卵形の眉毛でそろえるのは太さそのものではなく、眉頭と眉尻の太さの差|差が2mm以下なら1本の帯、5mm以上なら三角に読まれる

卵形の顔に合う眉毛を探すと、太め・細めという言い方で説明が出てきます。
ただ、太め細めは基準がないので、鏡の前で毎回ぶれます。実際に形を分けているのは、眉頭と眉尻の太さの差です。
測るのは1つ。差D(mm)です。
測るのは、太さの差ひとつ
眉頭の縦の太さから眉尻の縦の太さを引きます。引き算で出た値がDです。
Dが小さいほど、眉は端から端まで同じ幅の帯に見えます。大きいほど、眉頭が太く眉尻が細い三角に見えます。
| D | 眉の見え方 | 正面に出る線 |
|---|---|---|
| 2mm以下 | 幅の変わらない帯 | 横線1本 |
| 3〜4mm | 途中 | ゆるい斜め線 |
| 5mm以上 | 先の尖った三角 | 斜め線1本 |
値に良し悪しはありません。横線として出るか、斜め線として出るかが変わる。それだけの関係です。
眉頭の太さの測り方
眉頭の端そのものでは測りません。毛がまばらで、測るたびに1〜2mm違う値が出るためです。
眉頭から眉尻へ向かって5mm入った位置に、床に垂直な線を引きます。その線の上で、毛が5本以上まとまっている範囲の上端から下端までを読みます。
これが眉頭の太さです。写真の上で測るときは、目の横幅を基準にしてください。目の横幅を30mmと置けば、そこから換算できます。
眉尻の太さの測り方
眉尻も端では測りません。先へ行くほど細くなるので、端で測るとほぼ0mmになり、Dが実際より大きく出ます。
眉尻の端から内側へ5mm戻った位置に、同じく床に垂直な線を引きます。同じ手順で上端から下端までを読みます。
眉頭側と同じ5mmという決まりで揃えるのが要点です。片方を3mm、もう片方を8mmで測るとDが2mm前後ずれます。
Dの出し方
2つの値が出たら引き算します。
- 正面から1枚撮る。あごは引かず、床と平行に構える
- 眉頭から5mm入った位置の太さを読む(=T1)
- 眉尻から5mm戻った位置の太さを読む(=T2)
- T1 − T2 = D
T2がT1より大きくなることもあります。その場合Dはマイナスになり、眉頭が細く眉尻が太い形です。マイナス2mm以下だと、正面から見て眉の外側が重く見えます。
2mm以下のとき ── 帯として読まれる
Dが0〜2mmだと、眉の上の縁と下の縁がほぼ平行になります。
平行な2本の縁は、正面から見て1本の帯に読まれます。帯には向きがないので、眉から下へ視線を運ぶ斜めの線が出ません。
この状態で、左右の眉は横に並ぶ2本の帯になります。**2本の帯のあいだ、つまり眉頭どうしの間隔が帯の縦幅の2倍以下だと、2本が1本の長い帯としてつながって見えます。**間隔を測って、帯の縦幅の2.5倍以上あるかを確かめてください。
3〜4mmのとき ── ゆるい斜め線になる
この範囲では、上の縁と下の縁が平行から外れます。外れる角度は、眉の長さ5cmでDが3mmなら約3.4度です。
3〜4度の傾きは、1本の眉だけを見ても分かりません。左右2本を並べたときに、外側へ向かってすぼまる形として読まれます。
この範囲にいる人がDを動かすかどうかは、眉の長さで決めます。眉が5cm未満なら傾きが急になるのでDを2mmまで下げ、6cm以上なら傾きがゆるいのでそのままで足ります。
5mm以上のとき ── 三角に読まれる
Dが5mm以上あると、眉尻の太さが眉頭の半分以下になることが多くなります。眉頭10mm・眉尻5mmなら、Dは5mmです。
半分以下になると、眉は帯ではなく先の尖った三角に読まれます。三角の先は眉尻の方向を指すので、正面から見て外向きの斜め線が1本出ます。
この斜め線は、髪の外側の線と向きが合うかどうかで見え方が変わります。**顔まわりの毛が外へ広がっている人は斜め線が2本並び、内へ入っている人は向きが交差します。**どちらでも構いませんが、交差する位置を目の高さから3cm以上離すと、2本が別々に読まれます。
実寸と差Dを分けて扱う
眉頭8mm・眉尻6mmの人と、眉頭12mm・眉尻10mmの人は、実寸が4mm違ってもDはどちらも2mmです。
この2人の眉は、太さは違って見えますが、どちらも幅の変わらない帯として読まれます。つまり、実寸とDは別々に決められます。
実寸を変えずにDだけ動かす手順は、眉頭と眉尻の両方を同じ量だけ動かさないことです。片側だけを1mm動かせば、実寸の平均はほぼ変わらずDだけが1mm動きます。
下の縁を動かさず、上の縁だけで差を作る
太さを変えるとき、上の縁と下の縁のどちらを動かすかで結果が違います。
下の縁を動かすと、眉全体の位置が縦に動きます。眉の下の縁は目との縦の位置関係を決めている線なので、ここを1mm動かすと顔の上のほうの並びがまとめて動きます。
上の縁を動かせば、下の縁は同じ高さに残ります。**Dを作るときは上の縁だけで作ってください。**眉頭側の上を1mm抜けばDは1mm小さくなり、眉尻側の上を1mm抜けばDは1mm大きくなります。
前髪の厚みとDを並べる
前髪がある人は、前髪の下端の厚み、つまり毛先が縦に何mmの範囲に散っているかを見ます。
前髪の毛先が3mm以内にそろっていると、額に横線が1本出ます。このときDが2mm以下なら、額の横線と眉の帯で横線が2本並びます。
2本が平行に並ぶ状態は、線の間隔で読み方が変わります。間隔が2cm以下だと1組として読まれ、3cm以上だと別々の線として読まれます。前髪の下端を上げ下げして、間隔を2cm以下か3cm以上のどちらかに寄せてください。
日によって太さが違って見えるとき
数字は同じなのに、日によって太く見えたり細く見えたりすることがあります。動いているのは光の向きです。
真上から光が来ると、眉の上の縁の毛が影を作り、その影が眉の下側に落ちます。影の分だけ縦が1〜2mm広く見えます。正面から光が来る場所では影が出ないので、実寸どおりに見えます。
**測った数字は光では動きません。**見え方が気になった日は、窓に対して体の向きを90度変えて、同じ場所をもう一度見てください。それでも同じなら、実寸を1mm変えるのではなく、Dを1mm動かすほうが先です。
左右でDが違うとき
左右のDを別々に出すと、1〜2mm違うことがよくあります。利き手側の眉を触る回数が多いぶん、そちらの眉尻が細くなりやすいためです。
合わせるときは小さいほうに寄せます。大きいほうの眉尻側の上に1mm描き足すと、Dが1mm小さくなります。
逆に小さいほうを大きくするには眉尻側の上を抜くことになり、抜いた毛は2〜3週間戻りません。描き足しで2週間試して値が決まってから、抜くかどうかを決めてください。
動かす手順と、動く量
| 手順 | 1回で動くD | 戻るまで |
|---|---|---|
| 眉尻側の上に1mm描く | 1mm小さくなる | その日のうち |
| 眉頭側の上に1mm描く | 1mm大きくなる | その日のうち |
| 眉尻側の上を1mm抜く | 1mm大きくなる | 2〜3週間 |
| 眉頭側の上を1mm抜く | 1mm小さくなる | 2〜3週間 |
描く手順はその日のうちに落ちるので、何度でも試せます。先に描く手順で値を決めて、それから抜くかどうかを決めると、戻らない側を先に動かさずに済みます。
3週間で確かめる
Dを決めたら、3週間そのままにします。
週に1回、同じ場所・同じ時間・同じ高さから正面を1枚撮ってください。3枚を並べ、T1とT2をそれぞれ読み直して、Dが1mm以内に収まっているかを見ます。
Dが週ごとに2mm以上動いているなら、測る位置が5mmから外れています。眉頭から5mm、眉尻から5mmという手順に戻してください。
3枚とも同じで、それでも線の出方が決まらないときは、Dを1mm変えてもう3週間続けます。
まとめ
卵形の眉毛で動かせるのは、太い細いではなく2か所の差です。
- 眉頭から5mm入った位置の太さT1と、眉尻から5mm戻った位置の太さT2を読む
- T1 − T2 = D。2mm以下なら帯、3〜4mmならゆるい斜め線、5mm以上なら三角
- 実寸とDは別々に決められる。片側だけ動かせばDだけが動く
- 差は上の縁だけで作る。下の縁を動かすと縦の位置がまとめて動く
- 描く手順はその日で落ちる。先に描いて決めてから抜く
眉の太さの差は測る対象であって、顔立ちを直す対象ではありません。横線として出すか、斜め線として出すかを選べるだけです。
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よくある問い
- Q. 眉頭の太さはどこで測りますか
- 眉頭から眉尻へ向かって5mm入ったところで、床に垂直な線を引いて測ります。眉頭そのものの端では毛がまばらで、測るたびに1〜2mm違う値が出ます。5mm入った位置なら毛がそろっているので、同じ値を繰り返し取れます。測るのは毛が5本以上まとまっている範囲の上端から下端までで、離れて1本だけ生えている毛は入れません。
- Q. 眉尻の太さはどこで測りますか
- 眉尻の端から内側へ5mm戻ったところで、同じく床に垂直な線を引いて測ります。眉尻は先へ行くほど細くなるので、端で測るとほぼ0mmになり、差Dが実際より大きく出ます。眉頭側と同じ5mmという決まりで揃えておけば、2か所の引き算がそのまま形の違いになります。定規はmm目盛りのものを使ってください。
- Q. Dに正解の値はありますか
- ありません。Dが小さいほど眉は幅の変わらない帯として読まれ、大きいほど先の尖った三角として読まれる、という違いがあるだけです。卵形と呼ばれる輪郭は、額から頬骨、頬骨からあご先へ幅がなだらかに変わります。眉を帯にするか三角にするかで、正面から見たときに顔の上のほうに横線が入るか斜め線が入るかが変わります。どちらを選んでも構いません。
- Q. 太さの実寸と差Dは何が違いますか
- 実寸は眉が縦に何mmあるかで、Dは眉頭と眉尻の実寸の引き算です。眉頭8mm・眉尻6mmの人と、眉頭12mm・眉尻10mmの人は、実寸が4mm違ってもDはどちらも2mmです。この2人の眉は、太さは違って見えますが、どちらも幅の変わらない帯として読まれます。実寸とDは別々に決められるので、実寸を変えずにDだけ動かすこともできます。
- Q. 左右でDが違うときはどうしますか
- 小さいほうに合わせます。大きいほうの眉尻側の上に1mm描き足すと、Dが1mm小さくなります。逆に小さいほうを大きくするには眉尻側の上を抜くことになり、抜いた毛は2〜3週間戻りません。まず描き足しで2週間試して、値が決まってから抜くかどうかを決めると、戻らない側を先に動かさずに済みます。左右差は測る対象であって、直す対象ではありません。
— メグラシ編集部





