黄み肌なのにブルベ冬|表面の黄みを引いてから、下地の青みを見る

肌が黄色く見えるのに、診断ではブルベ冬と出た。ここでほとんどの人が止まります。
止まる理由は1つです。肌の色みを1層だと思っているからです。
肌の色みは2層あります。表面と、下地。 診断が読んでいるのは下地のほうです。表面が黄みに振れていても、下地が青みなら判定はブルベ側に出ます。矛盾ではなく、見ている層が違うだけです。
📋 早見表|表面と下地は、見る場所が違う
この表は答えではありません。自分の肌のどこを見るべきかを決めるためのものです。
| 層 | 何で決まるか | 見える場所 | 動くか |
|---|---|---|---|
| 表面 | カロテン・角質の厚み・日焼け | 頬・手の甲・額 | 季節と体調で動く |
| 下地 | 血の巡り・皮膚の透け方 | まぶた・耳のうしろ・手のひら | ほぼ動かない |
頬で判定してはいけません。 頬は顔の中でもっとも表面の影響を受ける面です。ここだけを見て「私は黄み肌だからイエベのはず」と決めてしまうのが、いちばん多い行き止まりです。
表面の黄みが濃く出る3つの原因
自分の表面がなぜ黄みに寄っているのかが分かると、下地を読むときに差し引けます。
角質の厚み。 角質はもともと黄みを帯びていて、層が厚いほど黄色く見えます。乾燥する時期に黄みが増したと感じるのは、この層が厚くなっているためです。
日に当たった量。 日焼けは深さだけでなく色みも動かします。引いたあとも表面には黄みが数週間残ります。
もともとの量。 生まれつき表面の黄みが濃い方は一定数います。これは下地の色みとまったく関係がありません。
3つとも表面の話です。どれも下地には届きません。
下地を見る3か所と、測る条件
道具は要りません。条件だけそろえてください。
- 時刻:昼間。窓から1m以内で、直射日光には当てない
- 化粧:落としてから20分あける
- 姿勢:座って、顔と手を同じ高さに置く
この3つを外すと、下地は読めません。特に照明の色です。暖かい色の照明の下では、下地の青みが黄みに打ち消されて見えなくなります。
手順①|まぶたの薄い皮膚
目を閉じて、まぶたの上を見てもらうか、鏡で見ます。
まぶたは顔でいちばん皮膚が薄く、下の血の色が透けます。ここに出る色を見てください。
- 青紫〜青灰に見える → 下地は青み側
- 黄灰〜赤茶に見える → 下地は黄み側
まぶたにくすみが出やすい方ほど、この判定は読みやすくなります。 色が出ているということは、透けているということです。
手順②|耳のうしろの生え際
耳を軽く前に倒して、うしろの生え際を見ます。
ここは日に当たる時間がもっとも短い場所です。表面の黄みがほぼ乗っていない肌が、そのまま出ています。
顔の頬と、耳のうしろを並べて見てください。差が大きいほど、あなたの表面の黄みは濃いということになります。そして耳のうしろのほうが本来の下地に近い色です。ここが青白く見えるなら、下地は青み側です。
手順③|手のひらのふくらみ
親指の付け根のふくらみを見ます。手の甲ではありません。
手のひらは日に当たらず、角質は厚いのに色みが乗りません。血の色がいちばん素直に出る面です。
- 赤紫〜ピンクに寄る → 青み側
- オレンジ〜サーモンに寄る → 黄み側
自分の手のひらだけを見ても分かりにくければ、家族や友人の手のひらと並べてください。並べた瞬間に、どちらへ寄っているかが出ます。
3票の読み方
3か所の結果を数えます。
- 3票とも青み → ブルベで確定。診断結果と一致します
- 2票が青み → ブルベ側。残り1票は表面の黄みが強く出た場所と考えます
- 1票だけ青み → 保留。条件をそろえて測り直してください
2票で足ります。 3票そろわないと決められないと考えると、いつまでも決まりません。下地は必ずどこかにムラがあります。
診断でブルベ冬と出て、この3か所で2票以上が青みなら、あなたの黄み肌はブルベ冬の黄み肌です。 表面の黄みは扱い方の話に移ります。
純白が黄ぐすみして見えるときに起きていること
ブルベ冬の代表色は純白です。ところが黄み肌の方が純白のシャツを着ると、顔が黄ばんで見えることがあります。
白が外れているのではありません。面積です。
純白は表面の黄みを引き立てます。面積が広いほど強く出ます。上半身いっぱいが白だと、顔の黄みが相対的に濃く見えます。
直し方は簡単です。首から下15cmだけを白にして、その下を深い色に切り替えてください。 ベストでも、前を開けた上着でも構いません。白の面積を上半身の3割まで落とすと、黄ばんで見える現象はほぼ止まります。
生成りやアイボリーへ逃げないでください。それはイエベ側の解き方で、ブルベ冬の顔まわりでは色が濁って見えます。白の質は変えず、量だけ変えるのが正解です。
漆黒は、黄み肌でも通る
ブルベ冬のもう一方の代表色である漆黒は、黄み肌でもそのまま使えます。
理由は、黒が表面の色みを引き立てないからです。黒は明るさを吸うので、隣の肌は色みではなく明るさで読まれます。表面の黄みは、明るさの土俵に上がると目立たなくなります。
顔まわりに黒を置くときは、襟の形だけ決めてください。詰まった襟なら黄みが少し出やすく、開いた襟なら首の肌が緩衝になります。判定が不安な日は開いた襟を選んでください。
ロイヤルブルーとショッキングピンクは、面積で決める
ブルベ冬の鮮やかな色は、黄み肌ではこう分かれます。
ロイヤルブルーは顔まわりに置けます。 青みが強く、表面の黄みと正面からぶつかるので、肌の黄みが目立ちにくくなります。上半身いっぱいでも成立します。
ショッキングピンクは面積を絞ってください。 この色は赤みが強く、表面の黄みと混ざるとオレンジ寄りに見えます。顔まわりに置くなら、幅5cm以内のスカーフか、口紅のほうに回すと収まります。
紫は中間です。 青紫なら顔まわり可、赤紫なら腰から下へ。
どちらとも取れるとき|ブルベ冬とイエベ秋で割れる場合
黄み肌でブルベ冬と出た方が実際に迷う相手は、イエベ春ではなくイエベ秋です。深さが近いからです。
分かれるのは1本だけです。濁りが乗るかどうか。
手持ちの深い色を2枚用意してください。片方は濁りのない深緑、もう片方は濁ったオリーブ。どちらも顔の下に当てて、3秒だけ見ます。
- オリーブで輪郭がぼやける → ブルベ冬側
- 深緑で顔が硬く見える → イエベ秋側
- どちらも読めない → 明度をもう1段深くして測り直す
両方に反応があるときは、深緑のほうを採ってください。 ブルベ冬の澄んだ色は外したときの見え方が分かりやすく、合っているかどうかを自分で判定しやすい側です。判定が固まるまでの間は、判定しやすい側に置いておくほうが早く進みます。
濁りをどう扱うかはブルベ冬に似合う色・似合わない色に詳しく整理してあります。
金と銀|黄み肌で銀が浮くのは、銀のせいではない
黄み肌の方は、金が「なじむ」と感じます。表面の黄みと同じ方向だからです。
ただしなじむことと、顔が起きることは別です。
試し方があります。金の小物を耳に、銀の小物を首に置いて、正面から1枚撮ってください。見るのは金属ではなく、目の下の影です。影が薄くなっているほうが、下地に合っている金属です。
なじむのは金でも、影が消えるのは銀。この結果はよく出ます。その場合は、金は腰から下と手元、銀は顔まわりという分け方にしてください。どちらかを捨てる必要はありません。
日焼けの前後で、表面は動きます
表面は動き、下地は動きません。ここを分けておくと、季節ごとの迷いが減ります。
日に当たる量が増える時期は、表面の黄みが半段から1段濃くなります。この時期に測るとイエベ側へ振れやすくなります。判定のやり直しは、日焼けが引いてから3週間あけてください。
逆に日照が減る時期は表面の黄みが薄くなり、下地の青みが読みやすくなります。測るならこの時期がいちばん精度が出ます。
服のほうは、表面が濃い時期に純白の面積を1割ぶん減らし、薄い時期に戻す。それだけで一年を通して同じ色が使えます。
手持ちを仕分ける20分
一度やっておくと、朝の判断が速くなります。
- 手持ちの白をすべて出し、純白と生成りに分ける
- 生成りの山は「腰から下・小物」の箱へ移す
- 純白の山から、上半身の3割以内に収まる形(ベスト・インナー・襟元だけ見える形)を選び出す
- 深い色の中から、濁りのないものだけを顔まわり可の箱へ
- 濁った深い色に「面積3割まで」と書いた付箋を貼る
捨てる箱は作らないでください。 生成りも濁った色も、置き場所さえ決まれば毎週使えます。黄み肌でブルベ冬の方の服が減っていくのは、色が合わないからではなく、置き場所を決めていないからです。
判定そのものからやり直したい場合はイエベ・ブルベがわからないの5手順を、ブルベ冬の色の全体像はブルベ冬に似合う色を見てください。
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よくある問い
- Q. 肌が黄色いのにブルベ冬と出ました。診断が間違っていませんか
- 肌の色みには2つの層があります。表面はカロテン・角質の厚み・日焼けで黄みに振れやすく、下地は血の巡りと皮膚の透け方で決まります。診断が読んでいるのは下地のほうです。表面が黄みでも下地が青みに寄っていれば、判定はブルベ側に出ます。矛盾ではないので、下地を3か所で自分でも確かめてください。
- Q. 白いシャツを着ると顔が黄ばんで見えます
- 純白そのものが外れているのではなく、面積の問題です。上半身いっぱいの白は、肌の表面にある黄みを引き立てます。首から下15cmだけを白にして、その下を深い色に切り替えてください。白の面積が上半身の3割を切ると、黄ばんで見える現象はほぼ止まります。
- Q. ゴールドのアクセサリーが似合ってしまいます
- 表面の黄みと金が同じ方向なので、なじんで見えるのは自然です。ただしなじむことと顔が起きることは別です。金を耳に、銀を首に置いて写真を撮り、目の下の影がどちらで薄くなるかを見てください。影が薄くなるほうが下地に合っています。なじむのは金でも、影が消えるのは銀という結果はよく出ます。
- Q. 表面の黄みは季節で変わりますか
- 変わります。日に当たる時間が増える時期は表面の黄みが半段から1段濃くなり、逆に日照の少ない時期は薄くなります。下地は動きません。日焼けの影響が残っている時期に測るとイエベ側に振れやすいので、判定は日焼けが引いてから3週間あけて測り直してください。
- Q. ブルベ冬とイエベ秋のどちらか決めきれません
- その2つは深さが近いので迷います。分かれるのは濁りが乗るかどうかの1本だけです。手持ちの深い色を2枚、片方は濁りのない深緑、片方は濁ったオリーブにして顔の下に当ててください。オリーブで顔の輪郭がぼやけるならブルベ冬側、深緑で顔が硬く見えるならイエベ秋側です。両方とも変化が読めないときは、明度をもう1段深くして測り直します。
— メグラシ編集部





