チェック柄が似合わない パーソナルカラーと骨格|負ける顔、膨らむ体

チェック柄が似合わないとき、原因は2つのどちらかです。顔が柄に負ける、くすむ、顔色が悪く見えるならパーソナルカラーの問題で、柄の明暗差と混ざった色を直します。顔は明るいのに体が膨らむ、野暮ったく見えるなら骨格の問題で、柄の一区画の大きさと生地の厚みを直します。
見分け方は2つの距離で見ることです。顔のすぐ下に柄を当てて鏡を見たとき、顔色が変わるならパーソナルカラー。鏡から2m離れて全身を見たとき、体の形が先に目に入るなら骨格です。
両方に当たる人は、柄を顔から離して下半身に置き、顔の近くは無地にしてください。柄は顔から離れるほど色の影響が弱まり、体の細い場所に置くほど膨らみが目立たなくなるので、両方の悩みが一度に軽くなります。
先に答え:あなたはどちらの型か
顔の下に柄を当てたときと、2m離れて着たときの両方で見ます。当てはまる行があなたの型です。
| 見えたこと | 原因 | 直す場所 |
|---|---|---|
| 柄が強すぎて顔が負ける | パーソナルカラー | 柄の明暗差 |
| 顔がくすむ・黄ばむ・青白い | パーソナルカラー | 柄の主な色 |
| 顔はいいが柄だけ浮く | パーソナルカラー | 離れて混ざった色 |
| 上半身がひと回り大きく見える | 骨格 | 一区画の大きさ・置く場所 |
| 全体が野暮ったく重い | 骨格 | 生地の厚み・柄の種類 |
上の3行に当たればパーソナルカラー、下の2行に当たれば骨格です。上下の両方に当たる人は、後半の「どちらとも取れる人」の章を読んでください。
パーソナルカラーの問題を見分ける:明暗差と混ざった色
チェック柄は何色もの線が交差してできているので、無地の服より色の見分けが難しくなります。見るのは2つです。
1つ目は明暗差。柄の中の一番明るい色と一番暗い色の差です。目を細めて柄を見たとき、白黒がはっきり分かれて見えるなら明暗差が大きく、ぼんやり溶けて見えるなら小さい柄です。2つ目は混ざった色。2m離れて柄を見ると、細かい線が混ざってひとつの色に見えます。その色が顔の近くにあるときの影響は、無地のその色とほぼ同じです。
明暗差が顔に合わないと「柄に負ける」か「ぼやける」になり、混ざった色が合わないと「くすむ」「黄ばむ」「青白い」になります。
明暗差が合わない:顔が負けるか、ぼやけるか
顔の明暗差が小さい人、つまり肌と髪と目の色の差が少なく、全体が柔らかく見える人は、白黒のはっきりしたチェックで顔が負けます。柄だけが前に出て、顔が後ろに下がって見えるのがこの状態です。ブルベ夏やイエベ春の明るい人に多く出ます。
反対に、顔の明暗差が大きい人、たとえば髪と目が黒く肌が明るい人は、ぼんやりした低い明暗差のチェックで顔がぼやけます。服が顔に負けて、地味で寂しく見えます。ブルベ冬に多く出ます。
直し方は、自分の顔の明暗差に柄の明暗差を合わせることです。顔の明暗差が小さい人は、グレンチェックや同じ色の濃淡でつくったチェック。顔の明暗差が大きい人は、白黒の千鳥格子や黒と赤のタータンなど、はっきりした柄を選びます。
混ざった色が合わない:くすむか、浮くか
2m離れて柄が混ざった色が、ブルベかイエベかで答えが分かれます。
| パーソナルカラー | 合いやすい混ざった色 | くすみやすい混ざった色 |
|---|---|---|
| イエベ春 | 明るい茶・からし・明るい緑 | 灰・黒が主の柄 |
| イエベ秋 | 濃い茶・深緑・れんが色 | 白と黒・青みの灰の柄 |
| ブルベ夏 | 灰・淡い紺・くすんだ赤紫 | 茶・からしが主の柄 |
| ブルベ冬 | 黒・紺・白・深い赤 | 黄みの茶・からしの柄 |
見るときは、柄の中の一色ずつではなく、離れて混ざった全体の色を見てください。同じタータンチェックでも、緑と紺が多ければブルベ寄りに、緑と茶が多ければイエベ寄りに混ざります。
柄の色の合わせ方はチェック柄をパーソナルカラーで選ぶでも詳しく書いています。
骨格の問題を見分ける:一区画の大きさを手のひらで測る

顔色は問題ないのに、体が膨らむ、野暮ったく重く見えるなら、骨格の問題です。チェック柄は線が縦と横に走るので、横の線が体の太い場所を横切ると、そこで視線が止まり、横幅が強調されます。
測るのは柄の一区画の大きさです。チェックが繰り返される一つの四角を、自分の手のひらと比べてください。手のひらより大きいと大柄、指2本分より小さいと小柄、その間が中くらいです。
体の厚みや骨の大きさと、柄の一区画の大きさがつり合わないと、柄だけが目立つか、体だけが目立つかのどちらかになります。
骨格ストレート:小柄で厚い生地は胸が膨らむ
骨格ストレートの人は、胸から肩に厚みがあります。小さな柄が厚い生地に入ったものを上半身に着ると、細かい横線が胸の厚みに沿って曲がり、上半身が膨らんで見えます。
合いやすいのは、張りのある平らな生地に、中くらいからやや大きめの柄がはっきり入ったものです。グレンチェックやタータンでも、表面が平らなウールなら胸に沿って線が曲がりにくくなります。毛足の長い起毛のチェックや、ふくらみのある編みのチェックは、上半身より下半身に回してください。
柄の向きも効きます。ストレートの人は、横の線が太く目立つチェックより、縦の線が強く出るチェックや、斜めに柄を配置したバイアス使いのスカートのほうが、体の厚みを縦に流してくれます。ジャケットなら、前を開けたときに前端の縦の線と柄の縦の線が重なる型を選ぶと、胸の厚みが分かれて見えます。
骨格ウェーブ:大柄で厚い生地に体が負ける

骨格ウェーブの人は、上半身が薄く、骨が細めです。大きなタータンが厚いウールに入ったものを着ると、柄の大きさと生地の重さに体が負け、服だけが重く見えます。
合いやすいのは、薄く柔らかい生地に、小さめの柄が入ったものです。ギンガムチェックや細かいグレンチェック、千鳥格子が使いやすい柄です。大柄が好きな人は、スカートやストールなど、体から離れて揺れる場所に使ってください。
骨格ナチュラル:小柄だと体が大きく見える
骨格ナチュラルの人は、骨や関節がしっかりしていて、肩幅があります。小さな柄を着ると、柄の細かさと体の大きさの差で、体のほうが大きく見えます。
合いやすいのは、大きめのタータンやブロックチェック、ざっくりした織りのチェックです。厚手の生地でも、ゆったりした形なら重く見えません。柄の線が少しかすれたような、ツイード風の織りもなじみます。
反対に、ナチュラルの人が細かいギンガムチェックを着たいときは、ゆったりしたシャツやロング丈のスカートなど、面積を大きく取れる服を選びます。柄が小さくても、布の量が多ければ体とのつり合いが取れます。体にぴったり沿う細身の形に小柄を合わせると、肩幅と柄の細かさの差がいちばん大きく出るので避けてください。
どちらとも取れる人:柄を下に、無地を顔の近くに
顔が柄に負けるようにも見え、体も膨らむように見える。どちらとも取れる人は、柄を置く場所で両方を同時に直します。
チェック柄は、顔から離れるほど顔色への影響が弱くなります。上半身にチェックのシャツやジャケットを着ていたなら、それをスカートやパンツに替えて、上は自分のパーソナルカラーに合う無地にしてください。顔のすぐ下が無地になるので顔色が守られ、柄は脚の線に沿って縦に流れるので、上半身の膨らみも消えます。
それでも上半身にチェックを着たい場合は、中に自分に合う色の無地のハイネックやシャツの襟を入れて、柄と顔の間に一枚はさみます。マフラーやストールで柄を使う場合は、顔に直接触れる部分が柄の中の自分に合う色になるように巻きます。
迷ったときは、まず柄を下に回してみてください。それで似合うなら、上半身の柄が色と形のどちらかで合っていなかったということです。
柄を置く場所で答えを分ける
チェック柄をどこに置くかで、パーソナルカラーと骨格の効き方が変わります。
| 置く場所 | 色の影響 | 形の影響 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 顔の近く(マフラー・シャツ) | 大きい | 小さい | 柄の色が顔に合っている人 |
| 上半身(ジャケット・ニット) | 中くらい | 大きい | 柄の大きさが骨格に合っている人 |
| 下半身(スカート・パンツ) | 小さい | 中くらい | 色と形のどちらかに迷う人 |
| 小物(バッグ・靴) | ほぼない | ほぼない | 両方に当たる人 |
チェック柄が好きなのにどこにも合わないと感じる人は、まず小物から始めて、柄を見慣れていくのも一つの方法です。
いま持っているチェック柄を直す
買い替える前に、手持ちのチェックで直せることがあります。
パーソナルカラーの問題なら、柄の服と顔の間に自分に合う色の無地を一枚はさみます。チェックのシャツなら、上に自分に合う色の無地のニットを重ねて襟だけ出す。チェックのジャケットなら、中に自分に合う色のハイネックを着る。どちらも、顔のすぐ下を無地にする方法です。
骨格の問題なら、上半身のチェックを前開きで着て縦の線をつくる、チェックのスカートを無地のトップスと合わせる、厚いチェックのマフラーを薄い無地に替える、の3つを試してください。
試着で見るのは3つだけ
チェック柄を試着するときは、次の3つだけを確かめてください。
- 顔のすぐ下に柄を当てたとき、顔色が明るくなるか暗くなるか
- 2m離れて混ざった色が、自分のパーソナルカラーの側に寄っているか
- 柄の一区画の大きさが、自分の骨格に合っているか
1と2はパーソナルカラー、3は骨格の確認です。3つとも問題がなければ、その柄は顔にも体にも合っています。
まとめ
チェック柄が似合わないときは、顔の下に柄を当てる距離と、2m離れる距離の両方で見て、原因がパーソナルカラーか骨格かを分けてください。顔が負ける・くすむなら明暗差と混ざった色を、体が膨らむ・重いなら一区画の大きさと生地の厚みを直します。
両方に当たる人は、柄を下半身に回して顔の近くを無地にしてください。ほかの色で同じように迷う人はグレーが似合わない パーソナルカラーと骨格、自分のパーソナルカラーがまだわからない人はパーソナルカラーを自分で決める方法から始めてください。
よくある質問
Q. チェック柄が似合わないのはパーソナルカラーと骨格のどちらが原因ですか A. 顔のすぐ下に柄を当てて顔色が変わるならパーソナルカラー、鏡から2m離れて体の形が先に目に入るなら骨格です。両方を感じるなら、柄を下半身に回して上を無地にすると、両方の悩みが一度に軽くなります。
Q. ブルベとイエベで似合うチェック柄は違いますか A. 違います。2m離れて柄がひとつの色に混ざって見えたとき、その混ざった色が青みに寄るか黄みに寄るかで分かれます。ブルベは灰・紺・白が主になる柄、イエベは茶・からし・緑が主になる柄が顔となじみやすいです。
Q. 骨格ウェーブは大きなタータンチェックを着られませんか A. 着られます。生地が薄く柔らかいもの、スカートやストールなど体から離れて揺れる場所に使うものを選ぶと、柄の大きさに体が負けにくくなります。厚い生地の大柄を上半身に着ると、重く見えやすい組み合わせです。
— メグラシ編集部





