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ちょいぽちゃコーデ|MとLで迷う体は、秋の予定で着るサイズを分ける

メグラシ編集部//読了 10分
秋のカフェで椅子に腰かけようとしている女性の首から下で、ゆとりのあるリブニットとオリーブ色のワイドパンツが、座る途中でも体に引っ張られていない

**ちょいぽちゃの体でMとLのどちらも着られるなら、サイズは1つに決めず、1着ごとに「その服を着る日の予定で、いちばん長くとる姿勢」に合わせて分けてください。**長く座る日は座ったときのウエスト、外を歩く日は歩幅と裾、行事で立ってしゃがむ日は背中と着丈で決めます。

MとLの境目にいる体は、どちらを着ても「着られない」わけではありません。困るのは、ある姿勢では合うのに、別の姿勢では合わないことです。立って鏡を見たときはMがちょうどよく見えたのに、食事の席で座ったら前が引っ張られた。Lにしたら座っても楽だったのに、写真では肩が落ちて見えた。どちらも、サイズを1つに決めようとしたところから起きています。

秋は、食事会、子どもの行事、外を歩く週末、上着を着る通勤と、姿勢の違う予定が一気に増える季節です。予定ごとにサイズを分ける考え方が、いちばん役に立つ時期でもあります。

ここで言う「ちょいぽちゃ」は、体のどこかを直す話ではありません。表示のサイズがMとLのどちらにもぴったりはまらない体のことです。どちらにもはまらないのは、服のサイズが姿勢を1つしか想定していないからで、体の側の問題ではありません。だから、答えも体ではなく、服の選び方の側で出します。

結論:サイズは服ごとに、予定の姿勢で分ける

予定でいちばん長い姿勢見る場所選ぶサイズの目安
座る座ったときのウエストと布の間指2本入るほう
歩く大きく一歩出したときの裾裾が引っ張られないほう
立ってしゃがむしゃがんだときの背中と着丈背中の肌が出ないほう
腕を上げる・前に伸ばす腕を前に出したときの背中背中が突っ張らないほう
上着を着たまま上着の肩線肩先から1.5cm以内のほう

表の5つの姿勢のうち、その日に一番長くとる姿勢1つだけを見れば足ります。全部の姿勢で合う1着を探すと、どちらのサイズも候補から外れて、また迷うことになります。

まず確かめる|自分がMとLの間かを3か所で見る

MとLの間にいるかどうかは、手持ちの服で確かめられます。MとLの両方を持っていなくても、Mで作られた服を1枚着て、次の3か所を見てください。

  1. 肩線の位置:上の服の肩の縫い目が、肩先の骨からどれだけ離れているか
  2. 座ったときのウエスト:下の服のウエストと布の間に、指が何本入るか
  3. 腕を前に伸ばしたときの背中:両腕を前に伸ばしたとき、背中の布が突っ張るか
3か所MでちょうどよいMとLの間Lでちょうどよい
肩線肩先の骨の上内側に1〜2cm内側に2cm以上
座ったときのウエスト指2本入る指1本がやっと指が入らない
腕を前に伸ばしたときの背中突っ張らない少し引かれる強く引かれる

3か所のうち、「MとLの間」の列に1つでも入るなら、この記事のやり方が合います。3か所とも同じ列に入る人は、そのサイズで決めてしまって構いません。列がばらばらになる人こそ、予定でサイズを分ける意味があります。

MとLで、差が出る場所と出ない場所

同じ服のMとLでは、全部の寸法が同じだけ大きくなるわけではありません。差の出方を知っておくと、どこを見ればいいかがわかります。

場所MとLの差の出方見るときのこつ
身幅数cm大きくなる平らに置いて脇の下で測る
肩幅1〜2cm大きくなる肩線の位置で確かめる
着丈1〜2cm長くなる長さより、止まる高さを見る
袖丈1cm前後長くなる手首の骨との位置で見る
袖幅少し広くなる腕を曲げたときに見る
ウエスト数cm大きくなる座って確かめる
ヒップ数cm大きくなるしゃがんで確かめる
股上少し深くなる座ったときの前の高さで見る
裾幅少し広くなる歩いたときに見る
襟ぐり少し広くなる首元の開きで見る

差が大きいのは身幅とウエストとヒップ、差が小さいのは丈と袖です。つまり、Lにすると横には余りますが、縦はそれほど長くなりません。丈が短いと感じてLにしても、丈はあまり変わらず横だけが余る、ということが起きます。丈が気になるなら、サイズではなく、丈の長い形を選んだほうが早く解決します。

秋の予定を、姿勢で分ける

秋に入ってくる予定を、いちばん長くとる姿勢で分けておくと、どの服をどのサイズで持てばいいかが見えてきます。

秋の予定いちばん長い姿勢見る場所
食事会・ランチ座る(1.5〜2時間)座ったときのウエスト
子どもの運動会立つ・しゃがむ背中と着丈
授業参観・発表会立つ肩線と上着
週末の公園・散歩歩く裾と歩幅
通勤座る・上着の脱ぎ着上着の肩線とウエスト
七五三の付き添い立つ・かがむ・抱く背中と袖
旅行の移動座る(長時間)ウエストと股上
家での集まり床に座るウエストとヒップ
買い物歩く・腕を伸ばす裾と背中
屋外の行事の見学立つ・座る着丈と上着

同じ人でも、食事会の日と運動会の日では、合うサイズが違って当たり前です。予定ごとに姿勢が違うから、サイズも違うと考えてください。

秋の1週間を、サイズで並べてみる

予定と姿勢の考え方を、ある1週間に当てはめると次のようになります。平日は通勤と食事会、週末は子どもの行事と公園、という週の例です。

曜日予定いちばん長い姿勢上のサイズ下のサイズ
月通勤・会議座る伸びるニットでM座って指2本のL
火在宅座るカットソーでMゴムのウエストでM
水仕事のあとに食事会座る布帛のシャツでL座って指2本のL
木通勤・外回り歩くニットでM歩幅で合うM
金通勤座るカーディガンは中の服で決める座って指2本のL
土子どもの運動会立つ・しゃがむ着丈の長いカットソーでMゴムのウエストでM
日公園・買い物歩くニットでM歩幅で合うM

この例では、上はほとんどがM、下は座る日がL、歩く日と行事の日がMになっています。**上と下で、それぞれ2つのサイズを持っていることになります。**同じ人が同じ週に着る服でも、サイズは1つではありません。

自分の1週間を同じ形で書き出してみると、下のLが何枚要るか、上のMが何枚あれば足りるかが見えてきます。持っていないサイズの服が、その週に何回出てくるかを数えれば、次に買う1枚も決まります。

座る日|ウエストに指2本

食事会や移動、長い会議といった、座っている時間がいちばん長い日は、下の服のサイズを座った姿勢で決めます。

座ると、ウエストのまわりは立っているときより大きくなります。立って指2本入る下でも、座ると指が入らなくなることがあります。試着や確かめは、必ず座ってしてください。

座ったときの指の本数起きることサイズの判断
3本以上ウエストが余って、前にしわが寄る小さいほうで確かめる
2本座っていても楽このサイズでよい
1本食事のあとに苦しくなる大きいほうにする
入らない前が引っ張られて横じわが出る大きいほうにする

上の服は、座ると前の裾が上がります。座ったときに、前の裾が下の服のウエストより上に上がってしまうなら、上も大きいほうか、丈の長い形にします。ホテルや改まった場所での食事なら、ホテルランチの服装 ぽっちゃりで、座ったまま襟と足元できちんと見せる方法を書いています。

歩く日|裾と歩幅で決める

週末の公園や、紅葉を見に行く散歩、買い物で歩き回る日は、下の服の裾と歩幅で決めます。

下の形歩く日に見る場所MとLの分かれ目
ワイドパンツ大きく一歩出したときの前ももの前に横じわが出ないほう
テーパードパンツひざを曲げたときのひざ裏ひざ裏が突っ張らないほう
ストレートパンツ階段を上るときのももももの横が引っ張られないほう
タイトスカート一歩出したときの裾裾がひざの上まで上がらないほう
フレアスカート風が吹いたときの広がりウエストで合うほう
ロングスカート大きく一歩出したときの裾裾がすねに張りつかないほう

**歩く日の下は、立って合わせたサイズより、1歩出したときのサイズを信じてください。**大股で一歩出して、布がももやひざに引っ張られないほうが、1日歩いても楽なサイズです。スカートの広がりと丈の考え方はぽっちゃりのロングスカート選びにもまとめてあります。

靴を替えると、下のサイズの答えが変わる

秋は、夏のサンダルから、スニーカーや甲の深い靴、短いブーツへと足元が変わります。靴が変わると、下の服の裾が止まる位置と、歩幅が変わります。夏にMで合っていたパンツが、秋の靴ではLのほうが合うということも起きます。

秋の靴下の服に起きることサイズの見方
スニーカー歩幅が大きくなる一歩出したときのももで確かめる
甲の深い靴裾が甲に当たって止まる丈を見て、サイズは変えない
短いブーツ裾がブーツの口に乗る裾幅がブーツの口より広いほう
かかとの高い靴歩幅が小さくなる立った姿勢で決めてよい
厚い靴下と合わせる靴足首まわりが太くなる裾幅で確かめる

短いブーツと合わせるパンツは、裾幅がブーツの口より狭いと、裾がブーツの上に乗って、ふくらはぎのまわりに布が溜まります。この場合は、サイズを上げるより、裾幅の広い形にするほうが早く解決します。試着や確かめは、その服と一緒に履く靴でしてください。

立ってしゃがむ日|背中と着丈で決める

子どもの運動会や、七五三の付き添い、屋外の行事では、立っている時間が長く、ときどきしゃがんだり、かがんだりします。この日は、上の服の着丈と背中で決めます。

しゃがむと、上の服の後ろの裾が上がり、下の服のウエストが下がります。その間に背中の肌が出るかどうかが、分かれ目です。

しゃがんだときの背中起きることサイズの判断
上の裾が下のウエストより下にある肌は出ないこのサイズでよい
上の裾と下のウエストがちょうど重なる動くと出ることがある着丈の長い形にする
上の裾が下のウエストより上に上がる肌が出る大きいほうか、着丈の長い形
下のウエストが大きく下がる下が合っていない下を大きいほうにする

上を大きくしても着丈は1〜2cmしか変わらないので、背中が出るのを直すなら、サイズを上げるより、着丈の長い形を選ぶほうが確かです。運動会で動いたあとに服が戻るかどうかを見る方法は運動会のぽっちゃりコーデに詳しく書いています。

腕を上げる日|背中の突っ張りで決める

買い物で高い棚に手を伸ばす日、子どもを抱き上げる日、写真を撮るために腕を前に出す日は、上の服の背中で決めます。

両腕を前にまっすぐ伸ばして、背中の布が引かれるかを見てください。引かれるなら、そのサイズは腕を動かす日には小さいということです。袖の付け根が引っ張られて、腕が上がりにくくなります。

腕を前に出したとき起きることサイズの判断
背中に余裕がある腕が楽に動くこのサイズでよい
背中が少し引かれる長く続けると疲れる伸びる素材なら可
背中が強く引かれる袖の付け根が突っ張る大きいほうにする
前の身頃が上がる前の裾が浮く大きいほうか、前後の丈が同じ形

伸びる素材なら、少し引かれる程度はそのサイズのままで構いません。伸びない素材で少しでも引かれるなら、大きいほうにします。

写真に写る日|いちばん写るのは肩線

七五三の付き添いや親族の集まり、行事の記念写真のように、写真に残る日があります。写真では、正面から見た肩線と、腕と体の間の布の量がいちばんよく写ります。

写真で写るところ小さいほうで起きること大きいほうで起きること
肩線肩先より内側で止まり、つまって見える肩先から落ちて、上半身が大きく見える
腕と体の間袖が腕に沿い、脇にしわが出る布が余って、腕が体から離れて見える
前の合わせボタンの間が引かれて開く前が余って、縦のしわが出る
襟元首元がつまって見える襟が開きすぎる
裾座った写真で前が上がる立った写真で裾が広がる

写真の日の上は、肩線が肩先から1.5cm以内に収まるほうを選んでください。肩線が合っていれば、腕と体の間の布の量もほぼ合います。前の合わせが引かれて開く場合は、前を開けて着る上着にするか、前にボタンのない形に替えると、サイズを上げずに済みます。

写真は座って撮る場面もあります。座った写真では、上の前の裾が上がり、下のウエストに横じわが出るかどうかが写ります。座って撮ることがわかっているなら、下は座る日の基準で選んでおきます。

アイテムごと|MとLのどちらに寄せるか

同じ人でも、アイテムによって合うサイズが変わります。秋によく着るアイテムで、どちらに寄せやすいかを並べました。

アイテム寄せやすいサイズ理由
伸びるリブのニットM体に沿って伸びる
目の詰まったニットMで確かめ、背中が引かれればL伸びが少ない
布帛のシャツL伸びない
カットソーM伸びる
カーディガン中に着る服で決める重ねる厚みが変わる
ジャケット中に着る服で決める肩線が決め手
ウエストがゴムのパンツMゴムが伸びる
ウエストがゴムでないパンツ座って決める伸びない
タイトスカートL歩くときに裾が引っ張られる
フレアスカートウエストで決める裾は広がる
ワンピース肩と座ったときのウエストの両方上下がつながっている
コート中に着る服で決める重ねる厚みが大きい

伸びる素材はM寄り、伸びない素材はL寄りと覚えておくと、売り場で迷う時間が短くなります。伸びるかどうかは、布を両手で持って横に軽く引けば確かめられます。

同じMでも、作り手によって寸法が違う

サイズの表示は、作り手ごとに決め方が違います。ある売り場のMが、別の売り場のLと同じ寸法ということもあります。「私はM」「私はL」と覚えるのではなく、「私に合う身幅は何cm」と覚えるほうが、売り場が変わっても迷いません。

覚えておく数字測る服使いみち
着やすい上の身幅いちばん着る上寸法表の身幅と比べる
着やすい上の肩幅肩線が合っている上上着を選ぶ
座っても楽な下のウエストいちばん座る日の下座る日の下を選ぶ
歩きやすい下の裾幅いちばん歩く日の下歩く日の下を選ぶ
しゃがんでも背中が出ない着丈行事で着た上行事の日の上を選ぶ

5つの数字をスマホのメモに入れておけば、売り場でも通販でも、表示のサイズではなく数字で比べられます。**数字は季節ごとに1回だけ見直せば足ります。**秋の厚い素材になったら、秋の服で測り直してください。

家で洗ったあとに変わること

ちょいぽちゃの人がMとLで迷うときに、見落としやすいのが洗ったあとの変化です。とくに秋のニットや綿の服は、家で洗うと少し縮むことがあります。

素材洗ったあとに起きやすいことサイズの考え方
綿のカットソー着丈が少し縮む丈に余裕のあるほう
ウールのニット全体が少し縮む洗い方の表示に従う前提で選ぶ
リブ編み横に縮んで縦に伸びる着丈で確かめる
伸びる糸の入ったパンツ伸びが少しずつ弱くなる座って指2本を守る
化学繊維の織物ほとんど変わらない買ったときの寸法で決める

MとLで迷って、そのアイテムが綿やウールなら、洗ったあとに縮む分を見込んで大きいほうに寄せる考え方もあります。化学繊維ならほとんど変わらないので、買ったときに合うほうで決めて構いません。ニットが縮んだときに戻す方法はニットの縮みを戻すにあります。

同じアイテムを、MとLで1枚ずつ持つか

座る日と歩く日で、合うサイズが違うアイテムがあります。たとえば、ウエストがゴムでないパンツは、座る日はL、歩く日はMが合う、ということが起きます。このとき、同じ形のパンツをMとLで1枚ずつ持つかどうか迷います。

持つかどうかは、そのアイテムを週に何回着るかで決めてください。週に3回以上着るなら、MとLで1枚ずつ持つと、予定ごとに合うほうを選べます。週に1〜2回なら、その回数の多い予定の姿勢に合わせて1枚だけにします。

MとLで1枚ずつ持つ場合は、ハンガーに小さな印を付けて、どちらが座る日の1枚かをわかるようにしておきます。同じ形と同じ色だと、朝に見分けがつかないからです。

1枚だけにするなら、座る日を優先してください。歩く日のMが少し大きくても、裾が少し広がるだけで困ることは少ないからです。座る日のMが小さいと、食事のあとに苦しくなり、その日の時間の大半を我慢して過ごすことになります。

秋の素材は、伸び方が夏と違う

夏の服は、薄くて伸びるものが多かったはずです。秋の服は、厚みのある素材や、伸びの少ない素材が増えます。夏にMで着られていたからといって、秋の服もMで合うとは限りません。

秋の素材伸び方サイズの見方
厚手のカットソー横に伸びるMで確かめる
リブ編み横によく伸びるM寄り
目の詰まった編み地あまり伸びない背中で確かめる
ウール混の織物伸びないL寄り
コーデュロイ伸びない座って確かめる
伸びる糸の入った織物少し伸びる座って指2本
起毛の素材伸びず、厚みが出る重ねる服と合わせて確かめる
厚手のデニム伸びない座って確かめる

秋の厚い素材は、**同じサイズでも夏の服より中の空間が狭くなります。**布の厚みのぶん、内側が小さくなるからです。夏物と秋物の厚みの差を肩・胸・腰の3か所で見る方法はぽっちゃり秋コーデにあります。

上着を重ねる日|肩線は肩先から1.5cm以内

秋は、中に着る服の上に、カーディガンやジャケット、薄手のコートを重ねる日が増えます。上着のサイズは、中に着る服の厚みを足して決めてください。

中に着る服上着のサイズの見方
薄手のカットソー上着単体で肩線を合わせる
薄手のニット着た状態で腕を前に出して確かめる
厚手のニット大きいほうで確かめる
襟のあるシャツ襟が上着の襟の中で収まるか
パーカー大きいほうで、フードの厚みを見る

上着の肩線は、肩先の骨から内側にも外側にも1.5cm以内に収まるほうを選びます。**1.5cmを超えて外に落ちると、上着だけが大きく見えます。**内側に入ると、腕を前に出したときに背中が突っ張ります。中に厚手のニットを着る日が多いなら、上着は大きいほうを試してから決めてください。肩の落ち方と着丈で上着を選ぶ方法はぽっちゃりアウターに詳しくあります。

試着室でする3つの動き

試着室では、立って鏡を見るだけでは、予定の日の姿勢がわかりません。次の3つの動きをしてから決めてください。

  1. 座る:試着室の椅子か、しゃがんだ姿勢でウエストに指を入れる
  2. 腕を前に伸ばす:背中が引かれるかを確かめる
  3. 一歩踏み出す:大股で一歩出して、裾ともものまわりを見る
動き何を見るか合わないときの合図
座るウエストの指の本数1本以下
座る前の裾の位置下のウエストより上に上がる
腕を前に伸ばす背中の布強く引かれる
腕を前に伸ばす袖口の位置手首の骨より大きく上がる
一歩踏み出すももの前横じわが出る
一歩踏み出すスカートの裾ひざの上まで上がる

3つの動きを両方のサイズでして、合わない合図の少ないほうを選びます。合図の数が同じなら、その服を着る日の予定で、いちばん長い姿勢の合図が出ないほうにしてください。

通販のとき|手持ちの1枚を測って比べる

通販では試着ができないので、手持ちの服の寸法と比べて選びます。比べるのは、いちばん着やすいと感じている1枚です。

測る服測る場所測り方
上身幅平らに置き、脇の下から脇の下まで
上肩幅肩の縫い目から縫い目まで
上着丈後ろの襟の付け根から裾まで
下ウエスト平らに置いて端から端までを2倍
下ヒップ股上のいちばん下から少し上を2倍
下股上前の股の縫い目からウエストまで

通販の寸法表の数字と、手持ちの1枚の数字を比べて、差が2cm以内のサイズを選びます。MとLの両方が2cm以内に入るときは、その服を着る日の予定で決めます。長く座るならL寄り、立って動くならM寄りです。寸法表の見方の基本はズボン・パンツのサイズ表の見方にもまとめてあります。

上下でサイズが違ってもいい

上はM、下はL。あるいは上はL、下はM。**上下でサイズが違うのは、まったく自然なことです。**上は肩線、下は座ったときのウエストと歩くときの裾で決まるので、見る場所がそもそも違います。

気をつけるのは、上下がそろいで作られた服です。同じ生地で上下が作られていて、サイズを別々に選べない場合は、その日の予定で決めてください。

そろいの服の着方合わせるほう
座る時間が長い日下に合わせたサイズ
立っている時間が長い日上に合わせたサイズ
上着として上だけ着る日上に合わせたサイズ
下だけ別の上と着る日下に合わせたサイズ

そろいの服を、上下で別のサイズを買って組む方法もあります。色と生地が同じなら、並べて見てもサイズの違いはわかりません。上下の丈の比で見るセットアップの考え方は大きいサイズのセットアップに書いています。

どちらとも取れるとき①|1日の中で座ると歩くが半々

午前は座り、午後は歩く。1日の中で、座る時間と歩く時間がほぼ同じという日もあります。この日は、下は座る姿勢、上は歩く姿勢で決めてください。

座ると困るのは下のウエストで、歩くと困るのは上の着丈と背中です。下を座る姿勢で選んでおけば、歩いてもウエストが苦しくなることはありません。上は歩いて腕を振ったときに背中が突っ張らないほうにしておけば、座っていても困りません。上下で見る姿勢を分ければ、半々の日でも1着で足ります。

どちらとも取れるとき②|Mは身幅が合うのに、着丈が短い

Mの身幅はちょうどいいのに、着丈が短くて、しゃがんだときに背中が出る。Lにすると着丈は1〜2cm伸びるものの、身幅が余る。この場合は、サイズはMのままで、形を変えてください。

後ろの裾が前より長い形、裾にスリットのない長めの形、腰まで届く丈の形を選べば、Mの身幅のまま着丈が足ります。サイズを上げて丈を足そうとすると、横に余った布のぶん、全体が大きく見えてしまいます。インナーを1枚、上の裾より長めのものにして重ねる方法もあります。しゃがんだときに見えるのはインナーの裾になり、背中の肌は出ません。

どちらとも取れるとき③|どちらを着ても、予定の姿勢で合図が出る

MでもLでも、予定の姿勢で合わない合図が出るなら、そのアイテムの形が合っていません。サイズを変えても解決しないので、形を変えてください。

座るとウエストが苦しいのに、Lにすると腰まわりが余る。この場合は、ウエストがゴムの形か、ウエストの位置が高い形に替えます。腕を前に出すと背中が引かれるのに、Lにすると肩が落ちる。この場合は、袖の付け根が低い形か、伸びる素材の形に替えます。サイズで解決するのは、どちらかのサイズで合図が消えるときだけです。

よくある行き違い

**「大きめを選べば安心」。**大きすぎると、肩線が肩先から落ち、袖と身幅が余って、全体が一回り大きく見えます。安心なのは、布が引っ張られず、余りすぎもしないサイズです。

**「小さめを選ぶと、きゅっと引き締まって見える」。**小さいサイズは、座ったり腕を動かしたりしたときに布が引っ張られ、横じわが出ます。立って鏡を見たときだけ合っていても、予定の姿勢で合わなければ、1日のうちの大半は引っ張られた状態で過ごすことになります。

**「前に買ったサイズなら、今回も同じでいい」。**同じMでも、素材と形が違えば着たときの寸法は変わります。前のサイズは参考にして、今回の服は今回の予定の姿勢で確かめてください。

**「MとLで迷うのは、どちらも似合っていないから」。**迷うのは、どちらも似合わないからではなく、どちらも着られるからです。着られる幅が広いぶん、予定に合わせて選び分けられる、と考えてください。

**「サイズが変わったのは、体が変わったから」。**夏から秋にかけてサイズが合わなくなったと感じるのは、多くの場合、素材が厚くなって中の空間が狭くなったからです。体ではなく、服の側の変化を先に見てください。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. ちょいぽちゃは、MとLのどちらを選べばいいですか
どちらかに決めず、1着ごとに分けてください。決め手は、その服を着る日の予定で、いちばん長くとる姿勢です。長く座る日の下は、座ったときにウエストと布の間に指が2本入るほう。外を歩く日の下は、大きく一歩出したときに裾が引っ張られないほう。上は、肩線が肩先から内側にも外側にも1.5cm以内に収まるほうを選びます。同じ人でも、ニットはM、シャツはLということは珍しくありません。
Q. 大きめのサイズを選んだほうが、体の線が出なくて安心ではないですか
大きすぎると、肩線が肩先から落ち、袖と身幅が余って、全体が一回り大きく見えることがあります。安心なのは、布が体に引っ張られないことと、余りすぎないことの両方がそろったときです。肩線と、座ったときのウエストの2か所で合うほうを選べば、線が出すぎることも、余りすぎることも避けられます。
Q. 上がMで下がL、というように上下でサイズが違っても大丈夫ですか
大丈夫です。上と下は、見る場所がそもそも違います。上は肩線、下は座ったときのウエストと歩くときの裾で決まるので、上下で答えが分かれるのは自然なことです。気をつけるのは上下がそろいで作られた服で、この場合は、座る時間が長い日なら下に合わせたサイズ、立っている時間が長い日なら上に合わせたサイズにします。
Q. 通販でサイズを選ぶときは、どこを見ればいいですか
手持ちの服の中から、いちばん着やすい1枚を平らに置いて測ってください。上なら身幅と肩幅と着丈、下ならウエストとヒップと股上です。その数字と、通販の寸法表の数字を比べて、差が2cm以内のサイズを選びます。MとLの両方が2cm以内に入るときは、その服を着る日の予定で、長く座るならL寄り、立って動くならM寄りにします。

— メグラシ編集部

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いかり肩のノースリーブ|秋に重ねると肩が張って見える直し方

夏に着ていたノースリーブを、秋はシャツやニットの上に重ねて着たい。ところが、いかり肩の人がニットベストやジャンパースカート、袖なしワンピースを重ねると、肩先に角が立って、肩だけが張って見えることがあります。原因は肩の形ではなく、袖なしの布が肩先の手前で終わる位置と、襟ぐりの横の線です。肩の傾きを測り、袖ぐりの端が肩先から何cm内側で終わるかで、張って見えるかどうかが分かれます。下に着る袖の選び方、襟ぐりの深さ、重ねる順番、手持ちの袖なしを秋に使う直し方まで。

メグラシ編集部/読了 11分

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