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キャメルのコートが似合わない|顔のくすみはPC、着膨れは骨格で分ける

メグラシ編集部//読了 11分
膝下丈のキャメルのウールコートを前を開けて着た女性が、街路樹の並ぶ歩道で振り返りながら歩く姿

**キャメルのコートを着て顔だけがくすむならパーソナルカラー、体が一回り大きく見えるなら骨格で外れています。**似合わないと感じたら、まずこの2つを分けてください。

顔が黄ばむ、くすむ、疲れて見えるのは、キャメルの黄みの強さや明るさが顔の色と合っていないからです。これはパーソナルカラーで直します。体が大きく見える、肩が落ちて見える、コートに着られているように見えるのは、生地の厚み・丈・肩の形が体と合っていないからです。これは骨格で直します。

両方で外れている人は、**先に骨格で形を決め、その形の中でキャメルの色を選んでください。**形が合わないままでは、どの色のキャメルを着ても全身が重く見えます。この記事では、どちらで外れているかの見分け方と、季節別・骨格別の直し方を書きます。

結論:顔が変わるならPC、全身が変わるなら骨格

キャメルのコートには、顔に効く部分と体に効く部分があります。

外れ方原因直す側動かすもの
顔が黄ばむ・くすむ・疲れて見える色の温度と明るさパーソナルカラーキャメルの黄みと明るさ・顔との間の色
体が大きく見える・着られる形と生地骨格生地の厚み・丈・肩の落ち方
顔も全身も重い両方骨格が先、PCが後形を決めてから色

キャメルは、黄みの強い明るいものから、灰みを含んだ落ち着いたもの、赤みのある深いものまで幅があります。そしてコートは、厚みも丈も肩の形も、服の中でいちばん差が大きい種類です。色と形のどちらにも幅があるので、どちらで外れているのかを分けないと、直す場所がわかりません。

どちらで外れているかを分ける|1mの顔と3mの全身

見分け方は、鏡からの距離を2回変えるだけです。

**1回目は鏡から1mの距離で、顔だけを見ます。**キャメルのコートを着て前を閉じ、顔と首元だけが映る距離に立ちます。そのあとコートを脱いで、白いシャツか白い布を首元にあてて見比べてください。コートを着たときにほうれい線や目の下の影が濃く見える、肌が黄色っぽく見えるなら、色で外れています。

2回目は鏡から3m離れて、全身を見ます。今度は顔ではなく、体の輪郭を見てください。肩の線が下がって見える、腰まわりが横に広がって見える、裾の下の脚が短く見えるなら、形で外れています。

1回目だけ外れていれば色を、2回目だけ外れていれば形を直します。両方で外れているときは、後の章で順番を書いています。

スマートフォンで撮って見比べる場合は、窓際の自然光で撮ってください。部屋の照明は黄みが強いことが多く、キャメルの黄みが実際より強く写ります。

顔が黄ばむ・くすむ|キャメルの温度と明るさを動かす

顔側で外れている人は、キャメルを諦める前に、キャメルの中で色を動かしてください。キャメルには大きく分けて2つの軸があります。

1つは黄みの強さです。黄色に近い明るいキャメル、茶色に近い赤みのあるキャメル、灰色を混ぜたようなくすんだキャメルがあります。もう1つは明るさです。砂のような明るいキャメルから、焦げ茶に近い深いキャメルまであります。

季節合うキャメル避けたいキャメル
イエベ春明るく黄みの澄んだキャメル灰みの強いくすんだキャメル
イエベ秋深く、赤みや黄みを含んだキャメル明るすぎる砂色
ブルベ夏灰みを含んだ明るめのキャメル黄みの強い鮮やかなキャメル
ブルベ冬深く暗いキャメル中くらいの明るさのぼやけたキャメル

売り場で選ぶときは、キャメルのコートを2着、明るさの違うものを並べて顔の下にあててください。顔の色が明るく見える方が、自分の季節に近いキャメルです。

イエベ春|明るく澄んだキャメルを選ぶ

イエベ春の人がキャメルのコートで顔がくすむのは、キャメルが暗すぎるか、灰みが入りすぎているときです。

春の人に合うのは、黄みが澄んでいて明るいキャメルです。砂色やはちみつのような色に近いものを選んでください。顔の近くに置いても肌に明るさが戻ります。

深いキャメルを着たいときは、顔の下に明るい色を挟みます。生成りや明るいベージュのニット、白に近いマフラーを1枚入れると、コートの深さが顔から離れます。キャメルの面が顔からこぶし1つ分離れていれば、深い色でも顔は沈みにくくなります。

イエベ秋|深いキャメルで、明るさは素材で足す

イエベ秋の人は、キャメルがいちばん得意な季節です。それでも似合わないと感じるのは、明るすぎるキャメルを選んでいるか、深いキャメルに厚い起毛が重なって顔が重く見えているときです。

明るい砂色のキャメルで顔がぼやけるなら、一段深いキャメルにしてください。深いキャメルで顔が老けて見えるなら、色ではなく素材を見直します。起毛の長い厚手の生地は光を吸うので、顔まわりに影ができます。表面がなめらかで、少しだけ光を返す生地にすると、同じ深さのキャメルでも顔に明るさが戻ります。

ブルベ夏|灰みのキャメルを選び、顔との間に1色挟む

ブルベ夏の人がキャメルで黄ばむのは、自然なことです。黄みの強いキャメルは、夏の人の肌の青みとぶつかります。

キャメルを着たいときは、灰みを含んだ明るめのキャメルを選んでください。灰色とベージュの間のような、少しくすんだ色です。黄みが弱まるので、顔に色が映り込みにくくなります。

それでも顔が黄ばむときは、**顔とコートの間に、夏の人に似合う色を1枚挟んでください。**白、明るい灰色、くすんだ水色、紺のどれかのニットかマフラーが首元にあれば、キャメルは顔から離れた「コートの色」になります。前を開けて着る場合は、中に着るものの色で顔の印象が決まります。

ブルベ冬|深く暗いキャメルと、強い色の組み合わせ

ブルベ冬の人は、中くらいの明るさのキャメルで顔がぼやけやすくなります。冬の人の顔は色の差がはっきりしたものと釣り合うので、中間の色は顔の印象を弱めます。

選ぶなら、焦げ茶に近い深く暗いキャメルです。そのうえで、顔のまわりに黒か白をはっきり置いてください。黒のタートルネックや真っ白なマフラーがあると、キャメルの柔らかさと顔の強さの間に差が生まれ、顔が引き立ちます。

明るいキャメルがどうしても着たいときは、丈の短いコートにして、キャメルの面積を減らす方法もあります。顔から遠い腰まわりに明るいキャメルが来て、顔の近くは中に着る強い色が受け持ちます。

体が大きく見える・着られる|骨格で生地と丈と肩を動かす

全身を見て外れていた人は、色を変えても直りません。生地の厚み・丈・肩の落ち方の3つを、骨格に合わせて選び直してください。

骨格生地丈肩
ストレート目の詰まった、なめらかで張りのある生地膝が隠れる丈肩の位置で止まる
ウェーブ薄手で軽く、柔らかい生地腰丈か膝上の丈肩の位置で止まる
ナチュラル厚手でざっくりした生地ふくらはぎまでの長い丈肩が落ちていてもよい

キャメルのコートは、ほかの色よりも生地の質感が目に入りやすい色です。黒や紺なら目立たない起毛や織りの凹凸も、キャメルでは光が当たって見えます。だから、骨格と生地の相性がほかの色より表に出ます。

骨格ストレート|なめらかな生地で、膝が隠れる丈

ストレートの人がキャメルのコートで大きく見えるのは、起毛の長い厚手の生地か、肩が落ちたゆったりした形を選んでいるときです。胸に厚みがあるので、そこに布の厚みが重なると上半身が一回り大きく見えます。

選ぶのは、目が詰まっていて表面がなめらかな生地です。触ったときにしっかりした張りがあり、起毛が短いもの。丈は膝が隠れる程度で、肩の縫い目が肩の骨の位置でぴったり止まるものが合います。

前は閉じても開けてもかまいませんが、開けるときは中に縦の線ができるようにしてください。前を開けると、胸の厚みがコートの前立ての間から見えて、縦に長く見えます。

骨格ウェーブ|軽い生地で、丈は短めに

ウェーブの人がキャメルのコートに着られるのは、生地が重いか、丈が長すぎるときです。上半身が薄いので、厚い生地や長い丈の布の量に体が負けてしまいます。

選ぶのは、薄手で軽く、手で持ったときにしなやかに曲がる生地です。丈は腰が隠れる程度か、膝の上で止まるもの。肩はきちんと肩の位置で止まるものを選んでください。肩が落ちる形は、上半身の薄さをさらに強調します。

長いコートを着たいときは、ウエストにベルトのあるものを選び、ウエストの少し上で締めてください。重心が上がって、長い丈の布の量が体に負けにくくなります。

骨格ナチュラル|厚手で長い丈を受け止められる

ナチュラルの人は、キャメルのコートで着膨れすることは少ないはずです。大きく見えるとしたら、むしろ生地が薄すぎるか、丈が短すぎるときです。骨や関節がしっかりしているので、薄い生地だと骨の形がそのまま表に出て、体が角ばって見えます。

選ぶのは、厚手でざっくりした生地です。起毛が長いものや、織りの凹凸がはっきりしたものもよく合います。丈はふくらはぎまでの長いもので、肩が落ちたゆったりした形も似合います。

キャメルの明るさを大きな面積で着ることになるので、色の選び方はパーソナルカラーの章を合わせて見てください。

両方で外れているとき|先に骨格で形、次にPCで色

1mでも3mでも外れていた人は、直す順番があります。先に骨格で形を決めてから、その形の中でキャメルの色を選んでください。

順番を逆にすると、色が合っていても形が体に合わず、全身の重さが残ります。そして重さが残っていると、顔の色まで沈んで見えて、色が外れているように感じてしまいます。形を直すと、それだけで顔の色の問題が軽くなることも少なくありません。

形が決まったら、売り場で同じ形のキャメルを明るさ違いで2着並べ、1mの距離で顔の色を見比べてください。同じ形がなければ、形が近いものどうしで比べます。

どちらとも取れるとき|顔まわりの1枚で受ける

1mでも3mでも「少し外れている気がするけれど、はっきりしない」という人もいます。パーソナルカラーで2つの季節の間にいる人や、骨格で2つのタイプの間にいる人に多いパターンです。

この場合は、コートを買い直すより、顔まわりの1枚で調整する方が早く確実です。首元に似合う色のマフラーかストールを巻いて、もう一度1mと3mで見てください。

  • 1mで顔が明るくなったなら、外れていたのは色。次のコートは顔まわりの色に近い温度のキャメルを選ぶ
  • 3mで体が締まって見えたなら、外れていたのは形。マフラーの縦の線が効いているので、次のコートは前を開けて着たときに縦の線が出る形を選ぶ
  • どちらも変わらないなら、そのキャメルのコートは大きく外れてはいない。中に着る服の色と丈を見直す

マフラーを使った色と厚みの合わせ方は、マフラーをパーソナルカラーと骨格で選ぶにまとめています。

手持ちのキャメルコートを生かす|首元・中の服・足元

すでにキャメルのコートを持っていて、買い直さずに着たい人は、3か所で調整してください。

**首元。**顔側で外れている人は、首元に似合う色を置きます。イエベの人は生成りや明るい茶、ブルベの人は白や灰色や紺です。キャメルの面が顔から離れるだけで、顔の色は戻ります。

**中の服。**体側で外れている人は、コートの前から見える部分を上下同じ色にしてください。縦に1本の色の帯ができて、コートの横幅が目立たなくなります。ストレートの人は濃い色、ウェーブの人は明るめの色、ナチュラルの人は中くらいの色が扱いやすいところです。

足元は、コートの丈が長いほど大事です。キャメルの長いコートに軽い靴を合わせると、全身の重さが上に集まります。ストレートとナチュラルの人は甲が隠れる靴、ウェーブの人は甲が少し見える靴を選ぶと、コートの丈と釣り合います。

白いコートで同じように迷っている人は、白いコートが似合わないも参考にしてください。

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よくある問い

Q. ブルベですがキャメルのコートが着たいです。諦めるしかありませんか
諦めなくて大丈夫です。黄みが強く明るいキャメルは顔が黄ばみやすいので、灰みを含んだ落ち着いたキャメルを選び、顔との間に白か灰色のニットやマフラーを1枚挟んでください。顔のすぐ下にキャメルが来なければ、コートの色としては十分に楽しめます。
Q. イエベ秋なのにキャメルのコートで老けて見えます
色ではなく、明るさか素材の問題であることが多いです。深いキャメルに起毛の強い厚手の生地が重なると、顔のまわりが重くなります。少し明るいキャメルにするか、表面がなめらかな生地にしてみてください。顔の色が戻るなら色の明るさ、戻らないなら骨格に対して生地が厚すぎます。
Q. 骨格ウェーブで、キャメルのロングコートを着るとコートに着られます
丈と肩を見直してください。膝下まである長いコートは、ウェーブの人には布の量が多すぎて重心が下がります。丈を膝が隠れる程度までにして、肩がきちんと肩の位置で止まるものを選ぶと、同じキャメルでも体が小さく見えます。
Q. キャメルのコートの下には何色を着ればいいですか
顔に近いところは、パーソナルカラーで似合う色を置いてください。イエベなら生成りや明るい茶、ブルベなら白や灰色や紺です。体の線を整えたいときは、コートの前から見える部分を上下同じ色にすると縦の線ができて、骨格による着膨れも目立ちにくくなります。

— メグラシ編集部

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