卵形の顔は、縦3等分の3区間が5%以内でそろう|どこかが1割ずれたら別の輪郭として扱う

卵形と呼ばれる輪郭の中身は、幅ではありません。縦の配分と、線のなめらかさです。
幅の並びが卵型でも、縦の3区間がそろっていない人はいます。逆もあります。この2つは別々に決まるので、片方だけでは判定が閉じません。
ここで見るのは縦のほうです。測るのは3区間、確かめるのは直線区間の有無。どちらも1回で終わります。
顔を縦に3つへ切る
切る位置は4か所です。
- 生えぎわ ── 額に力を入れてしわが寄る位置の、いちばん上
- 眉の下端 ── 毛の下端ではなく、眉の骨の下の縁
- 鼻の下 ── 鼻の穴の下の縁と、上唇の境目
- あご先 ── 下唇の下からたどって、いちばん下
この4本で、上・中・下の3区間ができます。上は生えぎわから眉下、中は眉下から鼻下、下は鼻下からあご先です。
📋 3区間の差を出す
| 手順 | 計算 |
|---|---|
| 1 | 上・中・下の3区間の長さを測る |
| 2 | いちばん長い区間から、いちばん短い区間を引く |
| 3 | その差を、3区間の平均で割る |
| 4 | 5%以内なら卵形の範囲 |
たとえば上5.8cm、中5.9cm、下6.0cmなら、差は0.2cm。平均5.9で割って0.034、つまり3.4%です。範囲内になります。
上5.4cm、中6.2cm、下6.4cmなら、差1.0cm、平均6.0で割って16.7%。1割を超えているので、別の輪郭として扱います。
なぜ「3等分」ではなく「そろっているか」なのか
顔を3等分するという言い方はよく使われますが、3等分できるかどうかを見るのが目的ではありません。
3区間がそろっていると、区間の切れ目が目立ちません。どこかが1割長いと、その区間の始まりと終わりが線として読まれます。読まれた線の高さに、前髪の下端や毛先の終端が来ると、線が2本近くに並びます。
つまりここで見ているのは、線を置いてはいけない高さがあるかどうかです。そろっていれば、そういう高さがありません。
上が長いとき
上の区間が1割以上長い人は、額の縦が大きい型です。効いてくるのは前髪の下端の高さになります。
下端を、上の区間の中ほどに置かないでください。 区間の真ん中に線が入ると、上の区間が2つに割れて、割れた2つがどちらも短くなります。
置くなら、生えぎわから1cm以内か、眉の下端より下です。どちらでも構いません。前髪の縦の長さと幅の関係は面長の前髪にまとめてあります。
真ん中が長いとき
中の区間が1割以上長い人は、眉下から鼻下までが大きい型です。ここは線が集まりやすい区間なので、本数を数える話になります。
区間を横切る線は4つあります。前髪の下端、耳の前の毛が頬に触れ始める高さ、メガネの下枠、イヤリングの下端です。
入っている線を1本に絞ってください。 数え方と外し方は中顔面の縦と横線に分けてあります。
下が長いとき
下の区間が1割以上長い人は、鼻下からあご先までが大きい型です。効いてくるのは毛先の終端の高さです。
毛先をあご先の高さで終わらせると、区間の下端に線が重なります。 あご先から上下3cm以上ずらしてください。上にずらせば口角の高さ、下にずらせばあごより3cm下です。
顔の下半分の比で判定する方法は目から下が長い面長にあります。
もうひとつの条件 ── 直線区間がないこと
3区間がそろっていても、それだけでは卵形とは言えません。輪郭線の形を確かめます。
やり方は指です。耳たぶの下に人差し指と中指をそろえて当て、あごの縁に沿ってあご先までゆっくり滑らせてください。
途中で進む向きが変わらず、円を描くように続けば直線区間はありません。これが卵形の側です。向きが1回変わり、そのあと横へまっすぐ2cm以上進む区間があるなら、そこが直線区間です。
なぞり方を安定させる
同じ人がなぞっても、日によって感触が変わることがあります。骨が変わったのではなく、指の力の入れ方が変わっています。
そろえるには速さを固定します。耳たぶの下からあご先まで、3秒かけて進む。 速いと折れを通り過ぎ、遅いと皮膚の動きを拾います。
3回なぞって、2回以上で同じ結果が出たらそれを採用してください。目を閉じてなぞると、目からの情報が切れて指の情報だけが残るので、判断が速くなります。
直線区間があったとき
直線区間が2cm以上あるなら、3区間がそろっていても卵形ではありません。四角い輪郭、あるいはベース型として扱うほうが合います。
このときも縦の配分の情報は使えます。3区間がそろっているという条件は残っているので、線を置いてはいけない高さはありません。 効いてくるのは横の側だけです。
具体的には、直線区間と同じ高さに襟の開きの端や髪の山を並べないこと。判定と手当てはベース型の顔かどうかを確かめるにあります。
両方そろったとき、決め手はどこへ移るか
3区間の差が5%以内で、直線区間もない。この場合、輪郭の側には決め手がありません。
線を置いてはいけない高さがなく、避けるべき幅の帯もない。選べる形が広いということですが、逆に言えば輪郭を見ても答えが出ないということです。
基準を移す先は2つあります。ひとつは首の縦。あご先から鎖骨のくぼみまでを3等分して、毛先の終端をどの段に置くかを決めます。もうひとつは朝の手順で、乾かして同じ形に戻る位置に髪の山を置きます。
髪で区間の見え方が変わる仕組み
3区間そのものは動きません。骨の位置だからです。動くのは、区間の境目に線が重なるかどうかです。
区間の境目と同じ高さに線が来ると、その境目が強く読まれます。 眉の下端と前髪の下端が重なれば上と中の境目が、鼻の下とイヤリングの下端が重なれば中と下の境目が出ます。
3区間がそろっている人は、どの境目を出しても3つが同じ長さのままです。だから境目を出しても出さなくても構いません。ここが、区間がそろっていない人との違いです。
眉は骨の縁で取る
3区間のうち、いちばん測り方がぶれるのが2本目の線です。眉の毛の下端を使うと、整え方で位置が動きます。
使うのは眉の骨の下の縁です。 眉の下に指を当てて、上へ押し上げると骨に当たります。その骨の下の縁が線の位置です。
毛の下端で取ると、季節や整え方で1cm近く動くことがあります。3区間の差を5%で判定しているので、1cmの誤差は判定を変えてしまいます。骨で取れば、測り直しても同じ位置になります。
生えぎわも同じ理由で、髪の生え方ではなく、額に力を入れてしわが寄る位置の上端を使います。
3区間と幅の並びを両方そろえたとき
縦の3区間がそろっていて、幅の並びも卵型の範囲に入っている。この両方を満たす人は、輪郭の側に手がかりがほとんど残りません。
線を置けない高さがなく、避ける幅の帯もない。選択肢が多いというのは、決め手がないということでもあります。
このときは、決めるための軸を自分で1つ選んでください。おすすめは、朝にかけられる時間です。1分で済ませたいなら毛先を触るだけで形になる長さ、3分かけられるなら根元から作る長さ。輪郭が制約を出してこないぶん、生活の側から決めるほうが続きます。長さの段の決め方は卵形の髪型にまとめてあります。
1回で終わらせる手順
- 正面から1枚撮る。カメラは顔の高さ、50cm以上離す
- 生えぎわ・眉下・鼻下・あご先に水平線を4本引く
- 3区間の長さを測り、最長−最短を平均で割る。5%以内か見る
- 指であごの縁を3秒でなぞり、直線区間が2cm以上あるか見る
- 両方そろったら、決め手を首の縦と朝の手順へ移す
数字は日ごとに動きません。1回でメモに残せば足ります。
まとめ
卵形の中身は、縦の配分と線のなめらかさです。
- 生えぎわ・眉下・鼻下・あご先で3区間に切る
- 最長と最短の差が、平均の5%以内なら卵形の範囲
- 1割ずれたら、長い区間に対応する型として扱う
- あごの縁に2cm以上の直線区間がないことも条件
- 両方そろったら、決め手を首の縦と朝の手順へ移す
区間の長さは測る対象であって、直す対象ではありません。境目に線を重ねるかどうかを選べるだけです。
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- 顔の形診断 — 縦横比で輪郭を分ける
— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 卵形かどうかを、幅ではなく縦で見るのはなぜですか
- 幅の並びと縦の配分は、別々に決まるからです。3つの幅が卵型の並びでも、縦の3区間がそろっていない人はいます。逆に3区間がそろっていても、幅ではエラが最大になる人もいます。片方だけ見ると、もう片方で決まる項目を取りこぼします。幅の並びは髪の山の高さに効き、縦の配分は前髪の下端や毛先の終端に効きます。当たる場所が違うので、両方測っておくと迷いません。
- Q. 3区間の差は、どう計算しますか
- 生えぎわ・眉の下端・鼻の下・あご先の4か所に水平線を引き、上から順に3つの区間の長さを出します。いちばん長い区間からいちばん短い区間を引き、その差を3区間の平均で割ってください。5%以内なら卵形の範囲です。たとえば上5.8cm、中5.9cm、下6.0cmなら、差0.2を平均5.9で割って0.034。3.4%なので範囲内です。1割を超えたら、長い区間の側の型として扱います。
- Q. 輪郭線に直線区間がないというのは、どう確かめますか
- 指でなぞります。耳たぶの下に人差し指と中指をそろえて当て、あごの縁に沿ってあご先までゆっくり滑らせてください。途中で進む向きが変わらず、円を描くように続けば直線区間はありません。向きが1回変わって、そのあと横へまっすぐ2cm以上進む区間があるなら、そこが直線区間です。3秒かけて1回、目を閉じてもう1回なぞって、2回とも同じ感触なら答えです。
- Q. 3区間のうち1つだけ長いときは、どう読みますか
- 長い区間がどこかで分かれます。上が長いなら額の縦が大きい型で、前髪の下端の高さが効いてきます。真ん中が長いなら中顔面の区間が長い型で、その区間を横切る線の本数を減らす話になります。下が長いなら口元からあご先までが大きい型で、毛先の終端の高さが効きます。3つとも、動かす場所が違います。長い区間に対応する記事の指示を先に使ってください。
- Q. 3区間がそろっていると、髪型はどう決めればいいですか
- 輪郭の側に決め手がないので、基準を髪の側へ移します。区間の切れ目が目立たないということは、どこに線を置いても輪郭とぶつからないということです。そこで、朝の手順で再現できるかどうかを基準にしてください。乾かして同じ形に戻る位置に髪の山を置き、毛先の終端は首の縦を3等分した段のどれかにそろえる。輪郭で決められないぶん、手入れの側で決めると迷いが減ります。
— メグラシ編集部





