顔タイプエレガント スカート|甘く寂しいか固くきついかで分ける

**顔タイプエレガントでスカートが決まらないなら、先に「甘く寂しい」のか「固くきつい」のかを決めてください。**寂しい人は、広がりを大きく、色を深くして艶を足します。きつい人は、直線と黒を1つ外して、とろみか曲線を足します。直す方向が逆です。
決め方は、いちばん出番の少ないスカートを履いて、鏡から2歩離れて立つだけです。顔だけが大人に見えて、スカートが子どもっぽく、物足りなく見えるなら「寂しい側」。顔もスカートも強く、全身が怖く、近寄りがたく見えるなら「きつい側」です。
両方当てはまる人は、広がりは中くらいにして、艶と深い色で整えてください。丈は骨格と身長で決めるものなので、この記事では広がり・艶・柄・色の4つだけを扱います。
先に決める:甘く寂しいか、固くきついか
昼間の窓際で、鏡から2歩離れて3秒見てください。最初に目が行くところと、そのあと残る印象で分けます。
| 見え方 | 起きていること | 直す方向 |
|---|---|---|
| 甘く寂しい | 広がりが小さく、色が淡く、艶がない | 広がりを大きく、色を深く、艶を足す |
| 固くきつい | 直線・黒・硬い布が顔の強さに重なる | 3つのうち1つを外し、とろみか曲線を足す |
| 両方 | 形は小さく、色は強い | 広がりは中くらい、艶と深い色で寄せる |
迷ったら、同じ上を着たまま、スカートだけを手持ちの2枚で履き替えてみてください。片方で「物足りない」、もう片方で「強い」と感じたら、その間にちょうどいい場所があります。その2枚の、広がりと色のちょうど中間を探せば大丈夫です。
エレガントでスカートが難しく見える理由
顔タイプエレガントは、大人顔で目鼻立ちがはっきりし、顔そのものに華やかさと存在感がある顔です。スカートは、パンツより布の面積が大きく、揺れや広がりで印象が大きく変わる服です。
布の面積が大きいぶん、スカートの印象が顔の印象とずれたとき、そのずれが目立ちます。スカートの存在感が顔より小さければ寂しく見え、スカートの強さが顔の強さに重なれば、全身がきつく見えます。
つまり、エレガントにスカートが似合わないのではありません。スカートの存在感の量と、強さの向きが、顔と合っていないだけです。
寂しい側:広がりが小さく、色が淡い
寂しい側の人は、スカートの存在感が顔より小さく出ています。起きやすいのは、裾の広がりが控えめなフレア、ひだの細かいプリーツ、淡いベージュや淡いピンク、マットな綿の布です。
目安は、裾の広がりです。スカートを床に置いて広げ、裾の幅がウエストの幅の2倍に届かないなら、広がりは小さめです。エレガントの顔には、この広がりでは足りず、顔だけが前に出て見えます。
色の目安は、明るさです。肌より明るい淡い色は、エレガントの顔に対して印象が軽く、スカートが「やさしい」を通り越して「寂しい」に寄ります。
寂しい側:広がりは大きく、艶か深い色を
直し方は、存在感を足すことです。3つの方向から、合うものを1つか2つ選んでください。
- 広がりを大きくする:裾の幅がウエストの2倍以上あるフレアや、ひだの幅が指2本ぶん以上あるプリーツ
- 色を深くする:淡い色をやめて、深い紺、焦げ茶、ボルドー、深い緑などに
- 艶を足す:マットな綿より、サテンやとろみのある化繊、光沢のあるウール
3つ全部入れると、スカートが顔より強くなることがあります。まずは2つまでにして、鏡から2歩離れて見たときに、顔とスカートが同じくらいの強さで並んで見えるところを探してください。
淡い色がどうしても好きな人は、広がりと艶を足せば、淡い色のままでも寂しく見えにくくなります。甘い色や形の入れ方は顔タイプエレガントの甘い服も参考にしてください。
きつい側:直線と黒が顔の強さを足している
きつい側の人は、スカートの強さが顔の強さと同じ向きに重なっています。起きやすいのは、黒い、まっすぐな、硬い布のタイトスカートです。
黒、直線、硬い布は、どれも「強さ」をつくる要素です。エレガントの顔はもともと存在感があるので、ここに3つの強さが加わると、全身から近寄りがたい印象が出ます。仕事の日に「怖そう」と言われやすいのは、この組み合わせです。
鏡の前で、スカートの色・線・布を1つずつ確かめてください。黒か、直線か、硬いか。3つそろっていれば、きつく見えるのは自然なことです。
きつい側:タイトにとろみか曲線を足す
直し方は、3つのうち1つを外すことです。
- 黒を外す:深いグレー、焦げ茶、ボルドー、深い紺に変える
- 直線を外す:裾に切り込みや揺れのある形、裾がわずかに広がる形、斜めの切り替えのある形に変える
- 硬さを外す:ニット、とろみのある布、細かな凹凸のある布に変える
1つ外すだけで、エレガントの華やかさは残したまま、きつさだけが和らぎます。2つ以上外すと、今度は寂しい側に寄りやすいので、まずは1つで試してください。顔立ちがきつく見えるときの考え方は顔タイプエレガントがきつく見えるときにもまとめています。
決められないとき:同じ上で2枚比べる
寂しいのかきついのか、自分では決められない人は、同じトップスのまま、性格の違うスカートを2枚履き比べてください。
1枚目は、広がりがあって色が深いスカート。2枚目は、まっすぐで色が明るめのスカートです。1枚目のほうが顔と合って見えたら、元のスカートは寂しかったということです。2枚目のほうが合って見えたら、元のスカートはきつかったということです。
どちらも合わない場合は、トップスのほうに原因があることもあります。トップスの首元が詰まりすぎていないか、色が強すぎないかを確かめてから、もう一度スカートを比べてください。
両方起きる人:形は中くらい、艶で寄せる
どの形を履いても、寂しいかきついかのどちらかに振れてしまう人は、形を中くらいにして、艶と色で整えます。
形は、裾の広がりがウエストの1.5倍前後の、ゆるやかなフレアかAラインが目安です。これなら、広がりで寂しくならず、直線できつくもなりません。そのうえで、艶のある布と、深すぎない色を選びます。深い色の中でも、少し明るさのある紺や、灰みのあるボルドーが合わせやすいです。
形を固定して、色と艶だけを変えていくと、自分にとっての「ちょうどいい強さ」が見つけやすくなります。
フレアとプリーツの選び方
フレアとプリーツは、エレガントが寂しく見えやすい形です。選ぶときは、広がりとひだの幅を見てください。
フレアは、裾の幅がウエストの2倍以上あり、歩くと揺れるものが合います。揺れが大きいほど、顔の華やかさと釣り合います。布は、ふわっと軽い綿より、落ち感のあるとろみの布のほうが、大人の顔とつながります。
プリーツは、ひだの幅が指2本ぶんより広いものが合います。細かいプリーツを選ぶなら、艶のある布で、深い色のものにしてください。細かいひだ、淡い色、マットな布の3つがそろうと、学生服のように幼く見えやすくなります。
タイトとマーメイドの選び方
タイトスカートとマーメイドスカートは、エレガントがきつく見えやすい形です。選ぶときは、色と布を見てください。
タイトは、黒より、深いグレーや焦げ茶、ボルドーのほうが顔とぶつかりません。黒を選ぶなら、ニットやとろみのある布にするか、裾に揺れのある切り込みが入ったものにします。
マーメイドは、裾の広がりがあるぶん、タイトよりきつさが出にくい形です。エレガントの顔の華やかさとよく合います。広がりの始まる位置は骨格で決まるので、自分の骨格の記事と合わせて選んでください。
柄スカートの選び方
エレガントは、柄が小さすぎると寂しく見えます。柄ひとつの大きさが、手のひら半分以上のものから選んでください。
花柄は、大ぶりで色数の少ないものが合います。色数が4色を超えると、顔の華やかさと柄の華やかさがぶつかって、にぎやかすぎる印象になります。チェックは、線が太く、色の差がはっきりしたものが合います。細い線の小さなチェックは、エレガントの顔には印象が弱くなります。
柄のスカートを履く日は、上を無地にしてください。顔と柄の間に無地の面が入ると、顔もスカートもそれぞれきれいに見えます。
秋冬の素材:ウール、ニット、ベロア
秋冬のスカートは、素材で強さが大きく変わります。
ウールは、表面が平らで硬いものほどきつく、起毛して少し光るものほど華やかに見えます。きつい側の人は、起毛したウールを選ぶと、黒でも和らぎます。
ニットは、編み目が細かいほど上品に、粗いほどカジュアルに見えます。エレガントには、編み目が細かく、光沢のある糸のニットスカートが合います。粗い編みのニットは、寂しい側の人が履くと、さらに寂しく見えます。
ベロアやサテンは、艶が強いぶん、寂しい側の人が存在感を足すのに向きます。深い色のベロアのフレアは、エレガントの顔と同じくらいの華やかさがあり、冬の集まりにもそのまま使えます。
合わせるトップスで、顔との距離を整える
スカートが決まっても、トップスで印象が崩れることがあります。トップスは、スカートと顔の「間」の役目をします。
寂しい側の人は、トップスにも艶か深い色を入れて、全身の存在感をそろえてください。淡い色のスカートに淡い色のトップスを合わせると、全身が顔より弱くなります。
きつい側の人は、トップスで首元を開けて、顔のまわりを軽くしてください。詰まった首元に黒いタイトを合わせると、上下で強さが重なります。首元が開くだけで、スカートの強さが顔に届きにくくなります。背が低めで服に着られて見えるときは顔タイプエレガントで背が低い人も合わせて読んでください。
まとめ:寂しい側は足す、きつい側は1つ外す
顔タイプエレガントでスカートが決まらないなら、形の名前から選ぶのをやめて、自分がどちら側かを先に決めてください。
寂しく見える人は、広がり・深い色・艶のうち2つまでを足します。きつく見える人は、黒・直線・硬い布のうち1つを外します。両方起きる人は、形を中くらいにして、艶と色で整えます。
エレガントの基本の似合わせは顔タイプエレガントの完全ガイドにまとめています。スカートは、顔の華やかさと同じ強さで並んだとき、いちばんきれいに見えます。
よくある問い
- Q. 顔タイプエレガントに似合うスカートの形は何ですか
- 形だけでは決まりません。フレアでも広がりが小さく淡い色なら寂しく見え、タイトでも黒くて硬い布ならきつく見えます。エレガントは目鼻立ちがはっきりした大人顔なので、どの形でも、艶と深い色で存在感を顔に釣り合わせるのが共通の考え方です。丈は骨格と身長で決めてください。
- Q. プリーツスカートを履くと、学生のように見えます
- ひだの幅が細かく、色が淡いと、顔の大人っぽさと離れて幼く寂しく見えます。ひだの幅が指2本ぶんより広いもの、または細かいプリーツでも艶のある布でできたものを選び、色は深い紺や焦げ茶、ボルドーにしてください。
- Q. 黒のタイトスカートが怖く見えると言われました
- 黒、直線、硬い布の3つがそろうと、エレガントの顔の強さに服の強さが重なります。3つのうち1つを外してください。黒を深いグレーやボルドーに変える、裾に切り込みや揺れのある形にする、とろみやニットの布にする、のどれか1つで和らぎます。
- Q. 柄のスカートは似合いますか
- 似合います。エレガントは柄が小さすぎると寂しく見えるので、柄ひとつの大きさが手のひら半分以上のものから選んでください。花柄なら大ぶりで色数の少ないもの、チェックなら線の太いものが合います。
— メグラシ編集部





