チェック柄をパーソナルカラーで選ぶ|離れて混ざる色と明暗差で決める

**チェック柄をパーソナルカラーで選ぶなら、まず2m離れて、混ざった色を1語で言ってください。**線の色を1本ずつ見るのは、そのあとです。人があなたを見る距離では、チェックは1色に混ざっています。
2つ目に見るのは明暗差です。スマホで撮って白黒にし、升目の濃い所と薄い所の差を3段で読みます。混ざった色で黄みか青みかの側が分かり、明暗差でどの季節に寄るかが分かります。
柄が似合わない原因を顔タイプや骨格から見る話はチェック柄が似合わない顔タイプに、職場での柄の大きさはオフィスカジュアルのチェック柄にまとめてあります。この記事は、色の側だけを扱います。
結論:混ざった色で側を決め、明暗差で季節を決める
チェックは、線の色が何色あっても、見る順番は同じです。
| 見るもの | 測り方 | 分かること |
|---|---|---|
| 混ざった色 | 2m離れて、全体を1語で言う | 黄み(イエベ)側か、青み(ブルベ)側か |
| 明暗差 | 白黒写真で、升目の濃淡を3段で読む | 4シーズンのどこに寄るか |
| 地の色 | 面積のいちばん大きい色を1つ選ぶ | 顔のすぐ下に置けるか |
| 升目の大きさ | 1マスの一辺を指で測る | どの距離で混ざるか |
| 線の色の数 | 2色・3色・4色以上で数える | 混ざった色の読みやすさ |
4シーズンの目安は、この2つの組み合わせで出ます。
| シーズン | 混ざった色の寄り | 明暗差 | 向きやすいチェックの例 |
|---|---|---|---|
| イエベ春 | 明るい黄み・澄んだ色 | 中(明るい側にまとまる) | 生成り地に明るい茶と緑のギンガム |
| ブルベ夏 | 灰を含む青み・やわらかい色 | 小 | 灰みの青と白の細かいグレンチェック |
| イエベ秋 | 茶・深い黄み・濁った色 | 中(暗い側にまとまる) | 茶と深緑とからしのタータン |
| ブルベ冬 | 澄んだ青み・黒と白 | 大 | 黒と白の千鳥格子、紺と白のブロックチェック |
線の色を1本ずつ判定するのは、この2つで答えが出なかったときだけにしてください。線を先に見始めると、赤は青みか、緑は黄みか、と1本ごとに止まり、柄全体の答えが出ません。
2つを見るのにかかる時間は、1枚につき1分ほどです。手持ちのチェックが5枚あっても、5分で全部の置き場所が決まります。線を1本ずつ見ていくやり方だと、1枚に5分かかっても答えが出ないことがあるので、順番を入れ替えるだけで迷う時間がかなり短くなります。
なぜ無地と同じ見方では外れるのか
無地の服は、近くで見ても離れて見ても同じ色です。チェックは違います。距離によって、目に入る色が変わります。
| 距離 | チェックの見え方 | 人との場面 |
|---|---|---|
| 30cm | 線の色が1本ずつ見える | 自分で手に取ったとき |
| 1m | 細かい柄は混ざり始め、大きい柄は線が残る | 向かい合って話すとき |
| 2m | ほとんどの柄が1色に寄る | 部屋の向こうから見られるとき |
| 5m | 大きい柄も混ざり、明暗の縞だけが残る | 駅のホームや通りの向こう |
売り場や家で服を選ぶとき、私たちは30cmの距離で見ています。ところが、人があなたを見るのはたいてい1〜2mです。**手に取ったときの色と、人に見えている色が違う。**チェックを選ぶと迷いやすいのは、ここがずれるからです。
たとえば、赤と緑と紺が入ったタータン。30cmで見ると赤が目立つので、赤が青みか黄みかで悩みます。でも2m離れると、3色は混ざって「深い茶に近い緑」に見えることが多い。人に届いているのは、赤ではなくその色です。
もう1つ、チェックは布の表面に凹凸があるものが多いのも、無地と違うところです。ツイードやフランネルのような起毛の布では、線と線の境目が毛足でぼやけ、升目の色がさらに混ざりやすくなります。同じ配色でも、平らなシャツ生地より、毛足のあるコート地のほうが混ざった色に近く見える。秋冬のチェックは、夏のチェックより一段「混ざった色で決まる」側に寄っていると考えてください。
測り方①|2m離れて、混ざった色を1語で言う
服をハンガーに掛け、2m離れて、全体を1語で言います。目を少し細めると、混ざった色が見えやすくなります。
| 1語で言うと | 寄っている側 | 向きやすいシーズン |
|---|---|---|
| 茶っぽい | 黄み | イエベ秋 |
| からしっぽい、黄土色っぽい | 黄み | イエベ秋 |
| 明るいベージュっぽい | 黄み | イエベ春 |
| 若草色っぽい、明るい緑 | 黄み | イエベ春 |
| 灰色っぽい | 青み | ブルベ夏 |
| くすんだ青、灰みの紫 | 青み | ブルベ夏 |
| 紺っぽい、黒っぽい | 青み | ブルベ冬 |
| 灰みの緑、カーキ | どちらとも言いにくい | 明暗差で決める |
1語で言えないときは、「◯◯っぽい△△」の形で2語にしてかまいません。「茶っぽい緑」なら黄み、「灰っぽい緑」なら青み寄りと読みます。後ろの語ではなく、前の「っぽい」のほうが寄りを表します。
離れる場所が取れないときは、スマホで1.5m以上離れて撮り、画面を小さくして見ても代わりになります。画面上で柄が1色に見えるくらいまで縮めてください。
1語で言うときは、家族や友人に聞いてみるのも手です。自分で見ると、好きな線の色に引っぱられて「赤っぽい」と言いがちですが、柄に思い入れのない人は、全体の印象をそのまま「茶色っぽい」「紺っぽい」と答えてくれます。2人に聞いて同じ語が返ってきたら、それが人に見えている色です。
測り方②|白黒写真で、升目の明暗差を3段で読む
次に、色を抜いて明暗だけを見ます。スマホの写真編集で白黒にするか、白黒のフィルターで撮ってください。
| 明暗差の段 | 白黒写真での見え方 | 向きやすいシーズン |
|---|---|---|
| 大 | いちばん濃い升目がほぼ黒、いちばん薄い升目がほぼ白 | ブルベ冬 |
| 中・明るい側 | 濃淡は分かるが、全体が明るい灰に寄る | イエベ春 |
| 中・暗い側 | 濃淡は分かるが、全体が暗い灰に寄る | イエベ秋 |
| 小 | 升目の境目がぼやけ、ほぼ1色の灰に見える | ブルベ夏 |
白黒にすると、色に気を取られずに、柄がどれだけ強く見えるかだけが残ります。明暗差の大きい柄は、2m離れても升目がはっきり残るので、顔の近くに置くと柄が先に目に入りやすくなります。
**差が「大」の柄は、顔立ちや肌との差もはっきりしている人に向きやすく、「小」の柄はやわらかい印象の人に向きやすい。**パーソナルカラーの4シーズンは、この明暗の強さと重なるところが大きいので、白黒写真だけでもかなり絞れます。
測り方③|顔のすぐ下に来る地の色を確かめる
3つ目は、柄の中でいちばん面積の大きい色、つまり地の色です。顔から15cm以内では、混ざった色よりも地の色が効いてきます。
| 地の色 | 顔のすぐ下での見え方 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 自分のシーズンの色 | 混ざった色と同じ側なら問題なく置ける | 顎の下に当て、鏡から1mで見る |
| 白・生成り | 白の種類で顔映りが変わる | 白い紙と並べて黄みか青みかを見る |
| 黒・紺 | 明暗差が大きく出やすい | 顔より先に襟元に目が行くかを見る |
| 自分のシーズンと逆の色 | 顔の下だけ色が浮きやすい | 襟元に無地を挟んで比べる |
混ざった色が自分の側でも、地の色が逆の側だと、シャツやブラウスの襟まわりだけ色がずれることがあります。シャツの襟は地の色が細く縁取るので、特に目立ちます。
光で混ざった色が動く|昼の窓際と夜の照明で1回ずつ
混ざった色は、光によっても動きます。秋から冬にかけては、日が短くなり、服を着ている時間の多くが室内の照明の下になります。1回だけ測るなら昼の窓際、迷ったら夜の照明の下でもう1回見てください。
| 光 | 混ざった色の動き方 | 気をつけるシーズン |
|---|---|---|
| 昼の窓際(北向き) | いちばん素直に見える | 判定はここを基準にする |
| 昼の直射日光 | 明るく、明暗差が強く見える | ブルベ夏は強く出すぎに注意 |
| 夜の電球色の照明 | 全体が茶・黄みに寄る | ブルベ側は、夜の予定の日に確かめる |
| 夜の昼白色の照明 | 灰・青みに寄る | イエベ側は、職場の照明で確かめる |
昼と夜で1語が変わる柄は、どちらの時間に着ることが多いかで決めてください。仕事で着る服なら職場の照明、夕方からの集まりで着る服なら電球色の照明が、その服の本番の光です。
記入表|3つを1行に書いて並べる
手持ちのチェックを出して、1枚ずつ1行に書いてください。3つそろうと、置き場所が決まります。
| 服 | 混ざった色(1語) | 明暗差 | 地の色 | 置き場所の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 例:茶系のタータンのスカート | 茶っぽい | 中・暗い側 | 深緑 | イエベ秋なら顔の近くでも使える |
| 例:灰と白のグレンチェックのジャケット | 灰色っぽい | 小 | 灰 | ブルベ夏なら顔の近くでも使える |
| 例:黒と白の千鳥格子のコート | 黒っぽい | 大 | 白 | ブルベ冬なら顔の近くでも使える |
| 例:赤と紺のブロックチェックのシャツ | 紺っぽい | 大 | 赤 | 赤が黄みなら、襟に無地を挟む |
| 自分の1枚目 |
3つのうち2つが自分のシーズンに合っていれば、顔の近くで使える候補です。1つだけなら胸から下、0なら小物か顔から遠い場所に回してください。
イエベ春のチェック柄|明るくて、混ざっても澄んでいる
イエベ春は、明るく澄んだ黄みの色が得意とされるシーズンです。チェックでは、混ざった色が明るいベージュや若草色に寄り、白黒にしても全体が明るい灰にまとまる柄が向きやすくなります。
| 柄の例 | 向きやすい色の組み合わせ | 気をつけるところ |
|---|---|---|
| ギンガム | 生成り地に明るい茶、黄緑、コーラル | 黒と白のギンガムは明暗差が大きすぎることがある |
| 細かいグレンチェック | ベージュと明るい茶 | 灰が多いと混ざった色が灰に寄る |
| マドラス風の多色チェック | 明るい黄・水色・オレンジ | 色数が多いほど混ざると濁りやすい |
| ウインドウペン(窓枠のような線) | 生成り地に明るいキャメルの線 | 線が黒だと地との差が強く出る |
| 小さなタータン | 明るい赤と黄緑と生成り | 深い緑や紺が多いと秋・冬寄りになる |
イエベ春で外れやすいのは、混ざった色が暗くなるときです。秋冬の売り場のチェックは暗い色が中心になるので、茶と深緑のタータンを選ぶと、混ざった色が重くなることがあります。地が生成りやベージュの柄から探すと、秋冬でも明るさを保ちやすくなります。
秋冬にイエベ春が1枚目に選ぶなら、キャメルと生成りの細かいグレンチェックのように、2色だけで明るくまとまる柄が扱いやすい部類です。2色なら混ざった色の予想が立てやすく、明るい側にまとまっているかも白黒写真ですぐに分かります。赤や緑を足した多色の柄は、2枚目以降に回すと迷いが減ります。
ブルベ夏のチェック柄|明暗差が小さく、混ざると灰みの色
ブルベ夏は、やわらかく灰を含んだ青みの色が得意とされるシーズンです。白黒写真で升目の境目がぼやけるくらい、明暗差の小さい柄が向きやすくなります。
| 柄の例 | 向きやすい色の組み合わせ | 気をつけるところ |
|---|---|---|
| 細かいグレンチェック | 灰と白、灰みの青と白 | 黒が入ると明暗差が大きくなる |
| 淡いタータン | ラベンダー・灰みの青・灰 | 赤が黄みだと、そこだけ浮く |
| ギンガム | 灰みの青と白、くすんだピンクと白 | 升目が大きいと明暗差が目立つ |
| シャドーチェック(同じ色の濃淡) | 灰の濃淡、紺の濃淡 | 濃淡の幅が広いと冬寄りになる |
| 千鳥格子の小さいもの | 灰と白 | 黒と白は冬寄り |
ブルベ夏にとって、秋冬のチェックは明暗差が強すぎることが多いです。黒と白、紺と白の組み合わせが増えるからです。白黒にしても柄の境目がはっきり分かる柄は、顔から離して、スカートや小物に回すと扱いやすくなります。
秋冬の売り場でブルベ夏が探しやすいのは、同じ色の濃淡でできたシャドーチェックや、灰と白の細かい柄です。遠目にはほぼ無地に見えるので、顔の近くに置いても柄が先に目に入りにくく、それでいて近くで見るとチェックだと分かる。無地では物足りないけれど、柄の強さは控えたい、という日に向いています。
イエベ秋のチェック柄|混ざると茶、明暗差は暗い側の中
イエベ秋は、深く、黄みを含んだ濁りのある色が得意とされるシーズンです。秋冬の売り場のチェックと重なりやすく、いちばん選びやすいシーズンでもあります。
| 柄の例 | 向きやすい色の組み合わせ | 気をつけるところ |
|---|---|---|
| タータン | 茶・深緑・からし・レンガ | 紺と黒が多いと冬寄りになる |
| グレンチェック | 茶と生成り、キャメルとこげ茶 | 灰と白だけの組み合わせは夏寄り |
| ハウンドトゥース(千鳥格子) | こげ茶と生成り | 黒と白は明暗差が大きすぎることがある |
| ツイードのチェック | 茶・からし・オリーブの混ざり | 毛足で色がさらに混ざる |
| ウインドウペン | キャメル地にこげ茶の線 | 線が黒だと締まりすぎることがある |
イエベ秋で外れやすいのは、赤の入った柄です。赤が青みに寄っていると、2mで混ざったときに紫がかった茶に見えることがあります。赤が入る柄は、白い紙の上に置いて、赤の縁がオレンジに寄るか紫に寄るかを見てください。オレンジ寄りなら秋の側です。
イエベ秋はチェックの選択肢が多いぶん、同じような茶系のタータンが手持ちに何枚も並びやすいシーズンでもあります。2枚目を足すときは、混ざった色は同じ茶でも、明暗差の段を変えると着回しの幅が広がります。1枚目が暗い側なら、2枚目はキャメルと生成りのように明るい側の中にする、というふうに分けてください。
ブルベ冬のチェック柄|明暗差が大きく、混ざると紺か黒
ブルベ冬は、澄んだ青みの色と、はっきりした明暗の対比が得意とされるシーズンです。白黒写真で黒と白に近い升目が並ぶ柄が向きやすくなります。
| 柄の例 | 向きやすい色の組み合わせ | 気をつけるところ |
|---|---|---|
| 千鳥格子 | 黒と白、紺と白 | 茶が入ると秋寄りになる |
| ブロックチェック | 黒と赤、紺と白 | 赤が黄みだと、そこだけ浮く |
| タータン | 紺・深い緑・黒に青みの赤 | 茶とからしが多いと秋寄り |
| グレンチェック | 黒と白の大きめの柄 | 灰だけの細かい柄は夏寄り |
| ウインドウペン | 黒地に白い線、灰地に黒い線 | 線が細すぎると明暗差が弱く出る |
ブルベ冬にとって注意したいのは、明暗差が小さい柄です。灰と灰の細かいチェックは、2mで混ざると1色の灰になり、顔の近くで印象が弱く感じられることがあります。混ざった色が灰に見えるなら、黒か白の無地をどこかに1つ足すと、全体の明暗差が戻ります。
ブルベ冬は、大きい柄を顔の近くに置いても柄に負けにくいシーズンです。そのぶん、秋冬のチェックの中でも、黒と白のはっきりした千鳥格子やブロックチェックをコートやジャケットで使いやすくなります。茶やからしの入ったタータンが好きなときは、紺や黒の多い配色を選び、茶の線が細いものにすると、混ざった色が紺の側にとどまります。
柄の種類ごとの混ざり方
同じ色でも、柄の種類によって混ざり方が違います。柄の名前は、どう混ざるかの目安として覚えておくと便利です。
| 柄 | 升目の大きさの目安 | 混ざり方 | 見る順番 |
|---|---|---|---|
| グレンチェック | 細かい柄が集まって大きい格子になる | 1mでほぼ1色 | 混ざった色を優先 |
| 千鳥格子 | 数mm〜2cm | 小さいものは1mで灰に混ざる | 明暗差を優先 |
| ギンガム | 5mm〜3cm | 升目が大きいと2mでも残る | 升目の大きさで変える |
| タータン | 3〜10cm | 線が多く、2mでも縞が残る | 明暗差、次に混ざった色 |
| ブロックチェック | 3cm以上 | 2色がそのまま見える | 地の色と明暗差 |
| ウインドウペン | 5cm以上の細い線 | 地の色が大部分 | 地の色を優先 |
| シャドーチェック | 同じ色の濃淡 | ほぼ無地に見える | 無地と同じように見る |
升目が細かい柄ほど「色」、大きい柄ほど「明暗」で決まる、と考えておくと、柄の名前が分からなくても判断できます。
升目の大きさで、混ざる距離が変わる
1マスの一辺を指で測ってください。人差し指の幅がだいたい1.5cmです。
| 1マスの一辺 | 混ざり始める距離 | 判断に効くもの |
|---|---|---|
| 5mm以下 | 50cm | 混ざった色だけで決めてよい |
| 5mm〜1.5cm | 1m | 混ざった色、次に明暗差 |
| 1.5〜3cm | 2m | 混ざった色と明暗差が半々 |
| 3〜6cm | 3m以上 | 明暗差、次に地の色 |
| 6cm以上 | ほぼ混ざらない | 地の色と線の色を1本ずつ |
升目が大きいほど、線の色が1本ずつ人に届きます。大きい柄を選ぶときだけ、線の色の判定まで降りてください。細かい柄で線の色まで見る必要はほとんどありません。
升目を測るときは、1マスの中に細い線が何本走っているかも一緒に見ておくと、混ざり方の予想が当たりやすくなります。1マスの中に線が3本以上あると、升目が大きくても離れたときに線同士が混ざり、実際の升目より1段細かい柄のように見えます。
線の色の数|2色・3色・4色以上
線に使われている色の数でも、混ざり方が変わります。
| 色の数 | 混ざった色の出方 | 選び方の目安 |
|---|---|---|
| 2色 | 2色の中間の色になる | 2色とも自分の側なら、そのまま使える |
| 3色 | いちばん面積の大きい色に寄る | 地の色を先に確かめる |
| 4色以上 | 濁りやすく、茶か灰に寄る | 茶に寄れば秋、灰に寄れば夏の側 |
| 1色の濃淡 | ほぼ無地に見える | 無地と同じように見る |
色数の多い柄は、混ざると濁った色になりやすいので、澄んだ色が得意なイエベ春とブルベ冬には少し難しくなります。反対に、濁りのある色が得意なイエベ秋とブルベ夏は、色数の多い柄を扱いやすい傾向があります。
置き場所で選ぶ|顔からの距離で見る項目を変える
同じチェックでも、どこに着るかで、見るべき項目が変わります。
| 置き場所 | 顔からの距離 | いちばん効くもの | 自分の側でないとき |
|---|---|---|---|
| シャツ・ブラウス | 0〜15cm | 地の色 | 襟元に無地を出す |
| ストール・マフラー | 0〜20cm | 地の色と明暗差 | 巻き方で無地の面を顔側に |
| ジャケット | 15〜40cm | 混ざった色 | インナーを自分の側の無地に |
| コート | 15〜100cm | 混ざった色と明暗差 | 襟元にマフラーを足す |
| スカート・パンツ | 50cm以上 | 明暗差 | そのままでよい |
| バッグ・靴 | 手元・足元 | ほぼ影響なし | そのままでよい |
**顔から15cm以内に来るものだけ、3つとも自分の側にそろえる。**それより下に置くものは、混ざった色か明暗差のどちらか1つが合っていれば十分です。全部をそろえようとすると、選べる柄がほとんど残りません。
秋冬のアイテム別|どこから始めるか
秋冬はチェックの出番が増えます。初めて1枚足すなら、顔から遠いものから始めるほうが失敗しにくくなります。
| アイテム | 始めやすさ | 選ぶときの見方 |
|---|---|---|
| スカート | いちばん始めやすい | 明暗差だけ合っていればよい |
| パンツ | 始めやすい | 升目が小さいものを選ぶと面が落ち着く |
| ストール | 中くらい | 顔側に来る面の色を確かめる |
| ジャケット | 中くらい | インナーで顔の下を調整できる |
| コート | やや難しい | 冬のあいだ毎日顔の近くに来る |
| シャツ | やや難しい | 襟の地の色が顔のすぐ下に来る |
コートの色そのものの選び方はコートの色はパーソナルカラーで選ぶに、マフラーの色と柄の分け方はマフラーの色はPC、柄と幅は顔タイプで決めるにまとめてあります。
手持ちのチェックが自分の側でないとき
すでに持っているチェックが、測ってみたら逆の側だった、ということはよくあります。手放す前に、顔との間に1枚挟んでみてください。
| 外れ方 | 挟むもの | 挟む場所 |
|---|---|---|
| 混ざった色が逆の側 | 自分の側の無地のインナー | 襟から2〜3cm見せる |
| 明暗差が強すぎる | 明暗の中間の無地 | 顔とチェックの間 |
| 明暗差が弱すぎる | 黒か白の無地 | 首元か手元に1つ |
| 地の色が逆の側 | 無地のタートルネック | チェックのシャツの下に |
| 線の1色だけが浮く | 浮いた色と逆の小物 | 顔から離れた場所に |
| 全部が逆の側 | 顔から離して使う | スカート・バッグとして組む |
挟む無地は、チェックの中にある色から選ぶと、全体がつながって見えます。チェックの中の自分の側の色を1つ探し、その色の無地を顔の下に置く。これだけで、チェックは柄の役に、顔の下は無地の役に分かれます。
どちらとも取れるとき①|混ざった色と明暗差で答えが逆に出る
混ざった色は茶っぽいのに、明暗差は大きい。こういう柄があります。こげ茶と白の千鳥格子などがそうです。
| 混ざった色 | 明暗差 | 決め方 |
|---|---|---|
| 黄み側 | 大 | 升目が小さければ混ざった色、大きければ明暗差で決める |
| 青み側 | 中・暗い側 | 顔の近くでは地の色で決める |
| 黄み側 | 小 | ブルベ夏とイエベ秋の間。地の色で決める |
| 青み側 | 中・明るい側 | イエベ春とブルベ夏の間。1mの鏡で決める |
答えが割れたときは、升目の大きさに戻ってください。升目が1.5cmより小さい柄は、人の目には混ざった色が先に届きます。3cmより大きい柄は、明暗差が先に届きます。どちらが先に届くかで、どちらを優先するかが決まります。
どちらとも取れるとき②|地の色と線の色が別の季節
生成り地に黒い線のウインドウペン、のように、地の色と線の色で寄りが分かれる柄もあります。
この場合は、顔からの距離で分けます。顔のすぐ下に来るシャツやストールなら、地の色を優先。ジャケットやコートのように、顔から少し離れて全体が目に入るものなら、線まで含めた混ざった色を優先します。
同じ柄でも、シャツで着ると合うのに、ジャケットで着ると合わない、ということが起きるのはこのためです。1枚の柄が自分に合うかどうかではなく、どの服の形で着るかまで含めて決めてください。
ストールやマフラーは、この2つを1枚で両方使い分けられます。巻き方を変えて、地の色の広い面を顔側に出せば地の色で、柄の細かい面を出せば混ざった色で顔の下が決まるからです。地の色と線の色で寄りが分かれる柄を1枚だけ買うなら、形を変えられるストールにしておくと、どちらの答えにも合わせられます。
どちらとも取れるとき③|2ndシーズンがある
パーソナルカラー診断で、1stと2ndの2つを言われている人もいます。2ndの側のチェックは、置き場所を1段下げると使いやすくなります。
| 1stと2nd | 2ndの側のチェックの置き場所 | 見る項目 |
|---|---|---|
| 春と秋 | ジャケット・コートまで | 明暗差が明るい側か暗い側か |
| 夏と冬 | ジャケットまで | 明暗差の大小 |
| 春と夏 | ストールまで | 混ざった色の黄みと灰み |
| 秋と冬 | コートまで | 混ざった色が茶か紺か |
2ndとの付き合い方そのものは、パーソナルカラーのセカンドタイプ自己診断で詳しく扱っています。チェックは線の色が複数あるぶん、1stと2ndの両方の色が1枚の中に入っていることも珍しくありません。両方入っている柄は、どちらの色が地になっているかを先に見てください。
どちらとも取れるとき④|パーソナルカラーがまだ分からない
診断を受けていない、自分でやってみたけれど決まらない、という場合もあります。そのときは、どのシーズンでも大きく外れにくい条件から選びます。
| 見るもの | 外れにくい条件 | 理由 |
|---|---|---|
| 混ざった色 | 茶とも灰とも言い切れない、中間の色 | 黄み・青みのどちらにも寄りすぎない |
| 明暗差 | 中 | 強すぎず弱すぎない |
| 升目 | 5mm〜1.5cm | 1mで混ざり、線の色が目立ちにくい |
| 地の色 | 紺・深い緑・灰みの茶 | 顔のすぐ下でも差が出にくい |
この条件で1枚選んで、顔から1m離れた鏡の前に立ち、顔と柄のどちらに先に目が止まるかを見てください。顔に先に目が行くなら、そのチェックは顔の近くでも使えます。柄に先に目が行くなら、胸から下に回します。自分のシーズンの見当をつける手順はイエベブルベ診断を自分でするにあります。
売り場で3分|買う前の手順
売り場では、手に取ったまま30cmの距離で判断しがちです。買う前に、次の順で見てください。
- ハンガーごと棚に戻し、2m下がって、混ざった色を1語で言う
- スマホで白黒の写真を撮り、明暗差を大・中・小で読む
- 地の色を1つ選び、手持ちの自分の側の無地と並べる
- 顔の近くに着るものなら、鏡から1m離れて顎の下に当てる
4つのうち3つが自分の側に合えば、顔の近くで使える1枚です。2つなら胸から下で使うつもりで買う。1つ以下なら、柄が好きかどうかで決めてかまいません。そのときは、最初から顔から離して着る前提にしておけば、あとで迷いません。
通販で買うときは、2m離れる代わりに、商品写真をいちばん小さい表示にして1語で言ってください。明暗差は、写真を白黒にする代わりに、画面の明るさを最低まで落として見ると、濃淡だけが残ります。届いたら、窓際と照明の下で同じ手順をもう1回。写真と実物で1語が変わったら、実物のほうを信じてください。
柄の大きさと形は、骨格と顔タイプで決める
この記事で扱ったのは、チェックの色の側だけです。升目の大きさや線の太さが自分に合うかは、パーソナルカラーではなく、顔立ちの大きさや体の厚みの側で決まります。
| 決めたいこと | 見る診断 | 目安 |
|---|---|---|
| 升目の大きさ | 顔タイプ | 顔のパーツが小さめなら細かい柄、大きめなら大きい柄 |
| 線の太さ | 骨格 | 体に厚みがあるなら、はっきりした線 |
| 柄の色 | パーソナルカラー | この記事の手順 |
色が合っているのに柄が浮くときは、大きさの側を見直してください。そちらの見方はチェック柄が似合わない顔タイプで扱っています。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. チェック柄はイエベとブルベで選び方が違いますか
- 違うのは、混ざった色の寄りと、升目の明暗差の2つです。2m離れて見たときに全体が黄みや茶に寄って見えるならイエベ側、灰や青に寄って見えるならブルベ側。そのうえで、白黒写真にして升目の濃い所と薄い所の差を見ます。差が大きい柄はブルベ冬、差が小さい柄はブルベ夏、中くらいで明るければイエベ春、中くらいで暗ければイエベ秋に向きやすくなります。線の色を1本ずつ見るより、この2つのほうが外れにくくなります。
- Q. 好きなチェックが自分のシーズンと違う色でした。着られませんか
- 着られます。顔から離れた場所に置けば、混ざった色の影響は小さくなります。スカートやパンツ、バッグなど胸より下で使うか、上に着るなら顔との間に自分のシーズンの無地を1枚挟んでください。襟元に無地のタートルネックやシャツの襟を出すだけでも、顔のすぐ下は無地が受け持ちます。チェックは顔の下15cmより外に置く、と決めておくと、好きな柄を手放さずに済みます。
- Q. グレンチェックのような細かい柄と、大きなタータンでは何が違いますか
- 混ざる距離が違います。升目が1cmより細かい柄は、1mも離れればほぼ1色に見えるので、無地と同じように混ざった色だけで判断できます。升目が5cmを超える大きい柄は、2m離れても線が1本ずつ見えるので、混ざった色より明暗差と線の色が効いてきます。細かい柄は色、大きい柄は明暗差、と見る順番を変えると判断が早くなります。
- Q. パーソナルカラーが分からないときは、どんなチェックを選べばいいですか
- 混ざった色が灰にも茶にも寄りすぎない、明暗差が中くらいの柄から選ぶと大きく外れにくくなります。具体的には、白黒写真にしたときに升目の濃淡が見分けられるけれど、黒と白ほどは離れていないもの。色は紺・緑・茶が同じくらい入った柄が扱いやすい部類です。試着のときは顔から1m離れた鏡で、顔と柄のどちらに先に目が行くかを見てください。
— メグラシ編集部





