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産後 体型 服|残ったのがお腹か腰幅かで、先に替える1枚を決める

メグラシ編集部//読了 11分
産後の女性が自宅の窓辺で、腰骨の下まで届く生成り色のニットとまっすぐな濃い色のパンツを着て、抱っこひもの肩紐を持ち上げている

**産後に服が合わなくなったら、まず変わった場所が1つだけかどうかを確かめてください。**多くの人は、お腹の前、腰幅とお尻、胸と背中のどれか1か所がいちばん大きく変わっていて、替えるべき1枚はその場所で決まります。

お腹の前が残った人は、ボトムは替えずに上に着る物の丈を伸ばします。腰幅とお尻が変わった人は、腰で合わせたボトムを1本だけ買います。胸と背中が変わった人は、授乳中かどうかで、前が開くトップスか、身幅にゆとりのあるトップスかを先に決めます。

見分けるのに使うのは、産前によく履いていたボトム1本と、産前によく着ていたニット1枚だけです。ボトムのファスナーが最後まで上がるか、ニットの脇と背中が突っ張るか。この2つで、先に替える1枚がわかります。

結論:変わった場所で、先に替える1枚が違う

産後の体の変化は、人によって出る場所が違います。全部を一度に買い直すと、合わない場所と合っている場所の両方を替えてしまい、手元の服が使えなくなります。

変わった場所見分け方先に替える1枚まだ替えない物
お腹の前ボトムは上がるが、座ると前が食い込む腰骨の下まで届く上の服ボトム
腰幅とお尻ファスナーが腰で止まって上がらない腰で合わせたボトム1本上の服
胸と背中ニットの脇と背中が突っ張る前が開くか、身幅にゆとりのあるトップスボトム
全体に少しずつどれも少しずつきつい上か下の片方を1サイズ上げるもう片方

この表は、どこから手をつけるかを決めるためのものです。替えるのは表の「先に替える1枚」だけにして、1〜2週間着てから次を考えてください。

まず測る|産前のボトム1本と、ニット1枚で見分ける

用意するのは、産前にいちばん履いていたボトムと、産前にいちばん着ていたニットです。新しく買った服ではなく、体に合っていた頃の服で比べるのがポイントです。

ボトムは、履いてファスナーを上げ、そのまま椅子に座ります。見るのは3つです。ファスナーが最後まで上がるか。立ったときに、ウエストと腰の間に指が2本入るか。座ったときに、前のウエストがお腹に食い込むか。

ニットは、着て両腕を前に伸ばします。脇の下と背中に横じわが出て突っ張るか、胸の前で編み目が横に引かれて広がるかを、鏡で見てください。

  • ボトムが上がらない → 腰幅とお尻が主
  • ボトムは上がるが、座ると前が食い込む → お腹の前が主
  • ボトムは問題なく、ニットが突っ張る → 胸と背中が主
  • どれも少しずつきつい → 全体に少しずつ

**どれに当てはまるかを1つ決めてから、売り場に行ってください。**決めないまま行くと、試着のたびに別の場所が気になって、結局全部を替えたくなります。

お腹の前が残った人|ボトムは替えず、上の丈を伸ばす

ボトムのファスナーが上がる人は、ボトムを替える必要はまだありません。困っているのは、座ったときにウエストの上にお腹がのること、そして上の服の裾がその段差の上で止まることです。

直すのは上の服の丈です。裾が腰骨より5cm以上下に届く物を選ぶと、ウエストの段差が服の中に入り、外から見えなくなります。丈が腰骨の位置でちょうど止まる服は、段差のすぐ上に裾の線が来るので、かえって目立ちます。

秋冬なら、腰骨の下まで届くニットか、腰が隠れる丈のカーディガンが先です。生地は、体に沿う薄い物より、少し厚みがあって体から離れて落ちる物のほうが、お腹の前の形を拾いません。

ボトムは産前の物をそのまま使えます。座ったときに食い込みが気になるなら、ボタンを外せる時間をつくるか、ウエストの後ろだけゴムが入った形を1本足す程度で十分です。

腰幅とお尻が変わった人|ボトムを1本だけ、腰で合わせて買う

ファスナーが腰の位置で止まって上がらない人は、骨盤まわりとお尻の幅が変わっています。ここは上の服でいくら隠しても、ボトムそのものが合わないので解決しません。

ボトムを1本だけ買い直してください。合わせる場所はウエストではなく、腰のいちばん張った位置です。ウエストで合わせると腰とお尻が突っ張り、腰で合わせるとウエストが少し余ります。余ったウエストは、ベルトかゴムで後から詰められます。

形は、腰から裾までまっすぐ落ちる物か、腰から裾にかけて少しだけ広がる物が合わせやすいです。腰の位置で生地が横に引かれると、横じわが出て幅が強調されるので、試着では横じわが出ないかを鏡で見てください。

上の服は替えなくて大丈夫です。産前のニットがそのまま着られるなら、ボトムが1本変わるだけで、手持ちの組み合わせがほぼ元に戻ります。

胸と背中が変わった人|授乳中かどうかで、前の開き方を先に決める

ボトムは問題なく、ニットが脇と背中で突っ張る人は、胸と背中の厚みが変わっています。ここは授乳中かどうかで、先に替える物が違います。

授乳中なら、前が開く形を先に1枚。前がボタンで開くカーディガンやシャツ、前開きのワンピースなど、胸の前を開けられる形です。授乳の回数が多い時期は、上からたくし上げるより前を開けるほうが、寒い季節に体を冷やしにくくなります。

授乳中でない、または授乳が終わった人は、身幅にゆとりのあるトップスを先に選びます。胸のいちばん高い位置で、生地を両手でつまんで2〜3cm余るくらいが目安です。それ以上余ると、肩と腕まで大きく見えます。

胸と背中は、授乳の終わりにもう一度変わります。いま合わない産前のトップスは、手放さずにしまっておいてください。

全体に少しずつ変わった人|サイズを上げるのは上か下の片方から

どこか1か所が大きく変わったわけではなく、全体が少しずつきつい人もいます。この場合、上も下も1サイズ上げたくなりますが、両方を上げると、肩・腕・脚まで余って、体全体が大きく見えやすくなります。

上げるのは片方だけにしてください。決め方は、1日のうちでどちらの苦しさが長く続くかです。座っている時間が長い人はボトム、抱っこや家事で腕を動かす時間が長い人は上の服を、先に1サイズ上げます。

上げなかった側は、産前のサイズのまま残します。片方が体に沿っていると、もう片方が少しゆったりしていても、全体の輪郭が締まって見えます。

どちらとも取れるとき①|お腹も腰幅も気になる

お腹の前も腰幅も、両方が気になる人は少なくありません。この場合は、産前のボトムのファスナーが最後まで上がるかどうかだけで決めてください。

  • 上がる → お腹の前を先に。上の服の丈を腰骨の下まで伸ばす
  • 上がらない → 腰幅を先に。腰で合わせたボトムを1本買う

上がるけれど苦しい、という人は「上がる」側です。苦しさはウエストの食い込みで、腰幅ではなくお腹の前が原因のことが多いからです。

両方を一度に替えないことも大事です。1枚替えて1〜2週間着てみると、もう1か所はそれほど気にならなくなっている、ということがよくあります。片方が整うと、もう片方の目立ち方も変わるためです。

どちらとも取れるとき②|ボトムは入るのに、鏡で違和感がある

産前のボトムも入るし、ニットも突っ張らない。それなのに、鏡で見ると何か違うと感じる人もいます。

違和感の多くは、腰の位置と姿勢の変化です。抱っこが続くと、肩が前に入り、腰が反りやすくなります。すると同じ服でも、前の裾が上がり、後ろの裾が下がって見えます。

確かめ方は、横向きで全身を撮ることです。前の裾と後ろの裾の高さを比べて、前が2cm以上上がっていたら、服ではなく姿勢の変化で裾がずれています。この場合は、前後の差が出にくい、裾がまっすぐ落ちる形や、前だけ少し長い形を選ぶと違和感が減ります。

服のサイズが合っているなら、無理に買い替えなくて大丈夫です。気になる裾の1枚を見直すだけで足ります。

どちらとも取れるとき③|まだ体が動いている時期に買っていいか

産後の体は、授乳が終わるまで、そして終わってからもしばらく変わり続けます。いま買った服が、数か月後に合わなくなる可能性はあります。

それでも、毎日着る物で困っているなら、1枚は買ってください。合わない服を我慢して着続けるより、1枚だけ合う物があるほうが、毎朝の負担はずっと軽くなります。

目安は、産前のボトムの入り方が2〜3週間変わらなくなったら、もう1枚を考えてよい時期です。変化が続いている間は、先に替える1枚だけにとどめ、全部をそろえるのは授乳が終わって数か月たってからで十分です。

体の戻り方には個人差があります。痛みや気になる変化がある場合は、服で何とかしようとせず、かかりつけの医療機関に相談してください。

秋冬の重ね着で起きること|裾が2枚重なると、お腹の前に段ができる

秋冬は重ね着が増えます。産後に気をつけたいのは、裾の位置が2枚とも同じ高さに来ることです。

たとえば、ニットの裾とカーディガンの裾が両方とも腰骨の位置で止まると、裾が2枚重なってお腹の前に厚い段ができます。お腹の前が残った人ほど、この段が目立ちます。

直し方は、どちらかの裾を5cm以上ずらすことです。中のニットを短めにして外のカーディガンを腰の下まで伸ばすか、中のニットを長めにして外の羽織りを短くするか。高さが違うと、段が1か所に集まりません。

コートも同じで、中の服の裾がコートの裾の数cm上で止まると、前を開けたときに段が見えます。コートは前を閉めて着るのか開けて着るのかを先に決めて、開けて着るなら中の裾との差を大きくとってください。

抱っこと授乳の日の動き方で、素材を決める

産後の服は、見た目と同じくらい、1日の動き方で選ぶ必要があります。抱っこの時間が長いか、授乳の回数が多いかで、合う素材が違います。

抱っこの時間が長い人は、肩と胸の前がこすれても毛羽立ちにくい、目の詰まった素材が合います。毛足の長いニットは、抱っこひもの当たる場所だけ毛玉が出やすく、数週間で表面が変わります。

授乳の回数が多い人は、洗う回数も多くなります。洗ったあとに形が戻りやすい素材か、家で洗える表示があるかを、買う前に確認してください。毎日着る1枚が洗えない素材だと、結局着る日が減ります。

外出の多い日と家にいる日で、服を分けるのも1つの方法です。家にいる日は動きやすさと洗いやすさだけで選び、外出の日だけ、見た目の整う1枚を着る。そうすると、外出用の1枚が傷まず長く持ちます。

手持ちの服で延ばす方法

買い替える前に、手持ちの服で延ばせる場合もあります。

  • 産前のボトムがお腹の前だけきつい → ウエストのボタンの位置をずらす延長具を使う。上の服の丈を長くすれば外からは見えない
  • 産前のニットの胸だけがきつい → 前が開くカーディガンとして羽織る形に回す。中に身幅のある物を1枚着る
  • 妊娠中に着ていた服 → お腹の前にゆとりのある上の服は、産後のお腹の前が残った時期にそのまま使える

妊娠中のボトムは、お腹を覆う部分が高すぎて、産後には余ることが多いです。ボトムより、妊娠中に着ていた長めの上の服のほうが、産後にも使いやすい傾向があります。

よくある質問

Q. 産後、いつ服を買い直せばいいですか A. 全部をそろえるのは、授乳が終わって数か月たち、産前のボトムの入り方が2〜3週間変わらなくなってからで十分です。それまでは、困っている場所の1枚だけを替えてください。

Q. 産前の服は手放したほうがいいですか A. 授乳が終わるまでは、しまっておくことをおすすめします。胸と背中は授乳の終わりにもう一度変わるので、いま合わない上の服が後で合うことがあります。

Q. お腹も腰幅も両方気になります。どちらから替えればいいですか A. 産前のボトムのファスナーが最後まで上がるかで決めます。上がるなら上の服から、上がらないならボトムから替えてください。

Q. 大きめのサイズを買えば、産後の体型は隠れますか A. 全部を大きくすると、肩と腕まで余って、体全体が大きく見えやすくなります。サイズを上げるのは、変わった場所に当たる上か下の片方だけにしてください。

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— メグラシ編集部

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