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顔合わせの服装 50代の母親 秋冬|座敷で靴を脱ぐ日の選び方

メグラシ編集部//読了 20分
料亭の座敷の上がり口で、深い緑の膝下丈ワンピースに同じ色のジャケットとパールのネックレスの女性が、紺のパンプスを脱いで裾を押さえながら上がろうとしている

**秋冬の顔合わせ、あなたが座るのは座敷ですか、テーブル席ですか。**50代の母親の装いは、店の形で半分が決まります。

秋から冬にかけての顔合わせは、料亭の座敷やホテルの個室で開かれることが多くなります。店の入口でコートを預け、座敷なら靴を脱いで上がり、暖房の効いた個室で2時間ほど座って過ごします。夏の顔合わせと違うのは、コート・靴・暖房という3つの段取りが加わることです。

この記事は、店の形・相手方の母親の装い・本人たち2人の装いの3つから、秋冬の顔合わせで50代の母親が何を着るかを決めます。顔合わせの装いの格の考え方は顔合わせの服装に、夏の顔合わせは夏の顔合わせ、50代の母親の服装にまとめてあります。

結論:膝下丈の1枚に、入口で預けられるコート

秋冬の顔合わせで、50代の母親の装いは次の形が基本です。

場所選ぶもの理由
本体膝下丈のワンピースか、上下そろいのセットアップ座敷でもテーブルでも膝が出ない
重ねるものジャケットか、きれいめのカーディガン改まった席の形になる
色紺・深い緑・灰・灰みの青など、黒以外の濃い色写真で沈みにくく、秋冬に合う
生地なめらかなウール、ジャージー、目の詰まった織り秋冬は生地で格が動く
足元肌色の厚手のストッキングに、脱ぎ履きしやすい靴座敷で靴を脱ぐ
コート膝丈前後の、ウールのコート入口で預ける
小物パールか小さなブローチ、小ぶりの鞄顔の近くに光を1つ

秋冬の顔合わせで迷うのは、本体よりも生地と足元です。形は夏とほとんど変わりませんが、同じワンピースでも生地の表面で改まり具合が変わり、座敷では足元が見られます。

50代の母親は、法事や入学式、仕事の席などで、改まった服をすでに何着か持っていることが多い年代です。新しく買うかどうかを決める前に、手持ちの中から膝下丈で、生地の表面が平らなものを選び出してください。その中に黒以外の濃い色があれば、それが顔合わせの本体になります。足りないのは、多くの場合、顔の近くに置く明るさと、座敷で困らない足元のほうです。

秋冬の顔合わせを5つの区間に分ける

当日の流れを区間に分けると、それぞれで気をつけることがはっきりします。

区間よくある長さ着ているもの見られている場所
① 家から店まで30分〜2時間コート・マフラー相手方と店の前で会うことがある
② 店の入口5分コートを脱いで預ける店の人、相手方の家族
③ 座敷に上がる1分靴を脱ぐ足元とストッキング
④ 食事と歓談2時間前後ワンピースとジャケット上半身と手元
⑤ 写真10分ジャケットを着て並ぶ全身と色の並び

夏と違って気をつけたいのは、②と③の、コートを預けて靴を脱ぐまでの数分です。相手方の家族と店の前で一緒になると、この流れを並んで見られることになります。

店には約束の時刻の10分前に着くようにしておくと、相手方より先に入口でコートを脱ぎ、身支度を整える時間が取れます。相手方と店の前で一緒になったら、挨拶をしてから、それぞれ入口でコートを脱ぎます。脱ぐ順番を譲り合うより、店の人の案内に従って手早く脱いだほうが、相手方を寒い場所で待たせずに済みます。

先に確かめる①|店の形

顔合わせの店がどんな形かで、スカートの丈と形、足元の選び方が変わります。予約をした本人たちに、席の形を聞いておいてください。

店の形座り方スカートの丈と形足元
料亭の座敷正座か横座り膝下丈で、裾に広がりのあるもの靴を脱ぐ。ストッキングのつま先とかかと
掘りごたつの個室足を下ろして座る膝下丈ならどの形でも靴を脱ぐ
座敷に椅子とテーブル椅子に座る膝下丈ならどの形でも靴を脱ぐことが多い
ホテルの個室椅子に座る膝が隠れる丈靴のまま
レストランの個室椅子に座る膝が隠れる丈靴のまま
相手方の家座布団かソファ膝下丈で、広がりのあるもの靴を脱ぐ。スリッパがあるか

座敷では、正座をしたときに裾がどこまで上がるかを家で確かめておきます。床に正座して、膝頭が隠れていれば十分です。体に沿う細いスカートは、座ると裾が膝の上まで上がることがあります。

掘りごたつの個室は、座敷に見えても足を下ろして座れるので、椅子と同じ感覚で過ごせます。ただし、靴を脱ぐことは座敷と同じです。予約をした本人たちが席の形をはっきり覚えていないときは、店の案内ページの写真や、店に直接聞いて確かめてもらうと、当日の装いを1つに絞れます。

先に確かめる②|相手方の母親の装い

顔合わせの装いでいちばん大事なのは、両家の差を小さくすることです。相手方の母親が何を着てくるか、本人たちを通じて聞いておきます。

相手方の母親こちらの母親ひとこと
訪問着や付け下げ着物か、ワンピースにジャケット洋装なら生地をなめらかなものに
色無地や紬ワンピースにジャケット紬はくだけた着物なので、洋装で合わせやすい
スーツやセットアップワンピースにジャケット、またはセットアップ同じ程度にそろう
ワンピースにカーディガンワンピースにカーディガンかジャケットジャケットにすると一段上がる
分からないワンピースにジャケットどちらにも合わせやすい中心の形

相手方が着物でこちらが洋装、という組み合わせは珍しくありません。生地のなめらかさと、ジャケットを重ねた形で、格の差は小さくできます。

相手方の母親の装いを聞くときは、直接ではなく、本人たちを通じて「どんな感じで来られそうか」を聞いてもらうのが自然です。こちらの予定も同じように伝えてもらえば、両家の母親がお互いの装いを知ったうえで当日を迎えられます。どちらかが一方的に合わせるより、伝え合っておくほうが、当日に気をもまずに済みます。

先に確かめる③|本人たち2人の装い

本人たちがどの程度改まった装いで来るかも、母親の装いの目安になります。

本人たちの装い母親の装い
女性が振袖や訪問着、男性がスーツワンピースにジャケット、または着物
女性がワンピース、男性がスーツワンピースにジャケット
女性がワンピース、男性がジャケットとパンツワンピースにジャケットかカーディガン
2人ともきれいめの私服ワンピースにカーディガン

本人たちの装いは、顔合わせの1週間前までに聞いておくと、母親の装いを決める時間に余裕ができます。母親は本人たちより一段控えめにするのが基本です。主役は本人たちなので、本人の女性より華やかにならないよう、色や光るものを抑えてください。

本人の女性が明るい色のワンピースで来るなら、母親は濃い色で落ち着かせ、写真の中で本人が引き立つようにします。本人が紺や黒など濃い色で来るなら、母親は灰みの青や深い緑など、色みの違う濃い色にして、並んだときに区別がつくようにしてください。

秋冬の素材|格が上がる生地、下がる生地

秋冬は、生地の表面で改まり具合が大きく変わる季節です。同じ紺のワンピースでも、生地によって顔合わせに向くかどうかが分かれます。

生地表面の見え方改まり具合顔合わせ
なめらかなウール平らで、ほのかな艶高い向いている
ウールのジャージー柔らかく落ちる中〜高向いている
目の詰まったポリエステル平らで、しわになりにくい中〜高向いている
ベロア深い艶高い12月の夜の会に。光りすぎないか確認
細かい織りのツイード粒が細かく落ち着いている中ジャケットなら向いている
粗いツイード粒が大きく、ざっくり中〜低くだけて見える
薄手のニット柔らかい中カーディガンなら向いている
厚手のニットざっくり低い避けたい
コーデュロイ畝が目立つ低い避けたい

表面が平らでなめらかなほど改まり、凹凸が大きいほどくだけると覚えておくと、手持ちの服を選ぶときに迷いません。相手方の母親が着物なら、なめらかな生地を選んでください。

手持ちの服の生地の表面は、窓際の明るい場所で、服を斜めから見ると分かります。光が一様に反射して平らに見えるものはなめらかな生地、細かい影がたくさん出るものは凹凸のある生地です。ジャケットは凹凸があっても、ワンピースがなめらかなら全体は改まって見えます。反対に、ワンピースがざっくりしたニットだと、ジャケットを重ねても全体がくだけます。

色|秋冬の濃い色を、写真で沈ませない

秋冬は濃い色の服が多くなります。顔合わせでは最後に写真を撮ることが多いので、濃い色でも沈まない選び方をしておきます。

色秋冬の顔合わせ写真で沈まないための工夫
黒喪服に見えることがある避けたい。着るなら光るものと明るい中の1枚を
紺向いている胸元にパールか、明るい色のスカーフ
深い緑向いている秋冬らしく、個室の照明で映える
灰みの青向いている顔まわりが明るく見える
灰向いている濃すぎない灰なら1枚で成り立つ
ボルドー・えんじ華やか本人より目立たないか確認
ベージュ・キャメル柔らかい個室の暖色の照明で、肌と溶けないか確認
明るい色(ピンク・水色)華やか本人の女性と色が重ならないか確認

黒以外の濃い色に、顔の近くの明るさを1つ。これが秋冬の顔合わせで写真に映える組み方です。50代の秋の濃い色の使い方は50代の秋のファッションにも書いてあります。

顔の近くの明るさは、パールのネックレス、明るい色のスカーフ、白に近いブラウスの襟元など、どれか1つで足ります。2つ以上重ねると、写真の中で母親の顔まわりが本人たちより華やかになることがあります。料亭の暖色の照明では、白いパールがやわらかく光り、濃い色の本体から顔を明るく引き上げてくれます。

丈と形|正座・横座り・掘りごたつ

座り方ごとに、スカートの丈と形の向き不向きがあります。

スカートの形正座横座り掘りごたつ・椅子
裾に広がりのある膝下丈膝が隠れる膝が隠れる向いている
まっすぐな膝下丈裾が上がりやすい裾が上がりやすい向いている
体に沿う細い形膝の上まで上がる脚の線が出る向いている
ふくらはぎ丈膝が隠れる膝が隠れる向いている
くるぶし丈裾を踏みやすい広がる向いている
パンツのセットアップ膝の裏にしわ楽向いている

座敷の顔合わせなら、ふくらはぎにかかる丈で、裾に広がりのある形がいちばん楽です。パンツのセットアップも座りやすいですが、相手方の母親が着物やワンピースなら、スカートのほうがそろいます。

2時間の正座は、慣れていないとつらく感じることがあります。座敷の顔合わせでは、途中で足を崩して横座りになっても失礼にはなりません。そのときに裾が乱れないよう、広がりのあるスカートを選んでおくと、足を崩すときにも慌てずに済みます。座布団の上で姿勢を変えるときは、裾を手で軽く押さえてから動いてください。

足元とストッキング|靴を脱ぐ日

座敷で靴を脱ぐと、足元がはっきり見えます。

足元秋冬の顔合わせひとこと
肌色の薄いストッキング向いている冬は寒い。厚手を選んでよい
肌色の厚手のストッキング(30〜60デニール)向いている秋冬はこれが中心
黒の薄いストッキング弔事を思わせることがある避けたい
黒や紺のタイツくだけて見える相手の家への訪問なら可
靴下改まった席には向かない避けたい

靴は、脱いだり履いたりしやすい、甲の留め具がないパンプスが楽です。ブーツは、座敷で脱ぐときに時間がかかるので、顔合わせの日は避けたほうが無難です。ストッキングは、かかとやつま先が透けすぎないか、伝線がないかを前日に確かめ、予備を鞄に1足入れておきます。

座敷に上がるときは、相手方や店の人に背中を向けすぎないよう、前を向いたまま靴を脱いで上がり、上がってから軽く振り返って靴の向きを整えます。店の人が整えてくれることも多いので、そのときはお礼を言って任せて構いません。靴の中敷きや底が見えるので、汚れやすり減りがないかも前日に見ておきます。

コート|店の入口で脱いで預ける

秋冬の顔合わせでは、コートは店の入口で脱いで預けます。

店の形コートの扱い
料亭玄関で脱ぎ、仲居さんに預ける
ホテルの個室クロークに預けるか、個室のハンガーに
レストランの個室入口で預けるか、個室のハンガーに
相手方の家玄関の外で脱ぎ、畳んで持って上がる

コートは、店の入口の手前で脱いでおくと、相手方と一緒になったときも慌てません。料亭の玄関は狭いことが多く、両家が同時に着くと、コートを脱ぐ場所が足りなくなります。玄関の外の軒下で脱いでから入ると、玄関の中では靴を脱ぐことに集中できます。相手方の家に伺うときは、玄関の扉を開ける前に脱ぎ、裏地を外側にして畳んで腕に掛けます。コートの色は本体に合わせて、紺・灰・キャメル・黒のどれかにしておくと、どの本体にも合います。

中の1枚とジャケット|暖房の個室で

個室は暖房が効いていて、2時間座っていると暑くなることがあります。

重ね方個室でひとこと
ワンピース+ジャケット暑くなったら脱げる脱いだときにワンピースだけで成り立つか
ワンピース+カーディガン暑くなったら脱げる改まり具合はジャケットより一段下
セットアップ(ブラウス+スカート)上着を脱ぐとブラウスが主役ブラウスの透けを確認
ニットのワンピース1枚暑くなっても脱げない薄手を選ぶ
ワンピース+厚手のニット暑い避けたい

ジャケットを脱いだあとは、**ワンピースやブラウスが主役になります。**袖がある形で、肌着の線が透けないものを選んでください。

個室で暑くなったときは、乾杯のあとや料理が落ち着いたころを見計らって、「失礼します」と一言添えてからジャケットを脱ぎます。脱いだジャケットは畳んで自分の横か後ろに置き、写真を撮る前にまた羽織ります。最初から暑くなりそうな日は、ジャケットではなく薄手のカーディガンにしておくと、脱ぎ着の手間が少なくなります。

小物|鞄・アクセサリー・ふくさ

小物秋冬の顔合わせひとこと
鞄小ぶりのハンドバッグ座敷では自分の横か後ろに置く
サブバッグ手土産や記念品を入れる紙袋は避け、布か革のものに
ネックレスパールの一連か、小さな粒のもの顔の近くの光として効く
ブローチ胸元に1つジャケットの襟に
スカーフ明るい色を首元に濃い色の本体を写真で沈ませない
時計細いベルトのもの大きな時計は外す
ふくさ結納を兼ねる日や、記念品を渡す日鞄に入る大きさで

座敷では、鞄を床に置くことになります。底に鋲のある鞄なら畳を傷めにくく、自立する形なら倒れて中身が出る心配もありません。手土産を持っていく場合は、店に着いてすぐではなく、席が落ち着いて挨拶を交わしたあとに渡すのが一般的です。それまでは紙袋のまま足元に置かず、布のサブバッグに入れて自分の後ろに置いておきます。

和装で行くか|秋冬の着物

秋冬の顔合わせで、着物を選ぶ母親もいます。

着物の種類顔合わせひとこと
訪問着向いているホテルや料亭で格がそろう
付け下げ向いている訪問着より控えめ
色無地向いている紋の数で改まり具合が変わる
小紋店によるくだけた席や、相手の家への訪問なら
紬くだけて見える顔合わせでは避けたほうが無難

10月から翌年5月までは、裏地の付いた着物(袷)の季節です。着物で行くなら、相手方の母親にも前もって伝えておくと、両家の差が出にくくなります。

着物で行く場合は、座敷での立ち居振る舞いには慣れていても、ホテルの個室の椅子では帯がつぶれないよう浅く座る必要があります。移動の時間が長い日や、天気が崩れそうな日は、着付けの手間と雨の心配も考えて、洋装を選ぶ母親も多くいます。どちらを選んでも、両家で伝え合っておけば失礼にはなりません。

10月・11月・12月で変わること

秋冬の顔合わせでも、月によって気をつけることが変わります。

月気温の目安変わること
10月日中20度前後コートなしでも行ける日がある。ジャケットで足りる
11月日中15度前後膝丈前後のコート。夕方の会は冷える
12月日中10度前後厚手のコート。年末で店が混み、予約の時間が限られる
12月の夜10度以下ベロアなど深い艶の生地が映える

10月の暖かい日は、夏の生地のワンピースに秋の色のジャケットを重ねることもできます。11月以降は、生地の厚みも秋冬のものにそろえてください。50代の11月の服の重ね方は50代の11月の服装にもあります。

12月の顔合わせは、年末の忙しい時期と重なるので、昼の会にする家族も多くなります。昼の会なら光沢は控えめに、夜の会なら深い艶のある生地を選ぶと、時間帯に合った装いになります。どちらの場合も、外は冷えるので、店までの移動にはマフラーや手袋を使い、入口でコートと一緒に外して鞄にしまってください。

写真|個室の照明と、並ぶ順番

顔合わせの最後には、両家で写真を撮ることが多いです。

撮る場所光気をつけること
料亭の座敷暖色の照明で暗め濃い色の服は沈みやすい。顔の近くに光るものを
ホテルの個室明るい照明光沢の強い生地は白く光る
店の前の庭や玄関自然光コートを着たまま撮るか、脱ぐかを両家でそろえる
相手方の家部屋の照明背景の家具の色と溶けないか

写真に並ぶと、両家の母親が隣り合うことが多いです。色が同じだと区別がつきにくく、明るさが大きく違うと差が目立ちます。濃さをそろえて、色みを変えるのがいちばんきれいに並びます。

写真を撮る前には、ジャケットを羽織り直し、スカートの裾のしわを手で軽く伸ばしておきます。座敷で長く座っていると、膝の裏とお尻のあたりにしわが寄ります。しわになりにくい生地を選んでおくと、この手間がほとんどかかりません。本人たちを真ん中にして、両家の両親が左右に並ぶ形が多いので、母親は本人の女性の隣に立つことになります。

父親と並ぶとき

父親の装い母親の装い並んだときの印象
濃紺のスーツ深い緑・灰・灰みの青両親がはっきり分かれる
濃紺のスーツ紺そろって落ち着く。胸元で差を
灰のスーツ紺・深い緑母親が引き締まる
ジャケットとパンツワンピースにカーディガンくだけた席なら釣り合う

父親がスーツで来るなら、母親がジャケットを重ねると両親の改まり具合がそろいます。父親がジャケットとパンツなら、母親はカーディガンでも釣り合います。両親で同じ程度にそろえておくと、相手方の両親と並んだときにも、家ごとの差が目立ちません。

50代の手持ちで足りるか

新しく買わなくても、手持ちの服で足りることが多いです。

手持ちの服顔合わせに使えるか足すもの
入学式・卒業式に着た紺のセットアップ使える胸元に明るいスカーフかブローチ
法事用の黒のワンピース喪服に見えることがある明るいジャケットと、パール以外の光るもの
結婚式のお呼ばれのワンピース使えるが、華やかすぎないか確認落ち着いた色のジャケット
仕事用のスーツ使える中の1枚を柔らかいブラウスに
夏物のワンピース10月までなら秋冬の生地のジャケット
ニットのワンピース薄手ならジャケットを重ねる

冬のワンピースの厚みの選び方は50代の冬のワンピースにまとめてあります。

手持ちの服を見直すときは、顔合わせのあとの予定も一緒に考えておくと無駄がありません。顔合わせのあとには、結婚式の打ち合わせ、相手方の家への挨拶、結婚式当日と、改まった席が続きます。顔合わせのために1着用意するなら、結婚式の前の集まりにもそのまま着られる、膝下丈で色の落ち着いたワンピースにしておくと、何度も使えます。

どちらとも取れるとき①|「平服で」と言われた

本人たちから「堅苦しくない会だから、平服で」と言われることがあります。

顔合わせの「平服」は、普段着ではなく、礼服でなくていいという意味です。本人たちが「平服で」と言うのは、両家の親に気を遣わせないための心配りであることがほとんどです。50代の母親なら、ワンピースにカーディガンかジャケットを重ねた形が、その中心になります。相手方の母親もそう言われているはずなので、そろえるならこの形がいちばん外れません。デニムや厚手のニットだけの装いは、平服の範囲から外れると考えてください。

どちらとも取れるとき②|相手方の母親の装いが分からない

本人たちに聞いても、相手方の母親が何を着てくるか分からないことがあります。

このときは、ワンピースにジャケットを重ねた形にしておきます。相手方が着物でもスーツでもカーディガンでも、ジャケットを着たままにするか脱ぐかで、当日に一段上げ下げできるからです。ジャケットを脱いでもワンピースだけで成り立つよう、袖のある形を選んでください。

当日、相手方の母親がこちらより改まった装いで来たときは、ジャケットを着たまま過ごし、胸元のパールやブローチをそのまま見せておきます。相手方がくだけた装いで来たときは、席に着いてからジャケットを脱ぎ、ワンピースだけで過ごすと、差が目立たなくなります。上着1枚で上げ下げできる形にしておくことが、分からない日のいちばんの備えです。

どちらとも取れるとき③|座敷か椅子か、当日まで分からない

店の形が分からないときは、どちらにも対応できる装いにします。

決めること選び方
スカートの丈ふくらはぎにかかる長さ
スカートの形裾に広がりのあるもの
足元脱ぎ履きしやすいパンプスに、伝線のない厚手のストッキング
ストッキングの予備鞄に1足

この組み合わせなら、**座敷でも椅子でも、膝が出ず、足元も整います。**当日になって店の形が分かったら、座敷ならストッキングのつま先を一度確かめてから上がり、椅子ならそのまま案内に従って座ってください。どちらでも同じ装いのまま過ごせるので、着替えを持っていく必要はありません。

どちらとも取れるとき④|結納を兼ねる

顔合わせと結納を兼ねる場合は、装いを一段改めます。

決めること顔合わせだけ結納を兼ねる
母親の装いワンピースにジャケット着物か、ワンピースにジャケットで一段改まった生地
色黒以外の濃い色同じ。ただし落ち着いた色に
小物パールか小さなブローチパール。ふくさを持参
写真両家で並ぶ結納品と一緒に撮ることがある

結納の段取りは地域によって違います。本人たちと相手方とで、どの程度の結納にするかを先に決めてもらい、それに合わせて装いを改めてください。

結納を兼ねる日は、結納品を受け渡すあいだに、両家の親がかしこまって挨拶を交わす場面があります。正座で深くお辞儀をすることもあるので、胸元が開きすぎないワンピースか、ブラウスの襟元が詰まったセットアップを選んでおくと安心です。ふくさは、紫や灰みの緑など、慶事にも使える色のものを用意してください。

前日に確かめる7つ

確かめること見方
店の形座敷・掘りごたつ・テーブルのどれか
相手方の母親の装い本人たちに聞く
正座したときの裾床に正座して、膝頭が隠れるか
ストッキング伝線がないか。予備を1足
コートの色本体と合うか
顔の近くの光パールかブローチかスカーフを1つ
翌日の気温コートの厚さを決める

前日の夜に、当日着る服を一式そろえて掛けておき、鞄の中身も入れ替えておくと、当日の朝は着替えるだけで済みます。ストッキングの予備、ハンカチ、ふくさ、手土産を入れる布のサブバッグまで、一度に確かめておいてください。

よくある行き違い

よくある思い込み実際はこう
母親は黒を着ておけば間違いない喪服に見えることがある。黒以外の濃い色が合わせやすい
秋冬は厚手のニットで温かく生地がざっくりすると、くだけて見える
冬はタイツでいい改まった席では肌色の厚手のストッキングが無難
ブーツでも脱げばいい座敷で脱ぐのに時間がかかる。パンプスが楽
平服と言われたら普段着でいい礼服でなくていいという意味。ワンピースにカーディガンが中心
相手が着物なら、こちらも着物でないといけない洋装でも、なめらかな生地とジャケットで差は小さくできる
手持ちの服では足りない入学式や仕事のセットアップに、胸元の光を足せば足りることが多い

秋冬の顔合わせで50代の母親が決めるのは、店の形と生地のなめらかさです。前日に正座してみて、膝が隠れることと、ストッキングに伝線がないことを確かめておけば、当日の座敷で慌てることはほとんどありません。

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よくある問い

Q. 秋冬の顔合わせで、50代の母親は何を着ればいいですか
膝下丈のワンピースかセットアップに、ジャケットかカーディガンを重ねる形が基本です。色は紺・深い緑・灰・灰みの青など、黒以外の落ち着いた濃い色が合わせやすく、写真でも沈みにくい色です。料亭やホテルの個室なら、ワンピースにジャケットを合わせると、相手方の母親が着物でもスーツでも釣り合いが取れます。
Q. 座敷の店で、母親は何に気をつければいいですか
靴を脱いで上がること、正座や横座りで2時間ほど過ごすことの2つです。スカートは正座したときに膝が隠れる長さで、裾に広がりのある形を選んでください。体に沿う細いスカートは、座ると裾が上がります。足元は伝線のないストッキングに、脱ぎ履きしやすい靴を。冬はタイツを履きたくなりますが、改まった席では肌色の厚手のストッキングが無難です。
Q. 相手方の母親が着物で来る場合、こちらも着物にするべきですか
着物でなくても構いません。洋装で行く場合は、ワンピースにジャケットを重ね、生地をなめらかなものにすると、着物の相手と並んでも格の差が小さくなります。前もって分かるなら、両家の母親で装いを伝え合っておくと安心です。どちらか一方が着物にすると決めたら、もう一方は洋装で一段改まった形にするか、同じく着物にするかを相談してください。
Q. 「平服で」と言われましたが、どこまでくだけていいですか
顔合わせの「平服で」は、礼服でなくていいという意味であって、普段着でいいという意味ではありません。50代の母親なら、ワンピースかセットアップにジャケットかきれいめのカーディガンを合わせる形が、その中心です。デニムや厚手のニットだけ、という装いは避けてください。迷ったら、相手方の母親と同じ程度にそろえることを優先します。
Q. 手持ちの服で足りますか。新しく買うべきですか
法事や入学式のために持っている膝下丈のワンピースやセットアップがあれば、それで足ります。黒の喪服は避け、紺や灰のワンピースなら、胸元にブローチやパールのネックレスを足し、ジャケットを重ねて改まった席の装いにします。手持ちが夏物だけなら、生地の厚い秋冬物を1着用意しておくと、このあとの結婚式の打ち合わせや、相手方の家への挨拶にも使えます。

— メグラシ編集部

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気温20度の旅行 服装 50代|旅先で寒い・暑いと気づいたら直す順番

予報を見て20度の旅に合わせたつもりでも、着いてから寒い、歩いたら暑いと気づくことがあります。旅先では買い足すより、手持ちの中で入れ替えるほうが早く、荷物も増えません。寒さが風から来ているのか、汗から来ているのか、足元から来ているのか。暑さが日差しか、服の中のこもりか、歩く速さか。出どころを手の甲で30秒確かめてから、前を閉じる、肌に触れる一枚を替える、肩に掛けるといった順番で直す手順をまとめました。朝の出発、日陰と館内、日没後の道、乗り物の中など8つの場面の直し方と、宿に戻ってから翌日の組み替え、次の旅のために残しておく1行までを、50代の旅の組み方に合わせて置いています。

メグラシ編集部/読了 15分
沖縄の結婚式の服装|秋冬に本州から行くゲストは、上着を空港で分ける

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沖縄の結婚式の服装|秋冬に本州から行くゲストは、上着を空港で分ける

秋冬に本州から沖縄の結婚式へ行く日は、同じ1日の中に、出発地の冬の朝と、沖縄の秋のはじめのような昼が入ります。式場の中は薄い羽織り1枚で足りますが、出発地の空港までは冬の上着が要ります。その上着をどこで分けるかを先に決めておくと、ドレスも荷物も迷いません。月ごとの沖縄の気温の読み方、ホテル・チャペル・ガーデン・海辺で変わる外の時間、袖と羽織りと足元、踊りの時間、ドレスの運び方、どちらとも取れるときの決め方までまとめました。

メグラシ編集部/読了 20分

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