骨格ウェーブ マフラー|首が短いか肩が薄いかで厚みと巻き方を分ける

**骨格ウェーブでマフラーが似合わないと感じたら、まず「首が詰まる」のか「マフラーに着られる」のかを分けてください。**首が詰まるなら首の長さ、着られるなら肩の薄さが原因です。耳たぶの下から肩の上の線までが指3本未満なら「首が短い」側、鏡で見て肩の線が首の付け根から斜めに大きく落ちているなら「肩が薄い」側です。
首が短い人は、たたんだ厚みが指1本以下の薄手のマフラーを選び、首にひと巻きしたら前に垂らしてください。顎の下に指2本の空きが残る高さで巻き終えると、顔と首がつながって見えます。
肩が薄い人は、幅40cm以下の細めのマフラーを選び、肩にかけずに首の周りだけで巻き終えます。量が肩より外にはみ出さなくなり、上半身が埋もれません。首が長く肩も落ちていない人は、ぐるぐる巻きで首元に高さを作ってかまいません。
結論:首の長さと肩の傾きで、量の置き場所が変わる
骨格ウェーブは、上半身が薄く華奢で、首が細く、重心が下にある体型です。そのため「首元にボリュームを足すと良い」と言われることが多く、実際に厚手のマフラーがよく似合う人もいます。
ただし、同じ骨格ウェーブでも、首の長さと肩の傾きは人によってかなり違います。首が短い人が厚手を巻くと顎まで埋まり、肩が薄く落ちている人が大判を巻くと、肩より外に量がはみ出して体が小さく見えます。
| 自分の体 | 厚み | 幅 | 巻き方 |
|---|---|---|---|
| 首が短い | 指1本以下 | 30〜50cm | ひと巻きして前に垂らす |
| 肩が薄い | 中くらいまで | 40cm以下 | 首の周りで完結させる |
| 首が長く肩も落ちていない | 厚手でよい | 制限なし | ぐるぐる巻きで高さを作る |
| 首が短く肩も薄い | 指1本以下 | 30cm前後 | 細く一周して前で結ぶ |
骨格の名前ではなく、自分の首と肩の形でどの行に入るかを決めてください。
指で20秒|首の長さを測る
鏡の正面に立ち、肩の力を抜きます。耳たぶの下の端に人さし指を横にして当て、そこから下に指を重ねて、肩の上の線、つまり首から肩へ曲がる所までで何本入るかを数えます。
- 指3本未満:首が短い側
- 指3〜4本:真ん中
- 指4本以上:首が長い側
あごを上げたり引いたりすると数が変わるので、正面をまっすぐ見た状態で測ってください。髪が長い人は、耳にかけるか後ろにまとめて、首の線が見えるようにします。
鏡で10秒|肩の傾きを見る
次に、鏡に映った肩の線を見ます。首の付け根から肩の先までを結んだ線が、水平に近いか、斜めに大きく下がっているかを確かめます。
わかりにくい人は、両手で肩の先を軽く触ってから、首の付け根を触ってください。肩の先が首の付け根より指2本分以上低ければ、肩が落ちている側です。骨格ウェーブはなで肩の人が多いのですが、肩の厚みや傾きには個人差があります。
首が短い人|厚みは指1本以下にする
首が短い人がたたんだ厚みのあるマフラーを巻くと、首の周りの塊が顎の下まで届き、顔と肩がくっついて見えます。これが「首が詰まる」の正体です。
マフラーを買う前に、半分にたたんで指でつまんでみてください。厚みが指1本分以下なら、首の短い人でも顎の下に空きを残せます。素材は、薄くて柔らかいウールや、目の細かいカシミヤ混など、巻いても嵩が出にくいものを選びます。
ふわふわと毛足の長い素材は、厚み以上に嵩が出るので、首の短い人には量の調整が難しくなります。
首が短い人|ひと巻きして前に垂らす
巻き方は、首にひと巻きしたら、両端を前に縦に垂らす形が基本です。首の周りの塊が1周分だけになり、垂らした端が胸の上に縦の線を作るので、首が長く見えます。
巻き終えたら、顎の下とマフラーの間に指を入れてみてください。指2本分の空きが残っていれば、顔と首がつながって見えます。指が入らないほど詰まっている場合は、巻く位置を少し下げて、鎖骨の上に乗せるようにします。
ぐるぐると2周以上巻く巻き方や、首の前で大きな結び目を作る巻き方は、首の短い人には量が多すぎます。
肩が薄い人|幅は40cm以下にする
肩が薄く落ちている人が、幅の広い大判ストールを巻くと、布が肩の外側まで広がり、肩の位置がわからなくなります。上半身がマフラーの中に埋もれて、体が小さく見える。これが「マフラーに着られる」の正体です。
マフラーは、広げた幅が40cm以下の細めのものを選んでください。巻いたときに、量が肩の幅より内側に収まります。大判を持っている場合は、縦に2〜3回折って、幅を細くしてから巻きます。
肩が薄い人|肩にかけず、首の周りで完結させる
肩が落ちている人は、マフラーやストールを肩にかけても止まる場所がなく、時間とともにずり落ちてきます。巻き方は、肩にかけずに首の周りだけで完結する形を選んでください。
- 首に一周させて、前で軽く結ぶ
- 二つ折りにして首にかけ、輪に両端を通す
- 首に一周させて、片方の端を反対の肩の後ろに回して挟む
どれも、量が首の周りに集まり、肩から外にはみ出しません。首元に高さが出るので、肩が薄い人の上半身にちょうどいい量が足されます。
首が長く肩も落ちていない人|高さを作ってよい
首が長く、肩もあまり落ちていない骨格ウェーブの人は、マフラーで首元に高さを作ると、上半身にボリュームが足されてバランスが良くなります。厚手のマフラーを2周以上ぐるぐる巻いても、顎の下に空きが残るなら問題ありません。
ただし、首元の塊の幅は、顔の幅までに抑えてください。顔より大きな塊になると、首から上だけが重く見え、下半身の重心と離れて体が分断されます。巻き終えたら、鏡で塊の左右の端が顔の輪郭より外に出ていないかを確かめます。
首が短く、肩も薄い人|細く一周させる
いちばん迷いやすいのが、首が短く、肩も薄い人です。厚手を巻くと首が詰まり、大判を巻くと肩が埋もれるので、量を置ける場所がほとんどありません。
この場合は、幅30cm前後の細く薄いマフラーを、首にひと巻きして前で小さく結んでください。結び目は鎖骨の中央より少し下に置き、端は短めに垂らします。首元にほんの少しの量と、胸の上に縦の線ができ、首も肩も埋もれません。
それでも首元が寂しいと感じるなら、マフラーの色を明るくして、量ではなく色で首元を目立たせる方法もあります。
どちらとも取れる人|真ん中の指3〜4本の場合
首の長さが指3〜4本の真ん中の人は、厚みより、巻く高さで調整してください。
まず、中くらいの厚みのマフラーを首にひと巻きして、鏡から2歩下がって見ます。顎の下が詰まって見えるなら、巻く位置を鎖骨の上まで下げる。首元が寂しく見えるなら、もう一周巻いて高さを足す。この2択で、ほとんどの場合は決まります。
肩の傾きも真ん中くらいで迷う人は、コートを着た状態で確かめるのが確実です。コートの肩の線が、マフラーの端より外に見えていれば、そのままの幅で大丈夫です。マフラーの端がコートの肩より外にはみ出しているなら、幅を細くします。
コートの襟と合わせる|襟の形で巻き方を変える
マフラーは単体ではなく、コートの襟と重なって首元の量が決まります。
- テーラード襟やステンカラー:襟の内側にマフラーを収めると、襟とマフラーの量が重なる。首が短い人は、襟の外に出して前に垂らす
- ノーカラー:首元が空いているので、首が短い人も長い人も合わせやすい。首が長い人は高さを足して空きを埋める
- フードやボアの襟:襟自体に量があるので、マフラーは細く薄いものにするか、外す
骨格ウェーブに合うコートの丈や絞りは、ウェーブ体型のコートで扱っています。
長さの目安|端はおへその上で止める
骨格ウェーブは、下半身に重心が寄りやすい体型です。マフラーの端を長く垂らすと、腰骨より下まで線が伸びて、重心がさらに下がって見えます。
前に垂らす巻き方なら、端がおへその上あたりで止まる長さが目安です。長いマフラーは、一周多く巻くか、端を内側に折り込んで長さを調整してください。端が左右で少しずれていると、縦の線が2本に分かれて、首元に動きが出ます。
手持ちのマフラーが合わないとき
いま持っているマフラーが厚すぎる、大きすぎるという場合も、すぐに買い替えなくて大丈夫です。
厚すぎるマフラーは、首に巻かずに、二つ折りにして肩の後ろからかけ、前に縦に垂らすだけにします。首の周りの塊がなくなり、厚みが胸の上の縦の線に変わります。大きすぎる大判は、縦に3回折って細くしてから巻くか、コートの内側に入れて前だけを見せてください。
マフラー以外の首元の選び方は、骨格診断別のスカーフ・ストールも参考になります。
まとめ|先に首と肩を見てから、マフラーを選ぶ
- 首が短い(指3本未満):厚みは指1本以下、ひと巻きして前に垂らし、顎の下に指2本の空きを残す
- 肩が薄い:幅40cm以下、肩にかけずに首の周りで完結させる
- 首が長く肩も落ちていない:厚手でぐるぐる巻きにしてよい。塊の幅は顔の幅まで
- 首が短く肩も薄い:幅30cm前後の細いマフラーを、ひと巻きして前で小さく結ぶ
骨格ウェーブにどんなマフラーが合うかは、骨格の名前より、首の長さと肩の傾きで決まります。指で測った本数と肩の落ち方を覚えておけば、売り場で手に取る1本に迷わなくなります。
よくある問い
- Q. 骨格ウェーブは厚手のマフラーが似合わないのですか
- 似合わないのではなく、首と肩の形によって量の上限が違います。首が長い人は、厚手を巻いて首元に高さを作ると上半身にボリュームが足されて、むしろバランスが良くなります。首が短い人や肩が薄い人が厚手を巻くと、顎まで埋まるか、肩より外に量がはみ出して、マフラーに着られた印象になりやすいだけです。
- Q. 大判ストールを肩にかけると、肩がずり落ちてきます
- 肩の傾きが大きい人は、大判を肩にかけても止まる場所がありません。肩にかけずに、首に一周させて前で結ぶか、片方の端を反対の肩の後ろに回して首の周りで完結させてください。どうしても肩にかけたいときは、コートの襟の内側に端を挟むと止まります。
- Q. ノーカラーのコートとマフラーの相性が悪い気がします
- ノーカラーのコートは首元が空いているので、首が短い人にはむしろ合わせやすい形です。マフラーを襟の内側に収めて、前に縦に垂らすと首元が詰まりません。首が長い人は、ノーカラーの開きにマフラーで高さを足すと、首と胸の間の空きが埋まって上半身が寂しく見えなくなります。
- Q. マフラーの長さはどれくらいがいいですか
- 骨格ウェーブは下半身に重心が寄りやすいので、垂らした端が腰骨より下まで来ると重心がさらに下がります。前に垂らす巻き方なら、端がおへその上あたりで止まる長さが目安です。長いマフラーは一周多く巻くか、端を内側に折り込んで長さを調整してください。
— メグラシ編集部





