顔診断|写真で測る4か所と、迷ったときの決め方・服と髪の目安

顔診断で分かることは3つあります。「大人顔か子供顔か」「直線的か曲線的か」「顔の形(輪郭)」の3つで、前の2つを重ねたものが顔タイプの8分類です。 名前を知ることより、この3つのうちどれが自分ではっきりしていて、どれが中間なのかを知るほうが、服選びには役立ちます。
自分で確かめるなら、正面を向いた無表情の写真を前髪を上げて撮り、目の横幅÷顔の横幅、眉から目までの距離、頬のいちばん広い高さ、顔の縦÷横の4か所を測ってください。目の横幅比が0.20以上なら子供寄り、0.18未満なら大人寄り、顔の縦横比が1.5以上なら縦長の形、1.3未満なら横幅のある形として読めます。同じ条件で3枚撮って多数決にすれば、1枚の印象より結果が安定します。
結果は、服なら襟元の形と柄の大きさ、髪なら分け目と毛先の位置、メイクなら線の強さに使います。大人寄りなら縦の線と大きめの柄、子供寄りなら丸みのある襟と小さめの柄、直線寄りならハリのある素材、曲線寄りなら柔らかい素材が目安です。結果が割れたときは、手持ちの服を顔の横に当てて顔に目が行くほうを採ってください。この記事は、そのための測り方・決め方と、メグラシの個別記事への道案内をまとめた地図です。
顔診断で分かることは3つの層に分かれる
顔診断という言葉は、実際にはいくつかの診断をまとめて呼んでいます。ひとつめは顔の各パーツの大きさと配置から見る「大人顔か子供顔か」、ふたつめは輪郭やパーツの線から見る「直線か曲線か」、みっつめは輪郭そのものの「顔の形」です。
この3つは互いに独立しています。大人顔で丸い輪郭の人もいれば、子供顔で縦に長い輪郭の人もいます。顔タイプ診断の結果と顔の形の診断の結果がかみ合わないように見えるのは、そもそも別の層を見ているからです。どちらかが間違っているわけではありません。
もうひとつ、診断ではないものの、よく一緒に語られるのが「美人系・可愛い系」「猫顔・きつね顔」のようなパーツの印象の呼び方です。これらは測る基準が決まっていないことが多く、表情や化粧で入れ替わりやすい性質があります。まずは測れる3つの層を固め、印象の呼び方はあとから重ねる、という順番で考えると迷いにくくなります。
3つの層を順番に固めていくと、最後に残るのは「どの層が中間なのか」という1点だけです。中間の層があることは悪いことではなく、使える服の幅が広いということでもあります。この記事の後半では、その中間をどう扱うかを中心に書いています。
顔診断の種類:顔タイプ・顔の形・パーツの印象の違い
それぞれの診断が何を見て、何に使うのかを並べると次のようになります。比較の軸は「見る場所」「結果の数」「使い道」の3つです。
| 種類 | 見る場所 | 結果の数 | 主な使い道 |
|---|---|---|---|
| 顔タイプ | パーツの大きさ・配置と線の性質 | 8タイプ(細かく分けると16) | 服のテイスト・柄・素材 |
| 顔の形 | 輪郭の縦横比とあご・額の形 | 5つ前後 | 髪型・襟元の形 |
| パーツの印象 | 目尻・頬・口元の見え方 | 決まった数はない | メイクの線と位置 |
顔タイプは服の雰囲気を決めるのに向いていて、顔の形は髪型と襟元の形を決めるのに向いています。パーツの印象はメイクの調整に使うのがいちばん効果が見えやすい部分です。
8タイプをさらに細かく16に分ける考え方もあります。16に分けると「どのタイプとどのタイプの中間か」まで表せるので、2つの結果の間で揺れている人には納得しやすい分け方です。逆に、はっきり端のタイプに出る人にとっては、8タイプで十分です。
どの診断から始めても構いませんが、服選びに使いたいなら顔タイプから、髪型を変えたいなら顔の形から、毎日のメイクを変えたいならパーツの印象から、というように、いま困っていることに近いものから始めると、結果をすぐに試せます。
まず無料の診断で当たりをつける
写真で測る前に、印象で答える質問形式の診断で大まかな当たりをつけておくと、測った数字の読み方が早くなります。メグラシの顔タイプ診断のクイズは、質問に答えるだけで8タイプのどこに近いかが出ます。
質問形式の診断は、その日の髪型や化粧、気分によって答えが変わりやすいという性質があります。結果は「答え」ではなく「どの辺りを確かめればいいかの目印」として受け取ってください。たとえばクイズで大人寄りの曲線タイプと出たなら、写真では大人/子供の軸と直線/曲線の軸のどちらが揺れやすいかを重点的に確かめます。
クイズの結果と、このあと写真で測る結果が一致すれば、ほぼ確定と考えて構いません。一致しない場合は、後半の「迷ったときの決め方」の順番で決めてください。
写真の撮り方:測る前にそろえる5つの条件
写真で測る方法の利点は、同じ条件で撮れば何度でも同じ結果になることです。逆に言えば、条件がそろっていないと、同じ顔でも日によって結果が変わります。
| 条件 | そろえ方 | そろえないと起きること |
|---|---|---|
| 距離 | 1メートルほど離してタイマーで撮る | 顔の中央が膨らみ、目と鼻が大きく写る |
| 高さ | カメラを目の高さに置く | 見下ろしだと額が広く、見上げだとあごが大きく写る |
| 向き | 正面を向き、あごを引きも上げもしない | 縦横比が動き、顔の形の判定が変わる |
| 表情 | 口を閉じ、力を抜いた無表情 | 笑うと目が細くなり、頬が上がる |
| 髪と光 | 前髪を上げ、窓の光を正面から受ける | 眉と輪郭が隠れ、強い影で線が強く見える |
この5つをそろえたうえで、間をあけずに3枚撮ってください。1枚ずつ測り、3枚のうち2枚以上で同じ傾向が出たものを採用します。
測るときは、写真を画面いっぱいに拡大し、画面に定規を当てるか、写真編集の機能で線を引いて長さを比べます。実際の寸法は必要ありません。比率だけを見るので、写真の大きさが違っても結果は変わりません。
撮影条件については顔を測るときの撮影条件に、距離と高さで写り方がどれだけ変わるかを詳しくまとめています。正面と横顔の2枚で確かめる方法は写真2枚で見る顔タイプ診断が参考になります。
測る場所①:顔の縦と横(顔の形を決める)
最初に測るのは輪郭の縦と横です。縦は髪の生え際の中央からあご先まで、横は頬骨のいちばん広い位置の左右の幅です。縦を横で割った値を「縦横比」とします。
縦横比が1.5以上なら縦に長い形、1.3から1.5の間なら縦横のバランスが取れた形、1.3未満なら横幅のある形として読みます。そのうえで、あごの角がはっきりしているか、額とあごのどちらが広いかを見ると、顔の形が5つ前後に分かれます。
縦横比は、顔タイプの「大人か子供か」にも関係します。縦に長いほど大人寄りに、横幅があるほど子供寄りに読まれやすい傾向があります。ただし、これは輪郭だけの話なので、パーツの比率と合わせて判断します。
生え際がはっきりしない場合は、眉の上に指を4本横に並べた位置を生え際の代わりにすると、毎回同じ場所で測れます。大切なのは正確な位置より、3枚とも同じ場所で測ることです。
顔の形の5分類については顔の形診断で、縦横比の境目ごとに整理しています。1回の採寸で顔の形と顔タイプの両方を出す方法は顔型診断の共通採寸を見てください。
測る場所②:目の横幅と眉から目の距離(大人か子供か)
大人顔か子供顔かを決めるのは、顔全体に対するパーツの大きさと、パーツどうしの距離です。
ひとつめは目の横幅比です。目頭から目尻までの横幅を、さきほど測った顔の横幅で割ります。0.20以上なら子供寄り、0.18から0.20は中間、0.18未満なら大人寄りとして読みます。目が顔に対して大きいほど、子供寄りの印象に出ます。
ふたつめは眉の下端から目の上端までの縦の距離です。定規がなければ、自分の人差し指の幅を当てると測りやすくなります。指の幅1本より狭ければ子供寄り、ちょうど1本なら中間、1本より広ければ大人寄りです。まぶたの余白が広いほど、落ち着いた大人寄りの印象に出ます。
この2つは、笑うと両方とも動きます。目が細くなって横幅比が小さく出て、眉も上がるからです。必ず無表情の写真で測ってください。大人顔と子供顔の違いをさらに細かく見るなら、大人顔と子供顔の違いで目の位置や鼻の長さも合わせて確かめられます。
測る場所③:頬のいちばん広い高さ
3つめは、輪郭がいちばん外側に張り出している高さです。正面写真で、左右の頬の外側を上から下へなぞり、いちばん幅が広くなる位置に印をつけます。
その位置が目の高さに近ければ子供寄り、口の高さに近ければ大人寄りとして読みます。目と口のちょうど中間なら中間です。頬の丸みが上寄りにあると、顔の重心が上にあるように見え、若々しい印象に出ます。下寄りにあると、顔の重心が下がり、落ち着いた印象に出ます。
頬の高さは、髪の毛先がどこに落ちるかで見え方が変わりやすい場所です。測るときは、髪を後ろでまとめて耳を出してください。頬骨の張り出しが左右で違う場合は、左右それぞれ測って平均を取ります。
目の横幅比・眉と目の距離・頬の高さの3つのうち、2つ以上が同じ傾向なら、それが大人/子供の結果です。3つが別々になることは少なく、多くの場合は2対1で決まります。1つだけ逆の結果が出ても、判定を覆す必要はありません。
測る場所④:額・頬・あご先の平らさ(直線か曲線か)
大人/子供が決まったら、次は直線か曲線かです。これは長さではなく、線の性質を見ます。
見る場所は額・頬・あご先の3か所です。横顔の写真で、額が平らに近いか丸く出ているか、頬がなだらかか丸く盛り上がっているか、あご先がとがっているか丸いかを確かめます。正面写真では、眉が直線的か弧を描いているか、目の形が横に長いか丸いか、唇の輪郭がはっきりしているか柔らかいかを見ます。
平らな部分・直線的な部分が多ければ直線寄り、丸みのある部分が多ければ曲線寄りです。6か所のうち4か所以上が同じ側なら、その結果を採用します。3対3に割れたら中間です。
この軸は、眉の描き方や前髪で印象が変わりやすい部分です。眉は描く前の自然な形で見て、前髪は必ず上げてください。額・頬・あご先の平らさを3段階で数える方法は顔面タイプ診断に詳しく書いています。眉・目尻・鼻筋・輪郭の4か所で見る方法は男顔・女顔の見分け方も参考になります。
測った数字を1枚の表にまとめる
測った結果は、1枚の表にまとめておくと、あとで迷ったときに見返せます。次の表を写して、3枚の写真それぞれの結果を書き込んでください。
| 項目 | 1枚目 | 2枚目 | 3枚目 | 採用 |
|---|---|---|---|---|
| 目の横幅÷顔の横幅 | 大人・中間・子供 | 大人・中間・子供 | 大人・中間・子供 | 多いほう |
| 眉から目の距離 | 大人・中間・子供 | 大人・中間・子供 | 大人・中間・子供 | 多いほう |
| 頬のいちばん広い高さ | 大人・中間・子供 | 大人・中間・子供 | 大人・中間・子供 | 多いほう |
| 直線と曲線の数 | 直線・中間・曲線 | 直線・中間・曲線 | 直線・中間・曲線 | 多いほう |
| 顔の縦÷横 | 数字 | 数字 | 数字 | 平均 |
1枚ごとに結果がばらつく項目があれば、そこが撮影条件で動きやすい場所です。その項目は、条件をもう一度そろえて撮り直すか、他の項目の結果を優先してください。
この表は、半年後や髪型を大きく変えたあとにもう一度測るときにも使えます。前回と同じ項目が同じ結果なら、診断は変わっていません。変わった項目があれば、撮影条件か髪型の影響をまず疑ってください。
大人か子供か×直線か曲線かで8タイプに落とす
大人/子供と直線/曲線の2つが決まると、顔タイプの8分類のうちどの辺りかが決まります。同じ象限の中でも、中間に近いか端に近いかで2つに分かれます。
| 大人/子供 | 直線/曲線 | 端に近い場合 | 中間に近い場合 |
|---|---|---|---|
| 子供寄り | 曲線寄り | キュート | フレッシュに近いキュート |
| 子供寄り | 直線寄り | アクティブキュート | フレッシュ |
| 大人寄り | 曲線寄り | フェミニン | ソフトエレガント |
| 大人寄り | 直線寄り | クール | クールカジュアル・エレガント |
フレッシュとソフトエレガントとエレガントは、2つの軸のどちらかが中間にあることが多いタイプです。測った結果が中間に寄っているなら、これらのタイプを候補に入れてください。
2つの軸と4つの象限の考え方は顔タイプ診断の2軸と4象限で図を使って説明しています。8タイプを5問で見分けたい場合は顔タイプ診断のセルフチェック、16タイプまで細かく見たい場合は顔タイプ診断16タイプの自己診断が使えます。
顔の形5つの見分け方
顔の形は、縦横比と、あご・額の形の組み合わせで見分けます。
| 縦÷横 | あごの角 | 額とあごの幅 | 読み方 |
|---|---|---|---|
| 1.5以上 | 目立たない | ほぼ同じ | 縦長の形 |
| 1.3〜1.5 | 目立たない | ほぼ同じ | 卵形 |
| 1.3〜1.5 | 目立たない | 額のほうが広い | 逆三角形 |
| 1.3未満 | 目立たない | ほぼ同じ | 丸い形 |
| 1.3前後 | はっきりしている | ほぼ同じ | ベース形 |
あごの角がはっきりしているかどうかは、正面写真で耳の下からあご先へ線を引き、途中で向きが変わる点があるかで確かめます。向きが変わる点がはっきり見えれば、角がはっきりしている側です。
縦横比が境目の1.3や1.5のちょうど近くに出た場合は、あごと額の形のほうを優先してください。縦横比は撮影の角度で少し動きますが、あごの角の有無は角度が多少変わっても大きくは変わりません。ベース形かどうかを詳しく確かめる方法はベース型の顔のセルフチェックにあります。
パーツの印象(美人系・可愛い系、猫顔・きつね顔など)の扱い方
美人系・可愛い系、猫顔・きつね顔といった呼び方は、顔タイプや顔の形と違って、測り方が決まっていないものがほとんどです。同じ人が、真顔では美人系、笑顔では可愛い系と言われることも珍しくありません。
こうした呼び方は、顔診断の結果を補う「メイクの手がかり」として使うのがいちばん役に立ちます。たとえば目尻が上がって見える人は、アイラインの角度を少し下げるだけで印象がやわらぎます。頬が丸く見える人は、チークの位置を少し上げると全体が引き締まって見えます。
人から言われた呼び方と、自分で測った顔タイプの結果が合わないときは、測った結果を優先してください。呼び方は、言った人がどの場面のどの表情を見たかで変わるからです。真顔と笑顔で入れ替わる印象については美人系か可愛い系かは真顔と笑顔で入れ替わる、目尻の上がり方の違いは猫顔ときつね顔の違いにまとめています。
迷ったときの決め方①:2つの軸のどちらかが中間
いちばん多い迷い方は、大人/子供と直線/曲線のうち、どちらか1つが中間に出るケースです。この場合、もう一方の軸はたいてい固まっています。
決め方は単純で、固まっている軸を先に確定させ、中間の軸は「両隣のタイプを両方使える」と考えます。たとえば大人寄りは確定していて、直線と曲線が3対3に割れているなら、フェミニン寄りの服もクール寄りの服も、どちらも候補になります。
そのうえで、日によって使い分けるのか、どちらか一方に寄せるのかを決めます。仕事の日は直線寄りの襟元、休日は曲線寄りの素材、のように場面で分けると、どちらの良さも使えます。一方に寄せたいなら、手持ちの服で多いほうに寄せると、買い足しが少なく済みます。
大人顔と子供顔の中間にあたる人の服の選び方は大人顔と子供顔の中間の服、綺麗系と可愛い系の中間の顔については綺麗系と可愛い系の中間の顔で、場面ごとの選び方を書いています。
迷ったときの決め方②:写真と鏡で結果が違う
鏡で見た自分と、写真で見た自分の印象が違うのはよくあることです。鏡は左右が反転していて、しかも自分が見慣れている向きです。写真は他の人が見ている向きに近いものの、レンズの距離によって形がゆがみます。
この場合は、距離と高さをそろえて撮った写真を優先してください。理由は、写真は条件をそろえれば何度でも同じ結果が出るのに対して、鏡はその日の表情や見る角度で印象が動くからです。
ただし、腕を伸ばした自撮りだけで判断するのは避けてください。顔の中央が大きく写り、目の横幅比が実際より大きく、つまり子供寄りに出やすくなります。1メートルほど離して撮った写真と、自撮りの結果がずれているなら、離して撮ったほうを採用します。
迷ったときの決め方③:診断サイトごとに結果が違う
複数の診断サイトを試して、結果がすべて違うという相談もよくあります。このとき大事なのは、どのサイトが正しいかを決めることではなく、どの軸で割れているかを見ることです。
たとえば3つのサイトの結果が「フェミニン」「ソフトエレガント」「エレガント」なら、3つとも大人寄りで一致しています。割れているのは直線/曲線の軸だけです。結果が「キュート」「フレッシュ」「ソフトエレガント」なら、大人/子供の軸が中間にあると読めます。
結果を並べて、一致している軸を確定させ、割れている軸だけを写真で測り直してください。3つの結果を照らし合わせる手順は顔診断サイトの結果が3つとも違うときに詳しくまとめています。
| 結果の並び | 一致している軸 | 測り直す軸 |
|---|---|---|
| すべて大人寄りのタイプ | 大人/子供 | 直線/曲線 |
| すべて曲線寄りのタイプ | 直線/曲線 | 大人/子供 |
| 大人寄りと子供寄りが混ざり、線もばらばら | なし | 両方を写真で測る |
迷ったときの決め方④:結果どおりの服がしっくりこない
診断の結果に合わせて服を選んだのに、鏡の前でしっくりこないこともあります。この場合、原因はたいてい次の3つのどれかです。
ひとつめは、顔タイプの結果は合っていても、骨格やパーソナルカラーとずれている場合です。服の形が体に合っていなかったり、色が肌に合っていなかったりすると、顔の近くの印象まで変わって見えます。ふたつめは、前髪や化粧で顔の印象が変わっていて、診断したときの顔と違う場合です。みっつめは、2つの軸のどちらかが中間にあって、端のタイプの服が強すぎる場合です。
どれに当てはまるかを見分けるには、まず前髪を上げ、化粧を落とした状態で同じ服を当ててみてください。それでしっくりこなければ、服の形か色を疑います。診断どおりの服が合わないときの見直し方は顔タイプ診断どおりの服が似合わないときに、前髪とメイクを外して確かめる方法は前髪とメイクを外す顔タイプ診断に書いています。
決めきれないときの最後の手:手持ちの服を顔の横に当てる
測っても比べても決めきれないときは、手持ちの服で確かめるのがいちばん確実です。
やり方は、鏡の前で、性質の違う2着のトップスを順番に顔のすぐ下に当てるだけです。たとえば丸い襟の柔らかいブラウスと、Vネックのハリのあるシャツの2着です。当てた瞬間に、自分の顔に目が行くか、服に目が行くかを見てください。顔に目が行くほうが、自分の顔立ちに合っている側です。
| 比べる2着 | 確かめられる軸 | 顔に目が行ったら |
|---|---|---|
| 丸い襟と、Vネックやシャツ襟 | 大人/子供 | 丸い襟なら子供寄り、Vネックなら大人寄り |
| とろみのある素材と、ハリのある素材 | 直線/曲線 | とろみなら曲線寄り、ハリなら直線寄り |
| 小さな柄と、大きな柄 | 大人/子供 | 小さな柄なら子供寄り、大きな柄なら大人寄り |
1人で判断しにくければ、家族や友人に写真を2枚見せて、どちらが顔に目が行くかを聞いてください。どちらの服が好きかではなく、どちらの写真で顔が先に目に入るかを聞くのがこつです。迷う設問だけを集めて確かめる方法は迷う設問だけで決める顔タイプ診断にもあります。
結果別・服の目安
顔タイプの結果は、服の中でも顔に近い部分に使うと効果が見えやすくなります。襟元の形、柄の大きさ、素材の質感の3つが目安です。
| 顔タイプ | 襟元 | 柄の大きさ | 素材 |
|---|---|---|---|
| キュート | 丸襟・ラウンドネック | 小さめ | 柔らかく軽い |
| アクティブキュート | クルーネック・シャツ襟 | 小さめから中くらい | ハリのある綿 |
| フレッシュ | ボートネック・浅いV | 小さめ・無地 | さらっとした質感 |
| クールカジュアル | シャツ襟・深めのV | 中くらい・直線的 | ハリのある素材 |
| フェミニン | 浅いV・ドレープ | 中くらい・曲線的 | とろみのある素材 |
| ソフトエレガント | 浅いV・ボウタイ | 中くらい・控えめ | 上品な光沢 |
| エレガント | 深めのV・テーラード | 大きめ | なめらかな素材 |
| クール | 深いV・スタンドカラー | 大きめ・直線的 | ハリと厚みのある素材 |
ボトムスや靴は、顔タイプより骨格のほうが影響が大きい部分です。顔タイプの結果を全身に当てはめる必要はなく、まずトップスとアクセサリーから合わせれば十分です。顔タイプの結果を服に移す手順は顔タイプ診断の結果を服に移す、手持ちの服に当てて確かめる方法は顔タイプ診断の結果を手持ちの服に当てるで詳しく見られます。
結果別・髪の目安
髪は、顔の形の結果を使う場所です。縦長の形なら横に広がりを、横幅のある形なら縦の線を足すと、全体のバランスが取りやすくなります。
| 顔の形 | 分け目 | 毛先の位置 | 前髪 |
|---|---|---|---|
| 縦長の形 | 浅めのサイド | あご〜肩で横に広がる | 眉にかかる長さ |
| 卵形 | どこでもよい | どこでもよい | 好みで選べる |
| 逆三角形 | 深めのサイド | あご下でふくらむ | 斜めに流す |
| 丸い形 | 深めのサイド | 鎖骨より下で縦長に | 額を少し見せる |
| ベース形 | 浅めのサイド | あごより下で内巻き | 斜めに流す |
顔タイプの結果は、髪では毛先の質感に使います。曲線寄りなら毛先にカールやゆるいウェーブ、直線寄りならストレートや切りっぱなしが目安です。大人寄りなら長めの前髪や額を出すスタイル、子供寄りなら丸みのある前髪がなじみやすくなります。
顔の形が違っても、髪で動かせるのは限られた場所です。そのことを整理した髪で動かせる4か所を一度読んでおくと、美容室での伝え方が楽になります。
結果別・メイクの目安
メイクでは、顔タイプの2つの軸をそのまま線の性質と強さに置き換えます。
| 軸 | 寄っている側 | 眉 | アイライン | チーク |
|---|---|---|---|---|
| 大人/子供 | 子供寄り | 短めで太め | 短めに丸く | 頬の高い位置に丸く |
| 大人/子供 | 大人寄り | 長めでやや細め | 目尻より長く | 頬骨に沿って斜めに |
| 直線/曲線 | 曲線寄り | 弧を描く | 目尻を少し下げる | ふんわりぼかす |
| 直線/曲線 | 直線寄り | まっすぐ | 横にまっすぐ | 輪郭をはっきり |
結果と逆の方向へ寄せたいときも、この表を使えます。子供寄りの人が大人っぽく見せたい日は、眉を少し長めに描き、チークを斜めに入れるだけで印象が変わります。顔そのものを変えるのではなく、線の向きを足すだけです。
メイクの系統を輪郭とパーツの2つの軸で選ぶ方法はメイクの系統の選び方にまとめています。
顔の形別・襟元と首まわりの目安
顔の形の結果は、髪だけでなく襟元にも使えます。輪郭と襟の形が似ていると、輪郭の印象が強く出ます。逆の形を選ぶと、輪郭の印象がやわらぎます。どちらを選ぶかは好みで、輪郭を生かしたい日は似た形、やわらげたい日は逆の形を選んでください。
| 顔の形 | 合わせやすい襟元 | 首まわりの小物 |
|---|---|---|
| 縦長の形 | ボートネック・クルーネック | 短めのネックレス |
| 卵形 | どの襟元も合わせやすい | 好みで選べる |
| 逆三角形 | 丸襟・ラウンドネック | 丸いモチーフ |
| 丸い形 | Vネック・シャツ襟 | 長めのネックレス |
| ベース形 | 深めのVネック・ドレープ | 縦に揺れるもの |
秋冬はタートルネックやマフラーで首まわりが詰まりやすい季節です。縦長の形の人は首元を詰めると全体が整い、丸い形やベース形の人は首元に少し縦の余白を残すと顔まわりがすっきり見えます。
顔診断と骨格診断・パーソナルカラーの重ね方
顔診断の結果は、骨格診断やパーソナルカラーの結果と重ねると、服選びの精度が上がります。役割を分けると考えやすくなります。
| 診断 | 決めるもの | 服で使う場所 |
|---|---|---|
| 顔診断 | 雰囲気・柄・襟元 | 顔に近い部分 |
| 骨格診断 | 形・丈・素材の厚み | 全身のシルエット |
| パーソナルカラー | 色・明るさ・鮮やかさ | 顔に近い色から全身へ |
3つの結果がぶつかるときは、顔に近い部分は顔診断とパーソナルカラー、体の線に関わる部分は骨格診断を優先します。たとえば、顔タイプは子供寄りで骨格はすっきりした形が似合う場合、トップスの形は骨格に合わせ、襟元の丸みと柄の小ささで顔タイプに寄せる、という分け方です。
3つすべてを同時に満たす服を探すと、選べる服が極端に少なくなります。1着の中で「形は骨格、襟元は顔、色はパーソナルカラー」と役割を分けて考えると、手持ちの服でも組み合わせが見つかりやすくなります。
結果を手持ちの服で試す1週間の手順
結果が出たら、新しい服を買う前に、手持ちの服で1週間試してみることをおすすめします。
1日目は、手持ちのトップスを全部出して、結果別の服の目安の表に照らして「合う」「中間」「合いにくい」の3つに分けます。2日目から5日目は、「合う」に入ったトップスを毎日1枚着て、顔まわりの印象を写真に残します。6日目は「中間」に入ったトップスを着て、羽織りやアクセサリーで結果の側へ寄せてみます。7日目に写真を並べて、いちばん顔に目が行く1枚を確かめます。
| 日 | すること | 見るところ |
|---|---|---|
| 1日目 | トップスを3つに分ける | 襟元・柄・素材 |
| 2〜5日目 | 「合う」の服を着て撮る | 顔に目が行くか |
| 6日目 | 「中間」の服を小物で寄せる | 寄せた効果があるか |
| 7日目 | 写真を並べて比べる | いちばん顔に目が行く1枚 |
「合いにくい」に入った服も、手放す必要はありません。羽織りを重ねて顔から離したり、ボトムスとして使える色なら下に回したりすれば、十分に着られます。
7日目の写真で、いちばん顔に目が行った1枚の襟元・柄・素材を書き出しておくと、次に服を選ぶときの基準になります。診断のタイプ名より、この「自分にとっての1枚」の条件のほうが、買い物では役に立ちます。
髪型や化粧を変えた日に結果を読み直す
顔診断の結果そのものは、髪型や化粧で変わるものではありません。変わるのは、その日の顔まわりの見え方です。前髪を厚く下ろした日は額が隠れて子供寄りに、額を出してまとめた日は大人寄りに見えやすくなります。毛先を巻いた日は曲線寄りに、まっすぐ下ろした日は直線寄りに見えやすくなります。
この見え方の変化は、結果を読み直すのではなく、その日の服の寄せ方で受け止めるのが簡単です。たとえば大人寄りの結果の人が前髪を下ろした日は、襟元を少し丸くし、柄を小さめにすると顔まわりがまとまります。子供寄りの結果の人が額を出した日は、Vネックや縦の線を足すと全体がそろいます。
| その日の髪と化粧 | 見え方が寄る側 | 服で合わせるなら |
|---|---|---|
| 前髪を厚く下ろす | 子供寄り | 丸みのある襟・小さめの柄 |
| 額を出してまとめる | 大人寄り | Vネック・縦の線 |
| 毛先を巻く・眉を弧に描く | 曲線寄り | とろみのある素材 |
| まっすぐ下ろす・眉をまっすぐ描く | 直線寄り | ハリのある素材 |
診断のために写真を撮り直すのは、髪型を大きく変えたときだけで十分です。毎日の小さな変化は、この表のように服で受け止めてください。
季節で顔まわりの合わせ方を切り替える
顔診断の結果は季節で変わりませんが、顔まわりにくる服の量は季節で大きく変わります。春夏は首元が開いた服が多く、襟元の形がそのまま顔まわりの印象になります。秋冬はタートルネックやマフラー、コートの襟が重なり、顔のすぐ下に大きな面ができます。
秋冬に顔まわりを結果に合わせるなら、いちばん顔に近い1枚だけを結果に合わせるのが目安です。大人寄りの人はコートの襟を大きめに、子供寄りの人はマフラーを小さめにまとめると、顔とのバランスが取りやすくなります。直線寄りの人はハリのあるウールの襟、曲線寄りの人は柔らかいニットの首元がなじみます。
重ね着が増える季節ほど、全部を結果に合わせようとすると選択肢が狭くなります。顔に近い1枚を決め、その下や外側は好みで選ぶと、手持ちの服を広く使えます。
対面で診断を受けるかどうかの決め方
自分で測っても、診断サイトを試しても決めきれない場合は、対面の診断を受けるのもひとつの方法です。
受けるかどうかの目安は、2つの軸のうち両方が中間に出ているかどうかです。どちらか1つが固まっているなら、残りの1つを手持ちの服で確かめるだけで十分なことが多いです。両方とも中間に出ていて、服を当てても差が分からない場合は、第三者の目で見てもらう価値があります。
対面で受けるときは、診断する人の考え方によって、同じ顔でも結果の説明が違うことがあります。受ける前に、どの軸で何を見るのかを確かめておくと、結果を自分の測った数字と照らし合わせやすくなります。選び方の目安は顔タイプ診断を対面で受けるならにまとめています。
顔診断の記事の地図:次に読む1本
ここまでの内容を、知りたいことから次に読む記事へたどれるように並べます。記事の途中で紹介したものは省き、ここで初めて紹介する記事を中心にしています。
まず全体像を知りたい
- 顔の種類をまとめて知る → 顔の種類は何種類あるか
どの段階で迷っているかで選ぶ
- まだ自分のタイプに当たりがない → 上の「大人か子供か×直線か曲線かで8タイプに落とす」の3本
- 写真の撮り方に自信がない → 「写真の撮り方」で紹介した2本
- 顔の形が分からない → 「測る場所①」と「顔の形5つの見分け方」で紹介した3本
- 結果が割れている → 「迷ったときの決め方」①〜④で紹介した記事
- 結果を服・髪・メイクに使いたい → 「結果別」の各章で紹介した記事
迷ったら、まず自分がどの段階にいるかを見て、その段の1本だけを読んでください。全部を順番に読む必要はありません。
まとめ
- 顔診断で分かるのは「大人顔か子供顔か」「直線か曲線か」「顔の形」の3つ。前の2つを重ねると顔タイプの8分類になる
- 正面・無表情・前髪を上げた写真を、1メートル離して目の高さから3枚撮り、多数決で判定する
- 目の横幅÷顔の横幅は0.20以上で子供寄り、0.18未満で大人寄り。眉と目の距離は指1本が境目
- 顔の縦÷横は1.5以上で縦長、1.3未満で横幅のある形
- 結果が割れたら、一致している軸を先に確定させ、割れている軸だけを写真か手持ちの服で確かめる
- 結果は、服では襟元と柄、髪では分け目と毛先、メイクでは線の向きと強さに使う
— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 顔診断はどこから始めればいいですか?
- まずサイト内の顔タイプ診断のクイズで大まかな当たりをつけ、そのあと正面写真で目の横幅比・眉と目の距離・頬の高さを測って確かめる順番がおすすめです。クイズは印象で答えるため揺れやすく、写真で測ると同じ条件なら何度でも同じ結果になります。
- Q. 顔タイプ診断と顔の形の診断は何が違いますか?
- 顔タイプ診断は「大人顔か子供顔か」と「直線か曲線か」の2つの軸で顔全体の印象を8つに分けるものです。顔の形の診断は輪郭だけを見て、縦横比とあご・額の形で丸い形・縦長の形などに分けます。顔タイプは服のテイスト選びに、顔の形は髪型と襟元の形選びに使い分けると混乱しません。
- Q. 結果が診断サイトごとに違うときはどれを信じればいいですか?
- 1つを選ぶのではなく、どの軸で割れているかを見てください。大人/子供の軸が一致していて直線/曲線だけが割れているなら、隣どうしのタイプの中間です。写真で測った数字があればそちらを優先し、それでも決まらなければ手持ちの服を顔の横に当てて、顔に目が行くほうを採ってください。
- Q. 写真はスマートフォンの自撮りでも大丈夫ですか?
- 大丈夫ですが、腕を伸ばした自撮りは顔の中央が膨らんで写りやすいので、できれば1メートルほど離れた位置に置いてタイマーで撮ってください。カメラは目の高さ、正面から、窓の光が顔に正面から当たる位置が基本です。
- Q. 顔診断の結果どおりの服にすると、手持ちの服は使えなくなりますか?
- 使えなくなりません。結果を使うのは顔の近くにくる襟元・柄・アクセサリーの大きさが中心で、ボトムスや靴はそのまま使えます。まず手持ちのトップスを結果の目安で分け、合うものを顔の近くに、合いにくいものは羽織りを重ねて顔から離して着る形で十分です。
— メグラシ編集部





