オフィスカジュアルの私服 レディース|休日の1枚を職場で通す選び方

**休日に着ている服を、いま1枚だけ手に取ってみてください。**その1枚を職場に着ていけるかは、服の名前ではなく、6か所のうち何か所に「休日の印」があるかで決まります。
当てはまるのが0〜1か所なら、そのまま着ていけます。2か所なら、合わせる服で1か所を打ち消せば通ります。3か所以上なら、その1枚は休日に残しておくほうが、朝の迷いが減ります。
この記事は、休日の私服を職場のオフィスカジュアルに回すときの選び方です。逆向きの悩み、休日なのに仕事の服に見えるときはきれいめコーデ40代|休日なのに仕事の服に見えるときの直し方にまとめてあります。
結論:6か所の「休日の印」を数えて、0〜1なら通す
休日の服と職場の服を分けているのは、名前ではなく、次の6か所です。
| 見る場所 | 休日の印 | 職場で通る側 |
|---|---|---|
| ① 表面 | 毛足の長い起毛・裏毛・強い光沢 | 目が詰まって平ら。光は鈍い |
| ② 首元 | フード・大きく開いた襟ぐり・伸びたリブ | 詰まった丸首・Vネック・襟つき |
| ③ 文字と柄 | 胸や背中の文字・大きな絵柄・ロゴの刺しゅう | 無地・小さな柄・線の細いしま |
| ④ 丈とゆとり | 肩が10cm以上落ちる・へそが見える丈 | 肩の縫い目が肩先から5cm以内 |
| ⑤ 加工と傷み | 色落ち・ダメージ・切りっぱなし・毛玉 | 加工なし。端が縫ってある |
| ⑥ 金具と音 | 大きなジッパー・鳴る金具・ワッペン | 金具は小さく、動いても鳴らない |
数えるのは、その1枚に当てはまる場所の数です。
| 当てはまる数 | 判定 | その日の動き |
|---|---|---|
| 0か所 | そのまま通す | 何と合わせてもよい |
| 1か所 | そのまま通す | 残りの服は無地でそろえる |
| 2か所 | 合わせで通す | 下か羽織りで1か所を打ち消す |
| 3か所 | 休日に残す | 帯のゆるい職場でも、来客の日は避ける |
| 4か所以上 | 休日に残す | 職場に持ち込まない |
なぜ服の名前で決めると迷うのか
「デニムは職場で着ていいか」と名前で考えると、答えが出ません。濃い色で加工のないストレートのデニムと、色落ちして膝に穴のあいたデニムは、同じ名前でも職場での見え方がまるで違うからです。
| 名前 | 通る側の1枚 | 休日に残す側の1枚 |
|---|---|---|
| デニムのパンツ | 濃紺・加工なし・裾を縫ってある | 色落ち・穴・裾の切りっぱなし |
| スウェット | 表面が詰まった無地・細い裾リブ | 裏毛が見える・大きな文字 |
| ニット | 細い糸で平ら・丸首 | 毛足が長い・肩が大きく落ちる |
| シャツ | 無地か細いしま・襟が立つ | 大きなチェック・起毛・肩が落ちる |
| ワンピース | 膝が隠れる・無地・袖あり | 大きな花柄・肩が出る・裾が広がりすぎる |
名前ごとに「可・不可」を覚えるより、6か所を数えるほうが、手持ちのどの1枚にも同じ手順で使えます。
数える前に|自分の職場の帯を知る
6か所の数を何個まで許すかは、職場によって変わります。職場の帯は、周りの人がふだん何を着ているかで読めます。
| 職場の帯 | 周りの人の服 | 許せる数 |
|---|---|---|
| きちんとした帯 | ジャケット着用の人が半分以上 | 0か所まで |
| 中間の帯 | ジャケットは来客の日だけ | 1か所まで |
| ゆるい帯 | ニットやデニムの人が多い | 2か所まで(合わせで1つ打ち消す) |
| ほぼ自由な帯 | 文字の入った服の人もいる | 2か所まで(打ち消しなしでも可) |
自分の職場がどの帯か分からないときは、5項目で採点するオフィスカジュアル レディース診断を先に済ませてください。帯が分かると、この記事の表が自分の職場用に読めるようになります。
① 表面|腕を伸ばした距離で、光と毛足を見る
いちばん休日に寄りやすいのが表面です。腕を伸ばした距離で服を持ち、窓の光に当てて見てください。
| 表面の状態 | 見え方 | 職場での扱い |
|---|---|---|
| 目が詰まって平ら | 遠くから見ても面がそろう | 通る |
| 細かい起毛(薄いフランネル程度) | 光を少し吸う | 通る。秋冬の職場では自然 |
| 毛足が5mm以上の起毛 | 輪郭がぼやける | 1か所に数える |
| 裏毛が表に見えている | 部屋着の印象が出る | 1か所に数える |
| 強い光沢(サテンの面積が大きい) | 夜の外出に寄る | 1か所に数える |
| ボア・もこもこした面 | 防寒の服に見える | 1か所に数える。羽織りなら通勤だけ |
秋に手持ちから出てくる服は、表面で当てはまることが多いので、ここを最初に見ると判定が早く進みます。
② 首元|鏡の前で、鎖骨との距離を見る
首元は、相手の目線がいちばん長くとどまる場所です。鏡の前に立って、襟ぐりの下端が鎖骨からどれだけ離れているかを見ます。
| 首元の形 | 休日の印か | 理由 |
|---|---|---|
| 詰まった丸首(鎖骨の上) | 当てはまらない | 平らに収まる |
| Vネック(鎖骨から指3本まで) | 当てはまらない | 縦の線が出る |
| 襟つき(シャツ・ポロ) | 当てはまらない | 首元に形が残る |
| 鎖骨から指4本以上下がる | 当てはまる | 前かがみで中が見える |
| フードつき | 当てはまる | 背中に布が溜まる |
| 伸びたリブ・波打つ襟ぐり | 当てはまる | 着古した印象が出る |
フードつきの服は、ほかの5か所がすべて通っても1か所に数えます。
③ 文字と柄|1m離れて、読めるかどうか
文字や柄は、1m離れて見て判定します。読める文字、何の絵か分かる柄は、休日の印に数えます。
| 文字と柄 | 1m離れて | 判定 |
|---|---|---|
| 無地 | ― | 当てはまらない |
| 細いしま・小さな格子 | 面に見える | 当てはまらない |
| 小さなワンポイントの刺しゅう | 何かは分からない | 当てはまらない |
| 胸の文字(小さめ) | 読める | 当てはまる |
| 背中や前面の大きな文字 | はっきり読める | 当てはまる |
| 写真や絵のプリント | 何の絵か分かる | 当てはまる |
| 一辺が2cmを超える格子 | 柄が先に目に入る | 帯がきちんとした職場では当てはまる |
格子柄の大きさと職場の線は、オフィスカジュアル チェック柄で詳しく扱っています。
④ 丈とゆとり|肩の縫い目の位置で測る
休日の服は、ゆったりした形が多くなります。ゆとりの量は、肩の縫い目が肩先からどれだけ下がっているかで測ります。
| 肩の縫い目 | 着丈 | 判定 |
|---|---|---|
| 肩先ちょうど〜5cm下 | 腰骨にかかる | 当てはまらない |
| 肩先から6〜9cm下 | 腰骨にかかる | 当てはまらない。前だけ入れると整う |
| 肩先から10cm以上下 | 腰骨より長い | 当てはまる |
| ― | へそが見える | 当てはまる |
| ― | 太ももの中ほどまで | 下を細くすれば通ることがある |
腕を前に伸ばしたとき、脇の下に握りこぶしが入るほどの余りがあれば、10cm以上落ちている目安です。
⑤ 加工と傷み|裾と袖口を指でなぞる
色落ち、穴、切りっぱなしの裾は、わざとの加工でも休日の印に数えます。毛玉やほつれのような着ている間の傷みも、同じ扱いです。
| 状態 | 判定 | 補足 |
|---|---|---|
| 加工なし・端が縫ってある | 当てはまらない | ― |
| 洗いによる軽い色の変化 | 当てはまらない | 上下で濃さが近ければ気にならない |
| 膝や腿の色落ち | 当てはまる | デニムに多い |
| 穴・破れの加工 | 当てはまる | 大きさによらず数える |
| 裾の切りっぱなし | 当てはまる | 糸が出ていなくても数える |
| 脇や袖の毛玉 | 当てはまる | 取れば当てはまらなくなる |
毛玉は取れば消える印です。休日の服を職場に回す前に、いちばん先に手を入れられる場所でもあります。
⑥ 金具と音|歩いて、座って、腕を上げる
最後は、動いたときの音です。家の中で10歩歩き、椅子に座り、腕を上げてください。そのあいだに鳴ったものを数えます。
| 金具・飾り | 動いたとき | 判定 |
|---|---|---|
| 小さなボタン | 鳴らない | 当てはまらない |
| 細いジッパー | 鳴らない | 当てはまらない |
| 太い金属のジッパー | 開け閉めで鳴る | 当てはまる |
| 鎖やリングの飾り | 歩くたびに鳴る | 当てはまる |
| ワッペン・大きな飾りボタン | 鳴らないが目に入る | 当てはまる |
| ナイロンのこすれる生地 | 腕を振ると鳴る | 当てはまる |
静かな職場ほど、音は目に入らない印として効きます。打ち合わせが多い人は、ここを1つ厳しめに数えてください。
2か所当てはまる1枚を通す|打ち消しの組み方
当てはまるのが2か所の服は、合わせる服で1か所ぶんを打ち消すと、職場で通る側に寄ります。打ち消しに使えるのは、次の4つです。
| 打ち消しの手 | 効く場所 | 例 |
|---|---|---|
| 張りのある濃い色の下 | 表面・ゆとり | センタープレスの濃紺のパンツ |
| 襟のある羽織り | 首元・表面 | 無地のジャケットや襟つきのカーディガン |
| 前だけ裾を入れる | 丈とゆとり | ゆったりしたニットの前側だけをウエストに |
| 小物を革と金属の小さいものに | 金具と音 | 細いベルト、甲の浅い革靴 |
打ち消せるのは1か所までです。2か所とも打ち消そうとして重ねると、着ている服が多くなり、別の意味で休日寄りに見えます。
秋の手持ちを1枚ずつ判定する|トップス
10月に手持ちから出てくるトップスを、6か所で判定するとこうなります。手元の1枚と近い行を探してください。
| トップス | 当てはまりやすい場所 | 数 | 職場では |
|---|---|---|---|
| 無地の細い糸のニット | なし | 0 | そのまま通す |
| 毛足の長いニット | ①表面 | 1 | 下を張りのある服に |
| 肩の落ちた厚手ニット | ①表面・④ゆとり | 2 | 前だけ入れて、下を濃く |
| 無地のスウェット | ①表面 | 1 | 中間の帯までなら通す |
| 文字入りのスウェット | ①表面・③文字 | 2 | ゆるい帯で羽織りを重ねる日だけ |
| パーカー | ①表面・②首元 | 2〜3 | 休日に残す |
| 起毛のチェックシャツ | ①表面・③柄 | 1〜2 | 格子が小さければ通す |
| 無地の長袖カットソー | なし | 0 | そのまま通す |
| 写真プリントの長袖 | ③柄 | 1〜2 | 上に羽織りを着たまま過ごす日だけ |
秋の手持ちを1枚ずつ判定する|ボトムスと羽織り
下と羽織りも、同じ6か所で見ます。下は表面と加工、羽織りは金具と表面で当てはまりやすくなります。
| 服 | 当てはまりやすい場所 | 数 | 職場では |
|---|---|---|---|
| 濃紺の加工なしデニム | なし | 0 | 中間の帯までなら通す |
| 色落ちしたデニム | ⑤加工 | 1 | 上を襟つきにすれば通す |
| 穴のあいたデニム | ⑤加工 | 1〜2 | 休日に残す |
| 太い畝のコーデュロイ | ①表面 | 1 | 濃い色なら通す |
| ウエストがゴムのイージーパンツ | ①表面・④ゆとり | 1〜2 | 上を短めに、裾を落とす長さで |
| デニムのジャケット | ⑤加工・⑥金具 | 1〜2 | 通勤までにして、席では脱ぐ |
| ボアのジャケット | ①表面 | 1 | 通勤のみ。席の椅子にはかけない |
| ナイロンのマウンテンパーカー | ⑥音・②首元 | 2 | 通勤のみ |
羽織りは、職場の中で着ている時間が短いものです。通勤だけで着るなら、2か所までは許してよい場所です。
足元と小物を、休日から回すとき
足元と小物は、面積は小さくても、6か所のうち⑤加工と⑥音に当てはまりやすい場所です。
| 足元・小物 | 当てはまりやすい場所 | 職場では |
|---|---|---|
| 白い革のスニーカー | なし | 中間の帯までなら通す |
| 厚い底のスニーカー | ④形の大きさ | 足元が先に目に入るので、ゆるい帯まで |
| キャンバスの汚れたスニーカー | ⑤傷み | 休日に残す |
| リュック(無地・革の持ち手) | なし | 通る |
| 大きな金具のついたバッグ | ⑥金具 | 休日に残す |
| キャップ・ニット帽 | ― | 室内では外す前提で、通勤のみ |
スニーカーの線はオフィスカジュアルスニーカーで、底の厚みと色ごとに分けてあります。
「私服でいい」と言われた職場の読み方
入社や異動のときに「私服で来てください」と言われることがあります。この言葉は幅が広く、職場によって指している範囲が違います。
| 言われ方 | 指していることが多い範囲 | 初週の選び方 |
|---|---|---|
| 「私服で大丈夫です」 | スーツでなくていい | 当てはまるのが1か所までの服 |
| 「服装は自由です」 | 職場の帯がゆるい | 1か所までで始めて、周りを見て2か所へ |
| 「オフィスカジュアルで」 | 中間の帯 | 0〜1か所 |
| 「動きやすい服で」 | 作業や移動がある | 金具と音を0にして、ゆとりは許す |
| 何も言われない | 周りに合わせる前提 | 0か所で始める |
初週は1か所までの服から始めて、周りの人がどの印を省いているかを数えてください。**全員が省いている印が、その職場の線です。**2週目から、その線の内側で私服を足していけます。
曜日と予定で、許す数を動かす
同じ職場でも、日によって許せる数は変わります。予定表を見て、その日の帯を1段上げるか下げるかを決めます。
| その日の予定 | 帯の動かし方 | 許せる数 |
|---|---|---|
| 来客・社外の打ち合わせ | 1段上げる | 普段より1つ少なく |
| 社内の会議だけ | そのまま | 普段どおり |
| 席でひとりの作業 | そのまま | 普段どおり |
| 倉庫や現場での作業 | 動きやすさを優先 | 表面とゆとりは許し、金具を0に |
| 金曜や休みの前日 | 職場の慣習による | 周りが崩していれば1つ多く |
| 終業後に予定がある | 通勤の羽織りで調整 | 席では普段どおり、帰りに替える |
来客の予定が急に入る職場では、席の引き出しに無地の羽織りを1枚置いておくと、許せる数を1つ減らす日にすぐ対応できます。
1週間を私服で回すときの組み方
手持ちの私服を判定し終えたら、通る服だけで1週間を組みます。トップス3枚とボトムス2本が通れば、組み合わせで6通りになり、週5日をまかなえます。
| 曜日 | 組み方 | 数の合計 |
|---|---|---|
| 月 | 無地のニット(0)+濃紺デニム(0) | 0 |
| 火 | 起毛のシャツ(1)+張りのある濃いパンツ(0) | 1 |
| 水 | 無地のカットソー(0)+コーデュロイ(1) | 1 |
| 木 | 肩の落ちたニット(2)+センタープレスのパンツで打ち消し | 1 |
| 金 | 無地のスウェット(1)+濃紺デニム(0)+襟つきの羽織り | 1 |
上下の合計が2を超えないように組むのが目安です。1枚が1か所、もう1枚も1か所なら合計2で、ゆるい帯の職場まで通ります。
どちらとも取れるとき①|表面が「細かい起毛」か「毛足が長い」か迷う
起毛の服は、どこから休日の印に数えるかで迷いやすい服です。毛足の長さを、指でなでて確かめてください。
| 指でなでたとき | 見分け | 判定 |
|---|---|---|
| 毛が倒れても、面の色が変わらない | 細かい起毛 | 数えない |
| 毛が倒れた跡が、線になって残る | 中くらいの起毛 | 中間の帯までなら数えない |
| 毛の中に指先が沈む | 毛足が長い | 数える |
迷ったら、**その服の上に無地のジャケットを重ねて、鏡で見てください。**ジャケットの平らな面と並べたときに、起毛の面が浮いて見えなければ、数えなくて構いません。
どちらとも取れるとき②|文字が小さくて、読めるか読めないか微妙
胸に小さな文字が入っている服は、1mでぎりぎり読める大きさのことがあります。この場合は、羽織りを重ねたときに隠れる位置かどうかで決めます。
| 文字の位置 | 羽織りを重ねると | 判定 |
|---|---|---|
| 胸の中央 | 前を閉めれば隠れる | 羽織りを着たまま過ごす日だけ通す |
| 胸の左右どちらか | 前を開けると見える | 数える |
| 袖・裾の端 | 動くと見える | 小さければ数えない |
| 背中 | 椅子に座ると隠れる | 立って歩く時間が長い日は数える |
席で羽織りを脱ぐことが多い人は、隠れる位置でも数えておくほうが安全です。
どちらとも取れるとき③|帯がゆるいが、上司や先輩はきちんとしている
職場全体の帯はゆるいのに、自分の上司や近くの先輩だけがきちんとした服を着ている場合があります。このときは、職場全体ではなく、自分と同じ会議や打ち合わせに出る人の帯に合わせてください。
| 状況 | 合わせる相手 | 許せる数 |
|---|---|---|
| 全体はゆるいが、上司はジャケット | 上司 | 中間の帯(1か所まで) |
| 同じ部署の人は全員ゆるい | 同じ部署 | ゆるい帯(2か所まで) |
| 部署ごとに違う | 自分の席の島 | 隣の席の人に合わせる |
| 新しく来たばかり | 決めずに見る | 最初の2週間は1か所まで |
相手より1段きちんとしている分には、困ることはほとんどありません。
どちらとも取れるとき④|手持ちの私服のほとんどが2か所以上
判定してみたら、手持ちの私服の大半が2か所以上当てはまった、ということもあります。この場合は、全部を打ち消そうとせず、打ち消し役の服を1〜2枚だけ用意するほうが早く回ります。
| 足りないもの | 足す1枚 | 打ち消せる場所 |
|---|---|---|
| 下が全部デニムやゆるいパンツ | 張りのある濃い色のパンツ1本 | 表面・ゆとり |
| 上が全部ゆったりした形 | 首元の詰まった無地のトップス1枚 | 首元・ゆとり |
| 羽織りがパーカーとボアだけ | 襟つきの無地の羽織り1枚 | 首元・表面 |
| 靴がスニーカーだけ | 甲の浅い革靴1足 | 金具と音・加工 |
1枚足すことで、手持ちの私服の何枚かがまとめて通る側に移ります。足す場所の決め方はオフィスカジュアルを買い足さずに回すでも、出番の回数から数えています。
季節の変わり目に、判定し直す
同じ1枚でも、季節が変わると判定が動きます。10月から12月にかけて、手持ちの判定をもう一度見直してください。
| 時期 | 動きやすい場所 | 見直すこと |
|---|---|---|
| 10月上旬 | ①表面 | 起毛の服は、周りがまだ薄手なら浮く |
| 10月下旬 | ①表面 | 起毛が自然に見え始める。数える基準をゆるめてよい |
| 11月 | ④ゆとり | 厚手のニットで肩が落ちる服が増える |
| 12月 | ⑥音・①表面 | 防寒の羽織りの金具と、もこもこした面が増える |
**秋が深まるほど、表面の起毛は周りになじみます。**10月上旬に1か所と数えた服が、11月には数えなくてよくなることもあります。
出かける前の鏡で、確かめる順番
朝の鏡では、次の順番で見ると1分で終わります。
- 1m離れて、全身を見る。文字と柄が読めるか(③)
- 近づいて、首元と鎖骨の距離を見る(②)
- 横を向いて、肩の縫い目の位置を見る(④)
- 裾と袖口を指でなぞる(⑤)
- 窓の光に当てて、表面を見る(①)
- その場で腕を上げて、鳴るものがないか聞く(⑥)
当てはまった数を足して、その日の帯と比べます。超えていたら、打ち消しの手を1つ選ぶか、別の1枚に替えてください。
よくある行き違い
**「デニムはオフィスカジュアルで不可」。**名前ではなく、加工と色で決まります。濃紺で加工がなく、裾が縫ってあるデニムは、中間の帯までなら6か所のどれにも当てはまりません。
**「きれいめの店で買った服なら職場で通る」。**買った場所ではなく、その1枚の6か所で決まります。きれいめの売り場の服でも、毛足の長い起毛と大きく開いた襟ぐりなら、2か所です。
**「ジャケットを着れば何でも通る」。**ジャケットで打ち消せるのは1か所までです。3か所当てはまる服の上に重ねても、首元や裾から休日の印がのぞきます。
**「私服OKなら、休日と同じでいい」。**多くの職場で「私服」は、スーツでなくていいという意味で使われています。初週は1か所までの服で始めて、周りを見てから広げてください。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 休日に着ているニットを、そのまま職場に着ていっていいですか
- 6か所を順に見てください。表面が毛足の長い起毛で光を吸っていないか、首元がタートルや詰まった丸首か、大きな柄や文字がないか、身幅が肩から10cm以上落ちていないか、毛玉やほつれがないか、ボタンや金具が鳴らないか。当てはまるのが1つまでなら、そのまま着ていって構いません。2つ当てはまるときは、下を張りのある濃い色のパンツかスカートにすると、1つぶんが打ち消されます。
- Q. スウェットやパーカーは、オフィスカジュアルとして無理ですか
- パーカーはフードがある時点で首元が1つ当てはまり、裏毛の表面でもう1つ当てはまることが多いので、たいていの職場では休日に残す側です。スウェットはフードがないぶん1つ少なく、表面が詰まった無地で、裾のリブが細いものなら、帯のゆるい職場では通ることがあります。その日はジャケットを上に重ねるか、下をセンタープレスのパンツにしてください。
- Q. 「私服で来ていい」と言われた職場では、何を着ればいいですか
- まず1週間、同じフロアの人を見て、6か所のどれを省いているかを数えてください。全員が文字の入った服を避けているなら、そこが職場の線です。言葉としての「私服」は幅が広く、休日と同じでいいという意味のことも、スーツでなくていいという意味のこともあります。迷う週は、6か所のうち当てはまるのが1つまでの服から始めて、周りを見ながら2つまで広げていくほうが、戻す手間がありません。
- Q. 休日の服を職場用に買い直すべきか迷っています
- 買い直す前に、手持ちの私服を6か所で判定して、そのまま通る服と、合わせで通る服が何枚あるかを数えてください。通る服がトップスで3枚、ボトムスで2枚あれば、組み合わせで6通りになり、週5日はまかなえます。足りないのがトップスなら首元の詰まった無地を1枚、ボトムスなら張りのある濃い色を1本足すと、手持ちの私服がまとめて通る側に寄ります。
— メグラシ編集部





