結婚式お呼ばれの髪型を顔タイプで選ぶ|後れ毛の量と面の艶で決める

**結婚式のお呼ばれの髪型は、まとめる高さと束の大きさを子供顔か大人顔かで、後れ毛と面の艶を曲線か直線かで決めてください。**子供顔なら高めで小さく、大人顔なら低めで大きく。曲線なら後れ毛をゆるく残してやわらかく、直線なら面をなでつけて艶を出します。
まとめ髪の写真を何枚見ても決められないのは、形そのものより、この4つの組み合わせで印象が決まっているからです。写真を選ぶ前に、自分の4つを決めておけば、写真の中から当てはまるものを探すだけで済みます。
10月から11月は、1年の中でも結婚式が多い時期です。お呼ばれが続くと、毎回同じ髪型では物足りなくなったり、前回の写真を見て何かが違うと感じたりすることもあるでしょう。4つの要素が決まっていれば、そのうち1つだけを変えて雰囲気を変える、ということもできます。高さと大きさは顔タイプのまま、飾りだけを替える。後れ毛の巻き方だけを変える。土台が決まっていると、変える場所も選びやすくなります。
この記事で使う物差しは、耳の高さ、自分のこぶし、指の幅の3つだけです。定規がなくても、鏡の前で自分の体を目印にして測れるので、朝の支度の時間にそのまま使えます。
背中の開きで上げるか下ろすかを決める話は結婚式の髪型を自分でやるなら、背中の開きの上端と髪の下端の距離で決めるに、耳飾りとの重なりはお呼ばれの髪型は、耳飾りの下端と毛束の下端が重なるかで決まるにまとめてあります。この記事は、顔タイプから形を決めるところだけを扱います。
結論:高さと大きさは子供・大人、後れ毛と艶は曲線・直線
顔タイプは、子供顔か大人顔か、曲線か直線か、の2つの軸で見ます。まとめ髪の要素を、この2つの軸に割り振ります。
| まとめ髪の要素 | 見る軸 | 子供顔・曲線の側 | 大人顔・直線の側 |
|---|---|---|---|
| まとめる高さ | 子供・大人 | 高め(耳の上端より上) | 低め(耳たぶより下) |
| 束の大きさ | 子供・大人 | 小さめ(こぶしより小さい) | 大きめ(こぶし以上) |
| 前髪の長さと量 | 子供・大人 | 眉にかかる、軽め | 流す、または上げる |
| 後れ毛の量 | 曲線・直線 | 耳の前に細く残す | 残さない、残しても直線 |
| 巻き方 | 曲線・直線 | ゆるいカール | まっすぐ、または大きいウェーブ |
| 面の艶 | 曲線・直線 | 少し崩してふんわり | なでつけて艶を出す |
**上の3つは「どこに・どれだけ」、下の3つは「どんな線で」を決めます。**2つの軸がそれぞれ別の要素を受け持つので、子供顔で直線、大人顔で曲線、のように組み合わせが混ざっていても、要素同士がぶつかることはありません。
まとめ髪の写真を見ていると、「高めで後れ毛のないお団子」「低めで後れ毛をたっぷり巻いたシニヨン」のように、要素がひとまとまりになって紹介されていることがほとんどです。けれど実際には、高さと後れ毛は別々に選べます。高めで後れ毛をゆるく残す、低めで後れ毛なし、という組み合わせも作れる。写真の組み合わせをそのまま受け取らず、要素ごとに自分の答えと照らし合わせてください。
早見表|4つの領域とまとめ髪
2つの軸を組み合わせると、4つの領域になります。
| 領域 | 高さ | 大きさ | 後れ毛 | 面 |
|---|---|---|---|---|
| 子供顔×曲線 | 高め | 小さめ | 細く残してゆるく巻く | ふんわり崩す |
| 子供顔×直線 | 高め〜中ほど | 小さめ | 残さないか、ごく細く | 締めてすっきり |
| 大人顔×曲線 | 低め | 大きめ | 細く残して大きく巻く | 少し崩して艶を残す |
| 大人顔×直線 | 低め | 中くらい〜大きめ | 残さない | なでつけて艶を出す |
自分の領域の行を、左から順に1つずつ決めていってください。**4つの列がそろえば、どの写真を選べばいいかが分かります。**写真の中で高さが違うもの、後れ毛が違うものを外していけば、候補は数枚に絞れます。
8タイプ別の目安
顔タイプの名前が分かっている人は、こちらの表で確かめてください。
| 顔タイプ | 領域 | まとめ髪の目安 |
|---|---|---|
| キュート | 子供顔×曲線 | 高めのお団子を小さく、後れ毛をゆるく巻く |
| アクティブキュート | 子供顔×曲線(動きのある印象) | 高めのポニーテールか小さなお団子、後れ毛は少なく |
| フレッシュ | 子供顔×直線と曲線のミックス | 中ほどの高さですっきりまとめ、面は軽く締める |
| クールカジュアル | 子供顔×直線 | 中ほどのまとめ髪、面をすっきり、後れ毛なし |
| フェミニン | 大人顔×曲線 | 低めのシニヨンを大きく、後れ毛を大きく巻く |
| ソフトエレガント | 大人顔×直線と曲線のミックス(パーツ小さめ) | 低めのまとめ髪、後れ毛は細く、面にやわらかい艶 |
| エレガント | 大人顔×直線と曲線のミックス(パーツ大きめ) | 低めのシニヨン、後れ毛は少なく、面は整える |
| クール | 大人顔×直線 | 低めのタイトなまとめ髪、面をなでつけて艶 |
8タイプは、4つの領域の中をさらに細かく分けたものです。名前で迷ったら、上の4領域の表に戻ってください。**名前より、2つの軸の答えのほうが、まとめ髪の形に直接つながります。**自分のタイプの見当がつかないときは顔タイプ診断のセルフチェック方法で2つの軸を先に決めておくと、この表が使えます。
同じ領域に入る2つのタイプ、たとえばキュートとアクティブキュートは、まとめ髪の形もよく似ています。違いが出るのは、後れ毛の残し方と面の締め方の細かい度合いです。表の目安で形を決めたら、あとは後れ毛と面を1段ずつ動かして、鏡の中でいちばん顔が自然に見える位置を探してください。
高さ|まとめる位置を、耳の高さで決める
まとめる高さは、横から見たとき、束の中心が耳のどの高さに来るかで決めます。
| 束の中心の高さ | 向きやすい領域 | 見え方 |
|---|---|---|
| 耳の上端より上 | 子供顔 | 重心が上がり、軽やかに見える |
| 耳の中ほど | 中間 | どの領域でも外れにくい |
| 耳たぶより下 | 大人顔 | 重心が下がり、落ち着いて見える |
子供顔の人は、顔のパーツが顔の下半分にまとまっていることが多く、まとめ髪の重心を上げると、頭全体の釣り合いが取れやすくなります。大人顔の人は、パーツが顔の中で広く配置されていることが多く、低い位置でまとめると落ち着いた印象になります。
高さは、合わせ鏡か、横から撮った写真で確かめてください。正面の鏡だけで見ていると、自分では高いつもりでも、横から見ると中ほどだった、ということがよく起きます。
耳の高さを基準にするのは、どの髪の長さの人でも、横から見たときに必ず目に入る目印だからです。耳の上端、耳の中ほど、耳たぶの3か所を覚えておけば、美容院で伝えるときも、自分でまとめるときも、同じ物差しで高さを言えます。
大きさ|束の大きさを、こぶしと比べる
まとめた束(お団子やシニヨン)の大きさは、自分のこぶしと比べます。
| 束の大きさ | 向きやすい領域 | 見え方 |
|---|---|---|
| こぶしの半分くらい | 子供顔 | 顔と束の大きさが釣り合う |
| こぶしより少し小さい | 中間 | どの領域でも外れにくい |
| こぶし以上 | 大人顔 | 大人っぽく、華やかに見える |
束の大きさは、髪の量と長さでも変わります。髪の量が多い人が子供顔の答えに合わせるときは、毛先を束の中に巻き込んで小さくまとめるか、2つに分けて小さいお団子を2つ作る方法もあります。反対に、髪の量が少ない人が大人顔の答えに合わせるときは、束をまとめる前に表面を指でほぐして、ふくらみを作ります。
こぶしと比べるのは、手の大きさが顔の大きさとおおよそ釣り合っているからです。人と比べるより、自分のこぶしと比べるほうが、自分の顔に対してどのくらいの大きさかが分かります。まとめ終わったら、束の横にこぶしを並べて、鏡か写真で確かめてください。
後れ毛の量|耳の前に何mm残すか
後れ毛は、顔の輪郭のすぐそばに残す線です。曲線か直線かで、残すかどうかと、残す幅を決めます。
| 後れ毛の幅(耳の前) | 向きやすい領域 | 見え方 |
|---|---|---|
| 残さない | 直線 | すっきりして、輪郭の線がそのまま見える |
| 3mm以下をまっすぐ | 直線寄り | 顔の横に細い縦の線が入る |
| 5mm前後をゆるく巻く | 曲線寄り | 輪郭がやわらかく見える |
| 1cmをしっかり巻く | 曲線 | 顔のまわりに曲線が増え、華やかに見える |
| 1.5cm以上 | どの領域でも崩れやすい | 式のあいだに広がりやすい |
後れ毛は、1cmまでにとどめておくのがおすすめです。それより多いと、式のあいだに汗や湿気で広がり、写真では整っていない印象に写りやすくなります。
後れ毛を残すのは、耳の前のもみあげの位置と、うなじの両側の2か所が基本です。耳の前だけ、うなじだけ、と片方にすると、曲線の量を控えめにできます。
後れ毛は、まとめる前に先に取り分けておくと、量を調整しやすくなります。まとめてから引き出すと、どうしても量が多くなりがちで、束の面も崩れます。取り分けるときは、コームの先で耳の前の髪をすくい、指で幅を確かめてから、残りの髪をまとめてください。
後れ毛の巻き方|カールの径と、巻く回数
後れ毛を巻くときは、コテの太さと巻く回数で、曲線の強さを調整します。
| 巻き方 | 向きやすい領域 | 見え方 |
|---|---|---|
| 巻かない | 直線 | まっすぐな細い線 |
| 太いコテで半回転 | 直線寄り〜中間 | ゆるいS字 |
| 中くらいのコテで1回転 | 曲線寄り | やわらかいカール |
| 細いコテで1回転半 | 曲線 | はっきりしたカール |
巻く向きは、顔から離れる方向(外巻き)にすると、輪郭の外側に曲線ができ、顔が明るく見えやすくなります。顔に向かう方向(内巻き)にすると、輪郭に沿う曲線になり、落ち着いて見えます。曲線寄りの人は外巻き、曲線と直線の中間の人は内巻きを目安にしてください。
巻いたあとは、手で軽くほぐしてから、少量のヘアスプレーで形を留めます。ほぐさずに留めると、カールが固い筒のように見え、式の最初と最後で形が大きく変わりやすくなります。ほぐしておけば、時間がたって少しゆるんでも、もとの形との差が目立ちません。
面の艶|まとめた表面を、なでつけるか崩すか
まとめた髪の表面を、どのくらい締めるかも、曲線か直線かで決めます。指で表面を軽く押して、指が入るかどうかで見ます。
| 面の締め方 | 向きやすい領域 | 見え方 |
|---|---|---|
| なでつけて、指が入らない | 直線 | 艶のある1枚の面に見える |
| 軽く整えて、指先が入る | 中間 | 整っていて、少しやわらかい |
| 指でほぐして、指の第一関節まで入る | 曲線 | ふんわりと立体的に見える |
直線寄りの人は、面をなでつけて艶を出すと、顔の直線と髪の面がそろい、すっきりした印象になります。曲線寄りの人は、表面をほぐして立体感を出すと、顔の丸みと髪のふくらみがつながります。
面を崩すときは、前から後ろへ一方向にほぐすのではなく、束の根元から毛先に向かって、少しずつつまんで引き出してください。崩しすぎると、式の終わりには髪が乱れたように見えるので、指の第一関節までを上限にしておきます。
直線寄りの人が面をなでつけるときは、スタイリング剤を手のひらに薄くのばしてから、髪の表面をなでるようにつけます。つけすぎると、艶ではなく濡れたような質感になるので、手のひら全体がうっすら光る程度の量にしてください。
前髪の扱い
前髪は、顔のすぐ上にある髪なので、顔タイプの影響をいちばん強く受けます。
| 前髪の扱い | 向きやすい領域 | 見え方 |
|---|---|---|
| 眉にかかる長さで下ろす | 子供顔×曲線 | やわらかく、若々しく見える |
| 眉の上ですっきり | 子供顔×直線 | 快活に見える |
| 斜めに流す | 大人顔×曲線 | やわらかく、大人っぽく見える |
| 上げて額を出す | 大人顔×直線 | 凛として見える |
ふだん前髪を下ろしている人が、式の日だけ上げると、鏡の中の自分に違和感を持つことがあります。その場合は、無理に上げなくてかまいません。前髪を斜めに流して、額の一部だけを見せる方法なら、ふだんとの差が小さくなります。反対に、ふだん前髪を上げている人が、式の日に下ろすと、顔の上半分の印象が大きく変わります。前髪の扱いは、ふだんの自分に近いほうから選ぶと、当日の鏡で戸惑いにくくなります。前髪の長さの決め方は前髪診断|顔タイプ8種の似合う前髪を、鏡の前の8問で決めるでも扱っています。
髪飾りの大きさと形
髪飾りも、大きさは子供・大人で、形は曲線・直線で決めます。
| 髪飾り | 向きやすい領域 | 付ける位置の目安 |
|---|---|---|
| 小さなパールを数粒 | 子供顔×曲線 | 束の横に散らす |
| 小さな直線のバレッタ | 子供顔×直線 | 束の上に1本 |
| 大きめの花やリボン | 大人顔×曲線 | 束の横に1つ |
| 細長い金属のバー | 大人顔×直線 | 束の横に1本 |
| 布の大きなリボン | 大人顔の中でも曲線寄り | 束の下に |
髪飾りは1つか、多くても2か所までにしておくと、まとめ髪の形が見えやすくなります。飾りの位置は、束の中心より少し上を目安にすると、写真に写ったときに飾りが影にならずに見えます。
飾りの色は、ドレスの色か、耳飾りの色のどちらかにそろえてください。どちらとも違う色の飾りを付けると、髪の上に3つ目の色が加わり、まとめ髪の形より飾りの色に目が行きます。白いドレスを連想させる白一色の大きな飾りは、式の場では控えるのが無難です。
ハーフアップを選ぶなら
全部をまとめずに、上半分だけをまとめるハーフアップにするときも、同じ4つで決めます。
| 要素 | 子供顔・曲線の側 | 大人顔・直線の側 |
|---|---|---|
| まとめる位置 | 頭の頂点に近い高め | 耳の高さか、少し上 |
| まとめる量 | 上の3分の1 | 上の半分 |
| 下ろした髪の巻き方 | ゆるいカール | まっすぐ、または大きいウェーブ |
| まとめた部分の面 | 少しほぐす | なでつける |
ハーフアップは、下ろした髪の長さがドレスの背中や羽織りと当たりやすい形です。背中の開きとの距離の決め方は背中の開きの上端と髪の下端の距離で決めるにあります。
ハーフアップでとくに差が出るのは、まとめる量です。子供顔の人が上の半分までまとめると、まとめた部分が大きくなり、頭の上に量が集まって見えやすくなります。3分の1程度にとどめ、下ろした髪で顔まわりを軽く見せてください。大人顔の人は、半分までまとめたほうが、顔の横がすっきりして落ち着きます。
下ろすなら|ダウンスタイルの決め方
髪を下ろしたまま式に出るときは、高さと大きさの代わりに、巻く位置と量で決めます。
| 要素 | 子供顔・曲線の側 | 大人顔・直線の側 |
|---|---|---|
| 巻き始める位置 | 顎の高さから | 鎖骨の高さから |
| 巻く量 | 毛先だけ | 全体の半分ほど |
| 顔まわり | 耳にかける | 片側を流す |
ダウンスタイルは、格式の高い式では控えたほうがよいとされることもあります。迷うときは、ハーフアップにしておくと、下ろした髪の印象を残しつつ、顔まわりをすっきり見せられます。
下ろす場合も、後れ毛と面の考え方はそのまま使えます。曲線寄りの人は、顔まわりの髪をゆるく巻いて耳にかけ、直線寄りの人は、顔まわりをまっすぐ整えて片側に流す。乾杯やお辞儀のたびに髪が前に落ちてこないよう、耳の後ろで目立たないピンを1本留めておくと安心です。
メイクの艶と、髪の面の艶をそろえる
まとめ髪の面の艶は、顔の肌の艶と同じ視界に入ります。2つの艶がそろうと、顔から髪まで同じ質感でまとまって見えます。
| 肌の仕上げ | 髪の面 | 見え方 |
|---|---|---|
| 艶のある仕上げ | なでつけて艶を出す | 顔と髪が同じ光り方でまとまる |
| 艶のある仕上げ | ふんわり崩す | 顔だけが光って見えることがある |
| さらっとした仕上げ | 軽く整える | 顔と髪が同じやわらかさでまとまる |
| さらっとした仕上げ | なでつけて強い艶 | 髪だけが光って見えることがある |
**どちらか一方だけが強く光ると、そこに先に目が行きます。**髪の面を決めたら、肌の仕上げもそれに合わせるか、反対に、ふだんの肌の仕上げに合わせて髪の面を決めてもかまいません。曲線寄りでふんわり崩す人は、肌もさらっとした仕上げに寄せると、全体がやわらかくまとまります。
写真に写ったときの見え方
結婚式は、写真に残る場面が多い行事です。まとめ髪は、正面から撮られた写真と、横や後ろから撮られた写真で、見える要素が違います。
| 撮られる向き | よく見える要素 | 確かめること |
|---|---|---|
| 正面 | 後れ毛、前髪、面の艶 | 後れ毛が顔の輪郭にかかりすぎていないか |
| 横 | 高さ、束の大きさ、髪飾り | 束の高さが耳の決めた位置にあるか |
| 後ろ | 束の形、面の崩し方、うなじ | 束が左右どちらかに傾いていないか |
集合写真や、席に着いているところを後ろから撮られた写真では、まとめ髪の後ろ姿がそのまま残ります。後ろ姿は自分では見えないので、前日の写真で必ず1回確かめてください。
秋冬の式|羽織りとコートの襟に当たるとき
秋から冬にかけての式は、ボレロやストール、会場までのコートなど、首まわりに布が重なります。
| 首まわりに来るもの | 当たりやすい髪型 | 決め方 |
|---|---|---|
| ボレロ | 低めの大きなシニヨン | 束の下端を襟より3cm上に |
| ストール | 下ろした髪、ハーフアップ | ストールの内側に髪を入れない |
| コートの襟(移動中) | 低いまとめ髪全般 | 襟を立てず、寝かせて着る |
| 厚手のマフラー(移動中) | まとめ髪全般 | 会場に着くまで巻かないか、ゆるく1周 |
大人顔の答えで低い位置にまとめる人は、秋冬は襟と当たりやすくなります。束の下端が、羽織りの襟より3cm以上上に来るように高さを少しだけ上げるか、会場に着いてからコートを脱ぐまでのあいだ、襟を立てないようにしてください。
移動中の風や、会場の入り口での帽子やフードも、まとめ髪を崩す原因になります。秋冬の式に向かうときは、フードの付いたコートは避けるか、フードを被らずに済むように折りたたみの傘を持っておくと安心です。会場に着いたら、化粧室で鏡を見て、後れ毛と面だけを整え直してください。高さと大きさは、ピンでしっかり留めていれば、移動で大きく崩れることはほとんどありません。
髪の長さ別の目安
髪の長さによって、できる形が変わります。4つの要素のうち、長さの影響を受けやすいのは高さと大きさです。
| 髪の長さ | まとめやすい形 | 顔タイプで調整しやすい要素 |
|---|---|---|
| ショート | まとめずに、耳まわりを整える | 後れ毛の代わりに毛先の向き、面の艶 |
| ボブ | 低めの小さなまとめ髪、ハーフアップ | 高さは低めか中ほど、面の艶 |
| ミディアム | 中ほど〜低めのまとめ髪 | 4つとも調整できる |
| セミロング | どの高さでもまとめやすい | 4つとも調整できる |
| ロング | 高さも大きさも自由 | 束の大きさを調整しやすい |
ショートやボブで、子供顔の答えの「高め」にまとめるのが難しいときは、高さの代わりに、前髪や耳まわりの髪の軽さで調整してください。高くまとめられなくても、顔まわりが軽ければ、重心は上がって見えます。 反対に、ショートやボブで大人顔の答えの「大きめ」を作るのが難しいときは、耳の後ろの髪を低い位置で小さくねじって留め、表面をほぐしてふくらみを出します。束そのものは小さくても、表面にふくらみがあると、頭の後ろ全体に量があるように見えます。長さ別の自分でやる手順は結婚式の髪型をミディアムで自分でやるならと結婚式の髪をロングで自分でやるならにまとめてあります。
どちらとも取れるとき①|顔タイプが中間と言われた
顔タイプが2つのタイプの間と言われた人は、どちらの軸で迷っているかを先に確かめます。
子供顔と大人顔の間なら、高さは耳の中ほど、大きさはこぶしより少し小さく、と中間の値にします。曲線と直線の間なら、後れ毛は5mm前後を太いコテで半回転、面は指先が入る程度に整えます。迷っている軸の要素だけを中間にして、迷っていない軸の要素は答えのままにしてください。両方を中間にすると、印象がぼやけて見えることがあります。
どちらの軸で迷っているかが分からないときは、写真を横に並べて見比べる方法があります。高めで小さいまとめ髪と、低めで大きいまとめ髪の2枚を撮り、どちらの顔が自然に見えるかを見る。次に、後れ毛をゆるく残したものと、残さずに面を締めたものの2枚を撮って比べる。4枚の写真で、2つの軸のどちらが決めやすいかが分かります。
どちらとも取れるとき②|ドレスの印象と顔タイプが逆
ドレスはふんわりした甘めなのに顔タイプは直線、ドレスはシャープなのに顔タイプは曲線、ということもあります。
| 組み合わせ | 髪の形 | 髪飾り |
|---|---|---|
| 甘めのドレス×直線の顔 | 顔タイプに合わせて、面を締める | ドレスに合わせて、丸いパールや小花 |
| シャープなドレス×曲線の顔 | 顔タイプに合わせて、後れ毛をゆるく | ドレスに合わせて、直線の金属のバー |
| 華やかなドレス×子供顔 | 顔タイプに合わせて、高めで小さく | ドレスに合わせて、大きめの飾りを1つ |
**髪は顔に、飾りはドレスに。**役割を分けると、顔とドレスの両方から浮きにくくなります。髪の形まで全部ドレスに合わせると、顔のすぐまわりの線が顔と逆になり、ドレスの印象だけが強く出ます。
どちらとも取れるとき③|顔タイプが分からない
顔タイプを診断したことがない、自分でやったけれど決まらない、という場合もあります。
| 要素 | どの領域でも外れにくい値 |
|---|---|
| 高さ | 耳の中ほど |
| 大きさ | こぶしより少し小さい |
| 後れ毛 | 耳の前に3〜5mmをゆるく |
| 面 | 指先が入る程度に整える |
この中間の値でまとめて、鏡から1m離れて見てください。顔より先に髪型に目が行くなら、束を小さく、面を締める側に寄せます。顔に先に目が行くなら、そのままでかまいません。前日に1回この確かめをしておけば、当日に迷わずに済みます。
顔タイプが分からない人でも、4つの要素のどこかで「こちらのほうが落ち着く」と感じる向きがあるはずです。中間の値から始めて、1つずつ両側に振ってみると、自分がどちらの側に寄っているかが見えてきます。そこで分かった向きは、次のお呼ばれにもそのまま使えます。
どちらとも取れるとき④|美容院でセットしてもらう
美容院でセットを頼むときは、顔タイプの名前より、4つの要素を言葉で伝えるほうが確実です。
| 伝えること | 伝え方の例 |
|---|---|
| 高さ | 「耳の下くらいの低い位置で」「耳の上くらいの高めで」 |
| 大きさ | 「こぶしより少し小さいくらいに」 |
| 後れ毛 | 「耳の前に細く残して、ゆるく巻いてください」「後れ毛はなしで」 |
| 面 | 「表面は少しだけ崩して」「表面はきっちりなでつけて」 |
ドレスの写真を見せて、首元の形と色を伝えると、髪飾りや全体の釣り合いも合わせてもらいやすくなります。参考の写真を持っていくなら、4つの要素が自分の答えと同じものを1枚だけ選んでください。何枚も見せると、どの要素を優先すればいいかが伝わりにくくなります。
2回目のお呼ばれ|要素を1つだけ変える
同じ季節にお呼ばれが続くと、同じ髪型を続けていいのか迷うこともあります。4つの要素が決まっていれば、顔タイプから外れずに雰囲気を変えられます。
| 変える要素 | 変え方 | 変わる印象 |
|---|---|---|
| 髪飾り | パールをバーに、花をリボンに | いちばん手軽に、全体の雰囲気が変わる |
| 後れ毛の巻き方 | コテの太さを1段変える | 顔まわりの華やかさが変わる |
| 面の崩し方 | 指先から第一関節まで、1段だけ | かっちり、ふんわりの度合いが変わる |
| 高さ | 決めた位置から耳の半分ぶんだけ | 重心が少し動き、印象が新しくなる |
変えるのは1回につき1つまでにしてください。2つ以上を同時に変えると、顔タイプの答えから離れやすくなります。とくに高さと大きさは子供・大人の軸の中心なので、動かすなら耳の半分ぶんまでにとどめます。
前日に1回、写真で確かめる
当日の朝に初めてやると、思っていた形にならないことがあります。前日に1回、通しでやって写真を撮っておきます。
- ドレスと羽織りを着る
- 決めた4つの要素でまとめる
- 正面、横、後ろの3枚を、1.5m離れて撮る
- 横の写真で、束の高さが決めた位置にあるかを確かめる
- 正面の写真で、顔と髪型のどちらに先に目が行くかを見る
写真で確かめると、鏡では気づかなかった高さや大きさのずれが見えます。ずれていたら、その要素だけを直して、当日に備えてください。当日の朝は、前日に撮った3枚の写真を見ながらまとめると、手順を思い出しやすくなります。式のあいだの崩れにくさを前日に確かめる方法は結婚式のヘアアレンジ|6時間もつかを、前日の10回のお辞儀で先に測るにあります。
記入メモ|4つの要素を1行ずつ
最後に、決めたことを1行ずつ書いておきます。当日の朝も、美容院で伝えるときも、このメモを見れば迷いません。
| 要素 | 自分の答え |
|---|---|
| 顔タイプの領域 | |
| まとめる高さ | |
| 束の大きさ | |
| 後れ毛の幅と巻き方 | |
| 面の締め方 | |
| 髪飾り |
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 結婚式のお呼ばれで、まとめ髪の高さはどう決めればいいですか
- 子供顔か大人顔かで決めます。子供顔の人は、耳の上端より上の高めの位置でまとめると、顔のパーツの位置と釣り合って軽やかに見えやすくなります。大人顔の人は、耳たぶより下の低い位置でまとめると、落ち着いた印象になりやすくなります。中間の人は、耳の中ほどの高さにしてください。高さを決めたら、束の大きさも同じ軸で、子供顔は小さめ、大人顔は大きめにそろえます。
- Q. 後れ毛は残したほうがいいですか
- 曲線か直線かで決めます。顔の輪郭やパーツに丸みがある曲線寄りの人は、耳の前に細い後れ毛を残して、ゆるく巻くと顔の線とつながります。直線寄りの人は、後れ毛を残さないか、残してもまっすぐ細くするほうがすっきり見えます。どちらの場合も、残す幅は5mm〜1cmまでにしておくと、式のあいだに崩れて広がりにくくなります。
- Q. ドレスは甘めなのに、顔タイプはクールです。どちらに合わせればいいですか
- 髪は顔タイプに、髪飾りはドレスに合わせてください。髪の形は顔のすぐまわりにあるので、顔の線とそろえるほうが自然に見えます。クールなら低めの位置で面をなでつけてまとめ、そこにドレスの甘さに合う丸いパールや小さな花の飾りを1つ足します。髪と飾りで役割を分けると、顔とドレスのどちらからも浮きにくくなります。
- Q. 美容院でセットしてもらうとき、どう伝えればいいですか
- 顔タイプの名前より、高さ・大きさ・後れ毛・面の4つを言葉で伝えるほうが確実です。たとえば「耳の下くらいの低い位置で、こぶしより少し小さいくらいの束に。後れ毛は耳の前に細く残して、ゆるく巻いてください。表面は少しだけ崩して」のように伝えます。ドレスの写真を見せて、首元の形と色を一緒に伝えると、飾りや全体の釣り合いも合わせてもらいやすくなります。
— メグラシ編集部





