ジムの服装 女性50代|着て行くか着替えるかで、上下の組み方を決める

**ジムに行く日のことを思い浮かべてみてください。**家を出るとき、もうジムの服を着ていますか。それとも、ジムの更衣室で着替えますか。
ジムの服装で迷うとき、何を着るかより先に決めておきたいのが、この着て行くか、着替えるかです。家から着て行くなら、行き帰りの道でも落ち着いて歩ける上下が要ります。更衣室で着替えるなら、立ったまま手早く替えられる上下のほうが楽です。同じジムに通っていても、通い方で選ぶものが入れ替わります。
動いたときに服がどう動くかの判定は両腕を上げて裾が3cm動く一枚は替えるに、その日のメニューで分ける方法は有酸素・マシン・スタジオの3タイプにまとめてあります。この記事は、通い方と、自分が落ち着く体からの離れ具合から組み立てます。
結論:通い方を3つのどれにするかで、上下の組み方が決まる
ジムへの通い方は、大きく3つに分かれます。
| 通い方 | 向いている日 | 下 | 上 | 行き帰り |
|---|---|---|---|---|
| A 家から全部着て行く | 家から近い、寄り道しない | ジムの下のまま歩ける形 | ジムの上のまま | 前の開く羽織りを1枚 |
| B 下だけ着て行き、上を替える | 近いが、行き帰りに少し寄る | ジムの下のまま歩ける形 | 行き帰りの上とジムの上を替える | 上に重ねる一枚 |
| C 更衣室で全部着替える | 仕事帰り、行き帰りに予定がある | 立ったまま替えられる形 | 立ったまま替えられる形 | ふだんの服 |
**通い方を先に決めると、ジムの服に求めるものがはっきりします。**Aなら「そのまま外を歩ける」、Cなら「手早く着替えられる」が、動きやすさと同じくらい大事な条件になります。
なぜ通い方から決めるのか
ジムの服は、ジムの中にいるあいだだけのものではありません。家を出てからジムに着くまで、ジムを出てから家に帰るまでの時間も、何かを着て過ごしています。
家から近いジムに通うなら、行き帰りの時間より、更衣室で着替える時間のほうが長いこともあります。反対に、仕事帰りに寄るなら、ジムの服のまま電車に乗るわけにはいきません。ジムの中の1時間と、その前後の時間のどちらに合わせるかで、選ぶものが変わるのです。
通い方は、週のうちで変わっても構いません。平日は仕事帰りにC、休日は家からA、という組み合わせもよくあります。その場合は、それぞれの日に合う上下を1組ずつ用意しておくと迷いません。
通い方A|家から全部着て行く
家から近く、行き帰りに寄り道をしない日は、ジムの服を着て家を出るのがいちばん手間がかかりません。更衣室では、羽織りと靴を替えるだけで済みます。
この通い方で大事なのは、ジムの下のまま、外の道を歩いて落ち着くかです。体に沿うレギンス1枚で外を歩くのが落ち着かないなら、上に短いパンツや巻きスカートを重ねるか、ゆとりのあるパンツを選びます。
| 部位 | 選ぶもの | 外を歩くときの見え方 |
|---|---|---|
| 下 | ゆとりのあるパンツ、またはレギンスに短いパンツを重ねる | ふだんのパンツに近く見える |
| 上 | 腰骨の下まである丈の一枚 | 羽織りを重ねれば、ふだんの服に近い |
| 羽織り | 前の開く、腰骨の下までの丈 | 中でさっと脱げる |
| 靴 | 外を歩く靴と、ジムの中の靴を分ける | 室内履きは袋に入れて持つ |
| 鞄 | 肩に掛けられる小さめのもの | 室内履き、タオル、飲み物が入る大きさ |
羽織りは、前が開いて、中でさっと脱げるものを選んでください。頭からかぶる一枚だと、脱ぐときに髪が崩れ、眼鏡をかけている人は眼鏡も外すことになります。
行き帰りの道で、ジムの服の上に羽織りを重ねたときにふだんの服に近く見えるかどうかは、羽織りの丈と上の丈の関係で決まります。羽織りの裾が上の裾より3cm以上長いと、中の一枚がジムの服だと分かりにくくなります。羽織りのほうが短いと、中の一枚の裾が見えて、運動着らしさが出ます。
通い方B|下だけ着て行き、上を替える
家から近いけれど、行き帰りに買い物や用事を少し済ませたい日は、下だけジムの服で出かけて、上を更衣室で替える通い方が合います。
下は、Aと同じく外を歩いて落ち着く形にします。上は、行き帰りに着るふだんの一枚と、ジムの中で着る一枚を分けます。上を替えるだけなら、更衣室での着替えは1分で済みます。
| 場面 | 下 | 上 | 羽織り |
|---|---|---|---|
| 家を出るとき | ゆとりのあるパンツ | ふだんの一枚 | 秋冬は薄手の上着 |
| ジムの中 | そのまま | ジムの一枚に替える | ロッカーへ |
| 帰りの買い物 | そのまま | ふだんの一枚に戻す | 着る |
| 家に着いたら | 着替える | 着替える | ― |
この通い方では、下が行き帰りの服の一部になります。下の色を黒や紺、灰色の無地にしておくと、上をふだんの一枚に替えたときに、ジムの服に見えにくくなります。
通い方C|更衣室で全部着替える
仕事帰りに寄る日や、行き帰りに予定がある日は、更衣室で上下とも着替えます。この通い方で大事なのは、立ったまま、手早く替えられるかです。
更衣室は、時間帯によってはベンチが埋まっていて、座って着替えられないことがあります。立ったまま替えられる上下を選んでおくと、混んでいる時間帯でも困りません。
| 確かめるところ | 立ったまま替えやすいもの | 替えにくいもの |
|---|---|---|
| 下の脱ぎ履き | ウエストがゴムで、裾が足首で広がるか絞りがゆるいもの | 足首がきつく絞られているもの |
| 上の脱ぎ着 | 首の開きに余裕のあるもの | 首の詰まった、伸びにくい一枚 |
| 下に着るもの | 家から着て行ける、ジムの下着 | ジムで替える必要のある下着 |
| 靴下 | 家から履いて行けるもの | ジム用に替える必要のあるもの |
| 帰りの服 | 汗をかいたあとでも着やすい、前の開くもの | 体に沿う、頭からかぶる一枚 |
ジムの下着と靴下は、家から着て行くのがいちばんの時短です。更衣室で替えるのは、上下の2枚と靴だけになります。仕事の服の下にジムの下着を着ていくと、1日そのまま過ごすことになるので、ふだんの下着との兼ね合いで選んでください。
体から離す幅を決める|布をつまんで測る
通い方が決まったら、次は体に沿う服が落ち着くか、ゆとりのある服が落ち着くかを決めます。これは好みで決めてよいところで、どちらでも動きやすさは変わりません。
好みを数字に置き換えるには、手持ちの服で「着ていて落ち着く」と感じる一枚を着て、腰の横の布を指でつまんでください。つまめた布の幅が、自分が落ち着く体からの離れ具合です。
| つまめた幅 | 体からの離れ具合 | 下の選び方 | 上の選び方 |
|---|---|---|---|
| 0〜1cm | 体に沿う | レギンス1枚、体に沿うパンツ | 体に沿う一枚 |
| 2〜3cm | 少しゆとり | レギンスに短いパンツを重ねる、少しゆとりのあるパンツ | 少しゆとりのある一枚 |
| 4cm以上 | ゆとりがある | 足首を絞ったゆとりのあるパンツ | ゆとりのある、腰骨の下までの一枚 |
つまむ場所は、腰の横のほかに、上なら脇の下、下なら膝の横でも確かめておくと、服を選ぶときの目安が増えます。脇の下で2〜3cmつまめる上は、腕を大きく回しても引っぱられにくく、膝の横で2〜3cmつまめる下は、しゃがんでも膝のまわりが突っぱりません。3か所の数字をメモしておけば、売り場で服を手に取ったときも、同じ場所をつまんで比べられます。
上と下で、離れ具合を変えても構いません。上はゆとり、下は体に沿う、という組み方もよくあります。上下とも4cm以上のゆとりにする場合は、下の裾を足首で絞ると、マシンや走る台に裾が触れません。
上の丈は、腰骨の下まで
上の丈は、ジムの中でいちばん気になりやすいところです。前にかがむ、腕を上げる、床に手をつく。どの動きでも、上の裾は上へ動きます。
目安は、立ったときに裾が腰骨の下5〜10cmまである丈です。この丈があれば、前にかがんでも、腕を上げても、下のウエストとのあいだが開きにくくなります。
| 上の丈 | 前にかがんだとき | 腕を上げたとき | 向いているメニュー |
|---|---|---|---|
| 腰骨まで | 背中が出やすい | 裾が上がりやすい | 走る・歩くだけの日 |
| 腰骨の下5cm | 背中は出にくい | 下のウエストに重なる | マシン、走る・歩く |
| 腰骨の下10cm | 背中は出ない | 下のウエストに重なる | どのメニューでも |
| 腰骨の下15cm以上 | 背中は出ない | 裾が邪魔になることがある | マシン中心の日 |
確かめ方は、着て鏡の前で床に両手をついて、横から背中を見ることです。背中と下のウエストのあいだが開いていなければ、その丈はどのメニューでも使えます。
丈が足りない一枚しか手元にない日は、上の裾を下のウエストに入れてしまうのも手です。入れておけば、前にかがんでも裾は出てきません。入れた裾がもたつくなら、下に袖のない薄手の一枚を着て、その裾だけをウエストに入れ、上の一枚は外に出しておくと、見た目はそのままで背中が開かなくなります。
袖は、秋冬なら5分袖か長袖
ジムの中は、季節を問わず暖かく保たれていることが多いものの、秋冬は入ってすぐの時間と、休憩している時間に腕が冷えることがあります。
| 袖 | ジムの中での使いやすさ | 秋冬の行き帰り |
|---|---|---|
| 袖なし | 腕がいちばん動かしやすい | 羽織りが要る |
| 半袖 | 動かしやすい | 羽織りが要る |
| 5分袖 | 動かしやすく、腕の冷えも防げる | 羽織りがあると安心 |
| 長袖 | 入ってすぐ・休憩中も冷えない | 薄手の羽織りで足りる |
| 長袖の上に半袖を重ねる | 暑くなったら長袖を脱げる | 薄手の羽織りで足りる |
迷ったら5分袖にしておくと、動きやすさと腕の冷えの両方を取れます。肘の少し上で止まる長さなら、腕を曲げ伸ばししても袖が邪魔になりません。
長袖を選ぶときは、袖口が手首で止まるものにしてください。袖口がゆるいと、マシンの持ち手を握るたびに袖が手の甲までずり落ちます。
下の重ね方|レギンスに1枚重ねるか、はじめからゆとりか
体に沿うレギンス1枚が落ち着かない場合、組み方は2つあります。レギンスの上に1枚重ねるか、はじめからゆとりのあるパンツを選ぶかです。
| 組み方 | 良いところ | 気をつけるところ |
|---|---|---|
| レギンス+短いパンツ | 動きやすく、脚まわりが軽い | 短いパンツの裾がめくれないか |
| レギンス+巻きスカート | 腰まわりに布が広がり、落ち着く | 走る台では裾がなびく |
| レギンス+ゆとりのある長いパンツ | 外を歩くときもふだんのパンツに近い | 暑くなりやすい |
| ゆとりのあるパンツ1枚(足首を絞る) | 脱ぎ履きが簡単、外を歩ける | 裾がマシンに触れないか |
| ゆとりのあるパンツ1枚(7分丈) | 足首まわりがすっきり | 秋冬は足首が冷える |
通い方Aで外を歩く時間が長いなら、足首を絞ったゆとりのあるパンツがいちばん扱いやすい組み方です。外ではふだんのパンツに近く見え、ジムの中では裾がマシンに触れません。
メニューごとの下の選び方
ジムの中で何をするかでも、下の選び方は少し変わります。
| メニュー | 体に沿う下 | 少しゆとり | ゆとりがある下 |
|---|---|---|---|
| 走る・歩く台 | 向いている | 向いている | 足首を絞ったもの |
| マシン | 向いている | 向いている | 向いている |
| スタジオのレッスン | 向いている | 向いている | 床に手をつく動きで裾がめくれないもの |
| ストレッチの場所 | 向いている | 向いている | 向いている |
| プール | 別に水着を用意 | ― | ― |
スタジオのレッスンで、体を前に倒したり、脚を上げたりする日は、ゆとりのある下の裾がめくれて膝まで上がることがあります。そういう日は、足首を絞ったものか、体に沿う下を選んでください。
首元と襟ぐり
首元は、汗と着替えやすさの両方に関わるところです。
| 首元 | 汗 | 着替えやすさ | 向いている通い方 |
|---|---|---|---|
| 丸首で首に沿う | 首まわりに汗がたまりやすい | ふつう | A |
| 丸首で少し広め | 汗が抜けやすい | 替えやすい | A・B・C |
| Vの字 | 汗が抜けやすい | 替えやすい | B・C |
| 前の開く襟付き | 汗が抜けやすい | いちばん替えやすい | C |
| 首に沿う高い襟 | 暑くなりやすい | 替えにくい | 秋冬の行き帰りだけ |
首に沿う高い襟は、秋冬の行き帰りには暖かいものの、ジムの中では暑くなりやすく、脱ぐときに髪や眼鏡に引っかかります。ジムの中の一枚は、首まわりに少し余裕のあるものにしておくと、汗が抜けて、着替えも楽になります。
素材は、汗が乾く速さで選ぶ
ジムの服の素材は、汗をかいたあとにどれくらい早く乾くかで選びます。汗が乾かないまま休憩したり、外に出たりすると、体が冷えやすくなります。
| 素材 | 乾く速さ | 肌ざわり | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|
| 汗を吸って乾く化学繊維 | 速い | さらっとする | ジムの中の一枚 |
| 綿 | 遅い | やわらかい | 汗をかかない日、行き帰り |
| 綿と化学繊維の混ざったもの | 中くらい | やわらかい | 汗が少なめの日 |
| ウールの薄手 | 中くらい | 温かい | 秋冬の行き帰りの羽織り |
素材ごとの乾き方の違いは、ジム用レディースウェアの素材で詳しく扱っています。ここでは、ジムの中の一枚は乾く速い素材、行き帰りの羽織りは肌ざわりで選ぶと覚えておけば足ります。
秋冬の行き帰り|館内と外の気温差を羽織りで引き受ける
秋から冬のジム通いでいちばん困るのは、館内と外の気温差です。ジムの中は暖かく、外は日が落ちると冷えます。汗をかいたあとに外へ出ると、汗が冷えて体が冷たく感じます。
| 場面 | 着ているもの | 足すもの |
|---|---|---|
| 家を出るとき(通い方A) | ジムの上下 | 前の開く羽織り、首に巻くもの |
| ジムの中 | ジムの上下 | ― |
| 汗を拭いたあと | ジムの上下 | 羽織り |
| 外に出るとき | ジムの上下、羽織り | 首に巻くもの、手袋 |
| 仕事帰り(通い方C)の帰り道 | ふだんの服 | 下に汗を吸う薄手の一枚 |
外に出る前に、首の後ろと背中の汗を拭くだけで、帰り道の冷え方が変わります。拭いたあとに羽織りを着て、首に巻くものを1枚足してください。首に巻くものは、行きには鞄に入れておき、帰りだけ使えば荷物になりません。
帰りに寄り道する日|汗をかいたあとの見え方
ジムの帰りに買い物や用事を済ませる日は、汗をかいたあとの服のまま、人の多い場所に入ることになります。気になるのは、汗じみと、髪の乱れと、服のしわの3つです。
いちばん手軽なのは、帰り用の上を1枚だけ鞄に入れておくことです。ジムの上を脱いで、汗を拭いてから帰り用の上を着れば、下がジムの服のままでも、ふだんの外出に近い見え方になります。帰り用の上は、しわになりにくい化学繊維のものか、丸めて入れても形の戻るニットの薄手が向いています。
| 気になるところ | 帰りにできること | 用意しておくもの |
|---|---|---|
| 上の汗じみ | 帰り用の上に替える | しわになりにくい薄手の一枚 |
| 首と背中の汗 | 拭いてから着替える | 薄手のタオル |
| 髪の乱れ | まとめ直す | 髪ゴム、小さなくし |
| 室内履きの靴の持ち歩き | 袋に入れて鞄へ | 靴の入る口の閉まる袋 |
| 下の汗 | 羽織りの丈で覆う | 腰骨の下までの羽織り |
室内履きの靴
多くのジムでは、外から履いてきた靴のままフロアに入れず、室内履きの靴に替えることになっています。室内履きは、脱ぎ履きのしやすさでも選んでください。
| 留め方 | 脱ぎ履き | 足への合い方 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ひもで締める | 時間がかかる | いちばん合わせやすい | 走る台を使う日が多い人 |
| 面で留める | 早い | 合わせやすい | 着替えの時間を短くしたい人 |
| 足を入れるだけ | いちばん早い | 走る動きでは脱げやすい | マシン中心の人 |
| ひも+かかとに引き手 | 早め | 合わせやすい | どのメニューも使う人 |
ひもで締める靴でも、ひもを結んだまま足を入れられるように少しゆるめておき、かかとの引き手を持って履くと、脱ぎ履きの時間が短くなります。かかとを踏んで履くと、靴の形が崩れるので避けてください。
持ち物の置き場所|ポケットと小さな袋
ジムの中では、ロッカーの鍵、飲み物、タオル、眼鏡など、手元に置いておきたいものがいくつかあります。
| 持ち物 | 置き場所 | 服で選ぶところ |
|---|---|---|
| ロッカーの鍵 | 下の腰のポケット、手首 | 腰の後ろか横にファスナー付きのポケットがあるか |
| 飲み物 | マシンの横の置き場 | ― |
| タオル | 首か肩、マシンの横 | ― |
| 眼鏡 | かけたまま、または小さな袋 | 首元に引っかからない形か |
| スマホ | 下の太ももの横のポケット | 走っても揺れない深さのポケット |
**下に深めのポケットが1つあると、手に持つものが1つ減ります。**ポケットのない下を選ぶ日は、手首に鍵を付けられる輪を使うか、小さな袋を腰に付けます。
髪と眼鏡|着替えで崩れない組み方
着替えのたびに気になるのが、髪と眼鏡です。頭からかぶる一枚を脱ぎ着すると、まとめた髪が崩れ、眼鏡をかけている人はそのたびに眼鏡を外すことになります。
髪は、首の後ろを空けて、低めの位置でひとつにまとめると、マシンの背もたれに頭をつけても結び目が当たりません。高い位置でまとめると、背もたれやマットに寝る動きで結び目が当たり、崩れやすくなります。
| 気になるところ | 服で選ぶところ | 髪や眼鏡でできること |
|---|---|---|
| 脱ぎ着で髪が崩れる | 前の開く一枚、首まわりに余裕のある一枚 | 低めの位置でひとつにまとめる |
| 背もたれで結び目が当たる | ― | 首の後ろより下でまとめる |
| 眼鏡を外すのが手間 | 頭からかぶらない一枚 | 眼鏡を先に外して袋に入れてから着替える |
| 汗で眼鏡がずれる | ― | 眼鏡のつるに付ける滑り止めを使う |
| 帰りに髪を整えたい | 首元の開いた帰りの一枚 | 小さなくしを鞄に入れておく |
眼鏡をかけたまま運動するなら、眼鏡を置く場所をあらかじめ決めておくと、休憩のたびに探さずに済みます。ロッカーに入れるか、下のポケットに小さな袋ごと入れるか、どちらかに決めてください。
手持ちの服で始めるなら
ジムに通い始めるときに、全部を新しくそろえる必要はありません。家にあるもので代わりになるものは、意外と多いものです。
| ジムで要るもの | 家にある代わりになるもの | 代わりになるかの確かめ方 |
|---|---|---|
| ジムの上 | 汗を吸って乾く薄手のTシャツ | 腰骨の下まで丈があるか |
| ジムの下 | 足首を絞った部屋着のパンツ | しゃがんでもウエストが下がらないか |
| 羽織り | 前の開く薄手のパーカーやカーディガン | 中で脱いでロッカーに入る大きさか |
| 靴下 | くるぶしより上まである綿の靴下 | かかとがずれないか |
| タオル | 顔を拭くくらいの大きさのタオル | 首に掛けられる長さか |
| 室内履きの靴 | 外で履いていない運動靴 | 靴底が汚れていないか |
まず手持ちで3回通ってみて、足りないと感じたものから足すのがいちばん無駄がありません。3回通えば、自分がどのメニューを使うか、どの通い方が合うかが見えてきます。そのころには、上の丈や下の離れ具合で何が足りないかもはっきりしています。
色|汗じみと、上下どちらかを落ち着いた色に
色は好みで選んで構いませんが、2つだけ気にしておくと当日に困りません。
ひとつは、汗じみが目立つかどうかです。明るい灰色や淡い色は、汗をかいた場所が濃く見えやすくなります。首元、背中の真ん中、脇の下が濃く見えるのが気になるなら、黒や紺、柄のあるものを選んでください。
もうひとつは、上下どちらかを落ち着いた色にしておくことです。上下とも明るい色や柄だと、どの時間帯のフロアでも目に入りやすくなります。どちらかを黒や紺、灰色にしておけば、もう片方に好きな色を入れても、全体が落ち着きます。
| 上 | 下 | 見え方 |
|---|---|---|
| 好きな色 | 黒・紺・灰色 | 上に目が行き、全体は落ち着く |
| 黒・紺・灰色 | 好きな色 | 下に目が行き、全体は落ち着く |
| 黒・紺・灰色 | 黒・紺・灰色 | どの時間帯にもなじむ |
| 好きな色 | 好きな色 | 目に入りやすい。色を1つにそろえると落ち着く |
初めて行く日|フロアの3人を見る
初めてジムに行く日は、何を着ていけばいいか、周りから浮かないかが気になるものです。
浮くかどうかは、色や形の新しさより、上下の丈の関係で決まることが多いものです。体験の日や初日に、フロアを見渡して、次の3つを3人ほど見てください。
| 見るところ | 見方 | 自分の服に置き換えると |
|---|---|---|
| 上の丈 | 腰骨の上で終わっているか、下で終わっているか | 上の丈を選ぶ目安 |
| 下の離れ具合 | 体に沿っているか、ゆとりがあるか | つまむ幅を選ぶ目安 |
| 袖 | 半袖か、長袖か | 秋冬の袖を選ぶ目安 |
その3人の組み方のうち、自分がいちばん落ち着けそうなものに寄せれば、浮くことはほとんどありません。初日の服は、手持ちの中から、上は腰骨の下まである丈、下は落ち着く離れ具合のもので組んでおけば十分です。
何組そろえるか
ジムの服を何組そろえるかは、週に通う回数と、洗って乾くまでの時間で決まります。
| 週に通う回数 | そろえる組数の目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 1回 | 1組 | 次に行く日までに洗って乾く |
| 2回 | 2組 | 間が1日だと乾かないことがある |
| 3回 | 2〜3組 | 上だけ3枚、下は2枚でもよい |
| 4回以上 | 3組 | 上を多めにそろえる |
上は汗を多く吸うので、下より上を1枚多くそろえると回しやすくなります。下は、汗の少ない日なら2回続けて使えることもあります。
秋冬は、洗ったものが乾くまでに夏より時間がかかります。夜に洗って翌朝に乾いていないことが続くなら、組数を1つ増やすより先に、乾く速い素材の上を1枚足すほうが回しやすくなります。下は厚みがあって乾きにくいものが多いので、通う間隔が1日しかない週は、下を2枚で回して、乾いたほうから履いてください。
どちらとも取れるとき①|平日と休日で通い方が変わる
平日は仕事帰りにC、休日は家からA、というように、通い方が曜日で変わる人もいます。この場合、下は1組で両方に使えるものを選ぶと、そろえる数を減らせます。
両方に使えるのは、足首を絞ったゆとりのあるパンツか、レギンスに短いパンツを重ねる組み方です。平日は更衣室で立ったまま履き替えやすく、休日はそのまま家から外を歩けます。上は、平日用に替えやすい首元の一枚、休日用に行き帰りも着ていられる一枚を分けて持っておきます。
どちらとも取れるとき②|体に沿う服にも挑戦してみたい
ふだんはゆとりのある服が落ち着くけれど、ジムでは体に沿う服も着てみたい。そういう気持ちが出てくることもあります。
その場合は、上下のどちらか一方だけを体に沿うものにしてみてください。下を体に沿うレギンスにして、上はゆとりのある腰骨の下までの一枚にする。あるいは、上を体に沿う一枚にして、下は少しゆとりのあるパンツにする。片方だけにすると、全体の離れ具合が急に変わらないので、落ち着いて試せます。
試すなら、通い方Cの日がいちばん気軽です。更衣室で着替えるので、行き帰りの道でその服を着て歩く必要がなく、ジムの中の1時間だけ試せます。落ち着くと感じたら、次は通い方Aの日にも着てみる、という順で広げていけば、無理なく慣れていけます。
試してみて落ち着かなければ、元の組み方に戻して構いません。どちらを選んでも、ジムの中での動きやすさは変わりません。
どちらとも取れるとき③|マシンもスタジオも使う
同じ日にマシンとスタジオのレッスンを両方使う日は、床に手をつく時間が長いほうに合わせて選んでください。
スタジオでは、前にかがむ、床に手をつく、脚を上げる、といった動きが続きます。上の丈は腰骨の下10cm、下は体に沿うものか足首を絞ったものにしておけば、マシンでも困りません。反対に、マシンに合わせてゆとりのある下を選ぶと、スタジオで裾がめくれることがあります。
よくある行き違い
| よくある思い込み | 実際に起きること |
|---|---|
| ジムの服は、ジムの中だけで考えればいい | 行き帰りの時間も着ている。通い方で選ぶものが変わる |
| レギンス1枚でないとジムに合わない | 上に1枚重ねる人も、ゆとりのあるパンツの人も多い |
| 上の丈は短いほうが動きやすい | 前にかがむと背中が出る。腰骨の下5〜10cmが扱いやすい |
| 秋冬もジムの中は暑いから半袖で十分 | 入ってすぐと休憩中は腕が冷えることがある。5分袖が扱いやすい |
| 汗は家に帰ってから拭けばいい | 外に出ると汗が冷える。首の後ろと背中は出る前に拭く |
| 周りに合わせて新しい服をそろえる | 初日は手持ちで十分。フロアの3人を見てから寄せる |
装いに活かすなら
ジムの服は、何を着るかより先に、家から着て行くか、更衣室で着替えるかを決めてください。着て行くなら外を歩いて落ち着く上下、着替えるなら立ったまま替えられる上下です。
そのうえで、布をつまんだ幅で、自分が落ち着く体からの離れ具合を決めます。上は腰骨の下まである丈、秋冬は5分袖か長袖、行き帰りは前の開く羽織りを1枚。この組み方なら、初日から通い慣れたあとまで、同じ考え方で服を選べます。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. 50代でジムに通い始めます。何を着ていけばいいですか
- 先に、家から着て行くか、ジムの更衣室で着替えるかを決めてください。家から近く、行き帰りに寄り道をしないなら、ジムの服の上に羽織りを1枚重ねて着て行くのがいちばん手間がかかりません。仕事の帰りや、行き帰りに買い物をする日は、更衣室で着替える前提で、立ったまま手早く替えられる上下を選びます。そのうえで、上は腰骨の下まである丈、下は自分が落ち着く体からの離れ具合で選べば、初日から困りません。
- Q. 体に沿うレギンス1枚が落ち着きません
- レギンスの上に、短いパンツや巻きスカートを1枚重ねるか、はじめからゆとりのあるパンツを選んでください。どちらも、ジムの中でよく見かける組み方です。ゆとりのあるパンツを選ぶときは、裾がマシンの部品や走る台に触れないよう、足首で絞られているものか、くるぶしより上で止まる丈にします。体に沿うかどうかは好みで決めてよく、動きやすさはどちらでも変わりません。
- Q. 周りから浮かないか心配です
- 浮くかどうかは、色や形の新しさより、上下の丈の関係で決まることが多いものです。初めて行く日は、体験の日にフロアを見渡して、上の丈がどこで終わっているか、下が体に沿っているかゆとりがあるかを、3人ほど見てください。その3人の組み方のうち、自分がいちばん落ち着けそうなものに寄せれば、浮くことはほとんどありません。色は、上下どちらかを黒や紺、灰色にしておくと、どの時間帯にもなじみます。
- Q. 秋冬は、行き帰りに何を着ればいいですか
- ジムの中は暖かく、外は日が落ちると冷えます。汗をかいたあとに外へ出ると、汗が冷えて体が冷たく感じるので、帰り道の一枚を持っていきます。家から着て行く日は、ジムの服の上に前の開く羽織りを重ねて、中では脱いでロッカーへ。帰りは、汗を拭いてから羽織りを着て、首に巻くものを1枚足します。更衣室で着替える日は、帰りに着る服の下に、汗を吸う薄手の一枚を着ておくと冷えにくくなります。
— メグラシ編集部





