卵型の眉は形の名前では決まらない|眉頭から眉尻までを1として、眉山が何割のところにあるかで3通りに分かれる

卵型の顔に合う眉を探すと、アーチ・平行・上がり眉といった形の名前が出てきます。
ただ、鏡の前で動かせるのは名前ではありません。動いているのは、眉山が眉の長さの何割のところにあるかです。
測るのは1つ。眉山の位置の割合P(0〜1)です。
測るのは、眉山の位置の割合ひとつ
眉頭から眉尻までの長さを1とします。眉頭から眉山までの長さがそのうち何割かを出したものがPです。
Pが小さいほど、山は眉頭寄りになります。大きいほど眉尻寄りです。
| P | 山の位置 | 正面で見えるもの |
|---|---|---|
| 0.5前後 | 中央 | 左右対称の三角 |
| 0.6〜0.7 | 外寄り | 眉頭から長い上り、短い下り |
| 0.75以上 | 眉尻に寄りきる | 上りだけで、下りがほぼない |
値に良し悪しはありません。上りと下りの長さの比が変わる。それだけの関係です。
3点の取り方 ── 眉頭・眉尻・眉山
眉頭は、眉の毛が生えはじめる内側の端です。指を目頭の真上に置き、外へ滑らせて毛が触れはじめた位置を取ります。
眉尻は、毛の生えている範囲の外側の端です。数本だけ離れて生えている毛は入れません。5本以上まとまっている位置まででやめます。
眉山は、眉の上の縁をたどって、上がる向きから下がる向きに切り替わる点です。切り替わりが読めず、高いままの区間が続くときは、その区間の真ん中を取ります。
Pの出し方
写真でも鏡でも出せます。写真のほうが同じ値を繰り返し取れます。
- 正面から1枚撮る。あごは引かず、床と平行に構える
- 眉頭・眉山・眉尻の3点に印を付ける
- 眉頭から眉尻までの長さAを測る
- 眉頭から眉山までの長さBを測る
- B ÷ A = P
3点は水平方向の位置だけで測ります。**高さの差は入れません。**斜めに測ると、山が高い人ほどPが0.05前後大きく出ます。
0.5前後のとき ── 山が中央にある
Pが0.45〜0.55だと、山を境に上りと下りがほぼ同じ長さになります。
正面から見ると、眉が左右対称の三角に近い形で並びます。左右の眉を合わせると、2つの三角が同じ間隔で置かれた並びになります。
この値では、眉山の真下に来るものが目の中央、つまり黒目の位置と重なりやすくなります。黒目の外側の縁より内側に山があるときは、Pが0.45未満です。
0.6〜0.7のとき ── 山が外寄りに入る
この範囲では、眉頭から山までの上りが長く、山から眉尻までの下りが短くなります。
下りの長さは眉全体の3〜4割です。実寸でいうと、眉の長さが5cmなら下りは1.5〜2cmです。
下りが2cm以下になると、下りの傾きが上りより急になります。急な下りは、正面から見て線の終わりがはっきりします。眉尻の位置が読み取りやすくなるのはこの範囲です。
0.75以上のとき ── 山が眉尻に寄りきる
Pが0.75を超えると、下りが眉全体の2割半以下になります。眉の長さが5cmなら下りは1.2cm以下です。
ここまで来ると、下りが短すぎて正面からは下りとして読まれません。眉頭から眉尻まで、ひと続きの上りに見えます。
この値の人が下りを作りたいときは、眉尻の毛を短くするのではなく、山を内側へ移します。山を内側へ3mm移すと、眉の長さ5cmでPが0.06小さくなります。
卵型の輪郭に重ねる ── 頬骨の高さの真上か
卵型と呼ばれる輪郭では、額・頬骨・エラの幅がこの順に狭くなります。左右幅がいちばん広いのは頬骨の高さです。
眉山から床へ垂直に線を下ろしてください。その線が、頬骨のいちばん外へ出ている点の真上を通るかどうかを見ます。
通っている人はP=0.6〜0.7に入っていることが多く、内側を通る人はP=0.5前後です。**どちらが正しいということはありません。**真上を通ると縦の線が1本そろい、外れると眉と頬骨で縦の位置が2つに分かれる、という違いです。
眉山の真下に何が来ているか
垂線を下ろしたとき、頬骨の点以外にも通るものがあります。
上から順に、まぶたの縁、黒目の外側、頬骨の最も外へ出た点、口角です。Pが0.5前後だと黒目の外側の内側を通り、0.6〜0.7だと黒目の外側から頬骨のあいだを通り、0.75以上だと頬骨より外へ出ます。
垂線が頬骨より外へ出ている状態では、眉山の下に骨の出っぱりがありません。この場合、山の高さを1mm下げると垂線の位置は変わらないまま、上りの傾きだけがゆるくなります。
前髪の下端とのあいだに何cm残るか
前髪がある人は、前髪の下端の高さと眉山の高さの差を測ります。
差が1cm以下だと、前髪の下端の線と眉の山が近づき、横方向の線が2本並びます。2本の間隔が1cm以下だと、1本の太い線として読まれます。
離す方法は2つです。前髪の下端を1.5cm以上上げて眉山との差を2cm以上作るか、逆に下端を眉山より下まで下ろして重ねるか。途中で止めるのがいちばん線が増えます。
分け目の位置とPをそろえる
前髪がない人は、分け目の位置とPを比べます。
分け目の始まる点から床へ垂線を下ろし、その垂線が眉のどこを通るかを見てください。眉頭から数えて何割の位置を通るかが、分け目側のPになります。
眉のPと分け目のPが0.15以上離れていると、正面から見て縦の位置が2か所に分かれます。そろえるなら分け目を動かすほうが早く、分け目を1cm横へずらすと分け目側のPが0.1前後動きます。
メガネの上枠が、山の上を通るか下を通るか
メガネをかけている人は、フレームの上枠が眉の近くを横切ります。
上枠が眉山より上を通るか、下を通るか、または重なるかの3通りです。重なると、上枠の線と眉の山が1本になり、山の位置が読めなくなります。
分けるには、上枠と眉山の高さの差を2mm以上作ります。上枠を上へ2mm動かすには、鼻あてを2mm下げるか、耳にかける位置が2mm低いフレームに変えます。**上枠を眉山より下に置く場合は、5mm以上下げてください。**2〜4mmの差では、正面から見て2本が1本の太い線として読まれます。
左右でPが違うとき
左右のPを別々に出すと、0.05〜0.1違うことがよくあります。
合わせるときは小さいほうに寄せます。大きいほうの眉尻側の上の縁を1〜2mm取ると、Pが0.05〜0.1小さくなります。逆に小さいほうを大きくするには描き足すことになり、描いた位置は日によって1mm前後動きます。
0.1以上違うときは、顔の中心線から眉頭までの距離も左右で測ってください。眉頭が3mm以上ずれていると、Pの差の半分はそこから出ています。左右差は測る対象であって、直す対象ではありません。
描き足す・取るときに動く量
Pを動かす手順は3つあり、動く量が違います。
| 手順 | 1回で動くP | 戻るか |
|---|---|---|
| 眉尻側の上を1mm取る | 0.05 | 2〜3週間で戻る |
| 眉頭側の上を1mm取る | 0.05大きくなる | 2〜3週間で戻る |
| 眉尻側の上に1mm描き足す | 0.05 | その日のうちに落ちる |
取る手順は戻るまで時間がかかります。**0.05ずつ確かめて、2週間見てから次を動かしてください。**一度に0.1以上動かすと、どちらの手順が効いたのか分からなくなります。
2週間で確かめる
Pを決めたら、2週間そのままにします。
週に1回、同じ場所・同じ時間・同じ高さから正面を1枚撮ってください。2枚を並べ、眉山の位置がPの値で0.03以内に収まっているかを見ます。
0.05以上動いているなら、眉山の取り方が毎回変わっています。上の縁が高いままの区間があるタイプは、区間の真ん中を取る手順に戻してください。
2枚とも同じで、それでも縦の並びが決まらないときは、Pを0.05変えてもう2週間続けます。
まとめ
卵型の眉で動かせるのは、形の名前ではなく山の位置です。
- 眉頭から眉尻までをA、眉頭から眉山までをBとして、B ÷ A = P を出す
- 0.5前後なら山は中央、0.6〜0.7なら外寄り、0.75以上なら眉尻に寄りきる
- 眉山から下ろした垂線が、頬骨のいちばん外へ出た点の真上を通るかを見る
- 前髪の下端と眉山の高さの差は、1cm以下か2cm以上のどちらかにする
- 動かすのは0.05ずつ。2週間見てから次を動かす
眉山の位置は測る対象であって、顔立ちを直す対象ではありません。上りと下りの長さの比を選べるだけです。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 眉山はどこを指しますか
- 眉の上の縁をたどったとき、いちばん高くなっている位置です。指でなぞって、上へ上がる向きから下へ下がる向きに切り替わる点を探してください。切り替わりがはっきりしない眉では、上の縁がいちばん高い状態のまま2cm前後続くことがあります。その場合は続いている区間の真ん中を山として取ります。取り方を毎回変えるとPが0.1動くので、どちらかに決めて固定してください。
- Q. Pに正解の値はありますか
- ありません。Pが小さいほど眉の山が中央に寄り、大きいほど眉尻に寄る、という違いがあるだけです。卵型と呼ばれる輪郭は、額・頬骨・エラの幅がこの順に狭くなるので、頬骨の高さがいちばん広くなります。その真上にPの点を置くか外すかで、正面から見た縦の並びが変わります。どちらを選んでも構いません。
- Q. 眉が薄くて山が読めないときはどうしますか
- 上の縁ではなく、毛の生えている範囲の外周で取ります。指の腹を眉の上に当て、毛が触れる範囲の上端をたどってください。それでも読めないときは、眉頭から眉尻までを5等分して、2つ目と3つ目の境目(P=0.4)と、3つ目と4つ目の境目(P=0.6)の2か所に印を置き、どちらが自分の眉の高いところに近いかを選びます。0.05刻みまで読む必要はありません。
- Q. 左右でPが違うときはどちらに合わせますか
- 小さいほうに合わせます。Pを小さくするには眉尻側の上の縁を1〜2mm取るだけで済み、1回で0.05〜0.1動きます。大きくするには眉頭側の上を取るか眉尻側の上に描き足すことになり、描き足したぶんは日によって位置が1mm前後ずれます。左右で0.1以上違うときは、顔の中心線から眉頭までの距離も左右で測ってください。眉頭の位置が3mm以上ずれていると、Pの差の半分はそこから出ています。
- Q. 眉と髪型は関係ありますか
- 前髪がある人は関係します。前髪の下端の高さと眉山の高さの差が1cm以下だと、前髪の線と眉の山が近づいて、横方向の線が2本並びます。2本の間隔が1cm以下なら1本の太い線として読まれるので、前髪の下端を1.5cm以上上げるか、眉山より下まで下ろすかのどちらかにしてください。前髪がない人は、分け目の位置とPを比べます。
— メグラシ編集部





