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お宮参り ママ 冬のワンピース|当日の授乳回数で前の開きを決める

メグラシ編集部//読了 15分
冬の神社の玉砂利の参道で、紺のワンピースを着た母親が白いおくるみの赤ちゃんを胸に抱き、腕にグレーのコートを掛けている

**家を出てから帰ってくるまでに、授乳が何回入りますか。**冬のお宮参りでママが着るワンピースは、その回数で前の開き方が決まります。

0回ならかぶるワンピースで構いません。1回なら、上下に分かれる形か前開きにします。2回以上なら、前開きのワンピースか、ワンピースに見える上下を選んでください。色と丈は、そのあとに決めても間に合います。

冬のお宮参りの重ね方は屋外で待つ分数で層の数を決める記事に、社殿で上着を脱ぐときの丈と色は上着は社殿で脱ぐ前提で選ぶ記事に書きました。この記事は、そのどちらでも扱っていない「授乳のたびに服をどう開けるか」だけを扱います。

結論:前の開きは、当日の授乳回数で決まる

当日の授乳回数選ぶ形理由
0回かぶるワンピースでよい開ける場面がない。冬の厚い生地を選べる
1回上下に分かれる形、または前開き1回なら裾から上げる方法でも乗り切れるが、冬の厚手は上げにくい
2回以上前開き(鎖骨から18cm以上開く)開け閉めの回数が増えるほど、脱ぐ量の差が積み重なる

表は「何を基準に分けるか」を示しただけです。あなたがどの段に入るかは、次の章で時間を数えると出ます。

冬のお宮参りで授乳が難しくなるのは、生地が厚いからです。夏の薄いワンピースなら、かぶる形でも裾をたくし上げて何とかなります。冬のニットやウールは裾から上げると胸の上で団子になり、授乳中ずっと片手で押さえることになります。赤ちゃんを抱いた手と押さえる手で、両手がふさがります。

前開きなら、ボタンを2〜3個外すだけで済みます。上着も祝い着もそのままで、ワンピースの前だけ開ければ足りる場面が増えます。これが、回数が増えるほど前開きに寄せる理由です。

まず数える|家を出てから帰るまでの時間と、授乳の間隔

紙に3つ書き出してください。

1つ目は、家を出る時刻と帰る時刻です。神社までの移動、受付、祈祷、境内での写真、写真館、食事。予定に入っているものを全部並べて、家を出てから玄関に戻るまでの時間を出します。半日で収まる日もあれば、食事まで入れて6時間を超える日もあります。

2つ目は、いまの授乳の間隔です。生後1か月前後は、授乳と授乳の間が2〜3時間ほどになる人が多いと言われます。ただしこれは人によって大きく違います。ここでは目安ではなく、この1週間のあなたの記録を見てください。いちばん短かった間隔を使います。

3つ目は、家を出る直前に授乳できるかどうかです。出る直前に済ませられるなら、最初の1回は家で終わります。

あとは割り算です。家を出る直前に授乳を済ませる前提で、家を出てから帰るまでの時間を、いちばん短い授乳の間隔で割ります。答えの小数点以下を切り捨てた数が、外で入る回数です。たとえば外にいる時間が5時間、間隔が2時間なら、5÷2で2.5、外で2回入ります。出る直前に授乳できない日は、そこに1を足してください。

ミルクの人も同じように数えます。ミルクなら服を開ける必要はありませんが、混合の人は「外では母乳にする」と決めているかどうかで変わります。外でもミルクで済ませる予定なら、回数は0回として扱ってください。

0回の日|かぶるワンピースで、生地の厚さを優先する

外で授乳が入らない日は、前の開きを気にしなくて大丈夫です。そのぶん、冬の寒さに合わせて生地を選べます。

かぶるワンピースを選ぶときに見るのは、首まわりと胸まわりです。産後1か月前後は、胸まわりが妊娠前と違うことがあります。手持ちの冬のワンピースを当日着るなら、1週間前に一度着て、胸の横に生地が引かれて横じわが出ていないかを鏡で見てください。横じわが出ている場合は、写真でもそこが目立ちます。

0回の日でも、予定が延びることはあります。祈祷の受付が混んでいたり、写真館が押していたり、食事が長引いたりすると、1回入る可能性が出てきます。0回と数えた日でも、前開きのカーディガンを1枚持っていくと安心です。授乳室でワンピースを脱ぐ必要が出たときに、上半身だけでも羽織るものがあれば、寒さをしのげます。

かぶるワンピースは、前開きに比べて胸の前に線が入らないので、写真では一続きの面に見えます。授乳が入らないと決められる日なら、この利点を素直に使ってください。

1回の日|上下に分かれる形か、前開きにする

1回だけ入る日は、選び方が2つあります。

1つは、ワンピースに見える上下です。同じ色・同じ生地のニットとスカート、あるいはジャケットとワンピースではなく、上はプルオーバー、下はスカートという組み合わせです。裾を上げればそのまま授乳できます。上下の境目はベルトや上着の裾で隠れるので、写真ではワンピースとほぼ変わりません。

もう1つは前開きです。1回だけなら開きの長さは短めでも乗り切れますが、それでも鎖骨から15cm程度は開いてほしいところです。

迷ったら、どちらが手持ちで用意しやすいかで決めてください。上下に分かれる形は、同じ色のニットとスカートを持っていればすぐに組めます。前開きのワンピースを新しく用意するより、手持ちで済むほうを優先して構いません。

1回の日でいちばん困るのは、「1回なら何とかなる」とかぶるワンピースで行き、授乳室で裾から全部たくし上げることになる場面です。冬の厚いニットのワンピースを胸の上まで上げると、背中もお腹も全部出ます。授乳室が暖かくても、10分〜20分その状態でいるのは体が冷えます。1回でも、裾から上げないで済む形を選んでください。

2回以上の日|前開きを、開く長さで選ぶ

2回以上入る日は、前開きのワンピースが向いています。ここで見るのは「前開きかどうか」ではなく、どこまで開くかです。

前開きのワンピースには、首元の2〜3個だけボタンがある形と、腰まで全部ボタンが続く形があります。首元だけの形は、開けても鎖骨の下で止まります。授乳には届かないことが多いです。

前の晩に、ワンピースを着てボタンを外し、開いた部分の長さを測ってください。測るのは、鎖骨の間のくぼみから、いちばん下に外したボタンの位置までです。

この長さが18cm以上あれば、ボタンを外すだけで授乳できる人が多いです。15cm〜18cmの間は、胸の位置と生地の伸び方によって変わります。15cm未満なら、肩を片方抜くか、裾から上げることになります。冬の生地でこれを2回以上繰り返すのは手間です。

腰まで全部開く形は、開く長さの心配はいりませんが、ボタンの数が多いぶん、留め直しに時間がかかります。授乳室で赤ちゃんを抱いたまま片手で留め直すことを考えると、外すボタンは3〜4個で済む位置に開きがあるほうが楽です。全部開く形を選ぶときは、ボタンが大きすぎないもの、穴がゆるすぎないもの(勝手に外れない)を選んでください。

開きの長さを測る|鎖骨のくぼみから18cmが境目

18cmという数字は、なぜその長さなのかを書いておきます。

鎖骨の間のくぼみから、バストのいちばん高いところまでの距離は、多くの人で15cm〜20cm程度です。授乳のときは、そこから少し下まで開いていないと、生地が胸の上に乗ったままになります。冬の生地は厚く、自分の重さで戻ってくるので、夏の薄い生地より少し長めに開いていないと、手で押さえ続けることになります。

あなた自身の数字を出したいときは、鏡の前で、鎖骨のくぼみからバストのいちばん高いところまでを測ってください。その数字に3cm足した長さが、開きに必要な長さの目安になります。たとえば17cmなら20cm、14cmなら17cmです。

産後は胸まわりの大きさが日によって変わることもあります。当日の朝、いつもより張っていると感じたら、開きの長さは多めに見積もってください。前の晩に測った数字がぎりぎりだったら、ボタンを1つ多く外す前提で考えておきます。

測るときは、ワンピースを着て、立った姿勢で測ります。座ると生地が前に寄るので、開いた部分が少し短くなります。授乳は座ってすることが多いので、立って18cmなら座って16cm前後になると思っておいてください。

冬の生地|開けたときに冷えるのは、胸ではなく脇とお腹

冬の前開きワンピースで、授乳中に冷えやすいのは胸の前ではありません。胸の前は赤ちゃんの体で覆われるからです。冷えるのは、開いたところから空気が入る脇と、生地が浮いたお腹のあたりです。

ニットのワンピースは、ボタンを外すと生地が左右に開いて脇まで空気が入りやすくなります。ウールの織りのワンピースは、生地に張りがあるので開いた形のまま止まり、お腹のあたりに隙間ができます。どちらも、下に1枚、体に沿う薄い長袖を着ておくと、脇とお腹の冷えがかなり変わります。

その薄い長袖も、授乳を邪魔しない形にしておきます。前開きのワンピースの下に、かぶる長袖を着てしまうと、結局そのかぶる長袖をまくり上げることになります。下に着るなら、授乳用の開きがある薄手のインナーか、裾から上げても胸の下で止まる短い丈のものにしてください。

生地の厚さでいうと、厚いほど暖かいかわりに、開けたときに重さで戻ってきます。中くらいの厚さのニットに薄いインナー、その上にコートという組み合わせのほうが、厚いワンピース1枚より授乳の手間は少なくなります。

上着との順番|コートを着たまま授乳できるか

冬のお宮参りは、移動の車の中や、屋外で授乳することもあります。授乳室がない場所、あるいは混んでいて待つ場面です。そのとき、コートを脱ぐかどうかが問題になります。

コートを着たまま授乳したいなら、コートの前もワンピースの前と同じくらい開く必要があります。ボタンが上から下まであるコートなら、上から3〜4個外せば届きます。ファスナーのコートなら、胸の下まで下ろせば済みます。ベルトで締めるコートは、ベルトを外さないと前が開きません。

車の中で授乳する予定があるなら、コートは脱いで膝に掛け、ワンピースの前だけ開けるほうが楽です。車内は暖房が効くので、コートなしでもしのげることが多いです。

社殿の中では上着を脱ぐのが一般的です。祈祷が終わって社殿を出たあと、写真の前に授乳が入ることもあります。そのときにコートを着てから授乳するのか、授乳してからコートを着るのか、順番を前の晩に決めておくと慌てません。目安は、境内が寒い日なら「授乳してからコート」です。コートを着たまま前を開けると、コートの重さで生地が引っぱられ、ワンピースの前が閉まりにくくなります。

祝い着を掛けるのは誰か|母親が掛ける時間を短くする

お宮参りでは、赤ちゃんに祝い着を掛けて抱っこします。祝い着の紐は、抱く人の首の後ろで結びます。

母親が抱いて祝い着を掛けると、授乳のたびに紐をほどいて祝い着を外し、ワンピースの前を開け、授乳が終わったらまた閉めて祝い着を掛け直すことになります。2回以上入る日は、この手間が2倍になります。

祝い着を掛ける時間を短くする方法があります。祈祷のあいだと、写真を撮るあいだだけ母親が掛け、それ以外の移動や待ち時間は祖母か父親に預ける段取りです。そうすると、授乳のときに祝い着はもう外れているので、ワンピースの前を開けるだけで済みます。

最近は母親が祝い着を掛ける家庭も増えていますが、地域や家によって誰が掛けるかの考え方が違います。家族と事前に、どの場面で誰が掛けるかを話しておいてください。話しておくだけで、当日の授乳の手間が変わります。

祝い着を掛けると、ワンピースの胸から腰にかけてはほとんど隠れます。前開きのボタンも、祝い着の下に入ってしまえば写真に写りません。前開きを選ぶと写真がカジュアルに見えるのでは、と心配な人は、祝い着を掛けて撮る写真が多いかどうかで考えてください。祝い着を掛けて撮る写真が多いなら、ボタンはほとんど写りません。

どちらとも取れるとき①|1回か2回か、境目にいるとき

計算すると「1回と2回のちょうど間」になる日があります。外にいる時間が4時間半で、間隔が2時間〜2時間半の人などです。

この場合は、**多いほうに合わせてください。**理由は、お宮参りの予定は延びることはあっても、縮むことはほとんどないからです。

延びやすいのは3か所です。祈祷の受付は、休日や縁起のいい日は混み、30分〜1時間待つこともあります。写真館や境内の写真は、赤ちゃんの機嫌によって撮り直しになり、予定より長くなります。食事は、家族がそろうと話が弾んで長くなります。

この3か所のどこか1つが30分延びるだけで、1回だった日が2回になります。2回の準備をしておいて1回で済めば何も困りませんが、1回の準備で2回になると、2回目は冬の厚い生地を裾から上げることになります。

迷ったら、前開きを選んでおいてください。開く長さが18cmに少し足りなくても、前開きであれば裾から上げるよりはずっと楽です。

どちらとも取れるとき②|混合・搾乳・ミルク持参の日

母乳とミルクを組み合わせている人、外では搾乳したものを使う人は、回数の数え方が少し変わります。

外ではミルクで済ませると決めている場合は、0回として数えてください。ただし、胸が張りやすい人は、ミルクで済ませていても途中で一度授乳したくなることがあります。そうなりそうなら1回として数えます。

外でも母乳とミルクを半々にする場合は、母乳にする回数だけを数えます。たとえば外で2回授乳のタイミングがあり、1回は母乳、1回はミルクにするなら、1回の日です。

搾乳したものを持っていく人は、0回として数えて構いませんが、搾乳器を使う予定があるなら1回として数えてください。搾乳もワンピースの前を開けることになるからです。

迷うときは、この1週間の外出でどうしていたかを思い出してください。外出先で「やっぱり母乳にしよう」と変えたことがあるなら、当日もそうなる可能性があります。そのぶん多めに数えておきます。

どちらとも取れるとき③|手持ちがかぶるワンピースしかないとき

2回以上入る日なのに、手持ちの冬のワンピースが全部かぶるタイプ、ということもあります。新しく用意するか、手持ちで乗り切るか。判断の分かれ目は、そのワンピースが「上に羽織るもので前を作れるか」です。

前開きのカーディガンや、短めのジャケットを上に重ね、ワンピースはその下で上半身が見えない状態にします。授乳のときは、カーディガンかジャケットを着たまま、ワンピースの裾から上げます。上着が背中と脇を覆ってくれるので、たくし上げても冷えはかなり抑えられます。

この方法がうまくいくのは、ワンピースの生地が中くらいの厚さまでのときです。厚手のニットのワンピースだと、たくし上げた生地が胸の上で団子になり、上着の前も閉まらなくなります。手持ちのワンピースを着て、裾を胸の下まで上げてみてください。上げた生地の厚みが手のひら1枚分(2〜3cm)を超えるなら、この方法は向きません。

向かない場合は、ワンピースにこだわらず、上下に分かれる形にしてください。同じ色のニットとスカートを組めば、写真ではワンピースとほぼ同じに見えます。新しく用意するなら、前開きのワンピースより、ワンピースに見える上下のほうが、産後のほかの場面でも着回しやすいです。

色と写真|ボタンは生地になじむものを選ぶ

前開きのワンピースは、胸の前にボタンが縦に並びます。写真に残る日なので、ボタンがどう写るかを見ておいてください。

生地と同じ色のボタン、あるいは直径1.5cm以下の小さいボタンなら、遠目の集合写真ではほとんど目立ちません。金属のボタンや、生地と色が大きく違う白・黒のボタンが並ぶと、そこに視線が集まり、写真の中で胸元が強く見えます。

冬のお宮参りで選ばれやすい色は、紺、グレー、ベージュ、くすんだ淡い色などです。この色の中では、ボタンも同じ系統の色であればなじみます。紺のワンピースに金のボタンという組み合わせは、華やかに見えるかわりに、制服のような印象にも寄ります。写真の雰囲気をやわらかくしたいなら、ボタンは生地と同じ色が無難です。

もうひとつ、ボタンの間の生地が開いていないかも見てください。前開きのワンピースは、胸まわりがきついとボタンとボタンの間が横に引かれて開きます。写真では、そこに隙間の影が出ます。1週間前に着て鏡で横から見て、ボタンの間がまっすぐ閉じているかを確認しておきます。

産後1か月の体で|着てみて、きつい場所を1つ確かめる

お宮参りは、生後1か月前後に行うことが多い行事です。産後の体は、妊娠前とも妊娠中とも違うことがあります。手持ちのワンピースを着るなら、1週間前に必ず一度着てみてください。

見るのは1か所だけで構いません。胸まわりです。ウエストやお腹まわりは、ワンピースの形やベルトでいくらでも調整できますが、胸まわりは前開きのボタンにも、授乳のしやすさにも関わります。

着てみてきついと感じたら、そのワンピースは授乳が入らない日(0回の日)用に回すか、上に羽織るもので前を作る方法(どちらとも取れるとき③)にしてください。無理に着ると、ボタンの間が開いたり、授乳のたびに留め直しにくくなったりします。

体の形は人によって違い、この時期の変化も人それぞれです。体型を戻すことを考える必要はありません。いまの体で、当日の授乳がしやすい形を選ぶことだけを考えてください。

座ったときの丈も見ておく

授乳は座ってすることが多いので、ワンピースの丈も座った状態で見てください。立ったときに膝が隠れる丈でも、座ると裾が上がって膝が出ることがあります。前開きのワンピースは、下のほうまでボタンを外すと、座ったときに裾の前が左右に割れて、さらに上がります。

目安は、椅子に座ったときに裾が膝の下5cm以上にあるかどうかです。これより短いと、授乳のあいだ膝が出たままになり、冬は膝から冷えます。授乳ケープやストールを膝に掛けられる場所なら問題ありませんが、車の中や待合室では掛けにくいこともあります。

丈が足りないと感じたら、タイツを厚手にするか、膝に掛けられるストールを持っていくことで補えます。ワンピースそのものを替えるほどではないことが多いです。

当日の朝に、胸の張りで1つだけ見直す

前の晩に決めた服でも、当日の朝に胸の張りがいつもより強いと感じることがあります。その場合は、開きの長さが足りるかだけをもう一度見てください。ボタンを1つ多く外せば届くなら、そのままで大丈夫です。届かないなら、前の晩に候補にしていた上下に分かれる形に替えます。

そのために、前の晩には第一候補と第二候補の2通りを用意しておくと安心です。第一候補は前開きのワンピース、第二候補はワンピースに見える上下。どちらもハンガーに掛けて並べておけば、朝の判断は数分で済みます。

授乳室がない・混んでいるときと、持っていくもの

神社によっては、授乳室がないところもあります。あっても1部屋だけで、休日は順番待ちになることがあります。冬のお宮参りで授乳の場所に困ったときの選択肢と、そのために持っていくものをまとめておきます。

場所の選択肢は3つ

1つ目は、車の中です。車で来ているなら、いちばん落ち着いて授乳できる場所です。エンジンをかけて暖房を入れておけば、冬でもコートを脱いで授乳できます。駐車場が境内から離れている場合は、往復の時間も予定に入れておきます。

2つ目は、社務所や待合室の一角です。授乳室として用意されていなくても、事情を話すと場所を貸してもらえることがあります。ただし、ほかの参拝者もいる場所なので、上から覆うものが必要になります。

3つ目は、食事の店の個室です。食事を予定に入れているなら、個室のある店を選んでおくと、そこで授乳できます。予約のときに、赤ちゃん連れで授乳する可能性があると伝えておくと安心です。

どの場所でも、前開きのワンピースなら、開けるのはボタン2〜4個分です。かぶるワンピースだと、車の中でも裾から上げることになり、狭い座席でたくし上げるのはかなり手間がかかります。場所が決まっていない日ほど、前開きの利点が大きくなります。

持っていくものに足す3つ

1つ目は、大判のストールか授乳用のケープです。授乳室以外で授乳するときに、上から覆います。冬なら、厚手のストールを1枚持っていけば、覆うものと防寒の両方を兼ねられます。色はワンピースかコートに近いものにしておくと、写真に写り込んでも目立ちません。

2つ目は、前開きのカーディガンです。0回と数えた日でも、予定が延びたときのために持っていきます。授乳室でワンピースの上半身を脱がなければならなくなったとき、上から羽織れるものがあると寒さがしのげます。

3つ目は、替えのインナーです。授乳のあと、インナーが湿ってしまうことがあります。冬は湿ったまま外に出ると体が冷えるので、薄手の替えを1枚持っておくと安心です。

この3つは、どれもかさばらないものです。赤ちゃんの荷物と一緒にまとめておけば、当日の荷物はほとんど増えません。

足元は、社殿の床と玉砂利で決める

ワンピースに合わせる足元も、冬のお宮参りでは見ておいてください。境内は玉砂利が敷かれていることが多く、かかとの細い靴だと沈みます。赤ちゃんを抱いて歩くので、かかとが低く、幅のある靴が安全です。

社殿に上がるときは靴を脱ぐことがあります。冬の社殿の床は冷たいので、厚手のタイツを履いておくと足元の冷えが変わります。授乳で座る時間が長くなる日は、足元から冷えやすいので、タイツは60デニール以上を目安にしてください。

前の晩に確かめる3つ

最後に、前の晩にやっておくことを3つにまとめます。

1つ目は、当日の授乳回数を数えることです。家を出てから帰るまでの時間を、この1週間でいちばん短い授乳の間隔で割ります。迷ったら多いほうに合わせます。

2つ目は、ワンピースを着て、前の開きを測ることです。鎖骨のくぼみから、外せるいちばん下のボタンまでで18cm。自分の数字を出すなら、鎖骨のくぼみからバストのいちばん高いところまでに3cm足した長さです。

3つ目は、祝い着を誰がいつ掛けるか、上着を脱ぐ順番を家族と決めておくことです。祝い着を母親が掛ける時間を祈祷と写真だけにしておけば、授乳のたびに外す手間が減ります。

この3つが決まっていれば、色と丈はあとから選んでも当日困ることはありません。色や丈、上着の選び方は、冬のお宮参りのママの服装とお宮参りの母親のワンピースを続けて見てください。授乳服をほかの行事でも使うなら授乳服のフォーマル・お呼ばれワンピースの選び方、授乳服がそもそも使いにくいと感じている人は授乳服が使いにくい理由も参考になります。

よくある問い

Q. お宮参りで授乳しないつもりなら、前開きでなくてもいいですか
ミルクだけで、家を出てから帰るまでが授乳の間隔より短いなら、前開きでなくて構いません。ただ、予定は延びやすい日です。祈祷の待ち時間、写真、食事のどれか1つが30分延びるだけで1回入ることがあります。かぶるワンピースにするなら、授乳室で上から羽織れるカーディガンを1枚持っていくと、もしもの1回に対応できます。
Q. 手持ちの冬のワンピースは全部かぶるタイプです。新しく用意したほうがいいですか
授乳が2回以上入る日なら、ワンピースにこだわらず、ワンピースに見える上下(同じ生地のニットとスカートなど)に替えるほうが楽です。1回だけなら、授乳室で裾からまくり上げずに済むよう、上からかけるケープと前開きのカーディガンを組み合わせて手持ちのまま使えます。
Q. 前開きのワンピースはカジュアルに見えませんか
ボタンの色と大きさで変わります。生地と同じ色のボタン、または直径1.5cm以下の小さいボタンなら、遠目の写真ではほとんど目立ちません。金属や白の大きいボタンが胸の前に並ぶと、そこに視線が集まります。写真に残る日なので、ボタンは生地になじむものを選んでください。
Q. 祝い着を母親が掛ける場合、授乳のときはどうしますか
祝い着の紐は抱く人の首の後ろで結ぶので、授乳のたびに外すことになります。授乳が入る日は、祈祷と写真の間だけ母親が掛け、それ以外は祖母か父親に預ける段取りにしておくと、ワンピースの前を開けるのは1回分の手間で済みます。

— メグラシ編集部

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