骨格ストレート Tシャツ|羽織の下で太く見えるのは胸か二の腕か

**骨格ストレートでTシャツを羽織の下に入れると太く見える人は、先に「胸で太く見えるのか、二の腕で太く見えるのか」を決めてください。**直す場所はその答えで変わります。
胸で太く見える人は、Tシャツの首の開きと生地を直します。首の開きを鎖骨の下指2本まで下げ、表面がなめらかな中厚手にすると、羽織の前の開きとTシャツの首元で縦の線ができて、胸の厚みが1枚の面になりません。二の腕で太く見える人は、袖の長さと肩線を直します。袖を肘の上で止めるか長袖にして、肩線を自分の肩の端に合わせると、羽織の袖の中で布がたまらなくなります。
どちらで太く見えるかは、鏡の前でいま持っているTシャツの上に羽織を1枚着て、正面と斜め45度から見れば分かります。この記事では、その見分け方と、胸の人・二の腕の人それぞれの選び方、どちらとも取れる人の決め方を順に書きます。
結論:羽織の下のTシャツは、太く見える場所で直す所が分かれる
骨格ストレートは、体の厚みが前後に出やすく、二の腕にもハリが出やすいタイプです。Tシャツを1枚で着ているときは、厚みもハリも布がまっすぐ受け止めるので、あまり問題になりません。ところが上に羽織を着ると、Tシャツの上に布がもう1層かかり、どこかで布が重なってたまります。たまる場所が胸の前なのか、腕の横なのかで、太く見える理由が変わります。
| 太く見える場所 | 起きていること | 直す所 |
|---|---|---|
| 胸 | 詰まった首元と薄い生地で、胸の前が1枚の大きな面になる | 首の開き、生地の厚みと表面 |
| 二の腕 | Tシャツの袖が羽織の袖の中でたまり、腕の横幅が増える | 袖の長さ、肩線の位置 |
| どちらとも取れる | 胸の面と腕のたまりが同じくらい出ている | 羽織を脱ぐ日が多いか少ないかで先に直す方を決める |
1枚目のTシャツを全部買い替える必要はありません。いま持っているTシャツのうち、羽織の下に入れて太く見えた1枚を、どちらの理由で太く見えたかで見直すところから始めてください。
鏡の前で、胸か二の腕かを確かめる
確かめ方は1回で済みます。いちばんよく着るTシャツの上に、いちばんよく着る羽織を重ね、前を開けた状態で鏡の前に立ってください。
正面から見て、羽織の前の開きのあいだに見えるTシャツの面が、自分の顔の横幅より広く見えたら胸の側です。開きの中のTシャツが平らな板のように見えて、そこだけ目が行くなら、胸の厚みが面になっています。
次に体を45度ひねって、羽織の袖の、肩から肘までのあいだを見てください。袖の中でTシャツの袖口が段になって浮いていたり、羽織の袖が腕の形より外へふくらんでいたりしたら二の腕の側です。腕を下ろしたとき、羽織の袖とお腹の横のあいだに隙間がほとんど無いのも、二の腕の側に出る特徴です。
両方とも当てはまる人、どちらも当てはまらないのに太く見える人は、後の「どちらとも取れる場合」の章を読んでください。
胸で太く見える人|首の開きを鎖骨の下指2本まで下げる
胸で太く見える人がまず直すのは、首の開きです。首の付け根にぴったり沿う詰まった丸首は、胸の前を上から下までひと続きの面にします。羽織を重ねると、その面が羽織の前の開きにちょうど収まり、四角い板のように見えます。
首の開きは、鎖骨のいちばん下から指2本ぶん下までを目安にしてください。丸首ならそれくらい開いたもの、Vネックなら角度が浅めで深さがその位置で止まるものが扱いやすいです。開きが深すぎると、今度は胸の上の厚みがのぞいて、羽織の開きの中に肌と布の2つの面ができます。指2本で止めると、首元の肌が縦に細く出て、胸の面が上で切れます。
Uネックや浅いボートネックも使えますが、横に広く開く形は胸の厚みを横に広げて見せるので、羽織の前を閉じる日に限るのが無難です。
胸で太く見える人|生地は表面がなめらかな中厚手にする
首の開きを直しても胸の面が目立つときは、生地を見直します。薄いTシャツは胸の丸みをそのまま拾うので、厚みの輪郭がはっきり出ます。逆に、張りの強い厚手は胸の前で布が浮き、胸の高さから下へまっすぐ落ちて体が四角くなります。
中厚手で、表面がなめらかに光を返すものを選んでください。指でつまんで離したとき、つまんだ跡がすぐ戻る程度のハリがあり、光にかざして指の形が透けないくらいの厚さが目安です。表面に凹凸のある生地や、起毛した生地は、胸の前の面に影を作って厚みを強調します。
色は、羽織より明るい色を選ぶと、羽織の開きの中の面が前へ出て見えます。胸で太く見える人は、羽織と同じくらいの明るさか、少し暗い色にすると、開きの中が引っ込んで見えます。
胸で太く見える人|裾は入れて腰の高さを見せる
胸で太く見える人は、Tシャツの裾を前だけでもボトムスに入れてください。骨格ストレートは腰の位置が高めに出やすいので、裾を入れると上半身の面が短く区切られ、胸の面が縦に長く続きません。
全部入れると胸から腰までの膨らみがはっきりする人は、前の中心だけを入れて、脇と後ろは出したままにします。羽織の前の開きの中で、Tシャツが腰の高さで一度止まって見えれば十分です。
二の腕で太く見える人|袖は肘の上で止めるか、長袖にする
二の腕で太く見える人が直すのは、袖の長さです。いちばん困るのは、袖口が二の腕のいちばん太い所で止まる半袖です。羽織の袖の中で、Tシャツの袖口がちょうど太い所で段になり、腕がそこからふくらんで見えます。
半袖なら、袖口が肘の上の指2本ぶんまで下りてくる、やや長めの袖を選んでください。二の腕のいちばん太い所を袖の中に収めると、羽織の袖の中で段ができても、それが細くなり始める位置に来ます。
秋冬は長袖のTシャツにしてしまうのがいちばん簡単です。長袖なら羽織の袖の中で布が段にならず、腕がまっすぐ1本の筒に見えます。袖口が手首の骨の上で止まるくらいの長さにして、手首のすぐ上で布がたまらないようにしてください。
二の腕で太く見える人|肩線を自分の肩の端に合わせる
もう1つは、肩線の位置です。肩が落ちる形のTシャツは、袖の付け根が二の腕の途中に来ます。羽織を重ねると、その付け根の縫い目と余った布が、羽織の袖の中で二の腕のまわりにたまります。
肩線は、肩の骨の端から外へ2cm以内に収めてください。鏡の前で腕を下ろし、肩線の縫い目が肩の角に乗っていれば合っています。オーバーサイズのTシャツを着たい人も、身幅はゆったりでかまわないので、肩線だけは落ちすぎないものを選ぶと、羽織の下で腕が太くなりません。
二の腕で太く見える人|羽織の袖にゆとりがあるかを見る
Tシャツを直しても腕が太く見えるときは、羽織の袖を見てください。骨格ストレートは腕にハリがあるので、羽織の袖が細いと、中のTシャツの布と腕が一緒に押されて、袖の形が腕の形のまま外に出ます。
羽織を着て腕を前に伸ばしたとき、二の腕の横で袖を指でつまめるくらいのゆとりがあるかを確かめてください。つまめないなら、羽織の袖が細すぎます。Tシャツを薄手に替えるより、羽織の袖にゆとりがあるものを選ぶほうが、腕まわりはすっきりします。羽織の選び方は骨格ストレートのジャケットは胸のゆとりと丈で選ぶ記事が参考になります。
二の腕で太く見える人|裾は出して、腰骨の高さで止める
二の腕で太く見える人は、Tシャツの裾を出したほうが落ち着くことが多いです。裾を入れると腰まわりが細く見え、その分だけ腕の横の幅が目立ちます。裾を出して腰骨の高さで止まる丈にすると、腕の横とお腹まわりの幅がそろい、腕だけに目が行かなくなります。
丈が長すぎて腰骨より下まで来ると、今度は上半身が長く見えます。腰骨のいちばん出ている所の高さで止まる丈か、それより指1本上で止まる丈が扱いやすいです。
どちらとも取れる場合|羽織を脱ぐ日が多いか少ないかで先に直す方を決める
胸も二の腕も同じくらい太く見える人は、全部を一度に直そうとしないでください。首も袖も肩線も生地も裾も、と変えるところを増やすと、手持ちのTシャツがほとんど使えなくなります。
先に直す方は、羽織を脱ぐ日が多いか少ないかで決めます。職場や室内で羽織を脱ぐ日が多い人は、首の開きと生地から直してください。脱いだときに見えるのはTシャツの前の面なので、そこが整っていれば、羽織を着ているときも脱いだときも困りません。
羽織をほとんど脱がない人、移動の多い人は、袖の長さと肩線から直してください。羽織を着たまま過ごす時間が長いほど、羽織の袖の中の布のたまりが一日中見えます。
| 1日の過ごし方 | 先に直す方 | 次に直す方 |
|---|---|---|
| 室内で羽織を脱ぐ時間が長い | 首の開き・生地 | 袖の長さ |
| 羽織を着たまま過ごす時間が長い | 袖の長さ・肩線 | 首の開き |
| 半々 | 長袖にして袖の段を消す | 首の開き |
どちらとも取れる場合|どちらも当てはまらないのに太く見える人
胸の面も、腕のたまりも見当たらないのに、羽織を重ねると太く見える人がいます。その場合は、Tシャツと羽織の丈の差を見てください。
Tシャツの裾が羽織の裾から3cm以上出ていると、腰の高さに横の線が2本でき、上半身が横に広がって見えます。Tシャツの裾を入れるか、羽織の裾より上で止まる丈にすると、横の線が1本になります。
それでも太く見えるときは、骨格ストレートの服がそもそも合っていない可能性があります。肩の骨が目立つ、腰の位置が低めで脚の付け根に肉が付きやすい、という人は、ストレートとほかのタイプの両方の特徴を持っていることがあります。2つのタイプで迷う人の決め方は骨格診断が2タイプで割れる人の記事にまとめています。
痩せ型の骨格ストレートの場合
痩せていて骨格ストレートと言われた人は、Tシャツを羽織の下に入れると、太く見えるより寂しく見えることのほうが多いです。その場合は、胸の側の直し方を逆にしてください。首の開きは浅めにして、生地は中厚手のまま、表面に少し目のあるものを選ぶと、羽織の開きの中が寂しくなりません。
厚みが胸に残るか腰に残るかで分かれる見方は骨格ストレートで痩せ型の記事に書いています。
骨格ストレートが羽織の下で避けたいTシャツ
最後に、どちらの人にも避けてほしい形を挙げます。
- 首の付け根に沿う詰まった丸首で、生地が薄いもの。胸の面がいちばん大きく出ます
- 袖口が二の腕のいちばん太い所で止まる半袖。羽織の袖の中で段ができます
- 肩が大きく落ちて、袖の付け根が二の腕の途中に来るもの
- 裾に大きなスリットや切り替えがあり、羽織の裾の下で横の線が増えるもの
どれも1枚で着ているときは気にならないことが多いので、羽織を重ねて初めて分かります。秋口に1枚目を買うときは、手持ちの羽織を着て試着するのがいちばん確実です。
まとめ|Tシャツは太く見える場所で、首か袖かを直す
- 羽織の下で太く見えるとき、原因は胸の厚みか二の腕のハリのどちらか
- 胸の人は、首の開きを鎖骨の下指2本まで下げ、生地は表面がなめらかな中厚手、裾は前だけでも入れる
- 二の腕の人は、袖を肘の上で止めるか長袖にし、肩線を肩の端に合わせ、裾は出して腰骨の高さで止める
- どちらとも取れる人は、羽織を脱ぐ日が多ければ首から、少なければ袖から直す
秋冬にトップスを入れると太って見えるときの直し方はトップスをインすると太って見える記事、首元と生地の選び方の全体は骨格ストレートのトップスの記事にまとめています。
よくある質問
Q. 骨格ストレートは丸首のTシャツを着てはいけませんか 着てかまいません。丸首で太く見えるのは、首の詰まりが胸の厚みを一枚の面にしてしまう人だけです。首の付け根から指3本ぶん下まで開いた丸首なら、胸で太く見える人でも面が分かれます。詰まった丸首を着たいときは、羽織の前を開けて縦の線を2本作ってください。
Q. 厚手のTシャツと薄手のTシャツ、骨格ストレートはどちらがいいですか 羽織の下に入れるなら中厚手が扱いやすいです。薄手は胸の丸みを拾って厚みがそのまま出ますし、厚手で張りの強いものは胸の前で布が浮いて体が四角く見えます。指でつまんで、つまんだ跡がすぐ戻り、光にかざして指の形が透けない程度を目安にしてください。
Q. オーバーサイズのTシャツを羽織の下に着たいです 身幅に余りがあっても、肩線が自分の肩の端から2cm以内に収まっていれば着られます。肩が落ちて袖の付け根が二の腕の途中に来ると、羽織の袖の中で布がたまり、二の腕で太く見える人ほど腕が太く見えます。裾は前だけ入れて、腰の高い位置を見せてください。
Q. Tシャツの裾は入れるべきですか、出すべきですか 胸で太く見える人は入れて、腰の高さを見せると上半身が短くまとまります。二の腕で太く見える人は、裾を出して腰骨の高さで止まる丈にすると、腕の横の幅とお腹まわりの幅がそろって、腕だけが目立たなくなります。
— メグラシ編集部





