半の冷え方が大きく変わります。
雨の日は、止まっているときの羽織りを、カートの屋根の下で着るものと考えてください。雨具の上からさらに羽織る必要はありません。そのかわり、休憩のあいだに濡れた肌側の1枚を替えられるよう、替えの肌着をビニール袋に入れて持っていきます。
よくある行き違い
**「寒いから、とにかく重ねる」。**4枚以上を体に重ねると、スイングの振り幅が小さくなります。寒さは小物と羽織る1枚で足してください。
**「厚手のニット1枚がいちばん暖かい」。**暖かさは高いですが、肩と脇が動きにくくなります。スイングの層には薄手を重ね、厚手は止まっているときに回します。
**「冬は汗をかかない」。**坂を歩き、打つたびに汗はかきます。肌側を綿にすると、後半に冷えます。
**「手袋は打つときの片手用で足りる」。**打たないあいだは、両手用の防寒の手袋で手を温めておくほうが、グリップの感覚が保てます。
装いに活かすなら
冬のゴルフウェアは、スイングの3層を素振りで決め、それ以上の寒さは羽織る1枚と小物で足してください。予報ではスタート時刻の気温と風速を見て、3層の厚みと外側の防風を選びます。
ラウンドの前日に、当日の服を全部着て、素振りを10回してみてください。肩の後ろと脇が引かれなければ、その組み方で18ホールを回れます。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 冬のゴルフは何枚重ねればいいですか
- 枚数は気温ではなく、素振りで決めてください。家で、重ねるつもりの服を全部着てクラブかほうきを持ち、フルスイングの素振りを10回します。肩の後ろと脇が引かれる感覚があれば、そこが上限です。多くの場合、肌側・中・外側の3枚が上限になり、それ以上の寒さは、首・手・耳を覆う小物と、カートや待ち時間に羽織る1枚で受け止めます。4枚目を体に直接重ねると、スイングの振り幅が小さくなります。
- Q. 冬のゴルフはベストと袖のあるブルゾンのどちらがいいですか
- スイングのしやすさではベスト、暖かさでは袖のあるものが勝ります。朝のスタートが5℃以上で、風が弱い日はベストで足ります。0〜5℃のスタートや、風速が5m/sを超える日は、袖のあるものを選んでください。袖のあるものを選ぶときは、脇の下に伸びる生地が使われているか、腕を真上に上げたときに裾が持ち上がらないかを確かめます。両方持っていき、朝は袖あり、昼からベストに替える組み方もできます。
- Q. 冬のゴルフはスカートとパンツのどちらが暖かいですか
- 暖かさだけで言えば、裏起毛や中綿の入ったパンツです。スカートで行きたいときは、厚手のタイツか、スカートの下にはくレギンスを合わせてください。スカートの長所は、下に重ねるものを気温で替えられることです。朝は厚手のタイツ、昼から薄手に替えるといった調整ができます。パンツの場合は、裾が靴に当たって濡れないよう、くるぶしが見える丈か、裾の絞れるものが扱いやすくなります。
- Q. 朝は0℃台で、昼は10℃を超える日は、どうすればいいですか
- スイングの層は昼に合わせて決め、朝の寒さは羽織る1枚と小物で受け止めてください。肌側と中の2枚は一日そのまま着て、外側の1枚を朝だけ着るか、カートに乗っているときだけ羽織ります。首・手・耳の小物は、日が高くなったら順に外していきます。朝の寒さに合わせてスイングの層を厚くすると、昼には暑く、脱いだものの置き場にも困ります。
— メグラシ編集部





