顔タイプエレガント 甘い服が着たい|老けるか浮くかで置き場を分ける

**顔タイプエレガントで甘い服を着たいなら、先に「老けて見える」のか「顔だけ浮く」のかを決めてください。**老けて見える人は、甘さを張りのある素材と深い色で入れます。顔だけ浮く人は、甘さを大きく、存在感のある形で入れます。エレガントは大人顔で華やかさのあるタイプなので、甘さを小さく控えめに入れると、かえって釣り合いが崩れます。
決め方は、手持ちの甘い服を1枚着て、鏡から2歩離れて立つだけです。顔がくすんで年齢より上に見えたら「老ける側」、服だけが幼く見えて顔が置いていかれたら「浮く側」です。
両方とも当てはまる人は、甘さを顔から離れた場所に1か所だけ置き、顔のまわりは艶と深い色で整えてください。以下、側ごとに甘さの入れ方を整理します。
先に決める:老けるか、浮くか
甘い服の中で、いちばん「変だ」と感じた1枚を着ます。昼間の窓際の光で、鏡から2歩離れて、3秒見てください。最初に気になった点で側を決めます。
| 鏡で気になった点 | 側 | 直す方向 |
|---|---|---|
| 顔色がくすむ、疲れて見える | 老ける側 | 素材に張りか艶を足す |
| 年齢より上に見える、地味 | 老ける側 | 色を深く、はっきりさせる |
| 服だけが幼く、顔が置いていかれる | 浮く側 | 甘さを大きくする |
| 顔が服より強く、ちぐはぐ | 浮く側 | 甘さの存在感を上げる |
どちらの行にも当てはまる人は、両方起きる人として、最後の「両方起きる人」の章を先に読んでください。
エレガントに甘さが難しい理由
顔タイプエレガントは、大人顔で、曲線と直線の両方を持つ華やかな顔です。目鼻立ちがはっきりしていて、顔そのものに存在感があります。
甘い服の多くは、子供顔の人に合わせて、小さく、柔らかく、淡く作られています。小さなリボン、柔らかいシフォンのフリル、淡いパステルのピンク。どれも、顔の存在感に対して服が軽すぎます。
軽すぎる甘さが顔とぶつかったとき、どう見えるかは人によって違います。顔色の側で受けると老けて見え、顔の強さの側で受けると服が浮いて見えます。同じエレガントでも、直す方向が逆になるのはこのためです。
老ける側:甘さが古く見えるのは、柔らかすぎるから
老ける側の人は、甘い服を着たときに、服の柔らかさが顔の大人っぽさを強調してしまっています。とろみのある薄い生地や、くたっとした素材のフリルは、顔のまわりに影を作り、顔色をくすませます。
もう一つの原因は、淡すぎる色です。白っぽいパステルのピンクや水色は、大人顔の人が着ると、顔との明るさの差が小さくなり、顔がぼやけて見えます。ぼやけた顔は、実際より疲れて、年齢が上に見えます。
老ける側:甘さは張りと深い色で入れる
**老ける側の人は、甘さの形はそのままにして、素材に張りを、色に深さを足してください。**フリルなら、指でつまんで離したときに形が戻るくらい張りのある生地のもの。リボンなら、太くて厚みのある生地のものです。
色は、ローズ、深い赤みのピンク、ワインに近い赤など、深さのある甘い色を選びます。淡い色を着たいときは、艶のある素材に変えてください。サテンやシルクのように光を返す素材は、淡い色でも顔に明るさを足してくれます。
顔のまわりに甘さを置くときは、首元を少し開けます。詰まった丸襟にフリルが重なると、顔の下に影がたまります。鎖骨のくぼみが見えるくらいの開きがあると、甘さの下に明るい肌が見えて、顔が沈みません。
浮く側:顔が服より強い
浮く側の人は、甘い服を着ると、服だけが幼く見えて、顔が置いていかれています。顔の華やかさに対して、甘さが小さすぎるのが原因です。
小さな水玉、細いリボン、小さな丸襟、控えめなフリル。どれも、エレガントの顔のはっきりした目鼻立ちと並ぶと、服の存在感が足りません。鏡の前で、顔と服がそれぞれ別の人のものに見えるのは、このずれです。
浮く側:甘さを大きく、深くする
**浮く側の人は、甘さを大きくしてください。**ボウタイなら、結んだ輪の幅が手のひらくらいある大きめのもの。フリルなら、袖口や裾で幅が指3本ぶん以上ある大ぶりのもの。花柄なら、花の一つが握りこぶしくらいある大きな柄です。
色も、深くしたほうが顔と釣り合います。淡いピンクより、ローズや紫みのピンク。水色より、深い青みの紫や、灰みのある青です。顔の存在感に負けない強さが、甘い服にも必要です。
大きな甘さを1つ入れたら、ほかは直線的なものでまとめます。ボウタイブラウスにまっすぐなスカート、大きな花柄のスカートに無地のニット、という組み合わせです。
老けるか浮くか決められないとき:同じ甘さで2枚比べる
鏡の前で見ても、老けて見えるのか浮いて見えるのか、はっきりしない人もいます。そういうときは、同じ甘さを素材違いで2枚比べてください。
用意するのは、甘さの種類が同じで、素材だけが違う2枚です。たとえば、柔らかいとろみ生地のフリルブラウスと、張りのある生地のフリルブラウス。手持ちに無ければ、売り場で同じ色の2枚を試着するだけでも十分です。昼間の窓際で、それぞれ鏡から2歩離れて3秒見ます。
張りのある1枚のほうが顔色が明るく見えたなら、あなたは老ける側です。張りのある1枚でも服だけが幼く見えるなら、問題は素材ではなく甘さの大きさなので、浮く側です。2枚とも同じくらい違和感が残るなら、次の両方起きる人の置き方を試してください。
この比べ方は、髪を切ったあとや、季節が変わって肌の色が動いたときにも、もう一度やり直すと答えが安定します。顔の見え方は、髪の長さと色で少しずつ変わるからです。
両方起きる人:甘さは顔から離して1か所
老けて見えることもあれば、浮いて見えることもある人は、甘さを顔の近くに置かないでください。甘さを顔から離れた場所に1か所だけ置き、顔のまわりは艶と深い色で整えます。
顔から離す場所の候補は、袖口、スカートの裾、バッグや靴の飾りです。たとえば、袖口に張りのあるフリルのついた深い色のブラウス、裾に揺れのあるスカート、リボンのついた靴などです。顔のまわりは、艶のある無地のブラウスや、深い色のニットにしておけば、顔が沈むことも、服が浮くこともありません。
フリルの選び方
フリルは、大きさと張りで選びます。老ける側は張りを優先し、浮く側は大きさを優先してください。
置く場所は、両方の側とも、顔から手のひら1枚ぶん以上離れた場所が安全です。襟元のフリルは、顔とぶつかりやすいので、着るなら張りがあり、首から離れて立ち上がる形を選んでください。首に沿って垂れるフリルは、顔の下に影を作ります。
リボンとボウタイの選び方
リボンは、エレガントの人が一番取り入れやすい甘さです。条件は、大きく、張りがあるか艶があることです。
細いリボンを首元で小さく結ぶより、太いボウタイをゆるく結んで胸元に垂らすほうが、エレガントの顔には合います。結び目は、首の付け根から指2本ぶん下に置くと、顔のまわりに余白ができます。リボンベルトなら、幅が指3本ぶん以上ある太いものを選んでください。
ピンクの選び方
ピンクは、色の深さで選びます。淡いパステルのピンクは、多くのエレガントの人にとって、顔とぶつかりやすい色です。
老ける側は、ローズや灰みのあるピンクを、艶のある素材で。浮く側は、紫みのある鮮やかなピンクや、深い赤みのピンクを、大きな面積で。どちらの側も、ピンクを顔のすぐ近くに着るなら、首元を開けて肌を見せると、色が顔に映ります。
パーソナルカラーで似合うピンクの方向がわかっている人は、そちらを優先し、そのうえで深さと素材を調整してください。
花柄の選び方
花柄は、花の一つの大きさで選びます。小花柄は、エレガントの人には柄が細かすぎて、ぼやけて見えやすい柄です。
花の一つが握りこぶしくらいある大きめの柄、または花と花の間が広く空いた柄が合います。色は、地の色が深いものを選ぶと、大人顔に釣り合います。黒や紺、深い緑の地に、ローズや白の花が浮かぶような柄です。
秋冬の甘い服
寒い季節は、素材が厚くなるぶん、甘さの入れ方が変わります。厚手のニットにフリルや小さなリボンがつくと、甘さが素材の重さに埋もれます。
秋冬に甘さを入れるなら、まず色で入れてください。ローズ、ワイン、灰みのあるピンクのニットは、それだけで甘さがあります。形はまっすぐなままで、色で甘さを担当させれば、厚手でも重く見えません。
形で入れたいときは、ベロアやサテンのように艶のある素材のボウタイブラウスを、ニットやジャケットの中に入れます。首元だけに甘さが見えると、冬の重い服の中で、顔のまわりが華やかになります。
場面ごとの入れ方:仕事の日と休日
仕事の日は、甘さを1か所に絞ります。ボウタイブラウスにジャケット、ローズ色のニットにまっすぐなパンツなどです。甘さを顔のまわりに置くなら、色は深くしてください。
休日は、甘さを2か所まで増やしても大丈夫です。ただし、大きな甘さを2つ重ねると、服の存在感が顔を超えます。大きな花柄のスカートに、小さなリボンのついた靴、というように、大と小を組み合わせてください。
エレガントのカジュアルで子供っぽく見えるときの直し方は顔タイプエレガントのカジュアル、黒できつく見えるときの直し方は顔タイプエレガント 黒が似合わないで整理しています。
まとめ:老ける側は張りと深さ、浮く側は大きさ
顔タイプエレガントで甘い服が着たいなら、甘さを控えめにするのではなく、顔の存在感に釣り合う甘さを選んでください。老けて見える人は、張りのある素材と深い色で。顔だけ浮く人は、大きな形と深い色で。両方起きる人は、顔から離れた場所に1か所だけ置きます。
甘い服が好きな気持ちは、そのままで大丈夫です。変える必要があるのは、甘さの大きさと素材と置き場だけです。
よくある問い
- Q. 顔タイプエレガントはフリルが似合わないのですか
- 小さく柔らかいフリルは似合いにくいですが、大きく張りのあるフリルは似合います。エレガントは大人顔で華やかさがあるので、フリルの存在感が顔に負けないことが条件です。袖口や裾など、顔から少し離れた場所に置くと取り入れやすくなります。
- Q. エレガントの人がピンクを着るならどんな色ですか
- 淡いパステルのピンクより、ローズや深い赤みのピンク、灰みを帯びたくすんだピンクが合います。淡いピンクを着たいときは、艶のある素材を選ぶと、色の幼さが和らぎます。
- Q. リボンのついた服を着ると、子供っぽく見えます
- リボンが小さく細いと、顔の華やかさと釣り合わず、服だけが子供っぽく浮きます。結んだ輪の幅が手のひらくらいある大きめのボウタイか、太いリボンベルトを選んでください。素材は張りのあるものか、艶のあるものが合います。
- Q. 甘い服を仕事に着ていっても大丈夫ですか
- 甘さを1か所に絞れば大丈夫です。張りのあるボウタイブラウスにジャケットを重ねる、ローズ色のニットに直線的なパンツを合わせる、など甘さの量を減らしてください。顔のまわりは深い色にしておくと、甘さが落ち着いて見えます。
— メグラシ編集部





