ホテルランチの服装 ぽっちゃり|楽な形は、襟と足元できちんと見せる

**ホテルランチの服装で、ぽっちゃり体型の人が止まるのは「楽な形を選ぶと、カジュアルに見える」ところです。**形はゆったりしたままで構いません。ホテルできちんと見えるかは、首元の端・テーブルに出る袖口・ロビーから席まで歩く足元の3か所で決まります。
食事の席では、締め付けのない服のほうが落ち着いて過ごせます。変えるのは形ではなく、服の端の始末です。
座ったときに布が体からどれだけ浮くかの測り方はぽっちゃりの忘年会コーデに、冬のホテルランチ全般はホテルランチの服装 冬にあります。この記事は、楽な形をホテルに合わせる話です。
結論:形は楽なまま、3か所だけきちんとに寄せる
| 見る場所 | 部屋着に寄る端 | きちんとに寄る端 |
|---|---|---|
| 首元 | 伸びるリブ、切りっぱなし | 襟、見返しのある縁、ボウ |
| 袖口 | ゴム、リブ、袖の端が手の甲にかかる | カフス、折り返し、手首の骨の上で止まる |
| 足元 | 布の運動靴、厚いゴム底 | 甲の見える革の靴、低いかかと |
3か所のうち2か所がきちんとの側にあれば、ホテルの席で浮くことはありません。3か所とも部屋着の側にあると、形が楽なぶん、そのまま部屋着に見えます。
カジュアルに見えるのは、形ではなく端
ゆったりした服がカジュアルに見える理由は、たいてい形ではありません。同じ形のブラウスでも、首元に小さな襟があるものと、伸びるリブで終わるものでは、きちんと度がまったく違います。
服の端は、見る人の目が最初に止まる場所です。首元、袖口、裾。ここが布の縁で終わっているか、ゴムやリブで終わっているかで、服の格が決まります。
ぽっちゃり体型の人がゆったりした服を選ぶとき、着心地を優先するとリブやゴムの服が多くなります。形は変えずに、端だけを見て選び直してください。
首元|端に、形のある縁があるか
首元は、テーブルの向こうに座る相手がいちばん長く見る場所です。確かめるのは、首元の端に、形のある縁があるかの1つだけです。
小さな襟、スタンドの襟、ボウ、見返しがついて端がまっすぐに整えられた丸首。どれも縁に形があります。反対に、伸びるリブの丸首や、切りっぱなしのVネックは、形が楽なぶん部屋着に近く見えます。
手持ちの服が首元リブのものばかりなら、上にもう1枚、縁のある服を重ねるか、首元に薄いスカーフを1回巻いて結び目を横に置きます。
袖口|テーブルに出る手首まわり
席に着くと、袖口は料理の皿のすぐ横に出ます。フォークを持つ、グラスを持つ。食事のあいだずっと、相手の目の高さにあるのは手首です。
袖口がゴムで絞られていると、手首まわりに布がたまって、そこだけ部屋着の印象になります。カフスのある袖口や、1回折り返した袖口のほうが、ホテルの席に合います。
長さは、手首の骨の上で止まるくらいが目安です。袖の端が手の甲にかかる長さだと、皿に触れたり、ソースが付いたりしやすくなります。家の食卓でフォークを持つ動きをして、袖口が皿の縁より手前で止まるかを見てください。
足元|ロビーから席までの数十歩
ホテルでは、入口からロビーを抜けてレストランの席に着くまで、数十歩を歩きます。立ち姿を見られるのは、ほぼこの数十歩だけです。
ここで目に入るのが足元です。布の運動靴や厚いゴム底の靴は、ゆったりした服と合わせると全身がくだけた印象になります。甲が見える革の靴や、かかとの低いきちんとした靴に替えるだけで、同じ服でも全身の格が上がります。
高いかかとは必要ありません。ロビーの床は硬く滑りやすいことがあるので、履き慣れた低いかかとの靴で十分です。
昼の窓の光|生地の表面が、そのまま見える
ホテルのランチは、窓の大きな明るい席になることが多くあります。昼の光は、生地の表面をそのまま映します。
ゆったりした服は面が大きいので、生地の表面の光り方が、そのまま全体の印象になります。つるりと強く光る生地は、光の当たる面が広く見えます。光を柔らかく返す生地、細かい凹凸のある生地、薄く起毛した生地のほうが、面の大きさが目立ちません。
家の窓際に立ち、服の表面を斜めから見てください。光の筋が1本くっきり出る生地より、光がぼんやり広がる生地を選びます。
色|黒より一段明るい、暗めの中間色
色も、昼の光の下で見てください。真っ黒は窓の光の中では沈んで重く見え、真っ白は光を返して面が広く見えます。
いちばん落ち着くのは、濃紺、チャコール、深い緑、焦げ茶のような、黒より一段明るい暗めの中間色です。秋冬のホテルランチなら、季節の色としてもなじみます。
明るい色を入れたいときは、顔の近くに小さく1つ足します。スカーフ、ブローチ、耳元のアクセサリー。面の大きい服を明るい色にするより、小さな面で入れるほうが、昼の光の下でまとまります。
丈|低いソファ席で、膝から下に10cm
ホテルのラウンジやティーの席は、座面の低いソファのことがあります。低い座面に座ると膝が腰より高くなり、スカートの前の丈が上がります。
家の低いソファに座って確かめてください。**膝頭から下に10cm以上布が残れば、落ち着いて座れます。**足りない場合は、丈の長いスカートかパンツにするか、膝の上にナプキンやストールを置く前提で出かけます。
秋冬のコートと、クローク
秋冬は、コートを預けられるかどうかで、中の服の選び方が変わります。クロークがあれば、席では中の服だけになります。預けられない店では、コートを椅子の背にかけるか、膝の上に置くことになります。
預けられない日は、コートを薄く軽いものにしてください。厚いコートを椅子の背にかけると、背もたれにもたれにくくなり、食事のあいだ前に傾いたまま座ることになります。預け先がない前提での選び方はホテルランチの服装 冬に詳しく書いています。
ビュッフェのとき|立って皿を持つ時間
ビュッフェ形式のランチでは、料理を取りに何度か席を立ちます。立って皿を持ち、料理の台の前でかがむ時間が生まれます。
見るのは袖口です。料理の台に手を伸ばしたとき、袖の端が料理に触れないか。**袖口が広がる形の服は、ビュッフェの日には向きません。**手首で止まる袖口か、肘まで折り返せる袖にします。朝・昼・夜での違いはホテルのビュッフェの服装にあります。
どちらとも取れるとき①|ワンピース1枚で行きたい
1枚で行く日は、襟・袖口・裾の3か所が、その1着の中でそろっているかを見てください。首元に縁があり、袖口に始末があり、裾が縫い込まれていれば、ベルトや羽織りを足さなくても十分です。
3か所のうち1つだけが部屋着寄りなら、そこだけを小物で補います。首元が寂しければスカーフ、袖口がゴムなら腕時計を手首に重ねる。1か所を補うだけで、1枚でもホテルの席に合います。
どちらとも取れるとき②|パンツで行きたい
ゆったりしたパンツでホテルランチに行くのも問題ありません。パンツの日は、足元の比重が大きくなります。裾が靴の甲にかかる長さなら、甲の見える靴で裾との間に少し肌か靴下の色を見せると、全身がきちんと寄ります。
上は、首元と袖口の2か所がきちんとの側にあれば十分です。パンツがゆったりしていて、上もゆったりしている日は、上の服の裾を前だけ軽く入れるか、羽織りを重ねて縦の線を1本足します。
どちらとも取れるとき③|一緒に行く人がカジュアルで来る
友人がふだん着で来るとわかっている日は、3か所のうち1か所を落として構いません。落とすなら足元からです。首元と袖口は、席に着いてから相手と向き合う場所なので、そこは残してください。
逆に、相手がきちんとした服で来る日や、家族の祝いの席の日は、3か所ともきちんとの側にそろえます。
出かける前に、家で3分
出かける前の3分で、次の3つを確かめてください。
- 窓際に立って、首元と生地の表面を斜めから見る
- 食卓に座ってフォークを持ち、袖口が皿の縁より手前で止まるかを見る
- 低いソファに座って、膝頭から下に10cm布が残るかを見る
3つとも通れば、そのまま出かけられます。
よくある行き違い
**「ホテルには体に沿った服を着ないといけない」。**ホテルで求められるのは、形の細さではなく端の始末です。ゆったりした形のままで、首元・袖口・足元がきちんとしていれば、席に十分合います。
**「黒を着ておけば間違いない」。**夜の席ならそうですが、昼の窓の光では真っ黒は重く沈みます。黒より一段明るい、暗めの中間色のほうが落ち着きます。
**「ゆったりした服は、何を合わせてもカジュアルになる」。**カジュアルに見える理由は、たいてい端のリブやゴムです。端を選び直せば、同じ形でも印象は変わります。
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— メグラシ編集部
よくある問い
- Q. ぽっちゃり体型で、ホテルランチにゆったりした服を着ていってもいいですか
- 形がゆったりしていても構いません。ホテルでカジュアルに見えるのは、形より端の始末のほうです。首元が伸びるリブ、袖口がゴム、裾が切りっぱなしといった端が重なると、ゆったりした形ほど部屋着に近く見えます。首元に襟や見返しのある縁、袖口にカフスや折り返し、足元に甲の見える革の靴。この3か所がきちんとしていれば、形は楽なままでホテルの席に合います。
- Q. ホテルランチに、ぽっちゃり体型だと何色を着ればいいですか
- 色の名前より、昼の窓の光の下での明るさで選んでください。ゆったりした服は面が大きいので、色の明るさがそのまま全体の印象になります。真っ黒は昼の光では重く沈み、真っ白は光を返して面が広く見えます。濃紺、チャコール、深い緑、焦げ茶のように、黒より一段明るい暗めの中間色が、窓際の席でいちばん落ち着きます。明るい色を入れたいときは、顔の近くに小さく1つ足します。
- Q. ホテルランチにワンピース1枚で行きたいのですが、ぽっちゃりでも大丈夫ですか
- 1枚で行く日は、襟・袖口・裾の3か所が、その1着の中でそろっているかを見てください。首元に縁があり、袖口に始末があり、裾が縫い込まれていれば、ベルトや羽織りを足さなくても、ホテルの席で十分にきちんと見えます。3か所のうち1つだけが部屋着寄りなら、そこだけを小物で補います。首元が寂しければスカーフ、袖口がゴムなら腕時計や細いブレスレットを手首に重ねます。
- Q. ホテルのソファ席に座ると、スカートの丈が上がって落ち着きません
- ホテルのラウンジやティーの席は、座面の低いソファのことがあります。低い座面に座ると膝が腰より高くなり、スカートの前の丈が上がります。家の低い椅子やソファに座って、膝がどこまで出るかを確かめてください。膝頭から下に10cm以上布が残れば落ち着いて座れます。足りない場合は、丈の長いスカートかパンツにするか、膝の上にナプキンやストールを置く前提で出かけます。
— メグラシ編集部





