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オーバーサイズTシャツコーデ ぽっちゃり|余りの幅と着丈で秋に重ねる

メグラシ編集部//読了 12分
秋の歩道を歩くふくよかな女性の胸から膝まで。生成りのオーバーサイズTシャツに深緑のニットベストを重ねて裾をのぞかせ、黒のパンツを合わせ、胸の前に斜めがけのバッグのひもが通っている

**あなたがいちばん楽に着ているTシャツを平置きして、脇の下の横幅を測ってください。**オーバーサイズTシャツは、その数字より8〜14cm大きい身幅のものを選びます。着丈は腰骨から手のひら1枚ぶん下まで。この2つが合えば、ぽっちゃりさんのオーバーサイズは、布がまっすぐ落ちて、秋の重ね着の土台になります。

「大きいほうが楽だし、体の線も拾わないから安心」と思って、手持ちよりずっと大きいものを選ぶと、布が体から離れすぎて、全体が四角い面に見えることがあります。オーバーサイズで大事なのは、どれだけ大きいかではなく、どれだけ余っているかです。

黒いTシャツの裾を入れるか出すかはぽっちゃりの黒Tシャツコーデに、オーバーサイズ全般が合わないと感じる理由はオーバーサイズが似合わないにまとめてあります。この記事は、オーバーサイズTシャツの大きさの決め方と、秋の重ね方の話です。

結論:余りの幅と着丈を、手持ちの1枚から決める

見る場所目安大きすぎるとき小さすぎるとき
身幅の余り楽なTシャツより8〜14cm大きい布が横に広がって四角く見える普通のTシャツと変わらない
肩線の落ち肩先から5〜10cm下袖が肘の下まで落ちる肩の縫い目が肩先に乗る
着丈腰骨から手のひら1枚ぶん下下に何をはいても上が大きく残る裾が腰で横に張る
袖の止まる位置肘の少し上肘の下まで落ちて腕が短く見える普通の半袖と変わらない
生地の厚み手の甲にかぶせて指が見えない厚すぎて重く見える布が体に沿って落ちない

5つのうち、先に決めるのは身幅の余りと着丈です。この2つが合っていれば、肩線と袖はたいてい一緒に合ってきます。

測る①|いちばん楽なTシャツの身幅を、平置きで測る

まず、手持ちのTシャツの中で、いちばん楽に着ていて、着たときの見た目も気に入っている1枚を選びます。それを平らな場所に置いて、脇の下の縫い目から縫い目までの横幅を測ってください。これが基準の身幅です。

測る場所測り方何に使うか
身幅脇の下の縫い目から縫い目まで、まっすぐ横に余りの幅を出す
着丈首の付け根の後ろから、裾まで腰骨との位置を比べる
肩幅左右の肩の縫い目のあいだ肩線がどこまで落ちるかを比べる
袖丈肩の縫い目から袖口まで袖が肘のどこで止まるかを比べる
裾幅裾を平置きして、端から端まで裾が横に張るかを比べる

楽なTシャツが何枚もあるときは、その中でいちばんよく着ている1枚を選びます。よく着ているということは、体の動きにも、手持ちのボトムにも合っているということです。反対に、楽だけれど外には着て行かない部屋着の1枚は、基準にしないでください。部屋着は大きさより着心地で選んでいることが多く、外で着る服の基準にはなりにくいからです。

測った数字は、スマートフォンのメモに残しておくと、通販のサイズ表と比べるときにそのまま使えます。**基準の1枚は、大きさより着たときの気分で選んでください。**楽で、鏡を見ても気にならない1枚が、あなたの体にとっての「ちょうどいい」を知っています。

測る②|余りの幅を出す

オーバーサイズTシャツの身幅から、基準の身幅を引いた数字が、余りの幅です。平置きの数字なので、体の片側に出る余りは、この数字のおよそ半分になります。

余りの幅着たときの見え方向く組み方
5cm以下少しゆったりした普通のTシャツオーバーサイズとしては物足りない
6〜8cm体から少し離れて落ちる1枚で着る日、ジャケットの下
8〜14cm布がまっすぐ縦に落ちる1枚でも、重ね着の土台でも
15〜20cm布が横に広がり始めるベストを上に重ねて横の広がりを止める
20cmを超える全体が四角い面になる前だけ裾を入れるか、別の1枚にする

**8〜14cmのあいだに入るものが、いちばん扱いやすい大きさです。**この幅なら、布が体から離れすぎず、脇の下から裾までまっすぐ落ちます。体の線は拾わず、でも服だけが大きく見えることもありません。

8cmと14cmのどちらに寄せるかは、何を重ねるかで決めます。1枚で着る日やジャケットの下に着る日が多いなら8〜10cm、下に長袖を重ねたりベストを上に重ねたりする日が多いなら12〜14cmが扱いやすくなります。秋のあいだ長く着るなら、12cm前後を選んでおくと、重ね方を変えても窮屈になりません。

通販で選ぶとき|サイズ表の数字を引き算する

通販では試着ができないので、サイズ表の数字がすべてです。基準の1枚の数字をメモしておけば、画面の上で引き算するだけで、届いたときの見え方がかなり正確に分かります。

サイズ表の項目基準の1枚との差判定
身幅+8〜14cmちょうどいい余り
身幅+15cm以上ベストを重ねる前提なら選べる
着丈+5〜10cm腰骨から手のひら1枚ぶん下に収まりやすい
着丈+15cm以上長い着丈として扱う
肩幅+10〜20cm肩線が5〜10cm落ちる
袖丈+3〜8cm肘の少し上で止まりやすい

サイズ表の身幅が「平置き」か「ぐるり一周」かも確かめてください。**ぐるり一周の数字なら、2で割ってから基準の1枚と比べます。**ここを取り違えると、余りの幅が倍に見えたり、半分に見えたりします。

商品の写真だけで判断すると、着ている人の背の高さや体つきが違うので、同じ1枚でも見え方が変わります。写真は色と生地の感じを見るために使い、大きさは数字で決めてください。

肩線の落ち|肩先から何cm下で縫い目が止まるか

オーバーサイズTシャツは、肩の縫い目が肩先より下に落ちる作りになっています。どこまで落ちるかで、袖の止まる位置と、肩まわりの見え方が変わります。

肩先からの落ち見え方気をつけること
0〜4cm普通のTシャツに近い身幅だけ大きいと、脇の下に布がたまる
5〜10cm肩がなだらかにつながるいちばん扱いやすい
11〜15cm肩が大きく落ちる袖が肘の下まで来ることがある
15cmを超える肩の位置が分からなくなる上に何を重ねても肩が合わない

鏡の前で腕を下ろし、肩の縫い目が肩先からどれだけ下にあるかを見てください。**5〜10cm下で止まっていれば、上にシャツやカーディガンを重ねても、肩の縫い目同士がぶつかりません。**15cmを超えると、上に重ねた服の肩と、Tシャツの肩の縫い目が別々の位置に来て、重ねたときに肩まわりがもたつきます。

着丈|腰骨からどこまで下がるか

着丈は、腰骨を基準にして決めます。腰骨は、立ったまま手を腰に当てたときに、指先に骨が触れる高さです。

裾の位置見え方合うボトム
腰骨より上オーバーサイズとしては短い高い位置で履くパンツ
腰骨ちょうど裾が横に張りやすい前だけ裾を入れる
腰骨から手のひら1枚ぶん下縦に落ちて、下との境目がはっきりする細いパンツ・まっすぐなパンツ・長めのスカート
太ももの付け根上半身の面が大きく残る細いパンツで、足元を軽く
太ももの中ほどワンピースに近い細いパンツか、脚を出さないタイツ

**腰骨から手のひら1枚ぶん下、だいたい10〜15cm下で止まる丈が、ぽっちゃりさんのオーバーサイズにはいちばん合わせやすい長さです。**それより長いと、下に何をはいても、上半身の面が大きく残ります。腰骨ちょうどで止まる丈は、裾が腰の横で広がりやすいので、前だけ裾を入れて縦の線を作ってください。

袖|肘の少し上で止まるか

オーバーサイズTシャツの袖は、肩線が落ちているぶん、普通のTシャツより下で止まります。袖の止まる位置は、腕の見え方と、上に重ねる服との相性を決めます。

袖の止まる位置見え方重ね着との相性
肘より10cm以上上普通の半袖と変わらないどれとも合わせやすい
肘の少し上腕が長く見えるシャツ・カーディガン・ジャケットの袖に収まる
肘ちょうど袖が横に広がって見える袖口の広いシャツなら収まる
肘より下腕が短く見えることがある上に重ねた服の袖の中でたまる

**肘の少し上、肘から指2本ぶん上で袖が止まるものを選ぶと、秋に上に何かを重ねるときにも袖の中で布がたまりません。**袖が肘より下まで落ちるものは、1枚で着るならゆったり見えますが、重ね着には向きません。

生地の厚み|秋は透けない厚手を土台にする

夏の薄いTシャツは、オーバーサイズにすると布が体に沿って落ち、余りの幅があっても体の線を拾います。秋に着るなら、生地の厚みを先に確かめてください。

手の甲にかぶせたとき生地の厚み秋の向き
指の形がはっきり見える薄い秋には向かない
肌の色がうっすら見える普通下に長袖を重ねれば使える
指の形も肌の色も見えない厚手1枚でも重ね着の土台でも使える
布が硬くて、ほとんど曲がらないとても厚手横に張るので、余りの幅を小さめに

**厚手の生地は、布が縦にまっすぐ落ちるので、余りの幅が同じでも、横への広がりが少なく見えます。**ただし、とても厚くて硬い生地は、布そのものが横に張るので、余りの幅を8cmくらいまでに抑えてください。

生地の表面も見ておきます。表面がつるりとした生地は光を返して、布の面の大きさがそのまま目に入ります。表面に少し凹凸のある編みや、少し起毛した生地は、光が散って面がやわらかく見えます。秋の1枚なら、凹凸のある厚手の生地のほうが、季節にも合って、面の大きさも気になりにくくなります。

首元|詰まった丸首か、少し広い丸首か

オーバーサイズTシャツは、身幅に合わせて首元も広く作られていることがあります。首元の開きで、顔まわりの見え方と、下に重ねた服がどれだけのぞくかが変わります。

首元見え方重ね着
詰まった丸首顔まわりがすっきりまとまる下に重ねた長袖がのぞかない
少し広い丸首首が長く見える下の長袖の首元が少しのぞく
大きく開いた丸首首元が大きく見える下に重ねたものが大きく見える
小さなVネック縦の線ができる下に重ねると首元が重なって見える

秋に下に長袖を重ねるなら、鎖骨の少し上で止まる、詰まり気味の丸首が扱いやすくなります。大きく開いた首元は、1枚で着る日には軽く見えますが、重ね着をすると下の服の首元が大きく見えます。

色|秋の色と、下との明るさの差

上の色秋に合わせる下の色明るさの差見え方
生成り・白黒・紺・深い茶大きい上が軽く、下が引き締まる
淡いグレーチャコール・黒中くらい落ち着いてまとまる
深い緑生成り・ベージュ中くらい秋らしい
からし色紺・黒大きい上に目が集まる
茶・焦げ茶生成り・ベージュ中くらいやわらかくまとまる
黒・紺黒・紺小さい上下が1つの面になる

オーバーサイズTシャツは、上の面が大きいぶん、色の印象も大きく残ります。**明るい色を上に着るときは、下を暗くして、上下の明るさに差をつけてください。**上下ともゆったりした形の日は、上下の明るさをそろえて1つの面にまとめると、全体が落ち着きます。

秋の色を取り入れたいけれど、明るい秋色を上の大きな面に着るのは落ち着かないという人は、Tシャツは生成りやグレーにして、上に重ねるベストやシャツで秋の色を入れてください。大きな面は静かな色に、小さな面で季節の色を、と分けると、色を楽しみながら全体がまとまります。

ボトムとの組み方|細い・まっすぐ・広い

ボトムの形釣り合い合わせ方
細いパンツ上が大きく、下が細い裾は出したまま、足首を見せる
まっすぐなパンツ上下とも縦の線がそろう足首の少し上で止まる丈
裾の広いパンツ上下ともゆったり上下の明るさをそろえる
縦に落ちる長めのスカート上下とも縦に落ちる前だけ裾を入れる
広がる長めのスカート上下とも広がる裾を結ぶか、前だけ入れる
短めのスカート上が重くなる秋はタイツで脚を同じ色に

表の中でいちばん迷いやすいのは、裾の広いパンツと合わせる日です。上下ともゆったりした形は楽ですが、どこにも区切りがないと、全体が1つの大きな箱のように見えます。その日は、上下の明るさをそろえたうえで、靴だけを少し暗くするか、腰に一本の線を作るかのどちらかを足してください。

上が大きいぶん、下は細いかまっすぐな形のほうが、全体の釣り合いが取れます。上下ともゆったりさせたい日は、どちらかの裾を前だけ入れて、腰の位置に一本の線を作ると、全体が四角い面になりません。

裾の始末|出す・前だけ入れる・結ぶ

オーバーサイズTシャツの裾は、基本は出したまま着ます。着丈が合っていれば、出したままでも縦に落ちます。着丈が長いときや、下が広がる形のときは、裾の始末で調節します。

始末向くとき気をつけること
出したまま着丈が腰骨から手のひら1枚ぶん下裾がまっすぐ落ちているか
前だけ入れる着丈が長い日、下がスカートの日入れる幅はおへその前の手のひら1枚ぶん
横で結ぶ下が広がる形の日結び目は腰骨の横に置く
全部入れる高い位置で履くパンツの日身幅の余りが腰でたまらないか

**前だけ入れるときは、入れる幅をおへその前の手のひら1枚ぶんにしてください。**それより広く入れると、脇に向かって布がふくらみ、余りの幅が横に出ます。裾を入れるか出すかの細かい決め方は、冒頭の黒Tシャツの記事で扱っています。

秋の重ね方①|長袖Tを下に重ねる

9月末から10月にかけて、朝晩が涼しくなってきたら、オーバーサイズTシャツの下に長袖のTシャツを重ねます。袖口と裾から、下の長袖が少しのぞく形です。

  • 下の長袖は、体に沿う細身のもの。オーバーサイズの下で布がたまらない
  • 下の長袖の色は、上のTシャツより暗いか、同じ明るさにする
  • 袖口から下の長袖が手首まで出ると、腕の先が細く締まって見える
  • 裾からのぞかせるなら、下の長袖のほうを2〜3cm長くする

**余りの幅が8〜14cmあるオーバーサイズなら、下に薄い長袖を重ねても窮屈になりません。**反対に、余りの幅が6cm以下の場合は、下に重ねると脇の下がきつくなります。

下の長袖は、首元が上のTシャツより詰まっているものを選んでください。上のTシャツの首元から、下の長袖の首元が細い線のようにのぞくと、顔まわりに小さな区切りができます。反対に、下の長袖の首元のほうが開いていると、上のTシャツの首元が浮いて見えます。

秋の重ね方②|シャツを羽織る

オーバーサイズTシャツの上に、前を開けたシャツを羽織ると、縦の線が2本できます。シャツの前の開きが、Tシャツの大きな面を縦に分けてくれます。

  • シャツは、Tシャツより着丈が長いもの。Tシャツの裾がシャツの裾から出ない
  • シャツの身幅は、Tシャツの身幅と同じか、少し大きいもの
  • 前を開けて、袖はひじまでまくる
  • シャツの色は、Tシャツと明るさの差があるもの

シャツは、Tシャツと素材の違うものを選ぶと、重ねたときに2枚の境目がはっきりします。厚手の綿のTシャツには、薄手の織りのシャツを。どちらも厚手だと、重ねた部分が1枚の厚い布のように見えて、縦の線が消えてしまいます。

シャツの肩の縫い目と、Tシャツの肩の縫い目の位置が近いと、重ねたときに肩まわりがもたつきません。肩線が5〜10cm下のTシャツを選んでおくと、たいていのゆったりしたシャツと肩の位置が合います。

秋の重ね方③|ベストを上に重ねる

秋の重ね着で、ぽっちゃりさんのオーバーサイズにいちばん効くのが、上にベストを重ねる組み方です。ベストが胴の横の布を押さえるので、余りの幅があっても、横への広がりが止まります。

ベストの形効き方合うTシャツ
ニットのベスト、着丈は腰骨まで胴の横を押さえて、縦の線を作る着丈が腰骨から手のひら1枚ぶん下
長めのニットのベスト全体を縦に長く見せる着丈が同じくらいか、ベストより短い
前を開けて着るベスト前の開きで縦の線が2本できる余りの幅が15cmを超えるもの
襟のあるベスト顔まわりにきちんとした印象を足す詰まった丸首

**余りの幅が15〜20cmあって横に広がるときも、ベストを重ねれば、布が胴の横で落ち着きます。**ベストの首元は、Tシャツの首元より深く開いたものを選ぶと、首元に2つの線が重なって、顔まわりが明るく見えます。

秋の重ね方④|カーディガンとジャケット

10月の半ばを過ぎて、長袖の上着が欲しくなったら、カーディガンかジャケットを重ねます。上着の中にオーバーサイズの布が入るので、上着の大きさが合っているかが大事になります。

上着選び方気をつけること
薄手のカーディガンTシャツより着丈が長いもの前を開けて、縦の線を作る
厚手のカーディガン肩が落ちる形Tシャツの肩と重なりすぎないか
襟のあるジャケット肩の縫い目が肩先にあるもの袖の中でTシャツの袖がたまらないか
肩の落ちたジャケットTシャツと同じくらい肩が落ちる全体が大きくなりすぎないか

ジャケットを重ねるときは、**試着室にオーバーサイズTシャツを着て行き、その上から袖を通してください。**Tシャツの袖が肘の少し上で止まっていれば、ジャケットの袖の中で布がたまりません。

重ねる順番と枚数

秋の重ね着は、枚数が増えるほど、全体の厚みが増えます。1日の気温に合わせて、何枚まで重ねるかを決めておくと、朝に迷いません。

時期の目安下真ん中上
9月末の暖かい日無しオーバーサイズT無し
10月初めの涼しい朝細身の長袖オーバーサイズT無し
10月半ば無しオーバーサイズTベストかシャツ
10月後半細身の長袖オーバーサイズTベスト
11月初め細身の長袖オーバーサイズTカーディガンかジャケット

**重ねるのは3枚までにしてください。**4枚目を足すと、首元と袖口と裾の3か所で布が重なり、どれがどの服か分からなくなります。

表は目安です。住んでいる地域や、1日のうちに外にいる時間で変わります。朝の気温で迷ったら、1枚少ない組み方で出かけて、羽織りを1枚バッグに入れておくと、昼に暑くなっても調節できます。

足元|靴の甲の重さで釣り合いを取る

上が大きい服の日は、足元の重さで全体の釣り合いが変わります。

靴上との釣り合い合うボトム
甲の低い平たい靴足元が軽い細いパンツ、足首を見せる
厚みのあるスニーカー上と下の重さがそろうまっすぐなパンツ
短いブーツ足元に重さが出る長めのスカート、まっすぐなパンツ
甲の浅いパンプス足元が細く締まる細いパンツ
厚底の靴全体が縦に長く見える裾の広いパンツ

上が大きく下が細い組み方の日は、厚みのある靴で足元に重さを足すと、上だけが大きく見えることがありません。

秋は靴下も見える場所になります。細いパンツで足首を見せる日は、靴下の色をパンツか靴のどちらかにそろえると、足元が1つにまとまります。靴下だけ明るい色にすると、足首に目が集まり、上の大きな面とのあいだに視線が行き来して、全体が落ち着きません。上下ともゆったりした日は、甲の低い平たい靴で足首を見せると、全体が軽くなります。

洗ったあとの縮みと伸び

オーバーサイズTシャツは、洗うたびに少しずつ形が変わります。とくに厚手の綿は、最初の数回で縦に縮み、横に広がることがあります。

変わり方起きやすい生地気をつけること
着丈が縮む厚手の綿買うときに着丈を2〜3cm長めに見ておく
身幅が広がる目の粗い編みの綿余りの幅を小さめに選ぶ
首元が伸びる薄手の生地干すときに首元を引っ張らない
裾がねじれる編み目が斜めになりやすい生地干すときに裾をまっすぐ整える
形がほとんど変わらない化繊の混ざった厚手の生地数字どおりに選んでいい

厚手の綿のオーバーサイズを選ぶときは、着丈を少し長めに、身幅を少し小さめに見ておくと、数回洗ったあとにちょうどよい形に落ち着きます。干すときは、肩を幅のあるハンガーに掛けるか、平らな場所に置くと、肩線の位置が変わりにくくなります。

小物|バッグの大きさで、上の面を分ける

オーバーサイズTシャツの日は、バッグの大きさと持ち方で、上の面の見え方が変わります。

  • 肩から斜めにかけるバッグは、ひもが胸の前に斜めの線を作り、大きな面を分ける
  • 手で持つ小さなバッグは、腰の高さに目を集める
  • 大きな肩かけのトートは、上の面をさらに大きく見せることがある
  • ひもは、Tシャツと明るさの差がある色を選ぶと、線がはっきりする

斜めがけのひもは、Tシャツの色と明るさに差があるものを選ぶと、胸の前に一本の線ができて、面が分かれて見えます。

バッグを手で持つ日は、腰の高さで持つと、目がそこに集まって腰の位置が分かりやすくなります。肘に掛けて胸の高さで持つと、上の大きな面の上にさらに物が重なるので、オーバーサイズの日には避けたほうが落ち着きます。

どちらとも取れるとき①|余りの幅が15cmを超えている

手持ちのオーバーサイズが、すでに余りの幅15cmを超えている場合は、手放す前に重ね方で試してください。

試すこと効き方
上にベストを重ねる胴の横の広がりが止まる
前だけ裾を入れる腰の位置に線ができる
シャツを羽織って前を開ける縦の線が2本できる
下を細いパンツにする上下の差がはっきりする

2つ試しても横に広がって見えるなら、次に買うときは、今の1枚より身幅が5cm以上小さいものを選んでください。今の1枚は、部屋着や、上にベストを重ねる日だけに回します。

どちらとも取れるとき②|長い着丈が好き

太ももの中ほどまで来る長い着丈が好きなら、それを活かす組み方にします。長い着丈は、ワンピースに近い形として扱うと、上半身の面の大きさが気になりません。

  • 下は細いパンツか、脚と同じ色のタイツ
  • 靴は甲の低い平たい靴か、短いブーツ
  • 前だけ裾を入れず、横で結んで腰の位置を作る
  • 上にベストを重ねると、長い着丈でも胴の横が落ち着く

長い着丈は、下を細くするほど、上と下の差がはっきりして、全体が縦に長く見えます。

どちらとも取れるとき③|男性用のサイズを着たい

男性用のTシャツは、身幅だけでなく、肩幅と着丈も大きく作られています。身幅の余りがちょうどよくても、肩線が15cm以上落ちたり、着丈が太ももの中ほどまで来たりします。

男性用を選ぶときは、身幅の余りより先に、**肩線の落ちと着丈を確かめてください。**肩が15cm以上落ちるなら、袖が肘の下まで来て、重ね着に向かなくなります。着丈が長いなら、上の「長い着丈が好き」の組み方にします。

男性用の生地は、女性用より厚手で、首元が詰まっていることが多くあります。その点は秋の1枚として向いています。肩と着丈が合わない場合でも、上にベストを重ねれば肩の落ちが気になりにくくなるので、手持ちに男性用の1枚があるなら、まずはベストと組んで試してみてください。

よくある行き違い

**「大きければ大きいほど、体の線を拾わない」。**余りの幅が20cmを超えると、布が横に広がって、体より服の大きさのほうが目に入ります。体の線を拾わないのは、大きさより生地の厚みのほうです。

**「ぽっちゃりはオーバーサイズを着ないほうがいい」。**余りの幅が8〜14cmで、着丈が腰骨から手のひら1枚ぶん下なら、布がまっすぐ落ちて、ぽっちゃりさんにもよく合います。似合わないと感じたのは、大きさが合っていなかったからかもしれません。

**「サイズ表記を2つ上げれば、オーバーサイズになる」。**同じ表記でも、作りによって身幅が10cm以上違います。表記より、身幅の数字で選んでください。

**「秋になったら、オーバーサイズTシャツはしまう」。**厚手の1枚なら、下に長袖を重ねたり、上にベストやシャツを重ねたりして、11月の初めまで着られます。

装いに活かすなら

オーバーサイズTシャツの大きさは、あなたがいちばん楽に着ている1枚が決めてくれます。まずは平置きして身幅を測り、その数字をメモに残してください。売り場でも通販でも、その数字に8〜14cm足した身幅を探せば、選ぶ時間はかなり短くなります。

秋は、その1枚を土台にして、下に長袖、上にベストかシャツ、寒くなったらカーディガンかジャケット。重ねるのは3枚までと決めておけば、朝の組み方にも迷いません。

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— メグラシ編集部

よくある問い

Q. ぽっちゃりでもオーバーサイズTシャツは似合いますか
似合います。似合わないと感じるときは、たいてい大きさが合っていないか、生地が薄すぎるかのどちらかです。いちばん楽に着ているTシャツを平置きして脇の下の横幅を測り、そこから8〜14cm大きい身幅のものを選んでください。生地は、手の甲にかぶせて指の形が見えない厚さにします。この2つがそろうと、布が体から離れすぎず、落ち方がまっすぐになります。
Q. オーバーサイズTシャツは何サイズ上を買えばいいですか
サイズの表記より、身幅の数字で選んでください。同じ表記でも、作りによって身幅が10cm以上違うことがあります。手持ちのいちばん楽なTシャツの身幅を測っておき、通販や売り場のサイズ表で、その数字より8〜14cm大きい身幅のものを探します。着丈も一緒に見て、腰骨から手のひら1枚ぶん下に収まるかを確かめてください。
Q. オーバーサイズTシャツにはどんなボトムを合わせればいいですか
上が大きいぶん、下は細いかまっすぐな形のほうが釣り合います。細いパンツなら裾まで同じ幅で落ちるもの、まっすぐなパンツなら足首の少し上で止まる丈、スカートなら縦に落ちる長めの丈が合わせやすい形です。上下ともゆったりさせたい日は、上下の色の明るさをそろえて、全体を1つの面にまとめてください。
Q. 秋にオーバーサイズTシャツを1枚で着ても寒くありませんか
9月末から10月の初めまでは、厚手の1枚で過ごせる日も多くあります。朝晩が冷えてきたら、下に長袖Tを重ねるか、上にシャツを羽織ってください。オーバーサイズのTシャツは身幅にゆとりがあるので、下に薄い長袖を重ねても窮屈になりにくく、秋のあいだ長く使えます。

— メグラシ編集部

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胸が大きくても太って見えないコート|前を閉める日と開ける日の選び方

胸に厚みのある人がコートを着て太って見えると感じるとき、見直すのはコートの形の名前より、前を閉めたときのボタンの間の引きと、前を開けたときに内側に見える縦の帯の幅の2つです。寒い朝や屋外の行事で前を閉める日と、電車や屋内で前を開ける日では、合うコートの条件が変わります。身幅のゆとりの出し方、ボタンの位置と胸の頂点、襟の形、着丈、ベルトの高さ、素材の厚み、場面ごとに閉めるか開けるかの決め方、肩に合わせると胸が閉まらないとき、試着で3分でやることまで。

メグラシ編集部/読了 12分
ぽっちゃり150cmの秋コーデ|サイズを上げて余った丈と袖の直し方

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ぽっちゃり150cmの秋コーデ|サイズを上げて余った丈と袖の直し方

身長150cm前後で、身幅に合わせてサイズを上げると、秋服は丈と袖と肩が余ります。ニットの袖が手の甲まで来る、肩線が落ちる、トップスが腰の下まで来る、羽織りの丈が中途半端、コートで足首しか見えない、パンツの裾が靴の上でたまる、ロングスカートの裾を踏む。7つの失敗を、余った長さを測って直せる範囲と、買い直したほうが早い範囲に分けました。身幅と丈でサイズが分かれるとき、通販で試着できないときの決め方も載せています。

メグラシ編集部/読了 12分

"似合う"の輪郭が見えたら、
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