合コンの服装|店の格・人数・季節の3つで決まる外さない選び方

合コンの服装は「店の格」「人数と座り方」「季節」の3つで決まります。 居酒屋なら普段着の延長、ダイニングなら胸から上を一段きれいに、ホテルなら上着とハリのある素材、お座敷なら丈と足先を整える。人数が多くテーブルが長いほど、相手から見えるのは胸から上だけになり、秋冬は店内外の温度差に合わせて脱ぎ着できる重ね方が要ります。
そのうえで大事にしたいのは、清潔感と話しかけやすさです。ここでいう話しかけやすさは、相手からどう見られるかではなく、自分が2時間ずっと落ち着いて話せるかのこと。袖口が料理につく、座ると裾が上がる、店が暑くて上着を脱げないといった小さな気がかりがあると、会話に集中できなくなります。顔まわりが明るく、服のことを忘れていられる状態が、そのまま話しかけやすさになります。
まず外さないのは3点です。無地できれいめのトップス、座っても膝が出ない下、脱ぎ履きしやすい靴。この3点がそろっていれば、居酒屋でもホテルでも大きく外れることはありません。店がまだ分からない人は、先に「幹事に聞く2つ」から読んでください。
デートの服装は30代の初デートの服装、会社の集まりは会社の食事会の服装にまとめています。この記事は、初対面の人が複数集まる食事の席に絞って書きます。
結論:合コンの服装は3つの条件で決まる
最初に、3つの条件がそれぞれ何を決めるのかを整理しておきます。
| 条件 | 決まること | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 店の格 | 全体のきれいめの度合い、素材 | 幹事に店の種類を聞く |
| 人数と座り方 | 見える範囲(胸から上か、全身か) | 人数と、椅子か座敷かを聞く |
| 季節 | 重ね方、素材の厚み、靴 | 当日の最高気温と最低気温の差 |
3つのうち、いちばん服を大きく動かすのは店の格です。居酒屋とホテルでは、同じ人数・同じ季節でも選ぶ服がまったく違います。次に動くのが座り方で、座敷かどうかで下半身の選び方が変わります。季節は重ね方と素材を決めますが、店の格と座り方が決まっていれば、残りは調整だけです。
迷ったときは、この順番で決めていくと早く終わります。店の格で全体の方向を決め、座り方で下半身と靴を決め、季節で上着と素材を決める。最後に色と小物で顔まわりを整えます。
まず外さない3点|トップス・下・靴
店がどこでも外さない、基本の3点を先に置いておきます。
- 無地できれいめのトップス……ニット、ブラウス、ハリのあるカットソー。大きなロゴや柄のないもの
- 座っても膝が出ない下……立った状態で膝下10cm以上のスカートか、ゆとりのあるパンツ
- 脱ぎ履きしやすい靴……手を使わずに脱げて、ヒールは5cm以下が目安
この3点は、居酒屋でもホテルでも、お座敷でもテーブル席でも成り立ちます。ここから店の格に合わせて上げ下げするだけです。
トップスを無地にするのは、テーブル越しに見えるのが胸から上だけだからです。大きな柄は初対面の相手にとって情報が多く、会話より服の方に目が行きやすくなります。無地なら、顔と表情がいちばん先に見えます。
下を「座っても膝が出ない」で選ぶのは、自分が裾を気にしないためです。座ってから膝に手を置いたり、裾を引っ張ったりする時間が減ると、そのぶん話に集中できます。靴は、お座敷の可能性が少しでもあるなら脱ぎ履きのしやすさを優先してください。
幹事に先に聞く2つ|店の種類と靴を脱ぐか
服を選ぶ前に、幹事に聞いておきたいのは2つだけです。
- 店の種類……居酒屋か、ダイニングやビストロか、ホテルか
- 靴を脱ぐか……座敷や掘りごたつか、椅子のテーブル席か
店の名前を聞くより、この2つを聞く方が相手も答えやすく、返事も早く返ってきます。「どんなお店か聞いてもいいですか。靴を脱ぐお店だと助かるので」と添えれば、気を遣わせずに済みます。
人数も分かれば聞いておきます。4人と10人では、テーブルの長さも、話す相手の人数も変わるからです。
どうしても聞けないときは、この記事の「どちらとも取れるときの決め方」の章で、聞けなかった場合の選び方をまとめています。
店の格を3段階で見分ける
合コンの店は、服の選び方で見ると3段階に分かれます。
| 段階 | 主な店 | 服の方向 | 上着 |
|---|---|---|---|
| 気軽 | 居酒屋、焼き鳥、もつ鍋、ダイニングバー | 普段着+上半身だけきれいめ | 不要 |
| 中間 | ダイニング、ビストロ、イタリアン、和食のテーブル席 | きれいめカジュアル | あれば安心 |
| きちんと | ホテルのラウンジやレストラン、個室のある料理店 | きれいめ、素材にハリ | 持っていく |
段階を見分けるコツは、店の照明と床です。照明が明るく床がタイルや木の店は気軽、照明が落ち着いていて床にカーペットが敷かれている店はきちんと寄り、と考えると大きく外れません。
段階が分からない店は、中間の服で行けば上下どちらにもずれが小さくて済みます。気軽な店に中間の服で行っても浮きませんし、きちんとした店に中間の服でも、上着を1枚足せば場に合います。
居酒屋の合コン|汚れと匂いに強い服
居酒屋の合コンでいちばん困るのは、服の格よりも汚れと匂いです。焼き物の煙、揚げ物の油、こぼれた飲み物。そうしたものを気にせずに済む服が、居酒屋では正解になります。
選び方の目安は次の通りです。
| 部位 | 選ぶもの | 避けたいもの |
|---|---|---|
| トップス | 無地のニット、洗えるブラウス | 白の薄い生地、毛足の長いニット |
| 袖 | 七分袖、手首で絞れる袖 | 袖口が広く垂れる袖 |
| 下 | デニム、きれいめのパンツ、膝下丈スカート | 淡い色の薄い生地 |
| 上着 | 椅子の背に掛けられる短めの上着 | 匂いが残りやすい起毛素材の長いコート |
袖口は特に気をつけたい場所です。大皿の料理を取り分けるとき、袖口が広いと料理に触れやすくなります。七分袖か、手首で絞れる袖なら気になりません。
白は清潔感が出る色ですが、居酒屋では汚れが目立つ色でもあります。白を着たいなら、厚手で洗える素材を選ぶか、顔まわりの小物で白を取り入れる方が気が楽です。
居酒屋なら、デニムやスニーカーでも構いません。ただし、全身を普段着にするのではなく、トップスだけは無地できれいなものに。それだけで、気軽な場にも初対面の場にも合う服になります。
ダイニング・ビストロの合コン|胸から上で一段上げる
ダイニングやビストロ、イタリアンなど、中間の段階の店では、胸から上を一段きれいにします。テーブル席で向かい合うと、相手から見えるのは胸から上だけだからです。
一段上げる方法は3つあります。
- 首元の形を整える……クルーネックからVネックやボートネックへ
- 素材に艶を足す……綿のカットソーから、とろみのあるブラウスや細い糸のニットへ
- 耳元か首元に小物を1つ……小ぶりのピアスやイヤリング、細いネックレス
3つ全部をやる必要はありません。1つか2つで十分です。全部をやると、中間の店では少しかしこまって見えます。
下半身は、居酒屋と同じで構いません。きれいめのパンツや膝下丈のスカートなら、そのままで場に合います。中間の店は照明が少し落ちていることが多いので、顔まわりの色を明るくしておくと、表情が見えやすくなります。
ホテルの合コン|上着とハリのある素材
ホテルのラウンジやレストランでの合コンは、きちんとした段階です。ここでは、上着とハリのある素材が要ります。
ホテルは床にカーペットが敷かれ、照明が落ち着いていて、ほかの客も比較的きれいめの服で来ています。カジュアルな素材や形だと、席に着くまでのあいだに自分だけ浮いて見え、それが気になって落ち着かなくなります。
| 部位 | 選ぶもの |
|---|---|
| 上着 | 短めのジャケット、きれいめのカーディガン |
| トップス | ハリのあるブラウス、細い糸のニット |
| 下 | センタープレスのパンツ、膝下丈のスカート、ワンピース |
| 靴 | 革や合皮のパンプス、ローヒールでも可 |
ワンピース1枚でも、上着を羽織れば十分です。上着は席に着いたら脱いでも構いません。着いたときと帰るときに上着があれば、それで場に合います。
スニーカーやデニムは、ホテルでは避けた方が落ち着きます。ドレスコードの読み方はディナーのドレスコードの読み違い、ホテルの席の考え方はホテルの会食の服装にくわしく書いています。
お座敷・掘りごたつの合コン|丈と足先と靴下
お座敷や掘りごたつの店で困るのは、座った瞬間と、靴を脱いだ瞬間です。ここでは3つを見ます。
- 丈……立った状態で膝の下から裾まで10cm以上あるスカートか、ゆとりのあるパンツ
- 足先……靴下やストッキングに穴やほつれがないか、色が合っているか
- 靴……手を使わずに脱ぎ履きできるか
スカートは、座ると裾が膝の方へ上がります。膝丈ちょうどのものは、座ると膝が出て、ずっと裾を気にすることになります。膝下10cm以上あれば、正座でも横座りでも裾が膝を覆います。
パンツなら、細身よりゆとりのあるワイドパンツの方が楽です。細身のパンツは、正座をすると膝や腿が締めつけられ、2時間座っていると疲れます。
靴を脱ぐと、足先が思った以上に人の目に入ります。靴下は無地で、服の色と近いものを。ストッキングなら、予備を1足バッグに入れておくと安心です。ブーツは脱ぎ履きに時間がかかるので、お座敷の可能性があるときは避けた方が気が楽です。
人数と座り方で変わること|見える範囲と距離
人数と座り方は、相手から見える範囲と、相手との距離を変えます。
| 人数・座り方 | 見える範囲 | 服で整える場所 |
|---|---|---|
| 4〜6人・向かい合わせのテーブル | 胸から上 | 首元、顔まわりの色、袖口 |
| 8人以上・長いテーブル | 胸から上(遠い人は顔まわりだけ) | 顔まわりの色を明るく |
| 座敷・掘りごたつ | 全身(立ち座りのとき) | 丈、足先、靴 |
| 立食・カウンター | 全身 | 全体の形、靴 |
4〜6人のテーブル席は、相手との距離が近く、袖口や首元の細かいところまで見えます。袖口のほつれや毛玉は、この距離だとよく目に入ります。前日に一度確かめておきましょう。
8人以上になると、テーブルの端の人とは距離が離れます。遠くの人からは顔まわりしか見えないので、顔まわりに明るい色を1つ置くと、表情が伝わりやすくなります。
座敷や立食では、全身が見えます。テーブル席より下半身と靴の比重が上がるので、全身を鏡で見てから出かけてください。
秋の合コンの服装|重ね着で温度差に備える
秋の合コンは、店の外と中、行きと帰りの温度差がいちばん大きい季節です。9月の終わりから11月にかけては、昼は暖かく夜は冷え、店内は暖房が入る日も入らない日もあります。
秋の組み方の基本は、トップス1枚でも成り立つ服に、脱ぎ着しやすい上着を1枚重ねることです。
| 時期 | トップス | 上着 | 下 |
|---|---|---|---|
| 秋の初め | 薄手のニット、長袖ブラウス | 薄手のカーディガン、シャツ | 綿や薄手のパンツ、スカート |
| 秋の中ごろ | 細い糸のニット | 短めのジャケット、トレンチ | 少し厚みのあるパンツ、スカート |
| 秋の終わり | 厚みのあるニット | 薄手のコート | ウール混のパンツ、スカート |
秋の初めは、まだ店内の冷房が残っていることがあります。半袖1枚で行くより、薄手の長袖か、上から羽織れるものを持っていくと安心です。
秋は色の選び方でも季節を出しやすい時期です。深い緑、からし色、テラコッタ、ボルドーといった秋の色を1つ入れると、それだけで季節に合った服になります。全身を秋の色にするより、トップスか小物の1か所に入れる方が、顔まわりが重く見えません。
秋のデートの服装は秋の初デートの服装と秋のデート服に書いています。合コンでも使える組み方が多いので、手持ちの服で迷ったら参考にしてください。
冬の合コンの服装|コートを脱いだ後が本番
冬の合コンは、コートを脱いだ後の2時間が本番です。店内は暖房が効いていて、席に着いたらトップス1枚で過ごすことになります。
冬にいちばん多い失敗は、コートから選んでしまうことです。コートは店に入るまでの数分しか見えません。席に着いてから見えるのは、コートの下のトップスです。
冬の組み方は、この順番で決めます。
- 席で過ごすトップスを決める(顔まわりに明るい色、厚すぎない素材)
- トップスに合う下と靴を決める
- 最後にコートを決める(脱いだ後にたたみやすく、椅子の背に掛けても邪魔にならないもの)
トップスは、暖房の効いた店内で2時間着ても暑くならない厚みにします。厚手のタートルネックは、店内では暑くなりやすく、顔まわりが詰まって見えることもあります。中厚のニットに、首元はクルーネックかVネックが過ごしやすい厚みです。
冬は黒や紺、グレーといった暗い色が増えます。全身が暗くなったときは、トップスかストールのどちらかに、白、アイボリー、明るいグレー、くすんだピンクなどの明るい色を1つ置いてください。顔まわりが明るくなると、表情が伝わりやすくなります。
足元は、ブーツなら脱ぎ履きのしやすいショート丈を。お座敷の可能性があるなら、ブーツよりパンプスやローファーの方が安心です。冬のデートの組み方は冬のデートコーデに書いています。
春・夏の合コンの服装|汗と冷房に備える
春と夏は、秋冬ほど厚く書く必要はありませんが、2つだけ押さえておきます。
ひとつは汗です。夏の夕方は、店に着くまでに汗をかきます。汗じみが目立ちにくい色と素材、たとえば濃いめの色や、表面に凹凸のある素材を選ぶと、席に着いてから気にならずに済みます。
もうひとつは冷房です。夏の店内は冷房が強く、半袖1枚では2時間のあいだに冷えてきます。薄手のカーディガンかシャツを1枚持っていくと安心です。
春は、昼と夜の温度差が秋と同じくらい大きい季節です。秋の初めと同じ考え方で、トップス1枚でも成り立つ服に、脱ぎ着しやすい上着を重ねてください。雨の日は雨の日のデートの服装に、足元と裾の選び方をまとめています。
20代の合コンの服装|トレンドは1か所に
20代の合コンは、居酒屋や気軽なダイニングが多くなります。服の方向は、普段着の延長に、きれいめの要素を1つ足すくらいで十分です。
20代はトレンドの服を着る機会も多い年代です。トレンドの形や色を取り入れるなら、1か所に絞ると全体がまとまります。トップスをトレンドの形にしたら、下と靴は定番の形に。逆に下をトレンドにしたら、トップスは無地の定番に。
合コンでは初対面の人が多いので、服の情報量を少し抑えた方が、表情や話の方に目が向きます。全身をトレンドで固めるより、1か所だけ取り入れる方が、自分らしさも伝わりやすくなります。
20代のデート全般の組み方は20代のデートの服装にまとめています。
30代の合コンの服装|素材の質感で一段上げる
30代になると、合コンの店がダイニングやビストロに寄ることが増えます。服の形は20代と大きく変える必要はありませんが、素材の質感を一段上げると、照明の下でも顔まわりが明るく見えます。
| 部位 | 20代の延長 | 30代で一段上げるなら |
|---|---|---|
| トップス | 綿のカットソー | とろみのあるブラウス、細い糸のニット |
| 下 | デニム、綿のスカート | センタープレスのパンツ、落ち感のあるスカート |
| 小物 | 布のバッグ | 革や合皮の小さめのバッグ |
素材の質感は、写真に残ったときにも違いが出ます。表面にほどよい艶やハリがある素材は、照明の光を受けて顔まわりを明るく見せます。
30代のデート全般は30代のデートの服装、ディナーの場合は30代のディナーデートの服装に書いています。
40代の合コンの服装|上着と小物で整える
40代の合コンは、ホテルや個室のある料理店など、きちんとした段階の店になることもあります。服の方向は、きれいめのカジュアルに、上着と小物で整える形が過ごしやすいです。
40代の服選びで大事にしたいのは、自分の体と生活に合っているかどうかです。周りの年代に合わせて服を選ぶより、自分が着慣れていて、2時間座っていても楽な服を選ぶ方が、会話に集中できます。
整え方の目安は3つあります。
- 上着を1枚持つ……ジャケットや、きれいめのカーディガン
- 顔まわりに艶を1つ……パールや金属の小ぶりのアクセサリー、艶のある素材のトップス
- 靴とバッグの質感をそろえる……革や合皮の、手入れの行き届いたもの
40代のデート全般は40代のデートの服装、初対面の食事の場は40代の初デートの服装に書いています。
体型別の選び方|気になる場所から決める
体型別の選び方は、自分の体で「ここが気になる」と思う場所から決めると早く進みます。合コンで大事なのは、2時間座っていて気にならないことです。
| 気になる場所 | 選び方 | 座ったときの確かめ方 |
|---|---|---|
| 二の腕 | 五分袖〜七分袖、袖にゆとりのある形 | 腕を上げたときに袖が肩までずれないか |
| おなかまわり | ウエストにゴムやタックのある下、裾を出して着るトップス | 座ったときにウエストが締めつけないか |
| 胸まわり | 首元がVネックやボートネック、生地に落ち感があるもの | 前かがみになったときに首元が開きすぎないか |
| 腰から腿 | 落ち感のあるワイドパンツ、Aラインのスカート | 正座や横座りで生地が突っ張らないか |
| 背の高さ | 長めの丈を楽しむ、靴は低めでも可 | 座ったときに丈が足りなくならないか |
どの場合も、確かめるのは座った状態です。立って鏡で見たときに気にならなくても、座ると生地が突っ張ったり、首元が開いたりすることがあります。前日に一度、椅子に座って前かがみになってみてください。料理を取り分ける姿勢を試すのが、いちばん確実です。
体型に合う形は、骨格タイプからも選べます。自分のタイプを知りたい人は骨格診断で確かめられます。ゆったりした体の人のデートの組み方は40代のぽっちゃりさんのデート服に書いています。
色の選び方|顔まわりに明るい色を1つ
合コンの色選びは、顔まわりに明るい色を1つ置くことから始めます。
店の照明は、居酒屋なら明るく、ダイニングやホテルなら落ち着いています。照明が落ち着いた店ほど、顔まわりの色が表情の見えやすさを左右します。
| 照明 | 顔まわりに置く色 | 避けたい置き方 |
|---|---|---|
| 明るい(居酒屋など) | 白、アイボリー、淡い色 | 蛍光色の大きな面 |
| 中間(ダイニング) | アイボリー、明るいグレー、くすんだピンク | 黒の詰まった首元 |
| 落ち着いた(ホテル) | 艶のある白やベージュ、パール | 暗い色だけの組み合わせ |
全身の色数は3色までにまとめると、初対面の相手にも印象が伝わりやすくなります。ベースになる色を1つ、組み合わせる色を1つ、顔まわりの明るい色を1つ。この3つで組むと迷いません。
自分の顔に合う色を知りたい人は、パーソナルカラー診断で確かめられます。色のタイプ別の選び方は16タイプ別のデートの色選びにまとめています。
素材の選び方|座って2時間で選ぶ
素材は、季節よりも「座って2時間過ごせるか」で選ぶと失敗しません。合コンは、ほとんどの時間を座って過ごします。
| 素材 | 合コンでの向き不向き | 気をつけること |
|---|---|---|
| 細い糸のニット | 向いている | 毛玉がないか前日に確かめる |
| とろみのあるブラウス | 向いている | 汗じみが目立つ色は避ける |
| ハリのある綿 | 向いている | しわが出やすいものは避ける |
| 麻 | 夏は向いている | 座るとしわが出やすい |
| 毛足の長いニット | 気軽な店なら可 | 匂いと毛が服や椅子に移りやすい |
| 薄く透ける生地 | 中に着るものしだい | 照明で透け方が変わる |
座ってしわが出やすい素材は、帰りに立ったときに気になります。麻やしわの出やすい綿は、合コンの後に予定がないときに選ぶと気が楽です。
毛足の長いニットは、居酒屋では煙や料理の匂いを吸いやすく、隣の人の服に毛がつくこともあります。気軽な店なら構いませんが、気になるなら細い糸のニットを選んでください。
靴の選び方|脱ぎ履きと歩く距離で決める
靴は、脱ぎ履きのしやすさと、歩く距離で決めます。
| 店・状況 | 選ぶ靴 | 避けたい靴 |
|---|---|---|
| お座敷の可能性あり | パンプス、ローファー、バレエシューズ | 紐のブーツ、ロングブーツ |
| 居酒屋 | きれいめのスニーカーも可 | 汚れたスニーカー |
| ダイニング | パンプス、ローファー、ショートブーツ | サンダル(夏以外) |
| ホテル | 革や合皮のパンプス | スニーカー |
| 二次会で歩く | ヒール5cm以下 | 高いヒール |
ヒールは5cm以下にしておくと、店から駅、二次会の店へと歩くときにも疲れにくくなります。合コンは店を移ることも多いので、帰りに足が痛くならないかも考えて選んでください。
靴を脱ぐ可能性があるときは、靴の中敷きも見られます。中敷きのはがれや汚れがないか、前日に確かめておくと安心です。
バッグの選び方|椅子の上か膝の上に置ける大きさ
合コンのバッグは、椅子の上か膝の上に置ける大きさが目安です。
テーブル席では、バッグを置く場所が限られます。足元のかごがない店では、椅子の背と体のあいだか、膝の上に置くことになります。大きすぎるバッグは置き場所に困り、ずっと気になります。
- 大きさ……長財布とスマートフォン、ハンカチ、化粧直しの小物が入る程度
- 形……自立する形か、肩に掛けられる形
- 素材……革や合皮、きれいめの布。汚れが目立たない色
荷物が多い日は、会社の荷物を駅のロッカーに預けるか、サブバッグを足元に置く形にすると、テーブルまわりが整います。
髪とメイク|食べる・話す・笑うで崩れないか
髪とメイクは、食べる、話す、笑うで崩れないかを基準にします。
髪は、食事のときに顔にかからないことが大事です。長い髪をおろしていると、前かがみになったときに料理にかかったり、何度も耳にかけ直したりすることになります。
| 髪の長さ | おすすめのまとめ方 |
|---|---|
| ショート・ボブ | そのまま。耳にかけられる長さなら耳にかける |
| ミディアム | 片側だけ耳にかける、低い位置でひとつ結び |
| ロング | ハーフアップ、低い位置のまとめ髪 |
メイクは、マスクを外して食事をすることを考えて、崩れにくいものを。口紅は、飲み物のグラスにつきにくいタイプか、色の薄いものを選ぶと気になりません。化粧直しは、店に着く前に一度、二次会に移る前に一度で十分です。
香りは控えめに。食事の場では、料理の香りを邪魔しない程度にとどめてください。髪型の考え方はお呼ばれの髪型が地味すぎ・やりすぎになる理由も参考になります。顔立ちに合う雰囲気を知りたい人は顔タイプ診断で確かめられます。
避けたい服|自分が落ち着かなくなる服
合コンで避けたいのは、相手からの見え方よりも、自分が落ち着かなくなる服です。
| 避けたい服 | 理由 |
|---|---|
| 座ると膝が出る丈のスカート | 2時間ずっと裾を気にすることになる |
| 首元が大きく開いたトップス | 前かがみになるたびに手で押さえることになる |
| 袖口が広く垂れるトップス | 料理を取り分けるときに袖が触れる |
| 白の薄い生地 | 料理や飲み物の汚れが目立つ |
| 大きなロゴや柄 | 会話より服の方に目が行きやすい |
| 締めつけの強い服 | 食事をすると苦しくなる |
| 新品の靴 | 歩くと靴ずれしやすい |
どれも、自分が服のことを気にする時間を増やしてしまう服です。服を気にしている時間が長いと、相手の話を聞く余裕が減ってしまいます。
新品の服や靴を合コンの日に下ろしたいときは、前の週に一度、家で2時間ほど着て過ごしてみてください。締めつけや靴ずれは、家の中で分かります。
どちらとも取れるときの決め方
ここまでの基準で決めきれないときの決め方を、場面ごとにまとめます。
店の種類が分からないときは、中間の段階の服で行きます。きれいめのカジュアルに、上着を1枚持っていく形です。気軽な店なら上着を脱ぎ、きちんとした店なら羽織ったままにすれば、どちらにも合います。
靴を脱ぐか分からないときは、脱ぐ前提で選びます。膝下10cm以上のスカートかゆとりのあるパンツ、脱ぎ履きしやすい靴、穴のない靴下。座敷でなくても、この選び方で困ることはありません。
スカートかパンツか迷うときは、座り方で決めます。お座敷の可能性があればワイドパンツ、椅子のテーブル席ならどちらでも構いません。自分がどちらの方が落ち着くかで選んでください。
きれいめにするか、カジュアルにするか迷うときは、上半身だけきれいめにします。テーブル席なら見えるのは胸から上なので、上半身を整えておけば、下がカジュアルでも場に合います。
季節の変わり目で気温が読めないときは、当日の最高気温と最低気温の差を見ます。差が8度以上あれば、上着を1枚持っていく。8度より小さければ、トップス1枚でも過ごせる日です。
二次会があるか分からないときは、歩ける靴と、脱ぎ着できる上着を選んでおきます。二次会がなくても困りません。
話しかけやすさを服で支える|表情・手元・余白
この記事では何度か「話しかけやすさ」という言葉を使ってきました。ここで、服がどう話しかけやすさを支えるのかを、もう少し具体的に書いておきます。
ひとつめは表情です。初対面の相手と話すとき、人はまず顔を見ます。顔まわりが明るい色で、髪が顔にかかっていないと、笑ったときやうなずいたときの表情がそのまま伝わります。表情が見えると、相手も話を続けやすくなります。
ふたつめは手元です。料理を取り分ける、グラスを渡す、メニューを回す。合コンでは、手を動かす場面が思ったより多くあります。袖口が料理に触れない、手首の小物が引っかからないといった手元の楽さは、そのまま気軽に動けることにつながります。
みっつめは余白です。服の柄や色、小物の数が多いと、相手は何を話題にすればいいか迷います。無地のトップスに小物を1つくらいにしておくと、その1つが話のきっかけになることもあります。「そのイヤリング、どこかで見た形ですね」といった小さな会話は、余白のある服から生まれます。
どれも、相手からの評価を上げるためのものではありません。自分が気持ちよく笑えて、手を動かせて、話題に困らない。そのための服選びです。
二次会がある日の服装|歩く・移る・立つに備える
合コンは、一次会の後に二次会へ移ることがよくあります。二次会があるかもしれない日は、一次会の服に3つだけ足して考えてください。
| 備えること | 選び方 |
|---|---|
| 歩く | ヒール5cm以下、歩き慣れた靴 |
| 移る | 脱ぎ着しやすい上着、手早く持てるバッグ |
| 立つ | 立ったままでも疲れにくい下、裾を気にしなくていい丈 |
二次会はカラオケやバー、立ち飲みの店など、一次会とは違う形の店になることが多くあります。立っている時間が長い店では、全身が見えるうえに、足の疲れが出やすくなります。
また、二次会に行くかどうかは、その場で自分で決めて構いません。帰りの時間を先に決めておき、靴や服がその時間までもつかを考えておくと、無理をせずに済みます。帰り道が冷える季節なら、首元に巻けるストールを1枚バッグに入れておくと安心です。
当日の朝に確かめる5つ
前日に準備をしていても、当日の朝に確かめておきたいことがあります。出かける前に、次の5つを見てください。
- 天気予報の夜の気温(行きと帰りで差がないか)
- 雨の有無(足元と裾を選び直すか)
- トップスと下に、前日に気づかなかったしわやしみがないか
- バッグの中身(ハンカチ、ティッシュ、化粧直しの小物、予備のストッキング)
- 靴の汚れ
朝に確かめると、仕事の後にそのまま向かう日でも慌てずに済みます。職場から直接行く日は、仕事着に小物と上着で整える形にしておくと、着替えの手間がかかりません。
手持ちの服で組む|前日までの準備
合コンのために新しい服を買わなくても、手持ちの服で十分に組めます。前日までに、次の順番で確かめてください。
- 幹事に店の種類と靴を脱ぐかを聞く
- 当日の天気と、最高気温・最低気温を見る
- 手持ちから、無地のトップスを2枚選ぶ(顔まわりが明るく見える方を選ぶ)
- トップスに合う下を選び、椅子に座って前かがみになってみる
- 靴を選び、中敷きと靴底を確かめる
- 袖口や裾のほつれ、毛玉、しみがないかを見る
- バッグの中身を入れて、椅子の上に置いてみる
3と4は、鏡の前だけでなく、座って確かめるのがコツです。座ったときに気になる場所が、当日いちばん気になる場所になります。
手持ちの服で決まらないときや、きれいめのトップスが少ないときは、レンタルで1枚足すという方法もあります。
デート・食事会の服装との違い|目的別の記事案内
合コンの服装は、デートや食事会の服装と重なるところも多いですが、違う点もあります。いちばんの違いは、初対面の人が複数いて、話す相手が1人ではないことです。
| 場面 | 合コンとの違い | くわしい記事 |
|---|---|---|
| 初デート | 相手は1人、距離が近い | 初デートの服装のバランス |
| ディナー | 店の格が上がりやすい | 30代のディナーの服装 |
| お見合い | 格式があり、同席者がいる | 30代のお見合いの服装 |
| 会社の食事会 | 職場の人がいる | 冒頭で案内した会社の食事会の記事 |
| 取引先との会食 | 仕事の延長で見られる | ビジネス会食の服装 |
合コンは、初対面の人が複数いる場なので、特定の誰か1人に合わせるより、場全体に合う服を選ぶ方が落ち着きます。デートの服は相手が決まっているぶん、少し個性を出しても構いません。
迷ったら、この組み合わせ
最後に、店の格と季節ごとに、迷ったときの組み合わせを置いておきます。
| 店 | 秋 | 冬 |
|---|---|---|
| 居酒屋 | 無地の薄手ニット+デニム+ローファー | 中厚のニット+きれいめパンツ+ショートブーツ |
| ダイニング | とろみのあるブラウス+膝下丈スカート+パンプス | 細い糸のニット+センタープレスのパンツ+パンプス |
| ホテル | ワンピース+短めのジャケット+パンプス | ニット+スカート+ジャケット+革のパンプス |
| お座敷 | ニット+ワイドパンツ+バレエシューズ | ニット+ワイドパンツ+ローファー |
どの組み合わせも、顔まわりに明るい色を1つ置き、小物を1つ添えれば仕上がります。
合コンの服で大事なのは、服のことを忘れて、目の前の人との会話を楽しめることです。店の格、人数と座り方、季節の3つを確かめて、自分が2時間落ち着いて過ごせる服を選んでください。
よくある問い
- Q. 合コンの店が居酒屋だと聞きました。普段着で行っても大丈夫ですか
- 普段着の延長で構いません。ただ、普段着のうち1か所だけきれいめに寄せてください。おすすめは上半身です。テーブルを挟むと相手から見えるのは胸から上だけなので、無地のニットやブラウスにするだけで場に合います。デニムやスニーカーでも、汚れや色落ちがなく、トップスが整っていれば浮きません。
- Q. お座敷かどうか分からないまま当日になりました。何を基準に選べばいいですか
- 靴を脱ぐ前提で選んでおくと外しません。スカートなら立った状態で膝の下から裾まで10cm以上あるもの、パンツならゆとりのあるワイドパンツが安心です。靴は手を使わずに脱ぎ履きできるもの、靴下やストッキングは穴やほつれのないものを。座敷でなかったとしても、この選び方で困ることはありません。
- Q. 30代・40代で合コンに行くとき、若い人に合わせた方がいいですか
- 合わせる必要はありません。年代に関係なく、合コンで見るのは清潔感と話しかけやすさです。年代で変わるのは素材の質感で、30代以降は表面に艶やハリのある素材を顔まわりに置くと、照明の下でも顔色が明るく見えます。形や色を周りに合わせるより、自分が落ち着いて話せる服を選ぶ方が、会話に集中できます。
- Q. 冬の合コンでコートを脱いだら地味になってしまいます。どうすればいいですか
- コートを脱いだ後の姿を先に決めてください。冬は店内が暖かく、席に着いてからの2時間はトップス1枚で過ごします。顔まわりに明るい色を1つ置き、コートは脱いだ後に邪魔にならない厚みのものを選ぶのが順番です。コートから選ぶと、脱いだ後に暗い色だけが残りやすくなります。
— メグラシ編集部





